JP2000339592A - メーデーシステム - Google Patents

メーデーシステム

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JP2000339592A
JP2000339592A JP14539999A JP14539999A JP2000339592A JP 2000339592 A JP2000339592 A JP 2000339592A JP 14539999 A JP14539999 A JP 14539999A JP 14539999 A JP14539999 A JP 14539999A JP 2000339592 A JP2000339592 A JP 2000339592A
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JP
Japan
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vehicle
stolen vehicle
control signal
identification device
stolen
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Application number
JP14539999A
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English (en)
Inventor
Atsushi Tabata
淳 田端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔地より盗難車の制御を行うメーデーシス
テムにおいて、より早期に盗難車を確保する。 【解決手段】 盗難車に制御命令を送信するメーデーセ
ンター11より、盗難車12の変速比を高速段に固定す
る制御命令を送信し、盗難車12の速度又は自車位置を
基に停止するか否かを判断する手段を盗難車12に設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線通信を用い
て盗難車の制御を行うメーデーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の盗難事故が多発している
という問題がある。仮にこの盗難車の居場所が分かって
も、この間に盗難車が移動してしまうと、追跡が大変と
なってしまう可能性がある。この対策として、通信手段
を用いて対象となる盗難車に対して制御を行うことので
きるメーデーシステムの利用が注目されている。メーデ
ーシステムは当初は遠隔地で事故又は遭難にあった自動
車の場所の特定や、運転者の安否を確認することを目的
としていたが、この機能を応用することで盗難事件発生
後の盗難車の位置特定及び盗難車の拘束を実現できる点
で自動車の盗難事件対策に有用であると考えられる。
【0003】メーデーシステムでは盗難車を拘束する方
法として、遠隔操作による盗難車の制御を実施する。盗
難にあった自動車に対し遠隔操作で制御を行う方法は例
えば特開平7−264315号公報及び特開平8−30
7955号公報で紹介されている。特開平7−2643
15号公報に係る発明は、電話機よりパスワード及びコ
マンドを入力して、盗難車に搭載された携帯電話等に送
信し、携帯電話に接続されたコントロール部がこれを受
信すると、パスワードが正しいかを判定した上でコマン
ドを実行し、車両停止を行うものである。また特開平8
−307955号公報に係る発明は、特定の電話機から
呼出を受けた場合、盗難車に搭載された電話部がこれを
受信すると、盗難車のエンジンを停止し、盗難車の現在
位置を知らせるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来では、遠隔地より
盗難車の移動に対して行う制御は、エンジン停止により
車両を停止させる方法が一般的であった。これは車両を
強制的に急停止させるものであり、この制御を実施させ
るには場所上の制約があった。
【0005】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、遠隔地から盗難車に対し制御を
行う際に、より使用性の向上したメーデーシステムを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るメーデー
システムは、無線通信手段を用いて対象となる車両に変
速比を高速比に固定する旨の動作制御信号を送信するメ
ーデーセンターを有することを特徴とするものである。
【0007】また、前記無線通信手段で送信される動作
制御信号を受信し、前記動作制御信号に含まれる前記車
両への制御命令を識別し、前記車両に制御命令を実施さ
せる機能を有する識別装置を前記車両に搭載するもので
ある。
【0008】また、前記識別装置は、前記メーデーセン
ターより前記車両を停止する旨の動作制御信号を受信す
ると、前記識別装置が搭載された車両の速度又は車両の
現在位置を基に前記車両を停止するか否かを判断するこ
とを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に従って説明する。
【0010】図1は本発明の実施の形態に係るメーデー
システムの模式図である。メーデーセンター11は、無
線通信手段を用いた無線通信により、盗難車12に制御
信号を送信する機能を有する。ここで制御信号には、送
信先及び送信元の情報、盗難車12に対する制御命令が
含まれる。メーデーセンター11には、監視の対象とな
る自動車が登録されており、盗難車12が登録されてい
る自動車であれば、メーデーセンター11からの遠隔制
御が可能である。またメーデーセンター11は、盗難車
12の種々の制御に応じた制御信号を発信することがで
きる。盗難車12には、識別装置(図示せず)が搭載さ
れており、識別装置はメーデーセンター11から発信さ
れた制御信号を受信し、制御信号から盗難車12に対す
る制御を識別し、盗難車12に制御を実行させる機能を
有する。制御には、盗難車12の駆動に関連する制御も
含まれている。また盗難車12にはGPS等のナビゲー
ションシステム(図示せず)も塔載しており、盗難車1
2の位置情報を識別装置に提供できる。図2は識別装置
の処理動作を示すフローチャートである。以下、図を用
いて、盗難車12を停止させる際の実施の形態のメーデ
ーシステムの動作について説明する。
【0011】盗難車12のオーナーは、車が盗難にあっ
た旨をメーデーセンター11に通報する。通報を受けた
メーデーセンター11では、盗難車12が登録されてい
ることを確認し、無線通信手段を用いて盗難車12に向
けて盗難車12を停止させるための一連の制御命令を含
む制御信号を発信する。制御信号には、盗難車12の変
速機の制御、ウインカーの点灯、盗難車12の停止命令
が含まれ、この順で実施される。
【0012】盗難車12に向けて発信された制御信号
は、盗難車12の識別装置にて受信される。制御信号を
受信した識別装置は動作を開始し(ステップ201)、
受信した制御信号の入力処理を行う(ステップ20
2)。識別装置での処理の結果、制御信号の送信元の情
報からメーデーセンター11より発信されたものであり
(ステップ203)、送信先の情報から自車である盗難
車12に向けて発信されたものであると判断された場合
(ステップ204)、識別装置は制御信号から一連の制
御命令を読み取り(ステップ205)、命令に従い最初
に盗難車12の変速機を制御する(ステップ206)。
ステップ206で実施される制御により、盗難車12の
変速比は高速側に固定される。この制御によって、盗難
車12の駆動能力を低減させ、盗難車12の移動能力を
低下させることができる。つまり盗難車12が道路上で
一旦停止し、再発信すると、盗難車12は加速しづらく
なり、低速での移動を強いられることになる。ステップ
206において、盗難車12の変速比は、運転手すなわ
ち盗難車12を盗んだ者によって変えられないように固
定される。すなわち盗難車12のシフトレバーを動かし
ても、マニュアルダウンシフトは発生せず、高速比に固
定される。
【0013】次に識別装置はステップ205で読み取ら
れた命令を基に、盗難車12のウインカーを強制的に点
灯させ(ステップ207)、盗難車12は盗まれたもの
であることを周囲に知らせる。ステップ207におい
て、識別装置は、同時に強制的にクラクションを鳴らす
ようにしてもよい。
【0014】次に識別装置はステップ205で読み取ら
れた命令を基に、盗難車12はエンジン停止許可領域を
走行しているか否かを判断する(ステップ208)。こ
こでエンジン停止許可領域とは、盗難車12を急停止さ
せることが好ましくないと識別装置が判断する領域のこ
とであり、例として交差点又は高速道路は対象でない。
識別装置は、盗難車12の位置チェック及び走行状態チ
ェックによる結果を基に、エンジン停止許可領域か否か
を判断する。識別装置は、盗難車12に搭載されたナビ
ゲーションシステムを基に盗難車12の位置チェックを
行い、盗難車12が急停止することが好ましくない場所
にいることを認識すれば、盗難車12はエンジン停止許
可領域を走行中でないと判断する。また識別装置は、盗
難車12の走行速度を基に走行状態チェックを行い、盗
難車12が一定速度以上で走行中と認識すれば、盗難車
12はエンジン停止許可領域を走行中でないと判断す
る。識別装置は、盗難車12の位置チェック又は走行状
態チェックによるエンジン停止許可領域のそれぞれの判
断基準をあらかじめ設定できる機能を設けてもよい。
【0015】盗難車12はエンジン停止許可領域を走行
中と判断した場合、識別装置はエンジンを停止させ、電
子制御スロットルを閉じるよう制御を行う(ステップ2
09)。ステップ209において、盗難車12が電気自
動車又はハイブリッドカーの場合、識別装置はモーター
トルクを低下させるよう制御してもよい。
【0016】次に識別装置は、エンジン等の駆動装置が
停止したことを確認し、エンジン強制停止モードに固定
するように制御する(ステップ210)。ステップ21
0の制御により、メーデーセンター11からの制御解除
の制御信号が発信されない限り、いかなる手段によって
も盗難車12のエンジンは始動しない。以上の識別装置
を介した制御により、盗難車12は最終的に完全停止す
ることになる。ステップ210の制御が実施された後、
識別装置は再びメーデーセンター11より制御信号を受
信する状態に戻る(ステップ212)。
【0017】ステップ208において、識別装置が盗難
車12はエンジン停止許可領域を走行中でないと判断し
た場合、識別装置は命令を延期して、エンジンをそのま
ま稼動させておく(ステップ211)。識別装置は再び
メーデーセンター11より制御信号を受信する状態に戻
る(ステップ212)。以上が盗難車12を停止させる
際の実施の形態のメーデーシステムの動作である。
【0018】この実施の形態において、メーデーセンタ
ー11より盗難車12の変速比を高速比に固定する制御
を実施することにより、盗難車12の駆動能力を低減さ
せ、移動速度を落とすことができる。この制御によって
盗難車12の行動範囲が狭まるため、盗難車12の居場
所の早期特定の効果が期待される。また、盗難車12が
エンジン停止許可領域を走行中でないと判断した場合、
エンジンを停止する制御を併せて実施することによっ
て、従来の盗難車を急停止させる制御と比較して、盗難
車12をより早く確保することが可能となる。
【0019】実施の形態のメーデーシステムにおいて、
盗難車12の変速機は、有段でも無段(CVT)でもど
ちらでもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るメー
デーシステムによれば、盗難にあった車両に対してメー
デーセンターより変速比を高速比に固定する制御命令を
送信することにより、車両の走行能力を低減させ、車両
の速度を落とすことができる。
【0021】さらに、メーデーシステムから発信される
制御命令を受信し、車両に対し制御を実施する識別装置
を車両に搭載し、識別装置は車両の速度又は車両の現在
位置を基にエンジンを停止するか否かを判断する機能を
設けることで、より早期に盗難車を確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態で示されるメーデーシ
ステムの模式図である。
【図2】 この発明の実施の形態の識別装置のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
11 メーデーセンター、12 盗難車。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信手段を用いて対象となる車両
    に変速比を高速比に固定する旨の動作制御信号を送信す
    るメーデーセンターを有することを特徴とするメーデー
    システム。
  2. 【請求項2】 前記無線通信手段で送信される動作制
    御信号を受信し、前記動作制御信号に含まれる前記車両
    への制御命令を識別し、前記車両に制御命令を実施させ
    る機能を有する識別装置を前記車両に搭載することを特
    徴とする請求項1に記載のメーデーシステム。
  3. 【請求項3】 前記識別装置は、前記メーデーセンタ
    ーより前記車両を停止する旨の動作制御信号を受信する
    と、前記識別装置が搭載された車両の速度又は車両の現
    在位置を基に前記車両を停止するか否かを判断すること
    を特徴とする請求項2に記載のメーデーシステム。
JP14539999A 1999-05-25 1999-05-25 メーデーシステム Pending JP2000339592A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003118550A (ja) * 2001-10-12 2003-04-23 Denso Corp 車両停止制御システム及び車両制御装置
JP2003196764A (ja) * 2001-12-25 2003-07-11 Fujitsu Ten Ltd 車両盗難防止装置、及び車両盗難防止システム
JP2004220258A (ja) * 2003-01-14 2004-08-05 Its Sogo Kenkyusho:Kk 電子ナンバープレートと車両搭載機器とからなるデータ送受信システム
JP2005075302A (ja) * 2003-09-03 2005-03-24 Denso Corp 車両盗難防止装置
US7466216B2 (en) 2004-02-16 2008-12-16 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Security control system
CN102390348A (zh) * 2005-02-22 2012-03-28 丰田自动车株式会社 车辆遥控装置和方法

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