JP4401268B2 - 出力バッファ回路及び半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置の出力バッファ回路に関し、特にプリエンファシス機能を有する出力バッファ回路に関する。
近年のブロードバンド化、高速化に伴い、シリアル伝送における伝送波形の劣化は重要な問題となってきている。プリエンファシス機能とは、パタン依存での伝送劣化を防ぐため、信号の変化時の送信側振幅を強調し、受信側の波形を改善する技術である。GHzクラスの伝送においては、表皮効果、誘電損失は伝送路の距離当たりの信号減衰量の対数が周波数の対数に比例して増大していくため、プリエンファシスが必要不可欠となる。
プリエンファシスは、プリエンファシスが効いてる時と、効いてない時で、信号レベルが異なるため、動作周波数が高くなるにつれて、その遅延差がジッタとなって現れ、最終的に、eye開口スペックに支障をきたすため、プリエンファシス機能を使用している時の、ジッタを削減する手段が必要となる。
ところで、低電圧で動作可能で、伝播遅延時間が小さく高速動作に適したプリエンファシス機能を有する出力バッファ回路として、例えば特許文献1には、図9に示すような構成が開示されている。図9を参照すると、第1のバッファB1は、ソース電極が高位電源VDDに接続された第1のPチャネル電界効果トランジスタP1と、ソース電極が低位電源VSSに接続された第1のNチャネル電界効果トランジスタN1とからなり、第2のバッファB2は、ソース電極が高位電源VDDに接続された第2のPチャネル電界効果トランジスタP2と、ソース電極が低位電源VSSに接続された第2のNチャネル電界効果トランジスタN2と、からなり、第1のPチャネル電界効果トランジスタP1の駆動能力は、第2のNチャネル電界効果トランジスタN2の駆動能力よりも大きく、第1のNチャネル電界効果トランジスタN1の駆動能力は、第2のPチャネル電界効果トランジスタP2の駆動能力よりも大きく設定されている。図9において、Lは伝送線路であり、その始端は、バッファ回路の出力端子TOUTに接続され、その終端は、受信側の受信端子TRVに接続されている。Rtは終端抵抗である。
図11は、図9の出力バッファ回路の入力信号、出力信号の一例を示す図である。図9において、端子TAには、図11のカレントビット信号SO1が入力され、端子TBには、反転プレビット信号SO2が入力される。この反転プレビット信号SO2はカレントビット信号SO1を反転させ、1bitシフトさせたものである。端子TA、TBに、信号SO1,SO2を入力すると、出力バッファ回路の出力端子TOUTには、図11の出力信号SOUTのような出力波形が得られる。信号SO1、SO2の各bitが(1、1)、又は、(0、0)の時、出力信号SOUTはVoh1又はVol1レベルになり、SO1、SO2のbitがそれぞれ(1、0)又は(0、1)の時、SOUTはVoh2又はVol2レベルになる。カレントビット信号SO1が0から1に、1から0に切り替わる1bitだけ、出力信号SOUTにより強調され、伝送路損失による低減分を、予めドライバ(出力バッファ)側で強調して送り出す構成とされている。カレントビット信号SO1の0から1への遷移時には、レベルVol2からレベルVoh1(>Voh2)に遷移し(プリエンファシスされる)、カレントビット信号SO1の1から0への遷移時には、レベルVoh2からレベルVol1(<Vol2)に遷移している(プリエンファシスされる)。
図10は、特許文献1に開示されている別の構成であり、図9の構成に対して、出力バッファB2において、Pチャネル電界効果トランジスタP3、Nチャネル電界効果トランジスタN3を、Pチャネル電界効果トランジスタP2のソース電極と高位電源VDD、Nチャネル電界効果トランジスタN2のソース電極と低位電源VSSにそれぞれ挿入し、端子TSからの信号をインバータINV3で反転した信号をPチャネル電界効果トランジスタP3のゲート電極に入力し、端子TSからの信号をNチャネル電界効果トランジスタN3のゲート電極に入力し、オン・オフ制御するスイッチ機能を持たせている。
特開2002−94365号公報(第1図、第4図)
図11からも容易に理解できるように、伝送すべき論理信号が変化したときは必ず一定期間プリエンファシスオンの状態になる。しかし、論理信号が変化する直前は、プリエンファシスがオンの場合とオフの場合とがある。この論理信号が変化する直前にプリエンファシスがオンであるか、オフであるかの違いにより、論理信号が変化する直前のスタート地点となる電圧が異なることとなり、ジッタの原因となる。たとえば、図11の出力信号SOUTがローレベルからハイレベルに変化するときに、直前にプリエンファシスがオフであれば、SOUT信号は、Vol2からスタートすればよいのに対して、直前にプリエンファシスオンであれば、SOUT信号は、Vol1からスタートしなければならず、ハンディキャップをつけたスタートとなり当然にSOUT信号が立ち上がるまでのタイミングは遅れる。また、同様に、出力信号SOUTがハイレベルからローレベルに変化するときも、直前にプリエンファシスがオフであれば、SOUT信号は、Voh2からスタートすればよいのに対して、直前にプリエンファシスオンであれば、SOUT信号は、Voh1からスタートしなければならず、SOUT信号の立下るまでのタイミングは遅れる。
なお、プリエンファシス機能を使用するような高速伝送の領域ではノイズ耐性に優れてる差動信号伝送が一般的である。この差動信号を誤りなく高速に伝送するためには、差動の正と負の信号により囲まれた領域をできるだけ広く確保する必要がある。この領域はeye開口と呼ばれている。
ここで、図12、図13を参照して、eye開口とそのスペックについて説明しておく。図12は、eye開口スペックの概要図であり、代表的なeye開口スペックである。1bit=1UI(Unit Interval)とし、幅Wa、Wb、振幅Haなどが定義されている。
図13は、シミュレーション波形とeye開口スペックとの関係を示す図である。図のようにシミュレーション波形がeye開口スペック(中間の6角形)の外側にあり、eye開口を横切っていなければ、スペックを満足することになる。
次に、プリエンファシス機能のない出力バッファとプリエンファシス機能つき出力バッファを差動で用いた場合のeye開口スペックと出力波形について図面を用いてより詳しく説明する。
図14は、プリエンファシス機能無し時の出力波形の概略を示す図であり、TrueとBarは、差動信号の正転信号と反転信号をそれぞれ表している。Eyeパターンは、図14で1bitのデータで区切り、それを重ね合わせたものである。
図15は、プリエンファシス機能有り時の出力波形概略図であり、図14の出力信号にプリエンファシスを効かせたものである。True、Bar信号と共に、1bit分プリエンファシスがかかっている状態を示す。
図16は、図15の(1)の部分拡大図である。図16は、プリエンファシスを効かせたときの出力波形を表す。すでに説明したようにプリエンファシスを効かせた時(プリエンファシス・オン)の状態から出力波形が反転する場合とプリエンファシスを効かせない時(プリエンファシス・オフ)の状態から出力波形が反転する場合で、出力波形のスタート電位が異なることから波形の立ち上がりと立ち下りに遅延差が生じ、それがジッタとなって表れてしまう。
ジッタが増加すると、必然的にeye開口も小さくなり、受信端で認識できる信号レベルは劣化し、所望の伝送速度を満足出来なくなる。
また、伝送媒体、伝送速度によって信号の減衰量が異なるため、プリエンファシスのレベルは可変出来るように設計することが一般的である。例えば、減衰量の少ない伝送媒体、もしくは伝送距離が短い、伝送速度が遅い場合等において、プリエンファシスの効きを弱くするか、もしくはプリエンファシス機能を使用せず、伝送速度が速い場合は、プリエンファシスの効きを強くする等の制御も行われる。
図17は、プリエンファシス機能無し時のシミュレーション出力波形図であり、プリエンファシスがオンの時のレベルを小さくし、プリエンファシスがオフの時と同程度にしたものである。立ち上がり、立ち下りのタイミングが同じであることから、ジッタは少ない。すなわち、伝送線路の遅延を考えなければ、プリエンファシス機能つきの方が、ジッタ特性はより厳しくなることがわかる。
図18(A)は、図17のプリエンファシス機能時に、半導体の製造プロセスのバラツキ、測定等のバラツキを考慮するとジッタが大きくなる理由を説明するための模式図である。図18(B)は、図16のプリエンファシス機能有り時に、半導体の製造プロセスのバラツキ、測定等のバラツキを考慮することによりジッタが大きくなる理由を説明するための模式図である。図18(A)と図18(B)を対比すれば容易に理解できるように、プリエンファシスがオフのときに比べて、プリエンファシスがオンのときに、波形の立ち上がり、立ち下がり時間に遅延差が生じて、ジッタが増大する。
したがって、本発明は、上記課題を解決すべく創案されたものであって、その目的は、プリエンファシス機能を有し、ジッタを低減する出力バッファ回路を提供することにある。
本願発明は、前記目的を達成するため、概略以下の構成とされる。
本発明に係る出力バッファ回路は、出力信号の変化時に容量によるカップリングを生じさせることによって、ジッタを低減するようにしたものである。本発明の1つのアスペクト(側面)に係る出力バッファ回路は、論理信号が変化したときに一定期間プリエンファシスして伝送線路を駆動する機能を有する出力バッファ回路であって、前記論理信号が変化する直前のプリエンファシス・オンオフの差異に起因するジッタを抑制するように、出力バッファの入力側と出力側との間に容量を接続したことを特徴とする。
本発明に係る出力バッファ回路においては、第1の論理信号を入力し前記伝送線路を駆動する第1のバッファ回路と、前記第1の論理信号に対して所定の論理関係にある第2の論理信号を入力し、出力が前記第1のバッファ回路の出力と共通接続されたバッファと、前記バッファと電源間に接続され、制御端子に入力される信号に基づき、オン・オフ制御される少なくとも1つのスイッチを備えた第2のバッファ回路と、前記第1のバッファ回路の入力端子と、前記第2のバッファ回路の前記バッファと前記スイッチの接続点との間に接続される少なくとも1つの容量と、を備えた構成としてもよい。
本発明に係る出力バッファ回路においては、第1の論理信号を入力して前記伝送線路を駆動する第1のバッファ回路と、前記第1の論理信号に対して所定の論理関係にある第2の論理信号を入力し、出力が前記第1のバッファ回路の出力と共通接続されたバッファと、前記バッファと電源間に接続され、制御端子に入力される信号に基づき、オン・オフ制御される少なくとも1つのスイッチを備えた第2のバッファ回路と、前記第2のバッファ回路の前記スイッチの制御端子と、前記バッファと前記スイッチとの接続点間に接続される容量と、を備えた構成としてもよい。
本発明に係る出力バッファ回路においては、第1の論理信号を入力して前記伝送線路を駆動する第1のバッファ回路と、前記第1の論理信号に対して所定の論理関係にある第2の論理信号を入力し、出力端子が前記第1のバッファ回路の出力端子と共通接続された第2のバッファ回路と、前記第1のバッファ回路の入力端子と、前記第1及び第2のバッファ回路の共通接続された出力端子との間に接続される容量と、を備えた構成としてもよい。
本発明に係る出力バッファ回路においては、前記容量を配線間容量で構成してもよい。前記配線間容量を規定する配線間隔を切り替えることで、前記容量の容量値を選択自在とした構成としてもよい。
本発明の他のアスペクトに係る半導体装置は、出力バッファ回路として、上記した本発明に係る出力バッファ回路のいずれかを備えている。
本発明によれば、プリエンファシス機能を備えた出力バッファ回路において、出力信号の変化時に容量によるカップリングを生じさせることによって、ジッタを低減できる。また、本発明によれば、クロストークを活用する容量結合の工夫を行うことで、出力端子容量の増加を抑制しつつ、ジッタを低減することもできる。
本発明を実施するための最良の形態について説明する。本発明は、プリエンファシス機能(パタン依存での伝送劣化を防ぐ為、信号の変化時の送信側振幅を強調し、受信端の波形を改善する)を具備した半導体集積回路の出力(I/O)回路において、出力信号の変化時に容量によるカップリングを生じさせることによって、高速伝送時のジッタを低減している。
本発明の一実施の形態に係る出力バッファ回路は、図1を参照すると、第1の論理信号を入力して前記伝送線路(L)を駆動する第1のバッファ回路(反転バッファ回路(T1、T2))(M1)と、前記第1の論理信号に対して所定の論理関係にある第2の論理信号を入力し、出力が前記第1のバッファ回路の出力と共通接続された反転バッファ(T4,T5)と、反転バッファ(T4,T5)の第1の端子(T4のソース電極)と第1の電源(VDD)間に接続され、制御端子に入力される信号に基づき、オン・オフ制御される第1のスイッチ(T3)と、反転バッファ(T4,T5)の第2の端子(T5のソース電極)と第2の電源(VSS)間に接続され、制御端子に入力される信号に基づき、第1のスイッチ(T3)と連動してオン・オフ制御される第2のスイッチ(T6)とを備えた第2のバッファ回路(M2)と、を備え、第1のバッファ回路(M1)の入力端(AA)と第2のバッファ回路(M2)の反転バッファ(T4,T5)と第1のスイッチ(T3)の接続点(AC)の間、第1のバッファ回路(M1)の入力端(AA)と第2のバッファ回路(M2)の反転バッファ(T4,T5)と第2のスイッチ(T6)の接続点(AD)との間に、それぞれ、第1、第2の容量(Z1、Z2)を備えている。
本実施形態に係る半導体装置によれば、容量(Z1、Z2)は、例えば配線間容量よりなり、配線間隔を切り替えることで、最適な容量値を選択自在とする構成としてもよい。以下、実施例に即して説明する。
図1は、本発明の一実施例の構成を示す図である。図1を参照すると、端子Aに入力される信号をインバータINV1で反転した信号を入力とする第1のバッファM1は、ソース電極が高位電源VDDに接続された第1のPチャネル電界効果トランジスタT1と、ソース電極が低位電源VSSに接続された第1のNチャネル電界効果トランジスタT2とからなり、電界効果トランジスタT1、T2のゲート電極はインバータINV1の出力端子に共通接続され、ドレイン電極同士の接続ノードは、出力端子Dに接続されている。端子Bに入力される信号をインバータINV2で反転した信号を入力とする第2のバッファM2は、ソース電極が高位電源VDDに接続された第2のPチャネル電界効果トランジスタT3と、ソース電極が第2のPチャネル電界効果トランジスタT3のドレイン電極に接続された第3のPチャネル電界効果トランジスタT4と、ソース電極が低位電源VSSに接続された第2のNチャネル電界効果トランジスタT6と、ソース電極が第2のNチャネル電界効果トランジスタT6のドレイン電極に接続された第3のNチャネル電界効果トランジスタT5と、を備え、電界効果トランジスタT4、T5のゲート電極はインバータINV2の出力端子に共通接続され、ドレイン電極同士の接続ノードは、出力端子Dに接続されている。第2のPチャネル電界効果トランジスタT3のゲート電極には、端子Cからの信号をインバータINV4で反転した信号が入力され、第2のNチャネル電界効果トランジスタT6のゲート電極には、インバータINV4の出力をインバータINV3で反転した信号が入力され、電界効果トランジスタT3、T6は、端子Cの信号がHIGHレベルのときオンし、端子Cの信号がLOWレベルのときオフするスイッチとして機能する。
さらに、第1のバッファM1の電界効果トランジスタT1、T2のゲート電極の共通接続ノード(AA)と、第2のバッファM2の第2のNチャネル電界効果トランジスタT6のドレイン電極と第3のNチャネル電界効果トランジスタT5のソース電極の接続ノード(AD)とは容量Z1を介して接続され、電界効果トランジスタT1、T2のゲート電極の共通接続ノード(AA)と、第2のバッファM2の第2のPチャネル電界効果トランジスタT3のドレイン電極と第3のPチャネル電界効果トランジスタT4のソース電極の接続ノード(AC)とは容量Z2を介して接続されている。
図1のノードA、ノードBには、例えば図7に示すノードA、Bの信号波形が入力される。ここでは、ノードA、ノードBへ同一の信号を入力している。図1のノードCには、図7にノードCとして示す信号が入力される。図1のノードA、ノードBへの入力信号とノードCへの入力信号が、図7の領域F(ノードA、B、ノードCはHIGHレベルに遷移)に示すような状態の場合、図1のインバータINV1の出力は、HIGHレベルからLOWレベルに遷移し、Pチャネル電界効果トランジスタT1がオンする。図1のインバータINV2の出力ノード(AB)は、HIGHレベルからLOWレベルに遷移し、Pチャネル電界効果トランジスタT4がオンする。インバータINV4は、HIGHレベルからLOWレベルとなり、Pチャネル電界効果トランジスタT3がオンする。また、Nチャネル電界効果トランジスタT2、T5はいずれもオフする。
このため、ノードD(バッファ回路の出力端子)からの出力信号は、プリエンファシスがオンされた状態となり、図7のノードDの波形領域Eに示すように第1の出力バッファM1と第2の出力バッファが協働してノードDの波形を急速に立ち上げる。この時、ノードA、B、Cの入力データが立ち上がってから、ノードDがHIGHレベルに立ち上がるまでの遅延が、領域Fの分だけあったとする。Pチャネル電界効果トランジスタT1、Nチャネル電界効果トランジスタT2のゲート電極ノード(AA)と、第2のバッファ(プリエンファシス部)M2のノードAC間に容量Z2を追加し、同様にPチャネル電界効果トランジスタT1、Nチャネル電界効果トランジスタT2のゲートAAと第2のバッファのノードAD間に容量Z1が接続されていることにより、図3のB点では、Nチャネル電界効果トランジスタT2、T5がオンし始め、Pチャネル電界効果トランジスタT1、T4はオフし始める。この時、Pチャネル電界効果トランジスタT3、Nチャネル電界効果トランジスタT6もオンし始める。もう一方の差動信号は、全く逆の動作をする。なお、図3は、図1に示した実施例のシミュレーション波形(eye表示)を示す図であり、図2は、図10に示した従来回路のシミュレーション波形(eye表示)を示す図である。
なお、この実施例では、A点、B点の電圧が変化する直前のC点の電圧がローレベルであり、プリエンファシスオフである場合に、A点、B点の電圧の変化に伴うD点の電圧の変化を遅延させるように容量Z1、Z2を設けている。これにより、A点、B点の電圧が変化する直前にプリエンファシスオンであるか否かに係わらず、A点、B点の電圧が変化してから、D点の電圧を変化するまでの時間を同じになるようにしてジッタを改善している。
すなわち、たとえば、AA点、AB点の電位がハイからローレベルに変わろうとするとき、直前のプリエンファシスがオフであれば、電界効果トランジスタT3はオフしており、AA点の電位の下降につれて、AC点の電位も下降しようとする。しかし、AA点の電位の下降と同時にAF点の電位も下降し、電界効果トランジスタT3が導通し始める。電界効果トランジスタT3が導通するとAC点の電位は逆に上昇し始めるので、容量Z2は、AA点の電位の下降を抑制し、結果として電界効果トランジスタT1の導通を遅らせる方向に働く。
一方、AA点、AB点の電位がハイからローレベルに変わろうとするとき、直前のプリエンファシスがオンであれば、電界効果トランジスタT3はオンしているので、AC点の電位はVDD固定であり、AC点の電位の変化が、AA点の電位の変化を抑制するように働くことはない。従って、AA点、AB点の電位がハイからローレベルに変わる直前にプリエンファシスがオンであるかオフであるかによるD点の電位がハイレベルに立ち上がるまでの時間の差を容量Z2により抑制することができる。
同様に、AA点、AB点がローからハイレベルに変わろうとするとき、直前のプリエンファシスがオンであるかオフであるかによって、D点の電位がローに立ち下がるまでの時間の差についても、容量Z1によって抑制できる。したがって、Z1、Z2の容量値を適切に選べば、論理信号の変化する直前にプリエンファシスオン、オフであるかの違いによるジッタの発生を抑制することができる。
さらに、本実施例によれば、容量Z1、Z2をノードAD(トランジスタT5、T6の接続点)、ノードAC(トランジスタT3、T4の接続点)にそれぞれ付加しているので、出力端子Dには、直接容量を付加しておらず、出力端子Dの容量の増加を防ぐことができる。
この時、電源電圧=1.1V、Tj=25℃、動作周波数=1.6GHz、FR4(Laminate)相当の伝送線路(図1のL)を1m付加した条件における、従来回路(図10の構成)と、図1の実施例を比較した結果を、図4に示す。図4(A)は、従来回路(比較例)、図4(B)は、本実施例のドライバー端波形、レシーバ端波形を示している。ドライバー端、レシーバ端とも、本実施例は、従来の回路(比較例)と比べて、ジッタを減少している事がシミュレーションでも確認されている。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。図5は、本発明の第2の実施例の構成を示す図である。本実施例は、図1に示した前記実施例とは、容量Z1、Z2の接続構成が相違している。容量Z2は、インバータINV4の出力であるノードAFと、第2、第3のPチャネル電界効果トランジスタT3、T4の接続ノードAC間に接続され、容量Z1は、インバータINV3の出力であるノードAEと、第2、第3のNチャネル電界効果トランジスタT6、T5の接続ノードAD間に接続されている。これ以外の構成は、図1と同一である。
本実施例において、図3のB点の時、Pチャネル電界効果トランジスタT1、T4はオンからオフし始め、Nチャネル電界効果トランジスタT2、T5はオフからオンし始める。また、プリエンファシスはオフからオンに変わるので、ノードCは、LOWレベルからHIGHレベルに遷移し、Pチャネル電界効果トランジスタT3、Nチャネル電界効果トランジスタT6もオフからオンし始める。
この時、ノードADは、容量Z1のカップリングによりLOWレベルに遷移する瞬間に、一時的に、HIGHレベル側に引き上げられ、図3のB点のようになり、前記実施例と同等の作用効果を奏する。
一方、プリエンファシスがオンのままであるときは、AD点はGND固定であるので、AD点の変位によって出力が遅延することがないので、結果として、論理信号が変化する直前にプリエンファシスがオンであるかオフに起因するジッタの発生を防ぐことができる。
また、この実施例でも出力端子Dには直接容量を付加していないので、外部から見た出力端子Dの容量の増加を抑制できる点でも、前記実施例と同等の作用効果を奏する。
次に、本発明の第3の実施例について説明する。図6は、本発明の第3の実施例の構成を示す図である。本実施例は、図1に示した前記実施例とは、容量Z1、Z2の接続構成が相違している。容量Z1の接続を、電界効果トランジスタT1、T2のゲート電極の共通接続ノードAAと、ノードAG(端子D)間に接続する。図1の容量Z2は設けられない。これ以外の構成は図1と同様である。
図3のB点の時、Pチャネル電界効果トランジスタT1、T4はオンからオフし始め、Nチャネル電界効果トランジスタT2、T5はオフからオンし始める。Pチャネル電界効果トランジスタT3、Nチャネル電界効果トランジスタT6もオフからオンし始める。
図3のB点の時、ノードAAがLOWレベルからHIGHレベルに遷移しようとする時、容量Z1のカップリングで一時的にノードAGもHIGHレベル側に引き上げられ、前記実施例と同等な効果をもたらす。
この実施例では、ノードAA点とノードD点との間に容量Z1を設けることにより、電界効果トランジスタT1、T2により構成されるバッファによる出力を遅延させ、電界効果トランジスタT3〜T6で構成されるバッファによる効果を優先させることにより、プリエンファシスオンとオフとの差異に起因するジッタを低減することができる。
次に、本発明の第4の実施例について説明する。図1、図5、図6の容量Z1、Z2は、信号のレベルにより可変する機能を具備することを可能としている。例えば、容量Z1、Z2の追加方法の一つとして、図8(A)、図8(B)に示すように、ノードAAと、ノードAC間のレイアウト上の配線距離を変更するだけで、配線間容量を調整する方法がある。図8(B)の構成に比べて、図8(A)の構成の方が結合(カップリング)が強く、配線間隔を切り替える機能を追加することで、プリエンファシスのレベル、信号のレベル、電源電圧レベルによって最適な容量値を選択することが可能となる。
この配線による容量値の切換は、半導体装置基板上に設けられた配線層が複数に及ぶ場合、たとえば、最上位の配線層のレイアウトの変更だけで、AA点、AC点間の容量が変えられるように、最上位の配線層にレイアウトスペースを設けておくことにより、容易に実現できる。
また、予め記憶させたデータによりスイッチ(不図示)を切り替えることで、容量を変えられるような回路を設けてもよい。
以上、本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は、上記実施例の構成にのみ限定されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明の第1の実施例の回路構成を示す図である。 比較例(従来回路)でのシミュレーション波形を示す図(eye表示)である。 本発明の第1の実施例でのシミュレーション波形(図eye表示)である。 (A)は、比較例、(B)は、本発明の第1の実施例でのシミュレーション波形図(ドライバー端、レシーバ端(eye表示)、(C)は、従来回路と実施例1でのシミュレーション結果比較を示す図である。 本発明の第2の実施例の回路構成を示す図である。 本発明の第3の実施例の回路構成を示す図である。 本発明の第1の実施例の内部ノードの信号波形を示す図である。 (A)、(B)は本発明の第4の実施例を説明するための図であり、配線相互間容量小、配線相互間容量大を示している。 従来の出力バッファ回路の構成を示す図である。 従来の出力バッファ回路の別の構成を示す図である。 図9の回路の信号波形を示す図である。 eye開口スペックの概要を説明する図である。 シミュレーション波形とeye開口スペックの関係を説明するための図である。 プリエンファシス機能無し時の出力波形の概略を示す図である。 プリエンファシス機能有り時の出力波形の概略を示す図である。 プリエンファシス機能有り時のシミュレーション出力波形(eye表示)を示す図である。 プリエンファシス機能無し時のシミュレーション出力波形(eye表示)を示す図である (A)は、プリエンファシス無し時にジッタが生じる理由を説明するための図であり、 (B)は、プリエンファシス有り時にジッタが生じる理由を説明するための図である。
符号の説明
T1、T3、T4 Pチャネル電界効果トランジスタ
T2、T5、T6 Nチャネル電界効果トランジスタ
INV1、INV2、INV3、INV4 インバータ
L 伝送線路
Rt 終端抵抗
M1 第1のバッファ
M2 第2のバッファ
Z1、Z2 容量

Claims (6)

  1. 論理信号が変化したときに一定期間プリエンファシスして伝送線路を駆動する機能を有する出力バッファ回路であって、
    前記論理信号が変化する直前のプリエンファシス・オンオフの差異に起因するジッタを抑制するように、出力バッファの入力側と出力側との間に容量を接続したことを特徴とする出力バッファ回路。
  2. 前記出力バッファ回路は、
    第1の論理信号を入力して前記伝送線路を駆動する第1のバッファ回路と、
    前記第1の論理信号に対して所定の論理関係にある第2の論理信号を入力し、出力端子が前記第1のバッファ回路の出力端子と共通接続された第2のバッファ回路と、
    前記第1のバッファ回路の入力端子と、前記第1及び第2のバッファ回路の共通接続された出力端子との間に接続される容量と、
    を備えている、ことを特徴とする請求項1記載の出力バッファ回路。
  3. プリエンファシス機能を有し伝送線路に論理信号を送出する出力バッファ回路であって、
    第1の論理信号を入力して前記伝送線路を駆動する第1のバッファ回路と、
    前記第1の論理信号に対して所定の論理関係にある第2の論理信号を入力し、出力端子が前記第1のバッファ回路の出力端子と共通接続された第2のバッファ回路と、
    前記第1のバッファ回路の入力端子と、前記第1及び第2のバッファ回路の共通接続された出力端子との間に接続される容量と、
    を備えている、ことを特徴とする出力バッファ回路。
  4. 前記容量が配線間容量よりなる、ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一に記載の出力バッファ回路。
  5. 前記配線間容量を規定する配線間隔を切り替えることで、前記容量の容量値が選択自在とされる、ことを特徴とする請求項に記載の出力バッファ回路。
  6. 出力バッファ回路として、請求項1乃至のいずれか一に記載の出力バッファ回路を備えたことを特徴とする半導体装置。
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