JP4397225B2 - ヒンジ装置 - Google Patents
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Description
従来のこのようなヒンジ装置は、一対のカムが互いの軸線を一致させて、相対回転可能にかつ互いに接近、離間可能に設けられ、これらのカムのカム面がばねによって互いに密接するように付勢されてなり、両カムが相対的に回転することにより、両カムがそれらの軸線に沿って相対的に移動して、両カム相互の角度関係を変更するものが一般的である(例えば、特許文献1および2参照)。
これにより一方の部材に第1ブラケットを固定し、他方の部材に第2ブラケットを固定し、一方の部材を開閉すると可動軸が回転する。この時、板ばね部材は、可動軸に回転不可で軸方向移動可能に挿着されているので、可動軸と一緒に回転するが、第2ブラケットは軸方向移動可能であるが、可動軸が回転しても回転しない。この板ばね部材と第2ブラケットとは、互に押圧されて当接されているので、前記可動軸の回転による板ばね部材の回転で板ばね部材と第2ブラケットは、互に押圧当接されて相対回転することになり、従って、相互の摩擦力による回転トルクが発生する。特に、板ばね部材は湾曲形成され、その湾曲頂部に第2ブラケットとの接触面が平坦である突起を具備するので、第2ブラケットと摺接して回転する際、板ばね部材が圧縮されて撓み、その付勢力が作用するので、摩擦力は増大し大きな回転トルクが発生する。この回転トルクにより一方の部材と他方の部材の開閉を制御することができる。例えば、一方の部材を蓋体とし他方の部材を本体として蓋体を開閉すると、板ばね部材と第2ブラケットとの間で相互の摩擦力による回転トルクが発生し、この回転トルクにより蓋体の開閉・停止及び保持を行うことができる。
また、板ばね部材の突起は、第2ブラケットとの接触面が平坦であるので、接触面積が拡大し回転トルクを増大させることができるし、突起および第2ブラケットの摩耗も低減し耐久性を向上させることができる。
さらに、板ばね部材の前記突起によって前記平坦部の面積を変えたことで、摩擦力による板ばね部材の回転トルクを増大および変化できると共に、突起によって第2ブラケットの凹部等に落ち込むものと、落ち込みできず通過するものとを形成できる。従って、板ばね部材が複数の突起を備えていても、その全てが凹部等と合致した時、クリック感を生ずることなく、選択的とすることができる。。
これにより一方の部材に第1ブラケットを固定し、他方の部材に第2ブラケットを固定し、一方の部材を開閉すると可動軸が回転する。この時、板ばね部材と摩擦部材は、第2ブラケットを挟むようにして可動軸に回転不可で軸方向移動可能に挿着されているので、可動軸と一緒に回転するが、第2ブラケットは軸方向移動可能であるが可動軸が回転しても回転しない。第2ブラケットには一方側に板ばね部材が、他方側に摩擦部材が、互に押圧されて当接されているので、前記可動軸の回転による板ばね部材および摩擦部材の回転で板ばね部材および摩擦部材と第2ブラケットは、互に押圧当接されて相対回転することになり、従って、相互の摩擦力による回転トルクが発生する。この発明では、この摩擦力による回転トルクは、板ばね部材と第2ブラケットとの間および摩擦部材と第2ブラケットの間に発生するので、回転トルクは大きくなる。しかも、板ばね部材は湾曲形成され、その湾曲頂部に第2ブラケットとの接触面が平坦である突起を具備するので、第2ブラケットと摺接して回転する際、板ばね部材が圧縮されて撓み、その付勢力が作用するので摩擦力は増大し大きな回転トルクが発生する。これらの回転トルクにより一方の部材と他方の部材の開閉を制御することができる。例えば、開閉・停止および保持を行うことができる。
また、板ばね部材の突起は、第2ブラケットとの接触面が平坦であるので、接触面積が拡大し回転トルクを増大させることができるし、突起および第2ブラケットの摩耗も低減し耐久性を向上させることができる。
さらに、板ばね部材の前記突起によって前記平坦部の面積を変えたことで、摩擦力による板ばね部材の回転トルクを増大および変化できると共に、突起によって第2ブラケットの凹部等に落ち込むものと、落ち込みできず通過するものとを形成できる。従って、板ばね部材が複数の突起を備えていても、その全てが凹部等と合致した時、クリック感を生ずることなく、選択的とすることができる。
これにより第2ブラケットには板ばね部材が押圧されて当接されているので、前記可動軸の回転による板ばね部材の回転で板ばね部材と第2ブラケットは、互に押圧当接されて相対回転することになり、従って、相互の摩擦力による回転トルクが発生する。さらに回転させると、板ばね部材の突起が第2ブラケットの凹部、穴または切欠(以下、これらを総称して凹部等という。)と合致して、該凹部等に落ち込むことにより回転トルクが変化する。即ち、前記相互の摩擦力により回転トルクは、湾曲形成された板ばね部材が突起を介して圧縮されて撓み、その付勢力が作用しての回転トルクであるので、板ばね部材の突起が第2ブラケットに落ち込むと、落ち込んだ分、板ばね部材の撓みが小さくなり発生する押圧力(付勢力)も小さくなるからである。
当然のことながら、板ばね部材の突起が第2ブラケットの凹部等に嵌入(落ち込んだ)した状態から復帰、即ち、再度乗り上げる状態にするには大きな回転トルク(操作力)が必要となる。このように板ばね部材の突起が、第2ブラケットの凹部に落ち込んだり、復帰するときに回転トルクが変化する。言い換えれば「クリック感」が生ずる。従って、この発明では回転トルクにより一方の部材と他方の部材の開閉を制御できると共に、開閉の所定箇所においてクリック感を発生させることができる。
これにより第2ブラケットに押圧当接して相対回転する板ばね部材が、第2ブラケットの両側に存在するので、第2ブラケットの両側において相互の摩擦力による回転トルクを発生させることができる。
これにより回転トルクの増大を図ることができるし、補強板ばね部材の積層枚数を変えることによって回転トルクを変えることができる。また、板ばね部材と補強板ばね部材のばね力(荷重)および撓み量を異にすることによって、作用させる役割分担を使い分けすることができる。例えば、板ばね部材は、ばね力は大きいが撓み量は小さく、補強板ばね部材は、ばね力は小さいが撓み量は大きいものを使用し、撓みの必要なところ(例えば、板ばね部材の突起が第2ブラケットの凹部等に落ち込みクリック感を生ずるところ)は、主に補強板ばね部材が受け持ち、回転トルクの必要なところ(例えば、蓋体の開閉・停止及び保持を行う回転トルクが生ずるところ)は、主に板ばね部材が受け持つようにすることができる。
(1)板ばね部材,例えばスプリングワッシャーが従来技術のばねとカム部材の二役を担うので、片方のカム部材が不要となり、その分、部品点数が少なく構造も簡単となる。
(2)部品点数が少なくシンプルになった分、組み付けに手間もかからず容易となると共に、精度の良い組み付けが可能となり、品質も向上する。
(3)構造が簡単なので、製造が容易となると共に、部品点数も少ないので、全体として安価となる。
(4)簡単な構造で部品点数が少なく、主要部が板体で構成されているので、より軽量、小型化が可能となる。さらに、板体の積層構造により大型化せずにトルク増幅が可能である。
(5)板ばね部材の突起は、第2ブラケットとの接触面が平坦であるので、接触面積が拡大し回転トルクを増大させることができるし、突起および第2ブラケットの摩耗も低減し耐久性を向上させることができる。しかも、各突起の平坦面の面積を変えることによって、回転トルクを変化させたり、第2ブラケットの凹部等に落ち込むクリック感の発生を選択的とすることができる。
(6)荷重特性及び回転トルクを任意に設定できるので、開閉部材のヒンジ装置だけでなく各種のバランス特性等を必要とするヒンジ装置として、幅広い分野への応用が可能である。
(7)板ばね部材の湾曲部の構成において滑らかな回転トルクの変化とすることができる。
図1はこの発明の第1の実施の形態を示すヒンジ装置の斜視図、図2はこの発明の第1の実施の形態を示すヒンジ装置の分解斜視図である。
このヒンジ装置は、可動軸1と、この可動軸1に回転不可に固設され一方の部材、例えば蓋体に固定される第1ブラケット5と、前記可動軸1に回転自在で軸方向移動可能に挿着され他方の部材、例えば本体に固定される第2ブラケット6と、湾曲形成され該湾曲頂部に突起2bを有し、前記可動軸1に回転不可で軸方向移動可能に挿着される板ばね部材としてのスプリングワッシャー2とより成り、前記第2ブラケット6とスプリングワッシャー2は、押えワッシャー4で軸方向への移動が規制されて互に押圧当接されている。
板ばね部材としてのスプリングワッシャー2は、可動軸1に回転が拘束(回転不可)されるも軸方向には移動自在に挿着されているので、可動軸1と一緒に回転し、かつ軸方向には移動できる。
第1ブラケット5は、可動軸1に回転不可に固定されているので、可動軸1と一緒に回転する。第2ブラケット6は、可動軸1に回転及び軸方向移動可能に挿着されているので、可動軸1が回転しても回転せず、かつ軸方向には移動できる。
図4はスプリングワッシャーを示す斜視図(a)、正面図(b)及び側面図(c)である。このスプリングワッシャー2は、板ばね材で円形に構成され、中心に非円形穴2aが設けられると共に湾曲形成(円錐形状ではない)され、その湾曲頂部に突起2bを有するワッシャーとなっている。突起2bの頂面は平坦部2cとなっており、本例の突起2bは、2個が対称位置(180°間隔)に設けられている。また、非円形穴2aは前記可動軸1の主軸部1bの非円形断面形状に対応するW−D形状の非円形穴となっており、スプリングワッシャー2は可動軸1の主軸部1bに回転不可で軸方向移動可能に挿入され、可動軸1と一緒に回転する。
図6は第2ブラケットを示す斜視図である。この第2ブラケット6は、前記可動軸1の主軸部1bに対応する円形穴6aを有しており、可動軸1の主軸部1bに回転自在で軸方向移動自在に挿入される。また、第2ブラケット6は、前記スプリングワッシャー2の突起2bが落ち込む凹部等としての切欠6cと、他方の部材、例えば本体にねじ固定するねじ穴6bを備えている。
図7は摩擦ワッシャーを示す側面図(a)及び正面図(b)である。この摩擦ワッシャー3は円形の板体で中心に前記可動軸1の主軸部1bに対応するW−D形状の非円形穴3aが設けられており、可動軸1の主軸部1bに挿入され、可動軸1と一緒に回転する。
特に、この発明のスプリングワッシャー2は、湾曲形成され、その湾曲形成された頂部に突起2bを有するので、スプリングワッシャー2は撓まれた付勢力(押圧力)で突起2bを介して第2ブラケット6に押圧当接され、しかも突起2bの第2ブラケット6との摺接面は、平坦部2cとなっているので摩擦面積が確保でき、摩擦力が増大され、大きな回転トルクを発生させることができ、蓋体の開閉の制御を確実に行うことができる。
このクリック感を生ずる位置は、使用対象に応じ適宜選択できる。この第1の実施の形態では、スプリングワッシャー2の突起2bおよび第2ブラケット6の切欠6cが、それぞれ180°間隔の対称位置で2箇所設けられているので、180°回転ごとにクリック感が生ずる。従って、クリック感の生ずる位置を、例えば蓋体の閉止位置に設定すると、蓋体を閉める時に閉止方向の力を発生させることが可能となり、例えばノート型パソコンへ適用した場合、蓋体を閉止しておくためのラッチ機構に替えることができるので、従来のラッチ機構が不要となり、よりコンパクト化が計れると共に、意匠面でも自由度が広がることになる。
図8および図9は、スプリングワッシャー2の突起2bが、第2ブラケット6の平面に当接している状態を示す側面図および正面図であり、図10および図11は、第1ブラケット5が回転しスプリングワッシャー2の突起2bが、第2ブラケット6の切欠6cに落ち込んだ状態を示す斜視図および底面図を示している。
図13は補強スプリングワッシャー部分の分解斜視図であり、図14は補強スプリングワッシャーの斜視図(a)および中央縦断面図(b)である。この補強スプリングワッシャー7は、円形に構成されると共に、中心に前記可動軸1の主軸部1bの非円形断面形状に対応する非円形穴7aが設けられ、可動軸1の主軸部1bに回転不可で軸方向移動可能に挿入され、スプリングワッシャー2に積層される。この実施の形態では図13に示すように3枚が積層された場合を示している。また、この補強スプリングワッシャー7は、図14に示すように湾曲形成(円錐形状ではない)されている。即ち、突起2bが無い点以外では、スプリングワッシャー2と似た形状である。
図16は、スプリングワッシャーを示す斜視図(a)、正面図(b)および側面図(c)である。このスプリングワッシャー8は、板ばね材で円形に構成され、中心に非円形穴8aが設けられると共に湾曲形成(円錐形状ではない)され、その湾曲頂部に2つの突起8bを有するワッシャーとなっている。突起8bは、2個が対称位置(180°間隔)に設けられ、突起8bの頂面は平坦部8c、8dとなっており、平坦部8cと8dとは面積を異にしている。また、非円形穴8aは前記可動軸1の主軸部1bの非円形断面形状に対応するW−D形状の非円形穴8aとなっており、このスプリングワッシャー8は可動軸1の主軸部1bに回転不可で軸方向移動可能に挿入され、可動軸1と一緒に回転する。
この第3の実施の形態では、蓋体の開閉で回転していくと、スプリングワッシャー8の平坦部8cの面積が小さい方の突起8bが第2ブラケット9の切欠9cと合致したときは、該切欠9cに落ち込み回転トルクが変化し、また、第2ブラケット9の切欠9cに、スプリングワッシャー8の突起8bが落ち込んだ状態から、平面に乗り上げ復帰させるには大きな回転トルク(操作力)が発生するが、スプリングワッシャー8の平坦部8dの面積の大きい方の突起8bが、第2ブラケット9の切欠9cと合致しても、該切欠9cに落ち込むことがない。図15ではスプリングワッシャー8の突起8bが、第2ブラケット9の切欠9cに落ち込んだ状態の時を示し、図18はスプリングワッシャー8の突起8bが、第2ブラケット9の切欠9cに落ち込まないで通過する状態時を示す側面図(a)、正面図(b)および底面図(c)である。図15(c)にはスプリングワッシャー8の突起8bが、第2ブラケット9の切欠9cに落ち込んだ状態が、また、図18(c)にはスプリングワッシャー8の突起8bが、第2ブラケット9の切欠9cに落ち込まず通過する状態がよく示されている。
これによりクリック感の位置を、例えば、蓋体の閉止位置に設定るすると、蓋体を閉める時に閉方向の力を発生させることが可能となり、例えば、ノート型パソコンへ適用した場合、蓋体を閉止しておくためのラッチ機構が不要となり、よりコンパクト化が計れると共に、意匠面での自由度も拡大する。
この実施の形態は、第2ブラケット6の両側にスプリングワッシャー2が存在するので、第2ブラケット6の両側において相互の摩擦力による回転トルクを発生させることができ、大きな回転トルクを発生させることができる。また、第2ブラケット6の一方側に存在するスプリングワッシャー2との間だけでクリック感を発生させたり、第2ブラケット6の両側に存在するスプリングワッシャー2との間でクリック感を発生させることができる。また、第2ブラケット6の両側に存在するスプリングワッシャー2との間で発生するクリック感の位置は、第2ブラケット6の凹部等の位置およびスプリングワッシャー2の突起2bの位置によって、同じとしたり、異にしたりすることができる。従って、クリック感の発生を選択的に拡大することができる。
1a フランジ部
1b 主軸部
1c 支持軸部
2 スプリングワッシャー(板ばね部材)
2a 非円形穴
2b 突起
2c 平坦部
3 摩擦ワッシャー(摩擦部材)
4 押えワッシャー
5 第1ブラケット
5a 非円形穴
6 第2ブラケット
6a 円形穴
6c 切欠(凹部等)
7 補強スプリングワッシャー
8 スプリングワッシャー
8a 非円形穴
8b 突起
8c 面積が小さい平坦部
8d 面積が大きい平坦部
9 第2ブラケット
9a 円形穴
9c 切欠(凹部等)
Claims (5)
- 一方の部材と他方の部材を開閉可能に連結するヒンジ装置であって、可動軸と、該可動軸に回転不可に固設され一方の部材に固定される第1ブラケットと、前記可動軸に回転自在で軸方向移動可能に装着され他方の部材に固定される第2ブラケットと、湾曲形成され該湾曲頂部に第2ブラケットとの接触面が平坦である突起を少なくとも2つ以上有し、前記可動軸に回転不可で軸方向移動可能に挿着される板ばね部材とより成り、前記突起によって前記平坦部の面積を変えるとともに、前記第2ブラケットと板ばね部材は互に押圧当接されて相対回転することを特徴とするヒンジ装置。
- 一方の部材と他方の部材を開閉可能に連結するヒンジ装置であって、可動軸と、該可動軸に回転不可に固設され一方の部材に固定される第1ブラケットと、前記可動軸に回転自在で軸方向移動可能に挿着され他方の部材に固定される第2ブラケットと、湾曲形成され該湾曲頂部に第2ブラケットとの接触面が平坦である突起を少なくとも2つ以上有し、前記可動軸に回転不可で軸方向移動可能に挿着される板ばね部材と、前記可動軸に回転不可で軸方向移動可能に挿着される摩擦部材とより成り、前記突起によって前記平坦部の面積を変えるとともに、前記板ばね部材および摩擦部材は、前記第2ブラケットを挟むように挿着され、第2ブラケットに押圧当接されて互に相対回転することを特徴とするヒンジ装置。
- 前記板ばね部材と押圧当接して相対回転する第2ブラケットには、板ばね部材の突起が落ち込む1個または複数の凹部、穴または切欠が設けられ、該第2ブラケットと板ばね部材が押圧当接して相対回転し、板ばね部材の突起が該凹部、穴または切欠と合致したときクリック感を発生させることを特徴とする請求項1または2記載のヒンジ装置。
- 前記板ばね部材は、第2ブラケットを両側から挟むように可動軸に回転不可で軸方向移動可能に挿着されていることを特徴とする請求項1または3記載のヒンジ装置。
- 前記板ばね部材には、補強板ばね部材が積層されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のヒンジ装置。
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