JP5661817B2 - ヒンジ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ノート型パソコン、携帯電話機及び車載モニタ等に組み込まれるヒンジ装置であって、例えば、本体に対して蓋体を開閉させるため、蓋体を本体に対して回動可能に連結するヒンジ装置に関する。
図14はノート型パソコン100の一例を示し、本体(キーボード)が第1部材110、蓋体(ディスプレー)が第2部材120となっており、第2部材120が第1部材110に開閉可能に取り付けられている。第2部材120の開閉は、第1部材110に対して回動操作することにより行われ、第2部材120を第1部材110に回動可能に連結するため、これらの部材110,120がヒンジ装置130によって連結されている。
図15は以上のノート型パソコン100に要求される特性を説明する図であり、ディスプレーからなる第2部材120は、所定角度(20〜160°)範囲内においては、任意の角度で保持されるフリーストップ動作が要求される。又、全閉付近(0〜20°)では、第2部材120が自力で閉じる吸い込み動作が要求される。
図16は、特許文献1及び2に記載された従来のヒンジ装置1を示し、フリーストップ動作が可能なトルク可変構造が開示されている。図16は第1部材110に対して第2部材120が閉じた角度0°の状態を示す。
ヒンジ装置1は、第2部材120にねじ7によって固定された軸部材2と、第1部材110にねじ8によって固定されたブラケット3とを備え、軸部材2にカム部材5が固定されている。
図17に示すように、ブラケット3は底面側の平面状のフランジ部31と、フランジ部31から直立状に立ち上がる軸受部32とによって形成されており、フランジ部31が第1部材110にねじ8によって固定される。従って、ブラケット3は固定側部材となっている。ブラケット3の固定状態において、軸受部32は第1部材110から立ち上がった状態となっている。軸受部32には円形の軸孔33が形成されており、軸孔33に軸部材2の軸体22が回転可能に貫通する。
図16に示すように、軸部材2はシャフト本体21と、シャフト本体21の一側の側面から一体に延びる軸体22とによって形成されている。シャフト本体21は第2部材120にねじ7によって固定される。従って第2部材120が回動操作されると、軸部材2は第2部材120と一体となって回転する。軸体22は円を平行カットした非円形の外形に形成されている。軸体22は外形が非円形であれば良く、円をDカットした外形や矩形状、楕円形状等の外形とすることができる。
図18に示すようにカム部材5は外形が円形となっており、ブラケット3の軸受部32と付勢手段6とに挟まれるように配置される。カム部材5には軸部材2の軸体22に相応した非円形の軸孔53が形成されており、この軸孔53に軸体22が貫通する。このことによりカム部材5は一体回転するように軸部材2に連結される。従って、カム部材5は回転側部材となっており、第2部材120を回転操作することによりカム部材5は軸部材2と一体となって回転する。この回転ではカム部材5とブラケット3とが接触しており、これらの間に摩擦トルクが発生する。
付勢手段6は複数の板ばね61を軸部材2の軸体22の長さ方向に沿って積層状態とすることにより形成されている。それぞれの板ばね61には円形の軸孔が形成されており、この軸孔に軸体22が貫通する。これにより付勢手段6には、軸部材2が回転可能に貫通する。図16のヒンジ装置1においては、板ばね61が3枚重ねられることにより付勢手段6が形成されている。この場合、3枚の板ばね61はいずれも同じばね定数となっている。
図16において、符号9は軸部材2のシャフト本体21とブラケット3のフランジ部31との間に挿入された摩擦板であり、軸部材2の軸体22に相応した非円形の軸孔が形成されており、この軸孔に軸体22が貫通する。従って、摩擦板9は軸部材2の回転と一体となって回転する。この回転により摩擦板9とブラケット3との間に摩擦トルクが発生する。
符号10は付勢手段6の外側に配置されるストッパプレートである。ストッパプレート10には軸部材2の軸体22に相応した非円形の軸孔が形成されており、この軸孔に軸部材2の軸体22が貫通する。従って、ストッパプレート10は軸部材2の回転と一体となって回転する。軸部材2の軸体22はストッパプレート10を貫通しており、その貫通端22aを加締めることにより付勢手段6の板ばね61を撓ませた状態とする。これにより付勢手段6はカム部材5とブラケット3と摩擦板9とが相互に接触するように付勢し、これらの摺動摩擦による摩擦トルクを発生させる。すなわち付勢手段6は板ばね61を所定の撓みまで撓ませて発生する荷重Wによってカム部材5,摩擦板9をブラケット3に押し付ける。そして、この状態で軸部材2が回転することにより摩擦トルクTが発生する。この摩擦トルクTによって第2部材120を任意の角度で保持するフリーストップ動作が可能となる。
図16及び図18に示すように、凸部11はカム部材5の軸孔53を中心にし、軸孔53を挟むように左右に直線状に形成されている。凸部11は円弧状に形成されている。
図17及び図19(a)に示すように、凹部12は、低くなっている低面部12aと、高くなっている高面部12bと、これらを接続する斜面部12cとによって形成されている。これらの低面部12a、斜面部12c及び高面部12bは軸孔33を中心にした周囲に時計方向周りに沿って連続するように形成されている。
ブラケット3の凹部12に対してこのような高低差を設定することにより第2部材120の回転角度θに応じて摩擦トルクが変化する。図19は摩擦トルクを変化させるための凹部12の設計例を示す。高面部12bを基準(0mm)とした場合における低面部12aの深さを0.4mmに設定し、これらを斜面部12cによって接続すると、図19(a)の接触位置13における第2部材120の軸方向の位置が回転角度θによって変化する(図19(b)参照)。この変化によってカム部材5とブラケット3との間に発生する摩擦トルクTが変化する。
WO2006−35757号公報 特許第4528468号公報
図16に示すヒンジ装置1においては、第2部材120の回転角度(開き角度)θに応じて摩擦トルクTが変化する。
図20は第2部材120の開き角度θによって変化する摩擦トルクTを示している。θ=0°〜30°の間は摩擦トルクT1=100N・mm、θ=60°〜150°の間は摩擦トルクT2=500N・mmであり、θ=30°〜60°は第2部材120の開閉方向に応じて摩擦トルクがT1、T2の間で変化する。なお、θ=30°〜60°の間の摩擦トルクについては中心線の値で変化するものとする。このようなT1とT2の間の摩擦トルクの差が大きくなるほど、摩擦トルクT1、T2をともに両立して精度良く確保することが難しくなる。
図16に示すように付勢手段6として同じばね定数を有した3枚の板ばね61を用いた場合の摩擦トルクT(N/mm)と板ばね61の撓みδ(mm)との関係は図21に示すようになる。ここで凹部12の高低差を0.4mmに設定するものである。
摩擦トルクTは、式1によって算出される。
T=W・r・μ・2・・・式1
式1において、W=ばね荷重(N)、r=有効接触半径(mm)、μ=摩擦係数であり、rは図19(a)における接触位置13であり、5mmに設定し、摩擦係数μを0.12に設定する。
式1から摩擦係数T1=100N・mmのとき、W=83Nであり、摩擦係数T2=500N/mmのとき、W=417Nとなる。従って、3枚の板ばね61を合計したばね定数は、(417−83)/0.4=835N/mmであり、板ばね61の1枚あたりのばね定数は2505N/mmとなる。このような場合における摩擦トルクの線図は、図21におけるE1線に沿って変化する。
これに対し、ばねの形状精度や材料物性の変化によってばね定数が変化する。例えば、ばね定数が10%低下し、1枚の板ばね61のばね定数が2255N/mmとなると、摩擦トルクはE2線にシフトする。この場合においては、摩擦トルクT2′=500N・mmとするためには、板ばね61をθ=60°〜150°の間でδ=0.55mmまで撓ませることが必要であり、このときにおけるθ=0°〜30°の摩擦トルクT1′は140N・mmとなるため40%増加する。このようなθ=0°〜30°の間における摩擦トルクT1の変動はT1とT2の差が大きくなるほど大きな量となる。かかる大きな変動量に対応するために、板厚が大きくばね定数が大きなばねを用いることが考えられるが、この場合には、わずかな形状変化、硬度、引っ張り強さ等の変化によってばね定数が変動するため、より摩擦トルクT1、T2を両立して精度良く確保することが難しくなる。
一方、摩擦トルクT1、T2を所定の値に合わせるために凹部12の高低差を大きくして板ばね61のばね定数を低くする対応が可能であるが、この場合にはたわみ量の小さなばねを多数重ねる必要がある。これによりヒンジ装置1が軸方向に長くなる問題が発生する。
本発明はこのような従来の問題点を考慮してなされたものであり、変化する摩擦トルクを変化の前後とともに精度良く両立して確保することができ、しかも設定される摩擦トルクを精度良く確保するために、凸部及び凹部の高低を大きくしたり、撓みの小さなばねを多数重ねる必要がなく軸方向に長くなることを防止することが可能なヒンジ装置を提供することを目的とする。
本発明は、2つの部材を相対回転可能に連結するヒンジ装置であって、一方の部材に固定されるブラケットと、このブラケットに回転自在に支持され他方の部材に固定される軸部材と、この軸部材に回転拘束され軸方向に移動可能に設けられるカム部材と、このカム部材と前記ブラケットとが接触する方向に付勢してカム部材とブラケットとの間に摩擦トルクを発生させる付勢手段と、相互に嵌合するように前記カム部材とブラケットとに形成された凸部及び凹部とを備え、前記凸部又は凹部は前記軸部材の回転角度によって前記摩擦トルクが変化する形状に形成され、前記付勢手段は前記摩擦トルクの最大値と最小値との間にばね定数の変曲点を有していることを特徴とする。
この場合、前記付勢手段は、異なったばね定数を有する複数のばねが組み合わせられて形成されていることが好ましい。
又、本発明は、2つの部材を相対回転可能に連結するヒンジ装置であって、一方の部材に固定されるブラケットと、このブラケットに回転自在に支持され他方の部材に固定される軸部材と、この軸部材と前記ブラケットとの間に軸方向に移動可能に設けられ、前記ブラケットと接触して摩擦トルクを発生させる付勢手段と、相互に嵌合するように前記付勢手段とブラケットとに形成された凸部及び凹部とを備え、前記凸部又は凹部は前記軸部材の回転角度によって前記摩擦トルクが変化する形状に形成され、前記付勢手段は前記摩擦トルクの最大値と最小値との間にばね定数の変曲点を有していることを特徴とする。
この場合、前記付勢手段は、前記摩擦トルクの変化に伴ってばね定数が変化するばねであることが好ましい。
本発明によれば、付勢手段がカム部材及びブラケット間に発生する摩擦トルクの最大値と最小値との間でばね定数の変曲点を有しているため、第2部材の回転によって摩擦トルクが変化し、この変化に対応してカム部材及びブラケットを付勢する。このため摩擦トルクを精度良く 変化させることができる。又、設定される摩擦トルクを精度良く確保するために、凸部及び凹部の高低を大きくしたり、これに合わせて撓みの小さなばねを多数重ねる必要がないため、軸方向に長くなることを防止することができる。
又、本発明によれば、付勢手段がブラケットに接触して摩擦トルクを発生するが、付勢手段はこの摩擦トルクの最大値と最小値との間でばね定数の変曲点を有しているため、第2部材の回転によって摩擦トルクが変化しても、付勢手段はこの変化に対応してブラケットを付勢する。このため摩擦トルクを精度良く変化させることができる。又、設定される摩擦トルクを精度良く確保するために、凸部及び凹部の高低を大きくしたり、これに合わせて撓みの小さなばねを多数重ねる必要がないため、軸方向に長くなることを防止することができる。
本発明の第1実施形態のヒンジ装置を示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態のヒンジ装置を示し、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は正面図である。 ヒンジ装置に用いられる第1ばねを示し、(a)は右側面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。 ヒンジ装置に用いられる第2ばねを示し、(a)は右側面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。 第1実施形態における第2部材の開き角度と摩擦トルクの関係を示す特性図である。 第1実施形態におけるばねの撓みと摩擦トルクとの関係を示す特性図である。 本発明の第2実施形態のヒンジ装置を示し、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は正面図である。 第2実施形態のブラケットを示す側面図である。 第2実施形態における第2部材の開き角度と凹部の深さとの関係を示す特性図である。 第2実施形態におけるばねの撓みと摩擦トルクとの関係を示す特性図である。 本発明の第3実施形態のヒンジ装置における第2部材の角度0°の状態を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。 第3実施形態のヒンジ装置における第2部材の角度90°の状態を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。 第3実施形態のヒンジ装置におけるばねを示す斜視図である。 ヒンジ装置が用いられるノート型パソコンの斜視図である。 ヒンジ装置に要求される特性を説明する側面図である。 従来のヒンジ装置を示し、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は正面図である。 ヒンジ装置に用いられるブラケットを示し、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。 ヒンジ装置に用いられるカム部材を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 (a)はブラケットに設けられる凹部を示す側面図、(b)は凹部の深さと第2部材の開き角度の関係を示す特性図である。 従来のヒンジ装置における第2部材の開き角度と摩擦トルクとの関係を示す特性図である。 従来のヒンジ装置におけるばねの撓みと摩擦トルクの関係を示す特性図である。
以下、本発明を図示する実施形態により説明する。なお、各実施形態において従来のヒンジ装置1と同一の部材には同一の符号を付して対応してある。
(第1実施形態)
図1〜図6は本発明の第1実施形態を示し、図1は分解斜視図、図2は組み立て状態の図、図3及び図4はばねを示す図である。
ヒンジ装置70は図1、図2に示すように、軸部材2と、摩擦板9と、ブラケット3と、カム部材5と、付勢手段4と、ストッパプレート10とを備えている。
軸部材2、摩擦部材9、カム部材5、ストッパプレート10は図16に示すヒンジ装置1と同様のものが用いられる。すなわち、軸部材2はシャフト本体21と、シャフト本体21の一側の側面から一体に延設された外形が非円形の軸体22とによって形成されている。軸部材2は図16と同様に第2部材120にねじ7によって固定され、第2部材120と一体となって回転する。
摩擦部材9はシャフト本体21とブラケット3との間に配置されており、軸体22に対応した非円形の軸孔9aが形成され、この軸孔9aに軸体22が貫通することにより軸部材2と一体となって回転する。
ブラケット3はフランジ部31と軸受部32とからなり、図16に示すようにフランジ部31が第1部材110にねじ8によって固定されることにより固定側部材となっている。軸受部32には円形の軸孔33が形成されており、この軸孔33に軸部材2の軸体22が貫通する。これによりブラケット3は軸部材2を回転可能に支持する。かかるブラケット3の軸受部32におけるカム部材5側の摩擦面34には、凹部12が形成されている。凹部12は図17と同様に低面部12a、斜面部12c、高面部12bが軸孔33周りに時計方向周りに沿って連続して形成されることにより構成されている。
カム部材5は外形が円形となっており、軸部材2の軸体22に相応した非円形の軸孔53が形成され、この軸孔53に軸体22が貫通する。これによりカム部材5は軸部材2の回転と一体となって回転し、この回転によりブラケット3に対して摺動し、ブラケット3との間に摩擦トルクを発生する。カム部材5の摩擦面54には図18と同様に、円弧状の凸部11が形成されている。凸部11は軸孔53を中心とし軸孔53を挟んだ状態で左右に直線状に延びている。
ストッパプレート10には軸部材2の軸体22に相応した非円形の軸孔10aが形成されており、この軸孔10aに軸部材2の軸体22が貫通し、ストッパプレート10は軸部材2の回転と一体となって回転する。軸部材2の軸体22はストッパプレート10を貫通しており、その貫通端22a(図2参照)を加締めることにより付勢手段4を撓ませた状態とする。これにより付勢手段4はカム部材5とブラケット3と摩擦板9とが相互に接触するように付勢し、これらの摺動摩擦による摩擦トルクを発生させる。この摩擦トルクによって第2部材120を任意の角度で保持するフリーストップ動作が可能となる。
付勢手段4はカム部材5とストッパプレート10との間に配置される。この実施形態において、付勢手段4は外形が円形の2枚の皿ばね41、42(第1ばね41、第2ばね42)が使用されるものであり、それぞれの皿ばね41、42には円形の軸孔41a、42aが形成され、この軸孔41a、42aに軸部材2の軸体22が貫通している。
以上の構造のヒンジ装置70においては、ブラケット3が固定側となっており、この固定側に対して摩擦板9、カム部材5及びストッパプレート10が軸部材2の回転方向に同期して回転する。
この実施形態において付勢手段4を構成する第1ばね41は、図3に示すように板厚が薄くばね定数が小さくなっており、大きく撓むことが可能となっている。これに対し、第2ばね42は図4に示すように板厚が厚くばね定数が大きくなっており、高荷重、低撓みのばねとなっている。このような2枚のばね41、42はばね定数が異なるものであり、付勢手段4はばね定数の異なる2枚のばね41、42を重ねることにより形成されている。
この実施形態のヒンジ装置70においては、カム部材5の凸部11は第2部材120の回転角度(開き角度)θが、θ=0°〜30°の範囲でブラケット3の凹部12における低面部12aを摺動し、θ=30°〜60°の範囲で斜面部12cを摺動し、θ=60°〜150°の範囲で高面部12bを摺動するように設定されている。図5はこのように設定された場合の第2部材120の開き角度θに対する摩擦トルクTの変化を示す特性図であり、摩擦トルクTはT1=100N・mmからT2=500N・mmの範囲で変化する。
図6はこの実施形態における付勢手段4のばね41、42の撓みδと、摩擦トルクTとの関係を示す特性図であり、この実施形態においては実線で示すE3線に沿って変化する。E3線において第2部材120の開き角度θがθ=0°〜30°のとき、トルクT1は100N。mmであり、このとき第1ばね41はカム部材5との密着直前状態まで撓んでいる。θ=30°からθ=60°に移行する際には、凸部11がカム部材5の凹部12における斜面部12cに摺動するため、カム部材5は軸部材2の軸方向に移動し、この移動により第1ばね41がF点でブラケット3と密着する。さらに第2部材120の回転によってF点を超えると、第2ばね42が撓んでばねとして作用する。開き角度θ=60°〜150°のときは凸部11が高面部12bを摺動し、θが60°〜150°の間では第2ばね42が撓むことにより摩擦トルクT2=500N・mmが発生する。
図6はこの実施形態における付勢手段4の撓みδと、摩擦トルクTとの関係を示す特性図であり、上記式1に基づいて算出される。摩擦トルクT2=500N・mmのときのばね荷重Wは、417Nであり、第2ばね42のばね定数Kaは、Ka=417N/0.1mm=4170N/mmとなる。一方、摩擦トルクT1=100N/mmのときのばね荷重は83Nであり、このときにおける第1ばね41と第2ばね42とを合計したばね定数K(a+b)は、K(a+b)=(83N/0.4mm)=208N/mmである。K(a+b)=Ka・Kb/(Ka+Kb)であるから、第1ばね41のばね定数Kbは、Kb=219N/mmとなる。
上記構造において、第2ばね42のばね定数が4170N/mmから10%低い3753N/mmとなったとき、図6におけるE3線はE4線に移行する。E4線における摩擦トルクT1′は、T1′=103N/mmであり、摩擦トルクT1が約3%の増加に止まり、図16に示す従来のヒンジ装置1の40%に比較して大きく低減している。これにより変化する摩擦トルクを精度良く確保することができる。
又、図16の従来のヒンジ装置1においては、ばね61を3枚必要としているが、この実施形態では第1ばね41が大きく撓むため、2枚のばね41、42だけで機能することができる。これに加えて、従来のヒンジ装置1では、凹部12が0.4mmの深さを必要とするが、この実施形態では0.2mmで機能する。これにより凹部12及びこれに対応した凸部11を小さくできる。これらによりこの実施形態のヒンジ装置70は軸方向の長さを短くすることができる。
このような実施形態においては、摩擦トルクTが最大値(T2=500N・mm)と、最小値(T1=100N・mm)の間における第1ばね41が密着する密着点Fがばねの変曲点であり、第1ばね41及び第2ばね42からなる付勢手段4は最大値T2と最小値T1との間に第1ばね42から第2ばね42に切り換わる変曲点を有している。従って、第2部材120の回転によって摩擦トルクが変化しても、付勢手段4はこの変化に対応してカム部材5及びブラケット3を付勢する。このため摩擦トルクを精度良く変化させることができる。又、設定される摩擦トルクを精度良く確保するために、凸部11及び凹部12の高低を大きくしたり、これに合わせて撓みの小さなばねを多数重ねる必要がないため、軸方向に長くなることを防止することができる。
(第2実施形態)
図7〜図10は本発明の第2実施形態のヒンジ装置70aを示す。この実施形態では、ブラケット3に形成される凹部12及び付勢手段4が第1実施形態のヒンジ装置70と異なり、他の構成部材は第1実施形態と同様である。
図8及び図9はブラケット3に形成される凹部12を示し、低面部12e、第1斜面部12f、中間面部12g、第2斜面部12h及び高面部12iが軸孔33の周囲に時計方向周りに沿って連続的に形成されている。これらの面部12e,12f,12g,12h,12iは境界線P12、P13、P14、P15を境として連続している。高面部12iを深さ0mmとした場合、中間面部12gは0.2mmの深さ、低面部12eは0.4mmの深さとなっている。
付勢手段4は図7に示すように、第1ばね43、第2ばね44及び第3ばね45の3枚の皿ばねによって形成されている。これらのばね43,44,45はカム部材5とストッパプレート10との間に挟まれている。ばねの板厚は第1ばね43、第2ばね44、第3ばね45の順で厚くなっており、第1ばね43のばね定数が最も小さく、第2ばね44のばね定数がその次の大きさであり、第3ばね45のばね定数が最も大きくなっている。従って、第1ばね43、第2ばね44、第3ばね45の順で撓み量が少なくなるようになっている。
図10はこの実施形態における付勢手段4の撓みδと摩擦トルクTとの関係を示し、カム部材5の凸部11が低面部12e、第1斜面部12f、中間面部12g、第2斜面部12h、高面部12iを摺動するのにつれて摩擦トルクTが100〜600N・mmに変化している。この実施形態では摩擦トルクT1とT2の間の変曲点I1で第1ばね43がカム部材5に密着し、摩擦トルクT2とT3の間の変曲点I2で第2ばね44がカム部材5に密着し、その後は第3ばね45のみが撓むことにより摩擦トルクを発生させる。
このような実施形態においても、ばね定数が異なる3つのばね43,44,45が重ねられることにより付勢手段4が形成され、ばねの撓みによって発生する摩擦トルクTが最大値(T2=600N/mm)と最小値(T1=0N/mm)の間にばね43,44の変曲点I1,I2を有しているため、第2部材120の回転によって摩擦トルクが変化しても、付勢手段4はこの変化に対応してカム部材5及びブラケット3を付勢する。このため摩擦トルクを精度良く変化させることができる。又、設定される摩擦トルクを精度良く確保するために、凸部11及び凹部12の高低を大きくしたり、これに合わせて撓みの小さなばねを多数重ねる必要がないため、軸方向に長くなることを防止することができる。
(第3実施形態)
図11〜図13は本発明の第3実施形態のヒンジ装置70Bを示し、図11は第2部材120の開角度θ=0°の状態、図12は開角度θ=90°の状態である。この実施形態のヒンジ装置70Bにおいては、付勢手段4として図13に示す変形板ばね46を用いるものであり、その他の構成部材は第1実施形態と同様である。従って、ブラケット3の軸受部32には低面部12a、斜面部12c、高面部12bが軸孔33の周囲に 反時計方向に沿って連続的に形成されている。なお、変形板ばね46は軸部材2のシャフト本体21とブラケット3の凹部12形成部位である摩擦面34との間に挟まれている。従ってこの実施形態では、付勢手段4がブラケット3の軸受部32と接触することにより摩擦トルクを発生するものであり、カム部材5は不要となる。
変形板ばね46はブラケット3の凹部12に向かって凸となる凸部46dが全体に形成されている。凸部46dは水平な外周部47から対向した状態で斜め方向に隆起する隆起部46bと、隆起部46bよりも高く形成された弧状部46cとによって形成されている。弧状部46cは円形の軸受孔46aを挟んだ状態で軸受孔46aの左右に設けられている。隆起部46b及び弧状部46cは撓み可能となっているが、弧状部46cは隆起部46bよりも大きな曲率で湾曲されており、隆起部46bよりも撓みにくくなっている。従って、隆起部46bのばね定数が低く、弧状部46cのばね定数が高くなっている。このような変形ばね46はばね定数が変化する付勢手段4となるものである。
この実施形態において、変形板ばね46は次のように設定される。第2部材120の開き角度θ=0°〜30°の間では隆起部46bがばねとして作用し、低いばね定数で摩擦トルクT1を発生する。開き角度θ=〜30°〜60°の間では隆起部46bが軸部材2に密着する。これにより変形板ばね46の変曲点となる。隆起部46bが軸部材2に密着すると、ばねとして撓みを発生する部位は弧状部46cだけとなり、ばね定数が増加し、摩擦トルクT2で作動する。
この実施形態では、付勢手段4として1枚の変形板ばね46を用いるだけで第2部材120の回転によって変化する摩擦トルクに対応することができ、変化する摩擦トルクを精度良く両立して確保することができる。又、1枚の変形板ばね46で付勢手段4として機能するため、凸部11及び凹部12の高低を大きくしたり、ばねを多数重ねる必要がないため、軸方向に長くなることを防止することができる。
本発明は以上の実施形態に限定されることなく種々変形が可能である。例えば、凸部11をブラケット3に形成し、凹部12をカム部材5に形成しても良い。又、凹部12の角度設定を適宜変更することが可能である。
2 軸部材
3 ブラケット
4 付勢手段
5 カム部材
6 付勢手段
11 凸部
12 凹部
41、43 第1ばね
42、44 第2ばね
45 第3ばね
46 変形板ばね
46d 凸部
70、70A、70B ヒンジ装置

Claims (3)

  1. 2つの部材を相対回転可能に連結するヒンジ装置であって、
    一方の部材に固定されるブラケットと、このブラケットに回転自在に支持され他方の部材に固定される軸部材と、この軸部材に回転拘束され軸方向に移動可能に設けられるカム部材と、このカム部材と前記ブラケットとが接触する方向に付勢してカム部材とブラケットとの間に摩擦トルクを発生させる付勢手段と、相互に嵌合するように前記カム部材とブラケットとに形成された凸部及び凹部とを備え、
    前記凸部又は凹部は前記軸部材の回転角度によって前記摩擦トルクが変化する形状に形成され、前記付勢手段は前記摩擦トルクの最大値と最小値との間にばね定数の変曲点を有していることを特徴とするヒンジ装置。
  2. 前記付勢手段は、異なったばね定数を有する複数のばねが組み合わせられて形成されていることを特徴とする請求項1記載のヒンジ装置。
  3. 2つの部材を相対回転可能に連結するヒンジ装置であって、
    一方の部材に固定されるブラケットと、このブラケットに回転自在に支持され他方の部材に固定される軸部材と、この軸部材と前記ブラケットとの間に軸方向に移動可能に設けられ、前記ブラケットと接触して摩擦トルクを発生させる付勢手段と、相互に嵌合するように前記付勢手段とブラケットとに形成された凸部及び凹部とを備え、
    前記凸部又は凹部は前記軸部材の回転角度によって前記摩擦トルクが変化する形状に形成され、前記付勢手段は、前記摩擦トルクの最大値と最小値との間にばね定数の変曲点を有してばね定数が変化する変形板ばねであり、
    前記変形板ばねの凸部は、平板状の外周部から前記ブラケットに向かって斜め方向に隆起する隆起部と、この隆起部よりも大きな曲率で湾曲されて隆起部よりも高く形成され、隆起部よりも高いばね定数を有した弧状部とによって形成されていることを特徴とするヒンジ装置。
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