JP4396539B2 - レアショート検出回路及び異常監視信号生成回路 - Google Patents

レアショート検出回路及び異常監視信号生成回路 Download PDF

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Description

本発明は、電源と負荷との間に接続される電源側トランジスタと、前記負荷とグランドとの間に接続されるグランド側トランジスタとを備えて当該負荷を通電駆動する構成において、負荷のレアショート状態を検出するための回路、及びその回路によりレアショート状態が検出された場合に出力状態が変化する異常監視信号を生成する異常監視信号生成回路に関する。
図10は、特許文献1に開示されている、駆動回路における負荷周辺の故障を検出するための故障検出回路の電気的構成を示すものである。負荷としては、例えば車両のトランスミッションを構成するリニアソレノイドを駆動するためのスイッチトリラクタンスモータを想定しており、その三相巻線の内の一相(W相)を駆動する回路に配置されるものである。電源とグランドとの間には、電源側カレントミラー回路1、モータの巻線であるL負荷2、グランド側カレントミラー回路3が直列に接続されている。カレントミラー回路1は、2つのNチャネルFET1a,1bで構成されており、カレントミラー回路3も、2つのNチャネルFET3a,3bで構成されている。
電源とL負荷2のグランド側端子との間には、逆方向のダイオード4が接続されており、L負荷2の電源側端子とグランドとの間にも逆方向のダイオード5が接続されている。制御回路6は、カレントミラー回路1のFET1a,1bと、カレントミラー回路3のFET3a,3bとに夫々ゲート信号を出力してそれらをスイッチングさせる。このように、電源側とグランド側とにFETを配置してL負荷に通電を行うのは、何れか一方のFETが短絡した場合のフェイルセーフを考慮したためである。
そして、FET1bのソースとL負荷2との間、及びFET3bのソースとグランドとの間には、夫々抵抗7,8が接続されており、それらの抵抗7,8の両端には、電圧増幅器9,10が接続されている。電圧増幅器9,10の出力信号はL故障検知回路11に与えられており、L故障検知回路11は、制御回路6によるFET1a,1b並びにFET3a,3bのゲート信号の出力タイミングにおいて電圧増幅器9,10の出力信号を参照し比較することで、L負荷2に生じる不完全な短絡(所謂レアショート)などの故障検知を行うようになっている。尚、他のU,V相についても、同様に構成される回路が配置されている。
特開2000−293201号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、L負荷2に流れる電流を抵抗7,8によって電圧に変換しているため、変換誤差が生じてしまう。また、低電流領域においては抵抗の端子電圧が小さくなるため、検出精度にバラつきが生じ易いという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、負荷に発生するレアショート状態をより高い精度で検出することができる検出回路、及びレアショート状態が検出された場合に、異常監視信号の出力状態を確実に変化させることが可能な異常監視信号生成回路を提供することにある。
請求項1記載のレアショート検出回路によれば、負荷を駆動するための電源側,グランド側トランジスタと夫々ミラー対をなすように第1,第2検出用トランジスタを配置する。第1,第2カレントミラー回路は、夫々第1検出用トランジスタに流れる第1電流をミラーさせた電流と、第2検出用トランジスタに流れる第2電流をミラーさせた電流とに応じた電流とを夫々流すトランジスタ対で構成されるが、前者は第1電流側の電流比が大となるように設定され、後者は、第2電流側の電流比が大となるように設定される。
そして、第1判定用トランジスタは、第1カレントミラー回路の第1電流側に接続され、第1電流が第2電流よりも大となった場合に導通し、第2判定用トランジスタは、第2カレントミラー回路の第2電流側に接続され、第2電流が第1電流よりも大となった場合に導通する。即ち、第1判定用トランジスタが導通するのは、負荷の電源側に流れる電流がグランド側に流れる電流よりも大となった場合であり、第2判定用トランジスタが導通するのは、負荷のグランド側に流れる電流が電源側に流れる電流よりも大となった場合である。従って、負荷がレアショート状態となったことを、従来のように負荷電流を電圧変換することなく、ミラー対を構成するトランジスタに流れる電流の大小関係に基づいて検出することができるので、従来構成とは異なり電圧変換における誤差が介在することがなく、より高い精度による検出が可能となる。また、低電流領域においても精度良く検出を行うことができる。
請求項2記載のレアショート検出回路によれば、レアショート状態の検出は以下のような作用によって行なわれる。また、以降において、カレントミラー回路を構成する主トランジスタとは、自身の制御端子が自身の出力端子に接続されているトランジスタを表し(例えば、バイポーラトランジスタであれば、自身のベースが自身のコレクタに接続されているもの)、副トランジスタとは、その主トランジスタと対を成しているものを表す。
第1電流と第2電流とが同じ電流比であれば、第3カレントミラー回路の第1及び第2副トランジスタを介して流れる電流と、第4カレントミラー回路の第1及び第2副トランジスタを介して流れる電流とは等しくなる。従って、第1,第2カレントミラー回路の主及び副トランジスタにも同量の電流が流れるが、その電流量は、夫々電流比が小さい方のトランジスタによって規定される。
そして、例えば、第1電流の方が第2電流よりも少しだけ大きく流れる状態になると、第1カレントミラー回路においては、電流比が大に設定されている副トランジスタに、主トランジスタよりも大きな電流が流れるようになる。すると、その電流の増加分によって第1判定用トランジスタが導通するので、負荷の電源側においてレアショート状態が発生したことが検出される。
また、第2電流の方が第1電流よりも少しだけ大きく流れる状態になると、第2カレントミラー回路において、電流比が大に設定されている副トランジスタに、主トランジスタよりも大きな電流が流れるようになる。すると、その電流の増加分によって第2判定用トランジスタが導通するので、負荷のグランド側においてレアショート状態が発生したことが検出されるようになる。
請求項3記載のレアショート検出回路によれば、第1,第2検出用トランジスタのグランド側は、第3,第4カレントミラー回路の主トランジスタが挿入されている構成に対応して、電源側,グランド側トランジスタの制御端子にダイオードを順方向に挿入るすことで、電源側,グランド側トランジスタの制御端子に印加される電圧のバランスを調整することができる。
請求項4記載のレアショート検出回路によれば、第2カレントミラー回路までの構成は請求項2と同様であるが、第3カレントミラー回路については、共通端子が抵抗を介してグランドに接続されている部分が請求項2と相違している。また、第4カレントミラー回路については、主トランジスタが第2検出用トランジスタの電源側に接続されている部分が相違している。そして、第1オペアンプは、その反転入力端子側に、第3カレントミラー回路を構成する主トランジスタを介して帰還がかかるように接続されることで、双方の入力端子がバーチャルショートとなる。従って、電源側トランジスタ,第1検出用トランジスタのグランド側電位が等しくなるように調整して、両者で構成されるカレントミラー回路のミラー電流が等しくなるように作用する。
一方、第2オペアンプも同様に、その反転入力端子側に、第5カレントミラー回路を構成する主トランジスタを介して帰還がかかるように接続されることで、グランド側トランジスタ,第2検出用トランジスタの電源側電位が等しくなるように調整し、両者で構成されるカレントミラー回路のミラー電流が等しくなるように作用する。
また、レアショート状態の検出作用については、電源側については請求項2について説明したものと基本的に同様である。そして、グランド側については、第2電流の方が第1電流よりも少しだけ大きく流れる状態になると、第2カレントミラー回路において電流比が大に設定されている副トランジスタには、第5,第4カレントミラー回路を介して主トランジスタよりも大きな電流が流れるように作用する点以外は、請求項2について説明したものと同様となる。
請求項5記載のレアショート検出回路によれば、第1ダイオードは、第1検出用トランジスタのグランド側と第3カレントミラー回路の主トランジスタとの間に挿入される。即ち、第1検出用トランジスタを介して電流Iが流れた場合、当該トランジスタのオン抵抗Rに応じて電圧降下VD(=RI)が発生する。この時、第1オペアンプの出力端子の電位VOは、電源電圧をVB,第3カレントミラー回路の主トランジスタにおける接合電圧をVFとすればVO=VB−VD−VFとなり、第1オペアンプはその電圧VOを出力する必要がある。つまり、前記電流Iが小さい場合、第1オペアンプはより高い電圧VOを出力しなければならない。
そこで、第1ダイオードを上記のように接続することで、その順方向電圧分だけ第1オペアンプの出力電圧レベルを低下させることができ、出力電圧が上限側で飽和しないように調整を行なうことができる。また、第2ダイオードは、第2オペアンプの出力電圧範囲をグランド側よりその順方向電圧分だけ上昇させることで、出力電圧が下限側で飽和しないように調整をする作用効果をなす。
請求項6記載のレアショート検出回路によれば、第1,第2オペアンプの出力端子と電源,グランドとの間にオフセット調整用の抵抗素子を接続するので、その抵抗素子の抵抗値を適宜設定すれば、負荷電流が変化することに基づき、第1,第2オペアンプの出力端子の電圧レベルに発生しようとするオフセットを打ち消すように調整することができる。
請求項7記載の異常監視信号生成回路によれば、請求項1乃至6の何れかに記載のレアショート検出回路における第1又は第2判定用トランジスタが導通したことに基づいて、出力状態が変化する異常監視信号を生成する。この場合、第1,第2判定用トランジスタの導通に伴って変化する電圧信号の論理和に、所定の遅延時間を付与してラッチ回路に入力する。すると、ラッチ回路は、電源側又はグランド側トランジスタの何れかを導通させる制御信号の出力タイミングに同期する信号のレベル変化に応じてラッチ動作を行う。そして、このラッチ回路によりラッチされた信号と同期信号との論理積をとることで異常監視信号を生成出力する。
即ち、レアショートが検出された場合に生じる電圧信号の変化は、前記制御信号の出力タイミングに略同期して発生するが、その信号変化のタイミングを僅かに遅延させれば、前記制御信号のレベルが後端側で変化した時点で、前記電圧信号の変化を確実に捉えることが可能となる。従って、制御信号に同期した信号のレベル変化をトリガとしてラッチすれば前記電圧信号が変化した状態を保持できるので、その状態の保持により異常監視信号の出力状態を変化させて、レアショートが検出されたことを確実に反映させることができる。
尚、ここで、並びに以降で言う「論理和」、「論理積」については、入出力信号に関する論理の正負を問わないものとする。
請求項8記載の異常監視信号生成回路によれば、ラッチ回路を、バイポーラトランジスタロジックで構成する。即ち、レアショート検出回路をパイポーラプロセスで構成する場合、異常監視信号生成回路も同様のプロセスで構成することが好ましい。そしてこの場合、ラッチ動作をより確実に行うにはエッジトリガタイプのDラッチを使用することが望ましい。しかし、エッジトリガタイプのDラッチは通常CMOSロジックで構成されるものであり、バイポーラトランジスタロジックではレベルトリガDラッチしか構成できない。
そこで、同期信号とその信号レベルの反転との論理積をとれば、反転回路側で付与される遅延時間差に応じて、両者の信号レベルが同一となる期間が僅かに生成されるので、論理積信号は、その僅かな期間だけ「真」となる。従って、その信号のレベルをトリガとしてラッチ動作を行わせることで、擬似的なエッジトリガ動作を実現することができる。
請求項9記載の異常監視信号生成回路によれば、反転回路を3以上の奇数個のインバータゲートを直列接続して構成する。そして、最終段に配置されるインバータゲートを構成するトランジスタの動作速度がその他のトランジスタの動作速度よりも遅くなるように設定する。斯様に構成すれば、トランジスタの動作速度差によって、信号レベルをハイからロウに反転させる場合に付与するゲート遅延時間よりも、信号レベルをロウからハイに反転させる場合に付与するゲート遅延時間がより長くなる。従って、前記制御信号若しくは前記同期信号の後端側の信号変化時点において、Dラッチをトリガさせる所定幅のワンショットパルスを生成する目的である程度の遅延時間を付与する必要がある場合に、インバータゲートの接続段数をより少なくすることができる。
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1を参照して説明する。尚、図3と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。電源線21には、4つのPNPトランジスタ22a,22b,23a,23cのコレクタが接続されており、夫々の対がカレントミラー回路22,23(第1カレントミラー回路,第2カレントミラー回路)を構成している。
トランジスタ22a(主トランジスタ),22b(副トランジスタ)のベースは共通に接続されていると共に、抵抗素子24を介して電源線21に接続され、また、抵抗素子25を介してPNPトランジスタ26のエミッタに接続されている。トランジスタ26のベースは、トランジスタ22bのコレクタに接続されており、コレクタはグランド線27に接続されている。PNPトランジスタ28(第1判定用トランジスタ)のエミッタは電源線21に接続されており、ベースはトランジスタ22aのコレクタに接続され、コレクタは抵抗素子29及び30を介してグランド線27に接続されている。
尚、トランジスタ22a,22bのエミッタ面積比は、10:9となるように設定されている(例えば、夫々10個のトランジスタ,9個のトランジスタを並列に接続したものと等価な構成となっている)。そして、詳細は後述するが、ミラー回路22に流れるミラー電流が、エミッタ面積比が小さいトランジスタ22bによって規定されている場合、トランジスタ28は導通しないように設定されている。
一方、カレントミラー回路23側には、抵抗素子24及び25,PNPトランジスタ26及び28,抵抗素子29及び30と対称を成すように、抵抗素子31及び32,PNPトランジスタ33及び34,抵抗素子35及び36が配置されている。尚、トランジスタ23a,23bのエミッタ面積比は、9:10となるように設定されている。そして、ミラー回路22と同様に、ミラー回路23に流れるミラー電流が、エミッタ面積比が小さいトランジスタ23bによって規定されている場合、トランジスタ34(第2判定用トランジスタ)は導通しないように設定されている。
FET1b(第1検出用トランジスタ)のグランド側(ソース側)には、3つのNPNトランジスタ37a,37b,37cで構成されるカレントミラー回路37(第3カレントミラー回路)が配置されている。即ち、3つのトランジスタ37a,37b,37cのベースは共通に、トランジスタ37a(主トランジスタ)のコレクタに接続されている。そして、トランジスタ37aのコレクタはFET1bのソースに接続され、トランジスタ37b(第1副トランジスタ)のコレクタは抵抗素子38を介してトランジスタ22aのコレクタに接続され、トランジスタ37c(第2副トランジスタ)のコレクタは抵抗素子39を介してトランジスタ23aのコレクタに接続されている。また、トランジスタ37a,37b,37cのエミッタは共通に、FET1aのソースに接続されている。
一方、FET3b(第2検出用トランジスタ)のグランド側(ソース側)には、3つのNPNトランジスタ40a,40b,40cで構成されるカレントミラー回路40(第4カレントミラー回路)が配置されている。即ち、3つのトランジスタ40a,40b,40cのベースは共通に、トランジスタ40a(主トランジスタ)のコレクタに接続されている。そして、トランジスタ40aのコレクタはFET3bのソースに接続され、トランジスタ40b(第1副トランジスタ)のコレクタは抵抗素子41を介してトランジスタ22bのコレクタに接続され、トランジスタ40c(第2副トランジスタ)のコレクタは抵抗素子42を介してトランジスタ23bのコレクタに接続されている。また、トランジスタ40a,40b,40cのエミッタは共通に、グランド線37に接続されている。
L故障検知回路11に代わるL故障検知回路43の2つの入力端子は、抵抗素子29及び30の共通接続点と、抵抗素子35及び36の共通接続点とに夫々接続されている。そして、L故障検知回路43は、各共通接続点の電位変化によって、L負荷2の電源側,グランド側に発生したレアショート状態を検出するようになっている。
L故障検知回路43は、レアショート状態を検出すると制御回路6に故障モード信号を出力する。そして、制御回路6は、故障モード信号が出力されたことを検知すると、FET1a及び1b,3a及び3bをOFFさせて負荷2の駆動を停止するようになっている。制御回路6の出力端子とFET1a(電源側トランジスタ),3a(グランド側トランジスタ)のゲートとの間には、順方向のダイオード44,45が夫々接続されている。以上が、レアショート検出回路46を構成している。
また、以上の構成において、トランジスタ26,33は、カレントミラー回路22,23における(エミッタ面積比に基づく)ミラー比を理想の値に近づけるため、ベース電流の補正用に配置されているものである。
次に、本実施例の作用について説明する。回路動作が正常である場合、L負荷2の電源側,グランド側においてFET1a,3aに流れる電流量は等しいため、それらの電流をミラーしているFET1b,3bに流れる電流(第1,第2電流)の量も等しい。そして、カレントミラー回路22を構成するトランジスタ22a,22bには、カレントミラー回路37のトランジスタ37b,カレントミラー回路40のトランジスタ40bを介して同量の電流が流れる。一方、カレントミラー回路23を構成するトランジスタ23a,23bにも、カレントミラー回路37のトランジスタ37c,カレントミラー回路40のトランジスタ40cを介して同量の電流が流れる。
このとき、カレントミラー回路22,23に流れる同量のミラー電流は、エミッタ面積比が小さく設定されているトランジスタ22b,23bによって規定されているため、トランジスタ28,34は何れも導通しない。従って、L故障検知回路43の入力端子レベルは、何れもロウレベルとなっている。
そして、例えば、レアショート状態が発生したことによりL負荷2の電源側に流れる電流が、グランド側に流れる電流よりも増加し、その増加割合が10%を超えた場合を想定する。この場合、カレントミラー回路37に流れるミラー電流も10%を超えて増加するため、カレントミラー回路22においては、電流比が大に設定されているトランジスタ22aに、トランジスタ22b側に対して10%を超える大きな電流が流れるようになる。すると、その電流の増加分によってトランジスタ28が導通するので、抵抗素子29及び30に電流が流れ、L故障検知回路43の対応する入力端子レベルだけがハイレベルに変化する。従って、L故障検知回路43は、L負荷2の電源側においてレアショート状態が発生したことが検出できる。
また、レアショート状態が発生したことによりL負荷2のグランド側に流れる電流が電源側に流れる電流よりも増加し、その増加割合が10%を超えた場合を想定する。この場合、カレントミラー回路40に流れるミラー電流が10%を超えて増加するため、カレントミラー回路23においては、電流比が大に設定されているトランジスタ23bに、トランジスタ23a側に対して10%を超える大きな電流が流れる。すると、その電流の増加分によってトランジスタ34が導通するので、抵抗素子35及び36に電流が流れ、L故障検知回路43の対応する入力端子レベルだけがハイレベルに変化する。従って、L故障検知回路43は、L負荷2のグランド側においてレアショート状態が発生したことを検出できる。
以上のように本実施例によれば、L負荷2を駆動するため、電源側,グランド側に夫々配置されるFET1a,3aと夫々ミラー対をなすようにFET1b,3bを配置し、カレントミラー回路22,23を、夫々FET1b,3bに流れる第1,第2電流をミラーさせた電流に応じた電流を流すように構成して、前者は第1電流側の電流比が大となるようにトランジスタ22a,22bのエミッタ面積比を設定し、後者は、第2電流側の電流比が大となるようにトランジスタ23a,23bのエミッタ面積比を設定した。
そして、第1電流が第2電流よりも10%を超える増加割合で大となった場合は、カレントミラー回路37を介してトランジスタ22aに流れる電流を増加させトランジスタ28が導通するように設定し、第2電流が第1電流よりも10%を超える増加割合で大となった場合は、カレントミラー回路40を介してトランジスタ23bに流れる電流を増加させトランジスタ34が導通するように設定した。従って、負荷2がレアショート状態となったことを、従来構成とは異なり負荷電流を電圧に変換することなく、ミラー対を構成するトランジスタに流れる電流の大小関係に基づいて検出することができるので、より高い精度による検出が可能となる。また、低電流領域においてもより精度良く検出を行うことができる。
また、FET1b,3bのグランド側にトランジスタ37a,40aが挿入されている構成に対応して、FET1a,3aのゲートにダイオード44,45を順方向に挿入することで、その順方向電圧VFによって、各ゲートに印加される電圧のバランスを調整することができる。
加えて、レアショート検出回路46では、FET1a,3aの(オン抵抗に依存する)ドレイン−ソース間電圧によってカレントミラー回路22,23を構成するトランジスタを駆動することになるので、これらのカレントミラー回路22,23に比較的大きな電流を流すことが可能となり、負荷電流が比較的大きな場合でもレアショート検出を行なうことができる。
(第2実施例)
図2は本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。FET1bのソースとトランジスタ37aのコレクタとの間には、3個のダイオード51a〜51c(第1ダイオード)の直列回路が挿入されている。また、FET1a,1bのソースは、オペアンプ52(第1オペアンプ)の非反転入力端子,反転入力端子に接続されており、オペアンプ52の出力端子は、カレントミラー回路37のエミッタ側に接続されている。
一方、カレントミラー回路3側においては、FET3bのソースはグランド線27に直結されている。そして、FET3a,3bのドレインは、オペアンプ53(第2オペアンプ)の非反転入力端子,反転入力端子に接続されており、オペアンプ53の出力端子は、カレントミラー回路54(第5カレントミラー回路)のエミッタ側に接続されている。トランジスタ54a,54bのベースは共通に接続されていると共に、抵抗素子55を介してオペアンプ53の出力端子に接続され、また、抵抗素子56を介してPNPトランジスタ57のエミッタに接続されている。トランジスタ57のベースは、トランジスタ54aのコレクタに接続されており、コレクタはグランド線27に接続されている。
また、トランジスタ54aのコレクタは、3個のダイオード58a〜58c(第2ダイオード)の直列回路を介してFET3bのドレインに接続されている。一方、トランジスタ54bのコレクタは、抵抗素子59を介してカレントミラー回路40を構成するトランジスタ40aのコレクタに接続されている。
また、オペアンプ52の出力端子は、抵抗素子60,61を介して電源線21,グランド線27に夫々接続されており、オペアンプ53の出力端子は、抵抗素子62,63を介して電源線21,グランド線27に夫々接続されている。尚、ダイオード44及び45は削除されている。以上が、レアショート検出回路64を構成している。
次に、第2実施例の作用について説明する。レアショート状態の検出動作に関しては、第1実施例のレアショート検出回路46と基本的に同様である。第2実施例では、オペアンプ52,53が、夫々の反転入力端子側にトランジスタ37a,トランジスタ54aを介して帰還がかかるように接続されている。即ち、オペアンプ52,53はバーチャルショートとなっており、FET1a及び1bのソース電位差、FET3a,3bのドレイン電位は夫々等しくなるように調整される。従って、オペアンプ52,53は、FET1a及び1b,FET3a及び3bで構成されるカレントミラー回路1,3におけるミラー電流誤差をより小さくするように調整する作用をなす。
また、3個のダイオード51a〜51cは、以下のような作用をなすものである。即ち、FET1bを介して電流IUが流れた場合、FET1bのオン抵抗Rに応じて電圧降下VDU(=RIU)が発生する。この時、オペアンプ52の出力端子の電位VOUは、電源電圧をVB,トランジスタ37aにおけるベース−エミッタ間電圧をVFとして、ダイオード51a〜51cが存在しないとすれば、
VOU=VB−VDU−VF
となり、オペアンプ52はその電圧VOUを出力する必要がある。つまり、前記電流Iが小さい場合、オペアンプ52はより高い電圧VOUを出力しなければならない。
そこで、ダイオード51a〜51cを、FET1bのソースとトランジスタ37aのコレクタとの間に挿入すれば、それらの順方向電圧3VF分だけオペアンプ52の出力電圧レベルを低下させることができる。従って、オペアンプ52の出力電圧が上限側で飽和しないように調整される。
一方、ダイオード58a〜58cは、オペアンプ53における出力電圧範囲の下限側について同様の作用をなすものである。即ち、FET3bを介して電流IDが流れた場合、FET3bのオン抵抗に応じて電圧降下VDDが発生するので、オペアンプ53の出力端子の電位VODは、トランジスタ54aにおけるエミッタ−コレクタ間電圧をVCEとして、ダイオード53a〜53cが存在しないとすれば、
VOD=VDD+VCE
となり、オペアンプ53はその電圧VODを出力する必要がある。つまり、前記電流IDが小さい場合、オペアンプ53はより低い電圧VODを出力しなければならない。
そこで、ダイオード53a〜53cを、FET3bのドレインとトランジスタ54aのコレクタとの間に挿入すれば、それらの順方向電圧3VF分だけオペアンプ53の出力電圧レベルを上昇させることができる。従って、オペアンプ53の出力電圧が下限側で飽和しないように調整される。
更に、抵抗素子60,61並びに抵抗素子62,63は、それらの抵抗値を適宜設定することで、負荷電流が変化することに基づいて、オペアンプ52,53の出力端子の電圧レベルに発生しようとするオフセットを打ち消すために配置されている。
以上のように第2実施例によれば、FET1a,1bのソースを、オペアンプ52の非反転入力端子,反転入力端子に接続し、オペアンプ52の出力端子を、カレントミラー回路37のエミッタ側に接続した。また、カレントミラー回路3側においては、FET3bのソースをグランド線27に直結して、FET3a,3bのドレインを、オペアンプ53の非反転入力端子,反転入力端子に接続し、オペアンプ53の出力端子を、カレントミラー回路54のエミッタ側に接続した。従って、FET1a,1bのソース電位、FET3a,3bのドレイン電位が等しくなり、両者で構成されるカレントミラー回路1,3のミラー電流が等しくなるので、レアショート状態の検出精度を高めることができる。
そして、FET1bのソースとトランジスタ37aのコレクタとの間に、3個のダイオード51a〜51cを挿入すると共に、トランジスタ54aのコレクタとFET3bのドレインとの間にも3個のダイオード58a〜58cを挿入した。従って、オペアンプ52,53の出力電圧範囲が限界を超えないように調整することができる。更に、オペアンプ52,53の出力端子と電源線21,グランド線27との間に抵抗素子60,61並びに抵抗素子62,63を配置したので、負荷電流が変化することに基づいて、オペアンプ52,53の出力端子の電圧レベルに発生しようとするオフセットを打ち消すように調整することができる。
(第3実施例)
図3乃至図9は本発明の第3実施例を示すものである。第3実施例は、第1又は第2実施例におけるレアショート検出回路46又は64によりレアショートが検出された場合に、その異常検出に応じて信号DIAGの出力状態を変化させるための異常監視信号生成回路に関するものである。図3は、例えば第1実施例における図1の要部と、異常監視信号生成回路71とを示すものである。尚、電流センス部72,73は、図1におけるFET1b,3bに相当するものである。
図1に示すA点,B点、即ち、抵抗29及び30,抵抗35及び36の共通接続点は、ORゲート(論理和ゲート)74の入力端子に接続されており、ORゲート74の出力端子は3入力NORゲート(負論理入力のAND,論理積ゲート)75の入力端子に接続されている。また、FET1aのドレインは、抵抗76を介してコンパレータ77の非反転入力端子に接続されている。コンパレータ77の反転入力端子にはしきい値電圧Vthが与えられており、非反転入力端子及び出力端子は、夫々抵抗78及び79を介して電源にプルアップされている。
コンパレータ77の出力端子は、インバータゲート80を介してNORゲート75の入力端子に接続されており、NORゲート75の残りの入力端子にはハイアクティブのパワーオンリセット信号PORが与えられている。そして、NORゲート75は、異常監視信号DIAGを出力するようになっている。
図4は、異常監視信号生成回路71の回路動作を示すタイミングチャートである。(a)LS2+はコイル2の電源側に流れる電流波形であり、(b)INV出力はインバータゲート80の出力信号波形、(c)OUT2はコイル2のグランド側に流れる電流波形である。コイル2に通電を行う場合は、FET3aを常時ON状態にして、FET1a側を断続するように制御される。従って、コンパレータ77の非反転入力端子のレベルは、コイル2に電流が流れない期間は低く、コイル2に電流が流れると上昇してしきい値Vthを超えるようになり、コンパレータ77はハイレベルを出力する。その結果、(b)INV出力は、コイル2に電流が流れる期間に同期してロウレベルとなっている(同期信号)。
A点,B点の電位は、レアショートが発生していなければロウレベルであり、電源側又はグランド側の何れかでレアショートが発生すると、(d)に示すようにコイル2に電流が流れる期間に応じてハイレベルとなる。即ち(e)に示すように、NORゲート75の出力信号である異常監視信号DIAGは、レアショートが発生していなければ(b)のINV出力に応じて間欠的にハイレベルとなることで、電源側FET1aの導通タイミングに応じて出力状態が変化する信号となる。
そして、レアショートが発生すると(ここでは、グランド側で発生した場合を想定)、(b)のINV出力がロウレベルとなるタイミングに同期してORゲート74の出力がハイレベルとなるので、DIAGはロウレベルを維持し続けるようになり、出力パターンが変化する。この状態の変化によって異常が検出されるようになっている。
しかしながら、以上のような信号処理方式には次のような問題があった。レアショートの発生時に異常監視信号DIAGをロウレベルにする条件は、上述のように(b)のINV出力がロウレベルとなるタイミングに同期してORゲート74の出力がハイレベルとなることである。ところが、実際には、回路時定数の相違やゲート遅延の時間差などにより、両者のタイミングが完全に一致するとは限らない場合がある。すると、図4(e)に示すように、レアショートが検出されているにもかかわらず、異常監視信号DIAGが信号変化のエッジの前後で僅かな時間だけハイレベルを示すようになる。
斯様な問題を解決するため、従来はNORゲート75の出力端子にフィルタを付加するなどしてノイズ的に出力される信号変化分を除去するなどの対策を行っていた。しかし、このような対策では、フィルタの時定数を大きくし過ぎると異常監視信号DIAG自体の信号成分も除去してしまうおそれがあり、充分な対策であるとは言えない。
そこで、第3実施例では、図5に示すように、ORゲート74の出力端子とNORゲート75との間に、遅延回路81(例えば、遅延時間20μs)と、擬似的にエッジトリガによるラッチ動作を行うラッチ回路82とを挿入し、異常監視信号生成回路120を構成する。尚、レアショート検出回路46は、FET1及び3部分を除いてバイポーラプロセスで構成されているので、ラッチ回路82についても同様にバイポーラプロセスによって構成される。そのため、ラッチ回路82を擬似的なエッジトリガ動作を行なうように構成している。
即ち、図6に示すように、ラッチ回路82は、通常パイポーラトランジスタロジックで構成されるレベルトリガのDラッチ83のトリガ入力(負論理)CKにORゲート(負論理のAND,論理積ゲート)84の出力端子を接続し、そのORゲート84の入力端子の一方にFET1aのゲート制御信号G(同期信号)を与え、他方にゲート制御信号Gの反転を与えている。但し、その反転は、3段のインバータゲート85,86,87を介して所定の遅延時間を付与しながら行っている。これらは、反転回路121を構成している。
更に、図7には、ラッチ回路82の構成をトランジスタレベルで示す。即ち、Dラッチ83はNPNトランジスタ88〜96によって構成され、ORゲート84はNPNトランジスタ97〜99で構成され、インバータゲート85〜87もNPNトランジスタ100〜102で構成されている。これらのエミッタは全てグランドに接続されている。
Dラッチ83において、トランジスタ88及び89、90及び91、93及び94、95及び96の対は夫々コレクタが共通に接続されており、また、各対毎に20μAの定電流回路103〜106が接続されている。トランジスタ92のコレクタはトランジスタ93及び94のコレクタに接続されている。トランジスタ88のベースは負論理のトリガ入力端子CKであり、トランジスタ91のベースに接続されている。トランジスタ88及び89のコレクタはトランジスタ90及び93のベースに接続されている。
トランジスタ90及び91のコレクタはトランジスタ96のベースに、出力端子Qであるトランジスタ93及び94のコレクタはトランジスタ95のベースに、トランジスタ95及び96のコレクタはトランジスタ94のベースに接続されている。トランジスタ89のベースは入力端子Dであり、トランジスタ92のベースはリセット入力端子Rである。
ORゲート84において、トランジスタ97及び98の対はコレクタが共通に接続されており、そのコレクタはトランジスタ99のベースに接続されている。そして、夫々のコレクタには、20μAの定電流回路107,108が接続されている。トランジスタ97及び98のベースは入力端子であり、前者には入力信号Gが与えられ、後者はインバータゲート87の出力端子であるトランジスタ102のコレクタが接続されている。また、出力端子であるトランジスタ99のコレクタは、Dラッチ83のトリガ入力端子CKに接続されている。
反転回路121を構成するインバータゲート85〜87において、トランジスタ85,86,87のコレクタには、夫々電流値が10μA,120μA,10μAの定電流回路109,110,111が接続されている。そして、初段のトランジスタ85のベースには入力信号Gが与えられており、トランジスタ101,102のベースは、トランジスタ100,101のコレクタに夫々接続されている。
尚、これら3段のインバータゲート85〜87によって信号レベルを反転させる場合の遅延時間は、ハイからロウへの変化時間に対して、ロウからハイへの変化時間がより長くなるように構成されている。即ち、トランジスタ101の電流増幅率hFEは、120/10=12であるのに対して、トランジスタ102の電流増幅率hFEは、10/120=0.083となることで、トランジスタ102の動作速度(オンからオフに変化する速度)は、トランジスタ101の動作速度より遅くなっている。この技術の詳細は、例えば特開2004−128012号公報に記載されている。
次に、第3実施例の作用について図8及び図9も参照して説明する。図8は、ラッチ回路82の回路動作を示すタイミングチャートである。最初に、図8(f)に示すように、パワーオンリセット信号がアクティブとなり初期化が行われる。図8(a)に示すように、入力信号GはFET1aのゲート制御信号であるから、コイル2の通電タイミングに応じて間欠的にハイレベルとなる。その入力信号Gのレベルは反転回路121によって反転されるが(b)、ハイからロウへの変化には例えば1μsの遅延時間が付与され、ロウからハイへの変化には例えば2μsの遅延時間が付与される。そして、入力信号Gとその反転との論理和がORゲート84で取られることで、双方がロウレベルとなる期間だけロウレベルとなるトリガ信号が、Dラッチ83に出力される(図8(c))。
また、ORゲート74の出力信号には、遅延回路81によって20μsの遅延時間が与えられている。従って、レアショートが検出され、ORゲート74が入力信号Dにほぼ同期してハイレベルを出力していれば、そのレベルは入力信号Aの立下りから20μs以内に立ち下がる(図8(d),電流比較検出信号)。そして、図8(c)に示すトリガ信号CKが2μs以下のロウレベルパルスを出力している期間に、Dラッチ83により入力端子Dのレベルがラッチされ、出力端子Qより出力される(図8(e))。
図9は、図4相当図である。以上のように、ORゲート74の出力信号をラッチ回路82によりラッチすることで、図4に示したケースのようにノイズを除去する為のフィルタを必要とすることなく、レアショートを検出した状態の信号を安定的に出力することができる。但し、図9(f)に示すように、ラッチ回路82の出力信号は、LS2+の立下りからハイレベルとなるので、レアショートの検出タイミングが1信号周期分遅れることになるが、実質的には全く問題無い。
以上のように第3実施例によれば、異常監視信号生成回路71を、トランジスタ28又は34がONした場合に電位が変化するA点,B点の信号レベルの論理和に対し、遅延回路81により遅延時間を付与してラッチ回路82に入力し、ラッチ回路82を、電源側FET1aに与えるゲート制御信号Gのネガティブエッジで(擬似的に)ラッチ動作を行うように構成した。そして、ラッチ回路82によりラッチされた信号とインバータゲート80の出力信号との論理積をNORゲート75でとることで異常監視信号DIAGを生成出力するようにした。従って、A点又はB点の電圧信号が変化した状態をラッチ回路82により保持することができ、その状態の保持により異常監視信号DIAGの出力状態を変化させて、レアショートが検出されたことを確実に反映させることができる。
また、擬似的なエッジトリガ動作を行うラッチ回路82を、バイポーラトランジスタロジックで構成した。即ち、ゲート制御信号Gとその信号レベルの反転との論理積をOR(負論理のAND)ゲート84でとり、インバータゲート85〜87で付与される遅延時間差に応じて、1ショットのロウレベルパルスを生成してレベルエッジトリガのDラッチ83にラッチ動作を行わせることで、バイポーラトランジスタロジックによって擬似的なエッジトリガ動作を実現することができる。
更に、反転回路121を3個のインバータゲート85〜87を直列接続して構成し、最終段に配置されるインバータゲート87を構成するトランジスタ102の動作速度が、その他のトランジスタ100,101の動作速度よりも遅くなるように設定したので、ゲート制御信号Gの立下りエッジにおいて、Dラッチ83をトリガさせる所定幅のワンショットパルスを生成するための遅延時間を付与する場合に、インバータゲートの段数をより少なくすることができる。
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
第1実施例において、ダイオード44,45は、必要とされる検出精度に応じて設ければ良い。
また、第2実施例において、抵抗60,61,62,63も必要に応じて設ければ良い。
また、ダイオード51a〜51c,58a〜58cについても、オペアンプ52,53の出力電圧範囲を調整する必要がある場合に対応して配置すれば良い。例えば、調整レベルに応じてダイオードを1個だけ挿入しても良いし、全く配置しなくても良い。
更に、第2実施例においても、必要とされる検出精度によってはオペアンプ52,53を削除しても良い。尚、オペアンプ53を削除した場合は、カレントミラー回路54のコレクタ側を抵抗素子を介して電源線21に接続する。
カレントミラー回路22,23について設定するミラー比は、レアショート状態を検出するための電流バランスしきい値に応じて適宜変更すれば良い。
各トランジスタを、FET,バイポーラトランジスタの何れとするかは、個別の設計に応じて適宜選択すれば良い。
第3実施例において、レアショート検出回路がCMOSプロセス又はBi−CMOSをプロセスを使用して構成される場合は、エッジトリガDラッチをCMOSロジックで構成すれば良い。
トリガ信号CKのロウレベルパルス幅は、レベルトリガDラッチ83がラッチ動作を行なうのに必要とされるホールドタイム以上となる範囲で、適宜設定すれば良い。
反転回路は、出力信号の立上がりと立下りとで付与される遅延時間が同一となるように構成しても良い。
反転回路を構成するインバータゲートの段数は、5以上の奇数であっても良い。また、レベルトリガのホールドタイムを確保することができる遅延時間が付与可能であれば、1個のインバータゲートで反転回路を構成しても良い。
本発明の第1実施例であり、レアショート検出回路の電気的構成を示す図 本発明の第2実施例を示す図1相当図 本発明の第3実施例であり、第1実施例における図1の要部と、異常監視信号生成回路とを示す図 異常監視信号生成回路の回路動作を示すタイミングチャート 図3の構成を改良した異常監視信号生成回路を示す図 ラッチ回路の構成を示す図 ラッチ回路の構成をトランジスタレベルで示す図 ラッチ回路の動作を示すタイミングチャート 図4相当図 従来技術を示す図1相当図
符号の説明
図面中、1aはNチャネルFET(電源側トランジスタ)、1bはNチャネルFET(第1検出用トランジスタ)、2はL負荷、3aはNチャネルFET(グランド側トランジスタ)、3bはNチャネルFET(第2検出用トランジスタ)、22はカレントミラー回路(第1カレントミラー回路)、23はカレントミラー回路(第2カレントミラー回路)、28はPNPトランジスタ(第1判定用トランジスタ)、34はトランジスタ(第2判定用トランジスタ)、37はカレントミラー回路(第3カレントミラー回路)、40はカレントミラー回路(第4カレントミラー回路)、43はL故障検知回路、44,45はダイオード、46はレアショート検出回路、51a〜51cはダイオード(第1ダイオード)、52はオペアンプ(第1オペアンプ)、53はオペアンプ(第2オペアンプ)、54はカレントミラー回路(第5カレントミラー回路)、58a〜58cはダイオード(第2ダイオード)、64はレアショート検出回路、74はORゲート(論理和ゲート)、75はNORゲート(論理積ゲート)、81は遅延回路、82はラッチ回路、83はレベルトリガDラッチ、84はORゲート(論理積ゲート)、85〜87はインバータゲート、120は異常監視信号生成回路、121は反転回路を示す。

Claims (9)

  1. 電源と負荷との間に接続される電源側トランジスタと、
    この電源側トランジスタとミラー対をなす第1検出用トランジスタと、
    前記負荷とグランドとの間に接続されるグランド側トランジスタと、
    このグランド側トランジスタとミラー対をなす第2検出用トランジスタと、
    前記第1検出用トランジスタに流れる第1電流をミラーさせた電流と、前記第2検出用トランジスタに流れる第2電流をミラーさせた電流とに応じた電流とを夫々流すトランジスタ対で構成される2つのカレントミラー回路であって、前記第1電流側の電流比が大となるように設定される第1カレントミラー回路,及び前記第2電流側の電流比が大となるように設定される第2カレントミラー回路と、
    前記第1カレントミラー回路の第1電流側に接続され、前記第1電流が前記第2電流よりも大となった場合に導通する第1判定用トランジスタと、
    前記第2カレントミラー回路の第2電流側に接続され、前記第2電流が前記第1電流よりも大となった場合に導通する第2判定用トランジスタとで構成されることを特徴とするレアショート検出回路。
  2. 主トランジスタが前記第1検出用トランジスタのグランド側に接続され、第1副トランジスタが前記第1カレントミラー回路の電流比が大となる副トランジスタのグランド側に接続され、第2副トランジスタが前記第2カレントミラー回路の電流比が小となる主トランジスタのグランド側に接続され、共通端子が前記負荷の電源側に接続される第3カレントミラー回路と、
    主トランジスタが前記第2検出用トランジスタのグランド側に接続され、第1副トランジスタが前記第1カレントミラー回路の電流比が小となる主トランジスタのグランド側に接続され、第2副トランジスタが前記第2カレントミラー回路の電流比が大となる副トランジスタのグランド側に接続され、共通端子がグランドに接続される第4カレントミラー回路とを備え、
    前記第1判定用トランジスタは、前記第3カレントミラー回路の第1副トランジスタを介して流れる電流が増加することで、前記第1カレントミラー回路の副トランジスタを介して流れる電流が、ミラー対をなす主トランジスタを介して流れる電流よりも大きくなった場合に導通し、
    前記第2判定用トランジスタは、前記第4カレントミラー回路の第2副トランジスタを介して流れる電流が増加することで、前記第2カレントミラー回路の副トランジスタを介して流れる電流が、ミラー対をなす主トランジスタを介して流れる電流よりも大きくなった場合に導通するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のレアショート検出回路。
  3. 前記電源側,グランド側トランジスタの制御端子に、ダイオードを順方向に挿入したことを特徴とする請求項2記載のレアショート検出回路。
  4. 主トランジスタが前記第1検出用トランジスタのグランド側に接続され、第1副トランジスタが前記第1カレントミラー回路の電流比が大となる副トランジスタのグランド側に接続され、第2副トランジスタが前記第2カレントミラー回路の電流比が小となる主トランジスタのグランド側に接続され、共通端子が抵抗を介してグランドに接続される第3カレントミラー回路と、
    主トランジスタが前記第2検出用トランジスタの電源側に接続され、第1副トランジスタが前記第1カレントミラー回路の電流比が小となる主トランジスタのグランド側に接続され、第2副トランジスタが前記第2カレントミラー回路の電流比が大となる副トランジスタのグランド側に接続され、共通端子がグランドに接続される第4カレントミラー回路と、
    主トランジスタのグランド側が前記第2検出用トランジスタの電源側に接続され、副トランジスタが前記第4カレントミラー回路の主トランジスタの電源側に接続され、共通端子が抵抗素子を介して電源に接続される第5カレントミラー回路と、
    非反転入力端子,反転入力端子が前記電源側トランジスタ,前記第1検出用トランジスタのグランド側に夫々接続され、出力端子が前記第3カレントミラー回路のグランド側に接続される第1オペアンプと、
    非反転入力端子,反転入力端子が前記グランド側トランジスタ,前記第2検出用トランジスタの電源側に夫々接続され、出力端子が前記第5カレントミラー回路の電源側に接続される第2オペアンプとを備え、
    前記第1判定用トランジスタは、前記第3カレントミラー回路の第1副トランジスタを介して流れる電流が増加することで、前記第1カレントミラー回路の副トランジスタを介して流れる電流が、ミラー対をなす主トランジスタを介して流れる電流よりも大きくなった場合に導通し、
    前記第2判定用トランジスタは、第5カレントミラー回路を介して前記第4カレントミラー回路の第2副トランジスタを介して流れる電流が増加することで、前記第2カレントミラー回路の副トランジスタを介して流れる電流が、ミラー対をなす主トランジスタを介して流れる電流よりも大きくなった場合に導通するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のレアショート検出回路。
  5. 前記第1検出用トランジスタのグランド側と前記第3カレントミラー回路の主トランジスタとの間に挿入される第1ダイオードと、
    前記第2検出用トランジスタの電源側と前記第5カレントミラー回路の主トランジスタとの間に挿入される第2ダイオードとを備えたことを特徴とする請求項4記載のレアショート検出回路。
  6. 前記第1,第2オペアンプの出力端子と電源,グランドとの間に、オフセット調整用の抵抗素子を接続したことを特徴とする請求項4又は5記載のレアショート検出回路。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載のレアショート検出回路における第1又は第2判定用トランジスタが導通したことに基づいて出力状態が変化する異常監視信号を生成する異常監視信号生成回路において、
    前記第1,第2判定用トランジスタの導通に伴って変化する電圧信号の論理和をとる論理和ゲートと、
    この論理和ゲートより出力される信号に所定の遅延時間を付与する第1遅延回路と、
    この第1遅延回路により遅延された信号が入力され、前記電源側トランジスタ又は前記グランド側トランジスタの何れかを導通させるための制御信号の出力タイミングに同期して出力される信号の変化に基づいてラッチ動作するラッチ回路と、
    このラッチ回路によりラッチされた信号と前記同期信号との論理積をとる論理積ゲートとで構成されていることを特徴とする異常監視信号生成回路。
  8. 前記ラッチ回路は、バイポーラトランジスタロジックで構成され、
    前記同期信号のレベルを反転させる反転回路と、
    前記同期信号と前記反転回路の出力信号との論理積をとる論理積ゲートと、
    この論理積ゲートの出力信号のレベル変化に基づいてラッチ動作を行うレベルトリガDラッチとを備えることを特徴とする請求項7記載の異常監視信号生成回路。
  9. 前記反転回路は、3以上の奇数個のインバータゲートを直列接続して構成されていると共に、
    最終段に配置されるインバータゲートを構成するトランジスタがオンからオフに変化する場合の動作速度は、その他のトランジスタの動作速度よりも遅くなるように設定されていることを特徴とする請求項8記載の異常監視信号生成回路。

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