JP5148158B2 - 信号一致検出回路 - Google Patents

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Description

本開示は信号一致検出回路に関する。
アナログ回路では、2つの信号が一致したときに、そのことを判定することがしばしば望ましい。本開示の目的上、一致(または信号一致)は、2つ(またはそれ以上)の電圧信号が実質的に同じ時点に実質的に同じ電圧振幅を有することを意味する。例えば、このような一致(信号一致)は、比較されている全ての信号が互いに対して或る範囲内にある(例えば、振幅において差が或るパーセンテージ内または振幅内にある)ときに、確立され得る。例えば、ある特定の一実施形態では、2つの信号は、電圧振幅が互いから100mV以内である場合に、一致しているとみなすことができる。この100mVの差を「一致帯」または「一致の帯域」と呼ぶことができる。このような実施形態では、2.9Vの電圧信号は、2.95Vの電圧信号と一致しているとみなされるが、2.9Vの信号は、2.85Vの電圧信号と一致しているとはみなされない。知られているように、このような信号一致は、信号一致検出回路を使用して判定することができる。
このような信号一致検出回路の1つの応用例は、この回路を使用して、バンドギャップ基準回路(bandgap reference circuit)の「ロック」を判定することである。バンドギャップ基準回路は知られており、ここでは詳細に説明しない。とはいえ、簡単に説明すれば、バンドギャップ基準回路は、低電圧回路(例えば、〜1.2V)において安定した電圧基準を提供するために使用される。更に、バンドギャップ基準回路は、超大規模集積回路においてローカル・バイアスを提供するために使用され得る。このようなバンドギャップ回路によって生み出されるローカル・バイアスは、周囲雑音や過渡信号による影響を実質的に受けないので、望ましい。バンドギャップ回路はフィードバック回路であり、基準信号が入力され、この基準信号に基づいてフィードバック信号が生成される。フィードバック信号が基準信号と一致した(例えば、一致帯内にある)ときに、バンドギャップ回路は「ロック」されたとみなされる。先に示したように、このような一致は、信号一致検出回路を使用して判定することができる。しかし、このような信号一致検出回路を実現するための現行の方法は、ある種の欠点を有する。
例えば、信号一致検出回路の現行の実施形態は、かなり複雑なアナログ回路(例えば、50個以上のトランジスタを含む)である。このような回路は一連の比較器を含み、これらの比較器のスレッショルドの移動が、この回路によって比較されている信号の一致帯を確立するために使用される。このような信号一致検出回路はまた、対象とする信号(例えば、バンドギャップ基準回路の基準信号とフィードバック信号)間の一致を、その対象とする信号から一連の比較器によって生成された信号に基づいて判定するために使用される論理回路を含む。しかし、その複雑性のため、このような信号一致検出回路の消費電力は比較的高く、また、動作が遅いこともあり、また、設計が難しい。
更に、一致検出のためのスレッショルド電圧(例えば、それよりも低いと、比較されている信号の一致が示されない電圧レベル)を確立して、比較されている信号の一致が、そのスレッショルド電圧よりも低い電圧で起きているときに、その一致が示されないようにすることが望ましいことがある。このよう1つの手法では、そのようなスレッショルドを設定するために追加の回路が必要となる。従って、このようなスレッショルド回路により、信号一致検出回路の設計の複雑性および消費電力を更に増大させる。以上のことに基づくと、このような信号検出回路を実現する代替方法が望ましい。
関連技術およびそれらに関連した限界についての上記の例は、例示にすぎず、それらに限定されるものではないことが意図される。本明細書を読み、図面を検討した当業者には、関連技術のその他の限界が明らかになる。
下記の実施形態およびそれらの態様は、例として与えられるものであり、例示的で範囲を限定しないことが意図されたシステム、ツールおよび方法に関して説明され示される。さまざまな実施形態では、1または複数の上記の問題が軽減または排除され、他の実施形態は他の改良に向けたものである。
現行の手法の上述の欠点の少なくとも一部を解決する信号一致検出回路の幾つかの実施形態が開示される。信号一致検出回路の一実施形態では、例示の回路が、第1の差動トランジスタ対と、第1の差動トランジスタ対に結合された第2の差動トランジスタ対と、第2の差動トランジスタ対と並列に第1の差動トランジスタ対に結合された第3の差動トランジスタ対とを含む。
この回路は更に、第1、第2および第3の差動トランジスタ対に結合された第1の入力信号端子を含む。動作時に、第1の入力信号端子は、第1、第2および第3の差動トランジスタ対(例えば、差動トランジスタ対のトランジスタのゲート)へ伝達される第1の入力信号を受け取る。この回路はまた、やはり第1、第2および第3の差動トランジスタ対へ結合された第2の入力信号端子を含む。第2の入力信号端子は、やはり第1、第2および第3の差動トランジスタ対(例えば、差動トランジスタ対のトランジスタのゲート)へ伝達される第2の入力信号を受け取る。
この回路は更に、第1の差動トランジスタ対に結合される電流源を含む。この電流源は、第1の差動トランジスタ対へテール電流を供給する。テール電流は、第1の差動トランジスタ対のそれぞれのトランジスタによって、第2および第3の差動トランジスタ対へ供給される。
動作時に、第2および第3の差動トランジスタ対の複数の電流が組み合わされ、組み合わされた電流が、第1の入力信号と第2の入力信号とが一致するか否かを示す。例えば、組み合わされた電流(例えば、2つの組み合わされた電流)は、プルアップおよびプルダウン・デバイスを駆動する(例えば、電流ミラーを介して)ために使用され得る。次いでプルアップおよびプルダウン・デバイスを信号バッファ(例えば、インバータや16進バッファ)と結合して、それにより、信号バッファが、第1の入力信号と第2の入力信号とが一致しているか否かを示すデジタル信号を生成するように、することができる。例えば、信号バッファによって生成される論理「1」が、これらの信号の一致を示すようにでき、信号バッファによって生成される論理「0」が、これらの信号の不一致を示すようにすることができる。もちろん、これとは反対に、論理「0」が一致を示し、論理「1」が不一致を示すようにもできる。
この例示の回路はまた、第2および第3の差動対に結合されたスレッショルド調節デバイスならびにこの回路のプルアップ・デバイスを含む。このスレッショルド調節デバイスは更に、第1、第2および第3の差動対と並列の配置で、電流源に結合される。この例示の回路では、スレッショルド調節デバイスは、n型電界効果トランジスタ(FET)の形態をとり、電流ステアリング・デバイスの働きをし、FETのソース端子が電流源に結合され、ドレイン端子が、第2および第3の差動対ならびにプルアップ・デバイスに結合される。
このn型FETのゲートに電圧を印加することによって、このFETのゲートに印加される電圧よりも小さい振幅を有する入力信号に対する電流源からの電流が(差動対と並列に配置されるため)、プルアップ・デバイスから離れるように「ステアリング」される。従って、信号一致検出回路のスレッショルド電圧は、スレッショルド調節デバイスのゲートに印加される電圧に実質的に等しい。この状況では、スレッショルド電圧よりも小さい電圧で起きる信号一致は、信号一致検出回路によって示されない。なぜなら、電流源からの電流がプルアップ・デバイスから離れるようにステアリングされるからである。しかし、スレッショルド電圧よりも大きい電圧で起きる入力信号の信号一致は、信号一致検出回路によって示される。なぜなら、電流源からの(第1、第2および第3の差動トランジスタ対を経由した)電流の一部だけが、プルアップ・デバイスから離れるようにステアリングされるからである。
信号一致を判定する方法は、上述の回路などのような回路を使用して実現することができる。そのような方法の一例は、第1の入力信号を受け取るステップと、第2の入力信号を受け取るステップと、第1および第2の入力信号を、回路の第1、第2および第3の差動トランジスタ対に入力するステップとを含む。上述のように、第1の差動トランジスタ対のテール電流は、電流源によって供給され、第2の差動トランジスタ対のテール電流は、第1の差動トランジスタ対の第1のトランジスタによって供給され、第3の差動トランジスタ対のテール電流は、第1の差動トランジスタ対の第2のトランジスタによって供給される。
この方法は更に、第2の差動トランジスタ対と第3の差動トランジスタ対の電流を組み合わせて、第1および第2の組み合わされた電流を生み出すステップと、第1および第2の組み合わされた電流を、例えば電流ミラーリングによって、信号バッファへ伝達するステップとを含む。この例示の方法では、信号バッファが、第1および第2の組み合わされた電流に基づいてデジタル信号を生成し、このデジタル信号が、例えば上述の様式で、第1の入力信号と第2の入力信号とが一致しているか否かを示す。この方法はまた、上述の様式でスレッショルド電圧を確立するステップを含むことができる。
本明細書では、信号一致検出回路および信号一致検出回路によって実現することができる方法の実施形態が示され、全般的に説明される。上述のように、その回路は多くの応用で使用することができる。特定の実施形態の具体的な回路要素は、少なくとも部分的には、特定の信号一致検出回路を意図した具体的な応用に依存するということが、理解されよう。
調節可能なスレッショルドを有する信号一致回路
図1を参照すると、一例の信号一致検出回路100を示すブロック図が示されている。回路100は、第1の入力信号端子105および第2の入力信号端子110を含む。入力信号端子105、110は、第1の差動トランジスタ対115、第2の差動トランジスタ対120および第3の差動トランジスタ対125に結合されている。動作時に、第1の入力信号端子105は第1の入力信号を受け取り、第2の入力信号端子110は第2の入力信号を受け取る。信号一致検出回路100は、第1の入力信号と第2の入力信号とが一致しているか否かを判定する。
第1の入力信号と第2の入力信号とが一致しているかどうかを判定するために、第1および第2の入力信号は、入力信号端子105、110から、第1、第2および第3の差動対115、120、125へ伝達される。一致を判定するために第1の入力信号と第2の入力信号とを比較する際に、電流源130によって、第1の差動対115へ第1のテール電流が供給される。第1の差動対115は、第2の差動トランジスタ対120へ第2のテール電流を供給し(例えば、第1のトランジスタを介して)、第3の差動トランジスタ対125へ第3のテール電流を供給する(例えば、第2のトランジスタを介して)。第2および第3のテール電流は、第1および第2の入力信号に基づく。
第2および第3の差動対120、125は、第1および第2の入力信号に基づいて複数の電流を生成する(第2および第3のテール電流から)。回路100に関しては、第2および第3の差動トランジスタ対120、125によって生成された電流が組み合わされて、2つの組み合わされた電流を生成する。この組み合わされた電流を生み出すために、第2の差動トランジスタ対120と第3の差動トランジスタ対125のトランジスタのそれぞれのドレイン端子が互いに結合されている。
第1の組み合わされた電流は電流ミラー135へ伝達される。電流ミラー135は、回路100のプルアップ・デバイスとして動作する。第2の組み合わされた電流は電流ミラー140へ伝達される。電流ミラー140は、第2の組み合わされた電流をミラーリング(複写)し、そのミラーリングされた電流を、別の電流ミラー145へ伝達する。電流ミラー145は、回路100のプルダウン・デバイスとして動作する。第1および第2の組み合わされた電流は、次いで、信号バッファ150へ伝達される(電流ミラー135、140、145を経由して)。
信号バッファ150は、第1および第2の組み合わされた電流に基づいてデジタル信号を生成するものであり、信号バッファ150によって生成されたデジタル信号は、第1の入力信号と第2の入力信号とが一致している(例えば、一致帯内にある)かどうかを示す。例えば、信号バッファ150は、第1の入力信号と第2の入力信号とが一致していることを示すために論理「1」信号を生成することができ、また、第1の入力信号と第2の入力信号とが一致していないことを示すために論理「0」信号を生成することができる。もちろん、これとは反対に、論理「0」が、これらの入力信号が一致していることを示し、論理「1」が、これらの入力信号が一致していないことを示すようにもできる。信号バッファ150は多くの形態をとることができることが、理解されよう。例えば、信号バッファ150はインバータとして実現されても、あるいは、16進バッファとして実現されてもよい。信号バッファ150によって生成されたデジタル信号は、次いで、出力信号端子155を介して他の回路へ伝達することができる。
信号一致検出回路100は更にスレッショルド調節デバイス160を含む。スレッショルド調節デバイス160は、第2および第3の差動対ならびに電流ミラー135に結合される。回路100では、スレッショルド調節デバイス160が電流「ステアリング」デバイスとして働く。スレッショルド調節デバイス160へスレッショルド電圧を印加することによって、電流源130から電流が「ステアリングされる」(差動トランジスタ対115、120、125を介する)。
このような手法では、スレッショルド調節デバイス160は、差動トランジスタ対115、120、125と並列に結合されるn型電界効果トランジスタ(FET)の形態をとることができ、このFETのソース端子は電流源に結合され、ドレイン端子は、第2および第3の差動対ならびに電流ミラー135に結合される。更に、このFETのゲート端子にはスレッショルド電圧が印加される。
このような回路では、第1および第2の入力信号が、スレッショルド調節デバイス160へ印加されるスレッショルド電圧以下の電圧振幅を有するときに、電流源130によって生成された電流(差動トランジスタ対115、120、125を介して伝達される)が、スレッショルド調節デバイス160を通じて「ステアリング」される(電流ミラー135から離れるように)。しかし、印加されたスレッショルド電圧よりも大きな電圧振幅を有する入力信号に関しては、電流の比較的小さな部分だけが、スレッショルド調節デバイス160をじて「ステアリング」される。スレッショルド調節デバイス160を通じて「ステアリング」されない電流部分は電流ミラー135へ伝達され、次いで、信号バッファ150へ伝達される。この電流「ステアリング」の結果として、回路100は、第1および第2の入力信号の電圧振幅が、スレッショルド調節デバイス160に印加されたスレッショルド電圧(例えば、スレッショルド調節デバイス160を実現するために使用されたn型FETのゲートに印加された電圧)を超えるときにのみ、第1の入力信号と第2の入力信号との一致を示す。
次に図2を参照すると、信号一致検出回路200をより詳細に示す概略図が示されている。回路200は、図1に示された回路100と同様の要素を含む。図2における同様の要素は、図1の対応する要素と同じ参照符号で呼ばれる。簡潔かつ明瞭にするために、図1を参照して先に説明した回路100の詳細について、図2では繰り返し説明しないが、回路200の更なる詳細を説明するために必要な程度の説明は行う。しかし、回路200の更なる詳細部分は回路100にも含まれ得るが、それらは、明瞭化の目的のために図1には示されていないことを、理解されよう。
回路200は、回路200の構成要素へ適当な電源電圧を伝達するのに使用される電源端子202を含む。同様に、回路200はまた、回路200の構成要素に接地(ground)基準を提供する電気接地端子204を含む。回路200では、第1の差動トランジスタ対115が、第1のn型FET205および第2のn型FET210を含む。FET205、210のソース端子は互いに結合される。第2の差動対120は、第1のn型FET215および第2のn型FET220を含み、FET215、220のソース端子は互いに結合される。同様に、第3の差動トランジスタ対125は、第1のn型FET225および第2のn型FET230を含み、FET225、230のソース端子は互いに結合される。
第1の差動対115のFET205のドレイン端子は、第2の差動対120のFET215、220のソース端子に結合されて、前述のように、第2の差動対120へテール電流を供給する。同様に、第1の差動対115のFET210のドレイン端子は、第3の差動対125のFET225、230のソース端子に結合され、第3の差動対125へテール電流を供給する。
図2に示されているように、差動対115、120、125のそれぞれのFETのソース端子は互いに直接に結合される。即ち、差動対115のFET205および210のソース端子は互いに直接に結合され、差動対120のFET215および220のソース端子は互いに直接に結合され、差動対125のFET225および230のソース端子は互いに直接に結合される。このような実施形態では、回路200の一致帯(上述のもの)が、差動対115、120、125のFETのサイズを調節することによって確立される。他の実施形態では、一致帯が、抵抗性デジェネレーション(resistive degeneration)と呼ばれ得る技法を使用して確立され得る。このような手法では、それぞれの差動対115、120、125のそれぞれのFETのソース端子を互いに直接に結合する代わりに、ソース端子間に抵抗が挿入される。このような手法は、一致帯の「チューニング」を可能にし、また、信号一致検出回路の線形性を高める。しかしながら、抵抗性デジェネレーションは、このような信号一致検出回路の利得の低減をもたらす。従って、一致帯を確立するために使用される具体的な方法は、具体的な信号一致検出回路の意図された応用に依存する。
回路200の電流源130は、第1のn型FET235および第2のn型FET240を含む。FET235と240はスタック配置で結合され、FET235のドレインは、差動対115のFET205および210のソース端子に結合される。FET235のソース端子はFET240のドレイン端子に結合されており、FET240のソース端子は電気的接地基準端子204に結合される。電流源130のFET235、240のゲート端子は、2つの直流電圧バイアスを電流源130へ供給するバイアス発生器245に結合される。電流源130は、これらの電圧バイアスを使用して、バイアス発生器245へ供給される電流基準を「ミラーリング(mirror)」する。バイアス発生器245は多くの形態をとることができる。例えば、バイアス発生器は、図3に示され後述されるバイアス発生器などのようなカスケード型バイアス発生器として実現することができる。
図2に示されているように、また、前述のように、信号バッファ150はインバータ247として実現することができる。代替例として、信号バッファ150は16進バッファ(hex buffer)249として実現することができる。他の可能性も存在する。例えば、信号バッファ150は、一連の複数のインバータや16進バッファとして実現することができる。このような手法は、単一のインバータや16進バッファを使用する場合と比べて、更なる雑音余裕度を提供できることが、理解されよう。
回路200では、第2の差動対120の第2のFET220のドレイン端子と、第3の差動対の第1のFET225のドレイン端子とが互いに結合される。FET220、225のドレイン端子は更に、回路200のプルアップ・デバイスの働きをする電流ミラー135と結合される。FET220、225のドレイン端子は互いに結合されるため、FET220、225によって生成された電流は組み合わされ、電流ミラー135へ伝達される(スレッショルド調節デバイス160がオフであると仮定)。
電流ミラー135は、第1のp型FET250および第2のp型FET255を含む。FET220、225からの組み合わされた電流はFET250へ伝達される。この組み合わされた電流は、次いで、FET255によってミラーリングされ、ミラーリングされた電流は信号バッファ150へ伝達される。
また、回路200では、第2の差動対120の第1のFET215のドレイン端子と第3の差動対125の第2のFET230のドレイン端子とが結合されて、FET215、230が第2の組み合わされた電流を生成する。この第2の組み合わされた電流は電流ミラー140へ伝達される。電流ミラー140は、第1のp型FET260および第2のp型FET265を含む。第2の組み合わされた電流はFET260へ伝達される。第2の組み合わされた電流は、次いで、FET265によってミラーリングされ、回路200のプルダウン・デバイスとして働く電流ミラー145へ伝達される。
電流ミラー145は、第1のn型FET270および第2のn型FET275を含む。電流ミラー140からのミラーリングされた電流は、回路200においてダイオードとして動作するトランジスタ270へ伝達される。この電流は次いでFET275によって再びミラーリングされ、信号バッファ150へ伝達される。
信号バッファ150は、それ自体へFET255、275によって伝達された電流に基づいて、デジタル信号を生成する。このデジタル信号は、回路200の入力信号端子105、110へ印加された第1の入力信号と第2の入力信号とが一致しているか否かを示す。回路200の信号バッファ150がインバータとして実現される場合、回路200によって生成されるデジタル信号は、第1の入力信号と第2の入力信号とが一致しているときには論理「1」となり、これらの入力信号が一致していないときには論理「0」となる。
図2に示されているように、スレッショルド調節デバイス160はn型FET280として実現され、これは、回路200のスレッショルド電圧を確立するときに電流ステアリング・デバイスとして働く。スレッショルド電圧は、スレッショルド電圧入力端子285を介してFET280のゲート端子へ印加される。0V以外のスレッショルド電圧がスレッショルド電圧入力端子285へ印加されるとき、入力信号端子105、110へ入力される入力信号の振幅がこのスレッショルド電圧以下である場合には、上述のように、FET235、240によって生み出された組み合わされた電流がFET280を通して「ステアリング」される。やはり上述したように、入力信号の振幅がスレッショルド電圧よりも大きいときには、FET235、240の組み合わされた電流の比較的小さな部分だけがFET280を通して「ステアリング」される。残りの部分は、電流ミラー135を介して信号バッファ150へ伝達され、第1の入力信号と第2の入力信号との一致を示すデジタル信号を生成するために使用される。
カスケード型のバイアス発生器
図3に、図2の信号一致検出回路200のバイアス発生器245として実現することができるカスケード型バイアス発生器300を示す。カスケード型バイアス発生器300は、動作時に、電流源130のトランジスタ235、240を駆動する電圧バイアスを、バイアス発生器300のそれぞれの直列抵抗器330、335を介して供給する。トランジスタ235、240は、基準電流源305、310によってカスケード型バイアス発生器300へ供給された電流基準信号をミラーリングする。これらの電圧バイアスは、カスケード型バイアス発生器300のそれぞれの出力端子340、345を介してトランジスタ235、240へ伝達される。
このようなカスケード型バイアス発生器回路は知られている。従って、簡潔にするために、その回路の動作をここでは詳細に説明しない。しかし。簡単に説明すると、バイアス発生器300はn型FET315、320および325を含む。このバイアス発生器は、n型FET315、320および325を使用して電流源305、310によって供給された基準電流から電圧バイアスを生み出す。これらのバイアスは、回路200の電流源130へ伝達され、電流源130は、基準電流源305、310によって供給された電流をミラーリングする。
信号一致検出回路の動作
更に図2を参照して、図4A〜4Eを参照すると、回路200の第1、第2および第3の差動トランジスタ対115、120、125の電流と、それぞれ入力端子105、110に入力される第1の入力信号402および第2の入力信号404との間の関係の、回路シミュレーション結果を示すグラフ400、410、420、430、440、450が、示されている。
図4A〜4Eでは、第1の入力信号402は、可変電圧「VA」と等しい電圧を有する。電圧「VA」は、それぞれのグラフ400、410、420、430、440のx軸に示されている。また、図4A〜4Eのグラフでは、第2の入力信号404は「2.0−VA」と等しい電圧を有する。グラフ400、410、410、430、440に示されたシミュレーション結果に関しては、可変電圧「VA」は0Vから2Vまで直線的に掃引されており、その結果として、第1の入力信号402と第2の入力信号404とは互いに逆になってる。第1および第2の入力信号402、404の実際の振幅は、それぞれの図の左側の縦の「電圧」軸に示されている。入力信号402および404は単に回路200の動作を示すための例にすぎず、信号一致を判定するために、多くの形態の入力信号を回路200に伝達することができることが、理解されよう。
図4Aのグラフ400は、回路200の第1の差動対115のFET205および210の電流と、第1および第2の入力信号402、404との関係を示す。グラフ400では、FET205を流れる電流が線408により表されており、FET210を流れる電流が線406により表されている。電流406、408の大きさは、右側の縦の「電流」軸に示されている。FET205、210を流れる電流は電流源130によって供給され、グラフ400の所与の点における電流406、408の和が、第1の差動対115のテール電流である。グラフ400により示されているように、差動対115のテール電流(電流406、408の和)は、示された2.0Vの範囲にわたって一定である。
回路200では、第1の入力信号402が、第1の差動対115のFET205のゲート端子へ印加され、第2の入力信号404が、第1の差動対115のFET210へ印加される。VAが0Vのときには、第1の入力信号402も0Vであり、第2の入力信号は2.0Vである。この状況では、FET210がオンとなり、FET205がオフとなる。従って、電流源130によって供給されるテール電流は、実質的に完全にFET210によって伝導される。可変電圧VAが増大すると、FET205はオンになり始め、FET210はオフになり始める。これによって、FET210を流れる電流406は低下し、FET205を流れる電流408は増大する。VAが約1.15Vに達すると、電流源130によって供給されるテール電流は、実質的に完全にFET215によって伝導され、電流406はほぼゼロになる。図4Aに示されているように、この遷移は、概ねVA=0.85V〜1.15Vの範囲で起こる。また、この範囲では、第1の入力信号402と第2の入力信号404とが交差する(一致する)。電流408(FET205を流れる)は第2の差動対120へ供給され、その差動対に対するテール電流として働く。同様に、電流406(FET210を流れる)は第3の差動対125へ供給され、その差動対に対するテール電流として働く。
図4Bのグラフ410は、回路200の第2の差動対120のFET215および220の電流と、第1および第2の入力信号402、404との関係を示す。FET215、220の電流は、第2の差動対120のテール電流(図4Aの電流408)に基づくことが理解されよう。
回路200では、第1の入力信号402が、第2の差動対120のFET220のゲート端子へ印加され、第2の入力信号404が、第2の差動対120のFET215へ印加される。グラフ410では、電流416はFET215を流れる電流であり、電流418はFET220を流れる電流である。回路200に関して、VAが0Vのときには、第1の入力信号402も0Vであり、第2の入力信号404は2.0Vである。この状況では、FET215はオンにされ、FET220がオフにされる。しかし、VAが0Vのときには、第2の差動対120のテール電流(図4Aの電流408)もほぼゼロである。従って、この状況では、FET215を流れる電流416は実質的にゼロである。
可変電圧「VA」が増大すると、FET215はオフになり始め、FET220はオンになり始める。また、第2の差動対120のテール電流(図4Aの電流408)も増大し始める。図4Bに示されているように、FET215を流れる電流416は、電流408の増大に対応して増大し始めるが、次いでゼロに戻る。これが起こる理由は、電流408が増大し続けると、FET215のゲートに印加される入力信号404がFET215のスレッショルドよりも低下するので、FET215がオフになるからである。
「VA」が増大し、それによってFET220がオンになると、電流418は、第2の差動対のテール電流(電流408)に対応して増大する。FET215が「完全に」オフにされ、FET220が「完全に」オンにされると(例えばVAが約1.1Vに達したとき)、FET220を流れる電流418は、第2の差動対120のテール電流(電流408)と実質的に等しい。
図4Cのグラフ420は、第3の差動対125のFET225および230の電流426、428と、第1および第2の入力信号402、404との関係を示す。FET225、230の電流426、428は、第3の差動対125のテール電流(図4Aの電流406)に基づくことが理解されよう。
回路200では、第1の入力信号402が、第3の差動対125のFET230のゲート端子へ印加され、第2の入力信号404が、第3の差動対125のFET225へ印加される。グラフ420では、電流426はFET225を流れる電流であり、電流428はFET230を流れる電流である。VAが0Vのときには、第1の入力信号402も0Vであり、第2の入力信号404は2.0Vである。この状況では、FET225がオンにされ、FET230がオフにされる。また、VAが0Vのときには、第3の差動対125のテール電流(図4Aの電流406)はその高い方の値にある。従って、FET225を流れる電流426は、第3の差動対125のテール電流(電流406)の高い方の値と実質的に等しい。
可変電圧「VA」が増大すると、FET225はオフになり始め、FET230はオンになり始める。また、第3の差動対125のテール電流(図4Aの電流406)が減少し始める。図4Cに示されるように、FET225を流れる電流426は、電流406に対応して減少し始める。更に、FET230がオンになり始めると(約0.9V)、FET230を流れる電流428が増大し始めるが、次いでゼロに戻る。これが起こるのは、「VA」が増大し続けると第3の差動対125のテール電流(電流406)が低下し続けてゼロになるからである。
図4Dのグラフ430は、組み合わされた電流436と入力信号402、404との関係を示す。組み合わされた電流436は、FET215の電流416とFET230の電流428を組み合わせたものである。電流416、428は、FET215、230のドレイン端子を互いに結合することによって組み合わされる。組み合わされた電流436は、第1の入力信号402と第2の入力信号404とが一致しているか否かを示す際に使用するために前述の様式で電流ミラー140、145を介して信号バッファ150へ伝達される。
図4Eのグラフ440は、組み合わされた電流446と入力信号402、404との関係を示す。組み合わされた電流446は、FET220の電流418とFET225の電流426とを組み合わせたものである。電流418、426は、FET220、225のドレイン端子を互いに結合することによって組み合わされる。組み合わされた電流446は、第1の入力信号402と第2の入力信号404とが一致しているか否かを示す際に使用するために前述の様式で電流ミラー135を介して信号バッファ150へ伝達される。
図4Dおよび4Eに示されるように、第1の入力信号402と第2の入力信号404とが一致しているとき、組み合わされた電流436は高い方の値にあり、組み合わされた電流446は低い値にある。これらの電流は、信号バッファ150へ伝達されて(電流ミラー135、140、145を介する)、一致を示す。入力信号402、404の一致するあたりの電流436、446を表すトレースの垂直部分の幅(例えば、VAが0.9Vから1.1Vの範囲)は、回路200の一致帯に対応する。一致帯の正確な範囲は、個々の実施形態に依存する。
一致帯の外側の「VA」の値に関しては、電流436はその低い値にあり(または、その低い値に近づき)、電流446はその高い方の値にある(または、高い方の値に近づく)。これらの電流は、信号バッファ150へ伝達されて(電流ミラー135、140、145を介する)、一致していないことを示す。
次に図5を参照すると、入力信号502と504との一致を検出する際の回路200の動作を示すグラフ500が示されている。グラフ500において、トレース506は回路200のデジタル出力信号である。この特定の例に関しては、回路200の信号バッファ150はインバータとして実現される。また、この例では、スレッショルド調節デバイス160はオフである(例えば、FET280のゲートに0Vが印加される)。従って、この状況では、回路200は、およそ0V以上において、入力信号502と504との一致を示す。
グラフ500では、トレース506のパルス508は、入力信号502と504との一致が回路200によって検出されたことを示す。パルス508の幅は回路200の一致帯を示す。図5に示されているように、パルス508の幅は、信号の実際の一致の近傍の、入力信号502、504の振幅の相対的な変化率に応じて異なる。実際の一致は、入力信号502、504の電圧が、一致帯の中にあるだけでなく、等しいことと定義することができる。実際の一致が起こったときに入力信号502、504が互いに対して比較的急激に変化している場合、パルス508の幅は、実際の一致が起こったときに入力信号502、504が互いに対して比較的ゆっくりと変化している場合よりも、狭い。回路200は、信号間の実際の一致が起こっていなくても、入力信号502と504との一致が起こったことを示し得ることが、理解されよう。
次に図6を参照すると、入力信号602と604との一致を検出する際の回路200の動作を示すグラフ600が示されている。グラフ600では、トレース606は回路200のデジタル出力信号である。この特定の例に関しては、図5のグラフ500と同様に、回路200の信号バッファ150はインバータとして実現される。また、この例では、スレッショルド調節デバイス160がアクティブであり、約1.0Vの電圧がFET280に印加されている。従って、この状況では、回路200は、およそ1.0V以上において、入力信号602と604との一致を示す。
グラフ600では、トレース606のパルス608は、スレッショルド電圧1.0Vよりも上の入力信号602と604との一致が回路200によって検出されたことを示す。図6に示されているように、入力信号602、604の電圧が1.0V(スレッショルド電圧)より下であるときに入力信号602、604の一致が起こっても、パルス608は発生しない。
まとめ
以上、幾つかの態様および実施形態について論じたが、これらの態様および実施形態のさまざまな変更、置換、追加および/または部分的組み合わせが可能であることが理解されよう。従って、添付された上記の特許請求の範囲および今後導入される請求の範囲は、それらの真の趣旨および範囲に含まれる全ての変更、置換、追加および/または部分的組み合わせを含むものと解釈することを意図する。
例示的な実施形態は図面を参照して示される。本明細書に開示された実施形態および図は例示を目的としたものであって、限定を目的としたものではない。
図1は、スレッショルドを調節可能な信号一致検出回路のブロック図である。 図2は、スレッショルドを調節可能な信号一致検出回路をより詳細に示す概略/ブロック図である。 図3は、図1および2の回路において実現することができるカスケード型のバイアス発生回路の概略/ブロック図である。 図4A〜4Eは、図2の回路の電圧と電流との関係を示すグラフである。 図4A〜4Eは、図2の回路の電圧と電流との関係を示すグラフである。 図4A〜4Eは、図2の回路の電圧と電流との関係を示すグラフである。 図4A〜4Eは、図2の回路の電圧と電流との関係を示すグラフである。 図4A〜4Eは、図2の回路の電圧と電流との関係を示すグラフである。 図5は、図2の回路を使用した、スレッショルド調節なしの信号一致検出を示すグラフである。 図6は、図2の回路を使用した、スレッショルド調節ありの信号一致検出を示すグラフである。

Claims (10)

  1. 信号一致検出回路であって、
    第1の差動トランジスタ対と、
    前記第1の差動トランジスタ対と結合される第2の差動トランジスタ対と、
    前記第2の差動トランジスタ対と並列に前記第1の差動トランジスタ対と結合される第3の差動トランジスタ対と、
    前記第1、第2および第3の差動トランジスタ対と結合され、動作時に、前記第1、第2および第3の差動トランジスタ対へ伝達される第1の入力信号を受け取る第1の入力信号端子と、
    前記第1、第2および第3の差動トランジスタ対と結合され、動作時に、前記第1、第2および第3の差動トランジスタ対へ伝達される第2の入力信号を受け取る第2の入力信号端子と、
    前記第1の差動トランジスタ対と結合される電流源と
    を備え、
    動作時に、前記第2および第3の差動トランジスタ対の複数の電流が組み合わされ、組み合わされた前記電流が、前記第1の入力信号と前記第2の入力信号との間に一致があるか否かを示す、
    信号一致検出回路。
  2. 請求項1に記載の信号一致検出回路であって、動作時に、
    前記電流源が、前記第1の差動トランジスタ対へ第1のテール電流を供給し、
    前記第1の差動トランジスタ対の第1のトランジスタが、前記第2の差動トランジスタ対へ第2のテール電流を供給し、
    前記第1の差動トランジスタ対の第2のトランジスタが、前記第3の差動トランジスタ対へ第3のテール電流を供給する、
    信号一致検出回路。
  3. 請求項2に記載の信号一致検出回路であって、
    前記第1の入力信号端子が、前記第1の差動トランジスタ対の前記第1のトランジスタのゲート端子と結合され、
    前記第2の入力信号端子が、(i)前記第1の差動トランジスタ対の前記第2のトランジスタのゲート端子、および(ii)前記第2および第3の差動トランジスタ対のそれぞれの第1のトランジスタのそれぞれのゲート端子と結合され、
    前記第1の入力信号端子が更に、前記第2および第3の差動トランジスタ対のそれぞれの第2のトランジスタのそれぞれのゲート端子と結合される、
    信号一致検出回路。
  4. 請求項3に記載の信号一致検出回路であって、前記第2の差動トランジスタ対の前記第2のトランジスタおよび前記第3の差動トランジスタ対の前記第1のトランジスタと結合される電流ミラーを更に含み、前記電流ミラーは、前記信号一致検出回路のプルアップ・デバイスとして動作し、動作時に、前記第1の入力信号と前記第2の入力信号との間に一致があるか否かを示すために、前記第2の差動トランジスタ対の前記第2のトランジスタと前記第2の差動トランジスタ対の前記第1のトランジスタとのそれぞれの電流が組み合わされて前記電流ミラーによってミラーリングされる、信号一致検出回路。
  5. 請求項3に記載の信号一致検出回路であって、前記電流ミラーと結合されるスレッショルド調節デバイスを更に含み、前記スレッショルド調節デバイスの抵抗を変化させることにより電圧スレッショルドを確立し、前記電圧スレッショルドよりも下では、前記信号一致回路が前記第1の入力信号と前記第2の入力信号との一致を示さないようにする、信号一致検出回路。
  6. 請求項5に記載の信号一致検出回路であって、前記スレッショルド調節デバイスがn型電界効果トランジスタを備える、信号一致検出回路。
  7. 請求項3に記載の信号一致検出回路であって、
    前記第2の差動トランジスタ対の前記第1のトランジスタおよび前記第3の差動トランジスタ対の前記第2のトランジスタと結合される第1の電流ミラーと、
    前記第1の電流ミラーと結合され、前記信号一致検出回路のプルダウン・デバイスとして動作する第2の電流ミラーと
    を更に備え、動作時に、
    前記第2の差動トランジスタ対の前記第1のトランジスタと前記第3の差動トランジスタ対の前記第2のトランジスタとのそれぞれの電流が組み合わされて前記第1の電流ミラーによりミラーリングされ、
    前記第1の入力信号と前記第2の入力信号との間に一致があるか否かを示すために、前記第1の電流ミラーの電流が前記第2の電流ミラーによりミラーリングされる、
    信号一致検出回路。
  8. 請求項1に記載の信号一致検出回路であって、
    前記第2の差動トランジスタ対の前記第2のトランジスタおよび前記第3の差動トランジスタ対の前記第1のトランジスタと結合される第3の電流ミラーを更に備え、前記第3の電流ミラーは、前記信号一致検出回路のプルアップ・デバイスとして動作し、動作時に、前記第1の入力信号と前記第2の入力信号との間に一致があるか否かを示すために、前記第2の差動トランジスタ対の前記第2のトランジスタと前記第2の差動トランジスタ対の前記第1のトランジスタとのそれぞれの電流が組み合わされて前記第3の電流ミラーによってミラーリングされるものであり、かつ、
    前記第2および第3の電流ミラーに結合された信号バッファを更に備え、動作時に、前記信号バッファは、前記第2および第3の電流ミラーの電流に基づいてデジタル信号を生成し、前記デジタル信号は、前記第1の入力信号と前記第2の入力信号との間に一致があるか否かを示すものである、
    信号一致検出回路。
  9. 請求項8に記載の信号一致検出回路であって、前記信号バッファがインバータ回路を備える、信号一致検出回路。
  10. 請求項1に記載の信号一致検出回路であって、前記電流源が、第1および第2のn型電界効果トランジスタ(FET)を備え、
    前記第1のn型FETのソース端子が電気的接地と結合され、
    前記第1のn型FETのドレイン端子が前記第2のn型FETのソース端子と結合され、
    前記第2のn型FETのドレイン端子が、前記第1の差動トランジスタ対の第1および第2のトランジスタのそれぞれのソース端子と結合される、
    信号一致検出回路。
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