JPH0818358A - 単一源差分回路 - Google Patents

単一源差分回路

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JPH0818358A
JPH0818358A JP7136287A JP13628795A JPH0818358A JP H0818358 A JPH0818358 A JP H0818358A JP 7136287 A JP7136287 A JP 7136287A JP 13628795 A JP13628795 A JP 13628795A JP H0818358 A JPH0818358 A JP H0818358A
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JP
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circuit
voltage
signal
input
source
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JP7136287A
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English (en)
Inventor
Tai A Cao
タイ・アイン・カオ
Satyajit Dutta
サトヤジット・ドゥッタ
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International Business Machines Corp
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/30Modifications for providing a predetermined threshold before switching
    • H03K17/302Modifications for providing a predetermined threshold before switching in field-effect transistor switches
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/22Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral
    • H03K5/24Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral the characteristic being amplitude
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/3565Bistables with hysteresis, e.g. Schmitt trigger

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遅延回路をソース・フォロア回路と共に使用
して、個別の基準電圧を差分回路に提供する、単一のデ
ータ入力電圧源から基準電圧を供給する回路を提供す
る。 【構成】 データ入力信号は、ソース・フォロア回路と
遅延回路に並行的に与えられる。ソース・フォロア回路
は、ソースが「P」型トランジスタのソースに接続され
た「N」型トランジスタを含む。遅延回路は、データ入
力信号がソース・フォロア回路を通過して、差分回路へ
の入力のための準備を整えるまで、信号を遅延させ、す
なわち「保持」するために提供される。遅延回路を使用
することによって、データ入力信号と基準信号(ソース
・フォロアからの出力)は同時に差分回路に入力され
る。ソース・フォロア回路中のトランジスタのゲートと
ソースを横切るしきい値電圧降下によって、データ入力
電圧に従う基準電圧が与えられる。このように、ソース
・フォロア回路によって誘発されるヒステリシスは、差
分回路によって使用できる基準電圧を提供し、2つの別
々で異なる電源の必要をなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基準電圧を生成するた
めのヒステリシスを含む集積回路に関する。詳細には、
入力信号を使用して、ドライバ回路や受信機回路などの
回路に第1の電圧が与えられる。また、第1の電圧は、
回路によって基準として使用される第2の電圧を生成す
るように処理される。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】正し
く動作するために複数の入力を必要とする多数の回路が
存在する。たとえば、差分増幅器が周知であり、集積回
路(IC)技法を使用するコンピュータ・システムにお
けるドライバ回路または受信機回路として広く使用され
ている。
【0003】差分増幅器は、その性質上、時間の経過と
共に変動する信号の「差分」が存在することを必要とす
る基本回路である。この差分は次いで、差分に比例する
出力信号を与えるための基準を提供するために使用され
る。
【0004】通常、入力ディジタル信号、すなわち、特
定の電圧または電圧なしとみなされる(電圧が存在する
ことは論理「1」を示し、電圧なしは論理「0」を示
す)第1の電圧入力が差分増幅器によって受け取られ
る。電圧なしは、特定の基準電圧を意味することがで
き、接続がなく、あるいは、入力がないときに発生する
可能性がある浮動電圧を意味するものではない。第2の
電圧入力も基準として必要である。従来型の回路は、独
立の異なる電源によって提供される個別の電圧源を使用
する。
【0005】通常のCMOS差分回路は、電圧がVdd
/2に等しい点の周りの約200mVの非常に小さなヒ
ステリシス帯域幅を有する。これには、2つの主な理由
がある。第1に、基準電圧が一定(通常、Vdd/2)
のままであり、第2に、入力の基準電圧の両側の数百ミ
リボルトだけで回路が切り替えられる。さらに、従来型
の差分回路は、基準として使用すべき差分電位で、個別
の回線またはレールを必要とする。たとえば、100M
Hzを超える非常に高速の動作では、雑音(漏話、反射
など)が増大する。ある種のオフチップ・ネットワー
ク、具体的には、マルチドロップ・ネットの場合、20
0mVの比較的小さなヒステリシス帯域幅は十分な大き
さではない。差分回路を非終端遠端送信線における受信
機として使用するとき、送信線の近端にある受信機で障
害スイッチングが発生する恐れがある。さらに、マルチ
チップ・モジュール(MCM)の高配線密度のために、
モジュールのフートプリントを最小限に抑える必要があ
るので、異なる電位を有する他の回線またはレールをM
CM中に製造することは困難である。
【0006】図1は、全体的に参照符号1で示した典型
的な従来技術の差分増幅器である。第1の電圧v1が電
源3によって提供され、第2の電圧v2が第2の電源5
によって提供されることが分かる。その場合、電圧差分
はv01およびv02を介して出力される。差分増幅器の実
際の動作は、当技術分野で周知であり、詳細には説明し
ない。「Electronic Circuits; Discrete and Integrat
ed」(第2版、D.L.SchillingおよびC.Belove、マグロ
ーヒル社(McGraw-Hill)、1979年、pp.304ないし324)
を参照されたい。当業者には、従来技術のシステムによ
って開示されているように、別々の異なる電源の必要な
しに、入力電圧と基準電圧を単一の源から提供できる回
路を有することがなぜ有利であるかが容易に理解されよ
う。
【0007】
【課題を解決するための手段】従来技術に対して、本発
明は、単一のデータ入力電圧源から基準電圧を供給する
ための回路を提供する。
【0008】大ざっぱに言うと、本発明は、遅延回路を
ソース・フォロア回路と共に使用して、個別の基準電圧
を差分回路に提供するものである。データ入力信号は、
ソース・フォロア回路と遅延回路に並行的に与えられ
る。ソース・フォロア回路は、ソースがP型トランジス
タのソースに接続されたN型トランジスタを含む。遅延
回路は、データ入力信号がソース・フォロア回路を通過
して、差分回路への入力のための準備を整えるまで、信
号を遅延させ、すなわち「保持」するために提供され
る。遅延回路を使用することによって、データ入力信号
と基準信号(ソース・フォロアからの出力)は同時に差
分回路に入力される。ソース・フォロア回路中のトラン
ジスタのゲートとソースを介したしきい値電圧降下によ
って、データ入力電圧に従う基準電圧が与えられる。こ
のように、ソース・フォロア回路によって誘導されるヒ
ステリシスは、差分回路によって使用できる基準電圧を
提供し、2つの別々で異なる電源の必要をなくす。
【0009】データ入力と基準は、差分回路に入力され
た後、比較される。次いで、差分回路の出力が反転さ
れ、(入力と基準信号の間の差分に基づく)情報を他の
回路に提供し、あるいは増幅することができる。
【0010】したがって、前述の要約に従えば、当業者
なら、以下の説明および添付の特許請求の範囲を添付の
図面に関して検討すれば、本発明の目的、特徴、および
利点が明らかになろう。
【0011】
【実施例】前述のように、差分回路は、コンピュータ・
システムを構成する集積回路中のドライバおよび受信機
として広く使用されている。具体的には、差分回路は、
同じまたは異なるコンピュータ・チップ上の他の回路か
らの信号をデータ入力電圧として受け取る。差分回路
は、同じまたは他のチップ上の他の回路(受信機)に信
号を出力するドライバ回路とみなすこともできる。した
がって、特定の応用例に応じて、同じ差分回路をドライ
バとして使用することも、あるいは、受信機として使用
することもできる。したがって、この種の回路が重要で
あることが分かる。さらに、当業者には、別々の異なる
電源を提供するには、集積回路上にどれだけ大量の追加
回路を提供する必要があるかが理解されよう。たとえ
ば、第2の個別の電圧を差分回路に提供するには、少な
くとも1つの追加ライン・インまたはレールが必要であ
る。
【0012】入力信号に対して同じ方向で基準電圧を変
動させることは、ヒステリシス曲線の帯域幅を増加させ
る1つの方法である。この種の基準電圧変動を達成する
には、非反転スイング・バッファを使用する。このバッ
ファは、図2ではトランジスタT6およびT7として示
されている。このバッファは、ドレーンがVddに接続
されたNFETデバイス(T6)と、ドレーンが接地に
接続されたPFETデバイス(T7)とから成る。T6
が論理「1」をうまく伝導させることができず、T7が
論理「0」をうまく伝導させることができないので、バ
ッファ出力は、Vddにも接地電位にも到達しない。出
力は、Vddと接地の間のどこかでスイングする。この
減圧スイングによって、入力が立上り遷移または立下り
遷移で基準電圧(絶対値)を超えたときに受信機回路が
切り替わるようになる。
【0013】ヒステリシス曲線は、電圧スイングの準位
を変化させることによって制御することができる。非反
転バッファのデバイスT6およびT7の寸法によってス
イングが決定される。電圧スイングの準位の変化によっ
て、ヒステリシス曲線が入力信号の電圧に対して右また
は左に移動できるようにスイングの図上の中心が決定さ
れる。好ましい実施例は、非反転バッファ(T6とT7
とを含む回路)によって出力される基準電位に、立上り
遷移で高くなり、立下り遷移で低くなるための追加時間
を許容する遅延回路も含む。この場合、入力電圧は、よ
り強い基準電圧に対して作用し、ヒステリシス曲線は幅
が広くなる。要するに、信号が立上り遷移を含むとき、
基準電位は最初、遅延させた入力よりも高く、受信機の
出力はロー・レベルである。入力が立ち上がると、非反
転バッファ出力も立ち上がる。遅延させた入力が、ある
レベルにあるバッファ、すなわち、基準電圧を超えたと
き、受信機はローからハイに切り替わる。回路が切り替
わるある電圧は、回路中のデバイスの寸法によって決定
される。同様に、立下りスイッチングしきい値は、適当
な量のヒステリシスが生成されるように、立ち上がりス
イッチングしきい値よりも低いものであるべきである。
【0014】次に、本発明を図2に関して詳細に説明す
る。参照番号100は、定電流回路を提供するトランジ
スタT1、T2、T5を有する差分回路を表す。トラン
ジスタT3およびT4は、差分回路100への入力を形
成する。トランジスタT3、T4、T5はそれぞれ、電
圧が発生したときにオンになるNチャネル・トランジス
タである。T5の場合、T5が、常にオンになり、トラ
ンジスタT3およびT4のソース接続部に定電流源を提
供するように、常にゲート上で電圧が与えられる。これ
らのトランジスタでは、差分回路100によって入力電
圧が受け取られる。データ入力回線101は、電圧の有
無に応じて論理1または論理0を表す電圧信号を与え
る。データ入力信号は、遅延回路103に与えられ、並
行的に、Nチャネル・トランジスタT6およびPチャネ
ル・トランジスタT7に与えられる。好ましい実施例に
おいて、遅延回路103は、直列接続された偶数のイン
バータ回路である。したがって、入力は出力と等価であ
るが、データ信号が遅延回路103に入力された時点
(点A)から、信号が抜けだし(点B)、T4に入力さ
れる時点まで遅延が存在する。この時間遅延は、トラン
ジスタT6とT7とから成るソース・フォロア回路によ
ってデータ入力信号を基準電圧に変換するのに必要とさ
れる時間以上であってよい。トランジスタT6は、入力
信号がそのゲートで受け取られ、デバイス電圧Vddが
そのドレーンに接続された、Nチャネル・トランジスタ
である。トランジスタT7は、そのドレーンが接地に接
続され、データ入力がそのゲートで受け取られる、Pチ
ャネル・トランジスタである。T6とT7の両方のソー
ス接続部は、結合され、トランジスタT3のゲートに接
続されている。
【0015】Pチャネル・ロード・デバイスT1および
T2は、T1がダイオード接続デバイスである電流バイ
アス構成を形成する。ミラー・ノード「E」は、電流ソ
ース・デバイスT5のバイアスを行う。点「E」に現れ
る信号は、差分回路100の出力の利得を増大させるた
めにロード・デバイスT2と電流ソース・デバイスT5
を共にドライブするものである。トランジスタT1およ
びT2は共に、Pチャネル型デバイスであり、Nチャネ
ル・デバイスであるT5と共に、電流ミラー回路として
接続されている。これらのトランジスタは、そのゲート
に電圧が存在しないときはオンであり、電圧が存在する
ときはオフである。図2に示した回路では、トランジス
タT1およびT2のゲートは、回線113を介して相互
に接続されている。さらに、T1のゲート接続部とソー
ス接続部は回線111によって結合されている。したが
って、T1は、電流が1方向のみ、すなわち、T5から
回線105を通って流れるようにするダイオードとして
接続されている。デバイス電圧Vddは、トランジスタ
T1およびT2のソースで接続されている。このよう
に、トランジスタがオフになると、同じ電流が、回線1
05および107を介して、T5からT3およびT4
(これらがオンになっているとき)を通過し、かつトラ
ンジスタT1およびT2のドレーンとソースの間で流れ
るように、同じインピーダンスがVddに与えられる。
【0016】トランジスタT1、T2、T5をこのよう
に接続することによって、(以下で論じるように)常に
電圧が存在するT5のゲートが回線111によって回線
105に接続されるので、定電流源が成立する。T5
は、「N」デバイスなので、ゲートに電圧が発生し、し
たがって、電流がT5のソースからドレーンに流れるこ
とができるようになるとオンになる。
【0017】次に、本発明の動作を図2および3に関し
て説明する。基本的に、デバイス電圧Vddに等しい振
幅を有する方形波であるデータ信号が、点「A」で入力
される。好ましい実施例では、Vddは+2.25Vに
等しいが、本発明によって+5Vなど他の多数の電圧が
構想される。方形波入力は、0Vから+2.25Vまで
変動し、ここで、0V(電力なし)は論理「0」を示
し、+2.25V(電圧が存在する)は論理「1」を示
す。「A」でのデータ入力信号は、図3に示され、「D
ata In」とラベル付けされている。このデータ入
力は、回線109を介して遅延回路103ならびにトラ
ンジスタT6およびT7に同時に提供される。上記のよ
うに、遅延回路103は、入力信号の変動に応じて時間
遅延を発生させる偶数のインバータである。波形「遅延
の出力」を、点「B」で遅延回路103から現れる信号
として図3に示す。
【0018】次に、トランジスタT6およびT7の動作
について説明する。回線109上で提供されるデータ入
力信号が正であり、たとえば、+2.25Vに等しいと
き、T6は「N」型トランジスタであるためにオンにな
る。これによって、ゲートとソースを横切ってしきい値
電圧(Vgs)が発生する。このしきい値電圧降下は、
図2の点「C」に存在する電圧がVdd(この例では+
2.25V)よりも低くなるように、T6のゲートとソ
ースを横切って存在する。CMOS回路がVdd/2に
等しい電圧レベルで切り替わることに留意されたい。好
ましい実施例では、トランジスタT3、T6、T7は、
(Vdd=2.25Vであるとき)T3が+1.4Vに
ほぼ等しいしきい値電圧(Vgs)によってオンになる
ような寸法である。このT6立上りしきい値電圧Vgs
は、本発明によって差分回路100への入力として使用
される基準電圧である。図3は、基準電圧および図2の
点「C」の波形の形状を示す。
【0019】この正の電圧(T6のVgs)は次いで、
やはり「N」型トランジスタであるトランジスタT3の
ゲート上に置かれる。並行的に、正の電圧Vddが、や
はり「N」デバイスであるT4のゲート上に置かれ、T
4がオンになる。T4のゲート電圧がT3のゲート電圧
よりも高いので、電流は、T1とT3とを含む回路レグ
ではなく、トランジスタT2とT4から成る回路レグを
通って流れる。したがって、電気的にspeaking
のトランジスタT4がオンになり、トランジスタT3は
オフになる。トランジスタT3は、ある正の電圧でトラ
ンジスタT5をオンにする点「E」に電気的に接続され
ている。
【0020】データ入力信号は、正の電圧に続いて、方
形波の立下りエッジのためにゼロ電圧になる。この時点
で、信号は、(前述のように)遅延回路103に提供さ
れ、同時に、「P」型デバイスであるT7が、ゲート上
にゼロ電圧が発生したときにオンになるように、回線1
09を介してT7に提供される。これによって、T7の
ゲートとソースを横切って立下りしきい値電圧(T7の
Vgs)が発生する。このトランジスタは、約+0.6
Vの電位差が存在するような寸法である。さらに、
「N」型デバイスであるトランジスタT3は、そのゲー
ト上に+0.6Vが発生したときにオンになるような寸
法である。したがって、電流は、T5からT3および回
線105を通って点「E」に流れることができる。同時
に、トランジスタT4がオフになる。これは、トランジ
スタT4が「N」デバイスであり、そのゲート上に0V
が置かれており、トランジスタT3のゲート電圧がトラ
ンジスタT4のゲート電圧よりも高いからである。
【0021】さらに、図2は、トランジスタT8とT9
とを含むインバータ回路120を含む。点「D」に電圧
が存在するとき、T9はオンであり、Nチャネルは電流
を伝導させる。しかし、ソースが接地に接続されている
ので、出力回線122上には電圧が存在しない。逆に、
点「D」に0Vが存在するとき、T8はオンであり、そ
のPチャネルは電流を伝導させ、出力回線122上にV
dd(T8のソースとドレーンを横切る電圧降下よりも
低い)を置く。ドライバ回路では、対応する受信機回路
が、回路が切り替わったことを検出できるようにするた
めに、インバータが使用される。
【0022】したがって、本発明の例示によって、単一
のデータ入力信号を使用して、コンピュータ・システム
でドライバまたは受信機として使用される差分回路で使
用できる基準信号を提供することができることが分か
る。トランジスタT6およびT7は、Vddが存在する
ときにT6をオンにさせて、0VでT7をオンにさせる
ことによってヒステリシスを発生させる。
【0023】ある好ましい実施例を図示して説明した
が、添付の特許請求の範囲から逸脱せずに多数の変更お
よび修正を加えられることが理解されよう。
【0024】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0025】(1)データ信号から基準信号を生成する
電子装置において、前記データ信号を第1の入力として
受け取る第1の回路と、前記データ信号を第2の回路に
提供する手段と、前記第2の回路内で、前記データ信号
に基づいて前記基準信号を生成する手段とを備えること
を特徴とする装置。 (2)前記データ信号が、ハイ・レベルとロー・レベル
とから成ることを特徴とする上記(1)に記載の装置。 (3)前記第2の回路が、前記データ信号の前記ハイ・
レベルよりも低いレベルで前記基準信号のハイ部分を出
力する第1の手段と、前記データ信号の前記ロー・レベ
ルよりも高いレベルで前記基準信号のロー部分を出力す
る第2の手段とを備えることを特徴とする上記(2)に
記載の装置。 (4)前記第1の手段が、前記データ信号の前記ハイ・
レベルが入力であるときに前記基準信号の前記ハイ部分
を出力するNチャネル・デバイスから成ることを特徴と
する上記(3)に記載の装置。 (5)前記第2の手段が、前記データ信号の前記ロー・
レベルが入力であるときに前記基準信号の前記ロー部分
を出力するPチャネル・デバイスから成ることを特徴と
する上記(3)に記載の装置。 (6)前記第2の回路が、ヒステリシスを誘導すること
によって前記基準信号を生成することを特徴とする上記
(5)に記載の装置。 (7)前記第1の回路が、前記データ信号と前記基準信
号を共に受け取り、前記データ信号と前記基準信号の間
の比較に基づいて出力信号を提供する、差分回路である
ことを特徴とする上記(6)に記載の装置。 (8)さらに、前記データ信号と前記基準信号が、前記
第1の回路に同時に入力されるようにする遅延回路手段
を備えることを特徴とする上記(7)に記載の装置。 (9)前記遅延回路が、相互接続された偶数のインバー
タ回路であることを特徴とする上記(8)に記載の装
置。
【図面の簡単な説明】
【図1】入力電圧と基準電圧に別々の源を提供する従来
の慣習を示す従来技術の回路を示す図である。
【図2】誘導されたヒステリシスによって、基準電圧を
ドライブするために入力電圧を使用することもできる本
発明の回路を示す図である。
【図3】図2の回路中の様々な点での電圧波形を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
T トランジスタ 100 差分回路 101 データ入力回線 103 遅延回路 105 回線 120 インバータ回路 122 出力回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サトヤジット・ドゥッタ アメリカ合衆国78759 テキサス州オース チン ブリュアグラス・ドライブ 8703

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ信号から基準信号を生成する電子装
    置において、 前記データ信号を第1の入力として受け取る第1の回路
    と、 前記データ信号を第2の回路に提供する手段と、 前記第2の回路内で、前記データ信号に基づいて前記基
    準信号を生成する手段とを備えることを特徴とする装
    置。
  2. 【請求項2】前記データ信号が、ハイ・レベルとロー・
    レベルとから成ることを特徴とする請求項1に記載の装
    置。
  3. 【請求項3】前記第2の回路が、 前記データ信号の前記ハイ・レベルよりも低いレベルで
    前記基準信号のハイ部分を出力する第1の手段と、 前記データ信号の前記ロー・レベルよりも高いレベルで
    前記基準信号のロー部分を出力する第2の手段とを備え
    ることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記第1の手段が、前記データ信号の前記
    ハイ・レベルが入力であるときに前記基準信号の前記ハ
    イ部分を出力するNチャネル・デバイスから成ることを
    特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】前記第2の手段が、前記データ信号の前記
    ロー・レベルが入力であるときに前記基準信号の前記ロ
    ー部分を出力するPチャネル・デバイスから成ることを
    特徴とする請求項3に記載の装置。
  6. 【請求項6】前記第2の回路が、ヒステリシスを誘導す
    ることによって前記基準信号を生成することを特徴とす
    る請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】前記第1の回路が、前記データ信号と前記
    基準信号を共に受け取り、前記データ信号と前記基準信
    号の間の比較に基づいて出力信号を提供する、差分回路
    であることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】さらに、前記データ信号と前記基準信号
    が、前記第1の回路に同時に入力されるようにする遅延
    回路手段を備えることを特徴とする請求項7に記載の装
    置。
  9. 【請求項9】前記遅延回路が、相互接続された偶数のイ
    ンバータ回路であることを特徴とする請求項8に記載の
    装置。
JP7136287A 1994-06-22 1995-06-02 単一源差分回路 Pending JPH0818358A (ja)

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US264121 1994-06-22

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