JP4395103B2 - 導波路基板および高周波回路モジュール - Google Patents

導波路基板および高周波回路モジュール Download PDF

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Description

本発明は、マイクロ波およびミリ波帯において、回路基板から導波管に信号を変換する際に用いて好適の、導波路基板および高周波回路モジュールに関するものである。
高周波の信号、特にミリ波のような波長が短い帯域の信号を、送信及び受信回路を用いて信号をアンテナから放射および受信させる場合には、送信および受信回路とアンテナとの間は、空洞導波管での信号伝搬モードに信号の形態を一旦変換させて接続することが行なわれている。
すなわち、高周波信号においては、送信回路のごとき回路チップからの信号を直接アンテナに供給するよりも、空洞導波管での信号伝搬モードに一旦変換してからアンテナに供給する場合のほうか、伝送損失を低減させることが可能であることが知られている。この送信および受信回路をなす回路チップ等と空洞導波管との間の信号をインタフェースする部材としては、例えば下記の特許文献1に示すものが知られている。
この特許文献1においては、例えば図19に上視図として示すような部材100について記載されている。この図19に示す部材100は、図示しない誘電体板の両面に金属等からなる導電性膜102が形成されるとともに、誘電体板を貫通して誘電体板両面の導電性膜102間を電気的に接続する貫通導体103が、複数個2列に配置されている。
そして、これらの2列の貫通導体103および誘電体板両面の導電性膜102により包囲される経路をポスト壁導波管104として構成することにより、図示しない回路チップからの信号を、このポスト壁導波管104を通じて空洞導波管105に供給している。具体的には、ポスト壁導波管104の一方の開口を貫通導体列103cで塞ぎ、貫通導体列103cから所定の距離L1離れた位置に結合窓104wを形成する。
この結合窓104wはポスト壁導波管104におけるH面に形成されている導電性膜102を一部取り除くことで形成されたものである。尚、空洞導波管105は、空洞導波管105の開口がこの結合窓104wに突き当たるような位置に固設する。これにより、ポスト壁導波管104を伝搬する高周波信号は、結合窓104wを通じて空洞導波管105側に導かれるようになっている。
このとき、結合窓104wと貫通導体列103cとの間に設けられる距離L1は、使用周波数の1/4波長付近として、整合用の空間とすることが望ましい。即ち、ポスト壁導波管104を伝搬してきた高周波信号は、貫通導体列103cをショート壁として共振されるようにすることが可能である。このとき、使用周波数における1/4波長付近の距離を置いて結合窓104wを形成することにより、共振により発生する定在波の腹に相当する成分を窓104wから空洞導波管105に導くことができるようになる。
その他、本発明に関連する技術として、下記の特許文献2および3に記載された技術もある。
特開2003−289201号公報 特開2000−151225号公報 特開2004−15404号公報
しかしながら、上述の図19に示す部材100においては次のような課題がある。
すなわち、上述のショート壁をなす貫通導体列103cおよび結合窓104wは、通常は、別々の製造工程において形成するものであり、同一の工程において同時に形成するものではない。即ち、貫通導体列103cは、通常は、レーザ又はドリル等により孔を開けてから導電部材を充填する工程により形成される一方、結合窓104wは、エッチング等の技術を用いることにより、導電性膜102を形成する工程において、結合窓104wに相当する部分を取り除くことで形成される。
このため、上述の貫通導体列103cと結合窓104wとの間で確保すべき距離L1は、工程ごとの製造バラツキによって、正確に使用波長の1/4とすることが困難である。図20は上述の結合窓104wと貫通導体列103cとの距離L1を3つの値(La,Lb,Lc;La<Lb<Lc)に変化させて部材100を製造した場合の、各ポスト壁導波管104についての空洞導波管への信号変換特性を示す図である。横軸は高周波信号の周波数成分であり、縦軸は対応する高周波信号の反射量である。この縦軸の反射量が多くなると、ポスト壁導波管104に導かれる高周波信号成分の量が低下することになる。
この図20に示すように、結合窓104wと貫通導体列103cとの距離が変化すると、高周波信号の周波数に対する反射特性に比較的大きなバラツキが生じてしまう。この場合には、使用する高周波信号の周波数によって、空洞導波管への伝搬特性が大きく変化することになる。即ち、ポスト壁導波管104としての特性の改善のためには、反射特性に対する周波数依存性を低減させることが望まれる。
上述の特許文献1には、広帯域又は所望の通過帯域幅を得るために、2セクションの導波管バンドパスフィルタを構成しているが、空洞導波管に信号を導く箇所、即ち、貫通導体列103cと結合窓104との間の距離L1の製造誤差に起因した、ポスト壁導波管104における空洞導波管への信号変換特性を改善するための技術については提供するものではない。
また、特許文献2および3に記載された技術においても、上述の場合と同様、空洞導波管に信号を導く箇所の製造誤差に起因した、ポスト壁導波管における空洞導波管への信号変換特性を改善するための技術については提供するものではない。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、空洞導波管に信号を導く箇所の製造誤差に起因した、ポスト壁導波管における空洞導波管への信号変換特性を改善することを目的とする。
このため、本発明の導波路基板は、空洞導波管に結合される高周波信号のための導波路が形成された導波路基板であって、誘電体板と、該誘電体板の両面に形成された導体層と、をそなえるとともに、該誘電体板の両面の導体層間を貫通して電気的に導通させる導通ポストが2列にそれぞれ複数形成されて、該2列の導通ポストおよび該導体層で囲まれた誘電体部分が、該導波路として構成され、かつ、該導波路は、当該導波路を伝搬する高周波信号を、該空洞導波管を伝搬する高周波信号に変換させる変換部がそなえられ、該変換部が、該導波路の一端を遮断する位置にそなえられ、該誘電体板の両面の導体層間を貫通して電気的に導通させる導波路遮断用導通ポストと、該導波路から該導波路遮断用導通ポストに向けて高周波信号が伝搬する方向に対する上流側および下流側に並列して2つ設けられた、該導体層が形成されていないスリット状の領域と、をそなえ、該2つのスリット状の領域は、該導波路を伝搬する高周波信号が強めあう位置にそれぞれ形成されたことを特徴としている。
また、該高周波信号が強めあう位置は、該導波路遮断用導通ポストにより形成されるポスト壁を固定端としてもよい。
さらに、本発明の導波路基板は、空洞導波管に結合される高周波信号のための導波路が形成された導波路基板であって、誘電体板と、該誘電体板の両面に形成された導体層と、をそなえるとともに、該誘電体板の両面の導体層間を貫通して電気的に導通させる導通ポストが2列にそれぞれ複数形成されて、該2列の導通ポストおよび該導体層で囲まれた誘電体部分が、該導波路として構成され、かつ、該導波路は、当該導波路を伝搬する高周波信号を、該空洞導波管を伝搬する高周波信号に変換させる変換部がそなえられ、該変換部が、該導波路の一端を遮断する位置にそなえられ、該誘電体板の両面の導体層間を貫通して電気的に導通させる導波路遮断用導通ポストと、該導波路から該導波路遮断用導通ポストに向けて高周波信号が伝搬する方向に対する上流側および下流側に並列して2つ設けられた、該導体層が形成されていないスリット状の領域と、をそなえ、該2つのスリット状の領域は、該導波路を伝搬する高周波信号の波長の2分の1に実質的に相当する距離を置いて形成されたことを特徴としている。
ここで、該下流側における該スリット状の領域は、該導波路遮断用導通ポストに対して、該導波路を伝搬する高周波信号の波長の4分の1の奇数倍に実質的に相当する距離を置いて形成されていてもよい。
また、該変換部における導波路箇所を構成する該2列の導通ポストの間隔は、該変換部における導波路箇所以外の箇所よりも、該2列の導通ポストの間隔が広くなるように構成することとしてもよい。この場合においては、該上流および下流のスリット状の領域が形成される中間域に、該誘電体板の両面の導体層間を導通させる導通ポストが2つ設けることとしてもよい。
また、本発明の高周波回路モジュールは、空洞導波管と、該空洞導波管が搭載されて、該空洞導波管に結合される高周波信号のための導波路が形成された導波路基板と、該導波路基板上に実装された半導体回路チップと、をそなえ、該半導体回路チップからの信号が該高周波信号として該導波路を伝搬するように構成された高周波回路モジュールであって、該導波路基板は、誘電体板と、該誘電体板の両面に形成された導体層と、をそなえるとともに、該誘電体板の両面の導体層間を電気的に導通させる導通ポストが2列にそれぞれ複数形成されて、該2列の導通ポストおよび該導体層で囲まれた誘電体部分が、該導波路として構成され、かつ、該導波路は、当該導波路を伝搬する高周波信号を、該空洞導波管を伝搬する高周波信号に変換させる変換部がそなえられ、該変換部が、該導波路の一端を遮断する位置にそなえられ、結合部該誘電体板の両面の導体層間を電気的に導通させる導波路遮断用導通ポストと、該導波路から該導波路遮断用導通ポストに向けて高周波信号が伝搬する方向に対する上流側および下流側に並列して2つ設けられた、該導体層が形成されていないスリット状の領域と、をそなえ、該2つのスリット状の領域は、該導波路を伝搬する高周波信号が強めあう位置にそれぞれ形成されたことを特徴としている。
さらに、本発明の高周波回路モジュールは、空洞導波管と、該空洞導波管が搭載されて、該空洞導波管に結合される高周波信号のための導波路が形成された導波路基板と、該導波路基板上に実装された半導体回路チップと、をそなえ、該半導体回路チップからの信号が該高周波信号として該導波路を伝搬するように構成された高周波回路モジュールであって、該導波路基板は、誘電体板と、該誘電体板の両面に形成された導体層と、をそなえるとともに、該誘電体板の両面の導体層間を電気的に導通させる導通ポストが2列にそれぞれ複数形成されて、該2列の導通ポストおよび該導体層で囲まれた誘電体部分が、該導波路として構成され、かつ、該導波路は、当該導波路を伝搬する高周波信号を、該空洞導波管を伝搬する高周波信号に変換させる変換部がそなえられ、該変換部が、該導波路の一端を遮断する位置にそなえられ、結合部該誘電体板の両面の導体層間を電気的に導通させる導波路遮断用導通ポストと、該導波路から該導波路遮断用導通ポストに向けて高周波信号が伝搬する方向に対する上流側および下流側に並列して2つ設けられた、該導体層が形成されていないスリット状の領域と、をそなえ、該2つのスリット状の領域は、該導波路を伝搬する高周波信号の波長の2分の1に実質的に相当する距離を置いて形成されたことを特徴としている。
さらに、好ましくは、該半導体回路チップの信号線が接続される金属パッドが、当該半導体回路チップが実装される側の導波路基板面上に設けられ、かつ、該金属パッドは、該導波路基板の両面に形成されている該導体層のうちで、該半導体回路チップが実装される側の導体層との間にはギャップが設けられて直接接続されないように構成される一方、該金属パッドと、該半導体回路チップが実装される側の導体層とは反対側の導波路基板面に形成されている導体層と、の間を電気的に導通させる金属パッド用導通ポストを設けることとしてもよい。
この場合においては、好ましくは、該半導体回路チップは、該信号線を挟んで形成される接地層をそなえるとともに、該信号線は該金属パッドと、該接地層は該半導体回路チップが実装される側の導体層と、それぞれ電気的に接続されるように該半導体基板にフリップチップ実装され、かつ、該導波路基板における該金属パッドと該半導体回路チップが実装される側の導体層との間隔に比べて、該導波路基板における金属パッドと該半導体回路チップの接地層との間隔を近接させる。
さらには、該半導体回路チップをなす信号線は、外側を誘電体層で覆われた第1部分と、該第1部分から導通して該金属パッドとの接続箇所として該誘電体層から露出する第2部分と、をそなえるとともに、該半導体回路チップをなす接地層は、該誘電体層を覆い且つ該第2部分を挟むように形成されることとする。
このように、本発明によれば、導体層が形成されていないスリット状の2つの領域をそなえたことにより、空洞導波管に信号を導く箇所の製造誤差に起因した、ポスト壁導波管における空洞導波管への信号変換特性、特に、空洞導波管への信号変換特性についての周波数依存を従来技術の場合よりも改善させることができる利点がある。
以下、図面を参照することにより、本発明の実施の形態について説明する。
なお、上述の本願発明の目的のほか、他の技術的課題,その技術的課題を解決する手段及びその作用効果についても、以下の実施の形態による開示によって明らかとなるものである。
〔A〕一実施形態の説明
・構成
図1は本発明の一実施形態にかかる高周波回路モジュール1を示す模式的斜視図である。この図1に示す高周波回路モジュール1は、例えば図2に示す無線信号の送受信ユニット10にそなえられるものである。この図2に示す送受信ユニット10は、特にマイクロ波、ミリ波等の高周波信号を送受信するものであって、バイアス基板11に搭載された高周波回路モジュール1をそなえるとともに、平面アンテナ12が設けられている。
なお、この図2は送受信ユニット10についての後述する図7のDD′矢視断面に相当するものであって、13は高周波回路モジュール1と平面アンテナ12とを固定させるメタル枠、14は蓋部、15はバイアス基板11に設けられた回路素子である。
上述の高周波回路モジュール1は、図1に示すように、空洞導波管2と、空洞導波管2が搭載されて、空洞導波管2に結合される高周波信号のための導波路(ポスト壁導波管)3Aが形成された導波路基板3と、導波路基板3上に実装された半導体回路チップ4と、をそなえている。ここで、図1に示す空洞導波管2は、図2に示すメタル枠13によって包囲される空洞導波管2の空洞部分に着目して模式的に図示されている。
高周波回路モジュール1の半導体回路チップ4としては、上述の図2に示すようなミリ波帯IC4aやマイクロ波帯IC4b等を用いることができる。又、図1中において、図2において図示されているメタル枠13や蓋部14等については図示を省略している。更に、図1および図2における符号6は、導波路基板3を支持する支持部材であり、例えば樹脂スティフナ等の部材を用いることができる。
そして、半導体回路チップ4からの信号は、導波路3Aの伝搬モードに変換された高周波信号として、導波路3Aを伝搬するようになっている。即ち、この導波路基板3は、半導体回路チップ4からの信号を、一度、導波路3Aを通じて導波管モードで伝送させ、その信号を空洞導波管2に変換する構造を有している。
また、導波路基板3は、樹脂基板等からなる誘電体板31と、誘電体板31の両面に形成された導体層32a,32bと、をそなえるとともに、誘電体板31の両面の導体層32a,32bの間を電気的に導通させる導通ポスト33が2列にそれぞれ複数形成されて、これら2列の導通ポスト33および導体層32a,32bで囲まれた誘電体部分が、上述の導波路3Aとして構成されている。
すなわち、樹脂基板である誘電体板31の表面(図1中半導体回路チップ4および空洞導波管2が形成される側の面)および裏面に、それぞれ、誘電体板31内を導波管モードで伝送させるため導体層32a,32bとして金属膜を有する。更に、誘電体板31内の導波管モードを伝送させる導波路を形成するための側壁を、2列に配列された導通ポスト33で形成する。
また、この導波路基板3においては、導波路3Aからの高周波信号を、空洞導波管2を伝搬する高周波信号に変換させる変換部3Bがそなえられている。この変換部3Bは、導波路遮断用導通ポスト33cと、スリット(又はスロット)34a,34bと、をそなえている。
ここで、導波路遮断用導通ポスト33cは、前述の導通ポスト33と同様の構成を有するものであるが、導波路3Aの一端を遮断するように複数個配列されている。この導波路遮断用導通ポスト33cの複数個の配列は、前述の図19における貫通導体列103cに相当する。即ち、貫通導体列103cと同様、複数配列された導波路遮断用導通ポスト33cによって、導波路3Aが塞がれ、導波路3Aを伝搬する高周波信号に対するショート壁を構成する。
また、スリット34a,34bは、空洞導波管2が搭載される側の導波路基板3の表面にあたる導体層32a側の基板面において、スリット状に導体層32aが形成されていない領域を指すものである。このスリット34a,34bは、導波路3Aを高周波信号が伝搬する方向に対する上流側および下流側に並列して2つ設けられている。即ち、このスリット34a,34bを通じて、導波路3Aを伝搬してきた高周波信号が空洞導波管2側に導かれ、空洞導波管2においては、スリット34a,34bからの高周波信号を伝搬させることができるようになっている。
さらに、スリット34a,34bは、導波路遮断用導通ポスト33cにより形成されるポスト壁を固定端として、高周波信号が強めあう位置に形成することができるようになっている。具体的には、2つのスリット34a,34bは、導波路3Aを伝搬する高周波信号の波長の2分の1に実質的に相当する距離を置いて形成することができる。
なお、下流側のスリット34b、即ち導波路遮断用導通ポスト33c側のスリット34bと、導波路遮断用導通ポスト33cとの間隔は、整合用の間隔が設けられている。具体的には、導波路遮断用導通ポスト33cの配列からなるショート壁とスリット34bとの距離L1は、前述の図19の場合と同様に、整合用の間隔として、導波路3Aを伝搬する高周波信号の波長の4分の1の奇数倍に実質的に相当する距離を置いて形成する。
本実施形態においても、導波路遮断用導通ポスト33cの配列からなるショート壁とスリット34bとの距離L1は、前述の図19の場合と同様に、整合用の間隔として、導波路3Aを伝搬する高周波信号の波長の4分の1の奇数倍に実質的に相当する距離を置いている。
前述したように、上述のスリット34a,34bと導波路遮断用導通ポスト33cは、通常は別工程によって形成されるものであって、上述のごとき整合用の間隔には製造バラツキが生じうるものである。これに対し、2つのスリット34a,34bについては同一工程において同時に形成することが可能である。
したがって、これらスリット34a,34bの間隔については製造バラツキを最小限に抑制して、意図した間隔を正確に再現することが可能であり、このように形成されたスリット34a,34bにより、以下に示すように、前述の図19に示す場合に比べて製造誤差に対する影響を少なくさせることができるようになる。
前述の図19に示す場合においても、導電性膜103の不形成領域である窓104wを通じてポスト壁導波管104を伝搬する高周波信号を空洞導波管105に導かれるようにしている点は、本実施形態の場合と共通する。しかし、この空洞導波管2(105)に導かれる導体層32a(導電性膜103)の不形成領域の形状は、本実施形態の場合と図19の場合とでは異なっている。
すなわち、図1に示す導体層32aの不形成領域であるスリット34a,34bは、導波路3Aにおける高周波信号の伝搬方向について比較的短尺のものであって、上流側および下流側に2つ設けられているのに対して、図19に示す窓104wは、単一の導電性膜103の不形成領域であり、ポスト壁導波管104における高周波信号の伝搬方向について比較的長尺のものである。
ここで、図19の場合や本実施形態の場合においては、ともに、ショート壁によって、導波路3A(ポスト壁導波管104)を伝搬する高周波信号に対して定在波を生じさせることができる。
このとき、図19に示すものにおいては、上述のごとく窓104wが高周波信号の伝搬方向について比較的長尺であるため、ショート壁に反射される前段の高周波信号が窓104wの領域を伝搬する過程で、空洞導波管105へ漏れ出す成分が比較的大きくなる。従って、貫通導体列103cからなるショート壁によって定在波が生じさたとしても、上述の漏れ出し成分があるために、共振による振幅値は比較的小さくなってしまう。
これに対し、本実施形態の場合においては、図1に示すように、導波路3Aにおける高周波信号の伝搬方向について比較的短尺の2つのスリット34a,34bで構成しているので、ショート壁に反射される前段の高周波信号がスリット34a,34bを通過する過程で空洞導波管2へ漏れ出す成分は、前述の図19の場合よりも小さくすることができる。即ち、導波路遮断用導通ポスト33cからなるショート壁によって定在波が生じると、上述の漏れ出し成分が比較的少ないので、共振による振幅値も前述の図19の場合よりも比較的大きくすることができる。
そして、このように共振によって振幅値が大きくなった2カ所の位置(即ち、定在波の腹に相当する2カ所の位置)にスリット34a,34bを設けることによって、空洞導波管2に対する高周波信号を、損失を少なくして効率的に与えることができるようになる。このとき、これらスリット34a,34bの間隔については製造バラツキを最小限に抑制して、共振による振幅が強められた成分が効率的に空洞導波管2に導かれるように設定することができる。尚、スリット34a,34bの中間位置については、定在波の節部分となる。
すなわち、仮に導波路遮断用導通ポスト33cと下流側のスリット34bとの間隔に製造誤差が生じていたとしても、スリット34a,34bの相対的な間隔は製造バラツキを抑制させることができるので、上述の導波路遮断用導通ポスト33cと下流側のスリット34bとの間隔に製造誤差が与える、空洞導波管2に導かれる高周波信号の伝搬特性への影響については、図19の場合よりも小さくさせることができる。
図4は、図3に示すようにスリット34bと導波路遮断用導通ポスト33cとの間の距離を変動させた場合の高周波信号の反射特性(空洞導波管2に導かれない成分の特性)を示すものであり、前述の図20の場合に対応して、横軸は高周波信号の周波数成分であり、縦軸は対応する高周波信号の反射量である。
この図4に示すように、スリット34bと導波路遮断用導通ポスト33cとの距離L1を3つの値(La,Lb,Lc;La<Lb<Lc)に変化させた場合、前述の図20の場合に比べて、高周波信号の周波数成分に対する特性変化が受ける影響を少なくできることがわかる。換言すれば、2つのスリット34a,34bにより所望の周波数帯において共振させ誘電体板31内の進行方向にショート壁までの距離依存が、図19の窓104wのごとく単純な1つ開口を用いた変換構造に比べて軽減できる。
なお、上述のスリット34a,34bの間隔としては、当該スリット34a,34bの実際の距離による設定のみならず、上述の変換部3B箇所の導波路3Aを構成する導通ポスト33の列間隔(即ち導波路3Aの幅)についても適宜調整(広げるまたは狭める)しておくことで、スリット34a,34b間の間隔を伝搬する高周波信号の波長に対して半波長となるように設定している。本実施形態においては、変換部3Bの箇所における導通ポスト33の列間隔を、変換部3B以外の箇所におけるそれよりも広くなるように設定している。
特に、2つのスリット34a,34bは、接続させる空洞導波管2の開口内に収まらなければならない。2つのスリット34a,34bと空洞導波管2の位置合わせ精度の許容範囲を広げるには、導波管壁である導波路遮断用導通ポスト33cとスリット34bまでの距離を増やすことができるように、スリット34a,34bの間隔を狭める必要が生じてくる。その場合、変換部3Bにおける2列の導通ポスト33の列間の距離を広げることで導波路内の波長を短くすることで可能である。
なお、ポスト壁導波管をなす導波路3Aにおける基本伝送モードの管内波長(導波路3Aを伝搬する際の波長)λgは、式(1)に示すようにあらわすことができる。この式(1)において、fは周波数、cは光速、λ0はc/f、εrは導波路3A内の誘電体の比誘電率、aは導波管断面の長辺の長さ(2列の導通ポスト33の列間隔に相当)である。この式(1)に示すように、管内波長λgは、導通ポスト33の列間隔を広げる(aの値を大きく設定する)ことで、小さくすることができるようになるのである。
Figure 0004395103
このように空洞導波管2の開口部がスリット34a,34bを適正に収められるようにするため、スリット34a,34bの間隔を狭めることに対応して導通ポスト33の列間の距離を広げる場合には、高次伝送モードが発生する場合もある。この点、変換部3Bにおける導通ポスト33の列間の距離のみを広げるようにしているので、上述の高次伝送モードの発生を最低限に抑制することができる。
ところが、図5に示すように、上述のごとく2列の導通ポスト33の間隔を一部広げた場合においては、製造時のばらつきなどの理由で、上述のスリット34a,34bの位置と、間隔が広げられた2列の導通ポスト33の配置とが、誘電体板31内の導波管伝送モードの進行方向に対して横方向Bにずれた場合、高次モードHMが発生してしまう。
本実施形態における導波路基板3においては、このような高次モードの発生を抑制するため、例えば図6に示すように、スリット34a,34bの距離の中心線Cの位置上に、等価的に導波路幅を狭めるように、高周波信号の進行方向について左右対称となる位置に導通ポスト36を2つ配置している。この導通ポスト36は、前述の導通ポスト33,33cと同様、導体層32a,32bを貫通して電気的に導通させるものである。スリット34a,34bの距離の中心線Cの位置は定在波の節部分となっているため、導通ポスト36を配置させても高周波信号の伝送への影響が少ない。2つの導通ポスト36により伝送路幅を等価的に狭くすることにより高次モードの発生を抑制している。これにより、空洞導波管2に信号を変換する変換部3Bの製造時の位置あわせバラツキに対する高周波信号の伝搬特性への影響を抑制した構造を実現することができる。また、この場合、導通ポスト36を左右対称となる位置に片側1つずつ配置しているが、導波路幅を狭め過ぎない程度に複数であってもよい。
また、導波路基板3における半導体回路チップ4が実装される側の表面上には、導体層32aとの間にギャップ37aを介して設けられた島状の金属パッド37をそなえている。この金属パッド37は、周囲にギャップ37aがそなえられているので、導体層32aには直接接続されない構成となっている。そして、金属パッド37は、導波路3Aの上流側位置において、半導体回路チップ4の信号線41(図7,図8参照)に接続される。
さらに、導波路基板3においては、金属パッド用導通ポスト33dが設けられている。図9は図7に示す高周波回路モジュール1のDD′矢視断面図である。この図9に示すように、金属パッド用導通ポスト33dは、上述の金属パッド37と、半導体回路チップ4が実装される側の導体層32aとは反対側の導波路基板面に形成されている導体層32bと、の間を誘電体板31を貫通して電気的に導通させるものである。
すなわち、金属パッド37に接続される半導体回路チップ4の信号線41は、この金属パッド用導通ポスト33dにより、導体層32aではなく裏面の導体層32bに直接導通される。これにより、半導体回路チップ4の信号線41からの高周波信号を、金属パッド用導通ポスト33dを通じて、導波路3Aを伝搬するモードに変換させることができるようになっている。
図8は、半導体回路チップ4を導波路基板3表面に対向する面から見た図である。半導体回路チップ4には、この図8に示すように、信号線41とともに、ギャップ41aを介して信号線41を挟むように形成されたグランド接地用の接地層42がそなえられ、これらの信号線41および接地層42によってコプレーナ伝送線路を構成する。
また、図7に示すように、半導体回路チップ4の信号線41は単一のメタルバンプ41bを通じて上述の金属パッド37に接続され、半導体回路チップ4の接地層42は複数のメタルバンプ42bを通じて導体層32bに接続される。そして、図9に示すように、上述の半導体回路チップ4と導波路基板3とのメタルバンプ41b,42bを通じた接続を安定化させるためのアンダーフィル材43が充填され、これにより、半導体回路チップ4と導波路基板3とがフリップチップ実装されるようになっている。
ところで、図10は上述の導波路基板3における、半導体回路チップ4および空洞導波管2が搭載される側の表面部を示す図であり、図11は導波路基板3における上述の表面部とは反対側にあたる裏面部を示す図である。これら図10,図11に示すように、上述の導通ポスト33,33c,33d,36は、導波路基板3を貫通して形成されている。尚、本実施形態においては、導波路3Aにおける導波路遮断用導通ポスト33cとは反対側端部についても、導波路3Aを封止するための導通ポスト33eが設けられている。
また、図12,図13は、上述の半導体回路チップ4の導波路基板3へのフリップチップ実装について着目して示す図であり、図12は半導体チップ4および導波路基板3を示す上視図、図13は図12のEE′矢視断面図である。この図13に示すように、導波路基板3における金属パッド37と半導体回路チップ4が実装される側の導体層32aとの間隔に比べて、導波路基板3における金属パッド37と半導体回路チップ4の接地層42との間隔をより近接させている。尚、図12、図13中においては、アンダーフィル材43については図示を省略している。
すなわち、半導体回路チップ4をフリップチップ実装する場合、導波路基板3側のコプレーナ伝送線路とした接続部である、信号線としての金属パッド37とグランドである導体層32aとの間隔よりも、金属パッド37と半導体回路チップ4のグランドである接地層42との距離を近くしている。これにより、導波路基板3側のコプレーナ伝送線路である金属パッド37および導体層32aが、パターンエッチングなどにより高いインピーダンスになったときでも、その部分での反射を抑えることができるので、半導体回路チップ4からの高周波信号が、裏面の金属膜である導体層32bに電気的に接続させる導通ポスト33dを介して導波路3Aの伝送モードに変換されるのである。
一般に、導波路基板3のメタルパターンの実現し得る最小の信号線の幅(金属パッド37における信号線41と接続される箇所の幅)とギャップ37aの幅は、半導体回路チップ4の信号線41の幅とギャップ41aに比べ広くなってしまう。導波路基板3上に半導体回路チップ4側に合わせたトータル幅の狭いコプレーナ伝送線路を作ろうとすると、メタルパターンのオーバーエッチングも助けて、特性インピーダンスが高くなってしまいがちである(50Ωより高くなって)。
特性インピーダンスが高くなってしまうと、その部分での反射が大きくなり特性劣化を招いてしまう。導波路基板3側のコプレーナ伝送線路とした接続部の信号線である金属パッド37とグランドである導体層32aとの間隔にくらべ、金属パッド37と半導体回路チップ4のグランドである接地層42との距離を近くすることにより、等価的に接続部近傍の導波路基板3側のコプレーナ伝送線路の特性インピーダンスが高くなることを抑え、反射特性の劣化を抑えることが可能となる。
・作用効果
上述の構成により、本実施形態にかかる高周波回路モジュール1においては、半導体回路チップ4からの高周波信号が、信号線41およびメタルバンプ41bを通じて、導波路基板3をなす金属パッド37に導通されて、導通ポスト33dを通じて導波路3Aを伝搬するモード(導波管モード)に変換され、導波路3Aを伝搬する。そして、導波路3Aからの高周波信号は、変換部31Bにおいて、空洞導波管2を伝搬する高周波信号に変換される。
このとき、変換部3Bにおいては、相対的な間隔についての製造バラツキが抑制されている2つのスリット34a,34bを通じて、空洞導波管2への高周波信号を導くことができる。従って、仮に導波路遮断用導通ポスト33cと下流側のスリット34bとの間隔に製造誤差が生じていたとしても、空洞導波管2に導かれる高周波信号の伝搬特性の影響については、従来技術の場合よりも小さくさせることができる(図4,図20参照)。
このように、本発明の一実施形態によれば、導体層32aが形成されていないスリット状の領域である2つのスリット34a,34bにより、空洞導波管に信号を導く箇所の製造誤差に起因した、ポスト壁導波管における空洞導波管への信号変換特性、特に、空洞導波管2への信号変換特性についての周波数依存を、従来技術の場合よりも改善させることができる利点がある。
〔B〕本実施形態の変形例の説明
本発明によれば、上述した実施形態にかかわらず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
たとえば、図14に示す高周波回路モジュール1Aのように、半導体回路チップ4Aとして、上述の半導体回路チップ4と異なる構成のものを採用することとしてもよい。この図14に示す半導体回路チップ4Aにおいては、前述の半導体チップ回路4とは異なる構成によってコプレーナ伝送線路を構成するものである。
すなわち、このコプレーナ伝送線路をなす信号線41Aは、外側を誘電体層44で覆われた第1部分41A−1と、第1部分41A−1から導通して金属パッド37との接続箇所として誘電体層44から露出する第2部分41A−2と、をそなえている。又、信号線41Aとともにコプレーナ伝送線路を構成する接地層42Aは、誘電体層44を覆い且つ第2部分41A−2を挟むように形成されている。このように構成された半導体回路チップ4Aにおいては、前述の半導体回路チップ4に比べて、伝送特性をより向上させることができる。
図15は、このように構成された高周波回路モジュール1Aにおける導波路基板3の半導体回路チップ4Aが実装される側の表面部について示すものである。この図15に示すように、導波路31が形成される外側領域の全面にわたって、導通ポスト33Aを四方等間隔にまんべんなく配置することとしてもよい。尚、図14,図15において、図1〜図13と同一の符号は、ほぼ同様の部分を示している。
また、図1,図14に示す高周波回路モジュール1,1Aにおいては、空洞導波管2は、半導体回路チップ4,4Aと同一導波路基板3面上に搭載しているが、本発明によればこれに限定されず、例えば図16に示す高周波回路モジュール1Bのように、半導体回路チップ4Aが搭載される側とは反対側の導波路基板3面(裏面)に空洞導波管2を搭載することとしてもよい。
この場合においては、半導体チップ回路4Aが搭載される側の導波路基板3面(表面)には、図17に示すような導体層32Baが形成され、空洞導波管2が搭載される側の導波路基板3面(裏面)には、図18に示すような導体層32Bbが形成される。この図17に示すように、導波路基板3Bの表面には、空洞導波管2への高周波信号を導くためのスリット34a,34bは設けられず、図18に示すように、導波路基板3Bの裏面にスリット34a,34bを形成することとなる。尚、図16〜図18中、図1〜図15と同一の符号は、ほぼ同様の部分を示している。
その他、上述の実施の形態の開示により、本発明の装置を製造することは可能である。
本発明の一実施形態にかかる高周波回路モジュールを示す模式的斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる高周波回路モジュールが適用される無線信号の送受信ユニットを示す図である。 本発明の一実施形態における導波路基板の要部構成を示す図である。 本発明の一実施形態における作用効果について説明するための図である。 本発明の一実施形態における導波路基板の要部構成について説明するための図である。 本発明の一実施形態における導波路基板の要部構成について説明するための図である。 本発明の一実施形態における高周波回路モジュールの要部構成について説明するための図である。 本発明の一実施形態における高周波回路モジュールをなす半導体回路チップの構成について説明するための図である。 本発明の一実施形態における高周波回路モジュールの要部構成について説明するための図である。 本発明の一実施形態における導波路基板の要部構成について説明するための図である。 本発明の一実施形態における導波路基板の要部構成について説明するための図である。 本発明の一実施形態における高周波回路モジュールの要部構成について説明するための図である。 本発明の一実施形態における高周波回路モジュールの要部構成について説明するための図である。 本発明の一実施形態の変形例における高周波回路モジュールの要部構成について説明するための図である。 本発明の一実施形態の変形例における導波路基板の要部構成について説明するための図である。 本発明の一実施形態の変形例における高周波回路モジュールの要部構成について説明するための図である。 本発明の一実施形態の変形例における導波路基板の要部構成について説明するための図である。 本発明の一実施形態の変形例における導波路基板の要部構成について説明するための図である。 従来技術を示す図である。 従来技術における作用効果について説明するための図である。
符号の説明
1,1A,1B 高周波回路モジュール
2 空洞導波管
3 導波路基板
3A 導波路
3B 変換部
31 誘電体板
32a,32b,32Ba,32Bb 導体層
33,33e,36 導通ポスト
33c 導波路遮断用導通ポスト
33d 金属パッド用導通ポスト
34a,34b スリット
37 金属パッド
37a ギャップ
4,4A 半導体回路チップ
4a ミリ波IC
4b マイクロ波IC
41,41A 信号線
41A−1 第1部分(信号線)
41A−2 第2部分(信号線)
41a ギャップ
41b,42b メタルバンプ
42,42A 接地層
43 アンダーフィル材
44 誘電体層
6 樹脂スティフナ
12 平面アンテナ
13 メタル枠
14 蓋部
100 部材
102 導電性膜
103 貫通導体
103c 貫通導体列
104 ポスト壁導波管
104w 結合窓
105 空洞導波管

Claims (11)

  1. 空洞導波管に結合される高周波信号のための導波路が形成された導波路基板であって、
    誘電体板と、該誘電体板の両面に形成された導体層と、をそなえるとともに、該誘電体板の両面の導体層間を貫通して電気的に導通させる導通ポストが2列にそれぞれ複数形成されて、該2列の導通ポストおよび該導体層で囲まれた誘電体部分が、該導波路として構成され、
    かつ、該導波路は、当該導波路を伝搬する高周波信号を、該空洞導波管を伝搬する高周波信号に変換させる変換部がそなえられ、
    該変換部が、
    該導波路の一端を遮断する位置にそなえられ、該誘電体板の両面の導体層間を貫通して電気的に導通させる導波路遮断用導通ポストと、
    該導波路から該導波路遮断用導通ポストに向けて高周波信号が伝搬する方向に対する上流側および下流側に並列して2つ設けられた、該導体層が形成されていないスリット状の領域と、をそなえ
    該2つのスリット状の領域は、該導波路を伝搬する高周波信号が強めあう位置にそれぞれ形成されたことを特徴とする、導波路基板。
  2. 高周波信号が強めあう位置は、該導波路遮断用導通ポストにより形成されるポスト壁を固定端とすることを特徴とする、請求項1記載の導波路基板
  3. 空洞導波管に結合される高周波信号のための導波路が形成された導波路基板であって、
    誘電体板と、該誘電体板の両面に形成された導体層と、をそなえるとともに、該誘電体板の両面の導体層間を貫通して電気的に導通させる導通ポストが2列にそれぞれ複数形成されて、該2列の導通ポストおよび該導体層で囲まれた誘電体部分が、該導波路として構成され、
    かつ、該導波路は、当該導波路を伝搬する高周波信号を、該空洞導波管を伝搬する高周波信号に変換させる変換部がそなえられ、
    該変換部が、
    該導波路の一端を遮断する位置にそなえられ、該誘電体板の両面の導体層間を貫通して電気的に導通させる導波路遮断用導通ポストと、
    該導波路から該導波路遮断用導通ポストに向けて高周波信号が伝搬する方向に対する上流側および下流側に並列して2つ設けられた、該導体層が形成されていないスリット状の領域と、をそなえ、
    該2つのスリット状の領域は、該導波路を伝搬する高周波信号の波長の2分の1に実質的に相当する距離を置いて形成されたことを特徴とする、導波路基板。
  4. 該下流側における該スリット状の領域は、該導波路遮断用導通ポストに対して、該導波路を伝搬する高周波信号の波長の4分の1の奇数倍に実質的に相当する距離を置いて形成されたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項記載の導波路基板。
  5. 該変換部における導波路箇所を構成する該2列の導通ポストの間隔は、該変換部における導波路箇所以外の箇所よりも、該2列の導通ポストの間隔が広くなるように構成されたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項記載の導波路基板。
  6. 該上流および下流のスリット状の領域が形成される中間域に、該誘電体板の両面の導体層間を導通させる導通ポストが2つ設けられたことを特徴とする、請求項5記載の導波路基板。
  7. 空洞導波管と、該空洞導波管が搭載されて、該空洞導波管に結合される高周波信号のための導波路が形成された導波路基板と、該導波路基板上に実装された半導体回路チップと、をそなえ、該半導体回路チップからの信号が該高周波信号として該導波路を伝搬するように構成された高周波回路モジュールであって、
    該導波路基板は、
    誘電体板と、該誘電体板の両面に形成された導体層と、をそなえるとともに、該誘電体板の両面の導体層間を電気的に導通させる導通ポストが2列にそれぞれ複数形成されて、該2列の導通ポストおよび該導体層で囲まれた誘電体部分が、該導波路として構成され、
    かつ、該導波路は、当該導波路を伝搬する高周波信号を、該空洞導波管を伝搬する高周波信号に変換させる変換部がそなえられ、
    該変換部が、
    該導波路の一端を遮断する位置にそなえられ、結合部該誘電体板の両面の導体層間を電気的に導通させる導波路遮断用導通ポストと、
    該導波路から該導波路遮断用導通ポストに向けて高周波信号が伝搬する方向に対する上流側および下流側に並列して2つ設けられた、該導体層が形成されていないスリット状の領域と、をそなえ
    該2つのスリット状の領域は、該導波路を伝搬する高周波信号が強めあう位置にそれぞれ形成されたことを特徴とする、高周波回路モジュール。
  8. 空洞導波管と、該空洞導波管が搭載されて、該空洞導波管に結合される高周波信号のための導波路が形成された導波路基板と、該導波路基板上に実装された半導体回路チップと、をそなえ、該半導体回路チップからの信号が該高周波信号として該導波路を伝搬するように構成された高周波回路モジュールであって、
    該導波路基板は、
    誘電体板と、該誘電体板の両面に形成された導体層と、をそなえるとともに、該誘電体板の両面の導体層間を電気的に導通させる導通ポストが2列にそれぞれ複数形成されて、該2列の導通ポストおよび該導体層で囲まれた誘電体部分が、該導波路として構成され、
    かつ、該導波路は、当該導波路を伝搬する高周波信号を、該空洞導波管を伝搬する高周波信号に変換させる変換部がそなえられ、
    該変換部が、
    該導波路の一端を遮断する位置にそなえられ、結合部該誘電体板の両面の導体層間を電気的に導通させる導波路遮断用導通ポストと、
    該導波路から該導波路遮断用導通ポストに向けて高周波信号が伝搬する方向に対する上流側および下流側に並列して2つ設けられた、該導体層が形成されていないスリット状の領域と、をそなえ、
    該2つのスリット状の領域は、該導波路を伝搬する高周波信号の波長の2分の1に実質的に相当する距離を置いて形成されたことを特徴とする、高周波回路モジュール。
  9. 該半導体回路チップの信号線が接続される金属パッドが、当該半導体回路チップが実装される側の導波路基板面上に設けられ、
    かつ、該金属パッドは、該導波路基板の両面に形成されている該導体層のうちで、該半導体回路チップが実装される側の導体層との間にはギャップが設けられて直接接続されないように構成される一方、
    該金属パッドと、該半導体回路チップが実装される側の導体層とは反対側の導波路基板面に形成されている導体層と、の間を電気的に導通させる金属パッド用導通ポストが設けられたことを特徴とする、請求項7又は8記載の高周波回路モジュール。
  10. 該半導体回路チップは、該信号線を挟んで形成される接地層をそなえるとともに、該信号線は該金属パッドと、該接地層は該半導体回路チップが実装される側の導体層と、それぞれ電気的に接続されるように該半導体基板にフリップチップ実装され、
    かつ、該導波路基板における該金属パッドと該半導体回路チップが実装される側の導体層との間隔に比べて、該導波路基板における金属パッドと該半導体回路チップの接地層との間隔を近接させることを特徴とする、請求項記載の高周波回路モジュール。
  11. 該半導体回路チップをなす信号線は、外側を誘電体層で覆われた第1部分と、該第1部分から導通して該金属パッドとの接続箇所として該誘電体層から露出する第2部分と、をそなえるとともに、
    該半導体回路チップをなす接地層は、該誘電体層を覆い且つ該第2部分を挟むように形成されたことを特徴とする、請求項10記載の高周波回路モジュール。
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