JP4393847B2 - レンジフードファン - Google Patents

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Description

本発明は、フードの吸込部の上流側に整流板が配置されたレンジフードファンに関し、詳しくは、整流板の表面から油滴や塵埃が付着するおそれのある突出物を無くし、しかもこの整流板の着脱が容易かつ安全に行えるようにしたレンジフードファンに関する。
図4と図5は、レンジフードファンの従来例を示しており、図4は、整流板を開放した状態の斜視図、図5は、整流板を取り付けた使用状態の斜視図である。
図示したように、一般にレンジフードファン10では、調理で発生した燃焼ガスや油煙を効率良く捕集するために、フィルター13が設けられたフード11の下面の開放部11aに整流板14を設けている。この整流板14は、フード11の下端内周との間で吸い込み側の間隙を狭め、このことで、吸い込み風速を上昇させて、燃焼ガスや油煙がフードの外側に漏れるのを少なくするように作用するものである。
ここにおいて、従来、整流板14をフード11の下面の開放部11aに取り付けるには、図4に示すように、フードカバー12の下面に整流板取付脚15を設け、この取付脚15の先端(図4において下端側)に設けられたねじ部15aを、整流板14を貫通させた上で、ここに図5に示したように化粧ナット16を締め付けることにより行うようにしていた。(例えば、特許文献1参照)。
また、この他に整流板の背面に設けられたブラケットで回動可能に軸を支持し、この軸の両端に、先端かぎ形のフックを取り付けると共に、軸の中程に、前記整流板を貫通してその下方に突出するようにレバーを取り付け、このレバーの操作により、前記フックを回動させて、その先端をフードの内壁に設けられたスリット状の係合孔と係脱させ、このことで後端で枢支された整流板を、フードの下面の開放部に取り付けるようにしたものもあった。(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−257702号公報(第3−6頁、第8図) 特開平5−322253号公報(第2−3頁、第1図)
上述した従来のレンジフードファンのうち、前者のねじとナットの螺合により整流板を固定するようにしたものは、ナットの着脱操作が煩わしく、また、多くの場合、ナットの表面に油煙中の油分が付着しているため、不快で、かつ、すべり易く、一層、この操作を困難なものとしていた。さらに、多くのものは整流板の仮止め機構を備えていないので、ナットを着脱する際、整流板を片手で支えていなくてはならず、この面からも操作が行い難く、そればかりか、着脱の際、ナットを脱落させたり、紛失してしまうおそれさえあるという問題点を有していた。
また、後者の回動可能なフックを用いて整流板を、係止保持するようにしたものは、レバーの押動操作のみで、フックを係合孔と係脱させることができるので、操作性が良く、上記のような問題点は有しないが、レバーを操作可能に整流板の下方に突出させるために、整流板にスリット状の開口を設けなくてはならず、この開口により空気流に乱れを生じて、整流板の機能が低下するおそれがあった。また、レバーが整流板の下方に突出しているため、清掃の際、レバーを引っ掛けて整流板を脱落させるおそれがあり、さらに捕集された油煙中の油分がレバーの近傍に溜まり易く、場合によっては、油分がレバーを伝って滴下するおそれがあるという問題点も有していた。
本発明は、上記従来のレンジフードファンが有していた問題点の解決を課題とする。
本発明では、上記の問題点を解決するために、送風機を備えたフードの吸込部上流側に、吸込部の周辺風速を上昇させる整流板を配置したレンジフードファンにおいて、フードの内部に、フレームと、該フレームに前後に回動可能に枢着され、下端前方に切欠部が設けられると共に、この切欠部の上方に操作レバーが前向きに突設された回動部材と、該回動部材の下端を前方突出方向に付勢するばねとを具備してなる整流板の係止具を取り付け、金属板を屈曲して形成され、後端がフード側に枢支された整流板の前端上側を後方に折り返して形成された折返し端縁が、上記係止具の切欠部と係合することにより、整流板がフード内の所定位置に係止保持され、操作レバーを押し下げて回動部材の下端を後方へ回動することにより、折返し端縁と切欠部との係合状態が解除されるようにしたことを特徴とする。
上述したように本発明のレンジフードでは、整流板がその前端に一体形成された折返し片で係止保持されるようになっているので、整流板の表面には、その取付用のつまみやナットなどの突出物が一切、設けられていない。よって、空気流に乱れが生じず、油煙などの高い捕集効果が得られると共に、清掃もやり易くなる。また、油煙中に含まれる油分が突出物に付着して、汚れ易くなったり、油分が突出物を伝って滴下するおそれもなくなり、衛生面での向上もはかられるという効果がある。
さらに、係止具による整流板の係止状態の解除が、整流板を押えた状態で操作レバーを押し下げるだけでなされ、また、整流板を係止させるには、後端が枢支された整流板の前端を押し上げるだけでなされるので、その係脱操作が容易で、かつ安全、迅速に行えるという効果もある。
以下、本発明を図示した実施の形態に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明に係るレンジフードファンの実施形態を示した簡略斜視図、図2は、その要部の拡大断面図である。図示したように、このレンジフードファン1は、従来のものと同様に、下面が開放されたフード2内にフィルター5を着脱可能に取り付け、このフィルター5の上側の本体3の内部に送風機(図示せず)を配置し、台所のレンジなどの上方空間に設置されることにのより、フード2の下側を吸込部2aとして、ここから油煙や燃焼ガスなどの屋内の汚れた空気を吸引し、屋外に排出するようにしたものである。
ここにおいて本発明のレンジフードファン1では、フィルター5の前側(図2において左側)のフード2内の左右両側に、対をなすように係止具6を取り付けている。
この係止具6は、図3に示すようにフード2内に、上部がねじ止めなどの手段で固定されることにより、下方突出状に取り付けられるフレーム7と、このフレーム7の前側(図3において左側)の中程に、上端が枢軸8dにより枢着され、下端前方(図3において左側)に切欠部8bが設けられると共に、この切欠部8bの上側に操作レバー8aが前向き(図3において左向き)に突設された回動部材8と、この回動部材8とフレーム7の後壁7aとの間に、該回動部材8の下端を前方に突出方向に付勢するように設けられたキックばね9とで構成されている。
ここにおいて、上記フレーム7は、回動部材8やキックばね9を抱持するように、金属板を略コ字形に屈曲して形成されており、その下端前側(図3において下端左側)には、回動部材8の下端に突設された突部8cと当接することにより、回動部材8の前側への回動範囲を規制する係止片7bが内方突出状に屈曲形成されている。
また、フード2の内部後側(図1において右側)には、掛支金具18が設けられ、この掛支金具18に整流板4の後端に設けられた掛支ピン4bを引っ掛けることにより、整流板4が着脱かつ回動可能にこの掛支金具18に取り付けられるようになっている。
整流板4は、金属板をプレス成形することにより、上面が開放されたトレイ(浅皿)状に形成されたものであり、前部上側には、前面板4cの上端を内方に折り返して形成された折返し端縁4aが設けられている。そして、この整流板4は、その外寸がフード2下面の開放部分の内寸よりもやや小さく設定されており、フード2内に取り付けられることにより、その周囲とフード2との間に、吸い込み時の風速を上昇させる吸込間隙を形成するようになっている。
本発明のレンジフード1は、上記の構成を有している。
なお、図2において、符号19は、照明装置の蛍光灯を示し、17は、この照明装置や内装されたファン(図示せず)などを操作するための操作ボタンを示している。
次に、本発明の特徴とする点について述べると、まず、レンジフード1の通常の使用時は、図2に示すように、整流板4がフード2の吸込部2aの上流、即ち、下側に配置され、フード2の周縁との間の間隙を狭めて、その間を通過する空気の流速を上昇させるように機能している。この時、後端が掛支金具18で枢支された整流板4は、その前側に設けられた折返し端縁4aが係止具6の回動部材8に設けられた切欠部8bに引っ掛かって脱落不可に係止保持されている。なお、この時、回動部材8は、その下端が前方に突出する方向にキックばね9で付勢されているので、切欠部8bと折返し端縁4aとの係合が外れるおそれはない。
次に、フィルター5の掃除などにより整流板4を取り外す必要が生じた際には、キックばね9の付勢力に抗して、操作レバー8aを下方に押し下げ、回動部材8を反時計回りに回動させれば良く、このことで回動部材8の切欠部8bが、折返し端縁4aの外側(図2において後側)へと移動し、その係合状態が解除されるので、前端の支持を失った整流板4は、後端の掛支金具18を支点として回動し、このことでフード2の下面が開放され、フィルター5の清掃が可能となるものである。また、整流板4自体を清掃などのため、取り外す場合は、その後端を持ち上げて、掛支ピン4bと掛支金具18との係合を外せば良い。
なお、上述した操作レバー8aの押し下げの際、この操作レバー8aは、整流板4の上側に位置しているので、必然的に手が整流板4の下方に位置し、手で整流板4を押えた状態で、親指などを用いてこの操作レバー8aを操作することとなる。よって、整流板4の前側が不用意に落下回動することによる不慮の事故が未然に防止されるものである。
以上のようにして本発明のレンジフードファン1では、整流板4が不用意に落下しないように確実にフード2内の所定位置に掛支保持されるにもかかわらず、必要な際には、容易に取り外すことができ、しかもその際の事故も生じ難い構造になっている。
また、上記のようにして取り外した整流板4を所定の位置にセットするには、まず、整流板4の後端を回動可能に掛支金具18に係合させ、その後、前側を上方に押し上げれば良く、このことで、整流板4の前部上側に設けられた折返し端縁4aの内端が、係止具6の回動部材8の下端に設けられた傾斜面8eと当接し、両者の迫り合いによって、回動部材8がキックばね9の付勢力に抗して反時計回りに回動され、やがて、切欠部8bが設けられた位置で、元の状態に復帰することにより、切欠部8bが折返し端縁4aに嵌まり込み、整流板4が係止保持されるようになっている。
以上のようにして本発明のレンジフードファン1では、整流板4の所定位置へのセットも容易、確実かつ迅速になされるものである。
本発明に係るレンジフードファンの実施形態を示した斜視図である。 図1の要部の拡大断面図である。 係止具の側面図である。 従来のレンジフードファンの整流板開放状態の斜視図である。 図4に示したレンジフードファンの整流板取付状態の斜視図である。
符号の説明
1 レンジフードファン
2 フード
2a 吸込口
3 本体
4 整流板
4a 折返し端縁
5 フィルター
6 係止具
7 フレーム
8 回動部材
8a 操作レバー
8b 切欠部
9 キックばね

Claims (1)

  1. 送風機を備えたフードの吸込部上流側に、吸込部の周辺風速を上昇させる整流板を配置し、フードの内部に、整流板の係止具が取り付けられたレンジフードファンにおいて、
    この係止具は、
    フレームと、
    該フレームに前後に回動可能に枢着され、下端前方に切欠部が設けられると共に、この切欠部の上方に操作レバーが前向きに突設された回動部材と、
    該回動部材の下端を前方突出方向に付勢するばねと、
    を具備したものであり、
    金属板を屈曲して形成され、後端がフード側に枢支された整流板の前端上側を後方へ折り返して形成された折返し端縁が、上記係止具の切欠部と係合することにより、整流板がフード内の所定位置に係止保持され、操作レバーを押し下げて回動部材の下端を後方へ回動することにより、折返し端縁と切欠部との係合状態が解除されるようになされたことを特徴とするレンジフードファン。
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