JP6148871B2 - レンジフード - Google Patents

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Description

本発明は、レンジフードに関し、特に、内面パネルと整流板を備えるレンジフードに関する。
レンジフードは、内蔵するファンにより空気の流れを発生させ、調理に伴い下方から上昇してくる油煙等を捕集し、油分を回収する。従来から、油煙等を効率よく捕集するために、フード吸込口の上流側に整流板が配置されたレンジフードが知られている。
レンジフードに整流板を取り付ける構造として、整流板に備えられた金具をフード内面の内面パネルに引っ掛ける構造がよく知られている。例えば、特許文献1においては、フードの吸込口に設けられた整流板の着脱を簡単にすることを目的としたレンジフードが開示されている。このレンジフードでは、整流板が、一方の端部に設けた掛け止め部材のフード側への掛け止めと、他方の端に設けた回動可能なフックのフード側の係合孔への掛け止めにより吊り支持される。
また、レンジフードに整流板を取り付ける構造として、取り付けるための金具が内面パネル側に備えられる構造が知られている。例えば、特許文献2においては、整流板をフード側部材に対して簡単且つ確実に係止・係止解除できるようにすることを目的としたレンジフードが開示されている。このレンジフードでは、フードカバーの内面に移動可能に設けた操作摘みを設け、その操作摘みと連動する爪体を、整流板に突設した係止片の係止孔に引っ掛けて使用する。
また、特許文献3においては、整流板の着脱が容易かつ安全に行えるようにすることを目的としたレンジフードが開示されている。このレンジフードでは、フードカバーの内面に、フレームとこのフレームに回動可能に取り付けられた回動部材とこの回動部材を回動付勢するばねとを具備した係止具を取り付け、整流板には、その前端上側に折返し端縁が形成されるように金属板を屈曲して形成し、この折返し端縁が上記回動部材に設けられた切欠部と係合することにより、整流板がフード内の所定位置に係止保持される。
特開平5−322253号公報 特開2001−004181号公報 特開2005−155957号公報
しかし、特許文献1に示すような単純な爪を引っ掛ける取付構造では、清掃時等に整流板に力が加わった場合取り付けが外れて整流板が落下してしまう恐れがある。また、特許文献2や3に示すような取り付けるための金具では、金具等の部品が内面パネルから突出するので、内面パネルの清掃の際に邪魔になり清掃性を悪くしていた。
そこで、本発明は、内面パネルの表側における突出部を減らすことで清掃性が向上し、かつ整流板を容易に着脱できる一方で清掃時などに多少力が加えられても整流板の脱落を防止することができるレンジフードを提供するものである。
上記課題を解決するために、フードの内面に内面パネルと、フードの吸込口の上流側に整流板とを備えるレンジフードであって、内面パネルは、整流板を取り付ける孔と、その孔の周縁部またはその近傍の一部または全部に、内面パネルの裏面側に立ち上がる立ち上がり部と、を備え、整流板は、孔を通って内面パネルの裏面または立ち上がり部に係合する鉤状の爪部と、爪部を操作する操作部と、を備え、爪部は、内面パネルの裏面または立ち上がり部に係合する先端部を有し、その先端部が立ち上がり部に係合する方向に付勢力により付勢されており、爪部の先端部が立ち上がり部の先端部を乗り越えて、整流板が内面パネルに装着され、操作部は付勢力に対抗するように爪部を操作する、レンジフードが提供される。
これによれば、内面パネルの表側における突出部を減らすことで清掃性が向上し、かつ、爪部が内面パネルの裏面また立ち上がり部に係合し、立ち上がり部により規制されることで清掃時などにより多少力が加えられても整流板の脱落を防止することができるレンジフードを提供することができる。
さらに、爪部は、孔を通る過程において、孔若しくは立ち上がり部の内周面、または孔の内周面と内面パネルの表面との第一接続部分、に当接する当接面を前記先端部と頂部との間に有し、当接面は、内面パネルに対して傾斜していることを特徴としてもよい。
これによれば、爪部の当接面が傾斜していることで爪部を孔に挿入し易くなり、また、立ち上がり部に係合する方向に移動するように付勢された爪部の当接面が、孔の内周面等に当接しながら孔を通過することで整流板を内面パネルに円滑に取り付けられ、爪部の先端部が内面パネルの裏面等に係合した際には、使用者に対して確かに係合したことを認識させることができる。
さらに、当接面の一部または全部は、曲率を有さない平面部を備えることを特徴としてもよい。
これによれば、孔の内周面に対して線で当接するため、傷が付きにくく、塗装がはがれにくい。
さらに、平面部の端部は曲率をもって形成されていることを特徴としてもよい。
これによれば、端部によって傷がつくことを抑制することができる。
さらに、平面部は、平面部から盛り上がった段部を有し、段部の端部は曲率をもって形成されていることを特徴としてもよい。
これによれば、爪部の強度を向上させることができると共に、段部の端部によって傷がつくことを抑制することができる。
さらに、孔の内周面と内面パネルの表面との第一接続部分は、曲率をもって形成されていることを特徴としてもよい。
これによれば、整流板を内面パネルにより円滑に取り付けられる。
さらに、内面パネルの裏面と立ち上がり部の外周面との第二接続部分は、曲率をもって形成されていることを特徴としてもよい。
これによれば、爪部の先端が立ち上がり部の先端を容易に乗り越えられるので、整流板を内面パネルから容易に取り外すことができる。
さらに、爪部は、先端部の近傍に引っ掛け部を有することを特徴としてもよい。
これによれば、引っ掛け部が立ち上がり部に確実に係合することで整流板の脱落を防止することができる。
さらに、爪部は、整流板を内面パネルに取り付ける際、孔若しくは立ち上がり部の内周面、または孔の内周面と内面パネルの表面との接続部分に当接しながら回動し、爪部の先端部が立ち上がり部の先端を超えた後、当接しながら回動した回動方向とは逆の方向に回動し、内面パネルの裏面または立ち上がり部に係合することを特徴としてもよい。
これによれば、整流板を内面パネルに円滑に取り付けられると共に、使用者に対して確かに係合したことを認識させることができる。
また、上記課題を解決するために、フードの内面に内面パネルと、フードの吸込口の上流側に整流板とを備えるレンジフードであって、内面パネルは、整流板を取り付ける孔を備え、整流板は、孔を通って内面パネルの裏面に係合する爪部を備え、その爪部は、孔を通る過程において、孔の内周面、または孔の内周面と内面パネルの表面との接続部分、に当接する当接面を有し、当接面は、内面パネルに対して傾斜している、レンジフードが提供される。
これによれば、爪部の当接面が傾斜していることで爪部を孔に挿入し易くなり、また、立ち上がり部に係合する方向に移動するように付勢された爪部の当接面が、孔の内周面等に当接しながら孔を通過することで整流板を内面パネルに円滑に取り付けられる。
以上説明したように、本発明によれば、内面パネルの表側における突出部を減らすことで清掃性が向上し、かつ整流板を容易に着脱できる一方で清掃時などに多少力が加えられても整流板の脱落を防止することができるレンジフードを提供することができる。
本発明に係る第一実施例におけるレンジフードの、(A)整流板を取り付けた時の右下から見た斜視図、(B)整流板を取り外した時の右下から見た斜視図。 本発明に係る第一実施例におけるレンジフードの前後方向断面における断面図であり、(A)整流板を取り付けた時の断面図、(B)整流板の着脱方法を示した断面図。 本発明に係る第一実施例におけるレンジフードの整流板を取り外した時の右下から見た、(A)孔の部分拡大図、(B)爪部の部分拡大図、(C)軸支部の部分拡大図、(D)軸受部の部分拡大図。 本発明に係る第一実施例におけるレンジフードの爪部の、(A)正面図、(B)右側面図、(C)背面図、(D)平面図、(E)底面図、(F)左側面図、(G)右下から見た斜視図、(H)左下から見た斜視図、(I)左上から見た斜視図、(J)右上から見た斜視図。 本発明に係る第一実施例におけるレンジフードの爪部の断面図。 本発明に係る第一実施例におけるレンジフードの孔の、(A)正面図、(B)右側面図、(C)平面図、(D)底面図、(E)右下から見た斜視図、(F)右上から見た斜視図。 本発明に係る第一実施例におけるレンジフードの孔の、(A)図6の(II)―(II)における断面図、(B)図6の(I)―(I)における断面図。 本発明に係る第一実施例におけるレンジフードにおける、整流板の着脱工程を示した説明図。 本発明に係る他の実施例におけるレンジフードの爪部を示す断面図。 本発明に係る他の実施例におけるレンジフードの立ち上がり部を示す断面図。
以下では、図面を参照しながら、本発明に係る各実施例について説明する。
<第一実施例>
図1は、本実施例におけるレンジフード1の、整流板を取り付けた時の右下から見た斜視図(A)と整流板を取り外した時の右下から見た斜視図(B)を示す。また、図2は、レンジフード1の前後方向断面における断面図であり、(A)整流板を取り付けた時の断面図、(B)整流板の着脱方法を示した断面図である。また、図3は、それぞれ、(A)孔11の、(B)爪部21の、(C)軸支部17の、(D)軸受部25の部分拡大図である。
レンジフード1は、ファン4を内蔵する送風ボックス3の下部に、内面に内面パネル10を有する薄型のフード2を備える。フード2は、送風ボックス3の接続部付近であって、フード2のほぼ中央部に、ファン4により発生した空気の流れを吸い込む吸込口5を備える。吸込口5は、油分を捕集するためのフィルタを備える。
レンジフード1は、吸込口5の空気の上流側に整流板20を備え、油煙等を含む空気の流れを整流し、油分の捕集効率を高める。上昇してきた油煙等を含む空気は、内面パネル10で受け止められ、内面パネル10と整流板20との間の隙間を通って、吸込口5に吸込まれると共にフィルタで油分が回収され、室外などへ排出される。即ち、内面パネル10の表面や、内面パネル10と整流板20との間の隙間に存在する物は、油分が付着し易く汚れが溜まり易い場所である。また、内面パネル10は、フード2の内面を構成する部材であり、フード2と一体に構成されているものや、フード2の内面に一体成型部品として一部材として設けられたもの、分割した状態で設けられたもの、また分割できる態様で設けられたものであってもよい。
整流板20は、フード2に取り付けられた場合に奥側になる一辺に一対の軸受部25を備える。整流板20は、軸受部25が内面パネル10の奥側に備えられた一対の軸支部17に軸支されることで、奥側を回転自在に支持される。整流板20は、フード2に取り付けられた場合に手前側になる方に一対の爪部21を備える。爪部21は、整流板20の左右一対に、かつ整流板取付状態において互いに内側または外側を向くように設けられることが好ましい。これによれば、整流板20に左右方向の力を加えたとしても、その動きを抑制することができる。また、内面パネル10は、軸支された整流板20の爪部21と対応する位置に孔11を備える。整流板20は、爪部21が内面パネル10の孔11を通って内面パネル10の裏側などに係合することで、手前側を支持される。なお、本実施例においては、整流板20をフード2に取り付けた状態で手前側になる方の位置に一対の爪部21を備え、奥側になる方の位置で整流板を軸支部17によって軸支している構成としたが、それとは逆の位置関係で爪部および軸支部を備える構成としても良い。すなわち、爪部を整流板がフードに取り付けられた状態で奥側になる方の位置に一対に設け、軸支部を手前側になる方の位置に備える構成としても良いものである。
整流板20は、爪部21が孔11を通り内面パネル10に係合した場合、図2(A)が示すように内面パネル10の表面とはほぼ平行をなすように設置され、係合を離れた場合には、図2(B)が示すように奥側で軸受部25が軸支部17に支持され、手前側で矢印DOCのように動く。レンジフード1が使用状態においては、内面パネル10の表面にある孔11は油煙に曝され、また、爪部21は、内面パネル10と整流板20の間の隙間に位置するため、油分が付着しやすい部分である。
内面パネル10の奥側に位置する軸支部17は、図3(B)が示すように、回転自在に軸支し易いように断面が円形の線材を加工してある。軸受部25は、図3(D)が示すように、軸支部17の線材に引っ掛けやすいように平板を加工し鉤状になっている。図3(A)に示す孔11と図3(B)に示す爪部21は、以下に詳述する。
図4は爪部21の正六面図および斜視図を示し、図5は爪部21の断面図を示す。爪部21は、内面パネル10の裏面などに係合し易いように鉤状の形状をなしており、その先端に実際に内面パネル10の裏面または立ち上がり部12(後述)に係合する先端部211を有する。爪部21は、操作部22と一体成形されており、一体成形された部材として爪部ボックス23の中に収められた爪部軸支部26により軸支され、爪部軸支部26を中心に回動自在に回動するように取り付けられている。
上述の一体成形された部材は、爪部ボックス23の中で矢印DSの方向にバネ24により付勢されており、操作部22を爪部ボックス23の中の方へ押し込めるようになっていて、押し込める力を解放すると元に戻ろうとし、爪部ボックス23の内側で当接し止まる。操作部22は、作業者が行うかかる動きに伴い、爪部21を回動させ操作することとなる。即ち、作業者が操作部22を爪部ボックス23の中の方へ押し込むと、操作部22は、バネ24の付勢力に対抗するように爪部21を回動するように操作する。作業者が操作部22を放すと、操作部22は、バネ24の付勢力により爪部21を、押し込む時とは逆方向に回動するように操作する。
爪部21は、その根元辺りを爪部軸支部26に支持されて、爪部ボックス23の上方へ表出している。表出した爪部21は、操作部22とは反対の方へ鉤状に湾曲した形状をなす。従って、鉤状の爪部21の先端に位置する先端部211は、爪部軸支部26を挟んで操作部22とは反対側に位置する。そうすると、爪部21は、全体として先端部121が立ち上がり部に係合する方向(矢印DEの方向)に移動(回動)するようにバネ24の付勢力により付勢されており、爪部軸支部26を回転軸として回動する。
なお、本実施例では、バネ24により付勢力が与えられているが、爪部と操作部が一体成形された部材自体が弾性力を有し、付勢力を持ってもよい。本実施例では、一体成形された部材は、断面図の奥行き方向には全体として曲率を有した形状ではないが、これに限定されず、全体として曲率を有していてもよい。
爪部21は、操作部22とは反対の方へ、頂部216を形成するように湾曲し、その頂部216と先端部211との間に孔11の内周面等に当接する当接面212を有する。また、本実施例では、爪部21は、内面パネル10の立ち上がり部(後述)に確実に係合させるため、先端部211の近傍に爪部21の根元の方へさらに折れ曲がった引っ掛け部215を有する。爪部21は、当接面212のほぼ全部に曲率を有さない平面部213を有する。これによれば、孔11の内周面に対して線で当接するため、傷が付きにくく、塗装がはがれにくい。なお、平面部213は、引っ掛け部215を形成するための屈曲した部分と頂部216との間の一部に形成されてもよい。また、平面部213は、平面部213から鉤状の外側に湾曲した方向へ盛り上がった段部214を有する。これにより、爪部の強度を向上させることができる。
平面部213の端部217は、角がなく曲率をもって形成されていてもよい。これによれば、端部の角によって内面パネル10の孔11の内周面等に傷がつくことを抑制することができる。また、段部214の端部218は、角がなく曲率をもって形成されていてもよい。これによれば、段部214の端部218の角によって内面パネル10の孔11の内周面等に傷がつくことを抑制することができる。なお、曲率は、例えば、おおよそ2mm―1以下で適宜定められる。
図6は孔11の正六面図および斜視図を示し、図7は孔11の断面図を示す。なお、内面パネル10については、孔11を拡大して示すためにその一部のみを表している。孔11は、整流板20を取り付けるために内面パネル10に設けられている。孔11の形状は、隅が曲率を有する長方形であるが、これに限定されず、鉤状の爪部21を通す大きさ、形状であればよい。
内面パネル10は、孔11の周縁部の全部に孔11を囲むように内面パネル10の裏面14側に立ち上がる立ち上がり部12を備える。なお、本実施例では、立ち上がり部12は、孔11の周縁部の全部に備えられているが、これに限定されず、爪部21が係合する位置に一部のみ設けられてもよい。また、立ち上がり部12は、孔11の周縁部に備えられているが、これに限定されず、図10で後述するように、周縁部から少し離れた近傍にあってもよい。孔11の周縁部にあるのと同じ効果が得られるからである。
立ち上がり部12は、内面パネル10の裏面14から、爪部21が係合するに十分な高さを有するように形成される。本実施例の場合、爪部21は根元の方へさらに折れ曲がった引っ掛け部215を有するので、折れ曲がった先端部211が係合するように定められる。
孔11は、内面パネル10をプレス加工することにより作製され、第一接続部分15から始まり、孔の内周面111と、それから継ぎ目なく裏面14側へ延伸する立ち上がり部の内周面122とから形成され、立ち上がり部の先端部121で終わる。なお、本明細書では、孔の内周面111は、内面パネル10の表面13から裏面14までの厚み分の内周面を、立ち上がり部の内周面122は、裏面14から立ち上がり部の先端部121までの高さ分の内周面を意味する。また、第一接続部分15は、孔の内周面111と平面をなす表面13との接続部分を、第二接続部分16は、平面をなす裏面14と立ち上がり部の外周面123との接続部分を意味する。また、立ち上がり部の先端部121の平面視の幅は、内面パネル10の厚みとほぼ同じである。
第一接続部分15は、整流板20を内面パネル10に取り付ける際、爪部21特に当接面212が当接する部分であり、曲率をもって形成されることで整流板20を内面パネル10に円滑に取り付けることができる。また、第二接続部分16は、曲率をもって形成されている。これによれば、整流板20を内面パネル10から取り外す際、爪部21が回動することにより爪部21の先端部211が摺動し、立ち上がり部の先端部121を容易に乗り越えられるので、整流板20を内面パネル10から容易に取り外すことができる。
上述したレンジフード1において、内面パネル10は、整流板20を取り付ける孔11と、孔11の周縁部の全部に、内面パネル10の裏面14側に立ち上がる立ち上がり部12とを備える。また、整流板20は、孔11を通って内面パネル10の裏面14または立ち上がり部12に係合する鉤状の爪部21と、爪部21を操作する操作部22とを備える。そして、爪部21は、内面パネル10の裏面14または立ち上がり部12に係合する先端部211を有し、先端部121が立ち上がり部12に係合する方向(矢印DEの方向)に移動(回動)するように付勢力により付勢されており、操作部22は、その付勢力に対抗するように爪部21を操作する。内面パネル10の表面、特に孔11が位置する内面パネル10と整流板20との間の隙間辺りの表面は、油分が付着し易く汚れが溜まり易い場所であるが、これによれば、内面パネル10の表側における突出部を減らすことで清掃性を向上させることができる。さらに、爪部21が内面パネル10の裏面14または立ち上がり部12に係合し、立ち上がり部12により規制されることで清掃時などにより多少力が加えられても整流板20の脱落を防止することができる。
図8を参照し、整流板20の内面パネル10への着脱工程を説明する。(A)は、作業者が奥側で軸支された整流板20をDC方向に動かして、頂部216から左下方向に延伸された当接面212が孔の曲率を有する内周面111に当接し始めた時を示す。頂部216全体が孔11の中に入り込むようになっている。換言すれば、爪部21と孔11との位置関係は、頂部216の一部が内面パネル10の表面13に当接することがない位置関係にあり、好ましくは、頂部216の一部が第一接続部分15や孔の内周面111に当接することも無い位置関係である。これにより、整流板20を内面パネル10に容易に取り付けることができる。
当接面212は、孔の内周面111に当接するが、内面パネル10の表面13とは平行ではないため、即ち当接時において内面パネル10に対して傾斜しているため、孔の内周面111に線で当接するように当接する。これにより、両者が面で当接するよりも摩擦力が軽減され、整流板20を容易に取り付けることができる。当接面212と内面パネル10の表面13とがなす角度は、0度を超え90度未満の範囲で特に限定されないが、45度±20度の範囲が好ましい。両者がなす角度が小さいと、即ち両者が平行に近くなると、当接面212は第一接続部分15に当接するようになり、逆に両者の角度が大きくなると、即ち両者が直角に近くなると、立ち上がり部の内周面122に当接するようになる。
(B)は、整流板20をさらにDC方向に動かすことで、爪部21は、爪部軸支部26を中心としてバネ24の付勢力に抗するようにDF方向に回動することを示す。引っ掛け部を形成するために屈曲する部分や当接面212は、整流板20をDC方向に動かすにつれて爪部21はDF方向に回動しつつ、立ち上がり部の内周面122を摺動する。
(C)は、爪部の先端部211が立ち上がり部の先端部121付近まで接近し、引っ掛け部215が立ち上がり部の内周面122の上端に当接していることを示す。爪部21は、この時最もDF方向に回動した位置にあり、バネ24から最も大きい付勢力を受ける。
(D)は、爪部の先端部211が立ち上がり部の先端部121を乗り越え、爪部21がバネ24のDS方向へ伸びる付勢力によりDB方向に回動し、内面パネル10の裏面14に係合したことを示す。この状態が、整流板20が内面パネル10に装着された状態である。これによれば、引っ掛け部215が確実に立ち上がり部12に係合することで、清掃時などに多少力が加えられても整流板20の脱落を防止することができる。
(E)は、整流板20を内面パネル10から取り外す際に、作業者が操作部22をDP方向に押して、爪部21がDF方向に回動することを示す。爪部21がDF方向に回動すると共に、爪部の先端部211が曲率を有する第二接続部分を摺動する。これによれば、爪部の先端部211が立ち上がり部の先端部121を容易に乗り越えられるので、整流板20を内面パネル10から容易に取り外すことができる。
(F)は、(E)に示す状態からさらにDF方向に押して、爪部の先端部211が立ち上がり部の先端部121を孔11の方へ乗り越えた状態を示す。この状態になった時、爪部21は内面パネル10との係合を離れ、作業者はDO方向に整流板20を動かすことができる。これにより、清掃時などに多少力が加えられても整流板20の脱落を防止することができる一方で、整流板20を容易に着脱できる。
上述したように、爪部21は、孔11を通る過程において、孔の内周面111若しくは立ち上がり部の内周面122、または孔の内周面111と内面パネル10の表面13との第一接続部分15、に当接する当接面212を爪部の先端部211と頂部216との間に有し、当接面212は、内面パネル10に対して傾斜している。なお、鉤状の爪部21は根元から上方に伸び、さらに爪部の先端部211に向かって下方へ折り返すように形成されるが、頂部216は、爪部21の最も高い部分を言う。これによれば、爪部の当接面212が先端部211に向けて傾斜していることで爪部21を孔11に挿入し易くなる。また、爪部の先端部211が立ち上がり部12に係合する方向(DE方向)に移動(回動)するように付勢された爪部の当接面212が、孔の内周面等に当接しながら孔11を通過することで整流板20を内面パネル10に円滑に取り付けられ、爪部の先端部211が内面パネル10の裏面等に係合する際には、付勢力で勢いよく係合するので使用者に対して確かに係合したことを認識させることができる。
また、爪部21は、整流板20を内面パネル10に取り付ける際、孔の内周面111若しくは立ち上がり部の内周面122、または孔の内周面111と内面パネル10の表面13との接続部分15に当接しながら回動し、爪部21の先端部211が立ち上がり部12の先端部121を超えた後、当接しながら回動した回動方向とは逆の方向に回動し、内面パネル10の裏面14または立ち上がり部12に係合する。これによれば、整流板を内面パネルに円滑に取り付けられると共に、使用者に対して確かに係合したことを認識させることができる。
また、レンジフード1は、フード2の内面に内面パネル10と、フード2の吸込口5の上流側に一辺を軸支される整流板20とを備え、内面パネル10は、整流板20を取り付ける孔11を備え、整流板20は、孔11を通って内面パネル10の裏面14に係合する爪部21を備え、爪部21は、孔11を通る過程において、孔の内周面111、または孔の内周面と内面パネルの表面との接続部分に当接する当接面212を有し、当接面212は、内面パネル10に対して傾斜している。これによれば、爪部の当接面が傾斜していることで爪部を孔に挿入し易くなり、また、立ち上がり部12に係合する方向に移動するように付勢された爪部の当接面が、孔の内周面等に当接しながら孔を通過することで整流板を内面パネルに円滑に取り付けられる。
<その他の実施例>
図9は、爪部についてその他の実施例を示す断面図である。(A)に示す爪部21Aは、根元からほぼ垂直に上方に延伸し、頂部で半円を描くように湾曲する爪部である。この爪部21Aは引っ掛け部を備えないが、先端部211Aが裏面か立ち上がり部に係合する。
(B)の爪部21Bは、根元から斜め左上方に延伸し、1つ目の屈曲部で頂部がほぼ水平をなす直線的な形状を形成し、2つ目の屈曲部で先端部211Bに向けて左下方へ延伸し、直線的な当接面212Bを有する。引っ掛け部215Bは、当接面212Bの反対側へほぼ直角に突出して形成される。
(C)の爪部21Cは、根元から斜め左上方に延伸し、1つ目の屈曲部で頂部がほぼ水平をなす直線的な形状を形成し、2つ目の屈曲部で先端部211Cに向けて左下方へ延伸し、直線的な当接面212Cを有する。引っ掛け部215Cは、当接面212Cの反対側であって真下方向へ突出した後水平方向右へ屈曲して形成される。
(D)の爪部21Dは、根元から斜め左上方に延伸し、その先に円筒部が形成されている。円筒部の頂部は爪部の頂部となり、円筒部の左上部分は当接面212Dとなり、円筒部の下部は爪部の先端部211Dとなり、円筒部の右下部分は引っ掛け部215Dとなる。
図10は、立ち上がり部についてその他の実施例を示す断面図である。(A)は立ち上がり部が無い場合を示す。(B)の立ち上がり部12Bは、内面パネル10Bの裏面14Bに凹部を形成することにより形成されている。立ち上がり部12Bの外周面123Bは、上記凹部の側面と一致する。第一接続部分15Bと第二接続部分16Bは曲率を有している。
(C)の立ち上がり部12Cは、孔11Cの周縁部の近傍に、内面パネル10Cの裏面14Cからほぼ垂直上方に向けて形成されている。この場合、孔の内周面111Cと立ち上がり部12Cの内周面122Cは連続していない。
(D)の立ち上がり部12Dは、孔11Dの周縁部の近傍に、内面パネル10Cの裏面14Dから斜め右上方に向けて形成されている。この場合、第二接続部分は曲率を有さないが、緩やかな角度をなしているので爪部の先端部は滑らかに摺動する。
(E)の立ち上がり部12Eは、第一実施例の立ち上がり部12と本図(C)の立ち上がり部12Cとを組み合わせたものであり、2つの立ち上がり部を備える。内面パネル10Eの板厚以上の幅を備える先端部121Eを有することができ、孔11Eから離れたところで爪部を係合させることができる。
上記いずれの爪部および図10(A)以外のいずれの立ち上がり部においても、爪部が内面パネルの裏面また立ち上がり部に係合し、立ち上がり部により規制されることで清掃時などにより多少力が加えられても整流板の脱落を防止することができる
なお、本発明は、例示した実施例に限定するものではなく、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。即ち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に関し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状等の限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
1 レンジフード
2 フード
3 送風ボックス
4 ファン
5 吸込口
10 内面パネル
11 孔
111 孔の内周面
12 立ち上がり部
121 立ち上がり部の先端部
122 立ち上がり部の内周面
123 立ち上がり部の外周面
13 内面パネル表面
14 内面パネル裏面
15 第一接続部分
16 第二接続部分
17 軸支部
20 整流板
21 爪部
211 爪部の先端部
212 当接面
213 平面部
214 段部
215 引っ掛け部
216 頂部
217 平面部の端部
218 段部の端部
22 操作部
23 爪部ボックス
24 バネ
25 軸受部
26 爪部軸支部
DOC 整流板の着脱方向
DC 整流板の取り付け方向
DO 整流板の取り外し方向
DE 先端部が立ち上がり部に係合する方向
DS バネの付勢方向
DP 使用者が操作部を操作する方向
DF 当接しながら回動する方向(整流板を取り付ける時回動する方向)
DB バネの付勢力により回動する方向(当接しながら回動する方向とは反対の回動方向)

Claims (10)

  1. フードの内面に内面パネルと、フードの吸込口の上流側に整流板とを備えるレンジフードであって、
    前記内面パネルは、
    前記整流板を取り付ける孔と、
    前記孔の周縁部またはその近傍の一部または全部に、前記内面パネルの裏面側に立ち上がる立ち上がり部と、
    を備え、
    前記整流板は、
    前記孔を通って前記内面パネルの裏面または前記立ち上がり部に係合する鉤状の爪部と、
    前記爪部を操作する操作部と、
    を備え、
    前記爪部は、前記内面パネルの裏面または前記立ち上がり部に係合する先端部を有し、前記先端部が前記立ち上がり部に係合する方向に付勢力により付勢されており、
    前記爪部の前記先端部が前記立ち上がり部の先端部を乗り越えて、前記整流板が前記内面パネルに装着され、
    前記操作部は、前記付勢力に対抗するように前記爪部を操作する、
    レンジフード。
  2. 前記爪部は、前記孔を通る過程において、前記孔若しくは前記立ち上がり部の内周面、または前記孔の内周面と前記内面パネルの表面との第一接続部分、に当接する当接面を前記先端部と頂部との間に有し、
    前記当接面は、前記内面パネルに対して傾斜している、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレンジフード。
  3. 前記当接面の一部または全部は、曲率を有さない平面部を備えることを特徴とする請求項2に記載のレンジフード。
  4. 前記平面部の端部は曲率をもって形成されていることを特徴とする請求項3に記載のレンジフード。
  5. 前記平面部は、前記平面部から盛り上がった段部を有し、前記段部の端部は曲率をもって形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載のレンジフード。
  6. 前記孔の内周面と前記内面パネルの表面との第一接続部分は、曲率をもって形成されていることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載のレンジフード。
  7. 前記内面パネルの裏面と前記立ち上がり部の外周面との第二接続部分は、曲率をもって形成されていることを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載のレンジフード。
  8. 前記爪部は、前記先端部の近傍に引っ掛け部を有することを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載のレンジフード。
  9. 前記爪部は、前記整流板を前記内面パネルに取り付ける際、前記孔若しくは前記立ち上がり部の内周面、または前記孔の内周面と前記内面パネルの表面との接続部分に当接しながら回動し、前記爪部の前記先端部が前記立ち上がり部の先端を超えた後、前記当接しながら回動した回動方向とは逆の方向に回動し、前記内面パネルの裏面または前記立ち上がり部に係合することを特徴とする請求項1に記載のレンジフード。
  10. フードの内面に内面パネルと、フードの吸込口の上流側に整流板とを備えるレンジフードであって、
    前記内面パネルは、前記整流板を取り付ける孔を備え、
    前記整流板は、前記孔を通って前記内面パネルの裏面に係合する爪部を備え、
    前記爪部は、前記孔を通る過程において、前記孔の内周面、または前記孔の内周面と前記内面パネルの表面との接続部分、に当接する当接面を有し、
    前記当接面は、前記内面パネルに対して傾斜している、
    レンジフード。
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