JP3777715B2 - 温風暖房機のフィルター - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は温風暖房機のフィルターに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の温風暖房機のフィルターは、裏板に装着したままのものがほとんどであり、図6に示すようにねじ21で裏板に固定されたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成において、安全性にまつわるトラブルをさけるため、また、温風暖房機としての機能を十分に維持するためには定期的な点検と手入れが必要である。
【0004】
またこれらのフィルターは、手入れの時以外でも、子供のいたずら等で簡単に取り外せるものが多く、この時フィルターを装着している裏板に設けた孔部に指等を入れけがをする恐れがあった。
【0005】
また図6に示すようにフィルターをねじ止めして安全面に配慮しているものもあるが、いざ外そうとするとねじをゆるめるのに以外と手間がかかるものであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本発明は、裏板の外周上の操作パネルの一部に設けたフィルター固定溝につまみを挿入し、しゅう動させ、フィルターの装着時にはフィルターの上面部でつまみを押し付けながら裏板に取り付け、取外しはつまみをワンプッシュすることで可能にしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明では、裏板のスリットに爪を嵌合して装着されるフィルターの上方で、且つ裏板の外周上に沿って嵌合し位置する操作パネルの一部にフィルター固定溝を設け、このフィルター固定溝にしゅう動自在なつまみをスプリングを設け、このつまみが操作パネルの外周より外出された位置で止まるとき、前記フィルターの外周の一部を下方へ押さえるようにしたものである。
【0008】
そして、フィルター固定溝につまみを収納してフィルターを裏板に取り付け、フィルター上部へ当接するようにつまみを引出し、フィルターの上方への抜けを防止して固定する。
【0009】
また、請求項2記載の発明では、つまみは、操作パネルのフィルター固定溝内にスプリングを介して装着され、スプリングが圧縮される方向につまみを押したときフィルターの固定が解除される。そして、フィルターをスプリングの付勢力に勝ってつまみを押し付けながらスリットに爪をはめ込むと、つまみがスプリングの付勢力によってフィルター上端の上を外側に飛び出し、フィルターの上方への動きを止めて固定ができる。
【0010】
さらに、請求項3記載の発明によれば、つまみの先端部は、その下面から上面に向かってフィルター装着面とは反対方向に傾斜したものである。そして、この傾斜面を設けたことで、フィルターとつまみの摺動する摩擦面積が減少してスムーズに嵌合できる。
【0011】
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
(実施例1)
図1、図2は本発明の実施例1のガス燃焼の温風暖房機の外観図である。図1において、1は機器上面の操作盤Pを有する操作パネル、2は複数箇所に吸気孔を有する裏板であり、その背面には防塵用のフィルター3が装着されている。4は前板であり、その下部には温風の吹き出し口5が装着されている。また6は架台である。
【0012】
また機器の内部には図示はしていないが、室内空気を吸入してバーナーで加熱する熱交換機、室内空気を循環する送風ファン、機器を制御する電装基板等が装着されている。
【0013】
操作パネル1の後面下部にはフィルター固定溝1aを備え、このフィルター固定溝1aにスプリング10を付勢しつまみ9を嵌合する。図4、図5にその詳細図を示す。
【0014】
機器を運転することにより吸引される室内空気7は、フィルター3を通りバーナーで熱交換され、吹き出し口5より温風8となり吐出される。この空気7の流れの過程における塵やほこりは一部フィルター3で除去され、付着していく。その付着量が増加していくと、燃焼に必要な空気の供給が妨げられ機器の本来の性能が損なわれトラブルの原因となる。そのため、付着した塵やほこりの除去作業が必要になる。そこでフィルター3の取外し、装着作業が求められる。
【0015】
図2〜図5を用いてその作業方法を説明する。
機器に装着されたフィルター3を取外す場合は、図4に示すように、まず、つまみ9の凸部9aを矢印B方向に押し、先端部9bが操作パネル1の外周とほぼ同じ面になった時、フィルター3の上部3aを矢印C方向に引っ張る。そうするとフィルター3の引っ掛け爪3bが、裏板2のフィルター固定孔2aより外れるため、フィルター3の取外しができる。
【0016】
次にフィルター3の装着方法について説明する。図5に示すようにフィルター3の引っかけ爪3bを裏板2のフィルター固定孔2aに差し込むと同時にフィルター3の背面部3cでつまみ9の先端部9bを矢印B方向に押しつけ、さらにフィルター3を矢印D方向に下げる。
【0017】
つまり、このときフィルター3を押す力はBとDの合成であるAとなりこのAの力でフィルター3を嵌合していく。そうするとフィルター3の上部3aがつまみ9の先端部9bより外れ、つまみ9はスプリング10の反発力で元に戻り、図4に示す状態で落ち着きフィルター3の装着が完了する。
【0018】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明の温風暖房機のフィルターによれば、次の効果が得られる。
【0019】
フィルターの着脱がワンタッチで行うことができ、手入れ性が向上する。
またロック機構が操作パネルと一体になっているので、これまでのようにねじ等を紛失するようなことはなく、必ずフィルターの固定ができ安全性の確保が図れる。
【0020】
さらに、つまみの先端部は一部面が傾斜しているため、操作パネル部でしゅう動する場合、その抵抗が緩和されスムーズな動きがとれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における温風暖房機のフィルターを示す外観斜視図
【図2】同温風暖房機のフィルターの背面斜視図
【図3】同温風暖房機のフィルターの側面図
【図4】同温風暖房機のフィルターの部分断面図
【図5】同温風暖房機のフィルターの別の部分断面図
【図6】従来の温風暖房機のフィルターを示す外観図
【符号の説明】
1 操作パネル
1a フィルター固定溝
2 裏板
2a フィルター固定孔
3 フィルター
3b 引っ掛け爪
9 つまみ
9b 先端部
10 スプリング
Claims (3)
- 裏板のスリットに爪を嵌合して装着されるフィルターの上方で、且つ裏板の外周上に沿って嵌合し位置する操作パネルの一部にフィルター固定溝を設け、このフィルター固定溝にしゅう動自在なつまみを設け、このつまみが操作パネルの外周より引出された位置で止まるとき、フィルターの外周の一部を下方へ押さえるようにした温風暖房機のフィルター。
- つまみは、操作パネルの溝内にスプリングを介して装着され、前記スプリングが圧縮される方向に前記つまみを押したときフィルターの固定が解除される請求項1記載の温風暖房機のフィルター。
- つまみの先端部は、その下面から上面に向かってフィルター装着面とは反対方向に傾斜した請求項1記載の温風暖房機のフィルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12063397A JP3777715B2 (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 温風暖房機のフィルター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12063397A JP3777715B2 (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 温風暖房機のフィルター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10311607A JPH10311607A (ja) | 1998-11-24 |
JP3777715B2 true JP3777715B2 (ja) | 2006-05-24 |
Family
ID=14791062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12063397A Expired - Lifetime JP3777715B2 (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 温風暖房機のフィルター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3777715B2 (ja) |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP12063397A patent/JP3777715B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10311607A (ja) | 1998-11-24 |
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