JPH10232028A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

空気調和機の室内機

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Publication number
JPH10232028A
JPH10232028A JP9048610A JP4861097A JPH10232028A JP H10232028 A JPH10232028 A JP H10232028A JP 9048610 A JP9048610 A JP 9048610A JP 4861097 A JP4861097 A JP 4861097A JP H10232028 A JPH10232028 A JP H10232028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
indoor unit
indoor machine
hook
tool
indoor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9048610A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Nobori
繁幸 登
Yoshihiro Ito
喜啓 伊藤
Yasuo Katayama
康雄 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP9048610A priority Critical patent/JPH10232028A/ja
Publication of JPH10232028A publication Critical patent/JPH10232028A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】壁面に設置された据付け板の上部に室内機ベー
スの上部を引っ掛け、同室内機ベースの下部に設けられ
た下部爪を弾性変形させて上記据付け板の下部係止部に
係止し、室内機を上記据付け板に着脱自在に据付けてな
る空気調和機の室内機において、室内機を据付け板から
取り外す際に使用する専用の工具を必要とせず、紛失し
難いもので実現する。 【解決手段】室内機に着脱自在に装着されている室内機
構成部品としてのコントロール部蓋15に上記下部爪に引
っ掛けて同下部爪を変形させる引っ掛け工具兼用部18を
一体形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面に設置される
空気調和機の室内機に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の室内機を壁面に設置する場
合、一般にはまず壁面に据付け板をネジ止めにより固定
設置した上で、この据付け板の上部に設けられている複
数箇所、例えば2箇所の引掛け部に室内機の裏面上部の
該当位置を引っ掛け、この引っ掛けた位置を中心として
室内機下部を据付け板方向に押付け、該室内機の裏面下
部に設けた爪を上記据付け板の下部係止部に当接させ
る。そこで、さらに室内機下部を据付け板の方向に押圧
することで上記爪部周辺を弾性変形させて該下部係止部
に係止させることで取付け固定するようになっている。
【0003】図3は上述した一般的な室内機の具体的な
取付け状態を例示するものであり、1が壁面に固定設置
された据付け板、2がこの据付け板1に取付けられる室
内機である。
【0004】据付け板1の上端部には前方、すなわち壁
面とは反対の室内機2側に若干傾斜するように突出した
2箇所の引掛け部3,3が形成されており、室内機2に
は矢印Ia,Iaで示すようにこの引掛け部3,3に該当す
る位置に凹状の係合部4,4を形成している。
【0005】また、室内機2の下部には矢印Ib,Ibで示
すように上記据付け板1の下端に該当する位置にやはり
複数箇所、例えば2箇所の爪部5,5が設けられてい
る。
【0006】しかして、据付け板1の引掛け部3,3を
室内機2の係合部4,4に引っ掛かた状態で、次に図4
(1)に矢印IIで示すように上記引掛けた部分が中心と
なるように室内機2下部を据付け板1の方向に押付け、
室内機2の爪部5,5を据付け板1の下端部に当接させ
る。そこで、図4(2)に矢印III で示すようにさらに
室内機2の下部を据付け板1の方向に押圧することで上
記室内機2の爪部5,5周辺を弾性変形させて該据付け
板1の下端部に係止させ、以上で室内機2を据付け板1
に取付け固定することができるものである。
【0007】図5(A)はこうして室内機2を据付け板
1に取付け固定した状態での室内機2の爪部5と据付け
板1の下端部の係止状態を示すもので、取付け当初には
爪部5の先端の傾斜面5aに据付け板1の下端部が当接
され、室内機2がさらに据付け板1の方向に押圧される
ことで爪部5周辺が該傾斜面5aに沿って弾性変形し
て、最終的に同図(A)のように係止されることとな
る。
【0008】したがって、上記のように取付けられた室
内機2を据付け板1から取り外す場合には、上記取付け
の順序とは反対に、室内機2の爪部5周辺を下方向に引
っ張って弾性変形させながら室内機2の下部を据付け板
1から離すようにする必要がある。
【0009】図5(B)はこのときの動作を示すもので
あり、通常、室内機2の爪部5の先端と壁面6との間隙
部は小さく、爪部5を直接手指で引下げることは困難で
あるため、図示する如く先端が鉤状となった専用の引掛
け工具7を該間隙に挿入して爪部5の先端を矢印IVで示
すように下方向に引っ張って爪部5周辺を弾性変形さ
せ、据付け板1の下端部との係止状態を解くこととな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した如く室内機2
を据付け板1から取り外す場合には引掛け工具7が必要
となるが、この引掛け工具7は他に用途がない専用のも
のであるため、室内機全体での部品点数の削減を阻害し
てコストを上げてしまう原因となるばかりか、実際に室
内機を取り外す必要がある場合、すなわち引越し時等に
おいて紛失してしまう虞もあった。
【0011】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、室内機を据付け板
から取り外す際に使用する工具を専用とせず、且つ紛失
し難いもので実現することが可能な空気調和機の室内機
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、壁面に設置さ
れた据付け板の上部に室内機ベースの上部を引っ掛け、
同室内機ベースの下部に設けられた下部爪を弾性変形さ
せて上記据付け板の下部係止部に係止し、室内機を上記
据付け板に着脱自在に据付けてなる空気調和機の室内機
において、上記室内機に着脱自在に装着されている室内
機構成部品の1つに上記下部爪に引っ掛けて同下部爪を
変形させる引っ掛け工具兼用部を一体形成してなること
を特徴とする。
【0013】また本発明は、上記発明において、上記室
内機構成部品が、上記室内機の全面パネルに着脱自在に
装着されるコントロール部蓋または吸込みグリルからな
ることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面
を参照して説明する。
【0015】図1は室内機の外観構成を示すものであ
る。同図で室内機11は、その前面に吸込みグリル12
を配設するもので、この吸込みグリル12は内部清掃等
のために図示する如く約90°開いた状態で手前に引く
ことにより室内機本体13から外れるようになってい
る。
【0016】この吸込みグリル12を外した状態では、
吸込みグリル12により隠れていたフィルタ14及びコ
ントロール部蓋15が表れるようになっている。コント
ロール部蓋15は、その上部の室内機本体13側に形成
された窪み16に指を差入れて引っ張ることで簡単に取
外すことができるようになっており、このコントロール
部蓋15を取外すことで、室内機本体13内部に収納設
置されたコントロールボックス内の制御基板を始めとす
る制御機器類を確認、点検できるようになっている。
【0017】図2は上記コントロール部蓋15の外観構
成を示すもので、全体として矩形の平板状となってお
り、その表面の上部には上記室内機本体13の窪み16
位置に対応して「PULL」の文字が、そして中央には
「コントロール部」の文字がそれぞれ配されると共に、
下端側面に上記室内機本体13に嵌合させるための凸部
17,17が形成され、さらに裏面の上端に沿って鉤状
の引掛け部18が一体にして形成されている。
【0018】すなわちこのコントロール部蓋15は、室
内機本体13を上記図1では図示しない据付け板から取
外す際に用いる上記図5(B)で示した引掛け工具
(7)を兼用したものである。
【0019】このように引掛け工具をコントロール部蓋
15に一体に構成して兼用することにより、専用工具と
しての引掛け工具7が必要なくなるため、室内機11を
構成する部品点数を減じてコストを削減することができ
ると共に、通常は使用しない引掛け工具を紛失してしま
うのを防止できるようになる。
【0020】なお、上記実施の形態ではコントロール部
蓋15に引掛け部18を形成して引掛け工具を兼用する
ものとしたが、本発明はこれに限ることなく、室内機本
体13に対して着脱自在に設けられるものであれば、例
えば吸込みグリル12の裏面の一端部に設けるなど、他
の部位でも実現可能であることは勿論である。
【0021】この場合、コントロール部蓋15や吸込み
グリル12であれば、日常的に室内機本体13に対して
着脱する類のものであるので、室内機本体13を据付け
板から取外す際であっても引っ掛け工具の取出しに手間
取ることがない。
【0022】その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲内で種々変形して実施することが可能であるものとす
る。
【0023】
【発明の効果】本発明は、壁面に設置された据付け板の
上部に室内機ベースの上部を引っ掛け、同室内機ベース
の下部に設けられた下部爪を弾性変形させて上記据付け
板の下部係止部に係止し、室内機を上記据付け板に着脱
自在に据付けてなる空気調和機の室内機において、上記
室内機に着脱自在に装着されている室内機構成部品の1
つに上記下部爪に引っ掛けて同下部爪を変形させる引っ
掛け工具兼用部を一体形成してなることを特徴とする。
【0024】このような構成とすることにより、室内機
を据付け板から取り外す際に使用する専用の工具を必要
とせず、全体の部品点数を減らしてコストを削減するこ
とができると共に、通常は使用しない引掛け工具を紛失
してしまうのを防止することができる。
【0025】また本発明は、上記発明において、上記室
内機構成部品が、上記室内機の全面パネルに着脱自在に
装着されるコントロール部蓋または吸込みグリルからな
ることを特徴とする。
【0026】このような構成とすることにより、上記発
明の効果に加えて、簡単に室外機本体から取外すことの
できるコントロール部蓋または吸込みグリルを引っ掛け
工具の兼用部としたことで、日常的に室内機本体13に
対して着脱する類のものであるので、室内機本体13を
据付け板から取外す際であっても引っ掛け工具の取出し
に手間取ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る室内機の外観構成
を示す斜視図。
【図2】図1のコントロール部蓋単体の外観構成を示す
斜視図。
【図3】一般的な室内機の具体的な取付け状態を例示す
る斜視図。
【図4】室内機の取付け手順を示す図。
【図5】室内機の取付け/取外し時の室内機と据付け板
の部分係止状態を示す図。
【符号の説明】
1…据付け板 2…室内機 3…引掛け部 4…係合部 5…爪部 6…壁面 7…引掛け工具 11…室内機 12…吸込みグリル 13…室内機本体 14…フィルタ 15…コントロール部蓋 16…窪み 17…凸部 18…引掛け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 康雄 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町3丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に設置された据付け板の上部に室内
    機ベースの上部を引っ掛け、同室内機ベースの下部に設
    けられた下部爪を弾性変形させて上記据付け板の下部係
    止部に係止し、室内機を上記据付け板に着脱自在に据付
    けてなる空気調和機の室内機において、 上記室内機に着脱自在に装着されている室内機構成部品
    の1つに上記下部爪に引っ掛けて同下部爪を変形させる
    引っ掛け工具兼用部を一体形成してなることを特徴とす
    る空気調和機の室内機。
  2. 【請求項2】 上記室内機構成部品が、上記室内機の全
    面パネルに着脱自在に装着されるコントロール部蓋また
    は吸込みグリルからなることを特徴とする請求項1記載
    の空気調和機の室内機。
JP9048610A 1997-02-18 1997-02-18 空気調和機の室内機 Pending JPH10232028A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9048610A JPH10232028A (ja) 1997-02-18 1997-02-18 空気調和機の室内機

Applications Claiming Priority (1)

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JP9048610A JPH10232028A (ja) 1997-02-18 1997-02-18 空気調和機の室内機

Publications (1)

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JPH10232028A true JPH10232028A (ja) 1998-09-02

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ID=12808188

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JP9048610A Pending JPH10232028A (ja) 1997-02-18 1997-02-18 空気調和機の室内機

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JP (1) JPH10232028A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104566905A (zh) * 2013-10-22 2015-04-29 珠海格力电器股份有限公司 柜式空调器
CN111121160A (zh) * 2019-12-05 2020-05-08 青岛海尔空调器有限总公司 空调内机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104566905A (zh) * 2013-10-22 2015-04-29 珠海格力电器股份有限公司 柜式空调器
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Effective date: 20061219