JP4088202B2 - 天井システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、天井面を形成する天井パネルを装着して天井を構成する天井システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の天井システムとしては、例えば特許文献1に記載のもののように、断面が逆T字型のパネル固定部材を、縦横に建築天井面である天井スラブから吊り下げて格子状の天井フレームを形成し、その天井フレームに天井パネルを装着したものが知られている。
【0003】
天井フレームは、例えば、パネル固定部材からなるメインバーとクロスバーとにおいて、メインバーを所定の間隔で吊り下げ、それぞれのメインバーをクロスバーにより連結して格子状にして形成するものである(例えば特許文献2)。このように、メインバーとクロスバーとを格子状に形成するに際して、メインバーに切欠部を設け、その切欠部にクロスバーに先端を嵌め合わせるようにして、メインバーとクロスバーとを連結している。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−04172号公報
【特許文献2】
特開2003−04175号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、形成された天井フレームの各グリッドには天井パネルが装着されるものであるが、例えば二つのグリッドにまたがる比較的長い照明灯(蛍光灯)を取り付ける場合に、その取付位置に対応する部位の天井パネルを取り外し、かつクロスバーを取り外して通常の天井パネル2枚分の天井パネルを装着し、その天井パネルに照明灯を取り付ける必要がある。
【0006】
このように、クロスバーを取り外すと、メインバーには取り外したクロスバーが係合する切欠部が露出して下側から見えるものとなる。このため、設計段階でクロスバーを使用しない部位が判明している場合、その部分に切欠部が形成されていないメインバーを別途に準備して使用することになる。したがって、天井の形態に合わせて各種のメインバーを用意しなければならず、メインバーの標準化を困難にしていた。
【0007】
そこで本発明は、以上のような問題に鑑みて、クロスバーを装着しない部分のメインバーの外観を向上させる構成の天井システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の天井システムは、側面部分に切欠部を有する第一バーと、端部を前記切欠部に係らせて前記第一バーに接続される第二バーと、これら第一バー及び第二バーによって構成されるグリッドに装着される天井パネルとを備えてなるものにおいて、第一バー及び第二バーのいずれもが接続されていない第一バーの切欠部に、第一バーの側方のみから装脱可能なカバーを備える構成である。
【0009】
このような構成によれば、第一バーの切欠部に第一バー及び第二バーのいずれもが接続されない場合に、その切欠部にカバーが装着されるので、切欠部が目立たなくなる。カバーを装着する場合、カバーは第一バーの側方のみからしか装着できないので、装着作業に慣れていなくても装着に失敗することがない。そして、第一バーが天井パネル間に露出していても切欠部が目立たないので、天井を見上げた場合に開放されて点在する切欠部がなく、見栄えを向上させることが可能となる。
【0010】
カバーは切欠部に装脱が可能であるので、施工後に変更が生じた場合に、切欠部に装着されたカバーをグリッドを変更することなく取り外して、その切欠部に第一バーを接続することが可能である。それゆえ、施工後の改造を容易にすることができる。
【0011】
カバーの装着を確実なものにするためには、カバーが、切欠部に装着された状態からの抜け落ちを阻止するストッパ部を備えるものが好ましい。このようなストッパ部としては、カバーの両側部に設けられて切欠部の対向する側縁と係り合う凹部からなるものが好適である。
【0012】
第一バーの側方のみから装脱可能とするには、切欠部の内側方向にカバーが移動することを禁止する禁止部を備えるものが好ましい。このような禁止部としては、切欠部の下面に第一バーの側方に向かって拡大する関連開口と、カバーに設けられて関連開口に係り合う関連段部とからなるものが好適である。このような構成によれば、関連開口は第一バーの側方に向かって拡大するので、装着する場合には縮小する関連開口にカバーの関連段部が係り合い、逆に取り外す場合には関連開口が拡大する方向であるので、装脱を容易にすることが可能になる。
【0013】
カバーの装着を容易にし得るようにするとともに、カバーを装着した場合の見栄えをよくするためには、カバーが、第一バーの下面とほぼ面一に下面を保つ支持片を備えるものが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
【0015】
この天井システムSは、天井フレーム1に天井面を構成する複数の天井パネル2を装着してなるものである。天井フレーム1は、図示しない天井スラブにほぼ平行となる仮想面上に位置するよう吊り下げられた複数の第一バーであるメインバー3と、これらメインバー3間に配置される第二バーであるクロスバー4とからなる。図1は、天井システムSを下方から見た部分的な斜視図を示したものであり、図2は、天井システムSの天井フレーム1を下方から見た平面図であり、図3は、メインバー3の長手方向と直交する面で切断した様子を示した図である。また、天井システムSを有するスペースを構成しメインバー3及びクロスバー4を側端部において支持する壁Wは想像線で示している。また、以下において、図4におけるメインバー3に対してクロスバー4が配置された方を手前側(図中F)、その反対側を裏側(図中R)として説明している。なお、図2は紙面の都合上、グリッドG、2G、4Gがメインバー3及びクロスバー4の幅に比較して小さく図示してある。
【0016】
天井パネル2は、平面視例えば正方形をした平板状のものを標準形として、天井フレーム1を構成するメインバー3とクロスバー4とにより形成されたグリッドGの内側に嵌め込まれるようにして、パネル取付部材Pにより下向きに押さえ込まれた状態で天井フレーム1に取り付けられる。この天井パネル2は、メインバー3とクロスバー4との形状に対応して、その側面に段部21を有している。段部21を備えていることにより、天井パネル2は、その下面22の一辺の寸法が上面23の一辺の寸法より小さくなっている。なお、上記したように、正方形状のものを標準形として、例えば長尺の照明を取り付けるために、標準形の二倍の大きさのもの、さらには標準形の四倍の大きさのものも準備してあるものである。また、天井パネル2は、空調用噴き出し口、空調用吸い込み口、防災スピーカ、感知器などを組み込んだものでもよい。
【0017】
メインバー3は、図3及び図4にその断面を示したように、板金を折り曲げ加工し等断面形状を有するように成形された長尺なもので、適宜位置を、天井スラブにボルトVによって固定されたメインバー支持部材Aによって吊り下げられるように支持されるとともに、その側端部を、図示しない壁に縁部用ブラケットを利用した取付手段を介して取り付けられているものである。
【0018】
このメインバー3は、具体的には、図4に示したように、頭部31と、この頭部31の下方に位置する面板部32と、この面板部32の下方に位置する底部33とを一体に形成してなるものである。頭部31は、側断面形状がロ字状をなすように形成されたもので、その折り曲げられた形状によってメインバー3に強度を付与するとともに、メインバー支持部材AのアームA1(図3に示す)に挟み込まれ、メインバー支持部材Aに保持される被保持部としての機能を有するものである。
【0019】
面板部32は、鉛直に起立する面板321、322を重ねた2重構造をなすものである。この面板部32には、クロスバー4を接続する際の係合爪6が係り合う係合孔7が設けてある。この係合孔7は、メインバー3の手前側に接続されるクロスバー4の係合爪6と裏側に接続されるクロスバー4の係合爪6とが係り合える幅寸法を有するものである。
【0020】
底部33は、面板部32から略水平方向に沿って手前側及び裏側に突出する上壁部331とこの上壁部331から連続して下方に略鉛直方向に沿って突出する起立壁部332と、この起立壁部332の下端から内側に突出する底壁部333と、その底壁部333の内側先端部から起立する内壁部334とを備えるものである。そして、内壁部334間に下方に開口する溝部3Mを形成しており、この溝部3Mと前記底壁部333と内壁部334とによって、オプション物を取り付け可能なオプション物取付部としての機能が発揮されるものである。加えて、係合孔7に対応して、底部33には切欠部5が形成してある。
【0021】
切欠部5は、図4及び図5に示すように、メインバー3の側面部分を構成する底部33の起立壁部332、下面部分を構成する底壁部333、及び内壁部334を切り欠いて、標準形の天井パネル2の一辺の長さに対応する所定の間隔をあけて形成されている。つまり、切欠部5は、メインバー3の底部33の側面部分と下面部分と内面部分とにおいて開口するものである。そして、底壁部333における関連開口51は、起立壁部332の位置で内法が最大となり、かつ内壁部334の位置で内法が最小となる。言い換えれば、関連開口51は、切欠部5の内側方向にカバー8が移動することを禁止する禁止部を構成するものであって、メインバー3の側方に向かって拡大する内法を有し、この実施形態にあってはテーパ形状をしている。これに対して、起立壁部332における側面開口52は、関連開口51の最大の内法と等しい横幅寸法で、かつ内壁部334の高さ寸法とほぼ等しい高さ寸法を有している。
【0022】
このような切欠部5に対して、メインバー3の側方のみから装脱可能なカバー8を備えている。カバー8は、弾性変形可能な合成樹脂製で、図6〜9に示すように、切欠部5に嵌め込まれるカバー本体81と、カバー本体81の底部33内側への移動を禁止する支持片82とを備えている。
【0023】
カバー本体81は、両側面81aが互いに接近するようにテーパ状に形成されたほぼ直方体形状をしており、その下面に切欠部5の関連開口51に対応する関連段部であるテーパ部81bと、前面81cと側面81bとの交わる隅部に設けられて切欠部5の起立壁部332にある側面開口52に係り合うストッパ部である凹部81dとを備えている。カバー本体81は、側面81aが相寄るように傾斜しているため、カバー本体81の前面81cの幅寸法がほぼ切欠部5の側面開口52の幅寸法とほぼ同じであるとともに、後面81eの幅寸法が前面81cの幅寸法より小さくなっている。テーパ部81bは、カバー本体81の下面81fに、底部33の板金厚みに対応して形成された段差によりに形成されるものである。テーパ部81bの後縁部分81baは、切欠部5へ嵌める場合にカバー本体81が円滑に切欠部5内に移動するように、面取りが施してある。このように、面取りを施すことにより、テーパ部81bの後縁部分81baが案内面として機能する。凹部81dの寸法は、底部33の板金厚みに対応しており、カバー8が切欠部5に装着された場合に、カバー本体81の前面81cが起立壁部332とほぼ面一となるように設定されている。
【0024】
支持片82は、その後面82aをカバー本体81の後面81eと面一にするのではなく、カバー本体81の後面81eから底部33の板金厚み分だけ後方にはみ出して形成されている。又、支持片82は、その上端から下端までの長さ、言い換えればその高さ寸法を、底部33の内法高さに等しく設定してある。このように支持片82を形成することにより、カバー8を切欠部5に嵌め込んだ場合に、支持片82の後面82aが底部33の内壁部334の溝部3M側の面とほぼ面一となるとともに、カバー本体81の下面81fを底部33の下面とほぼ面一にするものである。
【0025】
クロスバー4は、メインバー3と同種の板金を素材として所定の長さにしてあり、その断面形状がメインバー3と同一形状をなし、メインバー4よりその長手方向の幅寸法が小さく設定されたもので、頭部41と、面板421、422とからなる面板部42と、上壁部431と起立壁部432と底壁部433と内壁部434とから構成されている底部43とを備えてなる。底部43の先端部は、切欠部5の関連開口51の形状に対応して、平面形状において、先端に向かって幅が縮小するテーパ形状に形成してある。そして、この底部43は、メインバー3の底部33に形成される溝部3Mにほぼ直交する溝部4Mを形成してオプション物取付部としての機能を有している。
【0026】
このような構成において、メインバー3とクロスバー4とが切欠部5の位置において接続され、標準形の天井パネル2が装着されるグリッドGが形成されるとともに、例えば標準形の天井パネル2のほぼ2枚分の大きさの天井パネルを装着するように所定位置のクロスバー4をメインバー3に接続しない二倍大グリッド2G、さらには二倍大グリッド2Gの二倍の面積の四倍大グリッド4Gが形成されるものである。なお、二倍大グリッド2Gは、メインバー3間のクロスバー4を取り除くことにより形成されるが、四倍大グリッド4Gは、グリッド中央に位置することになるメインバー3Aを切断するとともに、切断したメインバー3Aに接続されていた二本のクロスバー4に代えてクロスバー4の約二倍の長さに調整されたメインバー3Bにより、切断したメインバー3Aに隣り合うメインバー3を接続して形成するものである。したがって、四倍大グリッド4Gは、メインバー3と所定長のメインバー3Bとにより形成されるものである。
【0027】
このようなグリッドG、2G、4Gを有する天井フレーム1に対して、天井パネル2は、メインバー3の底部33の上壁部331及びクロスバー4の底部43の上壁部431に段部21が乗るようにして、しかも頭部31に被せられて面板部32の両側方に位置するパネル取付部材Pにより押されて、メインバー3とクロスバー4との間に取り付けられるものである。このように、天井パネル2を取り付けると、メインバー3の底部33の起立壁部332は天井パネル2の段部が接触するものである。したがって、メインバー3の底部33に設けられる切欠部5の側面開口52は、天井パネル2により塞がれるものであるが、底壁部333の関連開口51は塞がれないので、二倍大グリッド2G及び四倍大グリッド4Gにおけるメインバー3,3Bにおける所定長さに調整されたメインバー及びクロスバー4のいずれもが係り合わない切欠部5にはカバー8を嵌め込むものである。
【0028】
カバー8の切欠部5への装着は次のようにして行う。
【0029】
カバー8は、カバー本体81の下面81fを下に向けて、かつ前面81cを手前つまり切欠部5に背向するようにして保持する。次に、切欠部5にカバー8を傾けてその支持片82を挿入する。そして、支持片82を切欠部5内に位置させた状態で、支持片82とカバー本体81との境界部分を切欠部5の側面開口52の上縁に接触させ、上縁を回転の中心とするようにして、回転させるようにしてカバー本体81を切欠部5の内側方向に向かって押す。カバー本体81は、その後面81eの幅寸法が切欠部5の側面開口52の幅寸法より小さいので、後面81eが側面開口52を通過した後、カバー本体81の側面81aが側面開口52の側縁と接触しながら、内部に移動する。
【0030】
このようにしてカバー本体81を切欠部5に押し込むと、両側面81aに連続する両隅部の凹部81dの手前で幅寸法が最大となるので、その位置からさらに強く押し込むとカバー本体81が弾性変形して最大幅寸法部分が側面開口52を通過し、側面開口52の側縁と凹部81dとが係り合う。この押し込み動作において、側面開口52の側縁と凹部81dとが係り合う時に、切欠部5の関連開口51にカバー本体81のテーパ部81bが係り合う。このため、カバー本体81に弾性変形を生じさせる力で押し込んでも、テーパ部81bの係り合いによりカバー本体81の移動が制限され、カバー8が切欠部5の装着されるものとなる。つまり、カバー8は、メインバー3の外側したがって切欠部5の外側方からその内側に向かってのみ装着し得るものとなるものである。
【0031】
このようにしてカバー8が切欠部5に装着されると、図10及び図11に示すように、メインバー3の底部33の側面とカバー8の前面81cとが、また底部33の下面とカバー3の下面81fとがそれぞれほぼ面一になるので、天井を見上げた場合に切欠部5が目立たなくなる。すなわち、クロスバー4を接続していない部位において、切欠部5の関連開口51が開放されていないので、天井フレーム1の他の部位と異質に見えないために見栄えを向上させることができる。又、装着されたカバー8は、支持片82によりカバー本体81が底部33内に移動することを規制されているので、底部33の下面とカバー3の下面81fとがほぼ面一の状態を維持することができる。しかも側面開口82の側縁に、カバー本体81の凹部81dが係り合っているので、抜け落ちを防止することができる。
【0032】
加えて、切欠部5を有するメインバー3を標準化することができる。すなわち、切欠部5はクロスバー4を接続しない場合にカバー8により閉鎖するので、天井フレーム1におけるグリッドGの大きさが全て標準となる天井パネル2に対するものでない場合でも、その部分専用のメインバー3を準備する必要がなくなる。このことは、あるメインバー3に対してクロスバー4が接続されない切欠部5が少なくとも1カ所ある場合でも、全ての切欠部5にクロスバー4を接続するものと同一のものを使用することができることを意味する。したがって、メインバー3を標準化することができ、よって商品管理を簡素化することができる。
【0033】
又、天井パネル2を、正方形の標準形のものではなく、標準形2枚の大きさのもののみで構成する場合であっても、標準形の天井パネル2に合わせて形成された切欠部5を有するメインバー3を使用することができる。つまり、このような標準形の2倍寸の天井パネル2を全面に使用するものでも、使用しない切欠部5にはカバー8が嵌められる。したがって、見かけ上は、このような天井パネル専用のメインバーを使用したものと等しくなるので、特注品のメインバーを使用することなく同等の外観にすることができる。しかもその一部に標準形の天井パネル2を使用する場合、切欠部5からカバー8を取り外し、その位置にクロスバー4を接続することにより仕様変更が行えるので、設計変更などに柔軟に対応することができる。
【0034】
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではない。
【0035】
例えば、切欠部5の関連開口51及びカバー8のテーパ部81bは、上記実施形態において説明したテーパ形状以外に、階段状に形成するものであってもよい。
【0036】
又、切欠部5の内側方向にカバー8が移動することを禁止する禁止部としては、切欠部5の近傍の底壁部333の内面に設けられた凸部又は凹部と、カバー8のカバー本体81の下面に設けられた凹部又は凸部とで構成され、凹凸係合によりカバー8の移動を禁止するものであってもよい。
【0037】
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0038】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0039】
すなわち、本発明の本発明の天井システムは、側面部分に切欠部を有する第一バーと、端部を切欠部に係らせて第一バーに接続される第二バーと、これら第一バー及び第二バーによって構成されるグリッドに装着される天井パネルとを備えてなり、第一バー及び第二バーのいずれもが接続されていない第一バーの切欠部に、第一バーの側方のみから装脱可能なカバーを備えるので、第一バーの切欠部に第一バー及び第二バーのいずれもが接続されない場合に、切欠部を目立たなくすることができる。この場合に、カバーは第一バーの側方のみからしか装着できないので、装着作業に慣れていなくても装着に失敗することを防止することができる。加えて、第一バーが天井パネル間に露出していても切欠部が目立たないので、天井を見上げた場合に開放されて点在する切欠部がなく、見栄えを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を下から見上げた場合の斜視図。
【図2】同実施の形態の天井フレームを下から見た平面図。
【図3】同実施の形態の天井フレームの要部を拡大して示す側面図。
【図4】同実施の形態の天井フレームの要部を拡大して示す斜視図。
【図5】同実施の形態のメインバーの切欠部を拡大して示す側面及び底面図。
【図6】同実施の形態のカバーの正面図。
【図7】同実施の形態のカバーの底面図。
【図8】同実施の形態のカバーの背面図。
【図9】同実施の形態のカバーの側面図。
【図10】同実施の形態のカバーと切欠部とを拡大して示す底面図。
【図11】同実施の形態のカバーが取り付けられている切欠部の断面図。
【符号の説明】
1…天井フレーム
2…天井パネル
3…メインバー
4…クロスバー
5…切欠部
G…グリッド

Claims (6)

  1. 側面部分に切欠部を有する第一バーと、端部を前記切欠部に係らせて前記第一バーに接続される第二バーと、これら第一バー及び第二バーによって構成されるグリッドに装着される天井パネルとを備えてなるものにおいて、第一バー及び第二バーのいずれもが接続されていない第一バーの切欠部に、第一バーの側方のみから装脱可能なカバーを備える天井システム。
  2. カバーが、切欠部に装着された状態からの抜け落ちを阻止するストッパ部を備える請求項1記載の天井システム。
  3. ストッパ部が、カバーの両側部に設けられて切欠部の対向する側縁と係り合う凹部からなる請求項2記載の天井システム。
  4. 切欠部の内側方向にカバーが移動することを禁止する禁止部を備える請求項1、2又は3記載の天井システム。
  5. 禁止部が、切欠部の下面に第一バーの側方に向かって拡大する関連開口と、カバーに設けられて関連開口に係り合う関連段部とからなる請求項4記載の天井システム。
  6. カバーが、第一バーの下面とほぼ面一に下面を保つ支持片を備える請求項1、2、3、4又は5記載の天井システム。
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