JP2540833Y2 - 車輌用空調ケース体 - Google Patents
車輌用空調ケース体Info
- Publication number
- JP2540833Y2 JP2540833Y2 JP5011893U JP5011893U JP2540833Y2 JP 2540833 Y2 JP2540833 Y2 JP 2540833Y2 JP 5011893 U JP5011893 U JP 5011893U JP 5011893 U JP5011893 U JP 5011893U JP 2540833 Y2 JP2540833 Y2 JP 2540833Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conditioning case
- air
- elastic claw
- case body
- shaped slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車のインストルメ
ントパネルに弾性爪片により着脱自在に取り付けるよう
にした車輌用空調ケース体に関する。
ントパネルに弾性爪片により着脱自在に取り付けるよう
にした車輌用空調ケース体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車輌用空調ケース体は図4、図5
(実開平2−60070号公報参照)に示すように、空
調ケース体101の上下面に吹出口に向ってコ字状スリ
ット102を形成し、該コ字状スリット102に囲まれ
た部分の先端にインストルメントパネルに係止する弾性
爪片103を突設した空調用ケース体は周知である。
(実開平2−60070号公報参照)に示すように、空
調ケース体101の上下面に吹出口に向ってコ字状スリ
ット102を形成し、該コ字状スリット102に囲まれ
た部分の先端にインストルメントパネルに係止する弾性
爪片103を突設した空調用ケース体は周知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術にあって
は、空調ケース体101内の風量調節用のダンパー10
4の回動位置によっては弾性爪片103に対向したスリ
ット105直下に負圧を生じ笛吹き音が生じてしまう。
これを防止するため前記弾性爪内側に隆起面を設け空気
の流れを内方に向け負圧を生じないようにしているが、
必ずしも充分とは云えず、又、空調ケース体をインスト
ルメントパネルにより脱着する作業が困難であるという
問題点があった。本考案は上記問題点を解決することを
目的とする。
は、空調ケース体101内の風量調節用のダンパー10
4の回動位置によっては弾性爪片103に対向したスリ
ット105直下に負圧を生じ笛吹き音が生じてしまう。
これを防止するため前記弾性爪内側に隆起面を設け空気
の流れを内方に向け負圧を生じないようにしているが、
必ずしも充分とは云えず、又、空調ケース体をインスト
ルメントパネルにより脱着する作業が困難であるという
問題点があった。本考案は上記問題点を解決することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するため、空調ケース体の上下面の少くとも一面上部に
前方に向ってコ字状スリットを設け、該コ字状スリット
に囲まれた部分の先端にインストルメントパネルに係止
する弾性爪片を突設した車輌用空調ケース体に於て、前
記弾性爪片下端より前方へ延出し空調ケース体との間隙
部の少くとも空気流と直交する部分を遮蔽する遮蔽板を
設けたことを特徴とする。
するため、空調ケース体の上下面の少くとも一面上部に
前方に向ってコ字状スリットを設け、該コ字状スリット
に囲まれた部分の先端にインストルメントパネルに係止
する弾性爪片を突設した車輌用空調ケース体に於て、前
記弾性爪片下端より前方へ延出し空調ケース体との間隙
部の少くとも空気流と直交する部分を遮蔽する遮蔽板を
設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】使用時は弾性爪片下端より前方に延出した遮蔽
板が弾性爪片に対向した前部スリットを内方より遮蔽
し、笛吹き音を確実に防止する。取り外す時は吹出口よ
りドライバーを入れ、遮蔽板を押し下げ弾性爪片をイン
ストルメントパネル係止部より外し容易に取り外せる。
板が弾性爪片に対向した前部スリットを内方より遮蔽
し、笛吹き音を確実に防止する。取り外す時は吹出口よ
りドライバーを入れ、遮蔽板を押し下げ弾性爪片をイン
ストルメントパネル係止部より外し容易に取り外せる。
【0006】
【実施例】次に図1乃至図3に示した本考案の一実施例
について詳細に説明する。空調ケース体1の上下面の少
くとも一面に前方に向ってコ字状スリット2を設け、該
コ字状スリット2に囲まれた部分3の先端にインストル
メントパネル4のフランジ部4aに係止する弾性爪片5
を突設し、該弾性爪片5の下端より前方へ延出し、弾性
爪片5に対向したコ字状スリット2を遮蔽する遮蔽板6
を設けてある。
について詳細に説明する。空調ケース体1の上下面の少
くとも一面に前方に向ってコ字状スリット2を設け、該
コ字状スリット2に囲まれた部分3の先端にインストル
メントパネル4のフランジ部4aに係止する弾性爪片5
を突設し、該弾性爪片5の下端より前方へ延出し、弾性
爪片5に対向したコ字状スリット2を遮蔽する遮蔽板6
を設けてある。
【0007】取付時はフイニッシャー7をインストルメ
ントパネル4の開口縁部4bに当接し、弾性爪片5をイ
ンストルメントパネル4のフランジ部4aに圧接し、弾
性爪片5とフイニッシャー7とでインストルメントパネ
ル4に挾着する。
ントパネル4の開口縁部4bに当接し、弾性爪片5をイ
ンストルメントパネル4のフランジ部4aに圧接し、弾
性爪片5とフイニッシャー7とでインストルメントパネ
ル4に挾着する。
【0008】使用時は遮蔽板6が弾性爪片5に対向した
空調ケース体との間隙部の少くとも空気流と直交するコ
字状スリット2を内方より遮蔽するので、ダンパー8が
どの位置に回動されていても該コ字状スリット2に負圧
が生ずることなく笛吹き音の発生を確実に防止できる。
空調ケース体との間隙部の少くとも空気流と直交するコ
字状スリット2を内方より遮蔽するので、ダンパー8が
どの位置に回動されていても該コ字状スリット2に負圧
が生ずることなく笛吹き音の発生を確実に防止できる。
【0009】取り外す時は図3に示す如く、ドライバー
9を吹出口より差し込んで遮蔽板6を押し下げれば弾性
爪片5は下方へ変位し、インストルメントパネル4のフ
ランジ部4aより外れるので容易に取り外せる。
9を吹出口より差し込んで遮蔽板6を押し下げれば弾性
爪片5は下方へ変位し、インストルメントパネル4のフ
ランジ部4aより外れるので容易に取り外せる。
【0010】
【考案の効果】本考案によると、空調ケース体の上下面
の少くとも一面上部に前方に向ってコ字状スリットを設
け、該コ字状スリットに囲まれた部分の先端にインスト
ルメントパネルに係止する弾性爪片を突設した車輌用空
調ケース体に於て、前記弾性爪片下端より前方へ延出し
空調ケース体との間隙部の少くとも空気流と直交する部
分を遮蔽する遮蔽板を設けてあるので、ダンパーがどの
位置に回動されていても弾性爪片に対向したコ字状スリ
ットからの笛吹き音を確実に防止でき、又ドライバーを
前方より差し込んで空調ケース体をインストルメントパ
ネルより容易に、かつ空調ケース体を破壊したり、イン
ストルメントパネル表面に傷をつけることなく取り外す
ことができる。
の少くとも一面上部に前方に向ってコ字状スリットを設
け、該コ字状スリットに囲まれた部分の先端にインスト
ルメントパネルに係止する弾性爪片を突設した車輌用空
調ケース体に於て、前記弾性爪片下端より前方へ延出し
空調ケース体との間隙部の少くとも空気流と直交する部
分を遮蔽する遮蔽板を設けてあるので、ダンパーがどの
位置に回動されていても弾性爪片に対向したコ字状スリ
ットからの笛吹き音を確実に防止でき、又ドライバーを
前方より差し込んで空調ケース体をインストルメントパ
ネルより容易に、かつ空調ケース体を破壊したり、イン
ストルメントパネル表面に傷をつけることなく取り外す
ことができる。
【図1】本考案の一実施例外観斜視図である。
【図2】図1の弾性爪部の斜視図である。
【図3】図1の取り外し時の正断面図である。
【図4】従来の空調ケース体の外観斜視図である。
【図5】図4の正断面図である。
1 空調ケース体 2 コ字状スリット 3 コ字状スリットに囲まれた部分 4 インストルメントパネル 5 弾性爪片 6 遮蔽板 7 フイニッシャー
Claims (1)
- 【請求項1】 空調ケース体の上下面の少くとも一面上
部に前方に向ってコ字状スリットを設け、該コ字状スリ
ットに囲まれた部分の先端にインストルメントパネルに
係止する弾性爪片を突設した車輌用空調ケース体に於
て、前記弾性爪片下端より前方へ延出し空調ケース体と
の間隙部の少くとも空気流と直交する部分を遮蔽する遮
蔽板を設けたことを特徴とする車輌用空調ケース体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5011893U JP2540833Y2 (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | 車輌用空調ケース体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5011893U JP2540833Y2 (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | 車輌用空調ケース体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0715407U JPH0715407U (ja) | 1995-03-14 |
JP2540833Y2 true JP2540833Y2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=12850206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5011893U Expired - Fee Related JP2540833Y2 (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | 車輌用空調ケース体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2540833Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-23 JP JP5011893U patent/JP2540833Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0715407U (ja) | 1995-03-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |