JP4390041B2 - 車体カウルトップ構造 - Google Patents
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Description
ここで、カウルトップの内側形状における基本断面構造には、クローズドデッキタイプやオープンデッキタイプ等の各種の構造が存在する。
同図(a)はクローズドデッキタイプのカウルトップである。当該カウルトップ100では、車体のフロントガラス3及びフロントフード6の下側を車幅方向に沿って支持するとともに、車体の前後方向にそれぞれ形成される前側アッパフランジ部125及び後側アッパフランジ部123を備えるカウルトップアッパ120と、これら各アッパフランジ部125、123に車体の下側から結合し、車幅方向にてカウルトップアッパ120との閉断面を形成させるとともに、ダッシュパネル9に結合されるカウルトップインナ130とから構成される。この構造では、カウルトップアッパ120とカウルトップインナ130とで閉断面が形成され、高い剛性が得られる点で秀でている。
つまり、同図(c)に示されるカウルトップ300では、主としてRV車に用いられているものであるが、カウルトップロワ340によってカウルボックス350が形成され、さらに、このカウルトップロワ340、カウルトップアッパ320及びカウルトップインナ330によって閉断面が形成されている。
また、板金部品の合わせ構造が、カウルトップアッパ320とカウルトップインナ330、カウルトップアッパ320とカウルトップロワ340の他、カウルトップインナ330とカウルトップロワ340に存在して複雑になり、スポット打点列が3列に増加してコスト増加に繋がるという問題もある。
さらに、請求項3記載の発明では、上記角度は、ボックス部の車体上方の開口に正対する角度であることを特徴としている。
図1を参照すると、セダン系車両のエンジンルーム周りのうち、本発明に係る車体カウルトップ構造を含む右側部周辺の車体構造が斜視図で示されており、また、図2は、図1の車体カウルトップ構造の車両中心部分における基本断面構造が断面図で示されており、以下図1及び図2に基づきエンジンルーム周りの車体構造について説明する。なお、図示しない左側部周辺の車体構造については、車両中心を挟んで当該右側部周辺の車体構造と対称である。
フードリッジ7には、操舵輪である前輪を懸架するストラット型フロントサスペンション(図示せず)を支持する一対のストラットタワー8が一体又は別体に形成される。
ダッシュパネル9の上方には、本実施形態のカウルトップ10が接続されており、当該カウルトップ10の左右両側は、エクステンション12を介してフードリッジ7の上側に接続される。
カウルトップロワ40は、車体1のフロントフード6側からロワ前壁46やロワ第一底壁44及びロワ第二底壁42を介して延設され、フロントガラス3の前側にカウルボックス(ボックス部)50を形成させる。
また、前側ロワフランジ部45は、カウルボックス50の一部を形成させるロワ第二底壁42とは異なる角度を有する面として形成されている。より具体的には、ロワ第二底壁42がカウルボックス50としての機能を果たさせるべく水平に構成されている一方で、前側ロワフランジ部45は、スポット溶接のための溶接代としての機能を果たさせるべく、カウルボックス50の開口方向に正対するように、ロワ第二底壁42に対して所定の角度をなして構成されている。
以上のように、本実施形態では、カウルトップアッパ20とカウルトップインナ30とで構成される閉断面に、前側のフランジ部25、35及び後側のフランジ部23、33を最短で繋ぐリーンフォースメントパネル41を配置することで、基本断面構造の剛性を高めることができる。
さらに、3枚のスポット打点が行われる溶接面は、従来のコンバインタイプのカウルトップ300の構成に比して、前側のフランジ部25、35、45と後側のフランジ部23、33、43との二箇所に削減されるので、スポット打点列の増加を抑えることができる。
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
3 フロントガラス
10 カウルトップ
20 カウルトップアッパ
23 後側アッパフランジ部(フランジ部)
25 前側アッパフランジ部(フランジ部)
30 カウルトップインナ
40 カウルトップロワ
41 リーンフォースメントパネル(パネル部)
50 カウルボックス(ボックス部)
Claims (3)
- 車体のフロントガラスの下側を車幅方向に沿って支持するとともに前記車体の前後端にそれぞれ形成されるフランジ部を備えるカウルトップアッパと、
前記各フランジ部に結合し、前記車幅方向にて前記カウルトップアッパとの閉断面を形成させるカウルトップインナと、
車体前方側部分が前記フロントガラスの前側に車幅方向に延設され車体上方に開口したボックス状に形成されるボックス部と、車体後方側部分が前記各フランジ部を繋いで前記閉断面を二分するパネル状に形成されるパネル部とを一体に備えるカウルトップロワと、
から構成されることを特徴とする車体カウルトップ構造。 - 前記車体の前端に形成されるフランジ部は、スポット溶接のための溶接代として形成され、前記ボックス部の底面と所定の角度を有して形成されること特徴とする請求項1記載の車体カウルトップ構造。
- 前記角度は、前記ボックス部の車体上方の開口に正対する角度であることを特徴とする請求項2記載の車体カウルトップ構造。
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