JP4505781B2 - 車両のフロア構造 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メインフロアパネルの剛性を向上し得る車両のフロア構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図13は従来の自動車のフロア構造を示したもので、メインフロア100の前端部には、車幅方向にダッシュロアクロスメンバ101が設けられ、この両側にはダッシュサイドパネル102が設けられている。ダッシュロアクロスメンバ101は、エンジンルームと車室内を仕切るダッシュパネル(図示しない)の下部側に、配設されるもので、このダッシュロアクロスメンバ101の中央部分から車体後方に向けてフロアトンネル103が設けられている。フロアトンネル103の前端部両側にはメインフロア100にかけてフロアトンネルリンフォースメント104が車体後方に向けて配設されている。一方、ダッシュサイドパネル102の後部側にはメインフロア100の両側にサイドシルインナーパネル105が配設されている。このサイドシルインナーパネル105の室内側のメインフロア100には、ブラケット106が設けられており、このブラケット106とフロアトンネルリンフォースメント104とダッシュロアクロスメンバ101にボルト107によって、メインフロアサポートパイプ構造体108が、運転席と助手席にそれぞれ対応するようにして組み付けられている。
【0003】
メインフロアサポートパイプ構造体108は、図14に示すようにコ字状に折り曲げられたパイプ109に内側に補強パネル110を溶接し、パイプ109の両側および先端に、ブラケット106とフロアトンネルリンフォースメント104とダッシュロアクロスメンバ101に対応するようにして取付ブラケット111,112,113を接合している。メインフロアサポートパイプ構造体108は、取付ブラケット111,112,113をボルト107を介してブラケット106とフロアトンネルリンフォースメント104とダッシュロアクロスメンバ101に固定している。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−133132号公報
【特許文献2】
特開2003−11852号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術によると、運転席と助手席を補強するためのメインフロアサポートパイプ構造体108の構造が複雑で、部品点数が多くなり、重量の増大を招いていた。また、部品点数が多いため溶接箇所が多くなり、作業性が悪かった。
【0006】
本発明は上記課題を解決し、メインフロアパネルの前端部に剛性差を設け、前方からの衝撃に対してメインフロアパネルに衝撃が伝わりにくい構造にした車両のフロア構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、ダッシュロアクロスメンバ(5)の傾斜壁に続く後端部(5b)をメインフロアパネル(7)の前端部(7a)に接合した車両のフロア構造において、上記ダッシュロアクロスメンバ(5)とメインフロアパネル(7)の接合部の後部側に、メインフロアパネル(7)の前端部車幅方向に補強部材(13)を設け、上記ダッシュロアクロスメンバ(5)から上記メインフロアパネル(7)にかけて車体前後方向に配設されたサブフレームマウントメンバ(11)の内側にサブフレームリンフォースメント(12)を設け、該サブフレームリンフォースメント(12)の後端縁部(12b)を上記ダッシュロアクロスメンバ(5)の後端部(5b)とともに上記メインフロアパネル(7)に接合した溶接位置(Y)を設け、該溶接位置(Y)から車体前後方向に僅かに離して上記補強部材(13)を車幅方向に接合し、該補強部材の前方側フランジ(13a)の溶接位置(X)と前記溶接位置(Y)との間の剛性を、上記補強部材(13)より車体後方側の剛性よりも下げて、上記補強部材(13)の前方側フランジ(13a)の溶接位置(X)の前後に剛性差を持たせたことにある。
本発明は、上記補強部材の後方に、第2の補強部材を車幅方向に設け、上記補強部材と第2の補強部材の両端部相互間を連結する外側メンバを上記メインフロア両側部に設けたことにある。
また、本発明は、上記メインフロアの車幅方向中央部に車体前後方向に設けられたフロアトンネルの両側に、フロアトンネルに沿ってフロアトンネル補強部材を設け、このフロアトンネル補強部材と、上記補強部材、第2の補強部材および外側メンバとで略四角形を構成したことにある。
さらに、本発明は、上記フロアトンネル補強部材の後端部を、メインフロアパネルの下面側に設けられた部品取付用部材と合わせて結合したことにある。
またさらに、本発明は、上記フロアトンネル補強部材の後端部端末に切欠き部を設け、該切欠き部を第2の補強部材のフランジ部と係合させるようにしたことにある。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0009】
図1は、本発明を適用した車両を示し、図2ないし図5は、図1の車両に適用した本発明の実施の形態による車両のフロア構造を示したものである。
図1ないし図3において、1はエンジンルームEと車室内Cとを仕切る前壁構造体で、この前壁構造体1の下端部に接合されて車室内床面Fを構成する床面構造体2とで構成されている。
【0010】
前壁構造体1は、上部側に設けられ、図示しない運転席のインストルメントパネルを組付けるカウル部3と、このカウル部3の下部側に組み付けられ、エンジンルームEと車室内Cとを仕切るダッシュパネル4と、このダッシュパネル4の下部側に接合され、床面構造体2の前端部に連結されるダッシュロアクロスメンバ5とで構成されている。ダッシュロアクロスメンバ5は、先端部5aがダッシュパネル4に接合され、その後方を傾斜面に形成されて床面構造体2に連結されている。
上記ダッシュパネル4およびダッシュロアクロスメンバ5の両側には、前壁構造体1の側壁面を構成するダッシュサイドパネル6が接合されている。
【0011】
上記床面構造体2は、ダッシュロアクロスメンバ5の下端部に連結され、車室内Cの床面Fを構成するメインフロアパネル7と、このメインフロアパネル7の両側に接合されて、サイドドア開口部を形成するサイドシル部8とで構成されている。メインフロアパネル7の車幅方向の中間位置には、車体前後方向に断面ハット形のフロアトンネル部9が設けられており、このフロアトンネル部9とサイドシル部8との間に、車幅方向に沿って複数の補強部材10が、車体の前後方向に一定間隔で配設されている(図2参照)。
【0012】
上記メインフロアパネル7は、フロアトンネル部9を含む先端部7aを、上記ダッシュロアクロスメンバ5の斜面部から車体後方に向けて延設された下部側後端部5bにスポット溶接wにより接合されている(図5参照)。メインフロアパネル7の下面側には、フロアトンネル部9とサイドシル部8の略中間位置に、ダッシュロアクロスメンバ5からメインフロアパネル7にかけて車体前後方向のサブフレームマウントメンバ11が配設されている(図3、図4、図6参照)。このサブフレームマウントメンバ11は、断面U字状に形成され、上端両側に形成されたフランジ部11aをダッシュロアクロスメンバ5からメインフロアパネル7の裏面に接合されている。サブフレームマウントメンバ11の内側には、図6に示すように、サブフレームリンフォースメント12が設けられており、このサブフレームリンフォースメント12は、後端部をメインフロアパネル7側に立ち上げて両側フランジの後端縁部12bをダッシュロアクロスメンバ5の後端部5bとともにメインフロアパネル7にスポット溶接wにより接合している(図6参照)。
【0013】
上記補強部材10の中で車体前部に設けられる補強部材としては、上記メインフロアパネル7の前端部に設けられた第1の補強部材としてのメインフロアフロントメンバ13と、ほぼフロントシート位置に設けられる第2の補強部材としてのフロアクロスメンバ14が、それぞれ車幅方向に設けられている。メインフロアフロントメンバ13は、断面ハット形に構成され、両側フランジ部13aをスポット溶接wによりメインフロアパネル7に接合されている。フロアクロスメンバ14も断面ハット形に構成され、両側フランジ部14aをスポット溶接wによりメインフロアパネル7に接合されている(図7参照)。
【0014】
一方、車体前後方向には、図2ないし図4に示すように、上記サイドシル部8の室内側を構成するサイドシルインナパネル15の室内側にメインフロアアウトサイドメンバ16が設けられ、かつフロアトンネル部9の両側には、フロアトンネルリンフォースメント17が設けられている(図8(a)(b)参照)。メインフロアフロントメンバ13と、フロアクロスメンバ14と、メインフロアアウトサイドメンバ16と、フロアトンネルリンフォースメント17によってほぼ四角形を構成している。図6に示すように、このメインフロアフロントメンバ13の溶接位置Xは、サブフレームリンフォースメント12の後端縁部12bをダッシュロアクロスメンバ5の後端部5bとともにメインフロアパネル7に接合した位置Yと車体前後方向に僅かに離して接合している。こうして、溶接位置Xと溶接位置Yとの間の剛性をメインフロアフロントメンバ13より車体後方側の剛性よりも下げてメインフロアフロントメンバ13前後に剛性差を持たせている。
【0015】
上記フロアトンネルリンフォースメント17は、図4に示すように、後端部17bを、ほぼフロアクロスメンバ14に対応するメインフロアパネル7の下面側に設けられたマフラーセンターブラケット18に合わせてフランジ部17aをスポット溶接wしている。フロアトンネルリンフォースメント17の後端部17bには、フロアクロスメンバ14のフランジ部14aの傾斜部分と重なる部分を避けるために切欠き部17cが形成されている(図9参照)。図10は、ダッシュサイドパネル6とサイドシルインナパネル15との溶接箇所w、およびメインフロアアウトサイドメンバ16とメインフロアパネル7との溶接箇所wを示したものである。
【0016】
次に、上記構成による本発明の作用を説明する。
サブフレームリンフォースメント12の両側フランジの後端縁部12bをダッシュロアクロスメンバ5の後端部5bとともにメインフロアパネル7に接合し、接合した位置Yから車体前後方向に僅かに離してメインフロアフロントメンバ13を車幅方向に接合する。こうしてメインフロアフロントメンバ13の溶接位置Xの前後に剛性差を持たせる。
そして、車体前方からの衝撃に対する折れ点をメインフロアフロントメンバ13の前方側のメインフロアパネル7とダッシュロアクロスメンバ5の接合部に生じさせ、メインフロアフロントメンバ13の後方側のメインフロアパネル7に伝わる衝撃は、メインフロアアウトサイドメンバ16およびフロアトンネルリンフォースメント17を介してフロアクロスメンバ14に伝えて吸収する。これにより、メインフロアパネル7の変形を抑制し、形状を保持する効果がある。
【0017】
フロアトンネルリンフォースメント17では、車体前方からの衝撃により後端部17bが車体後方側に移動するような場合には、切欠き部17cがフロアクロスメンバ14に係止されて移動量を制限しているので、衝撃はフロアクロスメンバ14に伝わりエネルギーが吸収される。
フロアトンネルリンフォースメント17の後端部17bでは、マフラーセンターブラケット18により補強されているので、マフラーセンターブラケット18からフロアクロスメンバ14に衝撃が伝わり、エネルギーはフロアクロスメンバ14に分散して吸収される。
【0018】
また、メインフロアフロントメンバ13とフロアクロスメンバ14を繋ぐメインフロアアウトサイドメンバ16をメインフロアパネル7に接合したので、衝撃エネルギーを車体後方へ伝え、メインフロアパネル7と、サイドシルインナパネル15およびダッシュサイドパネル6周辺の溶接剥がれを防止する。さらに、メインフロアフロントメンバ13、フロアクロスメンバ14、メインフロアアウトサイドメンバ16、フロアトンネルリンフォースメント17とで四角形を構成しているので、メインフロアパネル7の剛性を向上することができる。
したがって、従来のものに比べて重量を低減し、コストの削減を図り、衝撃荷重を効果的に吸収することができる。
【0019】
図11および図12は、本発明の他の実施の形態で、図3および図7と同一部分は、同符号を付して同一部分の説明は、省略して説明する。
この場合、メインフロアアウトサイドメンバ16をメインフロアパネル7の下面側に配設したものである。
この場合も、前記実施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0020】
なお、本発明は、上記実施の形態のみに限定されるものではなく、例えば、メインフロアフロントメンバ13の取付位置は、ダッシュロアクロスメンバ5の後端部5bの位置によって適宜設定すれば良く、また、メインフロアフロントメンバ13の大きさあるいは厚みについてもメインフロアパネル7の厚みあるいは強度に応じて設定すれば良い。など、その他、本発明の要旨を変更しない範囲内で適宜変更して実施し得ることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明による車両のフロア構造によれば次のような効果を奏することができる。
本発明は、ダッシュロアクロスメンバ(5)の傾斜壁に続く後端部(5b)をメインフロアパネル(7)の前端部(7a)に接合した車両のフロア構造において、上記ダッシュロアクロスメンバ(5)とメインフロアパネル(7)の接合部の後部側に、メインフロアパネル(7)の前端部車幅方向に補強部材(13)を設け、上記ダッシュロアクロスメンバ(5)から上記メインフロアパネル(7)にかけて車体前後方向に配設されたサブフレームマウントメンバ(11)の内側にサブフレームリンフォースメント(12)を設け、該サブフレームリンフォースメント(12)の後端縁部(12b)を上記ダッシュロアクロスメンバ(5)の後端部(5b)とともに上記メインフロアパネル(7)に接合した溶接位置(Y)を設け、該溶接位置(Y)から車体前後方向に僅かに離して上記補強部材(13)を車幅方向に接合し、該補強部材の前方側フランジ(13a)の溶接位置(X)と前記溶接位置(Y)との間の剛性を、上記補強部材(13)より車体後方側の剛性よりも下げて、上記補強部材(13)の前方側フランジ(13a)の溶接位置(X)の前後に剛性差を持たせたので、前方からの衝撃に対してメインフロアに衝撃が伝わりにくい構造にすることができる。
本発明は、上記補強部材の後方に、第2の補強部材を車幅方向に設け、上記補強部材と第2の補強部材の両端部相互間を連結する外側メンバを上記メインフロア両側部に設けたので、前方からの衝撃エネルギーを後方に伝え、メインフロアと各部材との溶接剥がれを防止することができる。
また、本発明は、上記メインフロアの車幅方向中央部に車体前後方向に設けられたフロアトンネルの両側に、フロアトンネルに沿ってフロアトンネル補強部材を設け、このフロアトンネル補強部材と、上記補強部材、第2の補強部材および外側メンバとで略四角形を構成したので、重量の増大を来すことなく、メインフロアの剛性を向上することができる。
さらに、本発明は、上記フロアトンネル補強部材の後端部を、メインフロアパネルの下面側に設けられた部品取付用部材と合わせて結合したので、衝撃エネルギーを後方に伝え、効率的に分散することができる。
またさらに、本発明は、上記フロアトンネル補強部材の後端部端末に切欠き部を設け、該切欠き部を第2の補強部材のフランジ部と係合させるようにしたので、フロアトンネル補強部材の移動量を制限することができ、衝撃エネルギーを効率良く分散して吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両のフロア構造を適用した車両を示す平面図である。
【図2】本発明による車両のフロア構造の実施の形態を示す斜視図である。
【図3】図2の部分を拡大して示す斜視図である。
【図4】図3のフロア構造を前方側から見た斜視図である。
【図5】メインフロアフロントメンバ、フロアクロスメンバ、メインフロアアウトサイドメンバ、フロアトンネルリンフォースメントとで四角形を構成した構造を示す斜視図である。
【図6】図3のA−A線断面図である。
【図7】図3のB−B線断面図である。
【図8】(a)は、図3のC−C線断面図、(b)は図3のD−D線断面図である。
【図9】フロアトンネルリンフォースメントの後端部切欠き部を示す斜視図である。
【図10】サイドシルインナパネルおよびダッシュサイドパネル周辺の溶接箇所を示す斜視図である。
【図11】本発明の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図12】図12のE−E線断面図である。
【図13】従来のフロア構造を示す斜視図である。
【図14】図13の補強部材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 前壁構造体
2 床面構造体
3 カウル部
4 ダッシュパネル
5 ダッシュロアクロスメンバ
6 ダッシュサイドパネル
7 メインフロアパネル
8 サイドシル部
9 フロアトンネル部
10 補強部材
11 サブフレームマウントメンバ
12 サブフレームリンフォースメント
13 メインフロアフロントメンバ(補強部材)
14 フロアクロスメンバ
15 サイドシルインナパネル
16 メインフロアアウトサイドメンバ
17 フロアトンネルリンフォースメント
18 マフラーセンターブラケット
5b 後端部
7a 先端部
17c 切欠き部

Claims (5)

  1. ダッシュロアクロスメンバ(5)の傾斜壁に続く後端部(5b)をメインフロアパネル(7)の前端部(7a)に接合した車両のフロア構造において、
    上記ダッシュロアクロスメンバ(5)とメインフロアパネル(7)の接合部の後部側に、メインフロアパネル(7)の前端部車幅方向に補強部材(13)を設け、上記ダッシュロアクロスメンバ(5)から上記メインフロアパネル(7)にかけて車体前後方向に配設されたサブフレームマウントメンバ(11)の内側にサブフレームリンフォースメント(12)を設け、該サブフレームリンフォースメント(12)の後端縁部(12b)を上記ダッシュロアクロスメンバ(5)の後端部(5b)とともに上記メインフロアパネル(7)に接合した溶接位置(Y)を設け、該溶接位置(Y)から車体前後方向に僅かに離して上記補強部材(13)を車幅方向に接合し、該補強部材の前方側フランジ(13a)の溶接位置(X)と前記溶接位置(Y)との間の剛性を、上記補強部材(13)より車体後方側の剛性よりも下げて、上記補強部材(13)の前方側フランジ(13a)の溶接位置(X)の前後に剛性差を持たせたことを特徴とする車両のフロア構造。
  2. 上記補強部材の後方に、第2の補強部材を車幅方向に設け、上記補強部材と第2の補強部材の両端部相互間を連結する外側メンバを上記メインフロア両側部に設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両のフロア構造。
  3. 上記メインフロアの車幅方向中央部に車体前後方向に設けられたフロアトンネルの両側に、フロアトンネルに沿ってフロアトンネル補強部材を設け、このフロアトンネル補強部材と、上記補強部材、第2の補強部材および外側メンバとで略四角形を構成したことを特徴とする請求項2に記載の車両のフロア構造。
  4. 上記フロアトンネル補強部材の後端部を、メインフロアパネルの下面側に設けられた部品取付用部材と合わせて結合したことを特徴とする請求項3に記載の車両のフロア構造。
  5. 上記フロアトンネル補強部材の後端部端末に切欠き部を設け、該切欠き部を第2の補強部材のフランジ部と係合させるようにしたことを特徴とする請求項3または4に記載の車両のフロア構造。
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