JP4382406B2 - 磁気記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、同心円状または螺旋状の分離用溝によって互いに分離された複数のトラックを有する環状のデータ記録領域がディスク状基材の一面または両面に形成されたディスクリートトラック型の磁気記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
今日、高密度記録が可能な記録媒体として、同心円状の複数の溝によって磁気的に互いに分離された複数のデータ記録用トラック(以下、単に「トラック」ともいう)を有するデータ記録領域がディスク状基材に形成されたディスクリートトラック型の磁気記録媒体(一例として、特開平4−310621号公報に開示されている磁気記録媒体)が開発されている。この種のディスクリートトラック型の磁気記録媒体(以下、「ディスクリートトラック媒体」ともいう)は、例えばHDD(Hard Disk Drive )に搭載されて、記録再生用磁気ヘッド(以下、「磁気ヘッド」ともいう)を介して各種の記録データが磁気的に記録される。この場合、このディスクリートトラック媒体では、各トラック間の溝によって、磁気ヘッドの漏れ磁界による実効記録トラック幅の不要な拡大が回避されている。また、このディスクリートトラック媒体では、隣接トラックに対する記録データの記録や、隣接トラックに記録されている記録データの再生(クロストーク)の発生が低減されている。したがって、各トラックの形成ピッチ(以下、「トラックピッチ」ともいう)を狭くすることができるため、記録データを高密度で記録することが可能となっている。
【0003】
一方、この種のディスクリートトラック媒体(例えば図7に示すディスクリートトラック媒体51)を搭載したHDDでは、データの記録再生時において、モータがディスクリートトラック媒体51を高速で回転させ、例えばサーボ機構が、図8に示すように、ディスク状基材52に形成されたデータ記録領域53内におけるいずれかのトラック62上にその中心部をオントラックさせるようにして磁気ヘッド71をディスクリートトラック媒体51における半径方向に移動(サーボ制御)する。この場合、ディスクリートトラック媒体51の高速回転によって磁気ヘッド71とディスクリートトラック媒体51(データ記録領域53)との間に気流が発生するため、この気流による揚力で磁気ヘッド71が浮上させられる。この結果、ディスクリートトラック媒体51および磁気ヘッド71を互いに非接触で移動(回転)させることが可能となっている。
【0004】
【特許文献1】
特開平4−310621号公報(第2−3頁)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この種の従来のディスクリートトラック媒体51には、以下の問題点がある。すなわち、この種のディスクリートトラック媒体51では、図7に示すように、溝61(図8参照)の形成されていない外側領域54および内側領域55がディスク状基材52におけるデータ記録領域53の外側および内側にそれぞれ存在するため、両者に起因する不都合が生じている。具体的には、図9に示すように、例えばデータ記録領域53内における最も外側に位置するトラック62Aに対してデータの記録再生を行う際には、磁気ヘッド71の中心部をそのトラック62Aにオントラックさせる必要があるため、磁気ヘッド71における中心部よりも外側の部位が外側領域54側に突出させられる。
【0006】
この場合、図9に示すように、磁気ヘッド71における外側の部位と外側領域54とで挟まれた空間の体積は、磁気ヘッド71における内側の部位とデータ記録領域53とで挟まれた空間の体積よりも溝61が形成されていない分だけ小さい。ここで、上記した磁気ヘッド71に作用する揚力は、磁気ヘッド71とディスクリートトラック媒体51との間の空気の量、つまり両者によって挟まれた空間の体積が小さいほど大きい傾向にある。このため、同図に示すように、磁気ヘッド71がディスクリートトラック媒体51の表面に対して平行の状態では、磁気ヘッド71における外側の部位に加わる揚力F5が磁気ヘッド71における内側の部位に加わる揚力F6よりも大きくなる。この結果、図10に示すように、磁気ヘッド71における外側の部位と外側領域54とで挟まれた空間の体積と、磁気ヘッド71における内側の部位とデータ記録領域53とで挟まれた空間の体積とが同等となる状態(つまり揚力F5と揚力F6とが同等となる状態)に磁気ヘッド71が傾斜させられる。したがって、同図に示すように、このディスクリートトラック媒体51には、磁気ヘッド71が傾斜させられることによってディスクリートトラック媒体51(データ記録領域53)の表面に接触するおそれがあるという問題点が存在する。
【0007】
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、記録再生時における記録再生用磁気ヘッドとの接触を防止し得る磁気記録媒体を提供することを主目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく本発明に係る磁気記録媒体は、同心円状または螺旋状の分離用溝によって互いに分離された複数のトラックを有する環状のデータ記録領域がディスク状基材の少なくとも一面に形成され、前記一面における前記データ記録領域に対して外側に位置する外側領域、および当該一面における前記データ記録領域に対して内側に位置する内側領域の少なくとも一方に記録再生用磁気ヘッドに加わる揚力を調整可能な揚力調整用加工が施されて前記分離用溝と同形状またはほぼ同形状であって同心円状または螺旋状に形成された揚力調整用溝が形成されている。なお、本発明におけるディスクリートトラック型の磁気記録媒体には、同心円状に形成した複数の溝または螺旋状に形成した溝によって隣り合うデータ記録用のトラック(磁性体部)が磁気的に互いに分離されたデータ記録領域を有する磁気記録媒体のみならず、データ記録領域をメッシュ状またはドット状に区切って(各データ記録用のトラックをその長手方向においても磁気的に複数に分離させて)形成したデータ記録部(磁性体部)が島状(アイランド状)に孤立している、いわゆるパターンド媒体も含まれる。
【0009】
この場合、前記外側領域および前記内側領域の少なくとも一方の全域またはほぼ全域に前記揚力調整用加工を施すのが好ましい。
【0010】
また、前記外側領域および前記内側領域のいずれか一方に最も近接する前記トラック上にオントラックされた前記記録再生用磁気ヘッドの当該一方側に突出した突出長と少なくとも同一幅でかつ前記データ記録領域に隣接する当該いずれか一方内における環状の領域に前記揚力調整用加工を施すのが好ましい。なお、前記外側領域における環状の領域と、前記内側領域における環状の領域との両者に前記揚力調整用加工を施すこともできる
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る磁気記録媒体の好適な発明の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
【0012】
図1に示すディスクリートトラック型の磁気記録媒体(以下「ディスクリートトラック媒体」ともいう)1は、本発明に係る磁気記録媒体の一例であって、例えば、ディスク状基材2の表面(一面)にデータ記録領域3、外側領域4および内側領域5が形成されて構成されている。この場合、ディスクリートトラック媒体1は、例えばHDD(図示せず)に搭載されて、HDDのモータによって高速回転させられつつHDDの磁気ヘッド71(図1参照)を介して入力される各種の記録データを磁気的に記録する。
【0013】
ディスク状基材2は、図1に示すように、例えばガラスによって円板状に形成されている。この場合、ディスク状基材2は、その外径L1が例えば21.6mmに規定されている。また、ディスク状基材2は、その径L2が例えば6.0mmの中心孔11(モータの回転軸を挿通させる孔)がその中心部に形成されて構成されている。データ記録領域3は、各種データを記録可能な領域であって、図2に示すように、複数の溝(分離用溝)21,21・・によって互いに分離された複数のデータ記録用のトラック22,22・・を有している。この場合、溝21,21・・は、ディスク状基材2の中心をその中心として同心円状でかつ一定のピッチで(等間隔に)形成されている。また、データ記録領域3は、図1に示すように、その内径L3が例えば8.0mmでその外径L4が例えば20.6mmの環状に規定されている。なお、本発明の理解を容易とするため、図1では、実際の各領域3〜5同士の比率とは異なる比率で各領域3〜5を図示している。また、図2においては、溝21、トラック22および後述する溝23を実際の大きさよりも誇張して図示している。
【0014】
外側領域4は、図1に示すように、ディスク状基材2の表面におけるデータ記録領域3に対して外側に位置する領域であって、その幅L5が0.5mm(ディスク状基材2の外径L1(21.6mm)と、データ記録領域3の外径L4(20.6mm)との差の1/2)の環状の領域に規定されている。この場合、外側領域4には、図2に示すように、溝21と同形状の複数の溝(揚力調整用溝)23,23・・が同心円状でかつ溝21と同ピッチでその全域に亘って形成されている(溝加工が施されている)。また、外側領域4は、後述するように、ディスクリートトラック媒体1に対する記録データの記録再生時において外側に位置する(外側領域4に近接する)トラック22(例えば同図に示すトラック22A)上に磁気ヘッド71がオントラックされて磁気ヘッド71の一部が外側領域4側に突出した際に、磁気ヘッド71に加わる揚力を調整する機能を有している。
【0015】
内側領域5は、図1に示すように、ディスク状基材2の表面におけるデータ記録領域3に対して内側に位置する領域であって、その幅L6が1.0mm(データ記録領域3の内径L3(8.0mm)と、ディスク状基材2における中心孔11の径L2(6.0mm)との差の1/2)の環状の領域に規定されている。この場合、内側領域5には、図2に示すように、溝21と同形状の複数の溝23,23・・が同心円状でかつ溝21と同ピッチでその全域に亘って形成されている(溝加工が施されている)。また、内側領域5は、後述するように、ディスクリートトラック媒体1に対する記録データの記録再生時において内側に位置する(内側領域5に近接する)トラック22(例えば同図に示すトラック22B)上に磁気ヘッド71がオントラックされて磁気ヘッド71の一部が内側領域5側に突出した際に、磁気ヘッド71に加わる揚力を調整する機能を有している。なお、ディスク状基材2が搭載された上記のHDDにおける磁気ヘッド71は、図1に示すように、その幅L7が1.0mmでその長さ(トラック22に沿った長さ)L8が1.235mmに規定されている。
【0016】
ここで、溝21,23は、一例として、レジストパターンをマスクとして使用した酸素プラズマ処理やエッチング処理等によって形成される。具体的には、ディスク状基材2の表面に薄膜状の磁性層を形成し、その上にマスク層としての金属層を形成する。さらにその上にレジスト材を塗布してレジスト層を形成する。次に、溝21,23の形状に対応する凸部を有するスタンパー(モールド)をレジスト層に押し当てるインプリント法によってスタンパーの凹凸形状を転写してレジストパターンを形成する。次いで、レジスト層の凹部に残存するレジスト材を酸素プラズマ処理によって除去した後に、そのレジストパターンをマスクとしてエッチング処理を行って金属パターンを形成する。続いて、その金属パターンをマスクとして使用してエッチング処理を行う。これにより、磁性層におけるスタンパーの凸部に対応する部位が削り取られて溝21,23が形成される。なお、溝21,23の形成方法は、上記の方法に限定されず、例えばインプリント法に代えて電子ビームリソグフィ法によってレジストパターンを形成する方法などの各種の方法を採用することができる。
【0017】
次に、例えばHDDに搭載されたディスクリートトラック媒体1に対する記録データの記録再生時における動作について、ディスクリートトラック媒体1および磁気ヘッド71において発生する事象を中心にして、図面を参照して説明する。
【0018】
このディスクリートトラック媒体1を搭載したHDD(図示せず)では、データの記録再生時において、図外のモータがディスクリートトラック媒体1を高速で回転させる。また、図外のサーボ機構が、磁気ヘッド71をディスクリートトラック媒体1の半径方向に移動(サーボ制御)することにより、データ記録領域3における例えば中央部のトラック22上に磁気ヘッド71をオントラックさせる。この場合、サーボ機構は、磁気ヘッド71における幅方向(ディスクリートトラック媒体1の半径方向)の中心とそのトラック22とが対向するように磁気ヘッド71の移動(オントラック)を制御する。一方、ディスクリートトラック媒体1の高速回転によって磁気ヘッド71とディスクリートトラック媒体1(データ記録領域3)との間に気流が発生するため、磁気ヘッド71は、この気流による揚力で上方に浮上させられる。このため、磁気ヘッド71とディスクリートトラック媒体1とが離間する結果、ディスクリートトラック媒体1に対して非接触状態での磁気ヘッド71の移動(磁気ヘッド71に対して非接触状態でのディスクリートトラック媒体1の回転)が可能となる。この場合、データ記録領域3に溝21,21・・が一定のピッチで形成されているため、磁気ヘッド71における幅方向の中心よりもディスクリートトラック媒体1の半径方向における外側の部位(以下、単に「外側の部位」ともいう)とデータ記録領域3とで挟まれた空間の体積、および磁気ヘッド71における幅方向の中心よりもディスクリートトラック媒体1の半径方向における内側の部位(以下、単に「内側の部位」ともいう)とデータ記録領域3とで挟まれた空間の体積は互いにほぼ等しくなる。したがって、磁気ヘッド71における外側の部位に加わる揚力と、磁気ヘッド71における内側の部位に加わる揚力とがほぼ等しくなる結果、磁気ヘッド71はディスクリートトラック媒体1に対してほぼ平行に(ほぼ水平に)浮上させられる。
【0019】
一方、例えばデータ記録領域3における最も外側に位置するトラック22(図2に示すトラック22A)にデータを記録させる際には、サーボ機構が、その幅方向の中心とトラック22Aとが対向するように磁気ヘッド71を移動させてオントラックさせる。この際に、磁気ヘッド71は、図2に実線で示すように、その外側の部位(同図では中心から左側の部位)が外側領域4上に突出させられる。このため、磁気ヘッド71は、同図に示すように、外側領域4との間の気流による揚力F1がその外側の部位に加わると共にデータ記録領域3との間の気流による揚力F2がその内側の部位(同図では中心から右側の部位)に加わることによって浮上させられる。この場合、溝21と同形状でかつ同ピッチの溝23,23・・が外側領域4に形成されているため、磁気ヘッド71における外側の部位と外側領域4とで挟まれた空間の体積、および磁気ヘッド71の内側の部位とデータ記録領域3とで挟まれた空間の体積が互いにほぼ等しくなる。したがって、その外側の部位に加わる揚力F1と、その内側の部位に加わる揚力F2とがほぼ等しくなるため、同図に示すように、磁気ヘッド71は、データ記録領域3における中央部のトラック22上にオントラックさせられたときと同様にして、ディスクリートトラック媒体1に対してほぼ平行に浮上させられる。この結果、磁気ヘッド71が傾いてディスクリートトラック媒体1(データ記録領域3)に接触する事態が防止される。
【0020】
一方、例えばデータ記録領域3における最も内側に位置するトラック22(図2に示すトラック22B)にデータを記録させる際には、サーボ機構が、その幅方向の中心とトラック22Bとが対向するように磁気ヘッド71を移動させてオントラックさせる。この際に、磁気ヘッド71は、図2に破線で示すように、その内側の部位(同図では中心から右側の部位)が内側領域5上に突出させられる。このため、磁気ヘッド71は、同図に示すように、内側領域5との間の気流による揚力F3、およびデータ記録領域3との間の気流による揚力F4によって浮上させられる。この場合、溝21と同形状でかつ同ピッチの溝23,23・・が内側領域5に形成されているため、磁気ヘッド71における内側の部位と内側領域5とで挟まれた空間の体積、および磁気ヘッド71における外側の部位(同図では中心から左側の部位)とデータ記録領域3とで挟まれた空間の体積が互いにほぼ等しくなる。したがって、その内側の部位に加わる揚力F3と、その外側の部位に加わる揚力F4とがほぼ等しくなるため、同図に示すように、磁気ヘッド71は、データ記録領域3における中央部のトラック22上にオントラックさせられたときと同様にして、ディスクリートトラック媒体1に対してほぼ平行に浮上させられる。この結果、磁気ヘッド71が傾いてディスクリートトラック媒体1(データ記録領域3)に接触する事態が防止される。
【0021】
なお、ディスクリートトラック媒体1を所定の回転数で回転させて、磁気ヘッド71の浮上高さ(トラック22の表面と磁気ヘッド71の裏面との離間距離)をレーザードップラー法によって測定する試験をディスクリートトラック媒体1の中心(中心孔11の中心)と磁気ヘッド71の幅方向における中心との距離(測定位置)を変化させつつ複数回行った。また、溝等の揚力調整用加工が施されていない外側領域54および内側領域55を有する比較例としての従来のディスクリートトラック媒体51(図7参照)に対しても、同様の試験を行った。
【0022】
この結果、図3に示すように、従来のディスクリートトラック媒体51では、内側領域55(またはその近傍)に対応する測定位置(例えば同図に示す中心から4.0mm〜4.6mm離間した測定位置)および外側領域54に対応する測定位置(例えば同図に示す、中心から10.4mm〜10.8mm離間した測定位置)における浮上高さは、データ記録領域53に対応する測定位置(例えば同図に示す、中心から4.8mm〜10.2mm離間した測定位置)における浮上高さよりも明らかに高かった。この結果から、磁気ヘッド71が最も外側に位置するトラック62および最も内側に位置するトラック62にオントラックさせられている状態では、磁気ヘッド71が傾く蓋然性の高いことが理解される。
【0023】
一方、このディスクリートトラック媒体1では、図3に示すように、内側領域5(またはその近傍)に対応する測定位置および外側領域4に対応する測定位置における浮上高さと、データ記録領域3に対応する測定位置における浮上高さとの間には大きな差が生じなかった。以上の結果から、外側領域4および内側領域5に溝23を形成した(溝形成加工を施した)ことにより、最も外側に位置するトラック22Aおよび最も内側に位置するトラック22Bにオントラックさせた状態であっても磁気ヘッド71の傾きを抑えられることが明らかである。
【0024】
このように、このディスクリートトラック媒体1によれば、磁気ヘッド71とディスクリートトラック媒体1との間に生じる揚力を調整するための溝23を外側領域4および内側領域5にそれぞれ形成したことにより、例えば最も外側に位置するトラック22A上(または最も内側に位置するトラック22B上)に磁気ヘッド71がオントラックされてその外側の部位(または内側の部位)がデータ記録領域3の外側(または内側)に突出したとしても、突出した部位と外側領域4(または内側領域5)とによって挟まれた空間の体積、および突出していない部位(データ記録領域3上に位置する部位)とデータ記録領域3とによって挟まれた空間の体積を互いに同一またはほぼ同一に維持することができる。したがって、磁気ヘッド71における突出した部位に加わる揚力と、突出していない部位に加わる揚力とを同一またはほぼ同一に維持することができるため、磁気ヘッド71をディスクリートトラック媒体1に対して平行またはほぼ平行(水平またはほぼ水平)に浮上させることができる。この結果、磁気ヘッド71が傾いてディスクリートトラック媒体1に接触する事態を有効に防止することができる。
【0025】
また、このディスクリートトラック媒体1によれば、外側領域4および内側領域5の全域に溝23を形成したことにより、データ記録領域3の外側(または内側)に突出する磁気ヘッド71の突出長(幅方向の突出長)に拘わらず、突出した部位と外側領域4(または内側領域5)とによって挟まれた空間の体積、および突出していない部位とデータ記録領域3とによって挟まれた空間の体積を互いに同一またはほぼ同一に維持することができる。したがって、サイズ(幅)の異なる磁気ヘッドを備えた各種のHDDに対して、磁気ヘッド71との接触を有効に防止し得るディスクリートトラック媒体1を搭載することができる。
【0026】
さらに、このディスクリートトラック媒体1によれば、溝21と同形状でかつ同ピッチで同心円状に溝23を形成することにより、例えば溝21,23の形成時に使用するレジストパターン用のスタンパー(モールド)の作製に際して、溝21に対応する凹部(または凸部)と溝23に対応する凹部(または凸部)とを同一の条件で加工することができる。したがって、溝21と同様にして溝23を正確な形状に形成することができる。
【0027】
なお、本発明は、上記した本発明の実施の形態に限定されない。例えば、上記の実施の形態では、データ記録領域3、外側領域4および内側領域5をディスク状基材2の片面に形成したディスクリートトラック媒体1を例に挙げて説明したが、データ記録領域3、外側領域4および内側領域5をディスク状基材の両面に形成することもできる。また、上記の実施の形態では、外側領域4および内側領域5の両者に溝23を形成した(溝加工を施した)例について説明したが、これらのうちのいずれか一方にのみ溝23を形成してもよいのは勿論である。
【0028】
また、本発明の実施の形態では、外側領域4の全域および内側領域5の全域に溝23を形成した例について説明したが、溝23を形成する領域はこれに限定されない。例えば、最も外側に位置するトラック22A上にオントラックさせた状態におけるデータ記録領域3の外側に突出した磁気ヘッド71の突出長と同一幅に規定した環状の領域、および最も内側に位置するトラック22B上にオントラックさせた状態におけるデータ記録領域3の内側に突出した磁気ヘッド71の突出長と同一幅に規定した環状の領域の少なくとも一方のみに溝23を形成することもできる。この構成であっても、磁気ヘッド71におけるデータ記録領域3の外側(または内側)に突出した部位と外側領域4(または内側領域5)とによって挟まれた空間の体積、および突出していない部位とデータ記録領域3とによって挟まれた空間の体積を互いに同一またはほぼ同一に維持することができるため、外側領域4および内側領域5の全域に溝23を形成した上記のディスクリートトラック媒体1と同様の効果を得ることができる。また、この構成によれば、溝23を形成する部位を磁気ヘッド71のサイズに合わせて必要最小限に規定することができるため、トラック22および溝23の形成に用いる例えばスタンパー(モールド)の作製に際して、加工面積をその分だけ少なくすることができるため、スタンパーの加工コストを低減することができる結果、ディスクリートトラック媒体1の製造コストも低減することができる。
【0029】
さらに、本発明の実施の形態では、溝21,21・・を同心円状に形成したディスクリートトラック媒体1を例に挙げて説明したが、溝を螺旋状に形成したディスクリートトラック媒体に本発明を適用することもできる。この場合、同心円状の溝23に代えて螺旋状の溝を外側領域4および内側領域5に形成することもできる。また、本発明の実施の形態では、溝21と同形状で同ピッチの溝23を外側領域4および内側領域5に形成する例について説明したが、本発明はこれに限定されず、他の形状の溝を形成することもできる。また、溝21とは異なるピッチで溝23を形成することもできる。この場合、例えば図4に示すディスクリートトラック媒体1Aのように、幅および深さが互いに異なる(この例では、外側に向かうに従ってその幅が広くなると共にその深さが浅くなる)溝31,31・・を外側領域4や内側領域5(図示せず)に形成することもできる。さらに、揚力調整用加工としては、溝加工に限定されず、図5に示すディスクリートトラック媒体1Bのように、溝23に代えて揚力調整用の穴(凹部)32を外側領域4や内側領域(図示せず)に形成することもできる。また、図6に示すディスクリートトラック媒体1Cのように、外側領域4の表面33および内側領域の表面(図示せず)がトラック22の端面(上面)よりも低くなるように加工してもよい。つまり、トラック22A上(またはトラック22B上)に磁気ヘッド71がオントラックされてその外側の部位(または内側の部位)がデータ記録領域3の外側(または内側)に突出したとしても、突出した部位と外側領域4(または内側領域5)とによって挟まれた空間の体積と、突出していない部位(データ記録領域3上に位置する部位)とデータ記録領域3とによって挟まれた空間の体積とを互いに同一またはほぼ同一に維持することにより、磁気ヘッド71が傾いてディスクリートトラック媒体1に接触する事態を有効に防止することができる。
【0030】
また、溝21,21・・に非磁性材料を埋め込んだ後にその表面を平坦化処理して(リフィルして)製造するディスクリートトラック媒体に本発明を適用することもできる。この場合、一般的に、溝21に埋め込んだ非磁性材料とトラック22を構成する磁性材料との硬さの違いにより、たとえ平坦化処理を施したとしてもデータ記録領域3の表面には僅かな凹凸が形成される(残存する)。このため、上記した動作と同様にしてこの僅かな凹凸に起因してデータ記録領域3において磁気ヘッド71に加わる揚力と、外側領域4(または内側領域5)において磁気ヘッド71に加わる揚力とに差が生じる。このため、本発明を適用して、外側領域4および/または内側領域5に溝23(または31)を形成した後に、データ記録領域3と、外側領域4および/または内側領域5とをリフィルすることで、これらの領域にこの僅かな凹凸が同じように形成される。したがって、このリフィルしたディスクリートトラック媒体においても、各領域において磁気ヘッド71に加わる揚力を互いに同一またはほぼ同一に維持することができるため、磁気ヘッド71が傾いてこのディスクリートトラック媒体に接触する事態を有効に防止することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る磁気記録媒体によれば、外側領域および内側領域の少なくとも一方に揚力を調整可能な揚力調整用加工を施したことにより、例えばデータ記録領域における最も外側に位置するトラック上または最も内側に位置するトラック上に記録再生用磁気ヘッドがオントラックされてその外側の部位(または内側の部位)がデータ記録領域の外側(または内側)に突出したとしても、突出した部位と外側領域(または内側領域)とによって挟まれた空間の体積、および突出していない部位とデータ記録領域とによって挟まれた空間の体積を互いに同一またはほぼ同一に維持することができる。したがって、記録再生用磁気ヘッドにおける突出した部位に加わる揚力と、突出していない部位に加わる揚力とを同一またはほぼ同一に維持することができるため、記録再生用磁気ヘッドを磁気記録媒体に対して平行またはほぼ平行(水平またはほぼ水平)に浮上させることができる。この結果、記録再生時において記録再生用磁気ヘッドが傾いて磁気記録媒体に接触する事態を有効に防止することができる。また、本発明に係る磁気記録媒体によれば、分離用溝と同形状またはほぼ同形状であって同心円状または螺旋状に形成した揚力調整用溝を揚力調整用加工として施したことにより、例えば、分離用溝および揚力調整用溝の形成時に使用するレジストパターン形成用のスタンパー(モールド)の作製に際して、分離用溝に対応する凹部(または凸部)と揚力調整用溝に対応する凹部(または凸部)とを同一の条件で加工することができる。したがって、分離用溝と同様にして揚力調整用溝を正確な形状に形成することができる。
【0032】
さらに、本発明に係る磁気記録媒体によれば、外側領域および内側領域の少なくとも一方の全域またはほぼ全域に揚力調整用加工を施したことにより、データ記録領域の外側(または内側)に突出する記録再生用磁気ヘッドの突出長に拘わらず、突出した部位と外側領域(または内側領域)とによって挟まれた空間の体積、および突出していない部位とデータ記録領域とによって挟まれた空間の体積を互いに同一またはほぼ同一に維持することができる。したがって、サイズ(幅)の異なる記録再生用磁気ヘッドを備えた各種の記録再生装置に対して、記録再生用磁気ヘッドとの接触を有効に防止し得る磁気記録媒体を搭載することができる。
【0033】
また、本発明に係る磁気記録媒体によれば、データ記録領域の外側領域および内側領域のいずれか一方側に突出した記録再生用磁気ヘッドの突出長と少なくとも同一幅でかつデータ記録領域に隣接するそのいずれか一方内における環状の領域に揚力調整用加工を施したことにより、揚力調整用加工を施す領域を記録再生装置における記録再生用磁気ヘッドのサイズに合わせて必要最小限に規定することができるため、揚力調整用加工の際に用いる例えばスタンパー(モールド)の加工面積を小さくすることができるため、その分だけスタンパーの加工コストを低減することができる結果、磁気記録媒体の製造コストも低減することができる。また、外側領域における環状の領域と、内側領域における環状の領域との両者に揚力調整用加工を施すことにより、データ記録領域の任意の部位に対して記録再生処理を行う際においても、記録再生用磁気ヘッドが傾いて磁気記録媒体に接触する事態を一層有効に防止することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るディスクリートトラック媒体1に対して記録再生処理を実行している状態の平面図である。
【図2】 ディスクリートトラック媒体1に対して記録再生処理を実行している状態の断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係るディスクリートトラック媒体1を搭載したHDDを用いた磁気ヘッド71の浮上高さ試験、および比較例としてのディスクリートトラック媒体51を搭載したHDDを用いた磁気ヘッド71の浮上高さ試験の試験結果を示す試験結果図である。
【図4】 他の実施の形態に係るディスクリートトラック媒体1Aの構成を示す断面図である。
【図5】 さらに他の実施の形態に係るディスクリートトラック媒体1Bの構成を示す平面図である。
【図6】 さらに他の実施の形態に係るディスクリートトラック媒体1Cの構成を示す断面図である。
【図7】 従来のディスクリートトラック媒体51に対して記録再生処理を実行している状態の平面図である。
【図8】 従来のディスクリートトラック媒体51に対して記録再生処理を実行している状態の断面図である。
【図9】 従来のディスクリートトラック媒体51におけるトラック62Aに磁気ヘッド71をオントラックさせる際の断面図である。
【図10】 従来のディスクリートトラック媒体51におけるトラック62Aに対して記録再生処理を実行している状態の断面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C ディスクリートトラック媒体
2 ディスク状基材
3 データ記録領域
4 外側領域
5 内側領域
21,23,31 溝
22 トラック
32 穴
71 磁気ヘッド
F1〜F4 揚力

Claims (3)

  1. 同心円状または螺旋状の分離用溝によって互いに分離された複数のトラックを有する環状のデータ記録領域がディスク状基材の少なくとも一面に形成され、
    前記一面における前記データ記録領域に対して外側に位置する外側領域、および当該一面における前記データ記録領域に対して内側に位置する内側領域の少なくとも一方に記録再生用磁気ヘッドに加わる揚力を調整可能な揚力調整用加工が施されて前記分離用溝と同形状またはほぼ同形状であって同心円状または螺旋状に形成された揚力調整用溝が形成されているディスクリートトラック型の磁気記録媒体。
  2. 前記外側領域および前記内側領域の少なくとも一方の全域またはほぼ全域に前記揚力調整用加工が施されている請求項1記載の磁気記録媒体。
  3. 前記外側領域および前記内側領域のいずれか一方に最も近接する前記トラック上にオントラックされた前記記録再生用磁気ヘッドの当該一方側に突出した突出長と少なくとも同一幅でかつ前記データ記録領域に隣接する当該いずれか一方内における環状の領域に前記揚力調整用加工が施されている請求項1記載の磁気記録媒体
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