JP4487848B2 - 情報記録媒体、記録再生装置およびスタンパー - Google Patents

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Description

本発明は、凹凸パターンによってデータトラックパターンおよびサーボパターンが形成されると共に凹凸パターンの各凹部に非磁性材料が埋め込まれた情報記録媒体と、その情報記録媒体を備えた記録再生装置と、その情報記録媒体を製造するためのスタンパーとに関するものである。
この種の情報記録媒体を備えた記録再生装置として、ディスクリートトラック型の磁気ディスクを備えて構成された磁気記録装置が特開平9−97419号公報に開示されている。この場合、磁気ディスクは、ガラスディスク基板(基材)の一面側に記録磁性部材(磁性材料)で同心円状の記録トラック(帯状の凸部)が形成されている。また、各記録トラックの間(凹部)には、磁気ディスクの平坦性を向上させると共に、隣り合う磁気トラックを磁気的に分離するためのガードバンド部材(非磁性材料)が埋め込まれてガードバンド部が形成されている。この磁気ディスクの製造に際しては、まず、基材の一面側に磁性材料をスパッタリングして記録磁気層を形成する。次いで、記録磁気層を覆うようにしてポジ形レジストをスピンコートしてプリベークした後に、原盤カッティング装置を用いてガードバンド部のパターンと同じパターンを描画して現像処理する。これにより、記録磁気層の上にレジストパターンが形成される。続いて、レジストパターンをマスクとして用いて記録磁気層をエッチング処理した後にアッシング装置によって残留マスクを除去する。これにより、基材の上に磁性材料からなる記録トラックやサーボパターン(凸部)が形成される。次いで、この状態の基材に非磁性材料をスパッタリングする。この際には、各記録トラック間の凹部が非磁性材料で埋め尽くされ、かつ、各記録トラックが非磁性材料で覆われるまで非磁性材料を十分にスパッタリングする。続いて、スパッタリングした非磁性材料の表面をドライエッチング処理することにより、非磁性材料から記録トラックの上面を露出させる。これにより、記録トラックおよびガードバンド部が交互に隣接した状態となり、磁気ディスクが完成する。
特開平9−97419号公報(第6−12頁、第1−19図)
ところが、従来の磁気ディスクには、以下の問題点がある。すなわち、従来の磁気ディスクでは、記録磁気層(記録トラック)を覆うようにして非磁性材料をスパッタリングした後に、記録トラックやサーボパターン等の凸部の上面が露出するまで非磁性材料をドライエッチング処理して表面を平坦化している。しかし、この製造方法に従って磁気ディスクを製造した場合には、磁気ディスクの外周側において、磁性材料で形成されている凸部の上に非磁性材料が大量に残留して(以下、凸部の上に残留した非磁性材料を「残渣」ともいう)厚手の非磁性材料によって凸部が覆われた状態となることがある。
具体的には、例えば、図17に示すように、上記の製造方法に従って製造した磁気ディスク10xは、同心円状の複数の記録トラックで構成された凹凸パターン20tが形成されたトラックパターン領域Atと、トラッキングサーボ用の凹凸パターン20sxが形成されたサーボパターン領域Asxとが磁気ディスク10xの回転方向(同図に示す矢印Rの向き)で交互に並ぶように規定されて製造されている。この場合、この種の磁気ディスクを搭載した記録再生装置では、記録再生時に磁気ディスクを角速度一定で回転させるのが一般的となっている。したがって、この磁気ディスク10xでは、単位時間当たりに磁気ヘッド(図示せず)の下方を通過させられる磁気ディスク10x上の長さに比例して、磁気ディスク10xの回転方向に沿ったサーボパターン領域Asxの長さが内周側から外周側に向かうほど長くなるように(サーボパターン領域Asxが外周側ほど幅広となるように)規定されている。具体的には、図18,20に示すように、内周側領域Axiにおける内周側サーボパターン領域Asxiの長さよりも、外周側領域Axoにおける外周側サーボパターン領域Asxoの長さの方が凹凸パターン20tの中心O(図17参照)からの距離に比例して長くなっている。また、この種の磁気ディスクでは、サーボパターン領域Asx(凹凸パターン20sx)における凸部21sxi,21sxo(以下、区別しないときは「凸部21sx」ともいう)の回転方向に沿った単位凸部長(磁気信号の読み取りに際して「1つの凸部有り」と検出される基準の長さ:図19,21におけるL1xi,L1xo)と、凹部22sxi,22sxo(以下、区別しないときは「凹部22sx」ともいう)の回転方向に沿った単位凹部長(磁気信号の読み取りに際して「1つの凹部有り」と検出される基準の長さ:図19,21におけるL2xi,L2xo)とが磁気ディスク10xの内周側から外周側までの全域において1:1の比(単位凹部長に対する単位凸部長の比が1)となるように規定されている。
したがって、図19,21に示すように、この磁気ディスク10xでは、内周側サーボパターン領域Asxiにおける凸部21sxiの長さL1xiよりも、外周側サーボパターン領域Asxoにおける凸部21sxoの長さL1xoの方が凹凸パターン20tの中心Oからの距離に比例して長くなっている。この場合、出願人は、非磁性材料15をドライエッチング処理して各凸部21sx,21sx・・を露出させる際に、その下方に存在する凸部21sxの長さが長いほど(凸部21sxの上面の幅が広いほど)、非磁性材料15に対するエッチングの進行が遅くなる現象を見出している。このため、図19に示すように、その長さL1xiが比較的短い内周側サーボパターン領域Asxiにおいて凸部21sxi上の残渣(非磁性材料15)が除去されて磁気ディスク10xの内周側において平坦性が良好となる(表面粗さRaの値が小さくなる:または、凹凸の高低差Hxiが小さくなる)ようなエッチング条件で内周側から外周側までの全域をエッチング処理したときには、図21に示すように、その長さL1xoが比較的長い外周側サーボパターン領域Asxoにおいて凸部21sxo上に比較的厚手の残渣(非磁性材料15)が存在する状態となる。したがって、このようなエッチング条件で非磁性材料15をエッチング処理したときには、磁気ディスク10xの外周側における表面粗さRa(または、凹凸の高低差Hxo)が非常に大きくなる。このように、従来の磁気ディスク10xには、その外周側において、凸部21sxoが厚手の非磁性材料15によって覆われた状態となることに起因して、磁気ディスク10xの平坦性が外周側において(中心Oからの距離が長くなるほど)著しく悪化するという問題点がある。
また、従来の磁気ディスクでは、その製造工程において、記録磁気層を覆うようにして形成したポジ形レジストの層に原盤カッティング装置を用いて露光パターンを描画した後に現像処理することでレジストパターンが形成される。この場合、露光パターンの描画にある程度の時間を要するため、記録磁気層をエッチング処理するためのレジストパターン(マスク)を短時間で形成するのが困難となっている。このため、この点を改善するのが好ましい。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、その内周側から外周側までの全域において平坦性が良好な情報記録媒体、平坦性が良好な情報記録媒体を有する記録再生装置、およびエッチング処理用の凹凸パターンを短時間で容易に形成し得るスタンパーを提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく本発明に係る情報記録媒体は、複数の凸部を有する凹凸パターンによってデータトラックパターンおよびサーボパターンが基材の少なくとも一面側に形成されると共に当該凹凸パターンの各凹部に非磁性材料が埋め込まれ、前記サーボパターンを構成する凹凸パターンは、前記基材の回転方向に沿った単位凹部長に対する当該回転方向に沿った単位凸部長の比が内周側から外周側に向かうほど小さくなり、かつ、当該単位凸部長が当該内周側から当該外周側までの全域において等しい長さ、または、ほぼ等しい長さとなるように当該単位凸部長および当該単位凹部長が規定されている
お、本明細書における「単位凹部長」とは、情報記録媒体からの磁気信号の読み取りに際して「1つの凹部有り」と検出するための基準の長さをいう。また、本明細書における「単位凸部長」とは、情報記録媒体からの磁気信号の読み取りに際して「1つの凸部有り」と検出するための基準の長さをいう。したがって、実際の情報記録媒体では、サーボデータの内容に応じて、単位凸部長の整数倍の長さの凸部や、単位凹部長の整数倍の長さの凹部が形成されてサーボパターンが構成される。この場合、「1つの凹部有り」と検出するための基準の長さについては、サーボパターン全体において1つの共通する長さに規定してもよいし、サーボパターンを構成する各種パターンの種類(プリアンブルパターン、アドレスパターンおよびバーストパターン等)に応じて各パターン毎に相違する長さに規定することもできる。同様にして、「1つの凸部有り」と検出するための基準の長さについても、サーボパターン全体において1つの共通する長さに規定してもよいし、サーボパターンの種類に応じて各パターン毎に相違する長さに規定することもできる。また、一般的には、凸部の形成部位は「検出信号の出力有り」または「信号レベルがHighの検出信号」として検出され、凹部の形成部位は「検出信号の出力なし」または「信号レベルがLow の検出信号」として検出される。さらに、本発明では、極く僅かな程度の製造誤差が生じて、凹凸パターンにおける単位凸部長が僅かにばらついた状態になったとしても、それらの長さ(製造目標としての所定の長さを中心とする所定範囲内の長さ)は等しい長さの範疇に含まれるものとする。また、本明細書における「ほぼ等しい長さ」には、製造目標としての所定の長さを中心として、製造誤差とは別に当初から規定した僅かな幅の許容範囲内の長さが含まれるものとする。
た、本発明に係る情報記録媒体は、複数の凸部を有する凹凸パターンによってデータトラックパターンおよびサーボパターンが基材の少なくとも一面側に形成されると共に当該凹凸パターンの各凹部に非磁性材料が埋め込まれ、前記データトラックパターンを構成する凹凸パターンは、前記各凸部が同心円状または螺旋状となるように形成され、前記サーボパターンを構成する凹凸パターンは、前記単位凸部長および前記単位凹部長の合計長がデータトラックパターンの中心からの距離に比例して前記内周側から前記外周側に向かうほど長くなるように規定されている
お、本明細書における「各凸部が同心円状または螺旋状となるように形成されたデータトラックパターン」には、凹凸パターンの凹部によって情報記録媒体における半径方向および回転方向の双方に対して分離された単位記録要素としての凸部が同心円状または螺旋状に配列させられているパターンド媒体のデータトラックパターンが含まれる。また、本発明では、極く僅かな程度の製造誤差が生じて、凹凸パターンにおける単位凸部長と単位凹部長との合計長がデータトラックパターンの中心からの距離に対して比例する長さとは僅かに相違する長さになったとしても、その凹凸パターンにおける単位凸部長と単位凹部長との合計長は、中心からの距離に比例している長さの範疇に含まれるものとする。
さらに、本発明に係る情報記録媒体は、複数の凸部を有する凹凸パターンによってデータトラックパターンおよびサーボパターンが基材の少なくとも一面側に形成されると共に当該凹凸パターンの各凹部に非磁性材料が埋め込まれ、前記データトラックパターンを構成する凹凸パターンは、前記各凸部が同心円状または螺旋状となるように形成され、前記サーボパターンを構成する凹凸パターンは、前記基材の回転方向に沿った単位凹部長に対する当該回転方向に沿った単位凸部長の比が内周側から外周側に向かうほど小さくなり、かつ、当該単位凸部長が当該内周側から当該外周側までの全域において等しい長さ、または、ほぼ等しい長さとなると共に、当該単位凸部長および当該単位凹部長の合計長が前記データトラックパターンの中心からの距離に比例して当該内周側から当該外周側に向かうほど長くなるように当該単位凸部長および当該単位凹部長が規定されている。
また、本発明に係る記録再生装置は、上記のいずれかの情報記録媒体と、前記サーボパターンに対応付けられているサーボデータに基づいてサーボ制御を実行する制御部とを備えている。
また、本発明に係るスタンパーは、上記のいずれかの情報記録媒体における前記凹凸パターンの凹部に対応して形成された凸部と、前記情報記録媒体における前記凹凸パターンの凸部に対応して形成された凹部とを有する凹凸パターンが形成されている。
本発明に係る情報記録媒体および記録再生装置によれば、単位凹部長に対する単位凸部長の比が内周側から外周側に向かうほど小さくなるように単位凸部長および単位凹部長を規定してサーボパターンを構成する凹凸パターンを形成したことにより、単位凹部長に対する単位凸部長の比が内周側から外周側まで全域に亘って等しくなるように凹凸パターンが形成されている従来の情報記録媒体(磁気ディスク10x)と比較して、外周側の単位凸部長を十分に短くすることができる。したがって、各凸部を覆うようにして形成した非磁性材料の層をエッチング処理する際に、外周側の各凸部上における残渣の厚みと内周側の各凸部上における残渣の厚みとの差が大きくなる事態を回避することができる。また、内周側から外周側までの全域において各凸部の上に非磁性材料(残渣)が存在しないように非磁性材料をエッチング処理したときに、内周側において非磁性材料のみならず凸部(磁性材料)までもがエッチングされる事態を招くことなく各凸部の上の残渣を取り除くことができる。これにより、情報記録媒体の平坦性を内周側から外周側までの全域に亘って良好に維持することができる。このため、情報記録媒体の内周側から外周側までの全域において、磁気ヘッドの浮上量を同等に維持することができる結果、この情報記録媒体を搭載した記録再生装置によれば、安定した記録再生を実行することができる。
また、単位凸部長が内周側から外周側までの全域において等しい長さ、または、ほぼ等しい長さとなるように規定してサーボパターンを構成する凹凸パターンを形成したことにより、各凸部(磁性材料)の上に形成される残渣(非磁性材料)の厚みを内周側から外周側までの全域において均一に維持することができる。また、内周側における各凸部の上に残渣が生じないように非磁性材料をエッチング処理したときに外周側において凸部がエッチングされる事態や外周側の凸部の上に残渣が生じる事態を回避することができ、外周側における各凸部の上に残渣が生じないように非磁性材料をエッチング処理したときに内周側において凸部がエッチングされる事態や内周側の凸部の上に残渣が生じる事態を回避することができる。したがって、情報記録媒体の平坦性を内周側から外周側までの全域に亘って均一に維持することができる。この結果、情報記録媒体の内周側から外周側までの全域において、磁気ヘッドの浮上量を均一に維持することができる。
た、単位凸部長および単位凹部長の合計長がデータトラックパターンの中心からの距離に比例して内周側から外周側に向かうほど長くなるように規定してサーボパターンを構成する凹凸パターンを形成したことにより、サーボパターン領域からサーボデータを読み出すための基準となるクロックの周波数を変化させることなく、内周側のサーボパターン領域および外周側のサーボパターン領域からサーボデータを確実に読み出す(検出する)ことができる。したがって、極く一般的な既存の記録再生装置におけるサーボ信号処理回路と同様の処理回路でサーボ制御することができるため、記録再生装置の製造コストの高騰を確実に回避することができる。
この場合、本発明に係る情報記録媒体および記録再生装置によれば、例えば単位凹部長を内周側から外周側までの全域に亘って等しい長さに規定して単位凸部長を変化させることで単位凹部長に対する単位凸部長の比を内周側から外周側に向かうほど小さくする構成とは異なり、外周側において単位凸部長が過度に短くなる事態を回避することができる。したがって、外周側の凸部からの磁気的信号の読み出しエラーの発生を確実に回避することができる。
また、本発明に係るスタンパーによれば、上記のいずれかの情報記録媒体における凹凸パターンの凹部に対応して形成した凸部と、前記情報記録媒体における前記凹凸パターンの凸部に対応して形成した凹部とを有する凹凸パターンを備えたことにより、例えば、電子線描画装置を用いて情報記録媒体製造用の中間体における樹脂層に露光パターンを描画して現像処理することでエッチング処理用の凹凸パターン(サーボパターン等を形成するエッチング処理時にマスクとして使用する凹凸パターン)を形成する製造方法とは異なり、樹脂層にスタンパーの凹凸パターンを押し付けるだけでエッチング処理用の凹凸パターンを短時間で容易に形成することができる。また、1枚のスタンパーによって多数の中間体にエッチング処理用の凹凸パターンを形成することができる。したがって、情報記録媒体の製造コストを十分に低減することができる。
以下、本発明に係る情報記録媒体、記録再生装置スタンパーの最良の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1に示すハードディスクドライブ1は、本発明に係る記録再生装置の一例としての磁気記録再生装置であって、スピンドルモータ2、磁気ヘッド3、信号変換部4、検出用クロック出力部5、サーボデータ検出部6、ドライバ7、制御部8および磁気ディスク10を備えて構成されている。この場合、磁気ディスク10は、一例として、垂直記録方式で記録データを記録可能なディスクリートトラック型の磁気ディスク(パターンド媒体)であって、本発明における情報記録媒体に相当する。具体的には、図2に示すように、この磁気ディスク10は、軟磁性層12、中間層13および磁性層14がガラス基材11の上にこの順で形成されている。この場合、中間層13の上に形成されている磁性層14は、磁性材料で形成された凸部21,21・・と凹部22,22・・とが交互に形成されることによって所定の凹凸パターン20を構成する。また、凹部22,22・・には、SiO等の非磁性材料15が埋め込まれている。さらに、凹部22に埋め込まれた非磁性材料15、および凸部21の上には、一例としてダイヤモンドライクカーボン(DLC)の薄膜がCVD法によって成膜されて厚みが2nm程度の保護層(DLC膜)16が形成されている。また、この磁気ディスク10では、保護層16の表面に潤滑剤(一例として、フッ素系の潤滑剤)が塗布されている。
ガラス基材11は、本発明における基材に相当し、直径2.5インチのガラス板を表面粗さRaが0.2〜0.3nm程度となるように表面研磨して厚みが0.6mm程度となるように形成されている。なお、本発明における基材は、ガラス材料に限定されるものではなく、アルミニウムやセラミックなどの各種非磁性材料で形成することができる。軟磁性層12は、CoZrNb合金などの軟磁性材料をスパッタリングすることによって厚みが100nm〜200nm程度となるように形成されている。中間層13は、磁性層14を形成するための下地層として機能する層であって、CrやCoCr非磁性合金などの中間層形成用材料をスパッタリングすることによって厚みが40nm程度となるように形成されている。磁性層14は、磁性材料で形成された凸部21,21・・で構成された層であって、後述するように、例えばCoCrPt合金をスパッタリングする処理と、レジストパターン等をマスクとして用いてエッチング処理して凹部22,22・・を形成する処理とがこの順で実行されることによって、凸部21,21・・(凹凸パターン20)が形成されて構成されている。
この場合、図3に示すように、この磁気ディスク10では、トラックパターン領域At,At・・の間にサーボパターン領域As,As・・が設けられてトラックパターン領域Atおよびサーボパターン領域Asが磁気ディスク10の回転方向(矢印Rの向き)において交互に並ぶように規定されている。また、図4,6に示すように、トラックパターン領域At(内周側トラックパターン領域Atiおよび外周側トラックパターン領域Ato)には、データトラックパターンとしての凹凸パターン20tが形成されている。この場合、凹凸パターン20tは、磁気ディスク10の回転中心を中心O(図3参照)とする同心円状の多数の凸部21t,21t・・(データ記録用トラック)と、各凸部21t,21t・・の間の凹部22t,22t・・とで構成されている。なお、磁気ディスク10の回転中心と凹凸パターン20tの中心Oとが一致しているのが好ましいが、実際には、製造誤差に起因する30〜50μm程度の極く小さなずれが生じることがある。しかし、この程度のずれ量であれば磁気ヘッド3に対するトラッキングサーボ制御が十分に可能であるため、回転中心と中心Oとは、実質的には同様であるといえる。また、凹凸パターン20tの凹部22t,22t・・には、非磁性材料15が埋め込まれてトラックパターン領域Atの表面が平坦化されている。
また、図4〜7に示すように、サーボパターン領域As(内周側サーボパターン領域Asiおよび外周側サーボパターン領域Aso)には、サーボパターンとしての凹凸パターン20sが形成されている。この場合、凹凸パターン20sは、プリアンブルパターン、アドレスパターンおよびバーストパターンなどの各種サーボパターンを構成する凸部21s,21s・・(凸部21siおよび凸部21so)並びに凹部22s,22s・・(凹部22siおよび凹部22so)で構成されている。また、この磁気ディスク10では、回転方向(各図における矢印Rの向き)に沿った凸部21sの長さと凹部22sの長さとの合計長(すなわち、凸部21sおよび凹部22sの形成ピッチ)が凹凸パターン20tの中心Oからの距離に比例して磁気ディスク10の内周側から外周側に向けて徐々に長くなるように規定されている。また、この磁気ディスク10では、回転方向に沿った凸部21sの長さが磁気ディスク10の内周側から外周側までの全域において等しい長さとなるように(本発明における「単位凸部長が等しい長さ、または、ほぼ等しい長さ」となるように規定した一例)各凸部21s,21s・・が形成されると共に、回転方向に沿った凹部22sの長さが内周側から外周側に向けて徐々に長くなるように各凹部22s,22s・・が形成されている。したがって、この磁気ディスク10では、回転方向に沿った凹部22sの長さに対する凸部21sの長さの比が内周側から外周側に向けて徐々に小さくなるように規定されている。
具体的には、図4,5に示すように、内周側領域Ai(一例として、凹凸パターン20tの中心Oからの距離が11mmの部位におけるプリアンブルパターンの形成領域)では、凹部22siの長さL2i(一例として、220nm)と凸部21siの長さL1i(一例として、220nm)との合計長である長さL3iが440nmとなるように規定されている。これに対して、図6,7に示すように、外周側領域Ao(一例として、凹凸パターン20tの中心Oからの距離が32mmの部位におけるプリアンブルパターンの形成領域)では、凹部22soの長さL2o(一例として、1060nm)と凸部21soの長さL1o(一例として、凸部21siの長さL1iと等しい220nm)との合計長である長さL3oが1280nmとなっている。このように、この磁気ディスク10では、回転方向(各図における矢印Rの向き)に沿った凸部21sの長さと凹部22sの長さとの合計長(すなわち、凸部21sおよび凹部22sの形成ピッチ)が磁気ディスク10の内周側から外周側に向けて徐々に長くなるように規定されている。この結果、図5に示すように、この磁気ディスク10では、内周側領域Aiにおける凹凸パターン20sの凹部22siの長さL2iに対する凸部21siの長さL1iの比が1であるのに対して、図7に示すように、外周側領域Aoにおける凹部22soの長さL2oに対する凸部21soの長さL1oの比が11/53となっている。
この場合、凹部22sの長さ(単位凹部長)に対する凸部21sの長さ(単位凸部長)の比については、上記のプリアンブルパターンのみならず、アドレスパターンやバーストパターンを構成する凹凸パターン20sについても同様に規定されている。また、バーストパターンについては、磁気ディスク10の回転方向に沿って複数の矩形状の凸部21s,21s・・が凹部22sを挟んで並んでいる領域において、単位凹部長に対する単位凸部長の比が上記の条件を満たすように規定されている。なお、図4〜7では、サーボパターンにおけるプリアンブルパターンおよびバーストパターンを模式的に図示しており、理解を容易にすべく、回転方向に沿った各凸部21s,21s・・や各凹部22s,22s・・の長さをサーボパターンの単位凸部長および単位凹部長のみで図示している。したがって、実際の磁気ディスク10では、凸部21s,21s・・や凹部22s,22s・・の数、形成位置および長さが各図に示す状態とは異なり、トラッキングサーボ制御に必要なトラックアドレスおよびセクターアドレス等の情報(パターン)を含む各種の制御用データに対応して、凸部21sや凹部22sのそれぞれの数、形成位置および長さが規定されて凹凸パターン20sが形成されている。この場合、凸部21sや凹部22sの実際の長さは、凸部21sや凹部22sの長さ(単位凸部長および単位凹部長)の整数倍の長さとなる。
一方、スピンドルモータ2は、制御部8の制御下で磁気ディスク10を一例として4200rpmの回転数で定速回転させる。磁気ヘッド3は、図1に示すように、スイングアーム3aを介してアクチュエータ3bに取り付けられて磁気ディスク10に対する記録データの記録再生時において磁気ディスク10上を移動させられる。また、磁気ヘッド3は、磁気ディスク10のサーボパターン領域Asからのサーボデータの読み出しと、トラックパターン領域At(凸部21t,21t・・)に対する記録データの磁気的な書き込みと、トラックパターン領域Atに磁気的に書き込まれている記録データの読み出しとを実行する。なお、磁気ヘッド3は、実際には磁気ディスク10に対して磁気ヘッド3を浮上させるためのスライダの底面(エアベアリング面)に形成されているが、このスライダについての説明および図示を省略する。アクチュエータ3bは、制御部8の制御下でドライバ7から供給される駆動電流によってスイングアーム3aをスイングさせることにより、磁気ヘッド3を磁気ディスク10上の任意の記録再生位置に移動させる。
信号変換部4は、アンプ、LPF(Low Pass Filter)およびA/D変換器等(図示せず)を備え、磁気ヘッド3によって磁気ディスク10から取得された各種信号を増幅してノイズを除去した後にA/D変換して出力する。検出用クロック出力部5は、信号変換部4から出力されたデジタルデータのうちから、磁気ヘッド3を介してサーボパターン領域Asから読み出されたプリアンブル用のデータ(信号)を取得(検出)する。また、検出用クロック出力部5は、取得したデータに基づき、サーボデータ検出時に基準のクロックとして使用される検出用クロックClsを生成(検出)して出力する。サーボデータ検出部6は、検出用クロック出力部5から出力された検出用クロックClsに同期して読み込むことにより、信号変換部4から出力されたデジタルデータからサーボデータDsを取得(検出)して制御部8に出力する。ドライバ7は、制御部8からの制御信号に従ってアクチュエータ3bを制御して磁気ヘッド3を所望のデータ記録用トラック(凸部21t)にオントラックさせる。制御部8は、ハードディスクドライブ1を総括的に制御する。また、制御部8は、サーボデータ検出部6から出力されたサーボデータDsに基づいてドライバ7を制御する。
次に、磁気ディスク10の製造方法について、図面を参照して説明する。
まず、ガラス基材11の上にCoZrNb合金をスパッタリングすることによって軟磁性層12を形成した後に、軟磁性層12の上に中間層形成用材料をスパッタリングすることによって中間層13を形成する。次いで、中間層13の上にCoCrPt合金をスパッタリングすることによって厚みが15nm程度の磁性層14を形成する。続いて、磁性層14の上に、例えば、スパッタリング法によって厚み12nm程度のC(炭素)マスク層17を形成すると共に、Cマスク層17の上にスパッタリング法によって厚み4nm程度のSiマスク層18を形成する。次いで、Siマスク層18の上にポジ型の電子線レジストをスピンコートして厚みが130nm程度の樹脂層19(マスク形成用機能層)を形成する。これにより、図8に示すように、磁気ディスク10を製造するための中間体30が完成する。次いで、図9に示すように、電子線描画装置を用いて中間体30に電子ビームEBを照射して凹凸パターン20sおよび凹凸パターン20tと平面形状が同じ露光パターンを樹脂層19に描画する。続いて、露光パターンの描画が完了した樹脂層19を現像処理することにより、図10に示すように、Siマスク層18の上に凹凸パターン41(レジストパターン)を形成する。
次いで、凹凸パターン41(樹脂層19)をマスクとして用いてアルゴン(Ar)ガスによるイオンビームエッチング処理を行うことにより、凹凸パターン41における凹部41b,41b・・の底部においてマスク(凸部41a,41a・・)から露出しているSiマスク層18をエッチングして、図11に示すように、Siマスク層18に凹凸パターン42(Siマスクパターン)を形成する。続いて、凹凸パターン42をマスクとして用いて酸素ガスを反応ガスとする反応性イオンエッチング処理を行うことにより、凹凸パターン42における凹部42b,42b・・の底部においてマスク(凸部42a,42a・・)から露出しているCマスク層17をエッチングして、図12に示すように、Cマスク層17に凹凸パターン43(Cマスクパターン)を形成する。次いで、凹凸パターン43をマスクとして用いて、アルゴン(Ar)ガスによるイオンビームエッチング処理を行う。これにより、図13に示すように、磁性層14においてマスクパターンによって覆われていた部位(凹凸パターン43の凸部43a,43a・・によって覆われていた部位)が凸部21,21・・となり、マスクパターンから露出していた部位(凹凸パターン43の凹部43b,43b・・の底部において露出していた部位)が凹部22,22・・となって中間層13の上に凹凸パターン20(凹凸パターン20s,20t)が形成される。続いて、凸部21,21・・の上に残存しているCマスク層17(Cマスクパターン)に対して酸素ガスを反応ガスとする反応性イオンエッチング処理を行うことにより、凸部21,21・・の上面を露出させる(残存しているCマスク層17を除去する)。
次いで、例えば150W程度のバイアス電力を中間体30に印加しつつ、アルゴン(Ar)ガスの圧力を例えば0.3Paに設定して非磁性材料15としてのSiOをスパッタリングする。この際には、非磁性材料15によって凹部22,22・・を完全に埋め尽くし、かつ、凸部21,21・・の上面に例えば厚みが60nm程度の非磁性材料15の層が形成されるように非磁性材料15を十分にスパッタリングする。この場合、中間体30に対してバイアス電力を印加した状態で非磁性材料15をスパッタリングすることにより、表面が大きく凹凸することなく非磁性材料15の層が形成される。続いて、アルゴン(Ar)ガスの圧力を例えば0.04Paに設定すると共に、中間体30(非磁性材料15の層)の表面に対するイオンビームの入射角度を2度に設定した状態で磁性層14の上(凸部21,21・・の上、凹部22,22の上、および凹部22,22の内部)の非磁性材料15の層をイオンビームエッチング処理する。この際には、中間体30における内周側(後に内周側領域Aiとなる部位)において各凸部21si,21si・・の上面が非磁性材料15から露出するまでイオンビームエッチング処理を継続する。
この場合、この磁気ディスク10(中間体30)では、内周側の凸部21si,21si・・の長さL1iと、外周側の凸部21so,21so・・の長さL1oとが等しい長さ(この例では、220nm)となるように形成されている。したがって、内周側における各凸部21si,21si・・の上面が非磁性材料15から露出するまでイオンビームエッチング処理を継続することで、外周側における各凸部21so,21so・・の上面も非磁性材料15から露出する(凸部21si,21soの上面がほぼ同時に露出する)。これにより、非磁性材料15の層に対するイオンビームエッチング処理が完了して中間体30の表面が平坦化される。続いて、中間体30の表面を覆うようにしてCVD法によってダイヤモンドライクカーボン(DLC)の薄膜を成膜することによって保護層16を形成した後に、保護層16の表面にフッ素系の潤滑剤を平均厚さが例えば2nm程度となるように塗布する。これにより、図2に示すように、磁気ディスク10が完成する。
この磁気ディスク10では、前述したように、磁気ディスク10の全域に亘って各凸部21s,21s・・の上の非磁性材料15(残渣)が除去されているため、図5,7に示すように、磁気ディスク10の表面における凹凸の高低差(内周側における高低差Hiおよび外周側における高低差Ho)が磁気ディスク10の全域においてほぼ均一となる。具体的には、内周側領域Aiにおける磁気ディスク10の表面の凹凸度合い、すなわち、表面粗さRaが0.7nm程度で、外周側領域Aoにおける磁気ディスク10の表面粗さRaが0.8nm程度となった。したがって、磁気ディスク10の内周側から外周側までの全域において磁気ヘッド3(スライダ)の浮上量がほぼ一定となって、安定した記録再生が可能となる。
一方、従来の製造方法に従って製造した磁気ディスク10xでは、回転方向に沿った長さL1xiが比較的短い内周側領域Axiにおいて非磁性材料15から凸部21sxiの上面を露出させた状態において、内周側領域Axiにおける磁気ディスク10xの表面粗さRaが0.7nm程度となった。これに対して、回転方向に沿った長さL1xoが凹凸パターン20tの中心Oからの距離に比例して内周側領域Axiよりも長くなっている外周側領域Axoでは、凸部21sxo上の残渣が厚くなることに起因して、磁気ディスク10xの表面粗さRaが3.1nm程度となった。この場合、外周側領域Axoにおいて非磁性材料15から凸部21sxoの上面が露出するようなエッチング条件で非磁性材料15をエッチング処理したときには、磁気ディスク10xの内周側から外周側までの全域において凹部22sx内の非磁性材料15に対するエッチングが進行してその平坦性が悪化する。また、上記のようなエッチング条件で非磁性材料15をエッチング処理したときには、内周側領域Axiにおいて凸部21sxiが過剰にエッチングされて磁気的信号の正常な読み出しが困難となるおそれがある。このため、従来の製造方法に従って製造した磁気ディスク10xでは、サーボデータDsの正常な読み出しを可能としつつ、内周側から外周側までの全域において磁気ヘッド3(スライダ)の浮上量を均一化するのが困難となっている。
このように、この磁気ディスク10およびハードディスクドライブ1によれば、単位凹部長に対する単位凸部長の比が内周側から外周側に向かうほど小さくなるように単位凸部長および単位凹部長を規定して凹凸パターン20s(サーボパターン)を形成したことにより、単位凹部長に対する単位凸部長の比が内周側から外周側まで全域に亘って等しくなるように凹凸パターンが形成されている従来の磁気ディスク10xと比較して、外周側の単位凸部長を十分に短くすることができる。したがって、各凸部21,21・・を覆うようにして形成した非磁性材料15の層をエッチング処理する際に、外周側の凸部21so上における残渣の厚みと内周側の凸部21si上における残渣の厚みとの差が大きくなる事態を回避することができる。また、内周側から外周側までの全域において各凸部21s,21s・・の上に非磁性材料15(残渣)が存在しないように非磁性材料15をエッチング処理したときに、内周側において非磁性材料15のみならず凸部21s(磁性材料)までもがエッチングされる事態を招くことなく各凸部21s,21s・・の上の残渣を取り除くことができる。これにより、磁気ディスク10の平坦性を内周側から外周側までの全域に亘って良好に維持することができる。このため、磁気ディスク10の内周側から外周側までの全域において、磁気ディスク10に対する磁気ヘッド3の浮上量をほぼ同等に維持することができる結果、このハードディスクドライブ1によれば、安定した記録再生を実行することができる。
また、この磁気ディスク10およびハードディスクドライブ1によれば、単位凸部長が内周側から外周側までの全域において等しい長さとなるように規定して凹凸パターン20s(サーボパターン)を形成したことにより、凸部21sの上に形成される残渣(非磁性材料15)の厚みを内周側から外周側までの全域において均一に維持することができる。また、内周側における各凸部21si,21si・・の上に残渣が生じないように非磁性材料15をエッチング処理したときに外周側において凸部21so(磁性材料)がエッチングされる事態や外周側の凸部21soの上に残渣が生じる事態を回避することができ、外周側における各凸部21so,21so・・の上に残渣が生じないように非磁性材料15をエッチング処理したときに内周側において凸部21si(磁性材料)がエッチングされる事態や内周側の凸部21siの上に残渣が生じる事態を回避することができる。したがって、磁気ディスク10の平坦性を内周側から外周側までの全域に亘って均一に維持することができる。この結果、磁気ディスク10の内周側から外周側までの全域において、磁気ディスク10に対する磁気ヘッド3の浮上量を均一に維持することができる。
また、この磁気ディスク10およびハードディスクドライブ1によれば、単位凸部長および単位凹部長の合計長(すなわち、凸部および凹部の形成ピッチ)が凹凸パターン20tの中心Oからの距離に比例して内周側から外周側に向かうほど長くなるように規定して凹凸パターン20s(サーボパターン)を形成したことにより、サーボパターン領域Asからサーボデータを読み出すための基準となるクロックの周波数を変化させることなく、内周側のサーボパターン領域Asおよび外周側のサーボパターン領域Asからサーボデータを確実に読み出す(検出する)ことができる。したがって、極く一般的な既存の記録再生装置におけるサーボ信号処理回路と同様の処理回路でサーボ制御することができるため、ハードディスクドライブ1の製造コストの高騰を確実に回避することができる。
この場合、この磁気ディスク10およびハードディスクドライブ1によれば、例えば単位凹部長を内周側から外周側までの全域に亘って等しい長さに規定して単位凸部長を変化させることで単位凹部長に対する単位凸部長の比を内周側から外周側に向かうほど小さくする構成とは異なり、外周側において単位凸部長が過度に短くなる事態を回避することができる。したがって、外周側の凸部からの磁気的信号の読み出しエラーの発生を確実に回避することができる。
次いで、磁気ディスク10の他の製造方法について、図面を参照して説明する。なお、前述した製造方法と同様の工程については、重複する詳細な説明を省略する。
前述した磁気ディスク10の製造方法では、中間体30における樹脂層19に対して電子線描画装置を用いて露光パターンを描画した後に現像処理することで、エッチング処理用のマスクとして使用する凹凸パターン41(レジストパターン)を形成したが、本発明に係る情報記録媒体の製造方法はこれに限定されない。例えば、本発明に係るスタンパーの一例であるスタンパー35(図14参照)を用いたインプリント法によって中間体30の樹脂層19に凹凸パターン41を形成することもできる。この場合、図14に示すように、スタンパー35は、磁気ディスク10における凹凸パターン20(凹凸パターン20t,20s)とは凹凸位置関係が反転している凹凸パターン39が形成されている。なお、スタンパー35の凹凸パターン39は、凸部39a,39a・・が磁気ディスク10の凹凸パターン20における凹部22,22・・に対応し、凹部39b,39b・・が凹凸パターン20における凸部21,21・・に対応して形成されている。したがって、このスタンパー35では、凸部39aの回転方向に沿った長さが凹凸パターン20における凹部22の回転方向に沿った長さとほぼ等しく、かつ凹部39bの回転方向に沿った長さが凹凸パターン20における凸部21の回転方向に沿った長さとほぼ等しくなっている。なお、スタンパー35の製造方法については、特に限定されず、公知の各種製造方法によって製造することができる。
このスタンパー35を用いた磁気ディスク10の製造に際しては、図14に示すように、まず、中間体30の樹脂層19にスタンパー35の凹凸パターン39をインプリント法によって転写する。具体的には、スタンパー35における凹凸パターン39の形成面を中間体30の樹脂層19に押し付けることにより、凹凸パターン39の凸部39a,39a・・を中間体30の樹脂層19に押し込む。次いで、中間体30からスタンパー35を剥離し、さらに、底面に残存する樹脂(残渣:図示せず)を酸素プラズマ処理によって除去する。これにより、図10に示すように、中間体30におけるSiマスク層18の上に凹凸パターン41が形成される。続いて、凹凸パターン41をマスクとして用いてSiマスク層18をエッチングすることによってCマスク層17の上に凹凸パターン42を形成し、凹凸パターン42をマスクとして用いてCマスク層17をエッチングすることによって磁性層14の上に凹凸パターン43を形成する。次いで、凹凸パターン43をマスクとして用いて磁性層14をエッチングすることによって中間層13の上に凹凸パターン20を形成する。続いて、前述した製造方法と同様にして非磁性材料15をスパッタリングした後に、非磁性材料15の層に対するイオンビームエッチング処理を実行して平坦化する。この後、CVD法によってダイヤモンドライクカーボン(DLC)の薄膜を成膜することで保護層16を形成すると共に、保護層16の表面にフッ素系の潤滑剤を塗布する。これにより、図2に示すように、磁気ディスク10が完成する。
このように、磁気ディスク10を製造するためのスタンパー35によれば、磁気ディスク10における凹凸パターン20(凹凸パターン20t,20s)の凹部22,22・・に対応して形成された凸部39a,39a・・と、磁気ディスク10における凹凸パターン20の凸部21,21・・に対応して形成された凹部39b,39b・・とを有する凹凸パターン39を形成したことにより、例えば、電子線描画装置を用いて中間体30の樹脂層19に凹凸パターン20s,20tと平面形状が同じ露光パターンを描画して現像処理することで凹凸パターン41を形成する製造方法とは異なり、樹脂層19にスタンパー35の凹凸パターン39を押し付けるだけで凹凸パターン41を短時間で容易に形成することができる。また、1枚のスタンパー35によって多数の中間体30に凹凸パターン41を形成することができる。したがって、磁気ディスク10の製造コストを十分に低減することができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、その内周側から外周側までの全域において回転方向に沿った各凸部21s,21s・・の長さ(長さL1i,L1o)が等しくなるように凹凸パターン20sを形成する例について上記したが、各凸部21s,21s・・の長さが内周側から外周側までの各部において僅かに異なるように凹凸パターン20sを形成することもできる。具体的には、内周側の凸部21siよりも外周側の凸部21soの方が回転方向に沿った長さが僅かに長くなるように形成することができる。このように各凸部21s,21s・・の長さを異ならしめる構成であったとしても、外周側の凸部21soの長さを、従来の磁気ディスク10xにおける凸部21sxoの長さL1xoよりも短くして単位凸部長を規定して凹凸パターン20sを形成することで、外周側の凸部21so上の残渣を十分に薄く形成することができるため、磁気ディスクの外周側において良好な平坦性を維持することができる。
また、本発明におけるサーボパターンは上記の例に限定されず、磁気ディスク10のサーボパターン領域Asにおける凹凸パターン20sの凹凸形状を反転させると共に本発明における各種条件を満たすように単位凸部長および単位凹部長を規定してサーボパターンを形成することもできる。また、上記の磁気ディスク10では、凹凸パターン20における各凸部21,21・・の基端部から突端部までが磁性材料で形成されているが、本発明はこれに限定されず、図15に示す磁気ディスク10aのように、基材11aに形成した凹凸パターンを覆うようにして磁性層14aを形成することにより、その表面が磁性層14aで形成された凸部21a,21a・・と底面が磁性層14aで形成された凹部22a,22a・・とによって凹凸パターン20aを構成することもできる。この場合、基材11aの凹凸パターンについては、前述した磁気ディスク10における凹凸パターン20の形成方法と同様にして、例えば磁性層14のエッチングに際してマスクとして使用した凹凸パターン43を用いて基材11aをエッチングすることで形成することができる。また、例えばスタンパー35を用いたプレス成形や射出成形によって基材11aに凹凸パターンを形成することもできる。さらに、図16に示す磁気ディスク10bのように、各凸部21b,21b・・を構成する磁性層14bと各凸部21b,21b・・間の凹部22b,22b・・の底面を構成する磁性層14bを連続させて凹凸パターン20bを構成することもできる。
ハードディスクドライブ1の構成を示すブロック図である。 磁気ディスク10の層構造を示す断面図である。 磁気ディスク10の平面図である。 磁気ディスク10における内周側領域Aiの平面図である。 内周側領域Aiにおける内周側サーボパターン領域Asiの断面図である。 磁気ディスク10における外周側領域Aoの平面図である。 外周側領域Aoにおける外周側サーボパターン領域Asoの断面図である。 磁気ディスク10を製造するための中間体30の断面図である。 電子ビームEBを照射して樹脂層19に露光パターンを描画した状態の中間体30の断面図である。 図9に示す状態の樹脂層19を現像処理した中間体30、およびスタンパー35の凹凸パターン39を樹脂層19に転写した状態の中間体30の断面図である。 凹凸パターン41をマスクとしてSiマスク層18をエッチング処理してCマスク層17の上に凹凸パターン42(Siマスク)を形成した状態の中間体30の断面図である。 凹凸パターン42をマスクとしてCマスク層17をエッチング処理して磁性層14の上に凹凸パターン43(Cマスク)を形成した状態の中間体30の断面図である。 凹凸パターン43をマスクとして磁性層14をエッチング処理して中間層13の上に凹凸パターン20を形成した状態の中間体30の断面図である。 樹脂層19にスタンパー35の凹凸パターン39を押し付けた(樹脂層19に凸部39a,39a・・を押し込んだ)状態の中間体30およびスタンパー35の断面図である。 磁気ディスク10aの層構造を示す断面図である。 磁気ディスク10bの層構造を示す断面図である。 従来の磁気ディスク10xの平面図である。 磁気ディスク10xにおける内周側領域Axiの平面図である。 内周側領域Axiにおける内周側サーボパターン領域Asxiの断面図である。 磁気ディスク10xにおける外周側領域Axoの平面図である。 外周側領域Axoにおける外周側サーボパターン領域Asxoの断面図である。
1 ハードディスクドライブ
5 検出用クロック出力部
6 サーボデータ検出部
7 ドライバ
10,10a,10b 磁気ディスク
11 ガラス基材
11a 基材
14,14a,14b 磁性層
15 非磁性材料
19 樹脂層
20,20a,20b,20s,20t,39 凹凸パターン
21,21a,21b,21s,21si,21so,21t,39a 凸部
22,22a,22b,22s,22si,22so,22t,39b 凹部
30 中間体
35 スタンパー
Ai 内周側領域
Ao 外周側領域
As サーボパターン領域
Asi 内周側サーボパターン領域
Aso 外周側サーボパターン領域
At トラックパターン領域
Ati 内周側トラックパターン領域
Ato 外周側トラックパターン領域
Ds サーボデータ
Hi,Ho 高低差
L1i,L1o,L2i,L2o,L3i,L3o 長さ
O 中心
R 矢印

Claims (5)

  1. 複数の凸部を有する凹凸パターンによってデータトラックパターンおよびサーボパターンが基材の少なくとも一面側に形成されると共に当該凹凸パターンの各凹部に非磁性材料が埋め込まれ、
    前記サーボパターンを構成する凹凸パターンは、前記基材の回転方向に沿った単位凹部長に対する当該回転方向に沿った単位凸部長の比が内周側から外周側に向かうほど小さくなり、かつ、当該単位凸部長が当該内周側から当該外周側までの全域において等しい長さ、または、ほぼ等しい長さとなるように当該単位凸部長および当該単位凹部長が規定されている情報記録媒体。
  2. 複数の凸部を有する凹凸パターンによってデータトラックパターンおよびサーボパターンが基材の少なくとも一面側に形成されると共に当該凹凸パターンの各凹部に非磁性材料が埋め込まれ、
    前記データトラックパターンを構成する凹凸パターンは、前記各凸部が同心円状または螺旋状となるように形成され、
    前記サーボパターンを構成する凹凸パターンは、前記基材の回転方向に沿った単位凹部長に対する当該回転方向に沿った単位凸部長の比が内周側から外周側に向かうほど小さくなり、かつ、当該単位凸部長および当該単位凹部長の合計長が前記データトラックパターンの中心からの距離に比例して当該内周側から当該外周側に向かうほど長くなるように当該単位凸部長および当該単位凹部長が規定されている情報記録媒体。
  3. 複数の凸部を有する凹凸パターンによってデータトラックパターンおよびサーボパターンが基材の少なくとも一面側に形成されると共に当該凹凸パターンの各凹部に非磁性材料が埋め込まれ、
    前記データトラックパターンを構成する凹凸パターンは、前記各凸部が同心円状または螺旋状となるように形成され、
    前記サーボパターンを構成する凹凸パターンは、前記基材の回転方向に沿った単位凹部長に対する当該回転方向に沿った単位凸部長の比が内周側から外周側に向かうほど小さくなり、かつ、当該単位凸部長が当該内周側から当該外周側までの全域において等しい長さ、または、ほぼ等しい長さとなると共に、当該単位凸部長および当該単位凹部長の合計長が前記データトラックパターンの中心からの距離に比例して当該内周側から当該外周側に向かうほど長くなるように当該単位凸部長および当該単位凹部長が規定されている情報記録媒体。
  4. 請求項1からのいずれかに記載の情報記録媒体と、前記サーボパターンに対応付けられているサーボデータに基づいてサーボ制御を実行する制御部とを備えている記録再生装置。
  5. 請求項1からのいずれかに記載の情報記録媒体における前記凹凸パターンの凹部に対応して形成された凸部と、前記情報記録媒体における前記凹凸パターンの凸部に対応して形成された凹部とを有する凹凸パターンが形成された情報記録媒体製造用のスタンパー。
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