JP4381750B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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  • Dram (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
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Description

本発明は、BIST(ビルト・イン・セルフ・テスト)技術に関し、例えばメモリをテストするテスト回路をオンチップさせた半導体集積回路に適用して有効な技術に関する。
BIST回路を有するメモリとして特許文献1には、コマンドシーケンサ及び内部クロック生成回路により時短が可能なBIST回路を有する半導体集積回路について記載される。また、特許文献2には、テストクロック発生器、アドレスカウンタ及びシーケンサで構成されるBIST回路を内蔵する半導体記憶装置について記載が有る。
特開平11−329000号公報
特開平10−162600号公報
特許文献1はシーケンサ方式によるBIST技術を開示するが、テストシーケンスが基本シーケンス限定され、多様なテストシーケンスには対応していない。また特許文献2ではテストクロック発生器にPLL回路を採用しているため回路規模が大きくなる。PLL回路では電圧制御電流源等を要する電圧制御発振器やD/Aコンバータなどを必要とするからである。
本発明者は、DRAM等の半導体記憶装置におけるデータリテンションテストに要する時間が長いから、これに高速テスタを用いると、データリテンションテストにおける待ち時間が無駄になってテストコストを上昇させることになる、ということを見出した。そこで本発明者は、低速テスタを用い、機能的に足りない点をオンチップのBIST回路で補うことについて検討した。
本発明の目的は、BIST回路のようなセルフテスト部を採用することによるテスト機能の充実とセルフテスト部追加することによる回路規模若の増大を軽減することの双方を実現した半導体集積回路を提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
《アドレシングモードの多様化》本発明に係る半導体集積回路は、複数のメモリバンクを有し、バンクアドレス、Xアドレス及びYアドレスを指定してアクセスされるメモリ部(5)と、コマンドによる指示に応答して前記メモリ部をテストするセルフテスト部(3)を有する。前記セルフテスト部は、前記メモリ部をテストするときのアクセスアドレスを生成する態様を複数有し、前記複数のアクセスアドレス生成態様は、Xアドレス、Yアドレス及びバンクアドレスを更新する態様が相互に異なる。表現を変えれば、前記セルフテスト部は、Xアドレス、Yアドレス及びバンクアドレスの更新の仕方の異なる複数のアドレシングに対応したアドレスカウンタ(35)を有する。上記より、テストのためのアドレシングモードの多様化によりBISTによるテストの高機能に資する。前記メモリバンクは例えばマトリクス配置された複数のダイナミック型メモリセルを有し、半導体集積回路は例えばシンクロナスDRAMとして構成される。
前記アクセスアドレス生成態様は、例えば、Xアドレスを一巡するのを待ってバンクアドレスを更新するシングルバンクXスキャン、Yアドレスを一巡するのを待ってバンクアドレスを更新するシングルバンクYスキャン、バンクアドレスを一巡するのを待ってXアドレスを更新するマルチバンクXスキャンの中から選ばれた複数態様である。
《タイミング発生用シーケンサ》前記セルフテスト部は、複数のテストモードに対応する複数のテストシーケンサ(31)を有する。前記複数のテストシーケンサは前記コマンドのデコード結果に従って選択される。各テストタイミングに対応するシーケンサを複数備えることにより、プログラム格納用のメモリを必要とするプログラム方式による汎用シーケンサよりも小面積化を実現することが容易である。要するに、テストタイミングの必要性に応じて個別のシーケンサの追加・削減が容易であり、半導体集積回路の製品、品種毎にカスタマイズが可能となり、エリアオーバーヘッドを低減することができる。
《ライトデータ生成回路》帰還路を持つシフトレジスタを用いて複数態様でテスト用ライトデータを生成するライトデータ生成回路(36)を有する。前記ライトデータ生成回路は、例えば複数ビットのシフトレジスタ(QW0〜QW3)と、前記シフトレジスタの出力側先頭記憶段(QW0)の出力を出力側後尾記憶段(QW3)の入力に帰還する第1帰還路(61)と、前記シフトレジスタの出力側先頭記憶段の出力を当該意先頭記憶段の入力に選択的に帰還させる第1セレクタ(62)と、前記シフトレジスタの出力側先頭記憶段の出力と入力とを選択する第2セレクタ(64)とを有する。ライトデータ生成回路は帰還路を持つシフトレジスタを用いるから、ALPG(アルゴリズミックパターンジェネレータ)に代表されるようにROMに格納された制御データのロードを受けて任意のパターンを選択的に生成するように構成された汎用性に優れたパターン生成回路に比べて比較的小さな論理規模で多様なパターンのライトデータを容易に発生させることができる。
《クロック生成回路》メモリ部に供給するテスト用クロック信号(CKIN)を発生するクロック生成回路(32)を採用する。前記クロック生成回路は、発振ループのゲート段数可変のリングオシレータ(70)、リングオシレータの出力を分周する可変分周器(71〜73)、及び可変分周器の所定出力と外部クロック信号の比較結果に基づいて前記発振ループのゲート段数を調整する発振周波数制御回路から成る。外部クロック信号(CKEX)は低速テスタがサポートする動作周波数に応ずるような比較的周波数の低いクロック信号であってよい。比較器に入力される分周比に比べてテストクロック信号として用いるクロック信号の分周比が小さければ、テストクロック信号の周波数はテスタの低速クロック信号よりも高くすることができ、テストの高速化に有効となる。このとき、発振ループのゲート段数可変のリングオシレータを用いて所望の周波数を生成するからPLL回路に比べて周波数同期精度はある程度犠牲になるものの回路規模を格段に小さくすることができ、小さなチップ占有面積に資することができる。
具体的な形態として、前記リングオシレータは、相互にゲート段数の異なる複数の発振ループを選択可能に有する。また、発振周波数制御回路は、可変分周器の所定出力と外部クロック信号の周波数を比較する周波数比較器(74)と、前記周波数比較器による比較結果に応じてアップカウント又はダウンカウントを行なうカウンタ(75)とを有し、前記カウンタの計数値は、可変分周器の所定出力を外部クロック信号周波数に一致させるように前記リングオシレータの発振ループを選択する。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、シンクロナスDRAM等の半導体集積回路にBIST回路のようなテスト部を採用することによるテスト機能の充実とセルフテスト部追加による回路規模の増大を軽減することの双方を実現することができる。
《BIST回路内蔵シンクロナスDRAM》
図2には本発明の一例に係るシンクロナスDRAM(SDRAM)の概略が示される。SDRAM1は単結晶シリコンのような1個の半導体基板に公知の半導体集積回路製造技術により形成される。シンクロナスDRAM1は、チップインタフェース回路2、セルフテスト部としてのBIST回路3、セレクタ4及びメモリ部としてのメモリコア5を有する。チップインタフェース回路2はアドレス信号やメモリアクセス制御信号が供給される。供給されたメモリアクセス制御信号によりテストイネーブル信号ENがイネーブルレベルになると、BIST回路3によるテスト動作が可能にされ、セレクタ4はBIST回路3で生成されるテストアドレスやテスト用制御信号を選択してメモリコア5に供給する。テストアドレスやテスト用制御信号によるメモリコア5のテスト動作の結果にエラーがあればフェイル信号FAILが立ち上がる。テストイネーブル信号ENがディスエーブルレベルのときはセレクタ4はチップインタフェース回路2に供給されるアドレス信号やメモリアクセス制御信号をメモリコア5に供給し、これによってメモリコア5は通常動作を行なう。
図3には前記メモリコア5の一例が示される。メモリコア5は例えば4個のメモリバンクBNK0〜BNK3を有する。各メモリバンクBNK0〜BNK3はマトリクス配置されたダイナミック型のメモリセルを有し、メモリセルの選択端子はワード線に、データ入出力端子はビット線に接続される。ビット線にはセンスアンプ列(SA)10とカラム選択スイッチ列(CSW)11が接続される。センスアンプ列10はビット線に読み出された記憶情報をセンスして増幅する。メモリセルの選択に用いる外部アドレス信号として、バンクを選択するバンクアドレス信号BAと、バンク内のXアドレス(ロウウアドレス)及びカラムアドレス(Yアドレス)を指定するX,Yアドレス信号Aiとが供給される。ロウアドレス信号はロウアドレスバッファ(RAB)12に供給され、前記ワード線を選択するローデコーダ(RDEC)13に供給される。カラムアドレス信号はカラムアドレスバッファ(CAB)14に供給され、カラム選択スイッチ列11の選択動作を行なうカラムデコーダ(CDEC)15に供給される。カラムデコーダ15で選択されたビット線はデータ制御回路(DCNT)17を介してラッチ回路(DLAT))18に導通される。メモリバンクからリードされてラッチ回路18にラッチされたデータはデータ入出力バッファ(DIO)19からDQとして出力さ、データ入出力バッファ19に供給された書き込みデータDIはラッチ回路18にラッチされてメモリバンクに供給される。
メモリコア5の動作を制御するためにコマンドデコーダ(CDEC)20、コマンドロジック(CLOG)21、及びモードレジスタ(MREG)22が用意されている。コマンドデコーダ20にはアクセス制御信号として、DRAMにおいて一般的な/RAS、/CAS、/WEの各信号が供給される。更にX、Yアドレス信号Aiの一部がアクセスコマンドとしてコマンドデコーダ20に供給される。コマンドデコーダ20は/RAS、/CAS、/WEの信号のレベルの組み合わせとアクセスコマンドに応じたコマンドデコード信号をコマンドロジック21に与え、コマンドロジック21はロウアドレスデコーダ及びセンスアンプ列などの内部回路に対する動作タイミングを制御する。タイミング制御に用いる内部クロック信号はクロックジェネレータ(CPG)24がクロック信号/CKINを入力して生成する。データ出力タイミングはクロック信号/CKINに同期するディレイ・ロックド・ループ回路(DLL)25に同期される。尚、リフレッシュ回路はロウアドレスバッファ12の機能ブロックに含まれる。
《BIST回路》
図1にはBIST回路3の詳細な一例が示される。図1では図2のセレクタ4の図示を省略している。前記BIST回路3は、BIST制御回路30、複数のテストシーケンサ31、クロック生成回路32、及びパターン発生回路33を有する。パターン発生回路33はアドレスカウンタ35、ライトデータ生成回路36、スクランブラ37、マルチプレクサ(MUX)38及びコマンドエンコーダ39を有する。
前記チップインタフェース回路2は、/CS、/RAS、/CAS、/WEの各制御信号、バンクアドレス信号BA、X,Yアドレス信号Ai、クロックイネーブル信号/CKE、外部クロック信号CKEXを入力する。外部クロック信号CKEXはクロックサイクルが600ナノ秒(ns)のような低速とされる。/CSはSDRAM1の動作を選択するチップセレクト信号、/RASがロウアドレスストローブ信号、/CASはカラムアドレスストローブ信号、/WEはライトイネーブル信号である。チップインタフェース回路2はクロックイネーブル信号/CKEがイネーブルにされているとき外部クロック信号CKEXを有効とし、外部クロック信号CKEXに同期して、その他の信号/CS、/RAS、/CAS、/WEとアドレス信号BA、Aiを取り込む。取り込んだ信号/CS、/RAS、/CAS、/WEが規定のレベルの組合わせのとき、チップインタフェース回路2はイネーブル信号ENをイネーブルレベルとして、BIST回路3にBISTモードを指示する。
前記BIST制御回路30は信号ENがイネーブルレベルのとき、チップインタフェース回路2から出力される/RAS、/CAS、/WEの各制御信号、バンクアドレス信号BA、X,Yアドレス信号Ai、外部クロック信号CKEXを取り込む。前記BIST制御回路30は、信号ENによってBISTモードを認識すると、アドレス信号Aiの入力経路から順次、テストのスタートアドレス、ライトデータの初期値、シーケンスコマンド及びその他の制御情報を取り込む。前記BIST制御回路30は、クロック生成回路32にクロック生成のための制御情報を与えてテスト用のクロック信号CKIN、/CKINの周波数を決定し、テストシーケンサ31にシーケンスコマンドを与え、パターン発生回路33に制御情報を与える。
テストシーケンサ31は複数のテストモードに対応して複数設けられ、与えられたシーケンスコマンドに応ずる一つのテストシーケンサ31がそのテスト動作手順にしたがってテスト制御コードACT、WRIT、READ、PRE、REFを生成してコマンドエンコーダ39に与える。コマンドエンコーダ39はテスト制御コードに応じて/RAS、/CAS、/WEの各制御信号を生成してメモリコア5に与える。これに並行してテストシーケンサ31はアドレスカウンタ35に対してシーケンスコマンドに応ずるアドレスパターンの発生を制御し、Xアドレス信号PX、Yアドレス信号PY及びバンクアドレス信号BAを生成する。Xアドレス信号PX及びYアドレス信号PYはスクランブラ37でスクランブルされ、マルチプレクサ38によりアドレスマルチプレクス方式でメモリコア5に与えられ、バンクアドレス信号BAがメモリコア5に与えられる。テスト動作に必要なライトデータの初期値はBIST制御回路30からライトデータ生成回路36にロードされ、テストシーケンサ31によるテスト手順に従ってライトデータ生成回路36で生成されるライトデータがスクランブラ37を介して書き込みデータDIとしてメモリコア5に供給される。尚、前記テスト制御コードACTはワード線選択動作、WRITはデータ書き込み動作、READはデータリード動作、PREはプリチャージ動作、REFはリフレッシュ動作を意味する。
メモリコア5はBIST回路3の制御にしたがってメモリテスト動作を行ない、例えば書き込みデータと読み出しデータの不一致を内部で検出し、検出結果をパラレルテスト結果PTEとして出力する。この例に従えば、パラレルテスト結果PTEは不一致検出でハイレベル(論理値“1”)にされる。パラレルテスト結果PTEによる不一致検出又はBIST回路3の状態異常検出結果ERRによる異常検出が行なわれると、その結果はラッチ40に保持され、フェイル信号FAILとして外部に出力される。ここでは、そのフェイル信号FAILがBIST回路3によるテスト結果とされる。
《アドレシングモードの多様化》
図4にはアドレスカウンタ35の一例が示される。アドレスカウンタ35は、XアドレスPX用のカウンタ(XCUNT)40、バンクアドレスBA用のカウンタ(BCUNT)41、Yアドレス用のカウンタ(YCUNT)42、及び前記カウンタ40〜42のキャリー出力COとキャリー入力CIを選択的に接続分離する選択ゲート(SGT)43〜45を有する。SGT43は高出力インピーダンスを選択可能にされ、SGT44,45は2入力の一方に対する出力選択又は高出力インピーダンスを選択可能にされる。SGT43〜45によりカウンタ40〜42間でのキャリーの伝達パスを切り換えることによって、多様なアドレシングモードを実現するようになっている。スタートアドレスはBIST制御回路30からカウンタ40〜42にプリセットされる。カウンタ40〜42はクロック信号CKINに同期してカウント動作を行なう。カウンタ40〜42と選択ゲート43〜45の動作はテストシーケンサ31の出力によって制御される。
図5には前記アドレスカウンタ35によるアドレシングモードが例示される。同図には、Xアドレスを一巡するのを待ってバンクアドレスを更新するシングルバンクXスキャン(SB−XSCAN)、Yアドレスを一巡するのを待ってバンクアドレスを更新するシングルバンクYスキャン(SB−YSCAN)、バンクアドレスを一巡するのを待ってXアドレスを更新するマルチバンクXスキャン(MB−XSCAN)が例示される。各アドレシングモードにおけるアドレシングの形態とキャリー伝達パスの接続状態は同図に示される通りである。
図6にはSB−XSCANにおけるアドレスカウンタ35の動作タイミング、SB−YSCANの動作タイミング、及びMB−XSCANの動作タイミングが例示される。CO(PX)はXCUNT40のキャリー出力、CO(BA)はBCUNT41のキャリー出力、CO(PY)はYCUNT42のキャリー出力である。MB−SCAN(最終タイミング)の欄にはワード線選択動作(ACT)に対しデータ書き込み動作(WRIT)用のバンクアドレスBA(WRIT)とYアドレスPY(WRIT)の位相をずらして出力する様子が示される。逐次バンクアドレスを更新することによるアクセスの不都合が生じないようにするためである。
上記アドレスカウンタ35によれば、SB−XSCAN、SB−YSCAN、MB−XSCANのアドレシングモードをカバーし、バンクアドレス、Xアドレス、Yアドレスの各カウンタ40〜42の間でキャリーのパスを切り換えて、各アドレシングモードに対応することができる。MB−XSCANモードに対応するから、大容量メモリが採用するマルチバンクメモリにも適用可能である。メモリテスト用に多様なアドレシングモードをカバーするので、BIST回路3はバーンイン、プローブ検査だけでなく、選別にも利用することが可能である。
《タイミング発生用シーケンサ》
図7にはテストシーケンサ31の構成が例示される。テストタイミング発生用のテストシーケンサ31はスタータシーケンサ50−i(i=0〜n)と子シーケンサ51−iの1セットで単一の制御論理を構成し、BIST回路3には複数セット設けられている。
スタータシーケンサ50−iはBIST制御回路30から出力される選択信号SENiをトリガとして動作を開始する。シーケンスイネーブル信号SENiはBIST制御回路30から与えられるシーケンスコマンドに対応する信号と見なすことができる。スタータシーケンサ50−iは状態遷移制御を行なうステートマシンとされ、その状態を遷移させる信号は前記信号SENiと対応する子シーケンサ51−iからの信号IDLEiとされる。スタータシーケンサ50−iはその状態に応じて信号SRUNi、SIDLEi、SENDiを出力する。子シーケンサ51−iも状態遷移制御を行なうステートマシンとされ、その状態を遷移させる信号は前記SRUNi、SIDLEiとされ、その状態に応じて16ビットの制御信号を出力する。16ビットの制御信号はトライステートバッファ52−iを介して16ビットバス53から後段に供給される。トライステートバッファ52−iは信号SENDiがハイレベルにされることによって高出力インピーダンス状態にされる。信号SENDiはスタータシーケンサ50−iのアイドル状態又は待ち状態、即ちパターン発生回路33に対する制御の実質的な停止状態でハイレベルにされる。従って、動作が選択されたテストシーケンサ31の出力だけがバス53に供給される。テストシーケンサ31毎に制御配線を引き回すことを要しない。全てテストシーケンサ31の動作停止状態においてバス53のフローティング状態を抑止するために、全ての信号SEND0〜SENDnの論理積信号ANDSENDによってバス53をローレベルに強制するトライステートバッファ54が採用されている。
図8にはスタータシーケンサ50−iの状態とトライステートバッファ52−iの状態が例示される。トライステートバッファ52−iはスタータシーケンサ50−iのアイドル状態又は待ち状態、即ちパターン発生回路33に対する制御の実質的な停止状態で高出力インピーダンス状態にされる。
図9にはスタータシーケンサ50−iの状態遷移図が例示される。状態はIDLE、SRUN、SBUSY、SWAITとされる。状態遷移のトリガ信号としてSEN(/SEN)、IDLEが図示されている。図9ではサフィックスiを省略している。
図10にはスタータシーケンサ50−iのステートマシン部55の論理構成が例示される。これはQS0,QS1の2ビットのジョンソンカウンタによって構成される。
図11にはステートマシン部55の2ビットQS0,QS1に対するデコード部56が例示される。デコード部56の出力は前記信号SIDLE、SRUN、SENDとされる。図9の各状態中に示される2ビットの値(00,10,11,01)はその状態におけるQS0,QS1(QS<0:1>)の値を意味する。
前記スタータシーケンサ50−iの論理構成はどれも同じである。子シーケンサ51−iの論理構成はテスト動作の態様によって個別化される。ここでは子シーケンサ51−iの論理構成の一つとして、シングルバンク−リード/ライト(SB−Write/Read)について詳細に説明する。
図12にはSB−Write/Readのタイミングシーケンスが例示される。書き込み動作では、ACT、WRIT、NOP、NOP、NOP、PREとされる。読み出し動作では、ACT、READ、NOP、NOP、NOP、PREとされる。前記PREではXアドレスカウンタのインクリメントが強制される。次のアドレスに対してライト又はリードを行なうためである。
図13にはSB−Write/Readに対応される子シーケンサの主たる状態遷移図(タイミング用状態遷移図)が示される。図12のタイミングシーケンスを実現する。W/RはWRIT又はREADを意味する。CO(Y)はYカウンタYCUNT42のキャリー出力を意味する。このキャリー出力によってプリチャージ(PRE)からアイドル状態(IDLE)にされるのは、シングルバンク動作ではXアドレスが一巡してバンクアドレスが更新され、バンクアドレスが一巡してYアドレスが更新され、Yアドレスが一巡してテストが終了するためである。
図14には子シーケンサが持つ汎用タイマの状態遷移図が示される。NOPの連続数の大小に拘わらずにシーケンサの論理規模が大きくならないようにするために汎用タイマを採用している。汎用タイマの状態はタイマ呼び出し信号TIMERにより最大で状態をC0からC7まで遷移させることが可能にされる。各C1〜C7の各状態は夫々NOPの1回に相当する。
図15には汎用タイマ57の論理構成が例示される。汎用タイマ57は3ビットのバイナリカウンタで構成される。バイナリカウンタの3ビットQT0〜QT2はデコードされて8ビットの信号C<7:0>とされる。タイマ呼び出し信号TIMERがローレベルにされることによってカウント動作が停止され、ハイレベルにされることによってカウント動作が開始される。
図16には子シーケンサのステートマシン部58の論理構成が例示される。これはQC0,QC1、QC2の3ビットのジョンソンカウンタによって構成される。
図17にはステートマシン部58の3ビットQC0,QC1,QC2に対するデコード部59が例示される。デコード部59の出力は前記信号IDLE、ACT、WRIT、READ、TIMER、PREとされる。IDLE、ACT、WRIT、READ、PREはコマンドエンコーダ39に供給される。TIMERは汎用タイマ57に供給される。MWRTはBIST制御回路30がテストコマンドを解読して与えられるライトモード信号である。図13の各状態中に示される3ビットの値(000,100,110,111,011,001)はその状態におけるQC0,QC1,QC2(QC<0:2>)の値を意味する。
図18にはその他複数のテストシーケンサ31が実現するタイミングシーケンスが例示される。MB(Multi Bank)−Write/Readシーケンスが示される。このシーケンスではライト又はリードを複数回繰り返す。サフィックス0〜3はメモリバンク名を意味する。WRIT3,WRIT0,WRIT1,WRIT2,READ3,READ0,READ1,READ2ではバンクアドレスカウンタ41のインクリメントが強制される。交互にメモリバンクを切り換えるためである。
SB(Single Bank)−R/Wシーケンスが示される。このシーケンスではリードとライトが行なわれる。PREではXアドレスカウンタ40のインクリメントが強制される。これはXアドレスを順次切り換えて処理を行なうためである。
PR(Pseudo Random)−MB(Multi Bank)シーケンスが示される。サフィックスa,b,c,dはそれぞれ0〜3の任意のメモリバンク名を意味する。
SB−ROR(RAS Only Refresh)シーケンスが示される。NOPではバンクアドレスカウンタ41のインクリメントが強制される。メモリバンクを切り換えてRASオンリリフレッシュを行なうためである。図22にはMB−ROR(RAS Only Refresh)2シーケンスが示される。サフィックス0〜3はメモリバンク名を意味する。
REF2シーケンスが示される。NOPが15回繰返される。繰返し回数は前述のように汎用タイマ57を用いて管理される。
PAGE−Wrie/Readシーケンスが示される。これはWRITの繰返しによるワード線単位のページ書き込み、又はREADの繰返しによるワード線単位のページ読み出しを行なうシーケンスである。それ故にWRIT、READではYアドレスカウンタ42のインクリメントが強制される。NOPではXアドレスカウンタ40がインクリメントされる。次のページに処理を進めるためである。
図19にはテストシーケンサ31によるタイミング生成動作が例示される。ここでは子シーケンサ51iとして図12のSB−Write/Readのタイミングシーケンスを行なうものを一例とする。
以上のようにBIST回路3は複数のテストシーケンサ31を採用してテストタイミングを発生する。夫々異なるテストシーケンサ31を複数設けることにより、多様なテストタイミングに対応することができる。このとき、プログラム格納用のメモリを必要とするALPGよりも論理規模が小さくなり、チップ占有面積を小さくすることが可能になる。個別のテストシーケンサ31を搭載するから、搭載すべきテストシーケンサを製品や品種毎にカスタマイズすることが容易になり、エリアオーバーヘッドをさらに低減することが可能になる。各テストシーケンサ31のタイミング出力、即ち子シーケンサ51iの出力はトライステートバッファ52iで選択してバス53に供給するから、シーケンサ出力の配線数をAND−ORマルチプレクサ方式よりも大幅に低減することができる。
《ライトデータ生成回路》
図20には前記ライトデータ生成回路36の一例が示される。ライトデータ生成回路36はテストパターンデータの周期性に着目し、帰還路を持つシフトレジスタを用いて複数態様でテスト用ライトデータPDを発生するように構成される。シフトレジスタは複数ビットの記憶段として直列4段(4ビット)のラッチQSW3〜QW0から成る。出力側先頭のラッチQW0の出力を出力側後尾のラッチQW3の入力に帰還する第1帰還路61が設けられ、ラッチQW1とQW0の間にはラッチQW1の出力とラッチQW0の出力を選択するセレクタ(第1セレクタ)62が設けられ、ラッチQW3のとQW2の間にはラッチQW3の出力とラッチQW0の出力を選択するセレクタ63が設けられ、更に、ラッチQW0の出力と入力を選択するセレクタ(第2セレクタ)64が設けられる。SD、TRC、PCBはセレクタ62、63、64の選択信号であり、BIST制御回路30から出力される。ここでは選択信号の論理値によって選択される入力は図に記載される通りであり、例えばSD=1のときはQW0の出力を選択し、SD=0のときはQW1の出力を選択する。前記ラッチQSW3〜QW0のクロック端子にはXアドレスの変化に同期するXアドレス遷移クロックTX又はYアドレスの変化に同期するYアドレス遷移クロックTY信号が供給される。どちらの遷移クロック信号TX,TYを用いるかはアドレシングモードにしたがってテストシーケンサ31で動的に制御される。
図21にはライトデータ生成回路36の動作態様が等価回路によって例示される。全ビット0又は1のテスト用ライトデータPDを発生させる場合には(a)のように、ラッチQW0の出力を入力に帰還させればよい。これは1周1サイクルのシフトレジスタ動作となる。4ビット周期でテスト用ライトデータPDを発生させる場合には(b)のように、ラッチQW0の出力をラッチQW3の入力に帰還させればよい。これは1周4サイクルのシフトレジスタ動作となる。3ビット周期でテスト用ライトデータPDを発生させる場合には(c)のように、ラッチQW0の出力をラッチQW2の入力に帰還させればよい。これは1周3サイクルのシフトレジスタ動作となる。所謂チェッカーボードでテスト用ライトデータPDを発生させる場合には(d)のように、ラッチQW0の出力をラッチQW3の入力に帰還させ、ラッチQW0の出力を偶数Yアドレスにおけるデータ、ラッチQW1の出力を奇数Yアドレスにおけるデータとすればよい。
図22にはライトデータ生成回路36によるライトデータを生成する具体的な幾つかの動作例が示される。図において記号*は不定であることを意味する。(a)にはライトデータ生成回路36による全ビット1又は0のライトデータを生成する動作例が示される。メモリセルアレイに書き込まれた状態は0データの書き込み状態を示している。
図22の(b)にはライトデータ生成回路36によるシングル・ロウ/カラム・ストライプのライトデータを生成する動作例が示される。生成動作は4ビット周期の動作とされる。メモリセルアレイに書き込まれた状態はQW<3:0>=1010のデータをシングル・ロウ・ストライプので書き込んだ状態を示している。遷移クロックにはTXを用いる。シングル・カラム・ストライプで書き込みを行なう場合には遷移クロックTYを用いる。
図22の(c)にはライトデータ生成回路36によるダブル・ロウ/カラム・ストライプのライトデータを生成する動作例が示される。生成動作は4ビット周期の動作とされる。メモリセルアレイに書き込まれた状態はQW<3:0>=1100のデータをダブル・ロウ・ストライプので書き込んだ状態を示している。遷移クロックにはTXを用いる。ダブル・カラム・ストライプで書き込みを行なう場合には遷移クロックTYを用いる。
図22の(d)にはライトデータ生成回路36によるチェッカーボードのライトデータを生成する動作例が示される。生成動作は4ビット周期の動作とされる。メモリセルアレイに書き込まれた状態はQW<3:0>=1010のチェッカーボードで書き込んだ状態を示している。遷移クロックにはTXを用いる。
図22の(e)にはライトデータ生成回路36による3ビット周期のライトデータを生成する動作例が示される。メモリセルアレイに書き込まれた状態はQW<3:0>=*010で書き込んだ状態を示している。遷移クロックにはTXを用いる。
上記シフトレジスタ構成のライトデータ生成回路36を採用することにより、ALPGに代表されるようにROMに格納された制御データのロードを受けて任意のパターンを選択的に生成するように構成された汎用性に優れたパターン生成回路に比べて比較的小さな論理規模で多様なパターンのライトデータを容易に発生させることができる。
《クロック生成回路》
図23にはクロック生成回路32の一例が示される。前記クロック生成回路32は、発振ループのゲート段数可変のリングオシレータ70、前記リングオシレータ70の出力を分周する可変分周器71〜73、可変分周器72の所定出力と外部クロック信号CKEXの周波数を比較する周波数比較器74、及び前記周波数比較器74による比較結果に応じてアップカウント又はダウンカウントを行な段数調整用カウンタ(カウンタ)75とを有する。前記カウンタ75の計数値KCNTは、可変分周器72の所定出力を外部クロック信号CKEXの周波数に一致させるように前記リングオシレータ70の発振ループを選択する。前記周波数比較器74及びカウンタ75は、前記可変分周器72の所定出力と外部クロック信号CKEXの比較結果に基づいて前記発振ループのゲート段数を調整する発振周波数制御回路を構成する。
前記分周器71はリングオシレータ70の発振出力CKROを2〜2−7の分周比で分周して8種類のクロック信号CKD<7:0>を出力する。分周器72は8種類のクロック信号CKD<7:0>の中からセレクタ76で選択された一つのクロック信号を入力し、これを5〜5−3の分周比で分周して4種類のクロック信号CKD<11:8>を出力する。4種類のクロック信号CKD<11:8>はセレクタ77で一つ選択され、クロック信号CKCとして周波数比較器74に供給される。分周器73は12種類のクロック信号CKD<12:0>の中からセレクタ78で選択された一つのクロック信号を入力し、これを3〜3−1の分周比で分周して2種類のクロック信号CKDD<1:0>を出力する。2種類のクロック信号CKDD<1:0>はセレクタ79で一方が選択されて前記内部クロック信号CKINとされる。尚、KRC<2:0>、KRC<4:3>はセレクタ76,77の選択制御信号である。KRIN<3:0>、KRIN<4>はセレクタ78,79の選択制御信号である。それら選択制御信号KRC<4:0>、KRIN<4:0はBIST制御回路30から供給される。
図24にはリングオシレータ70の一例が示される。同図に示されるリングオシレータ70は例えば発振ループのゲート段数を16段階で可変に調整する構成とされる。リングオシレータ70は16個の遅延ゲートユニット80を有する。遅延ゲートユニット80は3入力ナンドゲートNAND81と直列2段のインバータ82、83を有し、ナンドゲートNAND81にはPDU<i>、PDL<j>、インバータ83の出力が入力とされ、前段遅延ゲートユニット80のインバータ83の出力が次段遅延ゲートユニット80のインバータ82の入力に接続して、16段の遅延ゲートユニット80による発振ループを構成する。最初の4段の遅延ゲートユニット80のナンドゲートNAND81の出力は4入力ナンドゲートNAND84に入力され、次の4段の遅延ゲートユニット80のナンドゲートNAND81の出力は4入力ナンドゲートNAND85に入力され、その次の4段の遅延ゲートユニット80のナンドゲートNAND81の出力は4入力ナンドゲートNAND86に入力され、最後の4段の遅延ゲートユニット80のナンドゲートNAND81の出力は4入力ナンドゲートNAND87に入力され、各ナンドゲートNAND84〜NAND87の出力はインバータ88,89,90,91を介して4入力ナンドゲートNAND92に入力され、ナンドゲートNAND92の出力が2入力ナンドゲートNAND93を介して初段遅延ゲートユニット80に帰還される。ナンドゲートNAND92の出力がインバータ94で反転され、これがクロック信号CKROとして分周器71に供給される。
前記計数値KCNTは4ビット(KCNT<3:0>)とされ、プリデコーダ95,96でデコーダされて制御信号PDU<3:0>とPDL<3:0>が生成され、これが所定のデコード論理に従って各ナンドゲートNAND81にPDU<i>、PDL<j>として供給される。8本の制御信号PDU<3:0>とPDL<3:0>はその内の一つのPDU<i>と一つのPDL<j>がハイレベルにされる。共にハイレベルのPDU<i>とPDL<j>が供給される一つのナンドゲート81がインバータ82の出力に応じた論理出力を形成することができる。論理出力を形成することができるナンドゲート81の位置に応じて発振ループのゲート段数が相異されることになり、これによってリングオシレータ70の発振周波数が可変とされる。
図25には周波数比較器74の一例が示される。周波数比較器74は、リファレンス信号としてのクロック信号CKCの立ち上がりエッジが現われる毎に単発のパルス信号を出力するパルス発生回路100、フィードバック信号としてのクロック信号CKCの立ち上がりエッジが現われる毎に単発のパルス信号を出力するパルス発生回路101、セットリセット型のフリップフロップ102、エッジトリガ型のフリップフロップ103,104によって構成される。この回路は、リファレンス信号CKEXが立ち下がると、パルス発生回路100から単発のパルス信号が出力され、この単発のパルス信号はフリップフロップ103のクロック信号となり、この単発パルス信号発生時のフリップフロップ102の出力105を取り込むと共に、その少し後に、この単発パルス信号によりフリップフロップ102の出力105をローレベルにする。また、フィードバック信号CKCが立ち下がると、パルス発生回路101から単発のパルス信号が出力され、この単発のパルス信号はフリップフロップ104のクロック信号となり、この単発パルス信号発生時のフリップフロップ102の出力をフリップフロップ104に取り込むと共に、その少し後に、この単発パルス信号によりフリップフロップ102の出力106をローレベルにする。そして、リファレンス信号CKEXの立ち下がりとフィードバック信号CKCの立ち下がりが同時に現われない限り、105と106のいずれか一方がローレベルになると他方はハイレベルになる。また、もし仮に同時に現われたとしても、先に単発パルスが消えた側がハイレベル、他方がローレベルになる。従って、リファレンス信号CKEXとフィードバック信号CKCの位相と周波数がほぼ一致した後は、リファレンス信号CKEXの立ち下がりとフィードバック信号CKCの立ち下がりはほぼ半周期毎に必ず交互に現われるためフリップフロップ103および104には必ずハイレベルが取り込まれるが、いずれかの周波数が高い状態が続くと、位相差が1周期ずれる毎に周波数の高い側に2回連続して単発パルスが現われ、その側のフリップフロップ103または104にローレベルが取り込まれる。これが、周波数に差があることを示す信号UP、DOWNとして出力される。
図26には周波数比較器74の動作波形が例示される。動作波形の110の部分に例示されるように、ノード信号100Aと101Aの波形の一方のローレベル期間が他方のローレベル期間に包含される状態になると、当該一方に対応する出力がハイレベルになる。ノード信号100Aと101Aの波形のデューティー比が小さい方が感度が高くなるので、図25のようにパルス発生回路100、101を設けた方が望ましい。見方を変えれば、クロック信号CKEX、CKCのデューティーが小さければ、パルス発生回路100、101は必須ではなく、省略可能である。
図27にはクロック生成回路32によるクロック生成動作タイミングが全体的に示される。クロック信号CKCはCKD<2>、CKD<8>、CKD<9>を介して生成される例が示される。ここでは、時刻t1、t2、t3で順次KCNTはダウンカウントされ、CKINは徐々に周波数が高くなるように制御されている。
クロック生成回路32を採用すれば、外部クロック信号CKEXは低速テスタがサポートする動作周波数に応ずるような比較的周波数の低いクロック信号であってよい。比較器74に入力されるクロック信号CKCの分周比に比べてテストクロック信号として用いるクロック信号CKINの分周比が小さければ、テストクロック信号CKINの周波数はテスタの低速クロック信号CKEXよりも高くすることができ、テストの高速化に有効となる。例えば、 外部クロック信号CKEXの数百倍の高周波化が可能になる。このとき、発振ループのゲート段数可変のリングオシレータ70を用いて所望の周波数を生成するからPLL回路に比べて周波数同期精度はある程度犠牲になるものの回路規模を格段に小さくすることができ、小さなチップ占有面積に資することができる。
図28にはSDRAMのテストフローが例示される。ウェーハ検査、プローブ検査、パッケージング、高速テスタによる第1選別、バーンイン、低速テスタによる第2選別、第3選別を経て良品SDRAMが得られる。第2選別では低温および高温での低速ファンクションテストを行なう。第3選別では、1/3程度がデータリテンションテストとされる。従って低速テスタを用いるのがテストコスト低減に望ましい。その他のテストではBIST回路を用いるので、低速テスタを用いてもテスト時間が極端に増大することはない。また、前記高速選別1では簡易ファンクションテストおよび簡易データリテンションテストを行なうが、これを低速テスタとオンチップのBIST回路を用いて実現することも可能である。
ここで、高速テスタを用いたテストを、低速テスタとオンチップBIST回路3を用いたテストに変えたときのコスト低減効果について考察する。例えばDDR−SDRAMにBIST回路を追加することによる回路素子の増加を例えばナンドゲート(NAND)5590素子分と見積り、配線領域として20本分の増加と見積ると、1.3μm(ミクロンメータ)プロセスで、前者による面積増加が0.56mm、後者による面積増加が0.40mmで、これによる製造コストの増加を約15円と見積る。BIST回路3を内蔵したことによるテスト時間短縮は約2000秒程度と見積る。テストコストを0.05円/秒と考えると、BIST回路3をオンチップさせることにより、1チップ当り約85円のコストダウンを実現することができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、メモリバンクの数は4に限定されず適宜変更可能である。アドレシングモードは図5に限定されず、ライトデータ発生パターンは図21に限定されない。メモリはSDRAMに限定されない。SRAM、MRAM、FeRAM、フラッシュメモリ、その他のROMなどであってもよい。シングルポートメモリに限定されずマルチポートメモリであってもい。更に連想メモリにも適用可能である。また、本発明はメモリLSIだけでなく、メモリを搭載した液晶駆動回路、グラフィックコントロールデバイス、マイクロコンピュータなどの半導体集積回路にも適用することができる。
BIST回路の詳細な一例を示すブロック図である。 本発明の一例に係るシンクロナスDRAM(SDRAM)の概略を示すブロック図である。 SDRAMに含まれるメモリコアの一例を示すブロック図である。 アドレスカウンタの一例を示すブロック図である。 アドレスカウンタによるアドレシングモードを例示する説明図である。 SB−XSCANにおけるアドレスカウンタの動作タイミング、SB−YSCANの動作タイミング、及びMB−XSCANの動作タイミングを例示するタイミングチャートである。 テストシーケンサの構成を例示するブロック図である。 スタータシーケンサの状態とトライステートバッファの状態を例示するタイミングチャートである。 スタータシーケンサの状態遷移図である。 スタータシーケンサのステートマシン部の論理構成を例示する論理回路図である。 ステートマシン部の2ビットQS0,QS1に対するデコード部を例示する論理回路図である。 SB−Write/Readのタイミングシーケンスを例示する説明図である。 SB−Write/Readに対応される子シーケンサの主たる状態遷移図である。 子シーケンサが持つ汎用タイマの状態遷移図である。 汎用タイマの論理構成を例示する論理回路図である。 子シーケンサのステートマシン部の論理構成を例示する論理回路図である。 ステートマシン部の3ビットQC0,QC1,QC2に対するデコード部の説明図である。 その他複数のテストシーケンサが実現するタイミングシーケンスを例示する説明図である。 テストシーケンサによるタイミング生成動作がを例示するタイミングチャートである。 ライトデータ生成回路の一例を示す論理回路図である。 ライトデータ生成回路の動作態様を等価回路によって例示する説明図である。 ライトデータ生成回路によるライトデータを生成する具体的な幾つかの動作例を示す説明図である。 クロック生成回路の一例を示すブロック図である。 リングオシレータの一例を示す論理回路図である。 周波数比較器の一例を示す論理回路図である。 周波数比較器の動作波形を例示するタイミングチャートである。 クロック生成回路によるクロック生成動作タイミングを全体的に示すタイミングチャートである。 SDRAMのテストフローである。
符号の説明
1 SDRAM
3 BIST回路
4 セレクタ
BNK0〜BNK3 メモリバンク
5 メモリコア
30 BIST制御回路
31 テストシーケンサ
32 クロック生成回路
33 パターン発生回路
35 アドレスカウンタ
36 ライトデータ生成回路
39 コマンドエンコーダ
BA バンクアドレス信号
Ai X,Yアドレス信号
PX Xアドレス信号
PY Yアドレス信号
PD 書き込みデータ
CKEX 外部クロック信号
CKIN テスト用クロック信号
DI 入力データ
DQ 出力データ
40〜42 カウンタ
QW0〜QW3 シフトレジスタ構成用ラッチ
61 第1帰還路
62 第1セレクタ
64 第2セレクタ
70 リングオシレータ
71〜73 分周器
74 周波数比較器
75 カウンタ
80 遅延ゲートユニット

Claims (11)

  1. 複数のメモリバンクを有し、バンクアドレス、Xアドレス及びYアドレスを指定してアクセスされるメモリ部と、コマンドによる指示に応答して前記メモリ部をテストするセルフテスト部を有し、
    前記セルフテスト部は、前記メモリ部をテストするときのアクセスアドレスを生成する態様を複数有し、前記複数のアクセスアドレス生成態様は、Xアドレス、Yアドレス及びバンクアドレスを更新する態様が相互に異なり、複数のテストモードに対応する複数のテストシーケンサを有することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記アクセスアドレス生成態様は、Xアドレスを一巡するのを待ってバンクアドレスを更新するシングルバンクXスキャン、Yアドレスを一巡するのを待ってバンクアドレスを更新するシングルバンクYスキャン、バンクアドレスを一巡するのを待ってXアドレスを更新するマルチバンクXスキャンの中から選ばれた複数態様であることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 複数のメモリバンクを有し、バンクアドレス、Xアドレス及びYアドレスを指定してアクセスされるメモリ部と、コマンドによる指示に応答して前記メモリ部をテストするセルフテスト部を有し、
    前記セルフテスト部は、Xアドレス、Yアドレス及びバンクアドレスの更新の仕方の異なる複数のアドレシングに対応したアドレスカウンタを有し、複数のテストモードに対応する複数のテストシーケンサを有することを特徴とする半導体集積回路。
  4. 前記複数のアドレシングは、Xアドレスを一巡するのを待ってバンクアドレスを更新するシングルバンクXスキャン、Yアドレスを一巡するのを待ってバンクアドレスを更新するシングルバンクYスキャン、バンクアドレスを一巡するのを待ってXアドレスを更新するマルチバンクXスキャンの中から選ばれた複数態様であることを特徴とする請求項1又は3記載の半導体集積回路。
  5. 前記複数のテストシーケンサは前記コマンドのデコード結果に従って選択されることを特徴とする請求項1又は3記載の半導体集積回路。
  6. 帰還路を持つシフトレジスタを用いて複数態様でテスト用ライトデータを生成するライトデータ生成回路を有することを特徴とする請求項5項記載の半導体集積回路。
  7. 前記ライトデータ生成回路は、複数ビットのシフトレジスタと、前記シフトレジスタの出力側先頭記憶段の出力を出力側後尾記憶段の入力に帰還する第1帰還路と、前記シフトレジスタの出力側先頭記憶段の出力を当該意先頭記憶段の入力に選択的に帰還させる第1セレクタと、前記シフトレジスタの出力側先頭記憶段の出力と入力とを選択する第2セレクタとを有することを特徴とする請求項6記載の半導体集積回路。
  8. メモリ部に供給するテスト用クロック信号を発生するクロック生成回路を有し、
    前記クロック生成回路は、発振ループのゲート段数可変のリングオシレータ、リングオシレータの出力を分周する可変分周器、及び可変分周器の所定出力と外部クロック信号の比較結果に基づいて前記発振ループのゲート段数を調整する発振周波数制御回路から成ることを特徴とする請求項1又は3記載の半導体集積回路。
  9. 前記リングオシレータは、相互にゲート段数の異なる複数の発振ループを選択可能にすることを特徴とする請求項8記載の半導体集積回路。
  10. 発振周波数制御回路は、可変分周器の所定出力と外部クロック信号の周波数を比較する周波数比較器と、前記周波数比較器による比較結果に応じてアップカウント又はダウンカウントを行なうカウンタとを有し、前記カウンタの計数値は、可変分周器の所定出力を外部クロック信号周波数に一致させるように前記リングオシレータの発振ループを選択することを特徴とする請求項9記載の半導体集積回路。
  11. 前記メモリバンクはマトリクス配置された複数のダイナミック型メモリセルを有し、シンクロナスDRAMとして構成されることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項記載の半導体集積回路。
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