JP4375436B2 - バルブ装置 - Google Patents
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Description
具体的な一例を示すと、エンジンの吸気側とキャニスタとの間に接続されパージバルブとして用いられる電磁弁(バルブ装置の一例)が閉弁された際、閉弁に伴う圧力波が電磁弁で発生し、その圧力波がキャニスタに伝わって、キャニスタから電磁弁の閉弁に伴う作動音(騒音)が発生する。
チャンバを用いた脈動対策は、チャンバの容積を大きくするほど大きな脈動低減効果(騒音低減効果)が得られる。このため、脈動低減効果を大きくしようとすると、電磁弁が大型化する問題があった。
なお、上記ではバルブ装置の一例としてパージ流量制御を行う電磁弁を例に示したが、他のバルブ装置であっても脈動低減効果を高めようとした場合に、バルブ装置が大型化するという同様の問題があった。
請求項1の手段を採用するバルブ装置は、入力ポートの開口端と弁口との間の流体通路に、入力ポートから弁口に向かう流体の正流れ方向には流れ抵抗(抵抗係数=CD値)が小さく、正流れ方向とは逆の反流れ方向には流れ抵抗(CD値)が大きい脈動低減手段(具体的には、チャンバ内に突出した形状を呈する柱部材)が設けられる。
脈動低減手段は、反流れ方向に流れ抵抗が大きいため(CD値→大)、バルブ装置の閉弁時(弁体が弁口を閉じた際)に弁口から流体の上流側へ向かう圧力波が脈動低減手段に阻害されて、上流側へ向かう脈動が低減される。即ち、入力ポートの開口端から上流側へ向かう脈動を脈動低減手段によって低減することができる。
一方、脈動低減手段は、正流れ方向には流れ抵抗が小さいため(CD値→小)、バルブ装置の開弁中(弁体が弁口を開いた状態)に入力ポートから弁口へスムーズに流体が流れ、脈動低減手段を設けたことによる流体の流量低下を抑えることができる。
このように、入力ポートの開口端と弁口との間の流体通路に脈動低減手段を設けることで脈動低減効果を高めることができ、バルブ装置の大型化を招くことなく脈動低減効果を高めることができる。
また、脈動低減手段として用いられる柱部材は、入力ポートからチャンバ内に流体が流入するチャンバ入口に対向して設けられ、チャンバ入口と柱部材との距離がチャンバ入口の内径寸法より小さく設けられる。
これにより、チャンバ内から入力ポート内に向かう脈動を、脈動低減手段によって効率的に抑えることができる。
請求項2の手段を採用するバルブ装置の脈動低減手段(柱部材)は、正流れ方向に沿って断面積が増加(反流れ方向に沿って断面積が減少)する部材である。
請求項3の手段を採用するバルブ装置の脈動低減手段(柱部材)は、正流れ方向に沿って断面の外側の幅が増加(反流れ方向に沿って断面の外側の幅が減少)する部材である。
請求項4の手段を採用するバルブ装置の脈動低減手段(柱部材)は、反流れ方向に向かう凹部を備える。
これにより、反流れ方向の流れ抵抗をより大きくすることができ、脈動低減手段による脈動低減効果を高めることができる。
請求項5の手段を採用するバルブ装置の脈動低減手段(柱部材)は、流体の通過が可能な穴またはスリットを備える。
入力ポートの開口端と弁口との間の流体通路には、入力ポートから弁口に向かう流体の正流れ方向には流れ抵抗が小さく、正流れ方向とは逆の反流れ方向には流れ抵抗が大きい脈動低減手段が設けられる。この脈動低減手段は、チャンバ内に突出した形状を呈する柱部材である。
この柱部材は、入力ポートからチャンバ内に流体が流入するチャンバ入口に対向して設けられるものであり、チャンバ入口と柱部材との距離は、チャンバ入口の内径寸法より小さく設けられる。
自動車には、図10に示すように、燃料タンク1で気化した燃料を吸着して保持するキャニスタ2が設けられている。このキャニスタ2は、大気導入通路3を介して大気が導入可能に設けられている。また、キャニスタ2は、パージ通路4を介して吸気管5の負圧発生部分(スロットルバルブ6の下流)に接続されている。
そして、エンジンの運転中に、大気導入通路3に設けられた大気解放弁7を開いて、外部からキャニスタ2内に空気を導入するとともに、パージ通路4に設けられたパージバルブ8を開いて、キャニスタ2内に保持された気化燃料を吸気管5へ導くように設けられている。なお、図10中の符号9、10はフィルタである。
パージバルブ8を図1を参照して説明する。なお、以下では説明の便宜上、図1上側を上、図1下側を下として説明するが、実際の搭載方向に関わるものではない。
パージバルブ8は、パージ通路4の下流側(吸気管5側)に接続される出力ポート11が形成された出口通路キャップ12と、出力ポート11に通じる弁口13を開閉する弁体14と、パージ通路4の上流側(キャニスタ2側)に接続される入力ポート15が形成されるハウジング16に覆われて弁体14を駆動して弁口13を開閉させる電磁アクチュエータ17とからなる。
即ち、出力ポート11の下部が弁口13を成し、弁体14が弁口13に着座することでパージ通路4の連通が遮断(閉弁動作)され、弁体14が弁口13から離座することでパージ通路4が連通(開弁動作)される。
なお、チャンバ18の内部には、フィルタ9が取り付けられており、入力ポート15からチャンバ18内に流入した気体燃料は、フィルタ9を通過して弁口13へ導かれるようになっている。
ムービングコア19は、上端に弁体14が取り付けられたカップ形状を呈する可動子であり、磁性体金属(例えば、鉄などの強磁性材料)よりなる。
なお、スプリング保持部25は、弁体14のリフト量が所定量に達すると、スプリング保持部25の上端がムービングコア19内に挿入された弁体14に当接して、弁体14の最大リフト量を決定する。
コイル26は、通電されると磁力を発生して、ムービングコア19と磁気固定子(ヨーク27、ステータ28、磁性リング)を通る磁束ループを形成させるものであり、両端部にフランジが形成された筒形状を呈する樹脂製のボビン(1次成形樹脂)の周囲に、絶縁被覆が施された導線(エナメル線等)を多数巻回したものである。
ステータ28は、略円筒形状を呈した磁性体金属(例えば、鉄などの強磁性材料)であり、ステータ28の下部がヨーク27の下部と磁気的に直接結合され、ステータ28の上部が磁性リングを介してヨーク27の上部と磁気的に結合されている。ステータ28は、ムービングコア19の周囲を覆う磁気受渡部、磁気抵抗溝(磁気飽和溝)、磁気吸引部からなり、磁気吸引部とムービングコア19との軸方向間に磁気吸引ギャップが形成される。
なお、電子制御装置は、キャニスタ2内に保持された気化燃料の濃度を算出するとともに、エンジンの運転状態からパージバルブ8を開弁した際にパージ通路4を流れる流量を算出して、パージバルブ8を開弁した際に吸気管5に導かれるパージ燃料を算出するパージ燃料算出手段を備え、パージバルブ8を開弁した際に、インジェクタ(燃料噴射弁)から噴射される燃料の噴射量を補正して、空燃比をエンジンの運転状態に適した目標空燃比に保つように設けられている。
電子制御装置により、パージバルブ8(具体的には電磁アクチュエータ17のコイル26)がONされると、ムービングコア19がステータ28に磁気吸引されて、リターンスプリング21の付勢力に抗してムービングコア19が下方(開弁方向)へ移動する。その結果、ムービングコア19に取り付けられた弁体14も開弁方向へ移動し、弁体14が弁口13を開く。これによって、入力ポート15と出力ポート11が弁口13を介して連通(パージ通路4が連通)し、キャニスタ2に保持されていた気化燃料が吸気負圧により吸気管5内に吸引される。
次に、実施例1の特徴を、「実施例1の背景」と「問題点を解決する技術」に分けて説明する。
(実施例1の背景)
近年ではエンジンの吸気負圧が小さくなる傾向にあり、パージバルブ8の大流量化が進んでいる。大流量化に伴い、発生する脈動も大きくなる。
具体的なテスト例を説明する。なお、以下におけるテスト結果は、図7に示す装置に基づくものである(60℃の恒温槽T1の内部にて、パージ通路4の内径寸法11.5mm、パージ通路4の長さ1500mm、吸引負圧60kPa、キャニスタ2に取り付けたGセンサT2にて脈動測定)。
本発明を用いずに従来の脈動レベルを達成しようとした場合、脈動を低減するためにチャンバ18に大きな空間容積が必要となり、パージバルブ8が大型化してしまう。
パージバルブ8の大型化を招くことなく、従来の脈動レベルを達成するために、実施例1では下記に示す技術を採用している。なお、パージバルブ8は、上述したように、気化燃料(流体の一例)の供給を受ける入力ポート15と、気化燃料の排出を行う出力ポート11と、入力ポート15と出力ポート11を連通する弁口13の開閉を行う弁体14とを備えるものである。
(a)入力ポート15の開口端と弁口13との間において気化燃料が流れる流体通路には、入力ポート15から弁口13に向かう気化燃料の正流れ方向には流れ抵抗(以下、流れ抵抗値をCD値と称する)が小さく、正流れ方向とは逆の反流れ方向にはCD値が大きい柱部材31(脈動低減手段:図1、図2参照)が設けられている。
(c)柱部材31は、反流れ方向に向かう凹部32を備える。
(d)柱部材31は、チャンバ18内に設けられる。
(e)柱部材31は、チャンバ18内に突出した柱形状を呈する。
(f)柱部材31は、気化燃料の通過が可能な穴またはスリット33を備えるものであっても良い(図5参照)。
(g)柱部材31は、入力ポート15からチャンバ18内に気化燃料が流入するチャンバ入口34に対向して設けられ、チャンバ入口34と柱部材31との距離は、チャンバ入口34の内径寸法W5より小さく設けられる(図6参照)。
上記(a)を具体的に説明する。
正流れ方向にはCD値が小さく、反流れ方向にはCD値が大きい柱部材31の形状例を、図2に示す。
図3(a)は、断面が半円の円弧形状を呈するものであり、円弧の膨らみ側が正流れ方向に向く場合のCD値が1.2、円弧の凹み側が反流れ方向に向く場合のCD値が2.3である。
図3(b)に示す形状であっても良い。
図3(c)は、断面が半円形状を呈するものであり、半円の膨らみ側が正流れ方向に向く場合のCD値が1.2、半円の平面が反流れ方向に向く場合のCD値が1.7である。 図3(d)は、断面が正三角形を呈するものであり、三角の頂部が正流れ方向に向く場合のCD値が1.6、三角の平面が反流れ方向に向く場合のCD値が2.0である。
柱部材31は、図3(a)〜(d)のどの形状を採用するものであっても良いが、この実施例1では、正流れ方向と反流れ方向のCD値の差が大きく、且つ正流れ方向のCD値が小さい図3(a)の断面形状を採用するものであり、具体的には図2に示すように設けられる。
正流れ方向に沿って断面積が増加する具体例を、図3(c)、(d)に示す。
ここで、図4(a)に示すように、反流れ方向に沿って断面積が増加する逆増加部31aや、逆突起部31bが存在する場合について説明する。
また、逆突起部31bがある場合で、「正流れ方向から見た柱部材31の最外幅」を幅W1、「正流れ方向から見た逆突起部31bの幅」を幅W2とした場合、幅W1に対して幅W2が十分小さい場合(例えば、W1>2×W2:逆突起31bの存在が柱部材31のCD値に与える影響が無視できるほどに十分小さい場合)は、柱部材31に逆突起31bがあっても良い。
正流れ方向に沿って断面の外側の幅が増加する具体例を、図3(a)、図3(b)に示す。
ここで、図4(b)に示すように、反流れ方向に沿って断面の外側の幅が増加する逆増加幅部31c 、31dが存在する場合について説明する。
逆増加幅部31c 、31dがある場合で、「正流れ方向から見た柱部材31の最外幅」を幅W1、「正流れ方向から見た逆増加幅部31c 、31dの幅」を幅W3、W4とした場合、幅W1に対して幅W3+W4が十分小さい場合{例えば、W1>2×(W3+W4):逆増加幅部31c 、31dの存在が柱部材31のCD値に与える影響が無視できるほどに十分小さい場合)は、柱部材31に逆増加幅部31c 、31dがあっても良い。
反流れ方向に向かって凹部32が設けられる具体例を、図3(a)、図3(b)に示す。この実施例1は、柱部材31として図3(a)に示す形状を採用するものであり、実施例1の柱部材31は図2に示すように反流れ方向に向かう凹部32を備える。この凹部32を設けることにより、反流れ方向の流れに大きな流れ抵抗を与え、反流れ方向のCD値を高めることができ、結果的に柱部材31による脈動低減効果をより高めることができる。
柱部材31は、チャンバ18内に設けられる。チャンバ18が柱部材31の設置スペースの役割を兼ねるため、パージバルブ8の大型化を招くことがない。
柱部材31は、ハウジング16を成す2次成形樹脂によってハウジング16と一体成形されるものであり、チャンバ18内において下方から上方に伸びて設けられている。柱部材31がハウジング16を成す2次成形樹脂で設けられているため、柱部材31を設けることによる部品点数の増加を招かない。
この実施例1では、柱部材31に気化燃料の通過が可能な穴またはスリット33を備えないものであるが、図5に示すように柱部材31の一部に気化燃料の通過が可能な穴またはスリット33を設けたものを採用しても良い。
柱部材31は、図6(a)に示すように、チャンバ入口34(入力ポート15とチャンバ18の連通部:入力オリフィス)に対向する位置に設けられ、チャンバ18内の脈動が入力ポート15に直接伝播するのを柱部材31が阻害するように設けられている。なお、図中の実線矢印は正流れ方向の気化燃料の流れを示し、図中の破線矢印は反流れ方向に向かう脈動波を示す。
そして、図6(b)に示すように、チャンバ入口34と柱部材31との距離L3は、チャンバ入口34の内径寸法W5より小さく設けられている(L3<W5)。
このように設けられることにより、チャンバ18内から入力ポート15内に向かう脈動が柱部材31によって効率的に阻害され、入力ポート15に伝播される脈動を効果的に抑えることができる。
実施例1のパージバルブ8は、上述したように、チャンバ18内のチャンバ入口34に対向する位置に、正流れ方向には流れCD値が小さく、反流れ方向にはCD値が大きい柱部材31を設けたため、パージバルブ8の閉弁時にチャンバ18内に脈動が発生しても、チャンバ18内から入力ポート15に向かう圧力波が反流れ方向にCD値の大きい柱部材31に阻害されて、入力ポート15へ侵入する脈動が低減される。
即ち、実施例1を採用することで、パージバルブ8の大型化を招くことなく、キャニスタ2に伝播する脈動を十分に抑えることができ、脈動による騒音の発生を抑えることができる。
具体的なテスト結果を図9に示す。ここで、図9の実線A’は上述した試作品の流量特性を示し、図9の実線B’は上述した試作品に柱部材31を設けた実施例1の流量特性を示すものである。この図9の実線A’、B’を比較すると、上述した試作品に柱部材31を設けても、流量低下が極めて小さく抑えられていることが読み取れる。
上記の実施例では、柱部材31を1つ設ける例を示したが、柱部材31をチャンバ18内に複数設けても良い。
上記の実施例では、脈動低減手段をチャンバ18内に設ける例を示したが、チャンバ18内と入力ポート15内の両方に柱部材31を設けても良い。
上記の実施例では、本発明をパージバルブ8に適用したが、パージバルブ8とは用途の異なる他の電磁弁に本発明を適用しても良い。
上記の実施例では、弁体14の駆動手段として電磁アクチュエータ17を用いた例を示したが、ピエゾアクチュエータなど、他の電動アクチュエータを用いても良い。また、パージバルブ8とは異なる他の用途の場合は流体圧アクチュエータや手動などであっても良い。
11 出力ポート
13 弁口
14 弁体
15 入力ポート
18 チャンバ
31 柱部材(脈動低減手段)
32 反流れ方向に向かう凹部
33 穴またはスリット
34 チャンバ入口
Claims (5)
- 流体の供給を受ける入力ポートと、流体の排出を行う出力ポートと、前記入力ポートと前記出力ポートを連通する弁口の開閉を行う弁体と、前記入力ポートと前記弁口との間の流体通路に設けられ、前記弁口および前記入力ポートのポート径より拡径してなるチャンバとを備えるバルブ装置において、
前記入力ポートの開口端と前記弁口との間の流体通路には、
前記入力ポートから前記弁口に向かう流体の正流れ方向には流れ抵抗が小さく、前記正流れ方向とは逆の反流れ方向には流れ抵抗が大きい脈動低減手段が設けられ、
この脈動低減手段は、前記チャンバ内に突出した形状を呈する柱部材であり、
この柱部材は、前記入力ポートから前記チャンバ内に流体が流入するチャンバ入口に対向して設けられ、
前記チャンバ入口と前記柱部材との距離は、前記チャンバ入口の内径寸法より小さいことを特徴とするバルブ装置。 - 請求項1に記載のバルブ装置において、
前記脈動低減手段は、前記正流れ方向に沿って断面積が増加する部材であることを特徴とするバルブ装置。 - 請求項1に記載のバルブ装置において、
前記脈動低減手段は、前記正流れ方向に沿って断面の外側の幅が増加する部材であることを特徴とするバルブ装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のバルブ装置において、
前記脈動低減手段は、前記反流れ方向に向かう凹部を備えることを特徴とするバルブ装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のバルブ装置において、
前記柱部材は、流体の通過が可能な穴またはスリットを備えることを特徴とするバルブ装置。
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