JP4373521B2 - 結束帯処理装置及び紙葉類処理装置 - Google Patents

結束帯処理装置及び紙葉類処理装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、集積した紙葉類を結束した束から結束帯を切断して除去する結束帯処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
結束帯処理装置は、所定枚数の紙葉類を小帯で施封した把を所定個数集積して大帯(結束帯)で結束した束から大帯を切断除去し、大帯による結束を解除する。この結束帯処理装置では、大帯を切断した後、大帯の一部をめくって束から抜き出し、抜き出した大帯の部位をクランプして束から分離する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この種の結束帯処理装置では、切断した大帯をクランプして束から分離する際に、切断した大帯の端部の切れ端等が束の内部に残る場合がある。特に、オペレータによる手作業により大帯が巻かれているような場合、大帯の端部が把の間などに差し込まれているため、端部に近い部位で大帯を切断してしまうと、大帯の切れ端が束の内部に残留する。
【0004】
このように束の内部に残留した大帯の切れ端は、後の処理工程においてジャムの原因になったり、切れ端が紙葉類に引っ掛かったりして紙葉類が崩れるといった問題が生じていた。
【0005】
この発明は、以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、紙葉類に巻かれた結束帯を確実に切断して除去できる結束帯処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明の結束帯処理装置は、紙葉類を結束した結束帯を、その巻回方向に沿った2位置で把持する第1および第2の把持手段と、この第1および第2の把持手段により把持された結束帯を上記2位置の中間で切断する切断手段と、上記第1および第2の把持手段のうちいずれか一方を上記巻回方向に沿って他方から離れる方向に移動させて結束帯による紙葉類の結束を解除する結束解除手段と、を有する。
【0007】
請求項1記載の結束帯処理装置によると、結束帯の切断部位の両側を第1および第2の把持手段により把持した状態で各把持手段の中間で結束帯を切断するため、切断により生じる結束帯の切れ端を確実に把持することができ、切れ端が紙葉類の内部に残留することを防止できる。
【0008】
また、この発明の結束帯処理装置は、紙葉類を結束した結束帯を、その巻回方向に沿った2位置で把持する第1および第2の把持手段と、この第1および第2の把持手段により把持された結束帯を上記2位置の中間で切断する切断手段と、上記第1および第2の把持手段のうちいずれか一方を上記巻回方向に沿って他方から離れる方向に移動させて結束帯による紙葉類の結束を解除する結束解除手段と、この結束解除手段により結束が解除された紙葉類と結束帯とを分離する分離手段と、を有する。
【0009】
また、この発明の結束帯処理装置は、紙葉類を結束した結束帯を、その巻回方向に沿った2位置で把持する第1および第2の把持手段と、この第1および第2の把持手段により把持された結束帯を上記2位置の中間で切断する切断手段と、上記第1および第2の把持手段のうちいずれか一方を上記巻回方向に沿って他方から離れる方向に移動させて結束帯による紙葉類の結束を解除する結束解除手段と、この結束解除手段により結束が解除された紙葉類と結束帯とを分離する分離手段と、この分離手段により分離された結束帯を収納する収納手段と、を有する。
【0010】
また、この発明の結束帯処理装置は、所定枚数の紙葉類を施封帯により施封した把を所定個数集積して結束帯で結束した束を、把の集積方向に沿って挟持して所定位置で保持する保持手段と、この保持手段により所定位置で保持された束の結束帯を、結束帯の巻回方向に沿って且つ前記紙葉類の同一面側で近接した2位置で把持する第1および第2の把持手段と、この第1および第2の把持手段により把持された結束帯を上記2位置の中間で切断する切断手段と、上記第1および第2の把持手段のうちいずれか一方の把持手段を上記巻回方向に沿って他方の把持手段から離れる方向に移動させて結束帯による紙葉類の結束を解除する結束解除手段と、上記保持手段を移動させて上記結束解除手段により結束が解除された所定個数の把を上記所定位置から移動させ、上記第1および第2の把持手段により把持された結束帯を分離する分離手段と、を有する。
【0011】
また、この発明の結束帯処理装置によると、上記結束解除手段は、上記一方の把持手段を結束帯の巻回方向と逆方向に移動させて束の一側を開放し、上記分離手段は、開放された一側に所定個数の把を移動させて結束帯を分離することを特徴とする。
【0012】
また、この発明の結束帯処理装置は、所定枚数の紙葉類を施封帯により施封した把を所定個数集積して結束帯で結束した束を、把の集積方向に沿って挟持して所定位置で保持する保持手段と、この保持手段により所定位置で保持された束の結束帯を、結束帯の巻回方向に沿って且つ前記紙葉類の同一面側で近接した2位置で把持する第1および第2の把持手段と、この第1および第2の把持手段により把持された結束帯を上記2位置の中間で切断する切断手段と、上記第1および第2の把持手段のうちいずれか一方の把持手段を上記巻回方向に沿って他方の把持手段から離れる方向に移動させて結束帯による紙葉類の結束を解除する結束解除手段と、上記保持手段を移動させて上記結束解除手段により結束が解除された所定個数の把を上記所定位置から移動させ、上記第1および第2の把持手段により把持された結束帯を分離する分離手段と、この分離手段により分離された結束帯を収納する収納手段と、を有する。
【0013】
また、この発明の結束帯処理装置によると、上記結束解除手段は、上記一方の把持手段を結束帯の巻回方向と逆方向に移動させて束の一側を開放し、上記分離手段は、開放された一側に所定個数の把を移動させて結束帯を分離することを特徴とする。
【0014】
また、この発明の紙葉類処理装置は、施封帯によって結束された紙葉類を取込み、この取込んだ紙葉類から前記施封帯を除去する前処理機と、この前処理機にて施封帯が除去された紙葉類を1枚ずつ検査する検査機と、を有するものであって、前記前処理機は、紙葉類を結束した施封帯を、その巻回方向に沿った2位置で把持する第1および第2の把持手段と、この第1および第2の把持手段により把持された施封帯を上記2位置の中間で切断する切断手段と、上記第1および第2の把持手段のうちいずれか一方を上記巻回方向に沿って他方から離れる方向に移動させて施封帯による紙葉類の結束を解除する結束解除手段と、この結束解除手段により結束が解除された紙葉類と施封帯とを分離する分離手段と、を有する。
【0015】
また、この発明の紙葉類処理装置は、所定枚数の紙葉類を施封帯により施封した把を所定個数集積して結束帯で結束した束を取込み、この取込んだ束から前記結束帯及び施封帯を除去する前処理機と、この前処理機にて結束帯及び施封帯が除去された紙葉類を1枚ずつ検査する検査機と、を有するものであって、前記前処理機は、取込んだ束を把の集積方向に沿って挟持して所定位置で保持する保持手段と、この保持手段により所定位置で保持された束の結束帯を、結束帯の巻回方向に沿って且つ前記紙葉類の同一面側で近接した2位置で把持する第1および第2の把持手段と、この第1および第2の把持手段により把持された結束帯を上記2位置の中間で切断する切断手段と、上記第1および第2の把持手段のうちいずれか一方の把持手段を上記巻回方向に沿って他方の把持手段から離れる方向に移動させて結束帯による紙葉類の結束を解除する結束解除手段と、上記保持手段を移動させて上記結束解除手段により結束が解除された所定個数の把を上記所定位置から移動させ、上記第1および第2の把持手段により把持された結束帯を分離する分離手段と、を有する。
【0016】
また、この発明の紙葉類処理装置は、所定枚数の紙葉類を施封帯により施封した把を所定個数集積して結束帯で結束した束を取込み、この取込んだ束から前記結束帯及び施封帯を除去する前処理機と、この前処理機にて結束帯及び施封帯が除去された紙葉類を1枚ずつ検査する検査機と、を有するものであって、前記前処理機は、取込んだ束を把の集積方向に沿って挟持して所定位置で保持する保持手段と、この保持手段により所定位置で保持された束の結束帯を、結束帯の巻回方向に沿って且つ前記紙葉類の同一面側で近接した2位置で把持する第1および第2の把持手段と、この第1および第2の把持手段により把持された結束帯を上記2位置の中間で切断する切断手段と、上記第1および第2の把持手段のうちいずれか一方の把持手段を上記巻回方向に沿って他方の把持手段から離れる方向に移動させて結束帯による紙葉類の結束を解除する結束解除手段と、上記保持手段を移動させて上記結束解除手段により結束が解除された所定個数の把を上記所定位置から移動させ、上記第1および第2の把持手段により把持された結束帯を分離する分離手段と、この分離手段により分離された結束帯を収納する収納手段と、を有する。
【0017】
また、この発明の結束帯処理装置によると、前記第1及び第2の把持手段は、前記結束帯を把持する第1及び第2クランプ爪を夫々有し、前記第1クランプ爪が結束帯を引っ掛けた状態で前記第2クランプ爪内部に入り込むことで前記結束帯を把持することを特徴とする。
【0018】
さらに、この発明の紙葉類処理装置によると、前記第1及び第2の把持手段は、前記結束帯を把持する第1及び第2クランプ爪を夫々有し、前記第1クランプ爪が結束帯を引っ掛けた状態で前記第2クランプ爪内部に入り込むことで前記結束帯を把持することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0020】
図1には、紙葉類処理装置1の斜視図を示してある。紙葉類処理装置1は、未検査の紙葉類の束を受入れるとともに検査済みの紙葉類の束を取出す束処理機2を備えている。この束処理機2は、コンベア4を介して検査機6に接続されている。コンベア4と検査機6との間には、検査機6に投入する紙葉類の束の結束を解除する前処理機10が配設されている。
【0021】
例えば、100枚の紙葉類pを小帯k(施封帯)により施封した把tを10把集積して大帯K(結束帯)により十文字結束した束T(図2参照)が束処理機2を介して紙葉類処理装置1に投入される。
【0022】
束処理機2に投入された紙葉類の束Tは、コンベア4を介して前処理機10へ搬送される。前処理機10は、搬送された紙葉類の束Tから大帯Kを切断して除去するとともに、10個のバラ把tの各々から小帯kを切断して除去し、紙葉類の束Tを1枚づつの紙葉類pにバラして集積した状態で検査機6に供給する。
【0023】
検査機6では、前処理機10により一枚づつにバラにされた複数枚の紙葉類pを一枚づつ取出して検査し、この検査の結果、再使用可能と判断された紙葉類100枚を小帯kにより再び施封して把t´とし、10把を大帯Kにより結束して束T´とする。そして、検査機6により再使用可能と判断されて結束された紙葉類の束T´がコンベア4を介して逆方向に搬送され、束処理機2を介して取出される。
【0024】
図2には、上述した前処理機10の概略構成を示してある。
【0025】
前処理機10は、コンベア4を介して束処理機2から搬送された束Tを取込む取込み部A、取込み部Aを介して取込まれた束Tの大帯Kを切断して除去する大帯処理部B、大帯Kが除去された集積状態の10個の把t(以下、集積把と称する)をその集積方向に挟持した状態で向きを変える方向変換部C、方向変換部Cを介して供給された集積把から1把づつ切り出す切出し部D、切出し部Dにより切り出された各把tの小帯kの糊を剥がす糊剥がし部E、糊が剥がされた小帯kを切断して除去する小帯処理部F、および、切出し部Dによって切出された把tを糊剥がし部Eおよび小帯処理部Fを介して検査機6に向けて搬送する搬送部Gを備えている。
【0026】
コンベア4を介して搬送された束Tは、取込み部Aを介して前処理機10内に取込まれ、大帯処理部Bにて大帯Kが切断除去される。大帯処理部Bにて大帯Kが除去されて結束解除された状態の集積把は、集積方向に挟持された状態で、方向変換部Cを介して方向変換され、その後、集積方向に沿って切出し部Dに向けて供給される。
【0027】
切出し部Dには、糊剥がし部Eに向けて上方に延びたリフトコンベアdが設けられ、方向変換部Cと切出し部Dとの間には、集積把をそのままの状態でその集積方向へ搬送し、搬送方向前端部に位置した把tをリフトコンベアdに所定圧力で押付ける図示しない搬送機構が設けられている。しかして、集積把の端部に位置した把tからリフトコンベアdによって1把づつ切出され、その度に搬送機構によって集積把が1把tの厚さ分だけリフトコンベアdに向けて移動される。このように、把tは、1把づつ切出される。
【0028】
切出し部Dによって1把づつ切出された把tは、搬送部Gを介して検査機6に向けて搬送される。その途中、糊剥し部Eにおいて、小帯kと端部の紙葉類pの表面との間の糊が剥がされる。そして、糊剥がし処理がなされた把tの小帯kが、小帯処理部Fにて切断除去され、バラ積みの状態にされた複数枚の紙葉類pが検査機6へ供給される。
【0029】
図3には、取込み部Aに設けられた取込装置8の斜視図を示してある。
【0030】
取込装置8は、コンベア4を介して搬送された束Tを大帯処理部Bの所定の取込位置まで搬送する。取込装置8は、コンベア4と取込位置との間で延設された搬送ベルト11、搬送ベルト11を巻回した駆動ローラ12、駆動ローラ12の一端に取付けられたプーリ13、搬送ベルト11を走行させるための駆動力を発生するモータ14、モータ14の回転軸に取付けられたプーリ15、および駆動ローラ12側のプーリ13とモータ14側のプーリ15に巻回されて張設されたベルト16を有している。
【0031】
モータ14が回転されると、プーリ15、ベルト16、およびプーリ13を介して駆動ローラ12に駆動力が伝達され、搬送ベルト11が走行される。コンベア4を介して搬送された束Tは、搬送ベルト11によって大帯処理部Bの取込位置へ取込まれる。
【0032】
以下、大帯処理部Bについて、図4乃至図10を参照して詳細に説明する。
【0033】
大帯処理部Bには、取込装置8を介して取込まれた束Tをその集積方向に挟持して取込位置と切断位置との間で移動させる移動機構20(図4)、切断位置へ移動された束Tを結束した大帯K(縦帯K1)をその巻回方向に沿った近接した2位置で把持するクランプ機構30(図5〜図9)、2位置で把持した大帯Kをその中間で切断する切断機構50(図10)、および束Tから切断除去された大帯Kを収納する収納機構60を備えた大帯処理装置100(結束帯処理装置)が配設されている。
【0034】
図4には、移動機構20の斜視図を示してある。
【0035】
移動機構20は、取込装置8により所定の取込位置へ取込まれた束Tをその集積方向に押圧して挟持する一対のクランププレート21、22を有している。各クランププレート21、22は、束Tの両端部に位置した紙葉類pに対向して配設され、束Tの集積方向に沿って延びたスライドレール24に対してスライド自在に取付けられている。
【0036】
束Tの後端側(取込位置側)に配設されたクランププレート21は、可逆回転型のモータ25によって無端走行される搬送ベルト26に取付けられており、モータ25を回転させることによりスライドレール24に沿って図中矢印a方向に移動される。また、束Tの前端側(切断位置側)に配設されたクランププレート22は、可逆回転型のモータ27によって無端走行される搬送ベルト28に取付けられており、モータ27を回転させることによりスライドレール24に沿って矢印a方向に移動される。つまり、各クランププレート21、22は、独立して駆動される。尚、切断位置は、取込位置から束Tの集積方向に所定距離離間した位置にある。
【0037】
しかして、取込位置に取込まれた束Tは、一対のクランプアーム21、22によって挟持された状態でスライドレール24に沿って移動され、所定の切断位置まで搬送される。このとき、束Tが取込位置または切断位置に配置されたことをセンサにより検知し、この検知結果に従って各モータ25、27が停止制御される。
【0038】
次に、クランプ機構30について説明する。
【0039】
図5にはクランプ機構30の斜視図を示してあり、図6にはクランプ機構30の平面図を示してあり、図7にはクランプ機構30の正面図を示してあり、図8にはクランプ機構30の左側面図を示してある。
【0040】
クランプ機構30は、移動機構20によって切断位置へ移動された束Tを結束した縦帯K1を、束Tの上面側の近接した2位置でクランプする固定クランパー31および可動クランパー32を有している。固定クランパー31は束Tの前端側に配設され、可動クランパー32は固定クランパー31に隣接して束Tの後端側に配設されている。固定クランパー31と可動クランパー32との間には、後述する切断機構50のカッター51が介入される隙間が設けられている。
【0041】
固定クランパー31は、縦帯K1と紙葉類pとの間に挿入される下クランプ爪31a、縦帯K1の上方で待機して下クランプ爪31aとの間で縦帯K1をクランプする上クランプ爪31b、この上クランプ爪31aの後端を固設するとともに下クランプ爪31bの後端を回動自在に支持したスライド部材33、束Tの上方で縦帯K1と直交する方向に延設され、スライド部材33をその長手方向に沿って移動可能に取付けたスライドレール34、スライド部材33をスライドさせるための駆動力を発生するモータ35、モータ35の回転軸に設けられたプーリ36、およびプーリ36から離間されたプーリ37との間で張設され、スライド部材33を固設したベルト38を有している。
【0042】
モータ35が回転されると、ベルト38が走行されてベルト38に固設されたスライド部材33がスライドレール34に沿ってスライドされる。スライド部材33が図中左方向にスライドされると、スライド部材33に固設された上下クランプ爪31a、31bが縦帯K1に向けて移動される。このとき、下クランプ爪31aの後端に取付けられたベアリング39aがカム溝ガイド39bに沿って移動され、下クランプ爪31aの先端が縦帯K1と紙葉類との間に挿入されたタイミングで、下クランプ爪31aの後端が押し下げられる。これにより、下クランプ爪31aの先端が上クランプ爪31bに向けて押し上げられ、縦帯K1は下クランプ爪31aが上クランプ爪31b内部に入り込むことで下クランプ爪31aと上クランプ爪31bとの間で挟持拘束される。
【0043】
図9には、固定クランパー31による縦帯K1のクランプ動作を説明するための動作説明図を示してある。図9(a)には下クランプ爪31aが縦帯K1をクランプしていない初期状態を示してあり、図9(b)には下クランプ爪31aと上クランプ爪31bとの間で縦帯K1をクランプした状態を示してある。尚、以下に説明する可動クランパー32も固定クランパー31と同様に動作する。
【0044】
可動クランパー32は、縦帯K1と紙葉類pとの間に挿入される下クランプ爪32a、縦帯K1の上方で待機して下クランプ爪32aとの間で縦帯K1をクランプする上クランプ爪32b、この上クランプ爪32aの後端を固設するとともに下クランプ爪32bの後端を回動自在に支持した先端を有し、束Tの集積方向と直交する方向に延設されたプレートアーム40、プレートアーム40の先端に取付けられた下クランプ爪32aの回転軸をスライド自在に嵌合したスライド溝41aを有する一対のスライドガイド41、プレートアーム40の基端部を固設した板状部材42、板状部材42をスプラインシャフト43に対してスライド自在に取付けたスライド部材44、スライド部材44をスプラインシャフト43に対してスライドさせるための駆動力を発生するモータ45、モータ45の回転軸に取付けられたプーリ45aに巻回されたベルト46、ベルト46に固設されるとともにスライド部材44に対して脱着自在に接続された連結部材47、および連結部材47をスライド自在に支持したスライドレール48を有している。
【0045】
モータ45が回転されると、ベルト46が走行されてベルト46に固設された連結部材47およびスライド部材44がスライドレール48に沿ってスライドされる。スライド部材44が図中左方向にスライドされると、スライド部材44に固設された板状部材42およびプレートアーム40が移動され、プレートアーム40の先端に取付けられた上下クランプ爪32a、32bがスライド溝41aに沿って縦帯K1に向けて移動される。このとき、下クランプ爪32aの後端に取付けられたベアリング49aがカム溝ガイド(図示せず)に沿って移動され、下クランプ爪32aの先端が縦帯K1と紙葉類との間に挿入されたタイミングで、下クランプ爪32aの後端が押し下げられる。これにより、下クランプ爪32aの先端が上クランプ爪32bに向けて押し上げられ、縦帯K1が下クランプ爪32aと上クランプ爪32bとの間で挟持拘束される。
【0046】
ところで、可動クランパー32は、縦帯K1が切断された後、固定クランパー31から離れる方向に回動される。以下、可動クランパー32を回動するための機構について説明する。可動クランパー32を回動させるための駆動力を発生するモータ401の回転軸には、ギア403と歯合されるギア402が取付けられている。モータ401の駆動力が伝達されるギア403は、上述したスプラインシャフト43の一端に取付けられている。
【0047】
モータ401が回転されると、ギア402、403を介して駆動力が伝達され、スプラインシャフト43が回転される。スプラインシャフト43が回転されると、スプラインシャフト43に嵌合されたスライド部材44および回動アーム404が回転される。回動アーム404の回動の先端には、上述したスライドガイド41の基端部が固設されているため、回動アーム404の回動によりスライドガイド41も回動される。また、スプラインシャフト43の回転に伴い、スライド部材44も回動されるため、プレートアーム40を固設した板状部材42も同様に回動される。すなわち、モータ401が回転されると、スプラインシャフト43とともに可動クランパー32の上下クランプ爪32a、32bも回動される。
【0048】
可動クランパー32は、クランプした縦帯K1の巻回方向と逆方向に回動され、束Tの後端側の縦帯K1による結束が開放されるようになっている。可動クランパー32は、略一回転されて固定クランパー31に隣接した位置まで移動され、或いは束Tの一側を開放して10個の把tが分離された後、逆方向に回転されて元の位置に戻される。
【0049】
図10には、上述したクランプ機構30の固定クランパー31および可動クランパー32により2位置でクランプされた大帯Kの中間部位を切断する切断機構50の斜視図を示してある。切断機構50は、図10では天地が逆転された状態で図示されているが、実際には、切断位置へ配置された束Tの上方の所定位置に配設されており、束Tの上方から大帯Kを切断する。
【0050】
切断機構50は、束Tの上側で上述した固定クランパー31および可動クランパー32によりクランプされた縦帯K1の中間部位に作用する円板状のカッタ51を備えている。カッタ51は、軸52aを中心に揺動自在に設けられたリンクアーム52の先端近くに回動自在に取付けられている。尚、リンクアーム52は、揺動の途中でカッタ51が束Tの縦帯K1に対して上記2位置の中間部位で作用するように位置決めされている。
【0051】
また、切断機構50は、リンクアーム52を揺動させるとともにカッタ51を回転させるためのモータ53を備えている。モータ53の回転軸には、略円板状のギアアーム54が取付けられている。ギアアーム54の中心からずれた位置には、リンクアーム52の溝52bに嵌入されるベアリング54aが突設されている。また、ギアアーム54には、リンクアーム52の揺動軸52aに同軸に設けられたギア55が歯合されている。リンクアーム52の揺動軸52aにはプーリ56が同軸に設けられており、カッタ51の回転軸に取付けられたプーリ57との間にタイミングベルト58が巻回されている。
【0052】
しかして、モータ53が回転されると、ギアアーム54が回転され、ベアリング54aとリンクアーム52の溝52bの作用により、リンクアーム52が揺動される。また、モータ53が回転されてギアアーム54が回転されると、ギア55、プーリ56、タイミングベルト58、およびプーリ57を介して駆動力が伝達され、カッタ51が回転される。つまり、モータ53を回転することにより、カッタ51が回転されると同時にリンクアーム52が揺動され、縦帯K1が所定の切断位置で切断される。
【0053】
次に、上述した大帯処理装置100の制御系について、図11のブロック図を参照して説明する。
【0054】
大帯処理装置100の制御系は、各機構の動作を制御する制御部101を有している。制御部101には、コンベア4を介して搬送される束Tを大帯処理部B内の所定の取込位置に取込む取込装置8のモータ14、取込位置に取込まれた束Tをその集積方向に挟持するとともに挟持した束Tを取込位置と切断位置との間で移動させる移動機構20のモータ25、27、切断位置に移動された束Tの大帯を2位置でクランプするクランプ機構30のモータ35、45、401、固定クランパー31および可動クランパー32によりクランプされた大帯をクランプした2位置の中間部位で切断する切断機構50のモータ53、および束Tから切断除去されてクランプ機構30によりクランプされた大帯Kをクランプ状態のまま受け取って所定の収納容器(図示せず)へ収納する収納機構60の駆動機構が接続されている。
【0055】
次に、上記のように構成された大帯処理装置100による大帯Kの結束解除動作について、図12のフローチャートおよび図13の動作説明図を参照して説明する。
【0056】
まず、コンベア4を介して搬送された束Tが取込装置8によって大帯処理部Bの取込位置へ取込まれる(ステップ1)。取込位置へ取込まれた束Tは、移動機構20のクランププレート21、22によりその集積方向に沿ってクランプされ、取込位置から集積方向に離間した切断位置へ移動される(ステップ2)。
【0057】
束Tが切断位置へ移動されると、クランプ機構30の固定クランパー31および可動クランパー32により、大帯Kが近接した2位置でクランプされる(図13a)(ステップ3)。このようにしてクランプされた大帯Kは、固定クランパー31によるクランプ位置と可動クランパー32によるクランプ位置との間で、切断機構50のカッター51により切断される(図13b)(ステップ4)。
【0058】
大帯Kが切断されると、可動クランパー32が回動されて固定クランパー31から離間する方向、すなわち大帯Kの巻回方向に沿って移動され、大帯Kによる結束が解除されて束Tの一側が開放される(図13c)(ステップ5)。この場合、束Tの後端側すなわち取込位置側が開放される。可動クランパー32は、さらに同じ方向に回動され、固定クランパー31に隣接する位置まで移動される(図13d)。
【0059】
大帯Kによる結束が解除されると、移動機構20のクランププレート21、22により挟持された10個の把tが切断位置から取込位置へ移動され、ステップ4により切断された大帯Kと10個の把tとが分離される(図13d)(ステップ6)。
【0060】
10個の把tから分離された大帯Kは、その両端が固定クランパー31と可動クランパー32によりクランプされた状態で、収納機構60の大帯収納キャッチ61によってクランプされる(図13e)(ステップ7)。つまり、大帯Kの切断端部は、クランプされた状態のまま収納機構60の大帯収納キャッチ61に受け渡される。これにより、大帯Kの切れ端が脱落することを防止している。
【0061】
大帯収納キャッチ61により大帯Kがクランプされると、クランプ機構30による大帯Kのクランプ状態が解除される(ステップ8)。この場合、クランプ機構30のモータ35、45が、固定クランパー31および可動クランパー32による大帯Kのクランプ動作時とは逆方向に回転され、大帯Kのクランプを解除するとともに初期位置へ退避される。
【0062】
そして、大帯収納キャッチ61によってクランプされた大帯Kが、図示しない収納容器に収納されて、大帯Kの結束解除動作が終了される(ステップ9)。
【0063】
以上のように、本発明によると、大帯Kの結束を解除する際、切断部位の両側の2位置で大帯Kをクランプした状態でその中間を切断するため、切断により発生する帯の切れ端も一緒にクランプでき、切れ端の脱落を防止できる。
【0064】
また、切断部位の両側をクランプした状態で大帯Kを切断するため、大帯Kがたるんでいる場合でも確実に切断できる。
【0065】
尚、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変形可能である。例えば、上述した実施の形態では、束Tの縦帯K1の結束を解除する場合について説明したが、本発明は横帯K2の結束を解除する場合にも適用できる。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の結束帯処理装置は、上記のような構成および作用を有しているので、紙葉類に巻かれた結束帯を確実に切断して除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】紙葉類処理装置の概略構成を示す斜視図。
【図2】前処理機の概略構成を示す概略図。
【図3】取込装置の概略構成を示す斜視図。
【図4】移動機構の概略構成を示す斜視図。
【図5】クランプ機構の概略構成を示す斜視図。
【図6】図5のクランプ機構の平面図。
【図7】図5のクランプ機構の正面図。
【図8】図5のクランプ機構の側面図。
【図9】クランプ機構による大帯のクランプ状態を説明するための図。
【図10】切断機構の概略構成を示す斜視図。
【図11】大帯処理装置の制御系を示すフロック図。
【図12】大帯処理装置による大帯の結束解除動作を説明するためのフローチャート。
【図13】大帯の結束解除動作を説明するための動作説明図。
【符号の説明】
1…紙葉類処理装置、
2…束処理機、
4…コンベア、
6…検査機、
8…取込装置、
10…前処理機、
20…移動機構、
21、22…クランププレート、
30…クランプ機構、
31…固定クランパー、
32…可動クランパー、
50…切断機構、
51…カッター、
60…収納機構、
61…大帯収納キャッチ、
100…大帯処理装置、
101…制御部、
A…取込み部、
B…大帯処理部、
K…大帯、
T…束、
t…把。

Claims (12)

  1. 紙葉類を結束した結束帯を、その巻回方向に沿った2位置で把持する第1および第2の把持手段と、
    この第1および第2の把持手段により把持された結束帯を上記2位置の中間で切断する切断手段と、
    上記第1および第2の把持手段のうちいずれか一方を上記巻回方向に沿って他方から離れる方向に移動させて結束帯による紙葉類の結束を解除する結束解除手段と、
    を有することを特徴とする結束帯処理装置。
  2. 紙葉類を結束した結束帯を、その巻回方向に沿った2位置で把持する第1および第2の把持手段と、
    この第1および第2の把持手段により把持された結束帯を上記2位置の中間で切断する切断手段と、
    上記第1および第2の把持手段のうちいずれか一方を上記巻回方向に沿って他方から離れる方向に移動させて結束帯による紙葉類の結束を解除する結束解除手段と、
    この結束解除手段により結束が解除された紙葉類と結束帯とを分離する分離手段と、
    を有することを特徴とする結束帯処理装置。
  3. 紙葉類を結束した結束帯を、その巻回方向に沿った2位置で把持する第1および第2の把持手段と、
    この第1および第2の把持手段により把持された結束帯を上記2位置の中間で切断する切断手段と、
    上記第1および第2の把持手段のうちいずれか一方を上記巻回方向に沿って他方から離れる方向に移動させて結束帯による紙葉類の結束を解除する結束解除手段と、
    この結束解除手段により結束が解除された紙葉類と結束帯とを分離する分離手段と、
    この分離手段により分離された結束帯を収納する収納手段と、
    を有することを特徴とする結束帯処理装置。
  4. 所定枚数の紙葉類を施封帯により施封した把を所定個数集積して結束帯で結束した束を、把の集積方向に沿って挟持して所定位置で保持する保持手段と、
    この保持手段により所定位置で保持された束の結束帯を、結束帯の巻回方向に沿って且つ前記紙葉類の同一面側で近接した2位置で把持する第1および第2の把持手段と、
    この第1および第2の把持手段により把持された結束帯を上記2位置の中間で切断する切断手段と、
    上記第1および第2の把持手段のうちいずれか一方の把持手段を上記巻回方向に沿って他方の把持手段から離れる方向に移動させて結束帯による紙葉類の結束を解除する結束解除手段と、
    上記保持手段を移動させて上記結束解除手段により結束が解除された所定個数の把を上記所定位置から移動させ、上記第1および第2の把持手段により把持された結束帯を分離する分離手段と、
    を有することを特徴とする結束帯処理装置。
  5. 上記結束解除手段は、上記一方の把持手段を結束帯の巻回方向と逆方向に移動させて束の一側を開放し、
    上記分離手段は、開放された一側に所定個数の把を移動させて結束帯を分離することを特徴とする請求項4記載の結束帯処理装置。
  6. 所定枚数の紙葉類を施封帯により施封した把を所定個数集積して結束帯で結束した束を、把の集積方向に沿って挟持して所定位置で保持する保持手段と、
    この保持手段により所定位置で保持された束の結束帯を、結束帯の巻回方向に沿って且つ前記紙葉類の同一面側で近接した2位置で把持する第1および第2の把持手段と、
    この第1および第2の把持手段により把持された結束帯を上記2位置の中間で切断する切断手段と、
    上記第1および第2の把持手段のうちいずれか一方の把持手段を上記巻回方向に沿って他方の把持手段から離れる方向に移動させて結束帯による紙葉類の結束を解除する結束解除手段と、
    上記保持手段を移動させて上記結束解除手段により結束が解除された所定個数の把を上記所定位置から移動させ、上記第1および第2の把持手段により把持された結束帯を分離する分離手段と、
    この分離手段により分離された結束帯を収納する収納手段と、
    を有することを特徴とする結束帯処理装置。
  7. 上記結束解除手段は、上記一方の把持手段を結束帯の巻回方向と逆方向に移動させて束の一側を開放し、
    上記分離手段は、開放された一側に所定個数の把を移動させて結束帯を分離することを特徴とする請求項6記載の結束帯処理装置。
  8. 施封帯によって結束された紙葉類を取込み、この取込んだ紙葉類から前記施封帯を除去する前処理機と、この前処理機にて施封帯が除去された紙葉類を1枚ずつ検査する検査機と、を有する紙葉類処理装置において、
    前記前処理機は、
    紙葉類を結束した施封帯を、その巻回方向に沿った2位置で把持する第1および第2の把持手段と、
    この第1および第2の把持手段により把持された施封帯を上記2位置の中間で切断する切断手段と、
    上記第1および第2の把持手段のうちいずれか一方を上記巻回方向に沿って他方から離れる方向に移動させて施封帯による紙葉類の結束を解除する結束解除手段と、
    この結束解除手段により結束が解除された紙葉類と施封帯とを分離する分離手段と、
    を有することを特徴とする紙葉類処理装置。
  9. 所定枚数の紙葉類を施封帯により施封した把を所定個数集積して結束帯で結束した束を取込み、この取込んだ束から前記結束帯及び施封帯を除去する前処理機と、この前処理機にて結束帯及び施封帯が除去された紙葉類を1枚ずつ検査する検査機と、を有する紙葉類処理装置において、
    前記前処理機は、
    取込んだ束を把の集積方向に沿って挟持して所定位置で保持する保持手段と、
    この保持手段により所定位置で保持された束の結束帯を、結束帯の巻回方向に沿って且つ前記紙葉類の同一面側で近接した2位置で把持する第1および第2の把持手段と、
    この第1および第2の把持手段により把持された結束帯を上記2位置の中間で切断する切断手段と、
    上記第1および第2の把持手段のうちいずれか一方の把持手段を上記巻回方向に沿って他方の把持手段から離れる方向に移動させて結束帯による紙葉類の結束を解除する結束解除手段と、
    上記保持手段を移動させて上記結束解除手段により結束が解除された所定個数の把を上記所定位置から移動させ、上記第1および第2の把持手段により把持された結束帯を分離する分離手段と、
    を有することを特徴とする紙葉類処理装置。
  10. 所定枚数の紙葉類を施封帯により施封した把を所定個数集積して結束帯で結束した束を取込み、この取込んだ束から前記結束帯及び施封帯を除去する前処理機と、この前処理機にて結束帯及び施封帯が除去された紙葉類を1枚ずつ検査する検査機と、を有する紙葉類処理装置において、
    前記前処理機は、
    取込んだ束を把の集積方向に沿って挟持して所定位置で保持する保持手段と、
    この保持手段により所定位置で保持された束の結束帯を、結束帯の巻回方向に沿って且つ前記紙葉類の同一面側で近接した2位置で把持する第1および第2の把持手段と、
    この第1および第2の把持手段により把持された結束帯を上記2位置の中間で切断する切断手段と、
    上記第1および第2の把持手段のうちいずれか一方の把持手段を上記巻回方向に沿って他方の把持手段から離れる方向に移動させて結束帯による紙葉類の結束を解除する結束解除手段と、
    上記保持手段を移動させて上記結束解除手段により結束が解除された所定個数の把を上記所定位置から移動させ、上記第1および第2の把持手段により把持された結束帯を分離する分離手段と、
    この分離手段により分離された結束帯を収納する収納手段と、
    を有することを特徴とする紙葉類処理装置。
  11. 前記第1及び第2の把持手段は、前記結束帯を把持する第1及び第2クランプ爪を夫々有し、前記第1クランプ爪が結束帯を引っ掛けた状態で前記第2クランプ爪内部に入り込むことで前記結束帯を把持することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7に記載の結束帯処理装置。
  12. 前記第1及び第2の把持手段は、前記結束帯を把持する第1及び第2クランプ爪を夫々有し、前記第1クランプ爪が結束帯を引っ掛けた状態で前記第2クランプ爪内部に入り込むことで前記結束帯を把持することを特徴とする請求項8、9または10に記載の紙葉類処理装置。
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