JP4417469B2 - 施封帯抜取装置及び紙葉類処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、有価証券を施封する紙葉類把から施封帯を除去する施封帯抜取装置及び施封帯が除去された重合紙葉類から紙葉類を1枚ずつ取り出して検査し、その検査結果に基づいて紙葉類を区分集積する紙葉類処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の施封帯抜取装置は、施封帯の抜取時には、搬送されてくる紙葉類把を所定位置で停止させたのち、この紙葉類把を湾曲させて施封帯と紙葉類との間に隙間を形成する。ついで、施封帯と紙葉類との間の隙間に一対の挾持アームを挿入して施封帯の中途部を挾持したのち、一対の施封帯挾持アーム間に位置する施封帯の部位をカッターにより切断する。そして、この切断後、施封帯を挟持する一対の施封帯挟持アームを紙葉類の湾曲を解除するのに必要な距離だけ移動させ、その位置で施封帯挟持アームを停止させた状態で、把搬送装置により紙葉類把を搬送する。これにより、施封帯から重合紙葉類が引き抜かれて施封帯が除去される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来においては、施封帯の切断後に施封帯を挟持した一対の施封帯挟持アームを紙葉類の湾曲を解除するのに必要な距離、即ち、短い距離しか移動させないため、施封帯と紙葉類とが糊付き状態にある紙葉類把の場合には、糊を剥がすことができず、また、施封帯が紙葉類に強く巻き付けられている紙葉類把の場合には、施封帯を緩めることができず、紙葉類と施封帯を分離することができないという問題があった。
【0004】
また、紙葉類と施封帯を無理に分離しようとすると、施封帯が引きちぎれたり、紙葉類を破損してしまうという問題があった。
【0005】
また、従来、施封帯挟持アームの展開動作時には、紙葉類を拘束していなかったため、紙葉類に施封帯が糊付けされた紙葉類把では紙葉類がずれてしまい搬送不良を発生するといった問題があった。
【0006】
本発明は上記事情に着目してなされたもので、施封帯と紙葉類とが糊付きされる紙葉類把、また、施封帯が紙葉類に強く巻き付けられている紙葉類把の場合であっても、確実に、施封帯と紙葉類を分離でき、しかも、紙葉類をずらせることなく、挾持手段を展開できるようにした施封帯抜取装置及び紙葉類処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項記載の発明は、紙葉類を所定枚数重合する重合紙葉類を施封帯で施封してなる紙葉類把を搬送する搬送手段と、この搬送手段により搬送されてくる紙葉類把の施封帯の中途部を前記重合紙葉類の面上で所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、この一対の挾持手段によって挾持された施封帯の一対の挾持手段間に位置する部位を切断する切断手段と、この切断手段よって施封帯が切断されたのち、前記重合紙葉類の施封帯から離間する部位を挾圧保持する保持手段と、この保持手段によって前記重合紙葉類が挟圧保持されたのち、前記一対の挾持手段をその挟持位置から互いに離間する方向に前記重合紙葉類の面上から外れる位置まで移動させて前記施封帯をその切断された部分から開く移動手段と、前記一対の挾持手段の移動により前記施封帯が開かれたのち、前記重合紙葉類を施封帯から抜き出す抜出手段とを具備する。
【0010】
請求項記載の発明は、紙葉類を所定枚数重合する重合紙葉類を施封帯で施封してなる紙葉類把を搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送されてくる紙葉類把を湾曲させて施封帯と紙葉類との間に隙間を形成する隙間形成手段と、この隙間形成手段によって形成された隙間に挿入されて前記施封帯の中途部を前記重合紙葉類の面上で所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、この一対の挾持手段によって挾持された施封帯の一対の挾持手段間に位置する部位を切断する切断手段と、この切断手段よって施封帯が切断されたのち、前記重合紙葉類の施封帯から離間する部位を挾圧保持する保持手段と、この保持手段によって前記重合紙葉類が挟圧保持されたのち、前記一対の挾持手段をその挟持位置から互いに離間する方向に前記重合紙葉類の面上から外れる位置まで移動させて前記施封帯をその切断された部分から開く移動手段と、前記一対の挾持手段の移動により前記施封帯が開かれたのち、前記重合紙葉類を施封帯から抜き出す抜出手段とを具備する。
【0011】
請求項記載の発明は、紙葉類を所定枚数重合する重合紙葉類を施封帯で施封してなる紙葉類把を搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送されてくる紙葉類把を湾曲させて施封帯と紙葉類との間に隙間を形成する隙間形成手段と、この隙間形成手段によって形成された隙間に挿入されて前記施封帯の中途部を前記重合紙葉類の面上で所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、この一対の挾持手段によって挾持された施封帯の一対の挾持手段間に位置する部位を切断する切断手段と、この切断手段よって施封帯が切断されたのち、前記重合紙葉類の施封帯から離間する部位を挾圧保持する保持手段と、この保持手段によって前記重合紙葉類が挟圧保持されたのち、前記一対の挾持手段をその挟持位置から互いに離間する方向に前記重合紙葉類の面上から外れる位置まで移動させて前記施封帯をその切断された部分から開く移動手段と、前記一対の挾持手段の移動により前記施封帯が開かれたのち、前記重合紙葉類を施封帯から抜き出す抜出手段と、この抜出手段により前記重合紙葉類が施封帯から抜き出されたのち、前記施封帯を回収収納する収納部とを具備する。
【0014】
請求項記載の発明は、紙葉類を所定枚数重合する重合紙葉類を施封帯で施封してなる紙葉類把を搬送する第1の搬送手段と、この第1の搬送手段により搬送されてくる紙葉類把の施封帯の中途部を前記重合紙葉類の面上で所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、この一対の挾持手段によって挾持された施封帯の一対の挾持手段間に位置する部位を切断する切断手段と、この切断手段よって施封帯が切断されたのち、前記重合紙葉類の施封帯から離間する部位を挾圧保持する保持手段と、この保持手段によって前記重合紙葉類が挟圧保持されたのち、前記一対の挾持手段をその挟持位置から互いに離間する方向に前記重合紙葉類の面上から外れる位置まで移動させて前記施封帯をその切断された部分から開く移動手段と、前記一対の挾持手段の移動により前記施封帯が開かれたのち、前記重合紙葉類を施封帯から抜き出す抜出手段と、この抜出手段によって施封帯から抜き出された重合紙葉類を搬送する第2の搬送手段と、この第2の搬送手段によって搬送されてくる重合紙葉類から紙葉類を一枚ずつ取り出して検査し区分集積する処理手段とを具備する。
【0015】
請求項記載の発明は、紙葉類を所定枚数重合する重合紙葉類を施封帯で施封してなる紙葉類把を搬送する第1の搬送手段と、この第1の搬送手段によって搬送されてくる紙葉類把を湾曲させて施封帯と紙葉類との間に隙間を形成する隙間形成手段と、この隙間形成手段によって形成された隙間に挿入されて前記施封帯の中途部を前記重合紙葉類の面上で所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、この一対の挾持手段によって挾持された施封帯の一対の挾持手段間に位置する部位を切断する切断手段と、この切断手段よって施封帯が切断されたのち、前記重合紙葉類の施封帯から離間する部位を挾圧保持する保持手段と、この保持手段によって前記重合紙葉類が挟圧保持されたのち、前記一対の挾持手段をその挟持位置から互いに離間する方向に前記重合紙葉類の面上から外れる位置まで移動させて前記施封帯をその切断された部分から開く移動手段と、前記一対の挾持手段の移動により前記施封帯が開かれたのち、前記重合紙葉類を施封帯から抜き出す抜出手段と、この抜出手段によって施封帯から抜き出された重合紙葉類を搬送する第2の搬送手段と、この第2の搬送手段によって搬送されてくる重合紙葉類から紙葉類を一枚ずつ取り出して検査し区分集積する処理手段とを具備する。
【0016】
請求項記載の発明は、紙葉類を所定枚数重合する重合紙葉類を施封帯で施封してなる紙葉類把を搬送する第1の搬送手段と、この第1の搬送手段によって搬送されてくる紙葉類把を湾曲させて施封帯と紙葉類との間に隙間を形成する隙間形成手段と、この隙間形成手段によって形成された隙間に挿入されて前記施封帯の中途部を前記重合紙葉類の面上で所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、この一対の挾持手段によって挾持された施封帯の一対の挾持手段間に位置する部位を切断する切断手段と、この切断手段よって施封帯が切断されたのち、前記重合紙葉類の施封帯から離間する部位を挾圧保持する保持手段と、この保持手段によって前記重合紙葉類が挟圧保持されたのち、前記一対の挾持手段をその挟持位置から互いに離間する方向に前記重合紙葉類の面上から外れる位置まで移動させて前記施封帯をその切断された部分から開く移動手段と、前記一対の挾持手段の移動により前記施封帯が開かれたのち、前記重合紙葉類を施封帯から抜き出す抜出手段と、この抜出手段により前記重合紙葉類が施封帯から抜き出されたのち、前記施封帯を回収収納する収納部と、前記抜出手段によって施封帯から抜き出された重合紙葉類を搬送する第2の搬送手段と、この第2の搬送手段によって搬送されてくる重合紙葉類から紙葉類を一枚ずつ取り出して検査し区分集積する処理手段とを具備する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す一実施の形態を参照して説明する。
【0018】
図1は紙葉類処理装置を示すもので、この紙葉類処理装置は束処理機1、コンベア2、前処理機3、及び検査機4により構成されている。
【0019】
束処理機1は、未検査束投入台5及び検査済束受入台6を備え、未検査束投入台5から投入される未検査束を束取出装置(図示しない)により取り出してコンベア2へと送り出し、また、検査機4で検査された検査済束を検査済束受入台6に受け入れるものである。
【0020】
コンベア2は束処理機1から送り出された未検査束を前処理機3へと搬送するものである。
【0021】
前処理機3はコンベア2によって搬送されてくる未検査束の帯を除去処理するものである。
【0022】
検査機4は前処理機3から送られてくる開封把を受け入れ、開封把からの紙葉類(例えば有価証券等)を一枚ずつ取り出してその良否等を検査し、その検査結果に基づいて区分集積する。そして、この区分集積した紙葉類を所定枚数ずつ帯で再び結束して検査済束としてコンベア2へと送り出し、束処理機1の検査済束受入台6へと搬送するものである。
【0023】
図2は前処理機3における紙葉類把Hの流れを示すものである。
【0024】
紙葉類把Hは所定枚数(例えば、100枚)重ね合わされた紙葉類を施封帯kによって施封したもので、束Tは把Hを所定個数(例えば、10個)重ね合わせて結束帯Kで十文字に結束したものである。
【0025】
施封帯kはその一部(中差し帯部)を重合紙葉類の中に差し込んだのち、重合紙葉類の外周部に巻き付けられている。
【0026】
前処理機3には、コンベア2によって束Tが多数搭載されて送られてくる。
【0027】
前処理機3は束Tを内部に取り込む束取込部7、この束取込部7により取り込まれた束Tの結束帯Kを除去する結束帯除去部8、この結束帯除去部8で結束帯Kが除去されたバラ束T´を搬送するバラ束搬送部9、このバラ束搬送部9によって搬送されてくるバラ束T´から把Hを一把ずつ切り出して搬送する切出搬送部10、この切出搬送部10から切り出された把Hを搬送する第1の搬送手段としての把搬送部18、この把搬送部18によって搬送される把Hの施封帯kを除去する施封帯抜取装置11、この施封帯抜取装置11で施封帯kが抜き取られた重合紙葉類を後工程の検査機4まで挾持搬送する第2の搬送手段としてのバラ把搬送部19によって構成されている。
【0028】
図3は、本発明の一実施の形態である施封帯抜取装置11を示す斜視図で、図4はその正面図で、図5はその平面図、図6はその側面図である。
【0029】
施封帯抜取装置11は、紙葉類把Hの搬送及び湾曲を行う搬送湾曲装置12、及び湾曲状態に変形された紙葉類把Hの凹面側に位置した施封帯kの中間部を挾持し施封帯kの切断後に施封帯kを紙葉類の短手方向に展開する施封帯挾持展開装置13を備えている。
【0030】
また、施封帯抜取装置11は、紙葉類把Hを上側面より押さえ、搬送湾曲装置12の搬送プレスコンベア21とにより紙葉類把Hを挾持拘束する紙葉類把クランプ装置14、及び施封帯挾持展開装置13の2組の施封帯挾持アーム41,42で狭持された帯kをその中間部で切断する後述する施封帯切断装置15を備えている。
【0031】
さらに、施封帯抜取装置11は、施封帯kから重合紙葉類を引き抜き次工程のバラ把搬送部19に引き渡す紙葉類引抜装置16、及び紙葉類把H内に差し込まれた施封帯kの中差し帯部を引き出す後述する施封帯ピッカー装置17を備えている。
【0032】
搬送湾曲装置12は、紙葉類把Hの搬送路の下側に配設されている搬送プレスコンベア21、搬送路の上側に配設されている第1プレスローラ列22及び第2プレスローラ列23で構成されている。把搬送装置18により施封帯抜取装置11内に施封帯kで施封された状態で紙葉類の長手方向を搬送方向として搬送されてくる紙葉類把Hは、搬送プレスコンベア21の上に受け渡されて搬送された後、所定の位置において停止される。
【0033】
紙葉類把クランプ装置14は押圧シャフト71、72を有し、押圧シャフト71、72の下端部には紙葉類把Hの両側端部を押圧する押圧パッド73a、73bが取付けられている。
【0034】
押圧シャフト71、72は、可動支持板30と並行に配置された支持部材74に上下方向に摺動可能に取り付けられており、かつ、可動支持板30に固定されたスライド軸受75a、75bにより上下方向に直動可能に支持されている。
【0035】
押圧シャフト71、72による紙葉類把Hへの押圧動作は、駆動モータ77の回転駆動力をアーム78、リンク79を介して支持部材74を下降させることにより行う。
【0036】
紙葉類把Hの両側端部を押圧するのは、後述する施封帯挟持アーム41、42のスライド動作中において紙葉類把Hの全体あるいは一部がずれることを防止するためである。
【0037】
押圧パッド73a、73bの紙葉類に接する面は、表面粗さを荒くする処理を行う、あるいはゴムを貼り付けるなどの手段により紙葉類との間の摩擦係数を高めて、紙葉類把Hを押さえる押圧力を大きく設定しなくとも紙葉類把Hがずれることがないようにしている。
【0038】
また、押圧シャフト71、72と支持部材74との間には、圧縮ばね76a、76bが設けられており、紙葉類把Hへの押圧時に紙葉類把Hの厚みがばらついていても適正な力で押圧することができるようになっている。
【0039】
図7は搬送プレスコンベア21を示す斜視図である。
【0040】
搬送プレスコンベア21はゴム製の丸ベルトであるコンベアベルト24、25を有し、コンベアベルト24はプーリ24a…に掛け渡され、コンベアベルト25はプーリ25a…に掛け渡されている。コンベアベルト24、25には、動力を伝達させるタイミングベルト28を介して駆動モータ27が連結されている。
【0041】
搬送プレスコンベア21のコンベアベルト24、25は、紙葉類把Hの搬送方向と平行に配設されており、紙葉類把Hの下側の両側端部を支持して紙葉類把Hを搬送するようになっている。
【0042】
一方、第1プレスローラ列22およひ第2プレスローラ列23は、紙葉類把Hの搬送路上方に向けて張り出すように配置されている可動支持板30の下側に取り付けられており、紙葉類把Hの搬送方向に沿って紙葉類把Hの中央上部において紙葉類把Hの上方に位置するように配置されている。
【0043】
搬送プレスコンベア21のコンベアベルト24、25と第1プレスローラ列22、第2プレスローラ列23は、紙葉類把Hを挟んで異なる位相関係をもって配置されている。
【0044】
搬送プレスコンベア21の上昇動作は、図示しないモータの回転駆動力をリンク機構を介してリニアスライダの直進動作に変換し、スライダに取り付けられたコンベア支持フレーム26を上昇させることにより行われる。
【0045】
第1プレスローラ列22および第2プレスローラ列23は、紙葉類把Hが前記所定の停止位置にある時に、紙葉類把Kの施封帯kがある部分を回避するように配置されている。
【0046】
このような配置により、紙葉類把Hが第1プレスローラ列22および第2プレスローラ列23で押さえられるのは、紙葉類の部分のみに限定され、施封帯kの部分は押さえられていないため、施封帯kは紙葉類把Hの最上位の紙葉類表面から離れて浮き上がる。
【0047】
図8は施封帯挾持展開装置13を示す斜視図で、図9はその側面図である。
【0048】
施封帯挾持展開装置13は一対の施封帯挾持アーム41、42を有している。施封帯挾持アーム41、42は、下側アーム41a,42aと上側アーム41b,42bからなる。
【0049】
施封帯挾持アーム41、42の上側アーム41b、42bは、すべり軸受を介して2本の軸63、64によってスライド動作可能に支持されている。上側アーム41b、42bの各々の上部においてタイミングプーリ62a、62bに巻き掛けられているタイミングベルト65の互いに逆方向に走行する部分にそれぞれ取り付けられている。タイミングプーリ62bには正逆回転する駆動モータ61の駆動シャフト61aが接続されている。
【0050】
駆動モータ61が正方向に回転すると、施封帯挾持アーム41、42は互いに離間する方向に移動し、逆方向に回転すると、施封帯挾持アーム41、42は互いに接近する方向に移動する。
【0051】
施封帯挾持アーム41、42を互いに離間する方向へ移動させることにより、切断した施封帯kの施封帯挾持アーム41、42に挾持されている部位から紙葉類把Hに巻き掛けられている部位の間の部分に弛みを持たせ、次工程で行う紙葉類把Hの湾曲を解除する動作の際に、紙葉類把Hが突っ張ることがないようにする。
【0052】
図10は可動支持板30の上下ガイド機構を示すものである。
【0053】
可動支持板30は、スライドレール31a、31bに案内されるリニアスライダ32a、32bに取り付けられており、図示しない駆動モータの駆動力をタイミングベルトを介してリニアスライダ32a、32bに伝達することで上下方向に駆動される。
【0054】
図11は、施封帯挾持アーム41、42の下側アーム41a,42aと上側アーム41b,42bの支持構造を示すものである。
【0055】
下側アーム41aは上側アーム41bとの間に設けられた軸44aにより、下側アーム42aは上側アーム42bとの間に設けられた軸44bにより回転可能に支持されている。
【0056】
また、下側アーム41a、42aの上部には各一対のボールベアリング45a,45bおよび46a,46bがガイドシャフト47を挟み込むように取り付けられている。ガイドシャフト47は、駆動モータ43の回転軸に取り付けられた図示しない偏芯カムにより直進動作するスライダに取り付けられたアーム48の一端に固定されている。
【0057】
下側アーム41a、42aの開閉動作は、駆動モータ43を駆動してアーム48を回転させてガイドシャフト47を動かし、各々の施封帯挾持アーム41,42の下側アーム41a、42aを軸44a、44bの回りに回転させることにより行う。
【0058】
図12は施封帯切断装置15を示す斜視図で、図13はその側面図である。
【0059】
施封帯切断装置15は支持フレーム34を有し、この支持フレーム34には取付部材35を介して駆動モータ36が取り付けられている。駆動モータ36の回転シャフト36aにはリンクアーム37を介してスライダ38が接続されている。スライダ38は支持フレーム34のガイドレール39にスライド自在に取付けられている。スライダ38にはシャフト支持部50が取付けられ、シャフト支持部50には先端部にカッタ51を装着するシャフト52の基端部が回転自在に支持されている。シャフト52の基端部には、ギア53が取付けられ、このギア53はギア54を介してラック55が噛合されている。ラック55は取付部材35に固定されている。
【0060】
駆動モータ36が駆動されると、リンクアーム37を介してスライダ38がスライドされ、シャフト52が紙葉類の搬送方向に沿って移動する。この移動時には、ラック55に噛み合うギヤ54が回転され、このギヤ54の回転により、ギヤ53を介してシャフト52が回転される。このシャフト52の回転により、カッタ51が回転され、施封帯kが切断されるようになっている。
【0061】
図14は施封帯kを引き出すためのピッカー装置17を示す斜視図で、図15はその平面図である。
【0062】
ピッカー装置17はピッカー17A,17Bを有している。ピッカー17A,17Bは搬送プレスコンベア21上で停止される紙葉類把Hの両側方部に配置され、ピッカー爪91a、91b及び92a、92bを有している。ピッカー17A,17Bはピッカー爪91a、91b及び92a、92bの先端部が紙葉類把Hの側面部に位置する施封帯kの内側に回り込む位置まで回転して停止する。
【0063】
ピッカー17A,17Bは、紙葉類把搬送路中心を対称軸とした線対称に構成、配置されており、動作、機能は同じである。
【0064】
従って、以下の説明は施封帯ピッカー17Aについて記述する。
【0065】
ピッカー爪91a、91bは鎌のような形状をしており、重合紙葉類の紙葉類間に差し込み易く、かつ、施封帯kより十分に強度のあるように薄い金属板で作られている。ピッカー爪91a、91bの施封帯kを挾持する刃の部分のエッジは施封帯kを切断することがないよう丸みが付けられている。
【0066】
また、2個1組で構成されているピッカー爪91a、91bは、紙葉類把Hの両側面の上側に近い位置および下側に近い位置にそれぞれ配置されており、施封帯kの中差し帯部が紙葉類把Hの下側面を回って差し込まれている紙葉類把Hだけでなく、紙葉類把Hの上側面を回って差し込まれている場合にも施封帯kの中差し帯部を引き出せる構成となっている。
【0067】
ピッカー爪91a、91bの重合紙葉類の間への差し込みが完了しピッカー爪91a、91bが回転ストッパ93により回転動作が停止された後、ピッカー爪91a、91bは紙葉類把Hの側面とほぼ直角方向に直進移動させられる。これにより、ピッカー爪91a、91bで施封帯kの中差し帯部が略1cmほど紙葉類把Hの外側に引き出され、この引き出された部分がピッカー爪91a、91bと施封帯ストッパー94との間に挟み込まれ、その幅方向に亘って面的に挟圧保持される。
【0068】
この時、施封帯kの中差し帯部だけでなく施封帯挾持アーム41、42で挟圧保持されている施封帯kの紙葉類把Hの側面にある部分も同時にピッカー爪91b、92bと施封帯ストッパー94との間に挟み込まれて保持される。
【0069】
ピッカー爪91a、91b、92a,92bの回転は、駆動モータ95の軸97に取り付けられたアーム96を回転させることにより行う。ピッカー爪91a,92aの施封帯kの引き抜き動作は、ピッカー爪91a、92aがピッカー爪回転ストッパ93により回転を抑制された後、モータ95の回転駆動力がカム99とピッカー爪回転軸97を介してスライダ98の直進作動力に変換することにより行われる。
【0070】
図16は紙葉類引抜装置16を示すものである。
【0071】
紙葉類引抜装置16は上側紙葉類引抜アーム81と下側紙葉類引抜アーム82を有している。上側紙葉類引抜アーム81と下側紙葉類引抜アーム82は、図示しないスライダに取り付けられており、駆動モータの回転駆動力をカムを介して直進動作に変換することでそれぞれ上下方向へ駆動される。また、これら上側及び下側紙葉類引抜アーム81、82は図示しないスライダに取り付けられており、駆動モータによりタイミングベルトを介して直進駆動されるようになっている。
【0072】
図17は押圧シャフト71,72の押圧パッド73a,73b及び施封帯挟持アーム41、42を概略的に示す斜視図である。
【0073】
施封帯挟持アーム41、42は施封帯kの切断後には、互いに離間する方向に紙葉類の幅より広く移動展開させて施封帯kを伸張させ、施封帯kと紙葉類とが糊付されている場合には、糊を剥がし、また、施封帯kが強く巻き付けられている場合には、施封帯kを緩めることができるようになっている。
【0074】
また、この施封帯挟持アーム41、42の移動展開時には、紙葉類は押圧シャフト71,72の押圧パッド73a,73bにより押圧保持され、紙葉類のずれが防止されるようになっている。
【0075】
次に、施封帯抜取装置11の動作を図18乃至図29を参照して説明する。
【0076】
まず、図18に示すように、搬送プレスコンベア21のコンベアベルト24,25を駆動してコンベアベルト24,25上に紙葉類把Hを取り込み停止させる。ついで、図19に示すように、搬送プレスコンベア支持フレーム26を上昇させ、コンベアベルト24,25と第1及び第2のプレスローラ列22,23との間に紙葉類把Hを挾持し紙葉類把Hを湾曲させる。この湾曲後、図20に示すように、紙葉類把Hの湾曲を保持した状態で紙葉類把Hを搬送し、施封帯挾持アーム41,42内に施封帯kが到達した後、搬送を停止する。しかるのち、施封帯挾持アーム41,42を閉じて施封帯kを挾持する。このように施封帯kを挾持したのち、図21に示すように、カッター51を回転させながら移動させて施封帯kを一対の施封帯挾持アーム41,42の間において切断する。ついで、図22に示すように、施封帯挾持アーム41,42を互いに離間する方向に短い距離移動させて施封帯kに弛みを持たせる。こののち、搬送プレスコンベア21を下降させ紙葉類把Hの湾曲を解除する。ついで、図23に示すように、紙葉類把クランプ装置14の押圧シャフト71,72を下降させて紙葉類把Hを押さえる。こののち、図24に示すように、施封帯挾持アーム41,42を互いに離間する方向に紙葉類の幅より広く施封帯kが伸張する位置まで移動させる。この移動後、施封帯挾持アーム41,42を互いに接近する方向に短い距離移動させて施封帯kに弛みを持たせる。しかるのち、図25に示すように、紙葉類把クランプ装置14の押圧シャフト71,72を上昇させて紙葉類把Hの押さえを解除する。この解除後、ピッカー爪91a、91b、92a、92bを回転し重合紙葉類の間に差し込む。ついで、ピッカー爪91a、91b、92a、92bを引き付けてピッカー爪91a,92aで施封帯kの中差し帯部を引き出し、ピッカー爪91a、91b、92a、92bと施封帯ストッパ94,94とにより施封帯kを面的に挟圧保持する。このように、施封帯kを挟圧保持したのち、図27に示すように、紙葉類引抜装置16の上下の引抜きアーム81,82で重合紙葉類を挾持して移動する。これにより、図28に示すように、施封帯kから重合紙葉類が引き抜かれる。しかるのち、図29に示すように、施封帯挾持アーム41,42を移動させて施封帯kを施封帯収納部(図示しない)へ送り込んで施封帯kの抜取動作を終了する。
【0077】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように、施封帯の切断後、一対の挾持手段を互いに離間する方向に紙葉類の幅より広く移動させて施封帯を伸張させるから、紙葉類と施封帯とが糊付けされている紙葉類把の場合には、糊を剥がすことができ、施封帯が強く巻き付けられている紙葉類把の場合には、施封帯を緩めることができ、確実に紙葉類と施封帯を分離することができる。
【0078】
また、一対の挾持手段を互いに離間する方向に移動させるときは、紙葉類を保持手段により保持するから、紙葉類と施封帯が糊付けされていても、紙葉類をずらせることがなく、良好な搬送が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である紙葉類処理装置を示す斜視図。
【図2】前処理機における紙葉類把の流れを示す斜視図。
【図3】施封帯抜取装置を示す斜視図。
【図4】施封帯抜取装置を示す正面図。
【図5】施封帯抜取装置を示す平面図。
【図6】施封帯抜取装置を示す側面図。
【図7】搬送湾曲装置を示す斜視図。
【図8】施封帯挾持展開装置を示す斜視図。
【図9】施封帯挾持展開装置を示す側面図。
【図10】施封帯挾持展開装置のガイドシャフトを示す平面図。
【図11】施封帯挾持アームを示す正面図。
【図12】施封帯切断装置を示す斜視図。
【図13】施封帯切断装置を示す側面図。
【図14】施封帯ピッカー装置を示す斜視図。
【図15】施封帯ピッカー装置を示す平面図。
【図16】紙葉類引抜装置を示す側面図。
【図17】施封帯挾持アーム及び押圧パッドを概略的に示す斜視図。
【図18】紙葉類把が所定位置に搬送された状態を示す図。
【図19】紙葉類把が湾曲された状態を示す図。
【図20】施封帯が挾持ームにより挾持された状態を示す図。
【図21】施封帯がカッターにより切断される状態を示す図。
【図22】施封帯を挾持する挾持アームが施封帯切断後、互いに離れる方向に少し移動した状態を示す図。
【図23】紙葉類把を押圧シャフトにより押さえた状態を示す図。
【図24】施封帯を挾持する挾持アームが、互いに離れる方向に大きく移動した状態を示す図。
【図25】施封帯がピッカー爪により所定量引き出された状態を示す図。
【図26】引き出された施封帯がピッカー爪とストッパとにより、挟圧保持された状態を示す図。
【図27】重合紙葉類が引抜アームにより上下から挟圧保持された状態を示す図。
【図28】重合紙葉類が引抜アームにより引抜かれる状態を示す図。
【図29】重合紙葉類が引抜かれたのち施封帯を収納部へ搬送する状態を示す図。
【符号の説明】
H…紙葉類把
k…施封帯
11…施封帯抜取装置
12…搬送湾曲装置
13…施封帯挟持展開装置
14…紙葉類把クランプ装置
15…施封帯切断装置
16…紙葉類引抜装置
17…施封帯ピッカー(引出手段)
19…バラ把搬送部(第2の搬送手段)
21…搬送プレスコンベア(第1の搬送手段)
22…第1プレスローラ列
23…第2プレスローラ列
24、25…コンベアベルト
24a、25a…プーリ
26…コンベア支持フレーム
30…可動支持板
31a、31b…ガイドレール
32a、32b…スライダ
33…タイミングベルト
41、42…施封帯挾持アーム(挾持手段)
41a、42a…下側アーム
41b、42b…上側アーム
43…駆動モータ
44a、44b…軸
45a、45b…ベアリング
46a,46b…ベアリング
47…ガイドシャフト
48…アーム
51…カッター
61…駆動モータ(移動手段)
62a、62b…タイミングプーリ(移動手段)
63、64…軸
65…タイミングベルト
71、72…押圧シャフト(保持手段)
73a、73b…押圧パッド
74…支持部材
75a、75b…スライド軸受
76a、76b…圧縮ばね
77…駆動モータ
78…アーム
79…リンク
81…上側紙葉類引抜アーム(抜出手段)
82…下側紙葉類引抜アーム(抜出手段)
91a、91b…ピッカー爪(引出手段)
92a、92b…ピッカー爪(引出手段)
94…施封帯ストッパ
95…駆動モータ
96…アーム
97…ピッカー爪回転軸

Claims (6)

  1. 紙葉類を所定枚数重合する重合紙葉類を施封帯で施封してなる紙葉類把を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段により搬送されてくる紙葉類把の施封帯の中途部を前記重合紙葉類の面上で所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、
    この一対の挾持手段によって挾持された施封帯の一対の挾持手段間に位置する部位を切断する切断手段と、
    この切断手段よって施封帯が切断されたのち、前記重合紙葉類の施封帯から離間する部位を挾圧保持する保持手段と、
    この保持手段によって前記重合紙葉類が挟圧保持されたのち、前記一対の挾持手段をその挟持位置から互いに離間する方向に前記重合紙葉類の面上から外れる位置まで移動させて前記施封帯をその切断された部分から開く移動手段と、
    前記一対の挾持手段の移動により前記施封帯が開かれたのち、前記重合紙葉類を施封帯から抜き出す抜出手段と、
    を具備することを特徴とする施封帯抜取装置。
  2. 紙葉類を所定枚数重合する重合紙葉類を施封帯で施封してなる紙葉類把を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段によって搬送されてくる紙葉類把を湾曲させて施封帯と紙葉類との間に隙間を形成する隙間形成手段と、
    この隙間形成手段によって形成された隙間に挿入されて前記施封帯の中途部を前記重合紙葉類の面上で所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、
    この一対の挾持手段によって挾持された施封帯の一対の挾持手段間に位置する部位を切断する切断手段と、
    この切断手段よって施封帯が切断されたのち、前記重合紙葉類の施封帯から離間する部位を挾圧保持する保持手段と、
    この保持手段によって前記重合紙葉類が挟圧保持されたのち、前記一対の挾持手段をその挟持位置から互いに離間する方向に前記重合紙葉類の面上から外れる位置まで移動させて前記施封帯をその切断された部分から開く移動手段と、
    前記一対の挾持手段の移動により前記施封帯が開かれたのち、前記重合紙葉類を施封帯から抜き出す抜出手段と、
    を具備することを特徴とする施封帯抜取装置。
  3. 紙葉類を所定枚数重合する重合紙葉類を施封帯で施封してなる紙葉類把を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段によって搬送されてくる紙葉類把を湾曲させて施封帯と紙葉類との間に隙間を形成する隙間形成手段と、
    この隙間形成手段によって形成された隙間に挿入されて前記施封帯の中途部を前記重合紙葉類の面上で所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、
    この一対の挾持手段によって挾持された施封帯の一対の挾持手段間に位置する部位を切断する切断手段と、
    この切断手段よって施封帯が切断されたのち、前記重合紙葉類の施封帯から離間する部位を挾圧保持する保持手段と、
    この保持手段によって前記重合紙葉類が挟圧保持されたのち、前記一対の挾持手段をその挟持位置から互いに離間する方向に前記重合紙葉類の面上から外れる位置まで移動させて前記施封帯をその切断された部分から開く移動手段と、
    前記一対の挾持手段の移動により前記施封帯が開かれたのち、前記重合紙葉類を施封帯から抜き出す抜出手段と、
    この抜出手段により前記重合紙葉類が施封帯から抜き出されたのち、前記施封帯を回収収納する収納部と、
    を具備することを特徴とする施封帯抜取装置。
  4. 紙葉類を所定枚数重合する重合紙葉類を施封帯で施封してなる紙葉類把を搬送する第1の搬送手段と、
    この第1の搬送手段により搬送されてくる紙葉類把の施封帯の中途部を前記重合紙葉類の面上で所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、
    この一対の挾持手段によって挾持された施封帯の一対の挾持手段間に位置する部位を切断する切断手段と、
    この切断手段よって施封帯が切断されたのち、前記重合紙葉類の施封帯から離間する部位を挾圧保持する保持手段と、
    この保持手段によって前記重合紙葉類が挟圧保持されたのち、前記一対の挾持手段をその挟持位置から互いに離間する方向に前記重合紙葉類の面上から外れる位置まで移動させて前記施封帯をその切断された部分から開く移動手段と、
    前記一対の挾持手段の移動により前記施封帯が開かれたのち、前記重合紙葉類を施封帯から抜き出す抜出手段と、
    この抜出手段によって施封帯から抜き出された重合紙葉類を搬送する第2の搬送手段と、
    この第2の搬送手段によって搬送されてくる重合紙葉類から紙葉類を一枚ずつ取り出して検査し区分集積する処理手段と、
    を具備することを特徴とする紙葉類処理装置。
  5. 紙葉類を所定枚数重合する重合紙葉類を施封帯で施封してなる紙葉類把を搬送する第1の搬送手段と、
    この第1の搬送手段によって搬送されてくる紙葉類把を湾曲させて施封帯と紙葉類との間に隙間を形成する隙間形成手段と、
    この隙間形成手段によって形成された隙間に挿入されて前記施封帯の中途部を前記重合紙葉類の面上で所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、
    この一対の挾持手段によって挾持された施封帯の一対の挾持手段間に位置する部位を切断する切断手段と、
    この切断手段よって施封帯が切断されたのち、前記重合紙葉類の施封帯から離間する部位を挾圧保持する保持手段と、
    この保持手段によって前記重合紙葉類が挟圧保持されたのち、前記一対の挾持手段をその挟持位置から互いに離間する方向に前記重合紙葉類の面上から外れる位置まで移動させて前記施封帯をその切断された部分から開く移動手段と、
    前記一対の挾持手段の移動により前記施封帯が開かれたのち、前記重合紙葉類を施封帯から抜き出す抜出手段と、
    この抜出手段によって施封帯から抜き出された重合紙葉類を搬送する第2の搬送手段と、
    この第2の搬送手段によって搬送されてくる重合紙葉類から紙葉類を一枚ずつ取り出して検査し区分集積する処理手段と、
    を具備することを特徴とする紙葉類処理装置。
  6. 紙葉類を所定枚数重合する重合紙葉類を施封帯で施封してなる紙葉類把を搬送する第1の搬送手段と、
    この第1の搬送手段によって搬送されてくる紙葉類把を湾曲させて施封帯と紙葉類との間に隙間を形成する隙間形成手段と、
    この隙間形成手段によって形成された隙間に挿入されて前記施封帯の中途部を前記重合紙葉類の面上で所定間隔を存して挾持する一対の挾持手段と、
    この一対の挾持手段によって挾持された施封帯の一対の挾持手段間に位置する部位を切断する切断手段と、
    この切断手段よって施封帯が切断されたのち、前記重合紙葉類の施封帯から離間する部位を挾圧保持する保持手段と、
    この保持手段によって前記重合紙葉類が挟圧保持されたのち、前記一対の挾持手段をその挟持位置から互いに離間する方向に前記重合紙葉類の面上から外れる位置まで移動させて前記施封帯をその切断された部分から開く移動手段と、
    前記一対の挾持手段の移動により前記施封帯が開かれたのち、前記重合紙葉類を施封帯から抜き出す抜出手段と、
    この抜出手段により前記重合紙葉類が施封帯から抜き出されたのち、前記施封帯を回収収納する収納部と、
    前記抜出手段によって施封帯から抜き出された重合紙葉類を搬送する第2の搬送手段と、
    この第2の搬送手段によって搬送されてくる重合紙葉類から紙葉類を一枚ずつ取り出して検査し区分集積する処理手段と、
    を具備することを特徴とする紙葉類処理装置。
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