JP4417468B2 - 施封帯抜取装置及び紙葉類処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、有価証券などの紙葉類把から施封帯を除去する施封帯抜取装置及び施封帯が除去された重合紙葉類から紙葉類を1枚ずつ取り出して検査し、その検査結果に基づいて紙葉類の区分集積を行う紙葉類処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の施封帯抜取装置において、紙葉類把よりその施封帯を除去する場合には、施封帯の中央部をカッタにより切断して施封帯を分離し、この分離した施封帯を収納部に収納するようにしている。
【0003】
ところで、施封帯は紙葉類に巻き付けられてその一端部に他端部が重ね合わされてその一部が加熱されることによりシールされている。施封帯を切断する場合には、シール部の近傍をカッタで切断している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来においては、施封帯をカッタで切断すると、施封帯のシール部近傍、即ち接着されていない部分が切断片として分離されていた。この切断片は装置内部に入り込み、例えば、光検出センサーの検出光を遮り、誤動作を発生させる等の問題があった。
【0005】
本発明は上記事情に着目してなされたもので、施封帯の切断時に切断片を発生させることのないようにした施封帯抜取装置及び紙葉類処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、紙葉類を所定枚数重合してなる重合紙葉類に対して施封帯を巻き付け、前記重合紙葉類の面上で前記施封帯の一端側の上に他端側を重ね合わせ、その一部をシ−ル部として接着して施封した紙葉類把を搬送する搬送手段と、この搬送手段により搬送されてくる前記紙葉類把の施封帯のシール部近傍を切断する切断手段と、この切断手段による前記施封帯のシール部近傍の切断に先立って前記シール部近傍の施封帯の一端側と他端側とを接着する接着手段とを具備する。
【0007】
請求項2記載の発明は、紙葉類を所定枚数重合してなる重合紙葉類に対して施封帯を巻き付け、前記重合紙葉類の面上で前記施封帯の一端側の上に他端側を重ね合わせ、その一部をシ−ル部として接着して施封した紙葉類把を搬送する搬送手段と、この搬送手段により搬送されてくる前記紙葉類把の施封帯のシール部近傍を切断する切断手段と、この切断手段による前記施封帯のシール部近傍の切断に先立って前記シール部近傍の施封帯の一端側と他端側とを加熱することにより接着する接着手段とを具備する。
【0008】
請求項3記載の発明は、紙葉類を所定枚数重合してなる重合紙葉類に対して接着面を有する施封帯を巻き付け、前記重合紙葉類の面上で前記施封帯の一端側の上に他端側を重ね合わせ、その一部をシ−ル部として接着して施封した紙葉類把を搬送する搬送手段と、この搬送手段により搬送されてくる前記紙葉類把の施封帯のシール部近傍を切断する切断手段と、この切断手段による前記施封帯のシール部近傍の切断に先立って前記シール部近傍の施封帯の一端側と他端側を加熱することによりその接着面を介して接着する接着手段とを具備する。
【0009】
請求項4記載の発明は、紙葉類を所定枚数重合してなる重合紙葉類に対して接着面を有する施封帯を巻き付け、前記重合紙葉類の面上で前記施封帯の一端側の上に他端側を重ね合わせ、その一部をシ−ル部として接着して施封した紙葉類把を搬送する搬送手段と、この搬送手段により搬送されてくる前記紙葉類把の施封帯のシール部近傍を切断する切断手段と、この切断手段による前記施封帯のシール部近傍の切断に先立って前記シール部近傍の施封帯の一端側と他端側をヒータにより加熱することにより前記接着面を介して接着する接着手段とを具備する。
【0010】
請求項5記載の発明は、紙葉類を所定枚数重合してなる重合紙葉類に対して接着面を有する施封帯を巻き付け、前記重合紙葉類の面上で前記施封帯の一端側の上に他端側を重ね合わせ、その一部をシ−ル部として接着して施封した紙葉類把を搬送する搬送手段と、この搬送手段により搬送されてくる前記紙葉類把の施封帯のシール部近傍を切断する切断手段と、この切断手段による前記施封帯のシール部近傍の切断に先立って前記シール部近傍と前記紙葉類との間に挿入プレートを挿入し、この挿入プレート上に前記シール部近傍の施封帯の一端側と他端側をヒータにより押付けて加熱することにより前記接着面を介して接着する接着手段とを具備する。
請求項6記載の発明は、紙葉類を所定枚数重合してなる重合紙葉類に対して施封帯を巻き付け、前記重合紙葉類の面上で前記施封帯の一端側の上に他端側を重ね合わせ、その一部をシ−ル部として接着して施封した紙葉類把を搬送する第1の搬送手段と、この第1の搬送手段により搬送されてくる前記紙葉類把の施封帯のシール部近傍を切断する切断手段と、この切断手段による前記施封帯のシール部近傍の切断に先立って前記シール部近傍の施封帯の一端側と他端側とを接着する接着手段と、前記切断手段によって施封帯が切断されたのち、重合紙葉類を抜き出す抜出手段と、この抜出手段によって施封帯から抜き出された重合紙葉類を搬送する第2の搬送手段と、この第2の搬送手段によって搬送されてくる重合紙葉類から紙葉類を一枚ずつ取り出して検査し区分集積する処理手段とを具備する。
【0011】
請求項7記載の発明は、紙葉類を所定枚数重合してなる重合紙葉類に対して施封帯を巻き付け、前記重合紙葉類の面上で前記施封帯の一端側の上に他端側を重ね合わせ、その一部をシ−ル部として接着して施封した紙葉類把を搬送する第1の搬送手段と、この第1の搬送手段により搬送されてくる前記紙葉類把の施封帯のシール部近傍を切断する切断手段と、この切断手段による前記施封帯のシール部近傍の切断に先立って前記シール部近傍の施封帯の一端側と他端側とを加熱することにより接着する接着手段と、前記切断手段によって施封帯が切断されたのち、重合紙葉類を抜き出す抜出手段と、この抜出手段によって施封帯から抜き出された重合紙葉類を搬送する第2の搬送手段と、この第2の搬送手段によって搬送されてくる重合紙葉類から紙葉類を一枚ずつ取り出して検査し区分集積する処理手段とを具備する。
【0012】
請求項8記載の発明は、紙葉類を所定枚数重合してなる重合紙葉類に対して接着面を有する施封帯を巻き付け、前記重合紙葉類の面上で前記施封帯の一端側の上に他端側を重ね合わせ、その一部をシ−ル部として接着して施封した紙葉類把を搬送する第1の搬送手段と、この第1の搬送手段により搬送されてくる前記紙葉類把の施封帯のシール部近傍を切断する切断手段と、この切断手段による前記施封帯のシール部近傍の切断に先立って前記シール部近傍の施封帯の一端側と他端側を加熱することによりその接着面を介して接着する接着手段と、前記切断手段によって施封帯が切断されたのち、重合紙葉類を抜き出す抜出手段と、この抜出手段によって施封帯から抜き出された重合紙葉類を搬送する第2の搬送手段と、この第2の搬送手段によって搬送されてくる重合紙葉類から紙葉類を一枚ずつ取り出して検査し区分集積する処理手段とを具備する。
【0013】
請求項9記載の発明は、紙葉類を所定枚数重合してなる重合紙葉類に対して接着面を有する施封帯を巻き付け、前記重合紙葉類の面上で前記施封帯の一端側の上に他端側を重ね合わせ、その一部をシ−ル部として接着して施封した紙葉類把を搬送する第1の搬送手段と、この第1の搬送手段により搬送されてくる前記紙葉類把の施封帯のシール部近傍を切断する切断手段と、この切断手段による前記施封帯のシール部近傍の切断に先立って前記シール部近傍の施封帯の一端側と他端側をヒータにより加熱することにより前記接着面を介して接着する接着手段と、前記切断手段によって施封帯が切断されたのち、重合紙葉類を抜き出す抜出手段と、この抜出手段によって施封帯から抜き出された重合紙葉類を搬送する第2の搬送手段と、この第2の搬送手段によって搬送されてくる重合紙葉類から紙葉類を一枚ずつ取り出して検査し区分集積する処理手段とを具備する。
【0014】
請求項10記載の発明は、紙葉類を所定枚数重合してなる重合紙葉類に対して接着面を有する施封帯を巻き付け、前記重合紙葉類の面上で前記施封帯の一端側の上に他端側を重ね合わせ、その一部をシ−ル部として接着して施封した紙葉類把を搬送する第1の搬送手段と、この第1の搬送手段により搬送されてくる前記紙葉類把の施封帯のシール部近傍を切断する切断手段と、この切断手段による前記施封帯のシール部近傍の切断に先立って前記シール部近傍と前記紙葉類との間に挿入プレートを挿入し、この挿入プレート上に前記シール部近傍の施封帯の一端側と他端側をヒータにより押付けて加熱することにより前記接着面を介して接着する接着手段と、前記切断手段によって施封帯が切断されたのち、重合紙葉類を抜き出す抜出手段と、この抜出手段によって施封帯から抜き出された重合紙葉類を搬送する第2の搬送手段と、この第2の搬送手段によって搬送されてくる重合紙葉類から紙葉類を一枚ずつ取り出して検査し区分集積する処理手段とを具備する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す一実施の形態を参照して説明する。
【0016】
図1は紙葉類処理装置を示すもので、この紙葉類処理装置は束処理機1、コンベア2、前処理機3、及び検査機4により構成されている。
【0017】
束処理機1は、未検査束投入台5及び検査済束受入台6を備え、未検査束投入台5から投入される未検査束を束取出装置(図示しない)により取り出してコンベア2へと送り出し、また、検査機4で検査された検査済束を検査済束受入台6に受け入れるものである。
【0018】
コンベア2は束処理機1から送り出された未検査束を前処理機3へと搬送するものである。
【0019】
前処理機3はコンベア2によって搬送されてくる未検査束の帯を除去処理するものである。
【0020】
検査機4は前処理機3から送られてくる開封把を受け入れ、開封把からの紙葉類(例えば有価証券等)を一枚ずつ取り出してその良否等を検査し、その検査結果に基づいて区分集積する。そして、この区分集積した紙葉類を所定枚数ずつ帯で再び結束して検査済束としてコンベア2へと送り出し、束処理機1の検査済束受入台6へと搬送するものである。
【0021】
図2は前処理機3における紙葉類把Hの流れを示すものである。
【0022】
紙葉類把Hは所定枚数(例えば、100枚)重ね合わされた紙葉類を施封帯kによって施封したもので、束Tは把Hを所定個数(例えば、10個)重ね合わせて結束帯Kで十文字に結束したものである。
【0023】
前処理機3には、コンベア2によって束Tが多数搭載されて送られてくる。
【0024】
前処理機3は束Tを内部に取り込む束取込部7、この束取込部7により取り込まれた束Tの結束帯Kを除去する結束帯除去部8、この結束帯除去部8で結束帯Kが除去されたバラ束T´を搬送するバラ束搬送部9、このバラ束搬送部9によって搬送されてくるバラ束T´から把Hを一把ずつ切り出して搬送する切出搬送部10、この切出搬送部10から切り出された把Hを搬送する第1の搬送手段としての把搬送部18、この把搬送部18によって搬送される把Hの施封帯kを除去する施封帯抜取装置11、この施封帯抜取装置11で施封帯kが抜き取られた重合紙葉類を後工程の検査機4まで挾持搬送する第2の搬送手段としてのバラ把搬送部19によって構成されている。
【0025】
図3は、本発明の一実施の形態である施封帯抜取装置11を示す斜視図で、図4はその正面図で、図5はその平面図、図6はその側面図である。
【0026】
施封帯抜取装置11は、紙葉類把Hの搬送及び湾曲を行う搬送湾曲装置12、及び湾曲状態に変形された紙葉類把Hの凹面側に位置した施封帯kの中間部を挾持し施封帯kの切断後に施封帯kを紙葉類の短手方向に展開する施封帯挾持展開装置13を備えている。
【0027】
また、施封帯抜取装置11は、紙葉類把Hを上側面より押さえ、搬送湾曲装置12の搬送プレスコンベア21とにより紙葉類把Hを挾持拘束する紙葉類把クランプ装置14、及び施封帯挾持展開装置13の2組の施封帯挾持アーム41,42で狭持された帯kをその中間部で切断する後述する施封帯切断装置15、さらに、施封帯切断装置15による施封帯kの切断に先立って施封帯kの切断部を接着する接着装置101を備えている。
【0028】
また、施封帯抜取装置11は、施封帯kから重合紙葉類を引き抜き次工程のバラ把搬送部19に引き渡す紙葉類引抜装置16を備えている。
【0029】
搬送湾曲装置12は、紙葉類把Hの搬送路の下側に配設されている搬送プレスコンベア21、搬送路の上側に配設されている第1プレスローラ列22及び第2プレスローラ列23で構成されている。把搬送装置18により施封帯抜取装置11内に施封帯kで施封された状態で紙葉類の長手方向を搬送方向として搬送されてくる紙葉類把Hは、搬送プレスコンベア21の上に受け渡されて搬送された後、所定の位置において停止される。
【0030】
紙葉類把クランプ装置14は押圧シャフト71、72を有し、押圧シャフト71、72の下端部には紙葉類把Hの両側端部を押圧する押圧パッド73a、73bが取付けられている。
【0031】
押圧シャフト71、72は、可動支持板30と並行に配置された支持部材74に上下方向に摺動可能に取り付けられており、かつ、可動支持板30に固定されたスライド軸受75a、75bにより上下方向に直動可能に支持されている。
【0032】
押圧シャフト71、72による紙葉類把Hへの押圧動作は、駆動モータ77の回転駆動力をアーム78、リンク79を介して支持部材74を下降させることにより行う。
【0033】
図7は搬送プレスコンベア21を示す斜視図である。
【0034】
搬送プレスコンベア21はゴム製の丸ベルトであるコンベアベルト24、25を有し、コンベアベルト24はプーリ24a…に掛け渡され、コンベアベルト25はプーリ25a…に掛け渡されている。コンベアベルト24、25には、動力を伝達させるタイミングベルト28を介して駆動モータ27が連結されている。
【0035】
搬送プレスコンベア21のコンベアベルト24、25は、紙葉類把Hの搬送方向と平行に配設されており、紙葉類把Hの下側の両側端部を支持して紙葉類把Hを搬送するようになっている。
【0036】
一方、第1プレスローラ列22およひ第2プレスローラ列23は、紙葉類把Hの搬送路上方に向けて張り出すように配置されている可動支持板30の下側に取り付けられており、紙葉類把Hの搬送方向に沿って紙葉類把Hの中央上部において紙葉類把Hの上方に位置するように配置されている。
【0037】
搬送プレスコンベア21のコンベアベルト24、25と第1プレスローラ列22、第2プレスローラ列23は、紙葉類把Hを挟んで異なる位相関係をもって配置されている。
【0038】
搬送プレスコンベア21の上昇動作は、図示しないモータの回転駆動力をリンク機構を介してリニアスライダの直進動作に変換し、スライダに取り付けられたコンベア支持フレーム26を上昇させることにより行われる。
【0039】
第1プレスローラ列22および第2プレスローラ列23は、紙葉類把Hが前記所定の停止位置にある時に、紙葉類把Hの施封帯kがある部分を回避するように配置されている。
【0040】
このような配置により、紙葉類把Hが第1プレスローラ列22および第2プレスローラ列23で押さえられるのは、紙葉類の部分のみに限定され、施封帯kの部分は押さえられていないため、施封帯kは紙葉類把Hの最上位の紙葉類表面から離れて浮き上がる。
【0041】
図8は施封帯挾持展開装置13を示す斜視図で、図9はその側面図である。
【0042】
施封帯挾持展開装置13は一対の施封帯挾持アーム41、42を有している。施封帯挾持アーム41、42は、下側アーム41a,42aと上側アーム41b,42bからなる。
【0043】
施封帯挾持アーム41、42の上側アーム41b、42bは、すべり軸受を介して2本の軸63、64によってスライド動作可能に支持されている。上側アーム41b、42bの各々の上部においてタイミングプーリ62a、62bに巻き掛けられているタイミングベルト65の互いに逆方向に走行する部分にそれぞれ取り付けられている。タイミングプーリ62bには正逆回転する駆動モータ61の駆動シャフト61aが接続されている。
【0044】
駆動モータ61が正方向に回転すると、施封帯挾持アーム41、42は互いに離間する方向に移動し、逆方向に回転すると、施封帯挾持アーム41、42は互いに接近する方向に移動する。
【0045】
施封帯挾持アーム41、42を互いに離間する方向へ移動させることにより、切断した施封帯kの施封帯挾持アーム41、42に挾持されている部位から紙葉類把Hに巻き掛けられている部位の間の部分に弛みを持たせ、次工程で行う紙葉類把Hの湾曲を解除する動作の際に、紙葉類把Hが突っ張ることがないようにする。
【0046】
図10は可動支持板30の上下ガイド機構を示すものである。
【0047】
可動支持板30は、スライドレール31a、31bに案内されるリニアスライダ32a、32bに取り付けられており、図示しない駆動モータの駆動力をタイミングベルトを介してリニアスライダ32a、32bに伝達することで上下方向に駆動される。
【0048】
図11は、施封帯挾持アーム41、42の下側アーム41a,42aと上側アーム41b,42bの支持構造を示すものである。
【0049】
下側アーム41aは上側アーム41bとの間に設けられた軸44aにより、下側アーム42aは上側アーム42bとの間に設けられた軸44bにより回転可能に支持されている。
【0050】
また、下側アーム41a、42aの上部には各一対のボールベアリング45a,45bおよび46a,46bがガイドシャフト47を挟み込むように取り付けられている。ガイドシャフト47は、駆動モータ43の回転軸に取り付けられた図示しない偏芯カムにより直進動作するスライダに取り付けられたアーム48の一端に固定されている。
【0051】
下側アーム41a、42aの開閉動作は、駆動モータ43を駆動してアーム48を回転させてガイドシャフト47を動かし、各々の施封帯挾持アーム41,42の下側アーム41a、42aを軸44a、44bの回りに回転させることにより行う。
【0052】
図12は施封帯切断装置15を示す斜視図で、図13はその側面図である。
【0053】
施封帯切断装置15は支持フレーム34を有し、この支持フレーム34には取付部材35を介して駆動モータ36が取り付けられている。駆動モータ36の回転シャフト36aにはリンクアーム37を介してスライダ38が接続されている。スライダ38は支持フレーム34のガイドレール39にスライド自在に取付けられている。スライダ38にはシャフト支持部50が取付けられ、シャフト支持部50には先端部にカッタ51を装着するシャフト52の基端部が回転自在に支持されている。シャフト52の基端部には、ギア53が取付けられ、このギア53はギア54を介してラック55が噛合されている。ラック55は取付部材35に固定されている。
【0054】
駆動モータ36が駆動されると、リンクアーム37を介してスライダ38がスライドされ、シャフト52が紙葉類の搬送方向に沿って移動する。この移動時には、ラック55に噛み合うギヤ54が回転され、このギヤ54の回転により、ギヤ53を介してシャフト52が回転される。このシャフト52の回転により、カッタ51が回転され、施封帯kが切断されるようになっている。
【0055】
図14は紙葉類引抜装置16を示すものである。
【0056】
紙葉類引抜装置16は上側紙葉類引抜アーム81と下側紙葉類引抜アーム82を有している。上側紙葉類引抜アーム81と下側紙葉類引抜アーム82は、図示しないスライダに取り付けられており、駆動モータの回転駆動力をカムを介して直進動作に変換することでそれぞれ上下方向へ駆動され、紙葉類把Hの施封帯kから離間する部位を挟圧保持するようになっている。
【0057】
また、これら上側及び下側紙葉類引抜アーム81、82は図示しないスライダに取り付けられており、駆動モータによりタイミングベルトを介して直進駆動されるようになっている。
【0058】
図15は施封帯kによって施封される紙葉類把Hを示すものである。
【0059】
施封帯kはその一面側に熱溶着性の接着面を有して紙葉類把Hの外周部に巻き付けられ、その一端側(以後、内側帯kaという)を紙葉類の上面部に位置させ、この内側帯kaの上に他端側(以後、外側帯kbという)を重ね合わせている。そして、この重ね合わされた施封帯kの内側帯kaと外側帯kbの一部が加熱されることにより、熱溶着されてシール部k1 が形成されている。
【0060】
施封帯kはシール部k1 を避けて中央部からカッタ51により切断されるようになっている。
【0061】
ところで、施封帯kの内側帯kaは中折りされて内側に折り込まれている。このため、施封帯kがカッタ51により切断されると、内側帯ka及び中折部が切断片となって分離し、装置の内部に紛れ込んでしまう虞があった。
【0062】
切断片が紛れ込むと、装置の内部の光センサなどの光線を遮り、誤検知を発生させる虞があった。
【0063】
そこで、本発明では、施封帯kの切断時に切断片を発生させないようにするため、切断に先立って施封帯kの切断部ksを接着するための接着ユニットを備えている。
【0064】
図16は接着手段としての接着ユニット101を示す斜視図で、図17はその側面図、図18はその正面図、図19はその平面図である。
【0065】
接着ユニット101は、紙葉類把Hと施封帯kとの間に挿入プレート106を挿入する挿入部102と、施封帯kを挿入プレート106と挟み込んで熱接着するための加熱部103と、熱接着の終了した紙葉類把Hを次工程へ送り出す搬送部104とによって構成されている。
【0066】
挿入部102は挿入プレート106を有している。挿入プレート106は連結機構107を介してベアリングシャフト108に接続されている。ベアリングシャフト108は支持フレーム109のガイド溝110に水平方向に沿ってスライド自在に支持されている。ベアリングシャフト108にはリンクアーム112の上端部が接続され、リンクアーム112の下端部は支持フレーム109に回動自在に支持されている。リンクアーム112の中途部にはモーターアーム113を介して正逆回転する駆動モータ113が接続されている。
【0067】
駆動モータ113が正回転すると、モーターアーム113を介してリンクアーム112が正方向に回動され、この回動によりベアリングシャフト108がガイド溝110に沿って移動し、挿入プレート106が前進される。この前進により挿入プレート106が紙葉類把Hの上面部と施封帯kとの間に挿入されるようになっている。
【0068】
駆動モータ113が逆回転すると、モーターアーム113を介してリンクアーム112が逆方向に回動され、この回動によりベアリングシャフト108がガイド溝110に沿って移動し、挿入プレート106が後退される。この後退により挿入プレート106が紙葉類把Hの上面部と施封帯kとの間から離脱されるようになっている。
【0069】
また、加熱部103は上記した挿入プレート106の移動路の上方に位置して可動ヒーターブロック114を備えている。可動ヒーターブロック114は連結部材115を介して動力伝達用タイミングベルト116に連結されている。動力伝達用タイミングベルト116は駆動プーリ118と従動プーリ119との間に掛け渡されている。駆動プーリ118は正逆回転する駆動モータ120の駆動軸120aに接続されている。
【0070】
駆動モータ120が正回転すると、動力伝達用タイミングベルト116が正方向に走行され、可動ヒーターブロック114が下降されて紙葉類把Hの施封帯kの中央部(後で、カッタにより切断される部分)に接触され、上記した挿入プレート106とにより施封帯kの中央部を挟持し加熱するようになっている。
【0071】
駆動モータ120が逆回転すると、動力伝達用タイミングベルト116が逆方向に走行され、可動ヒーターブロック114が上昇されて紙葉類把Hの施封帯kの中央部から離間して初期位置に復帰し、上記した挿入プレート106とによる施封帯kの挟持を解除するようになっている。
【0072】
また、搬送部104は把搬送部18によって搬送されてくる紙葉類把Hを受けて搬送するコンベアベルト121を備えている。
【0073】
コンベアベルト121はプーリ122,123間に掛け渡されている。プーリ122には伝達用タイミングベルト125を介して駆動プーリ126が接続され駆動プーリ126には駆動モータ128が接続されている。
【0074】
駆動モータ128が回転すると、駆動プーリ126、伝達用タイミングベルト125及びプーリ123を介してコンベアベルト121が走行されて紙葉類把Hが所定位置即ち、紙葉類把Hの施封帯kが可動ヒーターブロック114の真下に位置するように搬送されるようになっている。
【0075】
次に、図20〜図24に基づいて施封帯kの切断部分の接着動作について説明する。
【0076】
まず、把搬送装置18によって搬送されてくる紙葉類把Hが搬送部104のコンベアベルト121に受け渡されて搬送され所定位置に至と、停止される。この状態から挿入部102の駆動モータ113が回転され、図20に示すように、挿入プレート106が前進されて紙葉類把Hの上側表面と施封帯kとの間に挿入される。
【0077】
次に、加熱部103の駆動モータ120が回転されて可動ヒーターブロック114が下降されて、図21に示すように、施封帯kの上面中央部(切断部ks)に接触して挿入プレート106に押付け、施封帯kの外側帯kbと内側帯kaとを熱接着する。このようにして施封帯kの熱接着を終了したのち、図22に示すように、可動ヒーターブロック114を上昇させるとともに、挿入プレート106を後退させて初期位置に復帰させる。しかるのち、搬送部104のコンベアベルト121を走行させて、図23に示すように、紙葉類把Hを搬送する。この紙葉類把Hは図24に示すように、切断部へ搬送され、その施封帯kの切断部sがカッター51により切断される。
【0078】
このように施封帯kの切断部ksが切断されたのちは、紙葉類が施封帯kから抜き取られ、バラ把搬送部19により、後工程に搬送されて処理される。切断された施封帯kは回収されて収納部に収納される。
【0079】
上記したように、施封帯kの切断部ksを接着してから切断するため、切断片が発生せず、光センサなどの誤検知を発生させることがない。
【0080】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように、紙葉類を施封する施封帯のシール部近傍を切断に先立って接着するから、シール部近傍の切断時に施封帯の切断片を発生させることがない。
【0081】
従って、従来のように、施封帯の切断片が装置内に配置される光検出センサ等の光を遮って誤検知を発生するようなことがないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である紙葉類処理装置を示す斜視図。
【図2】紙葉類処理装置の前処理機における紙葉類把の流れを示す斜視図。
【図3】施封帯抜取装置を示す斜視図。
【図4】施封帯抜取装置を示す正面図。
【図5】施封帯抜取装置を示す平面図。
【図6】施封帯抜取装置を示す側面図。
【図7】搬送湾曲装置を示す斜視図。
【図8】施封帯挾持展開装置を示す斜視図。
【図9】施封帯挾持展開装置を示す側面図。
【図10】施封帯挾持展開装置のガイドシャフトを示す平面図。
【図11】施封帯挾持アームを示す正面図。
【図12】施封帯切断装置を示す斜視図。
【図13】施封帯切断装置を示す側面図。
【図14】紙葉類引抜装置を示す側面図。
【図15】施封帯によって施封される紙葉類把を示す図。
【図16】接着ユニットを示す斜視図。
【図17】接着ユニットを示す側面図。
【図18】接着ユニットを示す正面図。
【図19】接着ユニットを示す平面図。
【図20】施封帯と紙葉類との間に挿入プレートが挿入された状態を示す斜視図。
【図21】可動ヒータブロックにより、施封帯のシール部近傍が加熱される状態を示す斜視図。
【図22】挿入プレート及び可動ヒータブロックが初期位置に復帰する状態を示す斜視図。
【図23】施封帯のシール部近傍が接着されて搬送される紙葉類把を示す斜視図。
【図24】接着された施封帯のシール部近傍を切断する状態を示す斜視図。
【符号の説明】
H…紙葉類把
k…施封帯
k1…シール部
ka…内側帯(一端部)
kb…外側帯(他端部)
ks…切断部
11…施封帯抜取装置
12…搬送湾曲装置
13…施封帯挟持展開装置
14…紙葉類把クランプ装置
15…施封帯切断装置
16…紙葉類引抜装置
17…施封帯ピッカー(引出手段)
19…バラ把搬送部(第2の搬送手段)
21…搬送プレスコンベア(第1の搬送手段)
22…第1プレスローラ列
23…第2プレスローラ列
24、25…コンベアベルト
24a、25a…プーリ
26…コンベア支持フレーム
30…可動支持板
31a、31b…ガイドレール
32a、32b…スライダ
33…タイミングベルト
41、42…施封帯挾持アーム(挾持手段)
41a、42a…下側アーム
41b、42b…上側アーム
43…駆動モータ
44a、44b…軸
45a、45b…ベアリング
46a,46b…ベアリング
47…ガイドシャフト
48…アーム
51…カッター
61…駆動モータ(移動手段)
62a、62b…タイミングプーリ(移動手段)
63、64…軸
65…タイミングベルト
71、72…押圧シャフト
73a、73b…押圧パッド
74…支持部材
75a、75b…スライド軸受
76a、76b…圧縮ばね
77…駆動モータ
78…アーム
79…リンク
81…上側紙葉類引抜アーム(抜出手段)
82…下側紙葉類引抜アーム(抜出手段)
101…接着ユニット
106…挿入プレート
114…可動ヒータブロック

Claims (10)

  1. 紙葉類を所定枚数重合してなる重合紙葉類に対して施封帯を巻き付け、前記重合紙葉類の面上で前記施封帯の一端側の上に他端側を重ね合わせ、その一部をシ−ル部として接着して施封した紙葉類把を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段により搬送されてくる前記紙葉類把の施封帯のシール部近傍を切断する切断手段と、
    この切断手段による前記施封帯のシール部近傍の切断に先立って前記シール部近傍の施封帯の一端側と他端側とを接着する接着手段と
    を具備することを特徴とする施封帯抜取装置。
  2. 紙葉類を所定枚数重合してなる重合紙葉類に対して施封帯を巻き付け、前記重合紙葉類の面上で前記施封帯の一端側の上に他端側を重ね合わせ、その一部をシ−ル部として接着して施封した紙葉類把を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段により搬送されてくる前記紙葉類把の施封帯のシール部近傍を切断する切断手段と、
    この切断手段による前記施封帯のシール部近傍の切断に先立って前記シール部近傍の施封帯の一端側と他端側とを加熱することにより接着する接着手段と
    を具備することを特徴とする施封帯抜取装置。
  3. 紙葉類を所定枚数重合してなる重合紙葉類に対して接着面を有する施封帯を巻き付け、前記重合紙葉類の面上で前記施封帯の一端側の上に他端側を重ね合わせ、その一部をシ−ル部として接着して施封した紙葉類把を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段により搬送されてくる前記紙葉類把の施封帯のシール部近傍を切断する切断手段と、
    この切断手段による前記施封帯のシール部近傍の切断に先立って前記シール部近傍の施封帯の一端側と他端側を加熱することによりその接着面を介して接着する接着手段と
    を具備することを特徴とする施封帯抜取装置。
  4. 紙葉類を所定枚数重合してなる重合紙葉類に対して接着面を有する施封帯を巻き付け、前記重合紙葉類の面上で前記施封帯の一端側の上に他端側を重ね合わせ、その一部をシ−ル部として接着して施封した紙葉類把を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段により搬送されてくる前記紙葉類把の施封帯のシール部近傍を切断する切断手段と、
    この切断手段による前記施封帯のシール部近傍の切断に先立って前記シール部近傍の施封帯の一端側と他端側をヒータにより加熱することにより前記接着面を介して接着する接着手段と
    を具備することを特徴とする施封帯抜取装置。
  5. 紙葉類を所定枚数重合してなる重合紙葉類に対して接着面を有する施封帯を巻き付け、前記重合紙葉類の面上で前記施封帯の一端側の上に他端側を重ね合わせ、その一部をシ−ル部として接着して施封した紙葉類把を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段により搬送されてくる前記紙葉類把の施封帯のシール部近傍を切断する切断手段と、
    この切断手段による前記施封帯のシール部近傍の切断に先立って前記シール部近傍と前記紙葉類との間に挿入プレートを挿入し、この挿入プレート上に前記シール部近傍の施封帯の一端側と他端側をヒータにより押付けて加熱することにより前記接着面を介して接着する接着手段と
    を具備することを特徴とする施封帯抜取装置。
  6. 紙葉類を所定枚数重合してなる重合紙葉類に対して施封帯を巻き付け、前記重合紙葉類の面上で前記施封帯の一端側の上に他端側を重ね合わせ、その一部をシ−ル部として接着して施封した紙葉類把を搬送する第1の搬送手段と、
    この第1の搬送手段により搬送されてくる前記紙葉類把の施封帯のシール部近傍を切断する切断手段と、
    この切断手段による前記施封帯のシール部近傍の切断に先立って前記シール部近傍の施封帯の一端側と他端側とを接着する接着手段と、
    前記切断手段によって施封帯が切断されたのち、重合紙葉類を抜き出す抜出手段と、
    この抜出手段によって施封帯から抜き出された重合紙葉類を搬送する第2の搬送手段と、
    この第2の搬送手段によって搬送されてくる重合紙葉類から紙葉類を一枚ずつ取り出して検査し区分集積する処理手段と
    を具備することを特徴とする紙葉類処理装置。
  7. 紙葉類を所定枚数重合してなる重合紙葉類に対して施封帯を巻き付け、前記重合紙葉類の面上で前記施封帯の一端側の上に他端側を重ね合わせ、その一部をシ−ル部として接着して施封した紙葉類把を搬送する第1の搬送手段と、
    この第1の搬送手段により搬送されてくる前記紙葉類把の施封帯のシール部近傍を切断する切断手段と、
    この切断手段による前記施封帯のシール部近傍の切断に先立って前記シール部近傍の施封帯の一端側と他端側とを加熱することにより接着する接着手段と、
    前記切断手段によって施封帯が切断されたのち、重合紙葉類を抜き出す抜出手段と、
    この抜出手段によって施封帯から抜き出された重合紙葉類を搬送する第2の搬送手段と、
    この第2の搬送手段によって搬送されてくる重合紙葉類から紙葉類を一枚ずつ取り出して検査し区分集積する処理手段と
    を具備することを特徴とする紙葉類処理装置。
  8. 紙葉類を所定枚数重合してなる重合紙葉類に対して接着面を有する施封帯を巻き付け、前記重合紙葉類の面上で前記施封帯の一端側の上に他端側を重ね合わせ、その一部をシ−ル部として接着して施封した紙葉類把を搬送する第1の搬送手段と、
    この第1の搬送手段により搬送されてくる前記紙葉類把の施封帯のシール部近傍を切断する切断手段と、
    この切断手段による前記施封帯のシール部近傍の切断に先立って前記シール部近傍の施封帯の一端側と他端側を加熱することによりその接着面を介して接着する接着手段と、
    前記切断手段によって施封帯が切断されたのち、重合紙葉類を抜き出す抜出手段と、
    この抜出手段によって施封帯から抜き出された重合紙葉類を搬送する第2の搬送手段と、
    この第2の搬送手段によって搬送されてくる重合紙葉類から紙葉類を一枚ずつ取り出して検査し区分集積する処理手段と
    を具備することを特徴とする紙葉類処理装置。
  9. 紙葉類を所定枚数重合してなる重合紙葉類に対して接着面を有する施封帯を巻き付け、前記重合紙葉類の面上で前記施封帯の一端側の上に他端側を重ね合わせ、その一部をシ−ル部として接着して施封した紙葉類把を搬送する第1の搬送手段と、
    この第1の搬送手段により搬送されてくる前記紙葉類把の施封帯のシール部近傍を切断する切断手段と、
    この切断手段による前記施封帯のシール部近傍の切断に先立って前記シール部近傍の施封帯の一端側と他端側をヒータにより加熱することにより前記接着面を介して接着する接着手段と、
    前記切断手段によって施封帯が切断されたのち、重合紙葉類を抜き出す抜出手段と、
    この抜出手段によって施封帯から抜き出された重合紙葉類を搬送する第2の搬送手段と、
    この第2の搬送手段によって搬送されてくる重合紙葉類から紙葉類を一枚ずつ取り出して検査し区分集積する処理手段と
    を具備することを特徴とする紙葉類処理装置。
  10. 紙葉類を所定枚数重合してなる重合紙葉類に対して接着面を有する施封帯を巻き付け、前記重合紙葉類の面上で前記施封帯の一端側の上に他端側を重ね合わせ、その一部をシ−ル部として接着して施封した紙葉類把を搬送する第1の搬送手段と、
    この第1の搬送手段により搬送されてくる前記紙葉類把の施封帯のシール部近傍を切断する切断手段と、
    この切断手段による前記施封帯のシール部近傍の切断に先立って前記シール部近傍と前記紙葉類との間に挿入プレートを挿入し、この挿入プレート上に前記シール部近傍の施封帯の一端側と他端側をヒータにより押付けて加熱することにより前記接着面を介して接着する接着手段と、
    前記切断手段によって施封帯が切断されたのち、重合紙葉類を抜き出す抜出手段と、
    この抜出手段によって施封帯から抜き出された重合紙葉類を搬送する第2の搬送手段と、
    この第2の搬送手段によって搬送されてくる重合紙葉類から紙葉類を一枚ずつ取り出して検査し区分集積する処理手段と
    を具備することを特徴とする紙葉類処理装置。
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