JP2760557B2 - 紙葉類の束処理装置 - Google Patents

紙葉類の束処理装置

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JP2760557B2
JP2760557B2 JP1081006A JP8100689A JP2760557B2 JP 2760557 B2 JP2760557 B2 JP 2760557B2 JP 1081006 A JP1081006 A JP 1081006A JP 8100689 A JP8100689 A JP 8100689A JP 2760557 B2 JP2760557 B2 JP 2760557B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B69/00Unpacking of articles or materials, not otherwise provided for
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は紙葉類の束処理装置に関し、さらに詳しく
は、銀行券の紙葉類の束を受入れ、この束を形成する大
帯を除去して小帯により施封された紙葉類把(以下
「把」という)の状態で送り出す紙葉類の束処理装置に
関する。
(従来の技術) 例えば、銀行券の鑑査を行う鑑査処理装置において
は、束(上述した把を所定数大帯で施封したもの)の状
態の紙葉類を受入れて、この束から大帯を除去し、1把
ずつの把として送出す紙葉類の束処理装置が用いられて
いる。
このような束処理装置の従来例の概要を第10図を参照
して説明する。
同図に示す束処理装置は、束Tを受入れて、この束T
を形成する縦方向の大帯(以下「縦帯」という)K1及び
横方向の大帯(以下「横帯」という)K2を各々切断する
縦帯カッタ1101、横帯カッタ1102と、これら両カッタ11
01、1102により切断された縦帯K1、横帯K2を挟持して除
去する縦帯キャッチ1103、1104と、縦帯K1、横帯K2が除
去された個々の把を1把ずつに切出して90度回転させ、
把Hとして図示していないが次の小帯除去処理に供する
把切出し部1105と、図示してないが束や把の搬送処理を
行う搬送手段とを有している。
しかしながら、上述した従来装置の場合、縦帯K1、横
帯K2の除去処理を両キャッチ1103、1104のみで行うもの
であるため、縦帯K1、横帯K2の施封状態によってはこれ
らを完全に除去することができず、この結果、この装置
の後段で行われる小帯kの除去処理段階まで縦帯K1、横
帯K2の残留分が移送されてしまい、小帯kの除去処理に
悪影響を与えるという問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記事情に鑑みてなされたものあり、束の状
態の紙葉類から大帯を完全に除去することができる紙葉
類の束処理装置を提供することを目的とするものであ
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、紙葉類が小帯により施封された把を所定数
大帯により縦横に施封した束を受入れて処理する紙葉類
の束処理装置において、前記束の縦方向の大帯を切断す
る切断手段と、この切断手段により切断された縦方向の
大帯を挾持して除去する縦帯除去手段と、この縦帯除去
手段により縦方向の大帯が除去された所定数の把を搬送
する搬送手段と、この搬送手段により搬送される前記所
定数の把の、縦方向の大帯が巻かれていた一面に対向配
置され、これら把に残留する縦方向の大帯を巻込む巻込
ローラと、この巻込ローラにて巻込まれた前記大帯を搬
送する巻込ベルトと、この巻込ベルトによって搬送され
た前記大帯を収納する大帯保管カセットとからなる残留
縦帯除去手段と、この残留縦帯除去手段による取除き処
理後の所定数の把の、縦方向の大帯が巻かれていた一面
に接触し、残留している大帯を掻き落す掻き落し部材と
からなるものである。
(作用) 以下に上記構成の装置の作用を説明する。
この装置が束の状態の紙葉類を受入れると、切断手段
が束の縦方向の大帯を切断する。
切断された縦方向の大帯は、縦帯除去手段により挾持
されて紙葉類から除去され、これにより、紙葉類は所定
数の把の状態になる。
所定数の把は、搬送手段により搬送されるが、このと
き、残留縦帯除去手段が巻込ローラにより各把に残留す
る大帯を巻込み、巻込ベルトによって前記大帯を搬送
し、大帯を保管カセットに収納する。
さらに、掻き落し部材は、残留縦帯除去手段による取
除き処理後の各把の上面に接触し残余の大帯を掻き落
す。
(実施例) 以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図に示す紙葉類の束処理装置200は、紙葉類の束
Tを搬入するベルトコンベア方式の束搬入手段201、こ
の束搬入手段201上の束Tを検出する発光素子及び受光
素子からなる束センサ202と、前記束搬入手段201の上方
に配置され束Tの縦帯K1に識別情報(銀行名等)を印刷
する大帯プリンタ203と、束T及び所定数の把Hの搬送
を行う搬送手段204と、束Tの縦帯K1,横帯K2を切断す
る切断手段205と、束Tから縦帯K1,横帯K2を除去する
帯除去手段206と、縦帯K1,横帯K2が除去された所定数
の把Hを一時集積する把集積手段207と、この把集積手
段207により集積される所定数の把Hを受取り、各把H
を1把ずつ切出す把切出し手段208と、この把切出し手
段208により切出された各把Hを搬出する小帯プリンタ2
09aを備えた把搬出手段209とを有している。
前記搬送手段204は、前記束搬入手段209と把搬出手段
209との間に配置された平坦で、かつ、束受領域211,方
向転換領域212,束処理領域213,把処理領域214,把集積領
域215を連続的に形成した全体として略F型の基台210
と、この基台210における束受領域211上の束Tの存在を
検出する発光素子,受光素子からなる第1の束センサ21
6と、束受領域211から方向転換領域212へ及び方向転換
領域212から把処理領域214へそれぞれ束T又は把Hを搬
送する第1の移送部217と、前記方向転換領域212に束T
又は所定数の把Hが存在することを検出する第2の束セ
ンサ218と、方向転換領域212と束処理領域213との間で
束T又は所定数の把Hの搬送を行う第2の移送部219
と、前記束処理領域213の端部に束Tが存在することを
検出する第3の束センサ220と、前記第1の移送部217に
より方向転換領域212から送り出される所定数の把Hを
把処理領域214上で移送し、把集積領域215へ送る第3の
移送部221と、把集積領域215において前記把切出し手段
208により切出され1把の状態になった紙葉類Cの存在
を検知する第4のセンサ222と、同じく1把の状態の紙
葉類Cを把搬出手段209へ送り出す第4の移送部223とを
具備している。
前記第1の移送部217は、図示しない駆動部により矢
印P方向へ駆動される第1のスイーパー225と、前記方
向転換領域212において第1のスイーパー225と対向状態
に配置され、方向転換領域からP方向へ直線的に移動す
る移動壁226とを具備している。この移動壁226には束T
又は把Hの端面に当接する位置決め部材227が設けられ
ている。
前記第2の移送部219は、前記方向転換領域212におい
て対向配置された略コ字状の一対の第1,第2のトランス
ファー228,229と、この両トランスファー228,229を矢印
Q方向(前記P方向と直交する方向)へ駆動する図示し
ない駆動部とを具備し、両トランスファー228,229を方
向転換領域212と束処理領域213との間で往復動させるよ
うになっている。
前記第3の移送部221は、第3のトランスファー230及
び図示しない駆動部を具備している。
前記第4の移送部223は、第4のトランスファー231及
び図示しない駆動部を具備している。
前記基台210上の方向転換領域212,前記第1の移送部2
17,第2の移送部219,第2の束センサ218により把集積手
段207を構成している。
次に、第1図,第2図乃至第7図をも参照し、前記切
断手段205及び帯除去手段206について詳述する。
前記切断手段205は、第1図に示すように、束処理領
域213において、垂直方向に上下動するように駆動され
束Tの縦帯K1を切断する縦帯カッタ235と、水平方向に
往復動するように駆動され束Tの横帯K2を切断する横帯
カッタ236とを具備している。
前記帯除去手段206は、切断後の横帯K2を紙葉類Cか
らめくり取る横めくり部240と、横帯K2を挟持すべく前
記束処理領域213における束Tの隅部近傍に配置された
横キャッチ243及びこの横キャッチ423の開閉駆動を行う
横キャッチ駆動部242と、前記横めくり部240によりめく
り取られる横帯K1を横キャッチ243に押込む横押込部241
とを具備している。
横めくり部240は、第1図に示すように前記束処理領
域213において紙葉類C中に侵入し横帯K2に引掛け矢印
P方向と平行な第1図に示す矢印方向に変位して横帯K2
をめくり取る一対の横めくり部材244a,244bと、これら
両横めくり部材244a,244bを駆動する図示しない駆動部
とを具備している。
前記横押込部241は、板状の押込部材245と、この押込
部245を矢印Q方向に駆動する駆動部とを具備してい
る。
前記横キャッチ駆動部242は、横キャッチ243の開閉駆
動を行うと共にこの横キャッチ243を90度回転しつつ移
送するようになっている。
前記帯除去手段206は、さらに、縦帯めくり移送手段2
46と、束処理領域213における束Tの下隅部近傍に配置
された縦帯K1の挟持を行う縦キャッチ247と、この縦キ
ャッチ247を開閉駆動する縦キャッチ駆動部248と、前記
横キャッチ243,縦キャッチ247により各々挟持された横
帯K2,縦帯K1の上方からこれら両帯K1,K2に向けて下降
駆動され両帯K1,K2を抜き取る帯抜取り部249と、前記帯
切断処理後の束Tの隅部近傍に配置され、横帯K2を紙葉
類Cから分離する横帯分離手段250と、この横帯分離手
段250により分離された横帯K2を取込んで収容する横帯
取込収容手段251とを具備している。
前記縦帯めくり移送手段246は、前記束処理領域213に
設けた抜孔213aの下方に配置されている。
この縦帯めくり移送手段246は、第2図に示すように
平坦な移送テーブル255と、この移送テーブル255を第2
図に示すように矢印Q方向で、かつ、斜め下方向(Q1
向)へ移送する移送駆動部256と、前記移送テーブル255
上に配置されためくり機構部257と、前記移送テーブル2
55から横帯分離手段250の下方に向けて突設した連動部
材258とを具備している。
前記移送駆動部256は、前記移送テーブル255の下方に
固定配置されたモータ259と、このモータ259の原動軸に
取付けた歯車260と、一対の固定片261a,261bにより一端
が回動可能に支持されると共に各々の他端を移送テーブ
ル255に回動可能に取付けた一対の回転片262a,262bと、
一方の回動片262aに連結されると共に前記歯車260に噛
合させた従動歯車263とを具備している。
前記めくり機構部257は、前記移送テーブル255上にお
いて原動軸を垂直上方に向けて固定しためくり用モータ
265と、このめくり用モータ265の原動軸に取付けた原動
プーリ266と、この原動プーリ266からQ方向に所定間隔
離れた位置に配置した従動プーリ267と、両プーリ266,2
67間に張設した移送ベルト268と、移送テーブル255上で
一対の支持片269a,269bにより移送ベルト268と平行状態
に架設された移送用レール270と、この移送用レール270
に対しQ方向にスライド可能に嵌合すると共に端面を前
記移送ベルト268に取付けた移送コマ271と、この移送コ
マ271から上方に向けて突設され、かつ、上端部に前記
縦帯K1,紙葉類C間に侵入してめくり動作を行うめくり
片272aを設けためくり部材272とを具備している。
次に、第5図を参照し、前記横帯分離手段250及び横
帯取込収容手段251について説明する。
横帯分離手段250は、定位置に固定された固定支持片2
81と、この固定支持片281上に軸方向に垂直方向に向け
て取付けたベアリング282と、このベアリング282により
垂直方向には自由に移動可能で、水平方向にはベアリン
グ282と共に回動する状態に取付けた軸体283と、この軸
体283の上端部に取付けた移動体284と、この移動体284
に上端部が固着されると共に垂直片部285aを軸体283に
沿って、下方に延設し、また、水平片部285bを軸体283
の前方に向けて突設した垂直スライド片285とを有して
いる。垂直スライド片285の突出端には、下方に折曲し
た折曲部285cが設けられ、この折曲部285cには垂直方向
の長孔286が穿設されている。
さらに、垂直スライド片285における水平片部285bに
はピン支持片285dが突設されこのピン支持片285dにより
横帯K2と紙葉類Cとの間に侵入するピン287が支持され
ている。
前記垂直片部285aは、ガイド部材288により垂直方向
にのみスライドするようにガイドされるようになってい
る。
この垂直片部285aの下端部には、ボス289を介して引
張アーム290が取付けられ、この引張アーム290に設けた
係合ピン291を、前記連動部材258の端部に設けたカム部
258aの長孔258bに係合させている。前記ベアリング282
の外周には、略コ字状の回動アーム292がベアリング282
と共に水平方向に回動可能に取付けられている。
この回動アーム292の突出端部292aは第5図に示すよ
うに、前記折曲部285cの下端のさらに外方に位置するよ
うになっており、この突出端部292aには押え用ローラ29
3が取付けられている。
また、回動アーム292には、前記垂直片部285aと折曲
部285cとの間に位置するように支持板294が取付けら
れ、この支持板294の突出端部294aを前記折曲部285cと
平行配置に折曲し、突出端部295cに対し回動可能に取付
けた回転ローラ295を前記長孔286に係合させている。ま
た、支持片294の側縁部には、垂直配置の帯押え板296が
一体的に設けられている。さらに、回動アーム292は、
ストッパー部297により常時は第5図に示す位置となる
ように規制されている。
即ち、ストツパー部297は、第5図に示すように、定
位置に固定された支持軸298と、この支持軸298により回
動可能に支持され、下端側が前記回動アームに係合する
と共に上端側に前記垂直スライド片285に当接する斜片2
99aを有するストッパー片299と、このストッパー片299
を矢印方向に付勢するばね300とを具備している。
また、回動アーム292のベアリング282の近傍には、付
勢ばね301の一端が取付けられ、この付勢ばね301の他端
を、前記固定支持片281に取付けたばね受片302における
ばね受ピン303に取付け、これにより、回動アーム292を
常時矢印方向に付勢するようになっている。
前記横帯取込収容手段251は、前記ピン287の回動領域
に配置した一対の取込ローラ305,306と、一方の取込ロ
ーラ305を駆動するローラ駆動モータ307と、横帯ボック
ス308とを具備している。
前記帯除去手段206は、さらに、第7図に示す残留縦
帯除去手段310と、第1図にも示す残留縦帯を掻き落す
掻落し手段311及び残留横帯除去手段312とを具備してい
る。
残留縦帯除去手段310は、第7図に示すように、前記
方向転換領域212と束処理領域213とに亘って配置されて
いる。
この残留縦帯除去手段310は、第1,第2の帯巻込排出
部321,322と、この第1,第2の帯巻込排出部321,322の下
方に設置された大帯保管カセット360とを具備してい
る。
第1の帯巻込排出部321は、束Tの搬送路に臨ませた
一対の摩擦計数の大きい部材で形成した巻込ローラ326
a,326bと、この両巻込ローラ326a,326bを第7図に示す
矢印方向に駆動する合計3個の駆動ローラ327,328,329
と、これら各ローラ326a,326b,327乃至329に張設された
第1の巻込用ベルト330とにより、第1の帯巻込部を構
成している。
また、前記駆動ローラ329と同心配置の第1の排出ロ
ーラ331,第2の排出ローラ332,第3の排出ローラ333,こ
れら各排出ローラ331乃至333に張設した第1の排出ベル
ト334により第1の帯排出部を構成している。
前記各ローラ326a,326b,327乃至329,331乃至333は、
固定フレーム335によりそれぞれ回転可能に支持されて
いる。
また、第1の帯巻込部,第1の帯排出部はそれぞれ図
示しない駆動モータにより第7図に示す矢印方向に駆動
されるようになっている。
前記第2の帯巻込排出部322は、前記固定フレーム335
に隣接配置の垂直固定フレーム336と、この垂直固定フ
レーム336の上端部に設けた支軸337により回動可能に支
持された回動フレーム338とを具備している。
この回動フレーム338には、前記束Tの上側に対応す
る位置に臨ませて配置した一対の摩擦係数の大きい部材
で形成した巻込ローラ339a,339bと、回動フレーム338に
配置したローラ340,341と、前記垂直固定フレーム336に
配置したローラ342,343及び駆動ローラ344と、これら各
ローラ339a,339b,340,341,342,343,344に張設した第2
の巻込用ベルト345とからなる第2の帯巻込部が設けら
れている。また、前記ローラ341と同心配置の第4の排
出ローラ346と、前記第3の排出ローラ333の近傍に配置
した第5の排出ローラ347と、両排出ローラ346,347に張
設した第2の排出ベルト348とにより、第2の帯排出部
を構成している。
前記第2の帯巻込部及び第2の帯排出部は、図示しな
い駆動モータによりそれぞれ第7図に示す矢印方向に駆
動されるようになっている。
尚、第7図中、349,350a,350bはガイド部材である。
前記掻落し手段311は、第1図に示すように、前記把
処理領域214の上方で把Hの上面の近傍に水平状態に配
置した水平固定片370と、この水平固定片370から下方に
向けて突出させたブラシ状の掻き落し部材371とを具備
している。
前記残留横帯除去手段312は、前記第3の移送部221に
より搬送される各把の側面領域に臨ませた一対の取込ロ
ーラ372、373と、この取込ローラ372、373の駆動源と、
横帯収容箱374とを具備している。
尚、第1図中375、376、377はガイド部材、378は把H
の位置規制を行う位置規制部材、379は前記把H用の小
帯プリンタである。
次に、前記把切出し手段208について第8図を参照し
て説明する。
この把切り出し手段208は、前期把集積領域215の端部
に配置された把回動部380と、この把回動部380を90度回
転させる回動駆動部381とを具備している。
把回動部380は、基台211上で支持軸381により回動可
能に支持されたコ字状の回動体382と、この回動体382の
開口側に取付けた把受板383と、回動体382に取付けた把
挟持部384とを具備している。
この把挟持部384は、回動体382に固定され軸の一端に
ピニオン385を、他端にカム386を取付けた爪用モータ38
7と、前記ピニオン385に噛合させたラック部388aを有す
る第1のスライド体388と、この第1のスライド体388に
固着され前記把受板383の上方に延ばした板ばね389a
と、この板ばね389のの突出端に取付けた上爪390aと、
前記回動体382に、取付けた支持軸により回動可能に支
持されたレバー391と、このレバー389により支持され、
前記カム386に当接するカムフォロフ392と、レバー391
を第8図に示す矢印方向に付勢するばね393と、前記レ
バー391の他端に設けた係合部391aにより第8図におい
て矢印方向にスライド駆動される第2のスライド体394
と、この第2のスライド体394に取付けられ前記把受板3
83の下方に延ばした板ばね389bと、この板ばね389bに取
付けした下爪390bとを具備している。
前記回動駆動部381は、前記支持軸382に取付けた第1
のプーリ395aと、回動体382の側方に配置され軸に第2
のプーリ395b及び第1のギヤ396aを取付けたブレーキ39
6と、第1、第2のプーリ395a、395b間に張設したベル
ト397と、定位置に固定され、原動軸に前記第1のギヤ3
96aと噛合させる第2のギヤ398aを取付けた90度回転モ
ータ398とを具備している。
次に、第9図を参照し、束処理装置200の制御系につ
いて説明する。
この束処理装置は、鑑査処理装置の制御手段から送ら
れてくる制御信号をインターフェース361を介して取込
む束処理制御部359を具備している。
この束処理制御部359により、前記束搬入手段201、束
センサ202、大束プリンタ203を制御すると共に搬送手段
204、切断手段205、束除去手段206の各要素、把集積手
段207、把切出し208、把搬出手段209を制御するように
なっている。
以下に上記構成の束処理装置200の作用を説明する。
束搬入手段201により束Tが搬入してくると、束セン
サ202は束Tを検出する。
これにより、束処理制御部359の制御の基に大束プリ
ンタ203が束Tの縦帯K1に識別情報を印刷する。
次に束Tは基台210の束受領域211へ搬入され、このと
き第1の束センサ216が束216が束Tを検出し検出信号を
束処理制御部359に送る。これにより、束処理制御部359
の制御の基に第1の移送部217の第1スイーパー225が動
作して束TをP方向へ移送し、束Tを移動壁226に当接
させる。
この束Tは第2の束センサ218により検出され、これ
により束処理制御部359の制御の基に第1、第2のトラ
ンスファー228、229が束Tを挟み、矢印Q方向へ搬送し
て束処理領域213へ運ぶ。
この束TのQ方向へ移送に伴い、切断手段205の両カ
ッタ235、236が動作し、縦帯K1、K2をそれぞれ切断す
る。両帯K1、K2が切断された状態の束Tは、やがて、束
処理領域213の端部に停止する。
この状態で、縦帯K1、横帯K2の除去動作が行われる。
まず、縦帯K1の除去動作について第2図を参照して説
明する。
前記縦帯めくり移送手段246は、第3の束センサ220の
束検出動作により動作を開始する。即ち、めくり用モー
タ266が移送ベルト268を矢印Q方向に駆動し、これによ
り、めくり部材272のめくり片272aが矢印Q方向へ移送
して紙葉類Cと縦帯K1との間に侵入すると共に、モータ
259も矢印方向へ始動して、回動片262a、262bを第2図
に示す矢印方向へ回動させる。
このような動作により、移送テーブル255及びめくり
部材272がQ1方向へ斜めに降下してめくり片272aにより
めくった縦帯K1を縦キャッチ247へ送り込む。この状態
で縦キャッチ駆動部248は縦キャッチ247を閉動作させ縦
帯K1を挟持する状態にする。この状態を第4図に示す。
尚、上述した移送テーブル235のQ1方向への降下に伴
い、連動部材258もQ1方向へ降下することはいうまでも
ない。
次に、横帯K2の除去動作を説明する。
前記横めくり部240の一対の横めくり部材244a,244b
は、第3図に示すように、同図に示す矢印方向に変位し
て横帯K2をめくりこの横帯K2を紙葉類Cからめくり取
る。
次いで、押込部材245がQ方向へ動作し、横めくり部
材244a、244bによりめくり取られる横帯K2を横キャッチ
243へ送り込む。
このとき、横キャッチ駆動部248の駆動を受ける横キ
ャッチ243は横帯K2を挟持する。さらに、横キャッチ駆
動部242は、第4図に示すように横キャッチ243を前記縦
キャッチ247と平行に状態となるように90度回転させる
駆動を行う。
次に、帯抜取り部249が動作し、第4図に示すように
両キャッチ243,247により挟持されている横帯K2、縦帯K
1を押し下げ、これら両帯K1、K2を把Hから抜取る。
これにより、束Tの縦帯K1横帯K2の大部分は抜取られ
ることになる。
一方、前記横帯分離手段250の前記垂直片部285aは、
前記連動部材258のQ1方向への変位に伴い垂直下方へ引
張られ、これにより、水平片部285bの端縁が前記ストッ
パー片299を押す。これによりストッパー片299は第5図
に示す矢印方向に回動し、回動アーム292から離れる。
これにより、前記ピン287が降下して紙葉類Cと横帯K
2との間に侵入すると共に、回動アーム292の回転ローラ
295、帯押え板296と共に、第6図に示す矢印方向に回動
する。この結果、横帯K2は取込ローラ305、306の取込み
動作により横帯ボックス308に収容されていく。
次に、縦帯K1、横帯K2が除去され所定数の把の状態と
なった紙葉類Cは、第1、第2のトランスファ228、229
により方向転換領域212へ戻るが、このとき、紙葉類C
の外周に残留している縦帯K1の残留分、即ち、残留帯は
残留縦帯除去手段310の巻込ローラ326a、326b及び巻込
ローラ339a、339bに接触し、第6図に示す経路で大帯保
管カセット360へ排出されていく。
方向転換領域212まで移送された各把Hは、再び第1
のスイーパー225と移動壁226とにより挟持されてP方向
へ搬送されていく。
この場合に、把集積部207の第1のスイーパー225及び
移動壁226は、束処理制御部359の制御を受けて、先行す
る把Hの切出しが行われているときには、一時的に方向
転換領域212にとどまり、把Hの切出しが終った段階で
把Hの搬送を開始する。
この途中で、前記掻き落し部材371が各把Hの上面に
接触し、残余の縦帯K1を掻き落す。
そして、各把Hはさらに把処理領域214へ送られる。
そして、第3のトランスファ230によりQ方向へ移送
されるが、この移送の途中で残留横帯除去手段312の取
込ローラ372,373により残余の横帯K2が除去される。
把集積領域215に至った各把Hは、位置規制部材378に
より位置規制されて整列した状態となり、先頭の把Hが
把受板383に当接する。この状態を第8図に示す。
把切出し部手段208の爪用モータ387は、束処理制御部
360の制御の基にカム386及びピニオン386を第8図に示
す矢印方向に駆動する。
これにより、カム386がレバー391を矢印方向に変位さ
せ、第2のスライド体394と共に下爪390bを上昇させて
この爪390を把Hにかみ合わせると共に、前記ピニオン3
86に連動する第1のスライド体388及び上爪390aを下降
させ、上爪390aを把Hにかみ合わせる。
次に、90度回転モータ398が始動し、各ギャ398a,396
a、第2のプーリ395b,ベルト397、第1のプーリ395aを
介して回転体382を第8図に示すように90度回転させ、
先頭の把Hを切出す。
この把Hは、第4のセンサ222により検出され、これ
により、第4のトランスファ231が把Hを把搬出手段209
へ送り出す。
本発明は上述した実施例に限定されるものではなくそ
の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
[発明の効果] 以上詳細した本発明によれば、特に縦方向の大帯を全
体として3段階に亘って除去するものであるから、この
大帯除去の確実性を図ることができる紙葉類の束処理装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例装置の斜視図、第2図は同装置
の縦帯めくり移送手段の斜視図、第3図は同装置におけ
る横帯の除去処理を示す説明図、第4図は同装置におけ
る縦帯,横帯の抜取り動作を示す説明図、第5図は同装
置における横帯分離手段の斜視図、第6図は同上の動作
図、第7図は同装置の残留縦帯除去手段の側面図、第8
図は同装置の把切出し手段の側面図、第9図は同装置の
制御系のブロック図、第10図は従来装置の概略説明図で
ある。 1……束処理装置、204……搬送手段、205……切断手
段、206……束除去手段、208……把切出し手段、209…
…把搬出手段、311……掻落し手段。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−110126(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 69/00 G07D 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類が小帯により施封された把を所定数
    大帯により縦横に施封した束を受入れて処理する紙葉類
    の束処理装置において、 前記束の縦方向の大帯を切断する切断手段と、 この切断手段により切断された縦方向の大帯を挾持して
    除去する縦帯除去手段と、 この縦帯除去手段により縦方向の大帯が除去された所定
    数の把を搬送する搬送手段と、 この搬送手段により搬送される前記所定数の把の、縦方
    向の大帯が巻かれていた一面に対向配置され、これら把
    に残留する縦方向の大帯を巻込む巻込ローラと、この巻
    込ローラにて巻込まれた前記大帯を搬送する巻込ベルト
    と、この巻込ベルトによって搬送された前記大帯を収納
    する大帯保管カセットとからなる残留縦帯除去手段と、 この残留縦帯除去手段による取除き処理後の所定数の把
    の、縦方向の大帯が巻かれていた一面に接触し、残留し
    ている大帯を掻き落す掻き落し部材と、 からなることを特徴とする紙葉類の束処理装置。
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