JP4369942B2 - ケーブル用配管システム及びケーブル配線方法 - Google Patents
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Description
主通信管1には、複数の幹線ケーブル4が通されている。幹線ケーブル4はそれぞれ鞘管6に通線された状態で、主通信管1内に収容されている。
また、主通信管1とフリーアクセス管2は、マンホールやハンドホールなど(以下、「マンホール等」という)の間に埋設されている。マンホール等では、配線ケーブルや幹線ケーブルの点検作業や接続作業などが行われる。
ロッド20は弾性力を持ち、十分な長さを有する棒状素材であり、使用しない場合は図示しないドラム等に巻かれている。
先端部21は、伸縮自在であり、先端部21の直径(この例では、紐27bにより生成される円の直径)は、外力の無いときには配線ケーブルの直径よりも十分に大きい。そして、取り付け部23により先端部21はロッド20と着脱可能である。
フリーアクセス管2に通線具19を通す場合、フリーアクセス管2は円筒状であるため、図1に示すように、配線ケーブル8は円周に沿って、横断面で見て、下方に、かつ、中央に集まるので、既設の配線ケーブル8間に隙間が生じず、配線ケーブル8の上方を通線具19が通る。よって、通線具19が配線ケーブルと引っ掛かったりする恐れはない。
上記のケーブル埋設構造は、例えば、幅の狭い道路下に埋設する場合などに有利である。何故なら、主通信管1の直径をX1、フリーアクセス管2の直径をX2とすると、実質的な横幅はX1もしくはX2のうち、どちらか長い方ですむからである。
地点S3から見た直管部204の位置Bでの二分保護管の断面図は上述した図3である。また、地点S4から見た曲管部202の位置Dでの二分保護管の断面図を図8に示し、地点S3から見た曲管部202の位置Cでの断面において、配線収容部56中を複数の配線ケーブル8が通線されている様子を図9に示す。
上記の二分保護管により課題を以下に3点述べる。
(1)上述した隙間空間R1、R2に、通線具19が入り込むと、通線具19の上方に配線ケーブルが乗り上がり、又は配線ケーブルに遮られるので、配線ケーブルと引っ掛かりが生じ、前に進まなくなることや、配線ケーブルの下をくぐる。
(2)また、(1)で述べた既設の通線具19が配線ケーブルの下をくぐった状態で、マンホール等に到達した場合において、通線具19の先端に新たに配線する配線ケーブル(以下、新たな配線ケーブルという)を取り付け、この通線具19を牽引すると、新たな配線ケーブルも牽引される。そうすると、新たな配線ケーブルの上に既設の配線ケーブルが乗った状態で、新たな配線ケーブルは牽引される。その結果、既設の配線ケーブルの重みで、接触部分に大きな摩擦が生じる。そして、既設の配線ケーブル、もしくは新たな配線ケーブルのどちらかが破損する恐れがある。
(3)さらに、図3に示すように、配線収容部56中では、配線ケーブルがケーブル保護管52の内壁近くに位置する場合がある。新たに分岐管を接続させる場合、ケーブル保護管52に開穴加工をする必要がある。開穴加工の際に、内壁近くにある配線ケーブルを破損する恐れがある。
まず、配線ケーブルを配線させたい地点Eから通線具19を図示しない配線管内に押し込み、分岐管214を通じて、矢印方向にケーブル保護管52内に挿入させる(ステップS2)。そして、配線収容部56内で、配線ケーブルの上方を押されながら通線具19は進む(ステップS4)。
また、分岐部206においても、新たな配線ケーブルは既設の配線ケーブルの下方を通らないので、既設の配線ケーブルの重さによる摩擦が生じることはなく、新たな配線ケーブル又は既設の配線ケーブル破損の恐れは無い。
Claims (6)
- 幹線ケーブルと配線ケーブルとを保護し、配線ケーブルを配線先に配線するためのケーブル用配管システムであって、
幹線ケーブルを収容する幹線収容部と、前記幹線収容部の上部に位置し配線ケーブルを収容する配線収容部と、前記幹線収容部と前記配線収容部とを分離するセパレータとを備えるケーブル保護管と、
前記ケーブル保護管の前記配線収容部に収容された配線ケーブルを引き出すための分岐管と、
前記分岐管に接続され、前記配線ケーブルを前記配線先まで配線するための配線管とを有し、
前記セパレータは、配線ケーブルをケーブル保護管の中心部分に集めるために、ケーブル保護管の内壁に近い部分よりも中心部分の方が低くなっていること、
前記配線収容部は、前記分岐管に配線ケーブルを引き出すための開口部を有すること、
前記開口部の最も前記セパレータに近い部分は、通線具が配線ケーブルに引っかからないようにあらかじめ定めた値よりも前記セパレータに近いこと、
を特徴とするケーブル用配管システム。 - 幹線ケーブルと配線ケーブルとを保護し、配線ケーブルを配線先に配線するためのケーブル用配管システムであって、
幹線ケーブルを収容する幹線収容部と、前記幹線収容部の上部に位置し配線ケーブルを収容する配線収容部と、前記幹線収容部と前記配線収容部とを分離するセパレータとを備えるケーブル保護管と、
前記ケーブル保護管の前記配線収容部に収容された配線ケーブルを引き出すための分岐管と、
前記分岐管に接続され、前記配線ケーブルを前記配線先まで配線するための配線管とを有し、
前記セパレータは、配線ケーブルをケーブル保護管の中心部分に集めるために、ケーブル保護管の内壁に近い部分よりも中心部分の方が低くなっていること、
前記配線収容部は、前記分岐管に配線ケーブルを引き出すための開口部を有すること、
前記開口部の最も前記セパレータに近い部分は、前記配線収容部内での前記通線具の先端の半径よりも前記セパレータに近いこと、
を特徴とするケーブル用配管システム。 - 請求項1または2記載のケーブル用配管システムであって、
前記ケーブル保護管は、内壁面に矩形状のセパレータ保持部も有し、
前記セパレータは、両端に、内壁面に沿う円弧状の固定部を有し、
前記固定部は、前記セパレータ保持部に固定させるための矩形状の凹みを有すること
を特徴とするケーブル用配管システム。 - 請求項1から3のいずれかに記載のケーブル用配管システムであって、
前記分岐管は、前記ケーブル保護管の前記分岐管が取り付けられる部分の外壁の法線方向よりも下向きに配線ケーブルを引き出すことを特徴とするケーブル用配管システム。 - 請求項4記載のケーブル用配管システムであって、
前記分岐管は、前記ケーブル保護管の左右から配線ケーブルを引き出せるように、右用分岐管と左用分岐管の両方を備えることを特徴とするケーブル用配管システム。 - 幹線ケーブルを収容する幹線収容部と、前記幹線収容部の上部に位置し複数の配線ケーブルを収容する配線収容部と、前記幹線収容部と前記配線収容部とを分離するセパレータとを備えるケーブル保護管と、
前記ケーブル保護管の前記配線収容部に収容された配線ケーブルを引き出すための分岐管と、
前記分岐管に接続され、前記配線ケーブルを前記配線先まで配線するための配線管と
を有するケーブル用配管システムに配線ケーブルを配線するケーブル配線方法であって、
収縮自在かつ、外力の無いときには前記配線ケーブルの直径よりも十分に大きい先端部を有する通線具を、配線先から前記配線管内に押し込み、前記分岐管を経由して前記ケーブル保護管内に挿入させる挿入ステップと、
前記先端部が、前記配線収容部内で配線ケーブルの上を押されながら進む進行ステップと、
前記先端部がマンホールまたはハンドホールに到達し、前記先端部が取り外された後、通線具に配線ケーブルの一端を接続する接続ステップと、
前記通線具を引っ張ることで前記配線ケーブルを、前記ケーブル保護管内に引き入れ、さらには前記配線管を通して前記配線先まで前記配線ケーブルを引っ張る牽引ステップと、を有し、
前記進行ステップでは、前記セパレータはケーブル保護管の内壁に近い部分よりも中心部分の方が低くなっているために既設の配線ケーブルがケーブル保護管の中心部分に集まり、既設の配線ケーブル同士の隙間に前記通線具の先端部が挿入できない構造となっているため、前記通線具は既設の配線ケーブルの上部しか進まないこと、
前記進行ステップでは、さらに、前記配線収容部から前記分岐管に配線ケーブルを引き出すための開口部の最も前記セパレータに近い部分は、前記配線収容部内での前記通線具の先端の半径よりも前記セパレータに近いために、分岐管に引き出されている既設の配線ケーブルが作る隙間も、前記通線具の先端部が挿入できない構造となっているため、前記通線具は既設の配線ケーブルの上部しか進まないこと、
前記進行ステップで前記通線具の先端が既設の配線ケーブルの上部しか進まないため、前記牽引ステップでも、引っ張られる配線ケーブルは既設の配線ケーブルの上部を引っ張られること
を特徴とするケーブル配線方法。
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