JP6592410B2 - 直接埋設用ケーブル - Google Patents

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Description

本発明は、直接埋設用ケーブルに関し、詳細には、第1シースで覆われた内側のケーブルコアと外側の第2シースを備え、第2シースが第1シースに対して遊嵌されている直接埋設用ケーブルに関する。
わが国では、道路の防災性の向上、安全で快適な通行空間の確保、良好な景観の形成や観光振興等の観点から、無電柱化の取り組みが為されている。この無電柱化の取り組みに関し、現在、地下の管路に電線類を敷設する方式(電線共同溝方式ともいう)が最も多く採用されている。しかし、この方式は、歩道幅員の狭い道路や歩道の無い道路への管路の埋設が難しく、また、設備費用が高額になることと相俟って、その適用には限界が来ている。
これら地中化方式における管路の埋設のし難さや設備費用の高額化を解決する方法の一つとして、特に、低コスト化が期待できることから、電線類を土中に直接に埋設する方式(直接埋設方式ともいう)の適用が検討されている。
しかしながら、通信ケーブルを土中に直接に埋設した場合、土圧によるケーブル圧縮によってケーブルが外傷したり、曲げが加わったりすることによって、ケーブルの伝送特性や機械特性に悪影響を及ぼすという懸念がある。
例えば、特許文献1には、コアケーブルの上に高硬度・高剛性プラスチックのテープを巻いて形成した外装を設け、その上に外部シースを施して一体化した、直接埋設用光ファイバケーブルが開示されている。
特開平7−33478号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の光ファイバケーブルは、土圧に耐えるよう、外装が高硬度プラスチックテープで補強され、ケーブルコアは、外装にタイトに固定されているので、光ケーブルコアを短時間で修理・保守し難いという問題があった。すなわち、光ケーブルコアを修理・保守する場合には、ケーブル全長に相当する範囲を掘り起した後、ケーブル全体を再び埋設する必要があるので、復旧までに多大な時間や費用を要することがある。
また、修理部分だけを新しい光ケーブルコアに貼り替える場合にも、その範囲を掘り起こした後、クロージャ等を新規に設置して、修理の必要がない光ケーブルコアの光ファイバと新たな光ケーブルコアの光ファイバとを全て接続するため、短時間での復旧は困難になる。復旧するまでは通信サービスは停止されるので、ユーザに許容されない可能性が高い。
なお、硬質のダクトを敷設し、その後、そのダクトの中に光ファイバケーブルを敷設する方法もあるが、その場合、ダクトと光ファイバケーブルの敷設を別々に行うことになり、敷設工数がほぼ2倍になる。
そこで、修理・保守が短時間で済むように、光ケーブルコアが外装に対してルースな状態にしておき、光ケーブルコアを外装から容易に引き抜いたり挿入したりすることが考えられる。このような構成の光ファイバケーブルを敷設する場合、マンホールあるいはハンドホールに光ケーブルコアを引き込む必要があるが、外装を敷設時に切り落とすと、この切り落とした外装を現場で廃棄しなければならない。これでは敷設時に廃棄物の量が増えるし、廃棄物処理による手間も増えるという問題がある。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、ケーブル敷設時に、外装の廃棄量を減らすことができる直接埋設用ケーブルを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る直接埋設用ケーブルは、第1シースで覆われた内側のケーブルコアと外側の第2シースを備え、該第2シースが前記第1シースに対して遊嵌されている直接埋設用ケーブルであって、前記ケーブルコアが前記第2シースよりも長く形成され、巻き取りボビンへの巻き始め側の端部の前記ケーブルコアと前記第2シースとは固定せず、巻き終わり側の端部の前記ケーブルコアと前記第2シースとを固定している。
上記によれば、敷設時の廃棄物の量を減らすことができ、廃棄物処理による手間や工数を減らすことができる直接埋設用ケーブルを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る直接埋設用ケーブルの一例を示す斜視図である。 直接埋設用ケーブルの正面図である。 実施例1の直接埋設用ケーブルを引き出した状態を示す図である。 直接埋設用ケーブルが巻き取りボビンに巻かれた状態を示す図である。 埋設される直接埋設用ケーブルを示す図である。 敷設された直接埋設用ケーブルを示す図である。 実施例2の直接埋設用ケーブルを引き出した状態を示す図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
本発明の一態様に係る直接埋設用ケーブルは、(1)第1シースで覆われた内側のケーブルコアと外側の第2シースを備え、該第2シースが前記第1シースに対して遊嵌されている直接埋設用ケーブルであって、前記ケーブルコアが前記第2シースよりも長く形成され、巻き取りボビンへの巻き始め側の端部の前記ケーブルコアと前記第2シースとは固定せず、巻き終わり側の端部の前記ケーブルコアと前記第2シースとを固定している。ケーブルコアが第2シースよりも長く形成されているため、これを余長分としてマンホールなどでの接続作業に使用することができ、第2シースが余りにくくなる。よって、第2シースをケーブルから切り落とす必要がないので、敷設時の廃棄物の量を減らすことができ、廃棄物処理による手間も増えない直接埋設用ケーブルを提供することができる。
(2)前記ケーブルコアは、前記第2シースの何れか、または両方の端から突出した突出コア部を有し、該突出コア部および前記ケーブルコアを含む前記第2シースが、前記巻き取りボビンの胴部に巻き付けられている。突出コア部および第2シースを巻き取りボビンに収容すれば、そのまま繰り出すことで、余長分のケーブルコアを持つケーブルを敷設することができ、また、保管しやすく敷設現場にも持ち運びやすい。
(3)前記突出コア部が、前記ケーブルコアを含む前記第2シースよりも先に前記巻き取りボビンの胴部に巻き付けられている。突出コア部を巻き始め側に巻くので、巻き始め側のケーブルコアと第2シースとは固定せず、巻き終わり側の端部のケーブルコアと第2シースとを固定して繰り出すことができる。
(4)前記巻き取りボビンは、前記胴部を、前記突出コア部を巻き取る領域と、前記ケーブルコアを含む前記第2シースを巻き取る領域とに区画するセパレート部を有し、前記突出コア部を巻き取る領域に前記突出コア部が巻き付けられている。突出コア部と第2シースとを分けて巻き取っており、第2シースを突出コア部に重ねて巻き付ける場合に比べて、突出コア部が第2シースから押圧されたりすることがないので、突出コア部を容易に保護できる。
[本発明の実施形態の詳細]
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る直接埋設用ケーブルの具体例について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る直接埋設用ケーブルの一例を示す斜視図であり、図2は、直接埋設用ケーブルの正面図である。
直接埋設用ケーブル1は、光ケーブルコア20と、光ケーブルコア20の外側に配置された強化型外被10とを備えている。なお、光ケーブルコア20が本発明のケーブルコアに相当する。
光ケーブルコア20の詳細は、その図示は省略するが、例えば、加入者引き落とし用のドロップケーブルのような、8心程度のケーブルのコア部21を有する。コア部21の周囲は例えばPE(ポリエチレン)、PVC(ポリ塩化ビニル)等で構成された内部シース22で覆われている。なお、内部シース22が本発明の第1シースに相当する。
光ケーブルコア20(内部シース22)の外径は4mm〜20mm程度で構成され、光ケーブルコア20は例えば丸型に形成されている。
なお、コア部21は、支線用の少心地下ケーブルのような、多心の光ファイバテープ心線等を束ねたケーブル(例えば200心程度まで)の外側を押え巻きテープ等で保持したものであってもよい。
また、コア部21は、スロットケーブルであっても、スロットレスケーブルであってもよく、多心の光ファイバケーブルであれば、その形状は限定されない。
強化型外被10は、光ケーブルコア20に対して遊嵌されており、光ケーブルコア20の周囲を覆って光ケーブルコア20を保護する。なお、強化型外被10が本発明の第2シースに相当する。
強化型外被10は、例えば高密度ポリエチレン(HDPE)等の硬質プラスチックで形成されている。強化型外被10をHDPE、つまり、密度0.942(g/cm3)以上のポリエチレンで構成すれば、土圧によるケーブルへの圧縮力や曲げ力に十分に耐えることができる。
また、強化型外被10は、鉄やSUSといった金属であってもよい。強化型外被10を金属で構成すれば、上記同様、土圧によるケーブルへの圧縮力や曲げ力に十分に耐えることができるが、取り扱い性を考慮すると、硬質プラスチックの方が好ましい。
あるいは、強化型外被10は、主材料がポリプロピレン(PP)の硬質プラスチックで形成されていてもよい。強化型外被10をPPで構成すれば、HDPEで形成する場合に比べて、許容される肉厚が小さくても必要な強度を保つことができる。
また、強化型外被10は、例えば蛇腹状に形成され、その長手方向の断面が波形に形成されている。詳しくは、強化型外被10は、その長手方向に直交する方向に沿って山部11や谷部12が形成され、これら山部11と谷部12がケーブルの長手方向に沿って交互に設けられている。また、強化型外被10(谷部12)の内径が30mm程度で構成され、強化型外被10も例えば丸型に形成されている。
このように、光ケーブルコア20の内部シース22が強化型外被10に対してルース状態にあり、光ケーブルコア20の修理・保守の際には、光ケーブルコア20を強化型外被10から容易に引き抜くことができ、また、新たな光ケーブルコア20を強化型外被10に容易に挿入することができるので、光ケーブルコア20を短時間で修理・保守することができる。
また、強化型外被10を波形に形成すれば、土圧に耐えられると共に、交互に形成された山部11と谷部12によって一般的な光ケーブルと同様の可撓性が得られるため、ケーブルを容易に取り扱うことができる。
なお、図では、山谷の方向が長手方向に直交する蛇腹状の強化型外被の例を挙げて説明したが、本発明の強化型外被は、山谷の方向が長手方向に交差する螺旋形状の蛇腹であってもよい。また、強化型外被の外周面や内周面の一方をフラットに形成し、他方を波形にすることも可能である。
ところで、上述のように、光ケーブルコア20の内部シース22を強化型外被10に対してルース状態にしているが、このような構造であっても、ケーブルの敷設時に廃棄物の量を増やさないことが望まれる。そこで、以下のようなケーブルを創出した。
図3は、実施例1の直接埋設用ケーブルを引き出した状態を示す図であり、図4は、直接埋設用ケーブルが巻き取りボビンに巻かれた状態を示す図である。
この直接埋設用ケーブル1は、内部シース22に覆われた光ケーブルコア20が、強化型外被10よりも長く形成されている。具体的には、図3に示すように、光ケーブルコア20が、ケーブル長手方向に延びて強化型外被10の後端から突出した突出コア部25を有している。
突出コア部25の長さは、直接埋設用ケーブル1の製造時に、敷設するマンホール(あるいはハンドホール、以下同じ)の数に応じて設定される。ケーブル1を例えば1箇所のマンホールの両側に敷設する場合、マンホールの直径を1〜2m程度とすると、マンホール内に引き込む光ケーブルコアの長さが5〜6m必要となるため、突出コア部25の長さは例えば5〜6m程度に設定される。つまり、光ケーブルコア20が強化型外被10よりも5〜6m程度長く製造され、製造されたケーブル1は例えば巻き取りボビンに巻き取られる。
図4に示すように、巻き取りボビン30は、例えば樹脂製の胴部31を有し、胴部31の両端には、例えば同じく樹脂製の鍔部33がそれぞれ設けられている。鍔部33は、巻き取り装置の駆動部(図示省略)に連結可能に構成されており、このボビン30は、その軸線(図4にz方向で示す)を中心にして回転可能である。巻き取り装置からの駆動力によってボビン30が所定方向に回転すると、ケーブル1は、ボビン30の周方向に沿って胴部31上に巻き付けられる。
図4に示した胴部31には、セパレート部32が立設されている。セパレート部32は、胴部31を、軸線方向で、突出コア部25を巻き取る領域31aと、光ケーブルコア20を内側に含む強化型外被10を巻き取る領域31bとに区画できる。
そして、実施例1のケーブル1では、突出コア部25が、強化型外被10よりも先に胴部31の領域31aに巻き付けられており、この突出コア部25の巻き取りの終了後、強化型外被10が胴部31の領域31bに巻き付けられる。なお、セパレート部32には、突出コア部25を通過させる例えば貫通孔もしくは溝(図示省略)が設けられていてもよい。また、セパレート部32は、鍔部33のいずれかの、軸方向外側に設けられていてもよい。
なお、この実施例では、胴部31を2つの領域31a,31bに分けた例を説明したが、2つの領域に分けずに、突出コア部25を胴部31上に巻き付けた後、光ケーブルコア20を内側に含む強化型外被10を突出コア部25に続けて巻き付けてもよい。
また、ケーブルの長さが短い場合には、ボビンに巻かずに、束ねた状態で搬送することも可能である。
図5は、埋設される直接埋設用ケーブルを示す図であり、図6は、敷設された直接埋設用ケーブルを示す図である。なお、強化型外被10内の光ケーブルコア20を明確にするために、図6では、強化型外被10の内部に配置された場合にも光ケーブルコア20が見えるように示している。
この例では、ケーブル1をマンホール55a,55cの間に敷設するが、これらマンホール55a,55cの間に1つのマンホール55bがある場合を想定する。
1つ分のマンホールを考慮することになるため、隣接するマンホール55a,55b間およびマンホール55b,55c間の距離がいずれも70mとした場合、突出コア部25の長さを例えば5mに設定すると、強化型外被10は140m(=70×2)、光ケーブルコア20は145m(=140+5)で製造され、図4で説明したボビン30に巻き取られる。
なお、ボビン30からケーブル1を繰り出すことを考慮し、ボビン30に巻き取る際、少なくとも巻き終わり端では、強化型外被10の内周面と光ケーブルコア20の外周面との間が固着されていることが好ましい。また、巻き始め端でも、同様に、強化型外被10の内周面と光ケーブルコア20の外周面との間を軽く固着しておいても良い。
このボビン30をケーブル1の敷設現場に運び、強化型外被10の先端(牽引端ともいう)を把持してボビン30から引き出すと、図3で説明したケーブル1が現れる。
このケーブル1を敷設予定のマンホール55b上に配置し、例えばカッタ等の工具を用いて強化型外被10を切断して、マンホール55a,55b間に埋設される第1の強化型外被10aと、マンホール55b,55c間に埋設される第2の強化型外被10bとに分ける。
次に、図5に示すように、第1の強化型外被10aをマンホール55a,55b間に配置し、例えば第2の強化型外被10bを光ケーブルコア20に沿って後方にずらしてマンホール55b,55c間に配置するとともに、切断した第1の強化型外被10aと第2の強化型外被10bとの間から光ケーブルコア20を引き出せば、強化型外被10の後端から突出していた突出コア部25分の光ケーブルコア20が、第1の強化型外被10aと第2の強化型外被10bとの間に現れる。この現れた突出コア部25の分の光ケーブルコアをマンホール55b内に配置する。
なお、マンホールに相当する箇所の強化型外被10を除去し、第2の強化型外被10bの位置はずらさずに、光ケーブルコア20を引き出してもよい。
続いて、マンホール55a,55b間や、マンホール55b,55c間の周辺の土をそれぞれ掘り出し、光ケーブルコア20を含む第1の強化型外被10aや第2の強化型外被10bを、掘った位置にそれぞれ設置する。その際、第1の強化型外被10aや第2の強化型外被10bを、マンホール55a,55b間やマンホール55b,55c間の長さにそれぞれ合うように、ケーブル長手方向に沿って例えば縮ませる。その後、掘り出した土を戻して第1の強化型外被10aや第2の強化型外被10bを埋める(覆土ともいう)。
そして、図6に示すように、マンホール55aではクロージャ45a、マンホール55cではクロージャ45cを用いて、新たに設置した光ケーブルコア20の光ファイバと既設の光ケーブルコア50の光ファイバとをそれぞれ接続する。
また、マンホール55bでは、クロージャ45bを用いて、新たに設置した光ケーブルコア20の光ファイバ同士を接続する。
このように、光ケーブルコア20が強化型外被10よりも長く形成されているため、これを余長分としてマンホールなどの接続作業に使用することができ、強化型外被10が余りにくくなる。よって、強化型外被10をケーブルから切り落とす必要がないので、敷設時の廃棄物の量を減らすことができ、廃棄物処理による手間も増えずに済む。
なお、上記の例ではマンホール55a,55cの間に1つのマンホール55bがある場合を想定したが、マンホール55a,55cの間に2つ分のマンホールがある場合、マンホール間の距離を70m、マンホールでの接続作業に必要なケーブルコアの長さを5mとすると、突出コア部25の長さは10m必要となり、強化型外被10は70m増えて210mで製造され、光ケーブルコア20は75m増えて220mで製造され、ボビン30に巻き取られる。
図7は、実施例2の直接埋設用ケーブルを引き出した状態を示す図である。
実施例1では、突出コア部25が強化型外被10の後端のみから突出している例を挙げて説明した。しかし、図7に示すように、突出コア部25は、強化型外被10の先端および後端の双方から突出していてもよい。このように構成すれば、マンホール内での接続に必要なケーブルの余長を、両端側から引き込むことができる。
また、その図示は省略するが、突出コア部を強化型外被10の先端のみから突出させることも可能である。
なお、実施形態として、本発明を光ケーブルコアに適用した場合について説明したが、光ケーブルコアの代わりにメタルケーブルコアであってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1…直接埋設用ケーブル、10…強化型外被、10a…第1の強化型外被、10b…第2の強化型外被、11…山部、12…谷部、13…開口端部、20…光ケーブルコア、21…コア部、22…内部シース、25…突出コア部、30…ボビン、31…胴部、31a,31b…領域、32…セパレート部、33…鍔部、45a,45b,45c…クロージャ、50…既設の光ケーブルコア、55a,55b,55c…マンホール。

Claims (4)

  1. 第1シースで覆われた内側のケーブルコアと外側の第2シースを備え、該第2シースが前記第1シースに対して遊嵌されている直接埋設用ケーブルであって、
    前記ケーブルコアが前記第2シースよりも長く形成され
    巻き取りボビンへの巻き始め側の端部の前記ケーブルコアと前記第2シースとは固定せず、巻き終わり側の端部の前記ケーブルコアと前記第2シースとを固定している、直接埋設用ケーブル。
  2. 前記ケーブルコアは、前記第2シースの何れか、または両方の端から突出した突出コア部を有し、
    該突出コア部および前記ケーブルコアを含む前記第2シースが、前記巻き取りボビンの胴部に巻き付けられている、請求項1に記載の直接埋設用ケーブル。
  3. 前記突出コア部が、前記ケーブルコアを含む前記第2シースよりも先に前記巻き取りボビンの胴部に巻き付けられている、請求項2に記載の直接埋設用ケーブル。
  4. 前記巻き取りボビンは、前記胴部を、前記突出コア部を巻き取る領域と、前記ケーブルコアを含む前記第2シースを巻き取る領域とに区画するセパレート部を有し、前記突出コア部を巻き取る領域に前記突出コア部が巻き付けられている、請求項3に記載の直接埋設用ケーブル。
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