JP5014738B2 - ケーブル保護管部材 - Google Patents

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Description

この発明はケーブル保護管部材に関し、特にたとえば、内部にケーブルが敷設された既設管に挿入される、ケーブル保護管部材に関する。
背景技術の一例が特許文献1に開示される。特許文献1の技術は、内部にケーブルが布設されている保護管をライニングシートによって補修するケーブル布設済み保護管補修方法である。ライニングシートは、硬化性樹脂をフェルトに含浸させた樹脂吸着性内層を不浸透性フィルムで挟んだ3層構造になっている。このライニングシートによって既設のケーブルを気密状態に包み、その内部に空気を送り込むことによってライニングシートを膨らませて保護管の内部に密着させる。そして、この状態で熱風などを送り込み、ライニングシートに含まれる硬化性樹脂を化学反応させ、硬化させることによって保護管内をライニングする。
特開2006−15704号公報[B29C 63/30]
特許文献1の技術では、施工現場での複雑な作業が必要となるばかりでなく、そこでの環境などによって硬化性樹脂の反応条件が変わるため、ライニングシートに含まれる硬化性樹脂に未硬化の部分が残るなど、品質のばらつきが生じる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、信頼性が高く、かつ新たなケーブルの収容スペースを確保できる、ケーブル保護管部材を提供することである。
請求項1の発明は、内部にケーブルが敷設された既設管に挿入されて、既設管の強度に依存しない自立管として用いられる円筒状のケーブル保護管路を形成するケーブル保護管部材であって、開閉可能な開口端を有し、開口端が閉じられた際に外面が既設管の内面に沿うケーブル保護管路を形成する外壁、および外壁と一体の管壁によって外壁の内面側に予め少なくとも1つ形成されており、既設管壁とは独立して水密的に閉じられている第1管路部を備え、開口端が閉じられてケーブル保護管路が形成されるときに同時に形成され、管壁を少なくともその一部として用いることによってケーブル保護管路の内部の第1管路部以外の空間に既設管壁とは独立して水密的に閉じられる、かつケーブルが収容される第2管路部を形成する、ケーブル保護管部材である。
請求項1の発明では、ケーブル保護管部材(10:実施例で相当する参照番号。以下同じ。)は、ポリエチレンやポリ塩化ビニルなどの合成樹脂によって形成され、内部にケーブル(52)が敷設された既設管(50)に挿入され、既設管の内部に、既設管の強度に依存しない自立管として用いられる円筒状のケーブル保護管路を形成する。外壁(12)は、開閉可能な開口端(18,30,30a)を有し、開口端が閉じられた際に外面が既設管の内面に沿うケーブル保護管路を形成する。外壁の内面側には、この外壁と一体的に形成される管壁(20,20a,20b,20c)によって、既設管壁とは独立する水密的に閉じられた第1管路部(14,14a,14b,14c)が予め形成される。第2管路部(16)は、開口端が閉じられることによってケーブル保護管路が形成されると同時に形成されるものであり、少なくともその第1管路部を形成する管壁を用いることによって形成され、既設管壁とは独立して水密的に閉じられる。この第2管路部の内部には、既設管内に敷設されたケーブルが収容される。すなわち、第2管路部は既設管に挿入される前には開口可能であり、この開口(24,26)から既設のケーブルが収容される。ケーブルが収容された後、この開口は接着接合などによって水密的に閉じられ、ケーブル保護管部材は既設管に挿入される。
請求項1の発明によれば、施工現場で複雑な作業をする必要が無く、現場の環境などに影響を受けないため、高い品質のケーブル保護管路を既設管の内部に設けることができる。
また、既設のケーブルが収容され、保護される第2管路部とは別に、新たなケーブルを敷設可能な第1管路部を有するため、既設管内の余剰スペースを新たなケーブルの収容スペースとして利用できる。
請求項2の発明は、請求項1発明に従属し、外壁と一体に形成される、かつ第2管路部を仕切る仕切り部材をさらに備える。
請求項2の発明では、仕切り部材(28)をさらに備える。仕切り部材は、外壁(12)の内面側に外壁と一体となって形成され、第2管路部(16)の内部はこの仕切り部材によって仕切られ、分割される。これによって、第2管路部内には、既設のケーブル(52)を収容するスペースとは別に、新たなスペース(32)が生じるので、第2管路部内に新たなケーブルが収容可能となり、より効率的に既設管内の余剰スペースを利用できる。
請求項3の発明は、内部にケーブルが敷設された既設管に挿入されて、既設管の強度に依存しない自立管として用いられる円筒状のケーブル保護管路を形成するケーブル保護管部材であって、開口端を有し、開口端が閉じられた際に外面が既設管の内面に沿うケーブル保護管路を形成する外壁、開口端を封止し、ケーブル保護管路を形成する外壁の一部となる封止部材、および外壁と一体の管壁によって外壁の内面側に予め少なくとも1つ形成されており、既設管壁とは独立して水密的に閉じられている第1管路部を備え、開口端が封止部材によって閉じられてケーブル保護管路が形成されるときに同時に形成され、封止部材と管壁とによってケーブル保護管路の内部の第1管路部以外の空間に既設管壁とは独立して水密的に閉じられる、かつケーブルが収容される第2管路部を形成する、ケーブル保護管部材である。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載のケーブル保護管部材を用いて、ケーブルが敷設された既設管内に当該既設管の強度に依存しない自立管として用いられる円筒状のケーブル保護管路を形成するケーブル保護管路の形成方法であって、既設管内にケーブル保護管部材を挿入するときに、開口させた外壁の開口端から外壁内の第2管路部を形成する位置にケーブルを収容しつつ、開口端を水密的に閉じていくことによって、ケーブル保護管路を形成すると同時に水密的に閉じられた第2管路部を形成していく、ケーブル保護管路の形成方法である。
この発明によれば、工場で成形された材料を用いるので、信頼性の高いケーブル保護管路を既設管の内部に設けることができ、さらに既設ケーブルの収容スペースとは別に、新たなケーブルの収容スペースを確保できる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この発明の一実施例であるケーブル保護管部材10は、たとえば、ポリエチレンやポリ塩化ビニルなどの合成樹脂製であって、押出成形によって形成され、図4に示すように、ケーブル52が敷設された既設管50に挿入されることによって、既設管50の内部にケーブル保護管路を形成する。
図1−図4に示すように、外壁12は円筒形に形成され、外壁12の外面は、ケーブル保護管部材10を既設管50に挿入した際、既設管50の内面に面して沿う。たとえば、外壁12の外径は、既設管50の内径とほぼ同じ、或いはそれより小さく設定される。外壁12の外径を既設管50の内径より小さく形成すると、既設管50にケーブル保護管部材10を挿入し易くなる。
また、外壁12には、管軸方向の全長に亘って開口端18が設けられる。開口端18は、図3に示すように、互いに分離可能、すなわち開閉可能である。また、開口端18を閉じた状態において、外壁12の断面形状は円形となる。外壁12の厚みは、たとえば3−4mmである。このため、外壁12は多少の可とう性を有し、外壁12を破損することなく開口端18を開閉することができる。外壁12の内面側には、たとえば2つの第1管路部14、すなわち第1管路部14aおよび第1管路部14bが予め形成される。
第1管路部14は、外壁12の内面側に管壁20、すなわち管壁20aおよび管壁20bのそれぞれを一体的に設けることによって、外壁12の管軸方向の全長に亘って形成される。この第1管路部14の断面は、断面が円弧状の外壁12と断面が「く」字形の管壁20とによって、扇形状に形成される。つまり、第1管路部14の円弧部の管壁は、外壁12の一部でもある。たとえば、管壁20の厚みは、1−2mmであり、扇形状の中心角は120°である。第1管路部14aと14bとは、開口端18を閉じた状態において隣り合い、管壁20aの側面部22aおよび管壁20bの側面部22bは、このときに接し合う部分である。
第2管路部16は、外壁12および管壁20を用いることによって、外壁12の管軸方向の全長に亘って形成され、その断面形状は扇形状である。つまり、第2管路部の円弧部の管壁は外壁12の一部でもあり、その「く」字形部の管壁は管壁20aおよび20bの一部でもある。図3に示すように、第2管路部16は開口可能であり、外壁12の開口端18を開くと、第2管路部16の開口24が生じる。また、ケーブル保護管部材10を既設管50の内部に挿入する際、第2管路部16は、既設ケーブル52の収容スペースとして用いられ、既設ケーブル52を保護する。
ケーブル保護管部材10によって既設管50内にケーブル保護管路を形成する場合、図5に示すように、先ず、ケーブル保護管部材10を巻きつけたドラム56を既設管50の傍に用意する。
既設管50は、たとえば、土中に埋設されている鋳鉄管であって、その管径は、70−90mmである。既設管50の両端部には、マンホール66aおよび66bが形成されており、マンホール66aおよび66bの上部には、開口部68aおよび68bがそれぞれ形成されている。また、既設管50の内部には、通信線や電力線などのケーブル52が予め敷設されている。
また、マンホール66aの開口部68aの地上部分にケーブル保護管部材10を巻きつけたドラム56を設置し、ケーブル保護管部材10の先端には牽引用のロープ58を連結する。
次に、既設管50のマンホール66a側の端部である挿入口60からマンホール66b側の端部である引出口62へ牽引用のロープ58を通し、引出口62側からロープ58を牽引することによって、ケーブル保護管部材10をマンホール50aの内部へ引き込む。ケーブル保護管部材10の端部を既設管50の挿入口60付近まで引き込むと、マンホール66aの内部において、既設のケーブル52を開口24から挿入し、第2管路部16にケーブル52を収容する。ケーブル52を収容した後、側面部22aと22bとを接着接合することによって開口24を水密的に閉じる。ただし、ケーブル保護管部材10がポリエチレン製であるときは、側面部22aと22bとを熱融着接合することもできる。その後、ケーブル保護管部材10がねじれないように、ケーブル保護管部材10を挿入口60から既設管50の内部へ挿入していく。また、ケーブル保護管部材10を挿入していくと同時に、ケーブル52の第2管路部16への収容および側面部22aと22bとの接着接合等を連続的に行っていく。そして、ケーブル保護管部材10の端部が引出口62まで到達し、ケーブル保護管部材10によってケーブル保護管路を既設管50の内部全体に形成すると、ロープ58を取り外して作業を終了する。
なお、引出口62側からロープ58を牽引することによって、既設管50の内部へケーブル保護管部材10を挿入したが、ロープ58による牽引に代えて、或いは牽引とともに、挿入口60側から押し込むことによって、ケーブル保護管部材10を既設管50の内部に挿入することもできる。
また、ケーブル保護管部材10をマンホール66aの内部へ引き込む際、地上64において、ケーブル保護管部材10に対して比較的高温(ただし、ケーブル保護管10の耐熱性を考慮して、ケーブル保護管10に変形を生じない温度)のスチームを当ててもよい。これによって、ケーブル保護管部材10の柔軟性が増すので、施工性が向上する。
このように、ケーブル保護管部材10は、ポリエチレンやポリ塩化ビニルなどの合成樹脂によって予め成形されているので、施工現場では管壁20の側面部22同士を接着接合等し、既設管50内に挿入するだけでケーブル保護管路を形成することができる。つまり、作業現場で外壁12等を化学反応させて硬化させる等の複雑な作業をする必要が無い。したがって、施工現場の環境などに影響を受けず、品質にばらつきの無い、すなわち信頼性の高いケーブル保護管路を既設管50の内部に形成することができる。
また、外壁12の内部に複数、この実施例では3つの管路部14a、14b、16を設け、第2管路部16に既設のケーブル52を収容することによって、ケーブル52以外の新たなケーブルを挿入することができる新たな管路として第1管路部14を用いることができる。つまり、既設のケーブル52の収容スペースとは別に、新たなケーブルの収容スペースを確保できる。
さらに、管壁20を有することによって、管壁20が外壁12を内面側から支える状態となり、ケーブル保護管部材10の外圧に対する偏平剛性が高くなる。したがって、ケーブル保護管部材10によって形成されたケーブル保護管路を既設管50の強度に依存しない自立管として用いることができる。
なお、図1に示すケーブル保護管部材10では、2つの第1管路部14を予め設けたが、既設のケーブル52の外径等に応じて、すなわち既設管50内の余剰スペースの大きさ等に応じて、第1管路部14の数は適宜変更可能である。
たとえば、図6および図7に示すように、1つの第1管路部14を予め設けることもできる。この場合には、たとえば第1管路部14は、外壁12と断面が直線状の管壁20とによって形成される。また、第2管路部16は、外壁12と管壁20とによって形成される。この管壁20は、たとえばその中央部付近から分離可能となっており、その分離した管壁20の側面部22同士が開口端18を閉じた状態で接し合う部分である。したがって、開口24は管壁20の側面部22同士を接着接合等することによって水密的に閉じられる。これによって、第1管路部14および第2管路部16の内部のスペース、つまり既設ケーブル52および新たなケーブルの収容スペースが大きくなり、外径の大きいケーブルが収容可能になる。なお、図6に示すケーブル保護管部材10では、接合部分の面積(接合面積)を大きくするために、管壁20の一部を分割するような構造としたが、これに限定されず、たとえば、外壁12の一方端の厚みを開口端18に向かって厚くし(たとえば、その厚みを1cm程度にする)、その一方端と管壁20(言い換えると、外壁12の他端)とを接合することもできる。
また、たとえば、図8および図9に示すように、3つの第1管路部14、すなわち第1管路部14a、14bおよび14cを予め設けることもできる。この場合、外壁12、第1管路部14bの管壁20bおよび第1管路部14cの管壁20cによって第2管路部16は形成され、管壁20aの側面部22aと管壁20bの側面部22bとを接着接合等することによって開口24は水密的に閉じられる。これによって、既設のケーブル52を保護するケーブル保護管路の他に、3つの新たな管路を既設管50の内部に設けることができ、より効率的に新たなケーブルの収容スペースを確保できる。また、外壁12は、管壁20aおよび20cによって鉛直方向に内面側から支えられるため、ケーブル保護管部材10の鉛直方向に対する偏平剛性がより高くなる。
図10−図13に示すこの発明の他の実施例であるケーブル保護管部材10は、仕切り部材28を備え、図1に示すケーブル保護管部材10と同様に、既設管50の内部にケーブル保護管路を形成する。なお、図1に示すケーブル保護管部材10と共通する部分については同じ番号を付し、重複する説明は省略する。
外壁12は、円弧状部12a、12bおよび12cによって、その断面が略ハート形状を有する筒形に形成される。円弧状部12cは、その外面が既設管50の内面に面して沿い、その両端部内面側には、第1管路部14aおよび14bがそれぞれ形成される。円弧状部12aおよび12bは、外壁12の一部であると共に、第1管路部14aおよび14bの管壁の一部でもある。なお、円弧状部12aおよび12bの隣り合う端部が互いに分離可能、すなわち開閉可能な開口端30となる。
第1管路部14は、外壁12の内面側に形成され、その断面が円形の円筒形である。第1管路部14aと14bとは、開口端30を閉じた状態において隣り合い、第1管路部14aの側面部22aおよび第1管路部14bの側面部22bは、このときに接し合う部分である。なお、外壁12および第1管路部14の管壁の厚みは、たとえば、3−4mmである。
第2管路部16は、外壁12および第1管路部14の管壁を用いることによって形成される。つまり、第2管路部16の管壁は、外壁12の一部でもあり、第1管路部14の管壁の一部でもある。また、第2管路部16の内部には、板状の仕切り部材28が形成される。仕切り部材28は、円弧状部(外壁)12cの内面側に管軸方向の全長に亘って形成され、その厚みは、たとえば、1−2mmである。
また、図1に示すケーブル保護管部材10と同様に、第2管路部16は、既設ケーブル52の収容スペースとして用いられる。図12に示すように、第2管路部16は開口可能であり、外壁12の開口端30を開くと、第2管路部16の開口24が生じる。この開口24からケーブル52が挿入される。開口24は、ケーブル52が収容された後、側面部22aと22bとを接着接合等することによって水密的に閉じられ、ケーブル保護管部材10は既設管50の内部に挿入される。ただし、第1管路部14aおよび14bはその断面が円形であるため、接合部分である側面部22aおよび22bの面積、すなわち接合面積が小さくなるので、側面部22aと22bとを接合するときには、接合強度を考慮して、第1管路部14aおよび14bを多少偏平させ、接合面積を大きくするようにしてもよい。
このように、図1に示す実施例と同様に、施工現場で複雑な作業をすること無く既設管50の内部に信頼性の高いケーブル保護管路を構築することができ、新たなケーブルの収容スペースを確保できる。
また、第1管路部14aおよび14bを円筒形にすることによって、新たなケーブルをスムースに挿通させることができる。
さらに、仕切り部材28を設けることによって、第2管路部16の内部が分割され、新たなスペース32が生じるので、このスペース32に新たなケーブルが収容可能となり、より効率的に既設管内の余剰スペースを利用できる。
なお、図10に示すケーブル保護管部材10では、仕切り部材28と第1管路部14との間にスペースを設けたが、図14および図15に示すように、仕切り部材28の端部が第1管路部14aと14bとの間に嵌まり込むようにしてもよい。この場合には、既設のケーブル52を収容した後、仕切り部材28の端部、側面部22aおよび側面部22bのそれぞれを接着等によって水密的に接合する。これによって、ケーブル保護管部材10の偏平剛性が高くなる。
また、1つの仕切り部材28を設けたが、仕切り部材28は設けなくてもよいし、複数の仕切り部材28を設けてもよい。仕切り部材28を設けない場合には、第2管路部16の内部のスペース、つまり既設ケーブル52の収容スペースが大きくなり、外径の大きい既設ケーブル52が収容可能になる。一方、複数の仕切り部材28を設ける場合には、複数の新たなスペース32が生じるので、より多くの新たなケーブルが収容可能になる。
たとえば、複数の仕切り部材28を設ける場合には、図16および図17に示すように、円弧状部12cの中央部の内面側に、断面が円弧状の2つの仕切り部材28を左右対称に設けるようにしてもよい。この場合には、たとえば2つの仕切り部材28の間に既設のケーブル52を収容した後、第1管路部14aの管壁の側面部22a、第1管路部14bの管壁の側面部22bおよび仕切り部材28の端部のそれぞれを接着等によって水密的に接合する。ただし、側面部22aおよび22bだけを接合するようにしてもよい。これによって、2つの仕切り部材28、円弧状部12aおよび円弧状部12bが内面から外壁12を支える状態となり、ケーブル保護管部材10の偏平剛性がより高くなる。
また、円弧状部12a、12bおよび12cによって外壁12を形成し、外壁12の断面を略ハート形に形成したが、図18および図19に示すように、円弧状部12c、12dおよび12eによって外壁12を形成し、外壁12の断面を円形に形成することもできる。円弧状部12dおよび12eは、円弧状部12cの円周方向両側縁にそれぞれ形成され、円弧状部12cと共に円筒形を形成する。なお、円弧状部12dおよび12eの隣り合う端部が互いに分離可能、すなわち開閉可能な開口端30aとなる。また、外壁12の内面側には、円筒形の第1管路部14aおよび14bが形成される。この場合は、既設のケーブル52を第2管路部16に収容した後、円弧状部12dおよび12eの端部同士を、接着等によって水密的に接合する。ただし、外壁12の厚みは3−4mm程度であり、円弧状部12dおよび12eの端部同士をそのまま接合すると接合面積が小さいため、接合強度が弱くなる恐れがある。そこで、接合強度を考慮して、たとえば、図18および図19に示すように、円弧状部12dおよび12eの厚みを開口端30aに向かって厚くして(たとえば、各端部の厚みを1cm程度にする)、接合面積を大きくするようにしてもよい。また、円弧状部12dおよび12eの各端部を内面側に向かって「く」字状に屈曲させ、その内面側に屈曲させた部分同士を接着接合等するようにして、接合面積を大きくするようにしてもよい。さらにまた、円弧状部12dの端部と円弧状部12eの端部とを1cm程度重ね合わせて、その接触部を接着接合等するようにして、接合面積を大きくするようにしてもよい。
図20−図23に示すこの発明の他の実施例であるケーブル保護管部材10は、外壁12および封止部材34を備え、外壁12と封止部材34とを接合することによってケーブル保護管路を形成する。なお、図1に示すケーブル保護管部材10と共通する部分については同じ番号を付し、重複する説明は省略する。
外壁12は、断面が円弧状に形成され、その外面は、ケーブル保護管部材10を既設管50に挿入したとき、既設管50の内面に面して沿う。外壁12の円周方向両側縁には連結部36がそれぞれ形成され、2つの連結部36を結ぶように、断面がU字形の管壁20が形成される。この外壁12および管壁20によって、第1管路部14が外壁12の内面側に形成される。また、連結部36によって条溝38が形成され、断面略鋸歯状の突起40が条溝38に沿って連続して形成される。
封止部材34は、断面が円弧状の円弧状部42を備え、その外面は、ケーブル保護管部材10を既設管50に挿入したとき、既設管50の内面に面して沿う。円弧状部42の両端部内面側には、挟持部44および突状46がそれぞれ左右対称に設けられる。挟持部44は、断面が「く」字状に屈曲している。突状46には、断面が略鋸形状の突起48が形成される。挟持部44および突状46は、円弧状部42の長手方向に沿ってその全体に亘って連続して形成される。封止部材42に設けられる挟持部44と突条46の間には、止水ゴム等のシール材が装着される。なお、外壁12、管壁20および円弧状部42の厚みは、たとえば、3−4mmである。
第2管路部16は、管壁20および封止部材34によって形成され、その断面は略楕円状である。つまり、管壁20は、第2管路部16の管壁の一部であり、かつ第1管路部の管壁の一部である。また、封止部材34は、第2管路部16の管壁の一部であり、かつ外壁12の一部である。
また、図1に示すケーブル保護管部材10と同様に、第2管路部16は、既設ケーブル52の収容スペースとして用いられる。上述したように、管壁20は断面がU字形に形成されているため、第2管路部16は封止部材34が接合される前には開口しており、この開口26からケーブル52が挿入される。
ケーブル保護管路を形成する場合、開口26から既設のケーブル52を収容し、外壁12と封止部材34とを接合する。突条46を条溝38に嵌めることによって、突条46の突起48と連結部36の突起40とは係合され、封止部材34の挟持部44および突条46が互いに協働して連結部36の端部が挟持され、連結部36の端部が封止部材42に装着されたシール材に圧着される。これによって、封止部材34と連結部36とは水密的に接合される。そして、図1に示す実施例と同様に、ケーブル保護管部材10を既設管50に挿入することによって、既設管50内にケーブル保護管路が形成される。ただし、図20に示すケーブル保護管部材10は、外壁12と封止部材34とを接合することによってケーブル保護管路を形成するので、外壁12と封止部材34とをそれぞれ別のドラム56に巻きつけて地上部分に設置し、マンホール66a内に引き込むようにしてよい。
このように、図1に示す実施例と同様に、施工現場で複雑な作業をすること無く既設管50の内部に信頼性の高い保護管路を構築することができ、新たなケーブルの収容スペースを確保できる。
また、管壁20を有することによって、ケーブル保護管部材10の偏平剛性が高くなり、既設管50の強度に依存しない自立管としてケーブル保護管路を用いることができる。
なお、図1に示す実施例では第2管路部を下方に向けて開口し、図10に示す実施例では第2管路部を上方に向けて開口し、図20に示す実施例では第2管路部を横方向に向けて開口したが、これらに限定されず、第2管路部を開口する方向、すなわち既設のケーブル52を挿入する方向は、現場の環境等に応じて適宜変更可能である。たとえば、図1に示すケーブル保護管部材10の第2管路部16を横方向に向けて開口し、ケーブル52を横方向から挿入して、ケーブル保護管部材10を既設管50に挿入することもできる。
この発明の一実施例のケーブル保護管部材を示す断面図である。 図1に示すケーブル保護管部材を示す斜視図である。 図1に示すケーブル保護管部材の開口状態を示す断面図である。 図1に示すケーブル保護管部材が既設管に挿入された状態を示す断面図である。 図1に示すケーブル保護管部材の一施工例を示す概略断面図である。 この発明の他の実施例のケーブル保護管部材を示す断面図である。 図6に示すケーブル保護管部材の開口状態を示す断面図である。 この発明のさらに他の実施例のケーブル保護管部材を示す断面図である。 図8に示すケーブル保護管部材を示す斜視図である。 この発明のさらに他の実施例のケーブル保護管部材を示す断面図である。 図10に示すケーブル保護管部材を示す斜視図である。 図10に示すケーブル保護管部材の開口状態を示す断面図である。 図10に示すケーブル保護管部材が既設管に挿入された状態を示す断面図である。 この発明のさらに他の実施例のケーブル保護管部材を示す断面図である。 図14に示すケーブル保護管部材の開口状態を示す断面図である。 この発明のさらに他の実施例のケーブル保護管部材を示す断面図である。 図16に示すケーブル保護管部材の開口状態を示す断面図である。 この発明のさらに他の実施例のケーブル保護管部材を示す断面図である。 図18に示すケーブル保護管部材の開口状態を示す断面図である。 この発明のさらに他の実施例のケーブル保護管部材を示す断面図である。 図20に示すケーブル保護管部材を示す斜視図である。 図20に示すケーブル保護管部材の開口状態を示す断面図である。 図20に示すケーブル保護管部材が既設管に挿入された状態を示す断面図である。
符号の説明
10 …ケーブル保護管部材
12,12a,12b,12c,12d,12e …外壁
14,14a,14b,14c …第1管路部
16 …第2管路部
18,30,30a …開口端
20,20a,20b,20c …管壁
24,26 …開口
28 …仕切り部材
34 …封止部材
50 …既設管
52 …ケーブル

Claims (4)

  1. 内部にケーブルが敷設された既設管に挿入されて、前記既設管の強度に依存しない自立管として用いられる円筒状のケーブル保護管路を形成するケーブル保護管部材であって、
    開閉可能な開口端を有し、前記開口端が閉じられた際に外面が前記既設管の内面に沿う前記ケーブル保護管路を形成する外壁、および
    前記外壁と一体の管壁によって前記外壁の内面側に予め少なくとも1つ形成されており、前記既設管壁とは独立して水密的に閉じられている第1管路部を備え、
    前記開口端が閉じられて前記ケーブル保護管路が形成されるときに同時に形成され、前記管壁を少なくともその一部として用いることによって前記ケーブル保護管路の内部の前記第1管路部以外の空間に前記既設管壁とは独立して水密的に閉じられる、かつ前記ケーブルが収容される第2管路部を形成する、ケーブル保護管部材。
  2. 前記外壁と一体に形成される、かつ前記第2管路部を仕切る仕切り部材をさらに備える、請求項記載のケーブル保護管部材。
  3. 内部にケーブルが敷設された既設管に挿入されて、前記既設管の強度に依存しない自立管として用いられる円筒状のケーブル保護管路を形成するケーブル保護管部材であって、
    開口端を有し、前記開口端が閉じられた際に外面が前記既設管の内面に沿う前記ケーブル保護管路を形成する外壁、
    前記開口端を封止し、前記ケーブル保護管路を形成する前記外壁の一部となる封止部材、および
    前記外壁と一体の管壁によって前記外壁の内面側に予め少なくとも1つ形成されており、前記既設管壁とは独立して水密的に閉じられている第1管路部を備え、
    前記開口端が前記封止部材によって閉じられて前記ケーブル保護管路が形成されるときに同時に形成され、前記封止部材と前記管壁とによって前記ケーブル保護管路の内部の前記第1管路部以外の空間に前記既設管壁とは独立して水密的に閉じられる、かつ前記ケーブルが収容される第2管路部を形成する、ケーブル保護管部材。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のケーブル保護管部材を用いて、ケーブルが敷設された既設管内に当該既設管の強度に依存しない自立管として用いられる円筒状のケーブル保護管路を形成するケーブル保護管路の形成方法であって、
    前記既設管内に前記ケーブル保護管部材を挿入するときに、開口させた外壁の開口端から前記外壁内の第2管路部を形成する位置に前記ケーブルを収容しつつ、前記開口端を水密的に閉じていくことによって、前記ケーブル保護管路を形成すると同時に水密的に閉じられた第2管路部を形成していく、ケーブル保護管路の形成方法。
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