JP4425684B2 - ケーブル布設済み保護管補修方法 - Google Patents

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Description

本発明は、内部にケーブルが布設されている保護管の補修をするケーブル布設済み保護管補修方法に関するものである。
地下に埋設されている鋼管等の内面に筒状ライニング材を固定して補修する鋼管等の補修方法が知られている。
かかる方法は、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂或いは常温硬化性樹脂を含浸または塗布した可撓性のある材料で形成された筒状ライニング材を管路の内部に配置し、この筒状ライニング材を水圧或いは空気圧等で膨らませて管路の内面に押し付け、この筒状ライニング材内に、高温の温水、蒸気を通し、或いは紫外線を照射することにより、硬化性樹脂を硬化させてライニングするものである(例えば、特許文献1参照。)。
特公平7−4853号公報
しかし、上記の如き鋼管等の補修方法は、内部に遮るものが無ければ適用できるが、ケーブルが布設されているような場合、ケーブルが邪魔になって適用できない問題点があった。例えば、従来より、電力線や電話線等のケーブルを、地中に埋設された保護管内に収容して布設することが広く行われているが、かかる保護管の補修には上記鋼管等の補修方法は適用できず、適用しようとすれば、保護管からケーブルを取り除かなければならず、非常に面倒な作業を強いられることになる。
本発明の目的は、内部にケーブルが布設されている保護管を、ケーブルが布設されたままの状態で補修をすることができるケーブル布設済み保護管補修方法を提供することにある。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、内部にケーブルが布設されている保護管の補修をするケーブル布設済み保護管補修方法であって、前記保護管の一方の開口部側から前記保護管の内径に応じた長さの幅を有する帯状に形成されたライニングシートを供給しつつ前記ケーブルを包みながら管状にフォーミングすると共に管状になった前記ライニングシートの幅方向の両端を相互に連結してライニングシート管を形成しつつ得られた該ライニングシート管を前記保護管内に移動させ、保護管の一方の開口部から他方の開口部に亘って前記ライニングシート管を配置できた段階で該ライニングシート管を膨らませて前記保護管の内面に固定することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、内部にケーブルが布設されている保護管の補修をするケーブル布設済み保護管補修方法であって、前記保護管の一方の開口部側から前記保護管の内径に応じた長さの幅を有する帯状に形成されたライニングシートを供給しつつ前記ケーブルを包みながら管状にフォーミングすると共に管状になった前記ライニングシートの幅方向の両端を相互に連結してライニングシート管を形成しつつ得られた該ライニングシート管を前記保護管内に移動させ、保護管の一方の開口部から他方の開口部に亘って前記ライニングシート管を配置し、保護管の一方の開口部から他方の開口部に亘って前記保護管内に配置したライニングシート管内に、気密或いは液密材料で形成された可撓性あるチューブを引き込み、該チューブを膨らませて前記ライニングシート管を前記保護管の内面に当接させ、この状態でライニングシート管を保護管の内面に固定し、その後、前記チューブを取り除くことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、内部にケーブルが布設されている保護管の補修をするケーブル布設済み保護管補修方法であって、前記保護管の一方の開口部側から前記保護管の内径に応じた長さの幅を有する帯状に形成されたライニングシートと気密或いは液密材料で形成された可撓性あるチューブを供給しつつ、前記ライニングシートで前記ケーブルとチューブを包みながら管状にフォーミングすると共に管状になった前記ライニングシートの幅方向の両端を相互に連結してライニングシート管を形成しつつ得られた該ライニングシート管と、このライニングシート管内に包み込まれているチューブを一体として前記保護管内に移動させ、保護管の一方の開口部から他方の開口部に亘って前記ライニングシート管とユーブを配置し、前記チューブを膨らませて前記ライニングシート管を前記保護管の内面に当接させ、この状態でライニングシート管を保護管の内面に固定し、その後、前記チューブを取り除くことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1,2又は3に記載の、前記ライニングシートは未硬化の硬化性樹脂が含浸または塗布された可撓性があるシートで形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、保護管の一方の開口部側から前記保護管の内径に応じた長さの幅を有する帯状に形成されたライニングシートを供給しつつケーブルを包みながら管状にフォーミングすると共に管状になったライニングシートの幅方向の両端を相互に連結してライニングシート管を形成しつつ得られた該ライニングシート管を前記保護管内に移動させ、保護管の一方の開口部から他方の開口部に亘ってライニングシート管を配置できた段階で該ライニングシート管を膨らませて前記保護管の内面に固定する方法をとるので、保護管の内部にケーブルが布設されていてもケーブルに邪魔されることなくケーブル布設済み保護管の補修を容易に行うことができる。
請求項2に記載の発明では、保護管の一方の開口部側から前記保護管の内径に応じた長さの幅を有する帯状に形成されたライニングシートを供給しつつケーブルを包みながら管状にフォーミングすると共に管状になったライニングシートの幅方向の両端を相互に連結してライニングシート管を形成しつつ得られた該ライニングシート管を前記保護管内に移動させ、保護管の一方の開口部から他方の開口部に亘ってライニングシート管を配置し、前記保護管内に配置したライニングシート管内に、気密或いは液密材料で形成された可撓性あるチューブを引き込み、該チューブを膨らませて前記ライニングシート管を前記保護管の内面に当接させ、この状態でライニングシート管を保護管の内面に固定し、その後、前記チューブを取り除く方法をとるので、保護管の内部にケーブルが布設されていてもケーブルに邪魔されることなくケーブル布設済み保護管の補修を容易に行うことができる。しかも、前記ライニングシート管の連結部を気密或いは液密にする手段が講じられていなくても、チューブを膨らませて前記ライニングシート管を前記保護管の内面に当接させ、この状態でライニングシート管を保護管の内面に固定するので、保護管の内面へのライニングシート管の固定作業を容易に且つ確実に行うことができる。
請求項3に記載の発明では、保護管の一方の開口部側から前記保護管の内径に応じた長さの幅を有する帯状に形成されたライニングシートと気密或いは液密材料で形成された可撓性あるチューブを供給しつつ、前記ライニングシートで前記ケーブルとチューブを包みながら管状にフォーミングすると共に管状になった前記ライニングシートの幅方向の両端を相互に連結してライニングシート管を形成しつつ得られた該ライニングシート管と、このライニングシート管内に包み込まれているチューブを一体として前記保護管内に移動させ、保護管の一方の開口部から他方の開口部に亘って前記ライニングシート管とチューブを配置し、前記チューブを膨らませて前記ライニングシート管を前記保護管の内面に当接させ、この状態でライニングシート管を保護管の内面に固定し、その後、前記チューブを取り除く方法をとるので、保護管の内部にケーブルが布設されていてもケーブルに邪魔されることなくケーブル布設済み保護管の補修を容易に行うことができる。しかも、前記ライニングシート管の連結部を気密或いは液密にする手段が講じられていなくても、チューブを膨らませて前記ライニングシート管を前記保護管の内面に当接させ、この状態でライニングシート管を保護管の内面に固定するので、保護管の内面へのライニングシート管の固定作業を容易に且つ確実に行うことができる。更に、前記ライニングシートとチューブを一体として保護管内に移動させ、保護管内に配置するので、作業時間の短縮化が図れる。
請求項4に記載の発明では、前記請求項1,2または3に記載の、前記ライニングシートが、未硬化の硬化性樹脂が含浸または塗布された可撓性があるシートで形成されており前記硬化性樹脂を硬化させて前記ライニングシート管を前記保護管の内面に固定するので、ライニングシート管を保護管の内面に容易に且つ確実に固定することができる。
本発明に係るケーブル布設済み保護管の補修方法及び保護管の補修用ライニングシートを実施するための最良の形態の一例を説明する。
図1乃至図8は本発明に係るケーブル布設済み保護管の補修方法の第1例を示すもので、図1は地中に埋設してある保護管の一方の開口部側でケーブルを包みながらライニングシートを管状にフォーミングしてライニングシート管を形成する工程を示す縦断面、図2は図1の一部切り欠き平面図、図3は図1の要部断面図、図4はライニングシートを管状にフォーミングする状態を示す斜視図、図5は地中に埋設してある保護管内でライニングシート管を膨らませる工程を示す縦断面図、図6は図5の一部切り欠き平面図、図7は図5の要部の左側面図、図8はライニングシート管に取り付けられる2つ割りの栓プラグの分解状態の縦断面である。
図に示すように、地面1の地中に、保護管2が所定間隔で垂直に立設するマンホール3a,3bで区切られた状態で埋設されている。この保護管2内には光ファイバケーブル等のケーブル4が布設されている。
このようなケーブル布設済み保護管2を補修するにあたり、図1に示すように1つのマンホール3aの地上の部分にロールスタンド5を設置する。このロールスタンド5には、前記保護管2の内径に応じた寸法の幅を有する帯状に形成されたライニングシート6を巻回したシートロール7を回転自在に支持させる。ライニングシート6は、例えば不浸透性内側フィルム層と硬化性樹脂を含浸した樹脂吸着性内層と不浸透性外側フィルム層の3層構造になっている。硬化性樹脂としては、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂、或いは常温硬化性樹脂が挙げられ、フェルトに含浸されて樹脂吸収性内層となっている。また、不浸透性内側フィルム層としてはポリウレタンフィルムが使用され、不浸透性外側フィルム層としてはポリエチレンフィルムが使用されているが、これに限定されるものではない。
ライニングシート6の幅方向の両側辺は、適宜連結手段により連結して管状に形成されるようになっている。かかる適宜連結手段として、ライニングシート6の両側辺に、ファスナーや両面接着テープ等の連結具8を設けてもよく、また、接着剤による接着或いは熱融着、縫着、或いはフックやホック等による係止であってもよく、また、これらの複合であってもよい。また、本例では、前記ライニングシート6の幅方向の両側辺の連結は、気密或いは液密状態に連結されることを要する。ライニングシート6の幅方向の両側辺の連結部位を気密或いは液密にする手段にあっては、特に限定されない。本例では連結具8としてファスナーが使用されている。ファスナーとしては、面ファスナーが好適である。
本例では、図1乃至図4に示すようにマンホール3aの上部からライニングシート6をマンホール3a内に供給しつつケーブル4を包みながら管状にフォーミングすると共に管状になったライニングシート6の幅方向の両端を連結具8で相互に連結してライニングシート管9を形成する。得られたライニングシート管9の先端には、環状の2つ割り牽引治具10を連結する。2つ割り牽引治具10は内部に前記ケーブル4を通した状態で結束バンド11により環状に連結する。前記ライニングシート管9の先端は、2つ割り牽引治具10の後端外周に嵌め、シート結束バンド12で固定する。2つ割り牽引治具10の先端には、引きロープ13の後端を連結する。引きロープ13は保護管2内を通し、その先端を次のマンホール3bで牽引する。
このように、ライニングシート管9を形成しつつ引きロープ13をマンホール3b側から牽引することにより、得られたライニングシート管9を保護管2内に移動させ、マンホール3aに開口する保護管2の一方の開口部からマンホール3bに開口する他方の開口部に亘って前記ライニングシート管9を配置させる。
このとき、保護管2内におけるライニングシート管9の移動を容易にするために、滑材あるいは水等を使用してもよい。
このようにして、保護管2の一方の開口部から他方の開口部に亘ってライニングシート管9を配置できた段階で、未成形のライニングシート6の先端をライニングシート管9から切り離し、また2つ割り牽引治具10を外す。
次に、マンホール3a,3b側でライニングシート管9の両端に、図5乃至図8に示すように2つ割りの栓プラグ14をそれぞれ取り付ける。2つ割りの栓プラグ14は、2つ割りの有底環状部材14aを有し、該有底環状部材14aの底部にはケーブル4の外周に嵌めて該ケーブル貫通部分をシールする2つ割りのシール部材14bが取り付けられ、また2つ割りの有底環状部材14aの外周には流体流通管部14cが突設された構造になっている。このような2つ割りの栓プラグ14は、プラグ結束バンド15で結束される。有底環状部材14aの開口側外周には、前記ライニングシート管9が嵌められてシート結束バンド16で固定される。
ライニングシート管9の両端に図示のように2つ割りの栓プラグ14を取り付けた状態で、流体流通管部14cから空気を送り込み、ライニングシート管9を膨らませて保護管2の内面に密着させる。
かかる状態で、前記ライニングシート6に含浸或いは塗布されている硬化性樹脂が熱硬化性樹脂である場合は、流体流通管部14cから熱風、高温の温水或いは蒸気を送り込み、また硬化性樹脂が光硬化性樹脂である場合は、流体流通管部14cから紫外線を照射し、また硬化性樹脂が常温硬化性樹脂である場合は、一定時間放置し、前記ライニングシート管9の未硬化の熱硬化性樹脂を硬化させて保護管2の内面に固定する。
このようにして、ライニングシート管9が保護管2の内面に固定されたら、流体流通管部14cから熱風、高温の温水或いは蒸気を送り込み或いは紫外線の照射を中止し、ライニングシート管9の両端の2つ割りの栓プラグ14を取り外し、保護管2の補修が終了する。
このようにすることにより、内部にケーブル4が布設された保護管2の補修をライニングシート管9で行うことができる。
図9乃至図16は本発明に係るケーブル布設済み保護管の補修方法及び保護管の補修用ライニングシートの第2例を示すもので、図9は保護管の一方の開口部から他方の開口部に亘って前記保護管内に配置したライニングシート管内にチューブを引き込む工程を示す縦断面図、図10は図9の要部断面図、図11はライニングシート管内にチューブを引き込む工程の他例を示す縦断面図、図12はライニングシート管内にチューブを引き込んだ状態を示す斜視図、図13はライニングシート管内に引き込んだチューブを膨らませる工程を示す縦断面図、図14は図13のA−A線拡大断面図、図15は図13のB−B線拡大断面図、図16は図13のC−C線拡大断面図である。
本例では、内部にケーブル4が布設されている保護管2の補修に際し、先ず、前記保護管2の一方の開口部側からライニングシート6を供給しつつ前記ケーブル4を包みながら管状にフォーミングすると共に管状になった前記ライニングシート4の幅方向の両端を相互に連結してライニングシート管9を形成しつつ得られた該ライニングシート管9を前記保護管2内に移動させ、保護管2の一方の開口部から他方の開口部に亘って前記ライニングシート管9を配置する。
この作業は、前記した第1例の図1〜図4に示す工程と同様の工程によって行われるものであり、第1例の図1〜図4およびその説明を援用して、本例の説明を省略する。
本例で使用されるライニングシート6も第1例で使用されるライニングシート6と同様に、例えば不浸透性内側フィルム層と硬化性樹脂を含浸した樹脂吸着性内層と不浸透性外側フィルム層の3層構造になっており、硬化性樹脂としては、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂、或いは常温硬化性樹脂が挙げられ、フェルトに含浸されて樹脂吸収性内層となっている。
本例では、前記ライニングシート6の幅方向の両側辺は、適宜連結手段により連結して管状に形成されるようになっている。かかる適宜連結手段としても、第1例と変わるところがなく、ライニングシート6の両側辺に、ファスナーや両面接着テープ等の連結具8を設けてもよく、また、接着剤による接着或いは熱融着、縫着、或いはフックやホック等による係止であってもよく、また、これらの複合であってもよい。
また、前記第1例では、前記ライニングシート6の幅方向の両側辺の連結は、気密或いは液密状態に連結されることを要するが、本例では気密或いは液密状態に連結されることを要しない。従って、その分本例では、第1例に比べ、ライニングシート6の幅方向の両側辺の連結構造が簡単で済む。
次に、前記ライニングシート管9を配置した保護管2の一方の開口部から他方の開口部に亘って前記ライニングシート管9内にチューブ17を引き込む。
このチューブ17は、図9に示すように1つのマンホール3aの地上の部分に設置されたロールスタンド18に巻き付けられており、ロールスタンド18から繰り出せるようになっており、このチューブ17の先端に引きロープ19を連結して、引きロープ19をライニングシート管9内に通し、引きロープ19を次のマンホール3bで牽引して、前記チューブ17をライニングシート管9内に引き込む。
前記チューブ17にあっては、気密或いは液密材料で形成された可撓性があればその材質に特に限定されるものではないが、膨らませたとき、保護管2の内周面に圧接する径であることを要する。
前記ライニングシート管9内にチューブ17を引き込む手段にあっては、前記手段に限られるものではなく、図11に示すように、チューブ17の先端を閉じ、後端の開口部を保護管2の一方の開口部に固定した状態から、チューブ17内に空気を送り込み、チューブ17を反転させながらその先端を保護管2の他方の開口部側に前進させることにより、ライニングシート管9内にチューブ17を引き込むようにしてもよい。
なお、前記ライニングシート管9内にチューブ17を引き込む工程を示す図9、図11では、先に保護管2内に配置してあるライニングシート管9が保護管2の内面に当接した状態に表されているが、これは、ライニングシート管9内へのチューブ17の引き込みを分かり易くするために便宜的に表したものであり、現実には、ライニングシート管9は保護管2の内面に当接しておらず、撓んだ状態にある。
前記のようにしてライニングシート管9内へチューブ17を引き込んだら、次に、マンホール3a,3b側でチューブ17の両端に、図13に示すように一方を開口し他方を閉じた筒状の栓プラグ20をそれぞれ取り付ける。
前記栓プラグ20は、その筒壁に、流体流通管部21を有している。また、栓プラグ20には、その筒壁の長手(軸)方向に、前記ケーブル4が嵌合する嵌合溝22が形成されている。また、この栓プラグ20には、前記嵌合溝22と同形に形成され、嵌合溝22に重ねるように嵌め込んで、後に説明するように、チューブ17を押さえるチューブ押さえ板23と、栓プラグ20の外周と同じ曲率を有し、前記嵌合溝22にケーブル4を嵌合した状態で嵌合溝22の開口部を覆い嵌合溝22に嵌合したケーブル4を保護する保護カバー24を備えている。
このような栓プラグ20をチューブ17の両端に取り付ける場合、栓プラグ20の開口側の外周にチューブ17の両端を嵌め、この栓プラグ20の嵌合溝22にチューブ押さえ板23を重ねるように嵌め込んで、前記チューブ17を栓プラグ20の嵌合溝22の壁との間で挟みつけるように押さえつける。そして、チューブ押さえ板23を嵌め込んだ嵌合溝22にケーブル4を嵌合し、その上から保護カバー24で嵌合溝22の開口部を覆い、その上から結束バンド25,26で結束して取り付けている。これにより、前記チューブ17は栓プラグ20に密に嵌合固定される(図13乃至図16参照)。
このようにして、マンホール3a,3b側でチューブ17の両端に栓プラグ20を取り付けたら、流体流通管部21から空気を送り込み、前記チューブ17を膨らませて前記ライニングシート管9を前記保護管2の内面に密着させる。
かかる状態で、前記ライニングシート6に含浸或いは塗布されている硬化性樹脂が熱硬化性樹脂である場合は、流体流通管部21からチューブ17内に熱風、高温の温水或いは蒸気を送り込み、また硬化性樹脂が光硬化性樹脂である場合は、流体流通管部21から紫外線を照射し、また硬化性樹脂が常温硬化性樹脂である場合は、一定時間放置し、前記ライニングシート管9の未硬化の熱硬化性樹脂を硬化させて保護管2の内面に固定する。
このようにして、ライニングシート管9が保護管2の内面に固定されたら、流体流通管部21から熱風、高温の温水或いは蒸気を送り込み或いは紫外線の照射を中止し、保護管2の内面に固定したライニングシート管9内からチューブ17を取り除くことにより、保護管2の補修が終了する。
このようにすることにより、内部にケーブル4が布設された保護管2の補修をライニングシート管9で行うことができる。
図17乃至図19は本発明に係るケーブル布設済み保護管の補修方法及び保護管の補修用ライニングシートの第3例を示すもので、図17は保護管の一方の開口部側からライニングシートとチューブを供給しつつ、保護管の一方の開口部側で、ライニングシートでケーブルとチューブを包みながら管状にフォーミングしてライニングシート管を形成するとともに、ライニングシート管とチューブを一体として保護管の他方の開口部側へ移動させる工程を示す縦断面、図18は図17の一部切り欠き平面図、図19は図17の要部断面図である。
本例では、前記第1例と同様に、1つのマンホール3aの地上の部分にロールスタンド5を設置する。このロールスタンド5には、前記保護管2の内径に応じた寸法の幅を有する帯状に形成されたライニングシート6を巻回したシートロール7を回転自在に支持させる。
本例で使用されるライニングシート6も第1例で使用されるライニングシート6と同様に、例えば不浸透性内側フィルム層と硬化性樹脂を含浸した樹脂吸着性内層と不浸透性外側フィルム層の3層構造になっており、硬化性樹脂としては、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂、或いは常温硬化性樹脂が挙げられ、フェルトに含浸されて樹脂吸収性内層となっている。
本例では、前記ライニングシート6の幅方向の両側辺は、適宜連結手段により連結して管状に形成されるようになっている。かかる適宜連結手段としても、第1例と変わるところがなく、ライニングシート6の両側辺に、ファスナーや両面接着テープ等の連結具8を設けてもよく、また、接着剤による接着或いは熱融着、縫着、或いはフックやホック等による係止であってもよく、また、これらの複合であってもよい。
また、前記第1例では、前記ライニングシート6の幅方向の両側辺の連結は、気密或いは液密状態に連結されることを要するが、本例では第2例と同様に、気密或いは液密状態に連結されることを要しない。従って、その分本例では、第1例に比べ、ライニングシート6の幅方向の両側辺の連結構造が簡単で済む。
更に、本例では、マンホール3aの地上の部分に設置されたロールスタンド18にチューブ17が巻き付けられており、ロールスタンド18から繰り出せるようになっている。前記チューブ17にあっては、第2例と同様に、気密或いは液密材料で形成された可撓性があればその材質に特に限定されるものではないが、膨らませたとき、保護管2の内周面に圧接する径であることを要する。
本例では、前記ライニングシート6とチューブ17を保護管2の一方の開口部側へ繰り出し、ライニングシート6でケーブル4とチューブ17を包みながら管状にフォーミングすると共に、第1例と同様にして管状になったライニングシート6の幅方向の両端を連結具8で相互に連結してライニングシート管9を形成する。得られたライニングシート管9の先端には、第1例と同様に、環状の2つ割り牽引治具10を連結するとともにチューブ17の先端を連結する。前記2つ割り牽引治具10は内部に前記ケーブル4を通した状態で結束バンド11により環状に連結する。前記ライニングシート管9の先端は、2つ割り牽引治具10の後端外周に嵌め、シート結束バンド12で固定し、また、前記チューブ17の先端は、適宜留め具により2つ割り牽引治具10に固定している。前記2つ割り牽引治具10の先端には、引きロープ13の後端を連結する。引きロープ13は保護管2内を通し、その先端を次のマンホール3bで牽引する。
このように、ライニングシート6でケーブル4とチューブ17を包むようにしてライニングシート管9を形成しつつ引きロープ13をマンホール3b側から牽引することにより、得られたライニングシート管9とチューブ17を一体として保護管2内に移動させ、マンホール3aに開口する保護管2の一方の開口部からマンホール3bに開口する他方の開口部に亘って前記ライニングシート管9とチューブ17を配置させる。このようにすることにより、保護管2内にライニングシート管9とチューブ17を1つの工程で配置することができる。
このとき、保護管2内におけるライニングシート管9の移動を容易にするために、滑材あるいは水等を使用してもよい。
このようにして、保護管2の一方の開口部から他方の開口部に亘ってライニングシート管9を配置できた段階で、未成形のライニングシート6の先端をライニングシート管9から切り離し、また2つ割り牽引治具10を外す。
前記のようにして、保護管2内にライニングシート管9とチューブ17を配置したら、次に、前記チューブ17を膨らませて前記ライニングシート管9を前記保護管2の内面に当接させ、この状態でライニングシート管9を保護管2の内面に固定し、その後、前記チューブ17を取り除く。これにより、保護管2の補修が終了する。
この作業は、前記した第2例の図13〜図16に示す工程と同様の工程によって行われるものであり、第2例の図13〜図16およびその説明を援用して、本例の説明を省略する。
このようにすることにより、内部にケーブル4が布設された保護管2の補修をライニングシート管9で行うことができる。
なお、本例では、地面1の地中に埋設された保護管2の補修について説明しているが、地中に埋設されたものに限られるものではなく、地上に配設された保護管の補修にも適用されることは言うまでもない。
本発明のケーブル布設済み保護管の補修方法の一例で、地中に埋設してある保護管の一方の開口部側でケーブルを包みながらライニングシートを管状にフォーミングしてライニングシート管を形成する工程を示す縦断面 図1の一部切り欠き平面図。 図1の要部断面図。 ライニングシートを管状にフォーミングする状態を示す斜視図。 地中に埋設してある保護管内でライニングシート管を膨らませる工程を示す縦断面 図5の一部切り欠き平面図。 図5の要部の左側面図。 ライニングシート管に取り付けられる2つ割りの栓プラグの分解状態の縦断面 保護管の一方の開口部から他方の開口部に亘って前記保護管内に配置したライニングシート管内にチューブを引き込む工程を示す縦断面図。 図9の要部断面図。 ライニングシート管内にチューブを引き込む工程の他例を示す縦断面図。 ライニングシート管内にチューブを引き込んだ状態を示す斜視図。 ライニングシート管内に引き込んだチューブを膨らませる工程を示す縦断面図 図13のA−A線拡大断面図。 図13のB−B線拡大断面図。 図13のC−C線拡大断面図。 保護管の一方の開口部側からライニングシートとチューブを供給しつつ、保護管の一方の開口部側で、ライニングシートでケーブルとチューブを包みながら管状にフォーミングしてライニングシート管を形成するとともに、ライニングシート管とチューブを一体として保護管の他方の開口部側へ移動させる工程を示す縦断面 図17の一部切り欠き平面図。 図17の要部断面図。
1 地面
2 保護管
3a,3b マンホール
4 ケーブル
5 ロールスタンド
6 ライニングシート
7 シートロール
8 連結具
9 ライニングシート管
10 2つ割り牽引治具
11 結束バンド
12 シート結束バンド
13 引きロープ
14 2つ割りの栓プラグ
14a 2つ割りの有底環状部材
14b 2つ割りのシール部材
14c 流体流通管部
15 プラグ結束バンド
16 シート結束バンド
17 チューブ
18 ロールスタンド
19 引きロープ
20 栓プラグ
21 流体流通管部
22 嵌合溝
23 チューブ押さえ板
24 保護カバー
25,26 結束バンド

Claims (4)

  1. 内部にケーブルが布設されている保護管の補修をするケーブル布設済み保護管補修方法であって、
    前記保護管の一方の開口部側から前記保護管の内径に応じた長さの幅を有する帯状に形成されたライニングシートを供給しつつ前記ケーブルを包みながら管状にフォーミングすると共に管状になった前記ライニングシートの幅方向の両端を相互に連結してライニングシート管を形成しつつ得られた該ライニングシート管を前記保護管内に移動させ、保護管の一方の開口部から他方の開口部に亘って前記ライニングシート管を配置できた段階で該ライニングシート管を膨らませて前記保護管の内面に固定することを特徴とするケーブル布設済み保護管補修方法。
  2. 内部にケーブルが布設されている保護管の補修をするケーブル布設済み保護管補修方法であって、
    前記保護管の一方の開口部側から前記保護管の内径に応じた長さの幅を有する帯状に形成されたライニングシートを供給しつつ前記ケーブルを包みながら管状にフォーミングすると共に管状になった前記ライニングシートの幅方向の両端を相互に連結してライニングシート管を形成しつつ得られた該ライニングシート管を前記保護管内に移動させ、保護管の一方の開口部から他方の開口部に亘って前記ライニングシート管を配置し、保護管の一方の開口部から他方の開口部に亘って前記保護管内に配置したライニングシート管内に、気密或いは液密材料で形成された可撓性あるチューブを引き込み、該チューブを膨らませて前記ライニングシート管を前記保護管の内面に当接させ、この状態でライニングシート管を保護管の内面に固定し、その後、前記チューブを取り除くことを特徴とするケーブル布設済み保護管補修方法。
  3. 内部にケーブルが布設されている保護管の補修をするケーブル布設済み保護管補修方法であって、
    前記保護管の一方の開口部側から前記保護管の内径に応じた長さの幅を有する帯状に形成されたライニングシートと気密或いは液密材料で形成された可撓性あるチューブを供給しつつ、前記ライニングシートで前記ケーブルとチューブを包みながら管状にフォーミングすると共に管状になった前記ライニングシートの幅方向の両端を相互に連結してライニングシート管を形成しつつ得られた該ライニングシート管と、このライニングシート管内に包み込まれているチューブを一体として前記保護管内に移動させ、保護管の一方の開口部から他方の開口部に亘って前記ライニングシート管とチューブを配置し、前記チューブを膨らませて前記ライニングシート管を前記保護管の内面に当接させ、この状態でライニングシート管を保護管の内面に固定し、その後、前記チューブを取り除くことを特徴とするケーブル布設済み保護管補修方法。
  4. 前記ライニングシートは未硬化の硬化性樹脂が含浸または塗布された可撓性があるシートで形成されていることを特徴とする請求項1,2又は3に記載のケーブル布設済み保護管補修方法。
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