JPH04115863U - 両端コネクタ付ケーブル用ドラム - Google Patents
両端コネクタ付ケーブル用ドラムInfo
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- JPH04115863U JPH04115863U JP4149091U JP4149091U JPH04115863U JP H04115863 U JPH04115863 U JP H04115863U JP 4149091 U JP4149091 U JP 4149091U JP 4149091 U JP4149091 U JP 4149091U JP H04115863 U JPH04115863 U JP H04115863U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- connectors
- drum
- length
- winding
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 余尺の処理作業を容易にした両端コネクタ付
ケーブル用ドラムを提供する。 【構成】 ケーブルの巻始め端を巻付ける部分とケーブ
ル本体を巻付ける部分を具え、この2つの巻付け部分が
分離出来るよう構成した両端コネクタ付ケーブル用ドラ
ム。
ケーブル用ドラムを提供する。 【構成】 ケーブルの巻始め端を巻付ける部分とケーブ
ル本体を巻付ける部分を具え、この2つの巻付け部分が
分離出来るよう構成した両端コネクタ付ケーブル用ドラ
ム。
Description
【0001】
本考案は、例えば両端にコネクタを取付けた光ケーブル等に使用するドラムの
構造に関するものである。
【0002】
図3は従来の両端コネクタ付ケーブル用ドラムの一例の説明図で、同図(イ)
は正面図、同図(ロ)は側面図である。
図面に示すように、胴13とその両側に固着した2枚の鍔板11,12及び胴
13の外周上の一方の鍔板11に近い位置に設けたセパレータ14により構成さ
れている。そして、コネクタを取付けたケーブル端末部を保護するために、上記
ケーブル端末部を鍔板11とセパレータ14により形成された部分15に巻付け
、その後ケーブルの本体は、セパレータ14の間隔部を通ってセパレータ14と
他方の鍔板12により形成された部分16に巻付ける。
【0003】
両端コネクタ付ケーブルは、ケーブル長が決められているため、ケーブルが必
要以上長い場合でも切断できず、余尺として収納しておく必要がある。従来、両
端コネクタ付ケーブルに使用されてきた図3に示すセパレータ付ドラムでは、余
尺が出た場合、ケーブル全長を一度ドラムから繰り出し、その後に余尺分を束に
する必要があった。このため、非常に作業性が悪く、又ケーブルの許容曲げ径よ
りも小さい径に巻かれる可能性もあった。
【0004】
本考案は上述の問題点を解消し、余尺の処理作業を容易にした両端コネクタ付
ケーブル用ドラムを提供するもので、その特徴は、コネクタを取付けたケーブル
の巻始め端を巻付ける部分と、ケーブル本体を巻付ける部分を具え、上記2つの
巻付け部分が分離出来るよう構成したことにある。
【0005】
図1は本考案の両端コネクタ付ケーブル用ドラムの具体例の説明図で、同図(
イ)は正面図、同図(ロ)は(イ)図のX−X矢視図である。
図面に示すように、本考案のドラムは、鍔板3及び4、胴6で構成されたコネ
クタを取付けたケーブル端部の巻始め端巻付部1と鍔板5,6及び胴7で構成さ
れたケーブル本体の巻付部2より成っている。上記鍔板3と胴6及び鍔板4,5
と胴7はそれぞれ一体化されており、そしてこれら2つの部分はボルト等により
分離可能に設けられている。又鍔板4には巻付部1にケーブルの巻始め端が巻け
るように、切込み8が形成されている。
【0006】
図2は本考案の両端コネクタ付ケーブル用ドラムの他の具体例の正面図である
。本具体例では巻始め端巻付部1の胴6の他の側にも鍔板3′を設けてあり、両
側に鍔板3,3′を有する巻始め端巻付部1と両側に鍔板4,5を有するケーブ
ル本体巻付部2がボルト等により分離可能に一体化されている。鍔板4には図1
の具体例同様に切込み8が形成されている。
【0007】
本考案の両端コネクタ付ケーブル用ドラムは、両端コネクタ付ケーブルの余尺
処理作業を大幅に簡略化することを目的とするものである。以下図1のドラムに
両端コネクタ付ケーブルを巻付ける方法について説明する。
【0008】
ケーブル必要長1000mとした場合、ケーブル製造時の計尺誤差を±1%と
すると、通常ケーブルは1010mで製造する。又ケーブル必要長算出誤差が±
1%あったとすると、算出長930mの時に必要長1000mと言う。つまり、
最悪のケースでは、真の必要長980mに対してケーブルの製造長1020mの
可能性があり、40mの余尺の出ることが考えられる。なお、上記の計算では小
数点以下を切り捨てている。
【0009】
この場合には、図1のドラムの巻始め端巻付部1に、40mを巻付けてからケ
ーブル本体巻付部2にケーブルを巻付けていく。このように巻付けておくことに
より、実際にケーブルを布設する時に、ケーブル余尺が40m出たとしても、巻
始め端巻付部1をケーブル本体巻付部2から分離し、巻付部1に巻付けられてい
るケーブルを上記巻付部1から抜取って容易に束の状態にすることが出来る。こ
の際、ケーブルを巻始め端巻付部1から抜け易くするために、上記巻付部1の胴
にテーパをつけておくのが望ましい。又束がばらけないようにするために、あら
かじめ鍔板4に余尺を縛るための紐を取付けておくことも作業性を向上させる。
このように、本考案のドラムに両端コネクタ付ケーブルを巻くことにより、ケ
ーブルの余尺処理作業が非常に容易になる。又余尺ケーブルが設定胴径に巻かれ
ていることから、余尺ケーブルの許容曲げ径の管理も容易となる。
【0010】
図2の具体例は、当初の設定より余尺がさらに長く図1のケーブル本体巻付部
2にも余尺が残った場合に、余尺処理を容易にするのに適用する。この場合には
、図2のケーブル本体巻付部2に残っている余尺を全部繰り出し、その後に巻始
め端巻付部1をケーブル本体巻付部2から分離し、上記繰り出した余尺を巻始め
端巻付部1に巻取る。そして巻始め端巻付部1の片側の鍔板3′を取外し、余尺
ケーブルを前記巻付部1から抜取って束の状態にする。図2ではこれらの作業を
やり易くするために鍔板3の反対側にも鍔板3′を取付けて回転を容易にすると
共に、鍔板3と4が分離できるようにし、余長部分を束にできるようになってい
る。
【0011】
本考案のドラムの効果を確認するために、図1のドラムを試作し、作業性の実
験を行なった。
ケーブル本体巻付部2には日本電線工業会規格(JCS)のL13−1号ドラ
ムを使用し、これに巻始め端巻付部1をボルトで取付けた。巻始め端巻付部1の
鍔板3の外径は1000mmとし、胴6の径は、テープスロット型40心光ケー
ブルを想定し、許容曲げの600mmとした。この試作ドラムと図3に示す従来
のセパレータ付ドラムで、両端コネクタ付テープスロット型40心光ケーブル1
000mで余尺が30mの場合の作業性について比較検討した。なお、試作ドラ
ムの巻始め端巻付部1に50m巻付けた。
【0012】
作業性の比較結果は、布設作業性は両者変わらないが、余尺処理作業では大き
く差が出、試作ドラムでは約10分で終了したが従来ドラムでは約30分を要し
た。又従来ドラムでは余尺処理に大きな作業スペースを必要としたが、試作ドラ
ムでは作業スペースが不要であった。
さらに、従来ドラムでは一度ケーブルを全長繰り出してから余尺部分を束にす
るため、許容曲げ径を守ろうとしてどうしても大きな径になってしまう傾向があ
り、束としても巻きが悪くなる。この問題に対しても本考案ドラムは非常に大き
な効果がある。
【0012】
以上説明したように、本考案の両端コネクタ付ケーブル用ドラムによれば、必
要長以上にケーブルが長い場合の余尺の処理作業が極めて容易になると共に、作
業スペース、曲げ径管理の面においても大きな効果がある。
【図1】本考案の両端コネクタ付ケーブル用ドラムの具
体例の説明図で、同図(イ)は正面図、同図(ロ)は
(イ)図のX−X矢視側面図である。
体例の説明図で、同図(イ)は正面図、同図(ロ)は
(イ)図のX−X矢視側面図である。
【図2】本考案の両端コネクタ付ケーブル用ドラムの他
の具体例の正面図である。
の具体例の正面図である。
【図3】従来の両端コネクタ付ケーブル用ドラムの説明
図で、同図(イ)は正面図、同図(ロ)は側面図であ
る。
図で、同図(イ)は正面図、同図(ロ)は側面図であ
る。
1 巻始め端巻付部 2 ケーブル本体巻付部
3,3′,4,5 鍔板 6,7 胴 8 切込み
3,3′,4,5 鍔板 6,7 胴 8 切込み
Claims (2)
- 【請求項1】 コネクタを取付けたケーブルの巻始め端
を巻付ける部分とケーブル本体を巻付ける部分を具え、
上記2つの巻付け部分が分離出来るよう構成したことを
特徴とする両端コネクタ付ケーブル用ドラム。 - 【請求項2】 ケーブルの巻始め端を巻付ける部分の胴
にテーパを設けたことを特徴とする請求項1記載の両端
コネクタ付ケーブル用ドラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4149091U JPH04115863U (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 両端コネクタ付ケーブル用ドラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4149091U JPH04115863U (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 両端コネクタ付ケーブル用ドラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04115863U true JPH04115863U (ja) | 1992-10-15 |
Family
ID=31922267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4149091U Pending JPH04115863U (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 両端コネクタ付ケーブル用ドラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04115863U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018010197A (ja) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | 住友電気工業株式会社 | 直接埋設用ケーブル |
-
1991
- 1991-03-22 JP JP4149091U patent/JPH04115863U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018010197A (ja) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | 住友電気工業株式会社 | 直接埋設用ケーブル |
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