JP2549247Y2 - ケーブル接続箱 - Google Patents

ケーブル接続箱

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JP2549247Y2
JP2549247Y2 JP7574091U JP7574091U JP2549247Y2 JP 2549247 Y2 JP2549247 Y2 JP 2549247Y2 JP 7574091 U JP7574091 U JP 7574091U JP 7574091 U JP7574091 U JP 7574091U JP 2549247 Y2 JP2549247 Y2 JP 2549247Y2
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JP
Japan
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cable
casings
relay
optical fiber
pair
Prior art date
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JP7574091U
Other languages
English (en)
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JPH0520003U (ja
Inventor
順一 上田
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication date
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、光ファイバケーブルが
事故等により切断や破損した場合に、応急処理として、
切断又は破損箇所に中継ケーブルを割り入れて該光ファ
イバケーブルを接続し、回線を仮復旧するためのケーブ
ル接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ファイバケーブルが事故等に
より切断や破損した場合、早急な回線復旧が求められ
る。しかして、従来、このような事故が発生した場合
は、光ファイバケーブルの損傷部分を除去し、さらに、
夫々の端部を引き寄せて接続箱内にて相互に接続するこ
とにより、応急処理としての回線復旧がなされていた。
そして、後日、正規の復旧工事を行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来、上述の
ような事故に於いて、光ファイバケーブルが引き寄せら
れない場合や引き寄せる手間がかかる場合は、間に中継
ケーブルを割り入れなければ接続出来ないが、このよう
なケースに対応し得る接続箱がなかった。
【0004】本考案はこのような従来の問題を解決する
もので、必要な長さに対応してケーブルの割り入れが可
能なケーブル接続箱を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本考案に係るケーブル接続箱は、複数本の光ファ
イバ心線を有する被接続ケーブルを相互に接続するため
のケーブル接続箱であって、相互に近接分離自在の一対
のケーシングと、一対の該ケーシングの両方又は一方に
内装された中継ケーブル巻設リールと、複数本の光ファ
イバ心線を有すると共に両端又は一端側が一対の上記ケ
ーシング内の上記中継ケーブル巻設リールに巻設されて
中間部が一対の上記ケーシング間に引出し自在として連
架された中継ケーブルと、一対の上記ケーシング内に夫
々設けられると共に余長をもって上記被接続ケーブルと
上記中継ケーブルの夫々の光ファイバ心線の接続部位を
収納するための接続余長収納部と、を備えたものであ
る。
【0006】
【作用】被接続ケーブルの間に中継ケーブルを割り入れ
る長さに合わせて、一対のケーシングを左右に引き離す
と、ケーシング内の中継ケーブル巻設リールから中継ケ
ーブルが左右のケーシングに連架状に引き出される。そ
して、夫々のケーシングの接続余長収納部にて中継ケー
ブルと被接続ケーブルとの光ファイバ心線を夫々接続す
れば回線が復旧する。
【0007】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づき本考案を詳
説する。
【0008】図1と図2は、本考案に係るケーブル接続
箱の一実施例を示し、このケーブル接続箱は、複数本の
光ファイバ心線を有する被接続ケーブルを相互に接続す
るためのものであって、(図6のように)相互に分離自
在の一対のケーシング2,2を備えている。このケーシ
ング2,2の対応壁面には、窓部21, 21が開設されてい
る。
【0009】さらに、夫々の上記ケーシング2,2内に
は、中継ケーブル巻設リール3,3と、該リール3,3
に巻設されると共に中間部が一対のケーシング2,2間
に引出し自在として連架される中継ケーブル4と、略直
方体状の接続余長収納部5,5と、ケーブルクランプ1
0, 10と、テンションメンバクランプ11, 11と、が備え
られている。中継ケーブル4のケーシング2からの引出
しは、上記窓部21から行なう。
【0010】そして、図3に示すように、中継ケーブル
4は、鋼線等からなる抗張力体6と、該抗張力体6を包
囲する複数本の光ファイバ心線7…と、抗張力体6と光
ファイバ心線7…とを被覆するポリプロピレンひも等か
らなる緩衝層8と、外部被覆層9と、からなる。
【0011】次に、図4に示すように、接続余長収納部
5は、上方に内鍔を有する収納部本体12と、該収納部本
体12に複数枚収納されると共にスポンジ等の弾性部材14
…を有する光ファイバ心線保持部材13…と、からなる。
そして、図6のように、中継ケーブル4と被接続ケーブ
ル1との光ファイバ心線7…が接続されて該弾性部材14
…に載置状として接続余長収納部5に内装される。
【0012】また、図5に示すように、中継ケーブル巻
設リール3は、円筒状の巻芯部15を有し、この巻芯部15
の外周面に中継ケーブル4が巻かれるため該中継ケーブ
ル4の光ファイバ心線7…は急角度に曲がらず、破損が
防止される。
【0013】そして、中継ケーブル巻設リール3の外鍔
部16, 16の一方には、中継ケーブル4の一端が挿通され
る孔17が貫設される。そして、この中継ケーブル巻設リ
ール3は、中央の孔部18に挿入されると共にビス19にて
ケーシング2に固着される枢支ピン20によりケーシング
2内に枢着される。
【0014】なお、この実施例では、一対のケーシング
2,2の両方に中継ケーブル巻設リール3,3が備えら
れているが、これを何れか一方のケーシング2内にのみ
設けるも好ましい。
【0015】しかして、図1と図2では、一対のケーシ
ング2,2は近接状態となっている場合を示し、図6で
は、この一対のケーシング2,2を相互に分離させて中
継ケーブル4の中間部がケーシング2,2間に連架状に
引き出された場合を示し、応急処理すべき、切断や損傷
を受けたケーブル1の除去範囲に対応して、中継ケーブ
ル4の中間部の引出し長さを、自由に調整可能である。
【0016】つまり、中継ケーブル4はその両端が中継
ケーブル巻設リール3,3とともに回転しつつ引き出さ
れ、かつ、該中継ケーブル4の両端部は夫々のケーシン
グ2,2内───即ちリール3,3───に保持され
る。
【0017】このように、被接続ケーブル1,1の損傷
部を除去した後の端部相互の間隔に合わせて一対のケー
シング2,2を左右に引き離すことにより、該被接続ケ
ーブル1,1の間に中継ケーブル4を割り入れて接続す
ることが出来る。
【0018】そして、被接続ケーブル1と中継ケーブル
4を接続するには、先ず、被接続ケーブル1の損傷部分
を取り除いた端部と中継ケーブル4の端部をばらして光
ファイバ心線7…と抗張力体6,6を露出させる。そし
て、被接続ケーブル1と中継ケーブル4との夫々の光フ
ァイバ心線7…を接続部位Wにて融着(又はコネクタ)
により接続し、接続余長収納部5に収納する。
【0019】次に、被接続ケーブル1,1の抗張力体
6,6をテンションメンバクランプ11, 11に固定し、さ
らに、被接続ケーブル1,1の外部被覆層9,9(図3
参照)をケーブルクランプ10, 10に固定すれば接続は完
了する。
【0020】上述のように、被接続ケーブル1,1の仮
復旧作業は容易にかつ迅速に出来、正規の復旧作業は後
日あらためて行えば良い。
【0021】なお、本考案は、上述の実施例以外にも本
考案の要旨を逸脱しない範囲内で設計変更自由であり、
例えば、中継ケーブル巻設リール3をケーシング2に枢
着せず自由状態としてケーシング2内に設けるも好まし
い。
【0022】
【考案の効果】本考案は、上述の如く構成されるので、
次に記載する効果を奏する。
【0023】被接続ケーブル1が事故等により切断や破
損した場合に於いて、損傷部を除去した後の端部相互の
間隔寸法が大きくとも、あるいは現場状況によってその
寸法が大きな範囲で増減していても、迅速に対応して、
中継ケーブル4を割り入れて接続出来る。特に、応急処
理用に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部破断平面図であ
る。
【図2】本考案の一実施例を示す一部破断正面図であ
る。
【図3】中継ケーブルの一例の横断面図である。
【図4】要部を示す断面図である。
【図5】リールの一例を示す断面図である。
【図6】使用状態を示す一部破断平面図である。
【符号の説明】
1 被接続ケーブル 2 ケーシング 3 中継ケーブル巻設リール 4 中継ケーブル 5 接続余長収納部 7 光ファイバ心線 W 接続部位

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の光ファイバ心線7…を有する被
    接続ケーブル1,1を相互に接続するためのケーブル接
    続箱であって、相互に近接分離自在の一対のケーシング
    2,2と、一対の該ケーシング2,2の両方又は一方に
    内装された中継ケーブル巻設リール3と、複数本の光フ
    ァイバ心線7…を有すると共に両端又は一端側が一対の
    上記ケーシング2,2内の上記中継ケーブル巻設リール
    3に巻設されて中間部が一対の上記ケーシング2,2間
    に引出し自在として連架された中継ケーブル4と、一対
    の上記ケーシング2,2内に夫々設けられると共に余長
    をもって上記被接続ケーブル1,1と上記中継ケーブル
    4の夫々の光ファイバ心線7…の接続部位Wを収納する
    ための接続余長収納部5,5と、を備えたことを特徴と
    するケーブル接続箱。
JP7574091U 1991-08-26 1991-08-26 ケーブル接続箱 Expired - Lifetime JP2549247Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7574091U JP2549247Y2 (ja) 1991-08-26 1991-08-26 ケーブル接続箱

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JP7574091U JP2549247Y2 (ja) 1991-08-26 1991-08-26 ケーブル接続箱

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Publication Number Publication Date
JPH0520003U JPH0520003U (ja) 1993-03-12
JP2549247Y2 true JP2549247Y2 (ja) 1997-09-30

Family

ID=13584981

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