JPH0625476Y2 - 8の字巻ケーブルドラム - Google Patents

8の字巻ケーブルドラム

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JPH0625476Y2
JPH0625476Y2 JP1990050559U JP5055990U JPH0625476Y2 JP H0625476 Y2 JPH0625476 Y2 JP H0625476Y2 JP 1990050559 U JP1990050559 U JP 1990050559U JP 5055990 U JP5055990 U JP 5055990U JP H0625476 Y2 JPH0625476 Y2 JP H0625476Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cable
drum
bodies
winding
end support
Prior art date
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JP1990050559U
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English (en)
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JPH049864U (ja
Inventor
岱助 山元
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Kyowa Exeo Corp
Original Assignee
Kyowa Exeo Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は8の字巻ケーブルドラムに係り、特にケーブル
の敷設、架渉を複数区間に分けて行う際に、中間でケー
ブルを一時的に収容するために用いられる8の字巻ケー
ブルドラムに関する。
【従来の技術】
長尺ケーブルを長距離にわたって敷設および架渉する
と、ケーブルに大きな張力が加わることのほか、道路交
通や障害物などの存在により、通常、敷設・架渉区間を
複数に分け、中間点で一旦ケーブルを取込み、再度次の
区間に送り出す作業を行っている。 中間で取込まれるケーブルを一時的に円筒ドラムに巻取
ってから繰り出すと、ケーブルに撚りが入ってしまうた
め、特公昭62−36444号公報に開示されているよ
うに、取込まれるケーブルを一旦地上に8の字状に重ね
置きして蓄積してから繰り出しを行うような方法が採用
されている。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の方法では、ケーブルを地上に
8の字状に重ね置きし、引出しに際して中間点に撚りが
入るため重ねられたケーブルの束を上下を反対にしてケ
ーブル端を上にしてから繰り出すようにしなければなら
ないため、次のような問題を生じていた。 すなわち、上記従来の方法では、8の字の交差箇所がケ
ーブルの自重により変形することがある他、8の字状に
重ねたケーブル束を上下逆にするには、大勢の作業員を
必要とするばかりでなく、ケーブルを損傷する虞があっ
た。更に、ケーブルを上下反転できる長さに限界がある
ため、敷設・架渉の長さに限界があった。 本考案の目的は、上記従来の問題点に着目し、巻取り時
にケーブル相互にケーブル重量が加わらないように巻取
り収容できるとともに、巻取り後の再繰り出し時にケー
ブルに撚りを発生させることなく、ケーブルを巻取り収
容することができる構造とした8の字巻ケーブルドラム
を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る8の字巻ケー
ブルドラムは、地下管路等に敷設されるケーブルを敷設
区間の中間で一時的に巻取り収容するケーブルドラムで
あって、ケーブルを巻き掛け可能な一対の水平配置され
たドラム本体と、このドラム本体の両端部を支持する側
端支持部材とを有し、前記側端支持部材は前記ドラム本
体の一端側に配置されケーブル巻取りに際して取り外し
可能とされるとともに、前記ドラム本体の他端側に配置
されケーブル繰り出しに際して取り外し可能としたもの
である。
【作用】
上記構成によれば、一対のドラム本体を併設した状態
で、それらの一端側の側端支持部材を取外して両ドラム
本体の端部を露出させることにより、この両ドラム本体
を利用してケーブルを8の字状に巻き付けることができ
る。この巻き付け形態は垂直面に沿って8の字を形成す
るようになる。巻き付け終了後に外した側端支持部材を
ドラム本体に装着し、ケーブルドラムから再繰り出しす
る場合は、反対端側の側端支持部材を外し、巻き付け開
始側のケーブル端から引出せばよい。これにより、ケー
ブルに撚りが生じることを防止しつつケーブルの収容お
よび再供給が可能となるのである。
【実施例】
以下に本考案に係る8の字巻ケーブルドラムの実施例を
図面を参照して詳細に説明する。 (第一実施例) 第1図は本考案の第一実施例に係る8の字巻ケーブルド
ラムの斜視図である。 この図に示すように、当該ケーブルドラム10は同径の
円筒体からなる一対のドラム本体12A、12Bを有し
ている。このドラム本体12A、12Bは各々水平配置
されて所定間隔をおいて併設されており、これらの両端
部には当該ドラム本体12A、12Bに巻付けられるケ
ーブルの脱落防止フランジを兼用するとともに、ドラム
本体を一定高さに支持するために側端支持部材14(1
AR、14AL、14BR、14BL)が着脱可能に取り付け
られている。このため、側端支持部材14は平板から形
成され、各ドラム本体12A、12Bの端面から突出さ
せたボルト16を貫通させてナット締めすることにより
ドラム本体12A、12Bに着脱できるように取り付け
られている。また、側端支持部材14はその下端部を基
台18に立設させられており、この基台18に対しても
ボルト等の固定手段により取り付けられ、かつ取外しが
自由にできるようになっている。 このように構成された8の字巻ケーブルドラム10は、
次のように使用される。ケーブル20を地下管路22に
敷設する場合、第2図に示したように、地下管路22を
複数の区間に分割し、各区間毎にケーブル20を敷設し
つつ中間マンホール24から一旦地上に引出すが、この
ケーブルドラム10はこの中間マンホール24の地上部
に設置される。予め、ドラム本体12A、12Bの一端
側に取り付けられている側端支持部材14AR、14BR
取外しておき、ドラム本体12A、12Bを片持ち支持
状態にしておく。そして、前区間の地下管路22に敷設
されて送り出され、中間マンホール24から引出されて
きたケーブル20を一対のドラム本体12A、12Bに
8の字状に巻き付けるのである。すなわち、繰り出され
てきたケーブル20の先端を一方のドラム本体12Aの
上面を通した後、他方のドラム本体12Bの下面側に通
して反転して巻き掛け、ドラム本体12Aの下面側に通
すようにすることで、両ドラム本体12A、12Bに8
の字状に巻付けられる。これを順次繰り返すことによ
り、繰り出されてきたケーブル20は垂直面に沿った8
の字面がドラム本体の軸心方向に積層されるような形態
で巻取り収容される(第3図参照)。 このようにして巻取り収容されたケーブル20を次の敷
設区間に繰り出す場合には、巻取り時に外した側端支持
部材14AR、14BRをドラム本体12A、12Bに取り
付け、ケーブル20の巻き始め側の側端支持部材1
AL、14BLを取外す。そして、ケーブル20の巻き始
め端から順次引出し、これを次の敷設区間の地下管路2
2に送り出せばよい。これによりケーブル20の撚りを
生じさせることなく供給できる。 上記実施例によれば、敷設区間の中間でケーブル20を
一時的に巻取り収容させ、再繰り出し時にはケーブル2
0への撚りを発生させることがない。しかも、ケーブル
20の巻取りが地上に重ね置きすることがないので、一
時的な収容のために大きなスペースを必要とせず、ケー
ブル20の自重による損傷の虞が全くない。また、単に
側端支持部材14の着脱作業だけで作業できるので、非
常に作業効率が高いものとなる。 なお、上記実施例ではドラム本体12A、12Bを円筒
体によって形成したが、これはケーブル巻き掛けが可能
であればよく、形状は問わない。また、側端支持部材1
4は個々のドラム本体12A、12Bの両端に取り付け
るようにしてるが、これは片側を共通にするようにして
もよい。更に、ドラム本体12A、12Bを側単指示部
材14に対して回転可能に取り付け、ケーブル20の巻
き付けや繰り出しがドラム本体の回転を伴って行なわれ
るようにすることもできる。 (第二実施例) 次に第4図には第二実施例に係る8の字巻ケーブルドラ
ム10Aを示す。これは前記第一実施例のドラム本体1
2A、12Bが円筒体によって形成したものを、円錐ド
ラム本体24A、24Bとして構成した点が異なる。こ
の場合、両ドラム本体24A、24Bのテーパ方向が反
対向きになるようにして併設している。 このようにすることによって当該ドラム本体24A、2
4Bに対するケーブル20の巻き付け量を増すことがで
きる。すなわち、円筒体のドラム本体12A、12Bの
場合には、巻き掛けられたケーブル20の8の字の交点
が同一箇所に集中するため、円筒に巻き付けたケーブル
幅は、第3図に示すように、円筒長の半分になる。これ
に対して、第二実施例の場合には、8の字状に巻き付け
たケーブル20の8の字交点が円錐体の径比が小さい方
に移動するため、当該交点は前の8の字巻き面の内部に
収容される。この結果、円錐ドラム本体24A、24B
に巻き付けたケーブル20の幅はドラム本体24A、2
4Bの長さに一致する。したがって、第一実施例に比較
して2倍のケーブル長を巻取り収容させることができ
る。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案にかかる8の字巻ケーブル
ドラムによれば、地下管路等に敷設されるケーブルを敷
設区間の中間で一時的に巻取り収容するケーブルドラム
であって、ケーブルを巻き掛け可能な一対の水平配置さ
れたドラム本体と、このドラム本体の両端部を支持する
側端支持部材とを有し、前記側端支持部材は前記ドラム
本体の一端側に配置されケーブル巻取りに際して取り外
し可能とされるとともに、前記ドラム本体の他端側に配
置されケーブル繰り出しに際して取り外し可能としたの
で、ケーブルの敷設中間位置での巻取り時に先行して巻
き付けられたケーブルに後続するケーブル自重が加わる
ことがなく、また、再繰り出し時にはケーブルに撚りを
発生させることなく、ケーブルを巻取り収容することが
でき、しかも巻取りと繰り出しの作業効率が非常に高い
ものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に係る8の字巻ケーブルドラムの斜視
図、第2図はその使用状態の説明図、第3図はケーブル
巻取り状態のドラム本体の平面図、第4図は第二実施例
に係るケーブルドラムの要部平面図である。 10……ケーブルドラム、12A、12B……ドラム本
体、14(14AR、14AL、14BR、14BL)……側端
支持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】地下管路等に敷設されるケーブルを敷設区
    間の中間で一時的に巻取り収容するケーブルドラムであ
    って、ケーブルを巻き掛け可能な一対の水平配置された
    ドラム本体と、このドラム本体の両端部を支持する側端
    支持部材とを有し、前記側端支持部材は前記ドラム本体
    の一端側に配置されケーブル巻取りに際して取り外し可
    能とされるとともに、前記ドラム本体の他端側に配置さ
    れケーブル繰り出しに際して取り外し可能とされている
    ことを特徴とする8の字巻ケーブルドラム。
JP1990050559U 1990-05-15 1990-05-15 8の字巻ケーブルドラム Expired - Lifetime JPH0625476Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990050559U JPH0625476Y2 (ja) 1990-05-15 1990-05-15 8の字巻ケーブルドラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990050559U JPH0625476Y2 (ja) 1990-05-15 1990-05-15 8の字巻ケーブルドラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH049864U JPH049864U (ja) 1992-01-28
JPH0625476Y2 true JPH0625476Y2 (ja) 1994-07-06

Family

ID=31569210

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990050559U Expired - Lifetime JPH0625476Y2 (ja) 1990-05-15 1990-05-15 8の字巻ケーブルドラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5643220U (ja) * 1979-09-08 1981-04-20
JPS5834124Y2 (ja) * 1980-05-19 1983-07-30 史生 田中 配線用コ−ドホルダ

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Publication number Publication date
JPH049864U (ja) 1992-01-28

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