JP4875937B2 - ケーブル保護管 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば電話線のような通信ケーブルを保護するためのケーブル保護管に関する。
従来、電話線のような通信ケーブルは、例えば電話局間を結ぶ複数の幹線用ケーブルと、該幹線用ケーブルから分岐し住宅や店舗等の建物に引き込まれる複数の引込用ケーブルとで構成されており、道路の景観を保つために各幹線用ケーブル及び各引込用ケーブルをそれぞれ道路の路面下に埋設することが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この管路構造では、幹線用ケーブル及び引込用ケーブルは、それぞれ地中に埋設されたハンドホール等のケーブル接続マスから地中を伸び、次のケーブル接続マスに接続された互いに異なるケーブル保護管内に収容されている。これにより、各ケーブルを例えば一本毎に異なるケーブル保護管内に収容する場合に比べて、各ケーブルが路面下の空間を占める割合を減少させることができるので、幅が比較的狭い道路の路面下に両ケーブルを容易に埋設することができる。
しかしながら、今後、ケーブルの地中化が更に進み、幅がより狭い狭小道路の路面下に幹線用ケーブル及び引込用ケーブルをそれぞれ埋設する必要が生じた場合、前記した管路構造を狭小道路の路面下に設けることが困難になり、この管路構造では狭小道路に十分に対応することができない。
そこで、本願発明者は、特願2005−273174号で上記問題を解決するための管路構造を提案した。この管路構造は、幹線用ケーブルが収容される保護管本体と、該保護管本体内に配置され保護管本体の内部を二つの管路に区画するセパレータとを備えるケーブル保護管を備える。セパレータは、平板状をなしており、保護管本体内をその横断面で見て上下に分割している。各幹線用ケーブルはそれぞれ個別に鞘管内に収容された状態で保護管本体内の下部空間内に収容され、保護管本体内の上部空間内に引込用ケーブルが収容される。
これによれば、幹線用ケーブル及び引込用ケーブルが単一のケーブル保護管内に収容されるので、従来のように幹線用ケーブル及び引込用ケーブルをそれぞれ互いに異なるケーブル保護管内に収容する場合に比べて、各ケーブルを道路の路面下に埋設したときに各ケーブルが路面下の空間を占める割合をより減少させることができる。従って、管路構造を従来に比べてよりコンパクト化することができるので、例えば住宅街や商店街等に設けられた道路よりも更に幅寸法の小さい狭小道路の路面下に、各幹線用ケーブル及び各引込用ケーブルをそれぞれ容易に埋設することができる。
このようなケーブル保護管では、引込用ケーブルを建物に引き込むために保護管本体から分岐する分岐管が保護管本体に取り付けられている。分岐管は、保護管本体の前記上部空間を規定する周壁に斜め上方へ伸びるように設けられている。これにより、分岐管が設けられた保護管本体を地中内に埋設したときに、地中での保護管本体の深さ位置を分岐管が取り付けられていないときの深さ位置よりも極端に深くする必要はないので、地面をより深く掘削することによる配管作業の手間の増加を抑制することができる。
引込用ケーブルを保護管本体内から建物に引き込む際、ワイヤー状の通線具を分岐管内から保護管本体の上部空間内に挿入し、該上部空間内を通してケーブル接続マス内に送る。次に、ケーブル接続マス内で引込用ケーブルを通線具の先端に取り付け、通線具を引き戻す。これにより、引込用ケーブルが通線具に牽引されるので、引込用ケーブルをケーブル接続マス内から保護管本体及び分岐管内を通して建物内に容易に引き込むことができる。
特開2004−120956号(第4−6頁、図6)
ところで、地中に埋設された保護管本体内から建物内に引込用ケーブルを容易に引き込むことができるように分岐管が保護管本体の上部空間を規定する周壁に斜め上方へ伸びるように設けられていることから、引込用ケーブルが保護管本体の上部空間内から分岐管内に引き込まれた状態では、引込用ケーブルは部分的に分岐管内から上部空間内にその保護管本体の横断面で見て左右方向の側部を上下に横切るように垂れ下がる。
また、従来のケーブル保護管では、セパレータが平板状をなしていることから、分岐管内を経て保護管本体の上部空間内に挿入された通線具がケーブル接続マスに向けて送り込まれたとき、通線具はセパレータの幅方向の移動が規制されることなくセパレータ上をその幅方向に移動可能となる。
このため、通線具がセパレータ上を上部空間の前記側部に向けて移動して該側部内を通ったとき、通線具が挿入された分岐管よりもケーブル接続マス側で保護管本体に設けられた他の分岐管内から保護管本体の上部空間の前記側部内に垂れ下がった引込用ケーブルの下方に通線具が潜り込んでしまうことがある。通線具が引込用ケーブルの垂れ下がった部分の下に潜り込むと、ケーブル接続マスに向けての通線具の移動が引込用ケーブルの前記部分により妨げられるため、引込用ケーブルを新たに引き込むための通線作業が極めて煩雑になる。
また、新たな引込用ケーブルをケーブル接続マスから引き込んだとき、新たな引込用ケーブルと垂れ下がった引込用ケーブルとの間に生じる大きな摩擦力により各ケーブルが破損する虞がある。
そこで、本発明の目的は、ケーブルの通線作業の作業容易性を向上させることができ且つ各ケーブルの破損を防止することができるケーブル保護管を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ケーブルが収容される筒状の保護管本体と、該保護管本体内でその軸線に沿って伸び、前記ケーブルを前記保護管本体内に個別に収容すべく該保護管本体内を少なくとも二つの管路に区画するためのセパレータとを備えるケーブル保護管であって、前記セパレータは、前記保護管本体内をその横断面で見て、V字状をなす複数枚の板状部を、連結部材で連結することにより、所定の揺動位置を越えて回動不能に連結しているケーブル保護管を特徴とする。
請求項2記載に記載の発明は、前記保護管本体の内周面に前記挿通孔の下方で当接する縁部によって、前記所定の揺動角度の範囲内で、前記保護管本体が、所定の曲率で曲がった際に、前記保護管本体の屈曲が阻止されて、一方の空間における前記保護管本体の周壁には、前記保護管本体の外方と前記一方の空間内との間で前記ケーブルの挿通を許す挿通孔が形成されており、他方の空間内に収容される鞘管に対して、曲げ力として作用する押圧力が、該鞘管の許容応力を超えないように、該板状部材間を連結する部分の最大揺動角度が設定されている請求項1記載のケーブル保護管を特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記保護管本体の内周面と、前記鞘管との間及び、前記板状部の下面と鞘管との間には、隙間が、前記保護管本体の屈曲を阻止する大きさで、しかも、鞘管の移動を許容するように設定されている請求項1又は2記載のケーブル保護管を特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、保護管本体内に配置されたセパレータが保護管本体内をその横断面で見て二つの空間に区画する板状部を有し、該板状部は、その横断面形状が保護管本体内の一方の空間へ向けて開放する凹状をなすように形成されていることから、例えば保護管本体の前記一方の空間が上側になるように保護管本体を配置し、前記一方の空間内に引込用ケーブルを収容し、他方の空間内に幹線用ケーブルを収容した場合、引込用ケーブルを前記一方の空間内に新たに引き込む際に前記一方の空間内に従来のような通線具を挿入したとき、該通線具を板状部の案内作用により該板状部の底部分上を保護管本体の軸線方向に通線させることができる。
これにより、板状部が従来のように平坦である場合に比べて板状部の幅方向への通線具の移動を確実に規制することができるので、保護管本体に従来のような分岐管が設けられ、該分岐管内から前記一方の空間内にその側部を横切るように引込用ケーブルが部分的に垂れ下がっている場合でも、通線具が前記分岐管よりも例えばケーブル接続マスから離反する側で保護管本体に設けられた他の分岐管内から保護管本体の前記一方の空間内に挿入されて前記ケーブル接続マスに向けて送り込まれたとき、通線具が前記一方の空間内をその前記側部に移動することによって引込用ケーブルの垂れ下がった部分の下に潜り込むことを、確実に抑制することができる。
従って、前記一方の空間内に垂れ下がった引込用ケーブルにより通線具の通線が妨げられることを確実に抑制することができるので、引込用ケーブルを新たに引き込むための通線作業を従来に比べて容易に行うことができる。
また、板状部の案内作用により、例えばケーブル接続マスから新たに引込用ケーブルを引き込んだときに、該引込用ケーブルが垂れ下がった引込用ケーブルに干渉することが防止されるので、新たに引き込まれた引込用ケーブルと垂れ下がった引込用ケーブルとの間に大きな摩擦力が生じることが防止される。これにより、新たな引込用ケーブルと垂れ下がった引込用ケーブルとの間に大きな摩擦力が生じることにより各ケーブルに従来のような破損が生じることを、確実に防止することができる
請求項2に記載の発明によれば、前記セパレータの複数の板状部材間を連結する部分の最大揺動角度が設定されていることにより、保護管本体の内周面に前記挿通孔の下方で縁部が当接されることによって、該最大揺動角度の範囲内で、前記保護管本体の所定の曲率で曲がる屈曲が阻止される。
また、板状部の前記一方の縁部が挿通孔内に突出することはない。これにより、例えば前記一方の空間内に引込用ケーブルが収容され、前記他方の空間内に幹線用ケーブルが収容された場合、保護管本体の外方から挿通孔を経て前記一方の空間内に従来のような通線具を挿入する際、又は、前記一方の空間内から挿通孔を経て引込用ケーブルを新たに引き出す際、板状部の前記一方の縁部が挿通孔内への通線具の挿通及び挿通孔内を経ての引込用ケーブルの引き出しの妨げになることを確実に防止することができる。
しかも、他方の空間内に収容される鞘管に対して、曲げ力として作用する押圧力が、該鞘管の許容応力を超えないように、該板状部材間を連結する部分の最大揺動角度が設定されている
このため 、鞘管を前記他方の空間の横断面内で移動させることにより、保護管本体の前記他方の空間における周壁及び板状部から受ける曲げ力による鞘管の破損を確実に防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、前記保護管本体の内周面と、前記鞘管との間及び、前記板状部の下面と鞘管との間には、前記保護管本体の屈曲を阻止する大きさで、しかも、鞘管の移動を許容するように、隙間が設定されている
このため、円滑に鞘管の配管を行え、鞘管内のケーブルの通線作業も容易に行うことが出来る。
本発明を図示の実施例に沿って説明する。
本発明に係るケーブル保護管10は、図1に示すように、円形の横断面を有する保護管本体11を備える。保護管本体11は、例えば硬質塩化ビニルのような強度の高い合成樹脂材料で形成されており、電話線のような通信ケーブル12を道路の路面下に埋設するときに収容し、通信ケーブル12を例えば地下水から保護するために用いられている。
保護管本体11内に収容される通信ケーブル12は、図2に示すように、例えば電話局間を結ぶ複数の幹線用ケーブル13と、該各幹線用ケーブルから分岐し、図示しない住宅や店舗等の建物に引き込まれる複数の引込用ケーブル14とで構成されている。
各幹線用ケーブル13及び各引込用ケーブル14は、それぞれ地中に埋設された図示しないケーブル接続マスから地中を伸び、保護管本体11は前記ケーブル接続マスに接続されている。前記ケーブル接続マスは、従来よく知られているように、通信ケーブル12の点検作業や通信ケーブル12同士の接続作業等を行うための室である。
保護管本体11の内部には、それぞれ該保護管本体の内部に各幹線用ケーブル13及び各引込用ケーブル14をそれぞれ分離して収容するために、保護管本体11の内部を少なくとも二つに分割するための複数のセパレータ15が配置されている。
各セパレータ15は、それぞれ例えば保護管本体11と同様な合成樹脂材料で形成されている。各セパレータ15は、図示の例では、保護管本体11内の横断面を左右に横切るように保護管本体11内に挿入される板状部16と、該板状部の幅方向(図1で見て左右方向である。)で互いに向かい合う各側縁部16aから板状部16の下方へ向けて伸びる一対の板ばね部17とをそれぞれ有する。保護管本体11内への各セパレータ15の配置により、保護管本体11内はその横断面で見て上下に二つの空間に区画されている。
保護管本体11内に各セパレータ15の配置により規定された一方の空間である上部空間U内には各引込用ケーブル14が収容されており、保護管本体11の下部空間D内には各幹線用ケーブル13が収容されている。保護管本体11の下部空間D内には、各幹線用ケーブル13が一本毎に挿入される複数の鞘管18が収容されている。
板状部16は、その幅方向の中央部に形成された平面部19と、該平面部の両縁部19aから斜め上方へ向けて伸びる一対の傾斜部20とを有し、全体に上部空間Uに開放するV字状をなした横断面を有する。これにより、各引込用ケーブル14は、それぞれ上部空間U内に挿入されたときに板状部16の各傾斜部20の傾斜により平面部19に向けて案内されるので、図1に示すように、板状部16の平面部19上及びその近傍に集中して配置されている。
各傾斜部20は、図示の例では、それぞれ平板からなる。各傾斜部20の平面部19に対する傾斜角度は、板状部16の各側縁部16aのうち保護管本体11に形成された後述する開口29側に位置する一方の側縁部16aが保護管本体11の内周面11aに前記開口29の下方で当接する大きさに設定されている。板状部16の各側縁部16aが保護管本体11の内周面11aに当接していることから、保護管本体11内の上部空間U内に収容された各引込用ケーブル14を建物に引き込む際に、各側縁部16aと保護管本体11の内周面11aとの間の隙間に各引込用ケーブル14が挟み込まれることが防止される。これにより、各側縁部16aと保護管本体11の内周面11aとの間の隙間に各引込用ケーブル14が挟み込まれることによる該各引込用ケーブルの破損が防止される。
また、各傾斜部20の平面部19に対する傾斜角度及び板状部16の両側縁部16a間の間隔の大きさは、それぞれ保護管本体11内へのセパレータ15の配置状態で下部空間Dの横断面積の大きさが所定の大きさになるように設定されている。すなわち、下部空間Dには、その横断面積に前記所定の大きさが確保されるように、セパレータ15の配置を禁止する配置禁止領域21が規定されている。配置禁止領域21は、図1及び図2に示すように、所定の曲率で曲がった保護管本体11内に各鞘管18を挿入したときに保護管本体11の下部空間Dにおける周壁11b及び板状部16から各鞘管18が該各鞘管を曲げる曲げ力として受ける押圧力が各鞘管18の許容応力を超えないように、下部空間Dの横断面内での各鞘管18の移動を許容する隙間ΔWが保護管本体11の下部空間Dにおける内周面11aと各鞘管18との間、及び、板状部16の下面16bと各鞘管18との間にそれぞれ確保される大きさに設定されている。この隙間ΔWの大きさは、各鞘管18が破損することなく曲げ変形が許される曲率すなわち各鞘管18をその許容応力で曲げたときの最大曲率と保護管本体11の曲率との差から求まる。従って、例えば保護管本体11を大きい曲率で曲げた場合には、セパレータ15は下部空間Dの横断面積を大きくするように配置され、それに応じて各傾斜部20の平面部19に対する傾斜角度及び板状部16の両側縁部16a間の間隔の大きさが設定される。
各鞘管18の最大曲率すなわち最小曲率半径Rと許容応力σとの関係は、以下の式により表される。
R=3[1−cos(θ/2)・{360/(π・θ)}]・{(E・I)/(Z・σ)}
・・・・(式1)
式1において、θは鞘管18の曲げ角度であり、Eは鞘管18の弾性係数であり、Iは鞘管18の二次モーメントであり、Zは鞘管18の断面係数である。各鞘管18の最小曲率半径Rは、図示の例では、該各鞘管が最小曲率半径で曲ったときに該各鞘管内の各幹線用ケーブル13がその最大曲率を超えた曲率で曲らない範囲の大きさに設定される。
鞘管18の許容応力σと鞘管18に作用する荷重との比から求まる安全率の各値における各鞘管18の曲率半径Rと隙間ΔWとの関係は以下の表1のように示され、鞘管18の安全率及び曲率半径に応じて隙間ΔWの大きさを求めることができる。
Figure 0004875937
セパレータ15の各板ばね部17は、図1に示すように、それぞれ伸長方向に沿って保護管本体11の内周面11aの曲率とほぼ等しい曲率で湾曲している。各板ばね部17の外面17aは、保護管本体11内へのセパレータ15の挿入状態で保護管本体11の内周面11aに密着している。これにより、各板ばね部17の外面17aが保護管本体11の内周面11a上を摺動したとき、各板ばね部17と保護管本体11との間に生じる摩擦力が大きくなるので、セパレータ15に該セパレータを保護管本体11の軸線の周りに回転させる力が作用したときに、セパレータ15が保護管本体11の軸線の周りに回転することが抑制される。
各板ばね部17の外面17aには、それぞれ凹部22が形成されている。各凹部22は、図示の例では、それぞれ保護管本体11の軸線方向に沿って互いに平行に伸びる。保護管本体11の内周面11aには保護管本体11の内方へ向けて突出し且つ保護管本体11の長手方向に沿って互いに平行に伸びる一対の突起部23が保護管本体11の横断面で見て左右対称位置に形成されており、各凹部22は、それぞれ突起部23に係合可能である。各突起部23への各凹部22の係合により、保護管本体11の軸線周りの各セパレータ15の回転がより確実に防止される。
本発明に係る各セパレータ15は、図3に示すように、それぞれ板状部16の保護管本体11の軸線方向で互いに向き合う一対の端部のうち一方の端部16bが、各セパレータ15に隣接して配置されたセパレータ15の他方の端部16cに突き合うように配置されており、保護管本体11の軸線方向に互いに連結されている(図3には、2つのセパレータ15が示されている。)。
各セパレータ15の板状部16には、各セパレータ15を互いに連結するための連結部材24が設けられている。連結部材24は、図示の例では、それぞれ平面がほぼ矩形状をなした板部材からなる。また、連結部材24は、板状部16の前記他方の端部16cにおける下面に設けられており、前記他方の端部16cから隣接するセパレータ15に向けて伸び、更に、該セパレータの板状部16の下方で該板状部の平面部19及び各傾斜部20に沿ってそれらに平行に伸びる。連結部材24の幅方向の中央部には、各セパレータ15の連結のための図示しないボルト部材の挿通を許す挿通孔25が形成されている。
各板状部16の平面部19には、それぞれ連結部材24の挿通孔25に整合する挿通孔26が形成されている。
各セパレータ15は、両挿通孔25,26に前記ボルト部材が挿入されることにより、前記ボルト部材を中心に板状部16の平面部19を含む平面内で揺動可能に相互に連結される。
また、板状部16の各傾斜部20には、前記ボルト部材と同様のボルト部材が挿通される一対の挿通孔27が形成されており、連結部材24には、前記ボルト部材が挿入される一対の長孔28が形成されている。
各長孔28は、それぞれ挿通孔27内に挿通された前記各ボルト部材が各セパレータ15の揺動時に描く軌跡に沿って伸びる。これにより、各長孔28に挿入された前記各ボルト部材は、各セパレータ15が揺動したとき、各長孔28内を該各長孔の伸長方向に沿って案内される。各長孔28の伸長方向の長さ寸法は、各セパレータ15がその最大揺動角度で回動したとき、前記各ボルト部材がそれぞれ各長孔28の縁部に係合するように設定されている。これにより、セパレータ15が所定の揺動位置を越えて回動することが防止される。
保護管本体11の周壁11bには、図1に示すように、保護管本体11の上部空間U内の各引込用ケーブル14を図示しない建物に引き込むときに該各引込用ケーブルを上部空間U内から取り出すための前記した開口29が形成されている。開口29は、図示の例では、保護管本体11の上半部に頂部11cから保護管本体11の周方向へずれた位置で形成されている。
また、保護管本体11の周壁11bには、開口29から取り出した引込用ケーブル14を前記建物に案内すべく保護管本体11から分岐する分岐管30が取り付けられている。
分岐管30は、保護管本体11と同様に、硬質塩化ビニルのような合成樹脂材料からなり、図1に示すように、保護管本体11の外周面に取り付けられるサドル部31と、該サドル部から保護管本体11の外方へ伸びる筒状の分岐管本体32とを有する。
サドル部31は、その横断面が保護管本体11の曲率とほぼ等しい曲率を有する半円筒部材からなり、その軸線が保護管本体11の軸線に一致するように配置されている。サドル部31のほぼ中央部には、保護管本体11に形成された開口29に対応する開口33が形成されている。サドル部31は、その内面31aが保護管本体11の外周面に例えば図示しない接着剤により接着されることにより、保護管本体11に固定されている。
分岐管本体32は、その軸線がサドル部31の軸線に関して角度的になるように、前記ケーブル接続マスから離れる方向(図1で見て手前方向である。)へ傾斜している。分岐管本体32の先端部32aには、前記建物に向けて伸びる管部材Kが接続されている。
保護管本体11の周壁11bに形成された開口29が、前記したように、保護管本体11の頂部11cから保護管本体11の周方向へずれた位置で形成されていることから、保護管本体11に取り付けられた分岐管30も、保護管本体11の頂部11cから保護管本体11の周方向へずれた位置で保護管本体11に取り付けられている。これにより、分岐管30が設けられた保護管本体11を地中内に埋設したときに、地中での保護管本体11の深さ位置を分岐管30が取り付けられていないときの深さ位置よりも極端に深くする必要はないので、地面をより深く掘削することによる配管作業の手間の増加を抑制することができる。
引込用ケーブル14を前記建物に引き込む際、先ず、図示しない通線具を、分岐管30の分岐管本体32内に挿入する。前記通線具は、従来と同様に、ワイヤーと該ワイヤーの先端部に設けられた球状部材とから構成されている。続いて、前記通線具をサドル部31の開口33及び保護管本体11の開口29を経て保護管本体11の上部空間U内に挿入し、該上部空間内を前記ケーブル接続マス内に向けて送る。このとき、板状部16が、前記したように、全体に上部空間Uに開放するV字状をなしていることから、上部空間U内に挿入された前記通線具は、板状部16の各傾斜部20の案内作用により平面部19に向けて案内され、該平面部上を保護管本体11の軸線に沿って通る。
次に、前記ケーブル接続マス内で前記通線具の前記球状部材に新たな引込用ケーブル14を取り付け、前記通線具の前記ワイヤーを引き戻すことにより、前記通線具に取り付けられた引込用ケーブル14を前記通線具により牽引する。これにより、新たな引込用ケーブル14が前記ケーブル接続マス内から保護管本体11の上部空間U内を経て分岐管30内に引き込まれる。このとき、分岐管本体32は、前記したように、その軸線がサドル部31の軸線に関して角度的になるように前記ケーブル接続マスから離れる方向へ傾斜していることから、引込用ケーブル14を大きく撓ませることなく保護管本体11の上部空間U内から分岐管本体32内に容易に引き込むことができる。引込用ケーブル14が保護管本体11の上部空間U内から分岐管30内に引き込まれた状態では、分岐管30が、前記したように、保護管本体11の頂部11cから保護管本体11の周方向へずれた位置で保護管本体11に取り付けられていることから、引込用ケーブル14は部分的に分岐管30内から上部空間U内にその保護管本体11の横断面で見て左右方向の側部Uaを上下に横切るように垂れ下がる。
その後、分岐管本体32の先端部32aに挿入された管部材Kを通して引込用ケーブル14を前記建物内に引き込むことにより、引込用ケーブル14の引き込み作業が終了する。
このように、保護管本体11内に配置されたセパレータ15の板状部16は、その横断面形状が保護管本体11内の上部空間Uに向けて開放するV字状をなすように形成されていることから、引込用ケーブル14を上部空間U内に新たに引き込む際に該上部空間内に前記通線具を挿入したとき、該通線具を板状部16の案内作用により該板状部の平面部19上を保護管本体11の軸線方向に通線させることができる。
これにより、板状部16が従来のように平坦である場合に比べて板状部16の幅方向への通線具の移動を確実に規制することができるので、保護管本体11に設けられた分岐管30から上部空間U内にその前記側部Uaを横切るように引込用ケーブル14が部分的に垂れ下がっている場合でも、前記通線具が分岐管30よりも前記ケーブル接続マスから離反する側で保護管本体11に設けられた他の分岐管30内から保護管本体11の上部空間U内に挿入されて前記ケーブル接続マスに向けて送り込まれたとき、前記通線具の前記球状部材が上部空間U内をその前記側部Uaに移動することによって引込用ケーブル14の垂れ下がった部分の下に潜り込むことを、確実に抑制することができる。
従って、上部空間U内に垂れ下がった引込用ケーブル14により前記通線具の通線が妨げられることを確実に抑制することができるので、引込用ケーブル14を新たに引き込むための通線作業を従来に比べて容易に行うことができる。
また、板状部16の案内作用により、前記ケーブル接続マスから新たに引込用ケーブル14を引き込んだときに、該引込用ケーブルが垂れ下がった引込用ケーブル14に干渉することが防止されるので、新たに引き込まれた引込用ケーブル14と垂れ下がった引込用ケーブル14との間に大きな摩擦力が生じることが防止される。これにより、新たな引込用ケーブル14と垂れ下がった引込用ケーブル14との間に大きな摩擦力が生じることにより各ケーブル14に従来のような破損が生じることを、確実に防止することができる。
また、前記したように、セパレータ15の板状部16が保護管本体11内の上部空間Uに向けて開放する凹状をなしていることから、上部空間U内に侵入して板状部16の各傾斜部20上に付着した塵埃は各傾斜部20の傾斜面に沿って平面部19に向けて案内される。これにより、上部空間U内に侵入した塵埃を平面部19上及びその近傍に集積することができるので、板状部16が平板からなる場合のように塵埃が板状部16上に散乱し易い場合に比べて、板状部16上に集積した塵埃を除去する作業をより効率よく行うことができる。
更に、前記したように、各傾斜部20の平面部19に対する傾斜角度は、板状部16の各側縁部16aのうち保護管本体11に形成された開口29側に位置する一方の側縁部16aが保護管本体11の内周面11aに開口29の下方で当接する大きさに設定されていることから、板状部16の前記一方の側縁部16aが開口29内に突出することはない。これにより、保護管本体11の外方から開口29を経て上部空間U内に前記通線具を挿入する際、又は、上部空間U内から開口29を経て引込用ケーブル14を新たに引き出す際、板状部16の前記一方の側縁部16aが開口29内への前記通線具の挿通及び開口29内を経ての引込用ケーブル14の引き出しの妨げになることを確実に防止することができる。
また、前記したように、下部空間D内にセパレータ15の配置を禁止する配置禁止領域21が、所定の曲率で曲がった保護管本体11内に各鞘管18を挿入したときに保護管本体11の下部空間Dにおける周壁11b及び板状部16から各鞘管18が該各鞘管を曲げる曲げ力として受ける押圧力が各鞘管18の許容応力を超えないように、下部空間Dの横断面内での各鞘管18の移動を許容する隙間ΔWが保護管本体11の下部空間Dにおける内周面11a及び板状部16の下面と各鞘管18との間にそれぞれ確保される大きさに設定されている。このことから、保護管本体11の曲率の値に応じてセパレータ15の形状を適宜変更することにより、各鞘管18にその許容応力を超える押圧力が作用することによる各鞘管18の破損及び塑性変形等を確実に防止することができる。
更に、前記したように、配置禁止領域21が、所定の曲率で曲がった保護管本体11の下部空間Dにおける周壁11b及び板状部16から各鞘管18が該各鞘管を曲げる曲げ力として受ける押圧力が各鞘管18の許容応力を超えないように、下部空間Dの横断面内での各鞘管18の移動を許容する隙間ΔWが保護管本体11の下部空間Dにおける内周面11aと各鞘管18との間、及び、板状部16の下面16bと各鞘管18との間にそれぞれ確保される大きさに設定されていることから、各鞘管18の最大曲率を超えた大きさの曲率で保護管本体11が曲った場合でも、各鞘管18を下部空間Dの横断面内で移動させることにより、保護管本体11の下部空間Dにおける周壁11b及び板状部16から受ける曲げ力による各鞘管18の破損を確実に防止することができる。
また、各鞘管18の最小曲率半径Rは、該各鞘管が最小曲率半径で曲ったときに該各鞘管内の各幹線用ケーブル13がその最大曲率を超えた曲率で曲らない範囲の大きさに設定されており、各鞘管18は、前記したように、保護管本体11の曲った部分において下部空間D内に挿入されたときに最小曲率半径よりも小さい曲率半径で曲ることはないことから、例えば図示しない光ファイバーのように所定の曲率を越えて曲がると光を適正に通すことができなくなるケーブルを各鞘管18内に収容した場合でも、前記光ファイバーが所定の曲率を越えて大きく曲がることが防止される。これにより、保護管本体11が前記光ファイバーの所定の曲率を超えた大きさの曲率で曲った場合でも、前記光ファイバー内に光を適正に通すことができる。
本実施例では、セパレータ15の板状部16が保護管本体11の上部空間U内に開放するV字状をなした例を示したが、これに代えて、図4に示すように、下部空間Dに開放する凹状をなした板状部34を備えるセパレータ35を本発明に適用することができる。
この場合、板状部34は、その平面部36が上部空間U内に突出するように配置されている。これにより、板状部34と保護管本体11の上部空間Uにおける内周面11aとの間隔は、板状部34の平面部36から両側縁部34aに向けて漸減している。板状部34は、図4に示す例では、板状部34の平面部36と保護管本体11の内周面11aとの間隔が前記通線具の前記球状部材の直径とほぼ同じ大きさになるように形成されている。
図4に示す例によれば、上部空間U内に前記通線具を挿入したとき、該通線具の前記球状部材は、板状部34の平面部36上を保護管本体11の軸線方向に通過することは許されるが、板状部34の幅方向へ移動することは規制される。従って、保護管本体11に設けられた分岐管30内から上部空間U内にその側部Uaを横切るように引込用ケーブル14が部分的に垂れ下がっている場合でも、前記通線具の前記球状部材が分岐管30よりも前記ケーブル接続マスから離反する側で保護管本体11に設けられた他の分岐管内30から保護管本体11の上部空間U内に挿入されて前記ケーブル接続マスに向けて送り込まれたとき、前記通線具の前記球状部材が上部空間U内をその側部Uaに移動することによって引込用ケーブル14の垂れ下がった部分の下に潜り込むことを、確実に抑制することができる。
図1に示す例では、セパレータ15の板状部16が平面部19と平板からなる各傾斜部20とを有する例を示したが、これに代えて、例えば図5に示すように、平面部37と下部空間D又は上部空間Uへ向けて突出するように湾曲する弧状部38とを有する板状部39を備えるセパレータ40を本発明に適用することができる。
図1乃至図5に示す例では、電話線のような通信ケーブル12を地中で保護するためのケーブル保護管10に本発明を適用した例を示したが、これに代えて、例えば電力ケーブルを地中で案内するためのケーブル保護管に本発明を適用することができる。
本発明に係るケーブル保護管を概略的に示す横断面図である。 本発明に係る保護管本体の曲った部分に鞘管が挿入された状態を概略的に示す縦断面図である。 本発明に係るセパレータが互いに連結された状態を概略的に示す斜視図である。 図1とは別の実施例に係るセパレータが設けられたケーブル保護管を概略的に示す横断面図である。 図1及び図4とは別の実施例に係るセパレータが設けられたケーブル保護管を概略的に示す横断面図である。
符号の説明
10 ケーブル保護管
11 保護管本体
11a 内周面(保護管本体の内周面)
11b 周壁
12 ケーブル(通信ケーブル)
15 セパレータ
16 板状部
16a 縁部(板状部の縁部)
18 鞘管
21 配置禁止領域
29 挿通孔(開口)
U 一方の空間(上部空間)
D 他方の空間(下部空間)
ΔW 隙間

Claims (3)

  1. ケーブルが収容される筒状の保護管本体と、該保護管本体内でその軸線に沿って伸び、前記ケーブルを前記保護管本体内に個別に収容すべく該保護管本体内を少なくとも二つの管路に区画するためのセパレータとを備えるケーブル保護管であって、
    前記セパレータは、横断面で見て、V字状をなす複数枚の板状部を、連結部材で連結することにより、所定の揺動位置を越えて回動不能に連結していることを特徴とするケーブル保護管。
  2. 前記保護管本体の内周面に前記挿通孔の下方で当接する縁部によって、前記所定の揺動角度の範囲内で、前記保護管本体が、所定の曲率で曲がった際に、前記保護管本体の屈曲が阻止されて、一方の空間における前記保護管本体の周壁には、前記保護管本体の外方と前記一方の空間内との間で前記ケーブルの挿通を許す挿通孔が形成されており、他方の空間内に収容される鞘管に対して、曲げ力として作用する押圧力が、該鞘管の許容応力を超えないように、該板状部材間を連結する部分の最大揺動角度が設定されていることを特徴とする請求項1記載のケーブル保護管。
  3. 前記保護管本体の内周面と、前記鞘管との間及び、前記板状部の下面と鞘管との間には、隙間が、前記保護管本体の屈曲を阻止する大きさで、しかも、鞘管の移動を許容するように設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載のケーブル保護管。
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