JP4424474B2 - 管路・ケーブル信頼性向上方法 - Google Patents

管路・ケーブル信頼性向上方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4424474B2
JP4424474B2 JP2003430440A JP2003430440A JP4424474B2 JP 4424474 B2 JP4424474 B2 JP 4424474B2 JP 2003430440 A JP2003430440 A JP 2003430440A JP 2003430440 A JP2003430440 A JP 2003430440A JP 4424474 B2 JP4424474 B2 JP 4424474B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
protective
pieces
rear end
slit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003430440A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005192326A (ja
Inventor
洋 平川
▼祥▲貴 田中
渉 森尻
Original Assignee
国土交通省関東地方整備局長
日本コムシス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 国土交通省関東地方整備局長, 日本コムシス株式会社 filed Critical 国土交通省関東地方整備局長
Priority to JP2003430440A priority Critical patent/JP4424474B2/ja
Publication of JP2005192326A publication Critical patent/JP2005192326A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4424474B2 publication Critical patent/JP4424474B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electric Cable Installation (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Description

この発明は、管路敷設後のその管路が地震・水害等の災害や掘削事故等によって引っ張られた場合にマンホールやハンドホール際等の管路内のケーブルの損傷を防止し、管路内のケーブルを保護してケーブルの信頼性を向上させるための管路・ケーブル信頼性向上方法に関するものである。
現在、道路及び堤防等には、図9(a)に堤防Bについて断面で示すように、例えばフレックス管(例えばFEP80)2等によって形成された多くの管路が埋設され、光ケーブルをはじめとして多様なケーブルがそれらの管路内に収納されている。このような管路は、ケーブルの挿通や保守点検の容易化のため、200〜300m間隔で配置されたマンホール1間や図示しないハンドホール間を結ぶように配置されており、そのフレックス管2の端部2aは、図9(b)に示すように、マンホール1の側壁1aの孔にその孔の角からのケーブル3の保護用に設けられたベルマウス4の筒状部に被せられて嵌め合わされている。
しかしながら、上記のような構造では、管路が地震・水害等の災害や掘削事故等によって引っ張られた場合に、ベルマウス4からフレックス管2の端部2aが抜けてケーブル3が地中に露出し、損傷を受けてしまう場合があった。
このため従来、図10に断面で示すように、地盤G中に埋設されるマンホール1の側壁1aの孔にダクトスリーブ5を嵌挿し、そのダクトスリーブ5にフレックス管2の端部2aを装着して、管路が地震・水害等の災害や掘削事故等によって引っ張られて数十cm移動した場合に側壁1aの孔内でダクトスリーブ5が摺動し得るようにする保護方法がとられていた。
しかしながらこの保護方法では、既設管路の場合には、地上から掘削してダクトスリーブ5を設置する必要があるとともに、ダクトスリーブ5にケーブル3を通すためにケーブル3を一旦切断する必要があり、さらに、ダクトスリーブ5の摺動可能長さが数十cmを限度としているため、それより大きく引っ張られるとダクトスリーブ5が側壁1aの孔から外れて結局ケーブル3を保護できないという不都合があった。
また従来、例えばマンホール1内では、図11に示すように、マンホール1内に開口する管路の端部のベルマウス4からマンホール1内にループ状に出ているケーブル3の余長部分3aを、マンホール1の側壁1aに固定した二本の筋金物6の上下部の位置に固定した計四個の受け金物7の周囲に巻回して保持していたが、このようにすると、管路が地震・水害等の災害や掘削事故等によって引っ張られて移動した場合に、そのケーブル余長部分3aが受け金物7から離れられないため管路内に繰り出されず、管路内のケーブル3が過大な張力で切断される可能性があった。
この発明は、上記課題を有利に解決することを目的とするものであり、請求項1記載のこの発明の管路・ケーブル信頼性向上方法は、管路敷設後のその管路内のケーブルを保護するに際し、マンホールまたはハンドホール内に開口する前記管路の端部開口部からその管路内に、軸線方向に延在するケーブル収用孔と、前記ケーブル収用孔から外周面まで延在するスリットとを有する保護ピースを、全体が所定長さになるまで複数個、各々前記スリットから前記ケーブル収用孔内に前記ケーブルを入れてそのスリットにキャップを被せ、かつ連結手段で保護ピース同士を屈曲可能に連結しながら挿入する工程と、分割構造またはスリットにより前記ケーブルを挿入可能なケーブル挿通孔を持つ後端固定部材を前記管路の端部開口部に固定するとともに、その後端固定部材の前記ケーブル挿通孔内に前記ケーブルを挿通し、さらにその後端固定部材に、前記複数個の保護ピースのうち最後の保護ピースの後端部を前記連結手段で連結する工程と、を行うことを特徴とするものである。
請求項1記載の管路・ケーブル信頼性向上方法によれば、マンホールまたはハンドホール内に開口する管路の端部開口部からその管路内に、軸線方向に延在するケーブル収用孔と、前記ケーブル収用孔から外周面まで延在するスリットとを有する保護ピースを、全体が所定長さになるまで複数個、各々前記スリットから前記ケーブル収用孔内にケーブルを入れてそのスリットにキャップを被せ、かつ連結手段で保護ピース同士を屈曲可能に連結しながら挿入し、また、分割構造またはスリットにより前記ケーブルを挿入可能なケーブル挿通孔を持つ後端固定部材を前記管路の端部開口部に固定するとともに、その後端固定部材の前記ケーブル挿通孔内に前記ケーブルを挿通し、さらにその後端固定部材に、前記複数個の保護ピースのうち最後の保護ピースの後端部を前記連結手段で連結することから、管路が地震・水害等の災害や掘削事故等によって引っ張られて移動した場合でも、複数の保護ピースを任意の長さに連結することで、マンホールやハンドホールの側壁とそこから離れた管路端部との間のケーブルを任意の長さに亘って保護ピースで保護することができ、しかもマンホールやハンドホールの内側から保護ピースを挿入するので、既設管路の場合でも、地上からの掘削作業を不要にできるとともに、保護ピースのケーブル収用孔内にはスリットからケーブルを入れるのでケーブルを切断しなくても保護ピースを管路内に設置することができ、そして複数の保護ピースを連結手段で屈曲可能に連結しているので管路がフレックス管で形成されていて多少曲がっている場合でもその管路内に保護ピースを容易に挿入することができる。
なお、請求項1記載のこの発明の管路・ケーブル信頼性向上方法においては、前記保護ピースの前端部および後端部の少なくとも一方が、中心部が周辺部より僅かに突出して、前記保護ピース同士で前記周辺部に隙間を空けて屈曲可能に当接しており、前記連結手段が、前記各保護ピース内にてその保護ピースの軸線方向へ延在するワイヤ挿通孔と、先端部を抜け止めされて前記複数個の保護ピースの前記ワイヤ挿通孔に順次挿通されるとともに前記複数個の保護ピースのうち最後の保護ピースから出た部分を前記後端固定部材に固定される連結ワイヤと、を有していても良い。このようにすれば、連結手段が屈曲可能であるので、管路がフレックス管で形成されていて多少曲がっている場合でもその管路内に保護ピースを容易に挿入することができる。
以下に、この発明の実施の形態を実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここに、図1は、この発明の管路・ケーブル信頼性向上方法の一実施例に用いられる保護ピースを複数連結した状態で示す斜視図、図2(a),(b)は、その複数連結した保護ピースを用いて上記実施例の方法によりマンホール1間のフレックス管2内のケーブル3を保護した状態を示す断面図およびその図2(a)の一部を拡大した断面図、図3(a),(b)は、その保護ピースを単独で示す端面図および斜視図、図4は、上記複数連結した保護ピース内へのケーブルの収納状態を示す説明図、図5(a)〜(d)は、上記実施例の管路・ケーブル信頼性向上方法の手順を示す説明図、図6(a),(b)は、上記実施例の管路・ケーブル信頼性向上方法により複数本の管路内にそれぞれ複数の保護ピースを挿入した状態を示す斜視図およびその一部を拡大して示す斜視図、そして図7(a),(b)は、上記実施例の管路・ケーブル信頼性向上方法により複数の保護ピースを挿入したフレックス管がマンホール側壁に繋がっている状態および引っ張られてマンホール側壁から抜けた状態をそれぞれ示す説明図である。
図1,図3および図4に示すように、この実施例の管路・ケーブル信頼性向上方法では、周方向に互いに等間隔に配置されて軸線方向に延在する三本のケーブル収用孔8aと、それらケーブル収用孔8aから外周面8bまでそれぞれ延在する三本のスリット8cと、これも周方向に互いに等間隔に配置されて軸線方向に延在する三本のワイヤ挿通孔8dとを有し、かつ先端部8eの中心部が裁頭円錐状に僅かに凹むとともに、後端部8fの中心部が裁頭円錐状に僅かにしかし先端部よりは大きく突出した例えば樹脂または硬質ゴム製の保護ピース8と、各スリット8cに嵌め合わされる例えば樹脂または硬質ゴム製のスリットキャップ9とを用いる。また、この実施例の管路・ケーブル信頼性向上方法では、保護ピース8と同様の断面形状を持つ金属板からなる先端固定プレート10に先端部を固定されて抜け止めされた三本のワイヤ11を用いるとともに、後端固定部材として、各々二つ割りの外側固定金具12aおよび内側固定金具12bからなるとともにケーブル挿通孔12cと三本のワイヤ孔12dとを有する管口固定金物12を用いる。
しかしてこの実施例では、例えば図9(a)に示す如く堤防Bに200〜300m間隔で配置されたマンホール1間に図2(a),(b)に示す如く敷設されたフレックス管2内のケーブル3を保護するに際し、図5(a)〜(d)に順次に示すように、上記保護ピース8を、全体が所定長さ(例えば2〜3m)になるまで複数個、各々スリット8cからケーブル収用孔8a内にケーブル3を入れてそのスリット8cにスリットキャップ9を被せ、かつ三本のワイヤ挿通孔8dにそれぞれ挿通した三本のワイヤ11で保護ピース8同士を連結しながら、管路を構成する例えばフレックス管2の端部2aからそのフレックス管2内に挿入し、その一方で半割りの二分割構造によりケーブル3を挿入可能なケーブル挿通孔12cを持つ管口固定金物12のうち円環状の外側固定金具12aを、図6に示すように、管路の端部開口部としての、例えばマンホール1の側壁1aの管路用孔の周囲にアンカーボルト等で固定し、その管口固定金物12の内側固定金具12bを二つに分けてケーブル挿通孔12c内にケーブル3を入れるとともに、内側固定金具12bの三本のワイヤ孔12d内に上記保護ピース8同士を連結した三本のワイヤ11をそれぞれ挿通してから、保護ピース8同士隙間なく密着するように三本のワイヤ11を引いて内側固定金具12bに固定し、最後に、半割りの二つの部分を中央の割れ目で密接させた内側固定金具12bを外側固定金具12aにボルトで固定する。
この実施例の管路・ケーブル信頼性向上方法によれば、図6および図7(a)に示すように、マンホール1内に開口する管路の端部開口部からフレックス管2の端部2a内に、軸線方向に延在するケーブル収用孔8aと、ケーブル収用孔8aから外周面8bまで延在するスリット8cとを有する保護ピース8を、全体が所定長さになるまで複数個、各々スリット8cからケーブル収用孔8a内にケーブル4を入れて、そのスリット8cにスリットキャップ9を被せ、かつワイヤ11で保護ピース8同士を連結しながら挿入し、二分割構造によりケーブル3を挿入可能なケーブル挿通孔12cを持つ管口固定金物12を管路の端部開口部に固定するとともに、その管口固定金物12のケーブル挿通孔12c内にケーブル3を挿通し、さらにその管口固定金物12に、複数個の保護ピース8のうち最後部の保護ピース8の後端部をワイヤ11で連結するから、図7(b)に示すように、フレックス管2が地震・水害等の災害や掘削事故等によって引っ張られて移動した場合でも、複数の保護ピース8を任意の長さに連結しておくことで、マンホール1の側壁とそこから離れたフレックス管2の端部2aとの間のケーブル3を任意の長さに亘って保護ピース8で保護することができる。
しかもこの実施例の管路・ケーブル信頼性向上方法によれば、既設管路の場合でも、マンホール1の内側から保護ピース8を挿入するので地上からの掘削作業を不要にできるとともに、保護ピース8のケーブル収用孔8a内にはスリット8cからケーブル3を入れるのでケーブル3を切断しなくても保護ピース8をフレックス管2内に設置することができ、そして複数の保護ピース8を、保護ピース8のワイヤ孔8d内に挿通したワイヤ11で連結して屈曲可能としているので、図7(a)に示すように、管路がフレックス管2で形成されていて多少曲がっている場合でもその管路内に保護ピース8を容易に挿入することができる。
図8(a),(b),(c)は、この発明の管路・ケーブル信頼性向上方法の他の一実施例を示す正面図、その図8(a)の要部拡大図およびその図8(b)のA矢視図であり、この実施例では、上記図2(a),(b)に示す如く敷設されたフレックス管2内のケーブル3を保護するに際し、先に実施例の方法によりマンホール1内に開口する管路の端部開口部に設けられた上記管口固定金物12からマンホール1内にループ状に出ているケーブル3の余長部分3aを、マンホール1の側壁1aに固定した二本の筋金物6の上部に位置に固定した二個の受け金物7によって保持するとともに、図2(b)にも示すように、100N程度の引っ張り力で開放可能な、軸線方向に延在する切れ目13aを持つ鞘管状の保持具13で束縛しており、ここで、鞘管状の保持具13は複数あり、それらの保持具13はそれぞれケーブル3を一本ずつ保持するとともに、互いに嵌合した連結部14によって分離可能に連結されている。
この実施例の管路・ケーブル信頼性向上方法によれば、マンホール1内に開口する管路の端部開口部のベルマウス4からマンホール1内にループ状に出ているケーブル3の余長部分3aを、100N程度の引っ張り力で開放可能な切れ目13aを持つ鞘管状の保持具13で束縛することから、管路が地震・水害等の災害や掘削事故等によって引っ張られて移動した場合でも、マンホール1内のループ状のケーブル余長部分3aが鞘管状の保持具13内で円滑に摺動し、100N程度の引っ張り力を越えると切れ目13aから外れ出てループ径を縮めながら管路内に円滑に繰り出されるので、管路内のケーブル3が過大な張力で切断されるのを有効に防止することができ、その保持具13の設置の際も、保持具13の切れ目13aを開いて保持具13内にケーブル3を入れることができるので、ケーブル3を切断しなくても保持具13で保持することができる。
しかもこの実施例の管路・ケーブル信頼性向上方法によれば、鞘管状の保持具13が複数あり、それらの保持具13がそれぞれケーブル3を一本ずつ保持するとともに互いに連結部14によって連結されているから、ケーブル3のループ同士が絡んで管路内にケーブル3が繰り出されなくなるのを防止することができる。
以上、図示例に基づき説明したが、この発明は上述の例に限定されるものでなく、特許請求の範囲の記載範囲内で所要に応じて適宜変更することができ、例えば図1〜図7に示す最初の実施例と図8に示す二番目の実施例とを別途に用いても良い。また、この発明に置ける連結手段は上記例に限定されず、例えば各保護ピースに設けた自在継ぎ手でも良い。そしてこの発明の管路・ケーブル信頼性向上方法は、ハンドホールにも適用し得るとともに、フレックス管5以外の管路にも適用し得ることはいうまでもない。
かくしてこの発明の管路・ケーブル信頼性向上方法によれば、管路が地震・水害等の災害や掘削事故等によって引っ張られて移動した場合でも、マンホールやハンドホールの側壁とそこから離れた管路端部との間のケーブルを任意の長さに亘って保護ピースで保護することができ、しかも地上からの掘削作業を不要にでき、また、ケーブルを切断しなくても保護ピースを管路内に設置することができる。
また、この発明の管路・ケーブル信頼性向上方法によれば、管路が地震・水害等の災害や掘削事故等によって引っ張られて移動した場合でも、管路内のケーブルが過大な張力で切断されるのを有効に防止することができ、その保持具の設置の際も、ケーブルを切断しなくても鞘管状の保持具で保持することができる。
この発明の管路・ケーブル信頼性向上方法の一実施例に用いられる保護ピースを複数連結した状態で示す斜視図である。 (a),(b)は、上記複数連結した保護ピースを用いて上記実施例の方法によりマンホール間のフレックス管内のケーブルを保護した状態を示す断面図およびその(a)の一部を拡大した断面図である。 (a),(b)は、その保護ピースを単独で示す端面図および斜視図である。 上記複数連結した保護ピース内へのケーブルの収納状態を示す説明図である。 (a)〜(d)は、上記実施例の管路・ケーブル信頼性向上方法の手順を示す説明図である。 (a),(b)は、上記実施例の管路・ケーブル信頼性向上方法により複数本の管路内にそれぞれ複数の保護ピースを挿入した状態を示す斜視図である。 (a),(b)は、上記実施例の管路・ケーブル信頼性向上方法により複数の保護ピースを挿入したフレックス管がマンホール側壁に繋がっている状態および引っ張られてマンホール側壁から抜けた状態をそれぞれ示す説明図である。 (a),(b),(c)は、この発明の管路・ケーブル信頼性向上方法の他の一実施例を示す正面図、その(a)の要部拡大図およびその(b)のA矢視図である。 従来のマンホール内の管路端部の開口部を示す斜視図である。 従来の管路・ケーブル信頼性向上方法を例示する断面図である。 従来の管路・ケーブル信頼性向上方法のマンホール内の状況を例示する正面図である。
符号の説明
1 マンホール
1a 側壁
2 フレックス管
2a 端部
3 ケーブル
4 ベルマウス
5 ダクトスリーブ
6 筋金物
7 受け金物
8 保護ピース
8a ケーブル収用孔
8b 外周面
8c スリット
8d ワイヤ挿通孔
8e 先端部
8f 後端部
9 スリットキャップ
10 先端固定プレート
11 ワイヤ
12 管口固定金物
12a 外側固定金具
12b 内側固定金具
12c ケーブル挿通孔
12d ワイヤ孔
13 保持具
13a 切れ目
14 連結部
B 堤防
G 地盤

Claims (2)

  1. 管路敷設後のその管路(2)内のケーブル(3)を保護するに際し、
    マンホール(1)またはハンドホール内に開口する前記管路の端部開口部(2a)からその管路内に、軸線方向に延在するケーブル収用孔(8a)と、前記ケーブル収用孔から外周面まで延在するスリット(8c)とを有する保護ピース(8)を、全体が所定長さになるまで複数個、各々前記スリットから前記ケーブル収用孔内に前記ケーブルを入れてそのスリットにキャップ(9)を被せ、かつ連結手段(11)で保護ピース同士を屈曲可能に連結しながら挿入する工程と、
    分割構造またはスリットにより前記ケーブルを挿入可能なケーブル挿通孔(12c)を持つ後端固定部材(12)を前記管路の端部開口部に固定するとともに、その後端固定部材の前記ケーブル挿通孔内に前記ケーブルを挿通し、さらにその後端固定部材に、前記複数個の保護ピースのうち最後の保護ピースの後端部を前記連結手段で連結する工程と、
    を行うことを特徴とする、管路・ケーブル信頼性向上方法。
  2. 前記保護ピースの前端部および後端部の少なくとも一方(8f)は、中心部が周辺部より僅かに突出し、前記保護ピース同士で前記周辺部に隙間を空けて屈曲可能に当接しており、
    前記連結手段は、前記各保護ピース内にてその保護ピースの軸線方向へ延在するワイヤ挿通孔(8d)と、先端部を抜け止めされて前記複数個の保護ピースの前記ワイヤ挿通孔に順次挿通されるとともに前記複数個の保護ピースのうち最後の保護ピースから出た部分を前記後端固定部材に固定される連結ワイヤ(11)と、を有することを特徴とする、請求項1記載の管路・ケーブル信頼性向上方法。
JP2003430440A 2003-12-25 2003-12-25 管路・ケーブル信頼性向上方法 Expired - Lifetime JP4424474B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003430440A JP4424474B2 (ja) 2003-12-25 2003-12-25 管路・ケーブル信頼性向上方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003430440A JP4424474B2 (ja) 2003-12-25 2003-12-25 管路・ケーブル信頼性向上方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005192326A JP2005192326A (ja) 2005-07-14
JP4424474B2 true JP4424474B2 (ja) 2010-03-03

Family

ID=34788814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003430440A Expired - Lifetime JP4424474B2 (ja) 2003-12-25 2003-12-25 管路・ケーブル信頼性向上方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4424474B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101720328B1 (ko) * 2015-06-12 2017-03-28 한국해양과학기술원 해양의 지열량 측정 장치
CN110893494B (zh) * 2019-11-27 2020-11-24 山东中创新材料科技有限公司 一种用于线缆放电加工机的电线整理装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3095696B2 (ja) * 1996-11-07 2000-10-10 関西電力株式会社 地中埋設ケーブル用保護管の継手構造
JP2001292524A (ja) * 2000-04-05 2001-10-19 Sekisui Chem Co Ltd ケーブルの引込構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005192326A (ja) 2005-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3430396B2 (ja) 継手付きベルマウスとそのブロック体並びにハンドホール
JP2006314167A (ja) 地中埋設ケーブル等に対する地盤変動時の保護方法及びその保護装置
JP6375327B2 (ja) ケーブル保護管路およびケーブル保護管路用継手部材
KR101569672B1 (ko) 지중전선로
JP4424474B2 (ja) 管路・ケーブル信頼性向上方法
JP5425545B2 (ja) ケーブルの埋設方法
JP4875937B2 (ja) ケーブル保護管
JP4986671B2 (ja) ケーブル保護管
JP4919646B2 (ja) マンホール構造及びケーブル敷設方法
KR100362205B1 (ko) 포설용 케이블
JP4681339B2 (ja) 通信用管路とハンドホールとの接続構造
JP3519336B2 (ja) ケーブル撤去方法及びケーブル撤去補助具
JP4369942B2 (ja) ケーブル用配管システム及びケーブル配線方法
JP5470110B2 (ja) 分岐管継手
JP4092698B2 (ja) 端末キャップ
JP2020054099A (ja) 配管の接続構造及び配管の接続方法
KR102597612B1 (ko) 통신관용 와이어 결속캡
JP4289497B2 (ja) 引き上げ管端部処理用品及びケーブルの布設方法
JP3840066B2 (ja) 可撓性のない多条数管路一括引込み工法及びその装置
KR100519107B1 (ko) 상하수관 이음장치
JP3370623B2 (ja) 地中埋設管の障害物迂回構造
JP3072150U (ja) 地中埋設配線管路用スライド・フレキシブル管装置
JP3858130B2 (ja) 配線・配管材の布設方法、及び端末キャップ
KR100276072B1 (ko) 다심 광섬유 케이블용 성단조립체
JP3951215B2 (ja) 地中埋設管の施工法及び施工用スリーブ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081021

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4424474

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term