JP2004147429A - 配管への通線方法及び通線用具 - Google Patents

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Nobuyoshi Takabayashi
高林 伸好
Hiroshi Isshiki
一色 洋
Akira Nagase
長瀬 亮
Kazuhiko Suzuki
鈴木 和彦
Toshiyasu Tatsuno
龍野 俊康
Yasuhiro Yamauchi
山内 安博
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
NDS Co Ltd
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

【課題】コーナー部を備える既設配管にも、より長い距離での通線が可能な通線方法を提供する。
【解決手段】本通線方法では、配管30の入り口32から、剛性を備えるパイプ10を配管に挿入す。次に、パイプ10の内部にパイプ10より柔軟な線条部材20を挿入して配管30の入り口32から配管の出口33まで通す。その後、線条部材20に通線しようとするケーブル40を接続して線条部材20を引き戻す。パイプ10は、配管30、または既設ケーブル7等との間での摩擦に抗して容易に配管30に挿入でき、パイプ10の内部に線条部材20を通すことによって線条部材20にかかる抵抗を小さくして、線条部材20を配管の出口33側に容易に案内できる。また、パイプ10の先端に可撓性を付与して、コーナー部36で湾曲させることにより、コーナー部36でかかる抵抗を低減できる。
【選択図】図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、既設の配管にケーブル等の線を通す方法及び通線用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気通信機器の普及、発展により、既設の建造物中に光ファイバーケーブル等、新たな配線を施工する必要、要望が増えてきている。ケーブル等の線は、通常、収容管に収容されており、追加されるケーブルもこの管内に配線することが一般的である。既設の収容管に、既設ケーブルを配置したまま新たなケーブルを通線する方法には、収容管に適宜設けられている開放口から通線用の線条部材(通線ロッド)を押し込んで他の開放口まで通し、この通線ロッドの先端に新たに配線するケーブルの先端を取り付けて通線ロッドを引き戻してケーブルを引きこむ方法がある。しかし、通線ロッドは、ワイヤなど柔軟な材料で形成されているため、押し込み時に、配管の内壁との接触や配管と既設ケーブルとの隙間に入り込むことで押し込みにかかる摩擦が増大し、波打ち状に変形して動かなくなってしまう。そこで、所望の距離まで通線ロッドを通すために、柔軟な線条部材に代えて、変形しない高剛性の長軸部材を収容管内に通す方法が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−108330号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この高剛性の長軸部材は、直線状に延びる収容管に通線する場合には有効であるが、ビルなどの建築物内の収容管のように、複数のコーナー部を有する収容管には利用できない。また、収容管のコーナー部は、線条部材の押し込みにおいて多大な負荷が発生しやすい部分であり、線条部材のコーナー部を通る部分にかかる摩擦によって、線条部材が移動しなくなることがある。したがって、2以上のコーナー部を備える収容管には、線条部材を押し込む方法によって新しいケーブルを通すことができないのが実情である。
【0005】
そこで、本発明では、コーナー部を備える既設配管にも、より長い距離での通線が可能な通線方法を提供することを課題とする。
併せて、コーナー部を備える既設配管にも、より長い距離での通線が可能な通線用具を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願の第1発明である配管に通線する方法は、配管の入り口から、剛性を備えるパイプを配管に挿入する工程と、このパイプの内部に当該パイプより柔軟な線条部材を挿入して配管の入り口から配管の出口まで通す工程と、この線条部材に通線しようとする線を接続して線条部材を引き戻す工程とを備えるものである。
この方法によれば、剛性を備えるパイプは、配管、または既設ケーブル等との間での摩擦に抗して容易に配管内に挿入できる。そして、このパイプの内部に線条部材を通すことによって、線条部材にかかる抵抗を小さくして、パイプに沿って線条部材を配管の出口側に容易に案内することができる。これにより、線条部材をより長い距離まで挿入したり、より柔軟な線条部材をコーナー部分や湾曲した部分等に通したりすることが可能である。したがって、配管の出口まで通した線条部材にケーブル等の線を接続して引き戻すことによってより長い距離にわたる通線ができる。特に、既設ケーブルの存在に関わらず、良好に通線することが可能で、1の配管に対して複数条のケーブルを時差をもって配線することができる。
【0007】
また、本願の第2発明は、この通線方法において、前記パイプの挿入工程では、パイプを少なくとも配管の入り口側から最初のコーナー部まで挿入するものである。
この方法では、パイプを入り口側の最初のコーナー部まで挿入することで、パイプによって線条部材を最初のコーナー部まで案内させることができる。したがって、線条部材を最初のコーナー部までより小さい力でスムーズに通すことができ、線条部材をより長い距離まで通したり、より出口側のコーナー部に通すことが容易となる。
【0008】
また、本願の第3発明は、これらのいずれかの通線方法において、パイプを、複数の管状部材を長手方向に連結して構成し、配管への挿入量に合わせた長さに形成するものである。
この方法によれば、パイプを配管の形状に合わせた長さに調節してパイプをより長く挿入することができる。また、パイプを継ぎ足しながら順次配管に挿入する方法を用いることにより、より小さいスペースで作業することができ、作業性を向上できる。
【0009】
さらに、本願の第4発明は、これらのいずれかの通線方法において、さらに、パイプは、少なくとも先端部分に可撓性を備えており、前記パイプの挿入工程では、パイプの先端部分を配管の入り口側の最初のコーナー部に圧接して湾曲させるものである。
この方法では、最初のコーナー部に、パイプの先端部分が湾曲した滑らかな案内経路を形成することができ、線条部材をより小さい抵抗でコーナー部に通すことができる。したがって、パイプの先端部分を越えて、線条部材をより長い距離まで通したり、その先のコーナー部に通すことが容易となる。
【0010】
また、本願の第5発明は、配管への通線用具であって、剛性を有し、長手方向の端部で互いに連結可能な複数の管状部材から構成されているパイプと、このパイプより柔軟で、パイプの内部を挿通可能にパイプより長く形成されている線条部材とを備えるものである。
この用具を用いることにより、上述の通線方法によって既設の配管にケーブル等を容易に通線することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の通線方法及び通線用具は、種々の配管内にケーブル等の線を通す(本明細書において「通線する」とも言う)ときに使用するものであり、建造物の内部に限定されず、地下通路等の土木構造体や、船、列車などの乗り物内などの配管に使用できる。そして、特に、ケーブル等の線が既に配線されている配管内への通線において、最もその効果が発揮されるものである。また、コーナー部を備える配管内に通線するのに好適に使用できる。
【0012】
図1に、本発明に係る通線用具の一実施形態を示す。通線用具1は、建築物内の、既にケーブルが設けられている配管に新たなケーブルや電線等の線を通すための通線用具であり、特に、コーナー部を1または2ヵ所備える配管への通線に好適である。通線用具1は、パイプ10と、環状に束ねられている線条部材20とを備えている。
【0013】
パイプ10は、複数の互いに連結可能な管部材12から構成されており、管部材12が所望の長さに連結されて形成される管状部材である。管部材12は、それぞれ、ほぼ同一の断面形状を備える筒状に形成されており、長手方向の端部で互いに連結および連結解除できるように形成されている。
【0014】
管部材12どうしの連結構造は、連結と連結解除とが可能な公知の形態で、例えば、凹部と凸部との係合、粘着テープや粘着剤などによる固着とすることができる。連結用部材が管部材12に一体に設けられていると、部品点数が少なくなり、好ましい。また、連結部分は、配管内での直進性を維持させるためには、固定されていることが好ましい。なお、連結部分を任意または所定の方向に曲げ可能に形成して、パイプ10を屈曲可能に形成して、配管への抜き挿しや配管形状への対応がしやすく形成しても良い。
図2に示す管部材12は、両端に連結用部材としての雄ネジ部材14と雌ネジ部材15とを備えており、連結部分を固定状態で連結可能となっている。
【0015】
パイプ10は、概ね直線形状を維持できる程度の剛性を有しており、好ましくは、少なくとも一端部に可撓性が付与されている。パイプに付与される可撓性は、配管へ挿入するときにパイプにかける力より大きい力で撓む程度の可撓性である。このような可撓性を備える管部材12の例は、塩化ビニル製の管部材である。パイプ10の可撓性は、通線しようとする配管の剛性や摩擦特性などに合わせて、より遠くまで挿入しやすい剛性及び可撓性を備えるものが選択されることが好ましい。
【0016】
パイプ10は、通線時に配管に挿入される先端部分(または先端を構成する管部材)のみが可撓性を備えていると、直線性が良好に維持される。一方、パイプ10の全体が可撓性を備えていると、例えば、図6に示すように配管への抜き挿しが壁3などの他部材に阻害されることを撓みによって回避したり、曲率半径の大きいコーナー部や鈍角のコーナー部に通せるようにしたりできる。
【0017】
線条部材20は、パイプ10より柔軟で、パイプ10の内部を挿通可能、かつパイプ10より長く形成されている。線条部材20は、パイプ10の内径より小さい外径に形成されて、配管の形状に沿って変形できる柔軟性を備えている。線条部材20は、ワイヤなど従来の通線ロッドとすることができる。
【0018】
次に、図3〜6を参照してこの通線用具1を用いて配管にケーブル等の線を通線する方法について説明する。
ここで、図3〜6に示す配管30は、建物内部の壁3に沿って延びており、2つのコーナー部36,37を備えている。また、図3中、コーナー部36より左側とコーナー部37より右側に、それぞれ配管30の内部に連通する開口(32,33)を備えている。本方法の説明において、左側の開口を入り口32、右側の開口を出口33とする。また、配管30には、既設のケーブル7が配線されている。以下、この入り口32から出口33まで通線する方法について説明する。
【0019】
まず、図3に示すように、配管30の入り口32からパイプ10を挿入する。作業スペースを低減するために、配管30内に挿入しながら必要な数の管部材12を連結していくことが、好ましい。なお、複数の管部材12を連結して所定の長さのパイプ10に形成してから配管30内に挿入しても良く、挿入作業の時間を短縮できる。
【0020】
パイプ10は、できるだけ長く挿入する。また、配管30がコーナー部を備える形状では、図3に示すように、パイプ10を少なくとも最初のコーナー部まで挿入することが好ましい。本実施形態では、パイプ10は、先端部分に可撓性を備えており、先端部分をコーナー部36に圧接することで湾曲させることができる。これにより、コーナー部36に配管30の伸長方向に対応して湾曲する案内経路を形成することができる。
【0021】
次に、線条部材20をパイプ10の内部に通し、図4に示すように、配管30の出口33まで通す。パイプ10の内部では、線条部材20により小さい抵抗しか加わらないため、線条部材20をより小さい力でパイプ10の先端まで通すことができ、容易にコーナー部36を通り越させることができる。また、パイプ10は、コーナー部36の手前までは直線状に延びているため、線条部材20を配管30の入り口32からコーナー部36まで比較的短い経路で通すことができる。
【0022】
パイプ10の先端を通り抜けた線条部材20は、押し込みによって配管30に沿って出口33側に進む。押し込みの力は、線条部材20の先端側まで良好に伝達されるため、線条部材20を入り口32から2番目のコーナー部37に押し込みによって通すことができる。
コーナー部37を通り抜けた後、さらに線条部材20を押し込む等することにより、図4に示すように、線条部材20を出口33まで通すことができる。
【0023】
次に、出口33で、通線しようとするケーブル等の線を線条部材20に接続する。本実施形態では、図5に示すように、パイプ10の内径より大きい接続部材25を介してケーブル40を線条部材20の先端に取り付けた。なお、接続部材25は、種々の構成で良く、例えば、図7(a)に示すように、ケーブル等の線を接続可能な孔部27を備える接続部材25aが線条部材20の先端に固定されていても良い。あるいは、図7(b)に示すように、先端部分に螺旋状のばね部28とばね部28の先端に設けられてケーブル等の線を接続できるリング29とを備える接続部材25bが、ばね部28が線条部材20の先端部分に巻き付けられて固定されていても良い。
【0024】
線条部材20にケーブル40を接続後、図5に示すように、線条部材20を入り口32側に引き戻すことにより、線条部材20の先端に接続されたケーブル40を配管30内に引き込む。
【0025】
線条部材20の先端がパイプ10の先端まで戻ると、接続部材25がパイプ10の先端に引っかかる。このまま線条部材20を引張ると、図6に示すように、接続部材25にパイプ10を係止して、線条部材20とともにパイプ10を入り口32に引き戻すことができる。
線条部材20を入り口32まで引き戻すことで、ケーブル40を出口33から入り口32まで引き込むことができ、通線が完了する。本方法では、このとき、パイプ10の配管30からの引き戻しも完了している。
【0026】
この通線方法では、より剛性の大きいパイプ10を配管30に挿入して線条部材20にかかる抵抗が軽減された案内経路を確保する。すなわち、パイプ10の内部は、配管30内の既設のケーブル7から隔絶されており、かつ断面円形状で比較的小径であるため、線条部材20は、波打ち形状等に変形し難く、摩擦抵抗が低減されている。これにより、線条部材20を配管30により長い距離まで挿入できる。特に、既設のケーブル7が設けられている配管30内においても、ケーブル7によって線条部材20の通線が妨げられず、良好に線条部材20を通すことができる。
【0027】
特に、パイプ10の可撓性を備える先端部分をコーナー部36に圧接して湾曲させて配置することにより、コーナー部36で線条部材20に加わる抵抗を大幅に軽減した案内経路を形成できる。これにより、線条部材20の挿入可能距離を延長できる。また、コーナー部36を通り抜けた線条部材20の先端部分に押し込みの力を良好に伝達して出口33側のコーナー部37に線条部材20を通すことができ、出口33まで良好に通線できる。
【0028】
また、線条部材20の出口33側端部にパイプ10の内径より大きい部材(本実施形態では接続部材25)を取付けて線条部材20を引き戻すことにより、線条部材20の引き戻し作業によってパイプ10を引き戻すことができ、作業時間を短縮したり、作業労力を低減したりできる。
【0029】
本発明に係る通線用具および通線方法は、上記実施形態に限定されない。
例えば、通線方法では、パイプ10は、線条部材20を入り口32から出口33まで通した後の任意の時期に引き戻すことができる。例えば、パイプ10を通線完了後に引き戻しても良い。この場合、線条部材20にパイプ10の内部を挿通可能な接続構造でケーブル40を接続する。パイプ10内にケーブル40を引き込む形態では、引き込みすなわち線条部材20の引き戻しに要する力を軽減できる。
【0030】
また、線条部材20を入り口32から出口33まで通線した後、パイプ10を入り口32まで引き抜いてから線条部材20を引き戻しても良い。図3のようにパイプ10の先端部分をコーナー部36で湾曲させて配置する方法では、好ましくは、線条部材20をコーナー部36より出口33側のコーナー部(例えばコーナー部37)から引き戻した後でパイプ10を引き戻す。これにより、引き戻しに要する力を低減できる。より好ましくは、線条部材20の先端部分がコーナー部36を通る時点以降にパイプ10をコーナー部36から引き抜く。
【0031】
なお、パイプは、通線作業時、配管内に直線状に配置されていても良いことはもちろんである。また、パイプは配管の形状に合わされるため、2以上の管部材を連結することなく1の管部材で構成されても良いことは、言うまでもない。
また、線条部材にグリースを塗布しておくなど、従来の方法と組合わせても良い。これにより、線条部材の挿入可能距離を延長したり、より多くのコーナー部を通せるようにすることができる。
【0032】
また、パイプ(管状部材)は、図2に示すように閉環状の断面に限定されない。網状部材のように周面に内外に貫通する孔部分を備える材質や形状でも良い。例えば、スリット状の隙間を備える開環状の断面に形成されていても良く、隙間から線条部材をパイプの内外に出し入れ可能に形成されても良い。このパイプでは、配管より引き戻した管部材から線条部材20を順次取り出して、連結解除することができ、作業スペースを低減して引き戻し作業が行える。
また、パイプの内外面は滑面に限定されず、配管やケーブル、線条部材等との接触面積が小さくなる凹凸部や粗面を備える外面に形成されていても良い。また、外面に、パイプが配管と既設ケーブルとの隙間に入り込むことを防ぐ突起などを備えていても良い。また、パイプを構成する管部材は、長手方向あるいは周方向に可撓性が変化されていても良い。
【0033】
【発明の効果】
本発明では、コーナー部を備える既設配管にも、より長い距離での通線が可能な通線方法および通線用具を提供することにより、種々の既設配管への通線作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる通線用具を示す斜視図である。
【図2】図1の通線用具のパイプを示す断面図である。
【図3】図1の通線用具を使用して、配管にパイプを配置したときの断面図である。
【図4】図1の通線用具を使用して、パイプ内に線条部材を挿入して配管の開放部まで通したときの断面図である。
【図5】図1の通線用具を使用して、先端にケーブルが接続された線条部材を引き戻してケーブルを通線するときの断面図である。
【図6】図1の通線用具を使用して、先端にケーブルが接続された線条部材を引き戻してケーブルを通線するとともにパイプを引き戻すときの断面図である。
【図7】線条部材に取り付けられる接続部材の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 通線用具
3 壁
7 既設のケーブル
10 パイプ
12 管部材
14 雄ネジ部材
15 雌ネジ部材
20 線条部材
25 接続部材
27 孔部
28 ばね部
29 リング
30 配管
32 入り口
33 出口
36,37 コーナー部
40 ケーブル

Claims (5)

  1. 配管に通線する方法であって、
    配管の入り口から、剛性を備えるパイプを配管に挿入する工程と、
    このパイプの内部に当該パイプより柔軟な線条部材を挿入して配管の入り口から配管の出口まで通す工程と、
    この線条部材に通線しようとする線を接続して線条部材を引き戻す工程と
    を備える通線方法。
  2. 前記パイプの挿入工程では、パイプを少なくとも配管の入り口側から最初のコーナー部まで挿入する、請求項1に記載の通線方法。
  3. パイプを、複数の管状部材を長手方向に連結して構成し、配管への挿入量に合わせた長さに形成する、請求項1または2に記載の通線方法。
  4. パイプは、少なくとも先端部分に可撓性を備えており、
    前記パイプの挿入工程では、パイプの先端部分を配管の入り口側の最初のコーナー部に圧接して湾曲させる、請求項1から3のいずれかに記載の通線方法。
  5. 配管への通線用具であって、
    剛性を有する連結自在な複数の管状部材から構成されているパイプと、
    このパイプより柔軟で、パイプの内部を挿通可能にパイプより長く形成されている線条部材と
    を備える通線用具。
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