JP4363448B2 - 排気系熱交換器の車体搭載構造 - Google Patents

排気系熱交換器の車体搭載構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4363448B2
JP4363448B2 JP2007025950A JP2007025950A JP4363448B2 JP 4363448 B2 JP4363448 B2 JP 4363448B2 JP 2007025950 A JP2007025950 A JP 2007025950A JP 2007025950 A JP2007025950 A JP 2007025950A JP 4363448 B2 JP4363448 B2 JP 4363448B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
exhaust system
vehicle body
system heat
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007025950A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008189162A (ja
Inventor
知樹 馬渕
寿 西野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2007025950A priority Critical patent/JP4363448B2/ja
Priority to US12/007,677 priority patent/US8074762B2/en
Priority to EP08000693A priority patent/EP1953023B1/en
Priority to DE602008004367T priority patent/DE602008004367D1/de
Priority to CN200810008123.4A priority patent/CN101239581B/zh
Publication of JP2008189162A publication Critical patent/JP2008189162A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4363448B2 publication Critical patent/JP4363448B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K13/00Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units
    • B60K13/04Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units concerning exhaust
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D7/00Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D7/10Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged one within the other, e.g. concentrically
    • F28D7/106Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged one within the other, e.g. concentrically consisting of two coaxial conduits or modules of two coaxial conduits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/08Tubular elements crimped or corrugated in longitudinal section
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
    • F01N13/18Construction facilitating manufacture, assembly, or disassembly
    • F01N13/1805Fixing exhaust manifolds, exhaust pipes or pipe sections to each other, to engine or to vehicle body
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2240/00Combination or association of two or more different exhaust treating devices, or of at least one such device with an auxiliary device, not covered by indexing codes F01N2230/00 or F01N2250/00, one of the devices being
    • F01N2240/02Combination or association of two or more different exhaust treating devices, or of at least one such device with an auxiliary device, not covered by indexing codes F01N2230/00 or F01N2250/00, one of the devices being a heat exchanger

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、例えば自動車等の排気ガスと冷媒との熱交換を行う排気系熱交換器を車体に搭載するための排気系熱交換器の車体搭載構造に関する。
エンジンの排気ガスを排出するための排気系における触媒コンバータとマフラとの間に、排気ガスとエンジン冷却水との熱交換を行う排気系熱交換器を配設した構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−105464号公報
しかしながら、上記従来の技術では、排気系熱交換器の車体への搭載構造について考慮されていなかった。
本発明は、上記事実を考慮して、排気系熱交換器を車体に対し良好に搭載することができる排気系熱交換器の車体搭載構造を得ることが目的である。
請求項1記載の発明に係る排気系熱交換器の車体搭載構造は、車体前後方向に長手とされ、排気ガス流路を流れる排気ガスと冷媒流路を流れる冷媒との熱交換を行うための排気系熱交換器と、車体上下方向の下向きに開口すると共に車体前後方向に延在し、前記排気系熱交換器の少なくとも一部が内部に入り込まされたトンネル部と、車幅方向に延在し、前記排気系熱交換器の長手方向における前記冷媒流路の設置範囲の外側部分に対する車体上下方向の上側で、前記トンネル部の車幅方向に対向する壁部間を架け渡したクロスメンバと、一端側が前記排気系熱交換器における前記クロスメンバの車体上下方向の下側部分に固定されると共に、他端側が前記クロスメンバに固定され、前記排気系熱交換器を前記クロスメンバに対し吊り支持するための吊り支持手段と、を備え、前記排気系熱交換器は、長手方向の一端側に車体上下方向の最下部が位置するように配置されており、前記排気系熱交換器の長手方向中央部よりも前記一端側に配置され、該排気系熱交換器の車体上下方向の最下部よりも該車体上下方向の下側に突出して位置する燃料タンクをさらに備えており、かつ、前記排気系熱交換器は、前記長手方向の一端側が他端側よりも車体上下方向の下側に位置するように車体前後方向に対し傾斜して配置されており、該長手方向の他端部が車幅方向に延在する車体骨格の上側に配置されている。
請求項1記載の排気系熱交換器の車体搭載構造では、排気系熱交換器の少なくとも一部がトンネル部内に入り込んでおり、該排気系熱交換器は、少なくともその質量の一部がトンネル部を構成する壁部間を架け渡したクロスメンバに対し吊り手段を介して吊り支持されている。ここで、熱交換器における冷媒流路設置範囲外の部分の上側にクロスメンバが位置するため、換言すれば、吊り支持手段の一端部が固定された部分の上側に該吊り支持手段の他端部が固定されるクロスメンバが位置するため、少なくとも車体前後方向にコンパクトな吊り支持手段によって排気系熱交換器を車体に対し吊り支持することができる。
このように、請求項1記載の排気系熱交換器の車体搭載構造では、排気系熱交換器を車体に対し良好に搭載することができる。
また、本排気系熱交換器の車体搭載構造では、排気系熱交換器の車体上下方向の最下部よりも下側に燃料タンクの最下部が突出して位置するため、該排気系熱交換器の主に長手方向の一端側(クロスメンバ側)は、燃料タンクによって路面干渉等に対し保護される。一方、車体前後方向に傾斜された排気系熱交換器における長手方向の他端側は、一端側の最下部よりも車体上下方向の上側に位置するため、例えばトンネル部等の燃料タンク以外の車体構造によって保護されやすい。
さらに、本排気系熱交換器の車体搭載構造では、傾斜配置された排気系熱交換器の一端側が燃料タンクによって路面干渉に対し保護されると共に、他端側が車体骨格によって路面干渉に対し保護される。車体骨格が排気系熱交換器の直下を横切るように配置されるので、該排気系熱交換器他端側の保護性が良好である。
請求項2記載の発明に係る排気系熱交換器の車体搭載構造は、請求項1記載の排気系熱交換器の車体搭載構造において、前記クロスメンバは、前記排気系熱交換器に対する車体上下方向の上側に位置する部分の少なくとも一部が閉断面構造を成している。
請求項2記載の排気系熱交換器の車体搭載構造では、排気系熱交換器における冷媒流路の設置範囲外、すなわち高温になりやすい部分と車室との間に、少なくともクロスメンバが(単独で又は他の部材とで)形成した閉断面構造が介在するので、排気系熱交換器から車室への熱供給(伝熱、輻射)が抑制される。これにより、排気系熱交換器から車室へ熱供給を抑制するための車熱構造を不要としたり簡素化したりすることが可能になる。
請求項3記載の発明に係る排気系熱交換器の車体搭載構造は、車体前後方向に長手とされ、排気ガス流路を流れる排気ガスと冷媒流路を流れる冷媒との熱交換を行うための排気系熱交換器と、車体上下方向の下向きに開口すると共に車体前後方向に延在し、前記排気系熱交換器の少なくとも一部が内部に入り込まされたトンネル部と、車幅方向に延在し、前記トンネル部の車幅方向に対向する壁部間を架け渡すと共に、前記排気系熱交換器の長手方向における前記冷媒流路の設置範囲の外側部分に対する車体上下方向の上側で閉断面構造を形成したクロスメンバと、を備え、前記排気系熱交換器は、長手方向の一端側に車体上下方向の最下部が位置するように配置されており、前記排気系熱交換器の長手方向中央部よりも前記一端側に配置され、該排気系熱交換器の車体上下方向の最下部よりも該車体上下方向の下側に突出して位置する燃料タンクをさらに備えており、かつ、前記排気系熱交換器は、前記長手方向の一端側が他端側よりも車体上下方向の下側に位置するように車体前後方向に対し傾斜して配置されており、該長手方向の他端部が車幅方向に延在する車体骨格の上側に配置されている。
請求項3記載の排気系熱交換器の車体搭載構造では、排気系熱交換器の少なくとも一部がトンネル部内に入り込んでおり、該排気系熱交換器における冷媒流路の設置範囲外、すなわち高温になりやすい部分の車体上下方向の上側すなわち車室側にクロスメンバがオーバラップして配置されている。このクロスメンバは、単独で又は他の部材とで閉断面構造を形成しているため、排気系熱交換器から車室への熱供給(伝熱、輻射)が抑制される。これにより、排気系熱交換器から車室へ熱供給を抑制するための車熱構造を不要としたり簡素化したりすることが可能になる。
このように、請求項3記載の排気系熱交換器の車体搭載構造では、排気系熱交換器を車体に対し良好に搭載することができる。
また、本排気系熱交換器の車体搭載構造では、排気系熱交換器の車体上下方向の最下部よりも下側に燃料タンクの最下部が突出して位置するため、該排気系熱交換器の主に長手方向の一端側(クロスメンバ側)は、燃料タンクによって路面干渉等に対し保護される。一方、車体前後方向に傾斜された排気系熱交換器における長手方向の他端側は、一端側の最下部よりも車体上下方向の上側に位置するため、例えばトンネル部等の燃料タンク以外の車体構造によって保護されやすい。
さらに、本排気系熱交換器の車体搭載構造では、傾斜配置された排気系熱交換器の一端側が燃料タンクによって路面干渉に対し保護されると共に、他端側が車体骨格によって路面干渉に対し保護される。車体骨格が排気系熱交換器の直下を横切るように配置されるので、該排気系熱交換器他端側の保護性が良好である。
請求項記載の発明に係る排気系熱交換器の車体搭載構造は、請求項1〜請求項3の何れか1項記載の排気系熱交換器の車体搭載構造において、前記燃料タンクは、燃料を貯留するタンク本体が樹脂材を含んで構成されている。
請求項記載の排気系熱交換器の車体搭載構造では、燃料タンクのタンク本体が樹脂材を含んで構成されているので、燃料タンクは衝撃に強い(変形しても復元する)。このため、路面干渉により変形して最下部の位置が車体上下方向上側に移動してしまうことが防止され、燃料タンクに路面干渉が生じた場合でも、排気系熱交換器の保護構造(機能)が維持されやすい。
以上説明したように本発明に係る排気系熱交換器の車体搭載構造は、排気系熱交換器を車体に対し良好に搭載することができるという優れた効果を有する。
本発明の実施形態に係る排気系熱交換器の車体搭載構造が適用された車両用排気系搭載構造10について、図1乃至図9に基づいて説明する。以下、車両用排気系搭載構造10の排気系(排気ガス系統)11の概略全体構成、排気系熱交換器15の構成、車両用排気系搭載構造10が搭載される車体Bの概略全体構成、車体Bに対する排気系熱交換器15を含む排気系11の搭載構造(搭載姿勢)の順で説明することとする。なお、以下の説明で、単に上流・下流の語を用いるときは、排気ガスの流れ方向の上流・下流を示すものとする。また、各図に示す矢印FR、矢印UP、矢印Wは、車両用排気系搭載構造10が適用された自動車の車体前後方向の前側(走行方向)、車体上下方向の上側、車幅方向をそれぞれ示すものとする。
(排気系の概略全体構成)
図6には、車両用排気系搭載構造10によって車体Bに搭載(支持)される排気系11の概略全体構成が底面図にて示されており、図7には排気系11が側面図にて示されている。これらの図に示される如く、車両用排気系搭載構造10は、排気系11は、排気ガス流路を形成するようになっており、上流から順に、排気ガスを浄化するための触媒コンバータ12、14、エンジンの暖機促進や暖房維持のために排気ガスの熱回収する排気系熱交換器15、排気音を低減(消音)するためのマフラ16が設けられ、これらの機器が排気管18にて直列に連通されている。
より具体的には、第1触媒コンバータ12は、図7に示される如く、内燃機関であるエンジン20の排気マニホルド20Aに直付けされている。エンジン20は、クランクシャフト20Bの軸線方向が車幅方向に略一致する横置き形式で、車体前部に取り付けられている。この実施形態では、エンジン20は、車体Bの前部に搭載されて前輪駆動車(FF車)又は前輪駆動車をベースにした4輪駆動車に適用され、少なくとも図示しない前輪に駆動力を付与する構成とされている。また、図1及び図2に示される如く、この第1触媒コンバータ12と第2触媒コンバータ14とは、排気管18の最上流部を構成する触媒間排気管22を介して接続(連通)されている。第2触媒コンバータ14と排気系熱交換器15は、排気管18の上流部を構成する第1排気管としての触媒−熱交換器間排気管24を介して接続(連通)されている。
さらに、排気系熱交換器15とマフラ16とは、排気管18の中間部を構成する第2排気管(排気管)としての熱交換器−マフラ間排気管26を介して接続されている。熱交換器−マフラ間排気管26は、マフラ16のマフラインレットパイプ16Aに接続されている。また、マフラ16のマフラアウトレットパイプ16Bには、排気管18の下流部を構成する下流側排気管28の上流端に接続されている。下流側排気管28すなわち排気管18における車体Bの後端部で開口する下流端は、第1触媒コンバータ12、13にて浄化済の排気ガスを大気中に排出する大気開放部18Aとされている。
以上により、排気系11では、車体前部に位置するエンジン20の排気マニホルド20Aから排出された排気ガスは、第1触媒コンバータ12、触媒間排気管22、第2触媒コンバータ14、触媒−熱交換器間排気管24、排気系熱交換器15、熱交換器−マフラ間排気管26、マフラ16、下流側排気管28の順で流れ、車体後端部に位置する大気開放部18Aから大気開放される構成とされている。
また、図6に示される如く排気系11では、マフラ16は、排気系熱交換器15に対し車幅方向にオフセットして配置されている。この実施形態では、マフラ16は、燃料タンク29に車幅方向に並列して配置されている。このため、熱交換器−マフラ間排気管26は、平面視で、その中央部(主要部)が車体前後方向との交差方向に延在する(車体前後方向に対し傾斜した)傾斜部26Aとされている。熱交換器−マフラ間排気管26の後端側は、車体前後方向に略沿ったストレート部26Bとされ、上記の通りマフラ16のマフラインレットパイプ16Aに固定されている。したがって、車両用排気系搭載構造10は、燃料タンク29を回避して排気系11すなわちマフラ16を配置するために、熱交換器−マフラ間排気管26に傾斜部26Aを設けた構成であると把握することができる。
(排気系熱交換器の構成)
排気系熱交換器15は、排気ガスの熱を冷媒としてのエンジン冷却水に回収する構成とされており、図9に示される如く該排気ガスの流路とエンジン冷却水の流路とを隔てる隔壁パイプ30を備えている。この実施形態では、隔壁パイプ30は、そのパイプ壁の内外に螺旋状に形成された螺旋溝30A、30Bが形成されている。螺旋溝30A、30Bは、排気ガスとエンジン冷却水との熱交換を行う熱交換部15Aの略全長に亘り形成されており、隔壁パイプ30の前後は、熱交換部15Aに対し前後にそれぞれ延設された排気ガス導入部30C、排気ガス排出部30Dとされている。
隔壁パイプ30の内側には、略円筒状に形成されたバイパス管部としてのインナパイプ32が同軸的に配置されている。この隔壁パイプ30とインナパイプ32との間に形成された空間が、排気系熱交換器15の排気ガス流路34とされている。また、隔壁パイプ30は、略円筒状に形成されると共に同軸的に配置されたアウタパイプ36にて外周側から覆われている。この隔壁パイプ30とアウタパイプ36との間の空間が排気系熱交換器15のエンジン冷却水流路38とされている。
排気系熱交換器15では、排気ガス流れ方向におけるエンジン冷却水流路38の形成範囲が、排気ガスとエンジン冷却水との熱交換が行われる熱交換部15Aとされており、インナパイプ32は熱交換部15Aよりも上流側及び下流側に突出している。この排気系熱交換器15におけるインナパイプ32内の空間は、排気系熱交換器15における熱交換部15Aをバイパスするための上流ガス流路としてのバイパス流路40とされている。
より具体的には、図9に示される如く、インナパイプ32の上流端32Aは、触媒−熱交換器間排気管24の下流端が接続されており、インナパイプ32の下流端32Bは、排気ガス案内パイプ42の上流端42Aに略同軸的に接続されている。なお、排気ガス案内パイプ42に代えて、インナパイプ32を下流側に延長しても良い。また、隔壁パイプ30におけるアウタパイプ36(エンジン冷却水流路38)よりも上流に突出した排気ガス導入部30C(熱交換部15Aよりも上流部分)の前端は、インナパイプ32の上流端32Aの外周面に気密状態で接続されている。さらに、隔壁パイプ30におけるアウタパイプ36(エンジン冷却水流路38)よりも下流に突出した隔壁パイプ30の排気ガス排出部30D(熱交換部15Aよりも下流部分)は、エンドパイプ44を介して排気ガス案内パイプ42に気密状態で接続されている。
そして、インナパイプ32における隔壁パイプ30の排気ガス導入部30Cの内側に位置する部分には、該インナパイプ32内の空間であるバイパス流路40と排気系熱交換器15の排気ガス流路34と連通する透孔46が設けられている。すなわち、透孔46が排気ガス流路34とバイパス流路40との分岐部を構成している。一方、エンドパイプ44には、排気ガス流路34の内外を連通する透孔48が設けられている。透孔48及び排気ガス案内パイプ42の下流側開口端42Bは、上流側開口端50Aがエンドパイプ44に気密状態で接続されたシェルとしての熱交換器後部シェル50内の空間である排気ガス出口ヘッダ52において、それぞれ開口している。
したがって、排気系熱交換器15では、熱交換部15Aをバイパスしてバイパス流路40を通過した排気ガスは、排気ガス案内パイプ42の内側を経由して熱交換器後部シェル50内の排気ガス出口ヘッダ52に至り、一方、透孔46を経由して排気ガス流路34を通過した排気ガスは、排気ガス案内パイプ42の外側、透孔48を経由して熱交換器後部シェル50内の排気ガス出口ヘッダ52に至る構成とされている。
さらに、排気系熱交換器15は、排気ガス案内パイプ42の下流側開口端42Bを開閉するためのバルブ装置54を備えている。バルブ装置54は、熱交換器後部シェル50に支持された回動軸56廻りに回動することで、排気ガス案内パイプ42の下流側開口端42Bを閉止する閉止姿勢(図9の実線参照)と、該閉止位置から矢印A方向に回動して排気ガス案内パイプ42の下流側開口端42Bを開放する開放姿勢(図9の想像線参照)とをとり得るバルブ58を備えている。閉止姿勢に位置するバルブ58は、排気ガス案内パイプ42における下流側開口端42B廻りに設けられた弁座(シール)60に当接する構成とされている。
車幅方向に長手とされた回動軸56は、排気ガス案内パイプ42に固定されたフレーム62に熱交換器後部シェル50に対し回転自在に支持されている。バルブ58は、アーム64を介して回動軸56と一体回転可能に連結されている。これにより、バルブ58は、回動軸56廻りに回動することで上記した閉止姿勢と開放姿勢とをとり得る。また、回動軸56における熱交換器後部シェル50の外側に突出した端部には、バルブ58を閉止姿勢に偏倚させるための付勢力を生じる付勢部材としてのリターンスプリング66が設けられている。図8に示される如く、回動軸56の端部やリターンスプリング66は、遮熱カバー68にて被覆されている。
以上説明したバルブ装置54を有する排気系熱交換器15では、排気ガスの圧力が低い場合には、リターンスプリング66の付勢力によってバルブ58が排気ガス案内パイプ42すなわちバイパス流路40を閉止し、排気ガスが熱交換部15Aの排気ガス流路34を流通するようになっている。一方、排気ガスの圧力が所定値以上になると、バルブ58はリターンスプリング66の付勢力に抗して排気ガスの圧力に応じた開放姿勢をとるようになっている。この実施形態では、上記したエンジン20が最高出力を発生する場合の排気ガスの圧力によって、バルブ58は、排気ガスの圧力による最大開度となる開放姿勢(図2の想像線参照)をとる設定とされている。
また、この実施形態では、バルブ装置54は、排気ガスと熱交換を行うエンジン冷却水の温度が所定温度以上である場合には、排気ガスの圧力に依らず強制的にバルブ58を閉止姿勢で保持するようになっている。具体的には、図8に示される如く、アウタパイプ36における排気ガス流れ方向の下流側には、内部がエンジン冷却水流路38に連通した第1冷却水入口パイプ70が接続されている。第1冷却水入口パイプ70の端部には、作動端が遮熱カバー68内に配設されたサーモアクチュエータ72が配設されている。サーモアクチュエータ72は、内部に充填したワックスの熱膨張によって、リターンスプリング66の付勢力に抗して回動軸56を回転させ得る構成とされている。この実施形態では、サーモアクチュエータ72は、エンジン冷却水温が80℃以上である場合に、回動軸56を介してバルブ58を排気ガス圧力による開放姿勢よりも開度が大きい全開姿勢とする(全開姿勢を維持する)ようになっている。図9に一転鎖線にて示す如く、全開姿勢は、閉止姿勢から矢印A方向に略90°回動した姿勢とされている。
図8に示される如く、第1冷却水入口パイプ70の中間部には、該第1冷却水入口パイプ70を経由して排気系熱交換器15のエンジン冷却水流路38にエンジン冷却水を導入するための第2冷却水入口パイプ74が接続されている。一方、アウタパイプ36における排気ガス流れ方向の上流側には、エンジン冷却水流路38からエンジン冷却水を排出するための冷却水出口パイプ76が接続されている。冷却水出口パイプ76は、アウタパイプ36の略上下方向頂部(最上部)に連通しており、第2冷却水入口パイプ74は、アウタパイプ36の上下方向頂部よりも若干下側に連通した第1冷却水入口パイプ70の最上部であって、アウタパイプ36の最上部よりも高位である部分に連通している。第2冷却水入口パイプ74及び冷却水出口パイプ76は、エンジン20、ラジエータ、ヒータコアを含む冷却水循環路に、少なくともエンジン冷却水流れに沿ってエンジン20と直列となるように接続されている。
以上により、排気系熱交換器15は、排気ガスの流れ方向とエンジン冷却水の流れ方向とが反対向きである向流型熱交換器とされており、この実施形態では、排気系熱交換器15は、排気ガスが螺旋溝30Aに沿って螺旋状の流れを生じると共に、エンジン冷却水が螺旋溝30Bに沿って排気ガスとは逆向きの螺旋状の流れを生じることで、コンパクトで熱交換効率の高い構成とされている。また、排気系熱交換器15では、バイパス流路40を通過することによる排気ガスの圧力損失(背圧)が、排気ガス流路34を通過することによる排気ガスの圧力損失に対し十分に小さく、バルブ58が開放姿勢をとる場合に排気ガスは主にバイパス流路40を流通するようになっている。
(車体構造)
図2には、車体Bの下部構造が底面図にて示されており、図3には、車体Bの下部構造が側面図にて示されている。これらの図に示される如く、車体Bは、それぞれ車体前後方向に長手とされた左右一対のロッカ78を備えている。左右のロッカ78は、車幅方向外端のボディ骨格を構成している。左右のロッカ78には、フロントフロアパネル80の車幅方向の異なる端部がそれぞれ接合されている。このフロントフロアパネル80の車幅方向中央部には、車体上下方向の下向きに開口するトンネル部としてのフロアトンネル82が形成されている。フロアトンネル82は、車体前後方向の前向きにも開口しており、図3に示される如くフロントフロアパネル80の前端80Aに接合されたダッシュパネル84に形成されたトンネル部84Aに連続している。ダッシュパネル84は、エンジンルームEと車室Cとを車体前後方向に区画している。
また、フロントフロアパネル80におけるフロアトンネル82と左右のロッカ78との間の下面には、車体前部の骨格を成すフロントサイドメンバ86の後部86Aが接合されている。フロントサイドメンバ86の後部86Aは、上向きに開口する断面ハット形状に形成され、フロントフロアパネル80に接合されて閉断面を成している。フロントサイドメンバ86の後部86Aは、車体前後方向に対し後端86B側が車幅方向外側に位置するように傾斜(湾曲)しており、該後端86Bにおいて左右のロッカ78に接合(連結)されている。左右のフロントサイドメンバ86は、それぞれの後部86Aの前側に連続すると共にダッシュパネル84の下面に接合されたキック部86Cを有し、キック部86Cの前端86Dには、単独で閉断面を成す前部86Eが連続している。前部86Eの前端間は、フロントバンパを構成する図示しないフロントバンパリインフォースメントにて架け渡されている。
さらに、図2に示される如く、フロントフロアパネル80におけるフロアトンネル82の開口端82Aの車幅方向両外側の近傍には、それぞれ車体前後方向に長手とされたトンネルサイドリインフォースメント88が設けられている。各トンネルサイドリインフォースメント88は、上向きに開口する断面ハット形状に形成され、フロントフロアパネル80の下面に接合されることで閉断面を成している。図2に示される如く、左右のトンネルサイドリインフォースメント88は、車幅方向に長手とされたクロスメンバとしてのボディクロスメンバ90にて架け渡されている。
図1に示される如く、ボディクロスメンバ90は、車体上下方向の上向きに開口する略ハット形状の断面形状を有すると共に、図5(A)及び図5(B)に示される如く正面視で全体として車体上下方向の下向きに開口するハット形状を成し、図2に示される如く車他幅方向両端が左右のトンネルサイドリインフォースメント88にそれぞれ接合されると共に、車幅方向中間部は略全長に亘って、上壁82B、車幅方向に対向する壁部82Cの内面に接合されている。したがって、ボディクロスメンバ90は、トンネルリインフォースメントとして把握することもできる。
また、図2に示される如く、車体Bは、フロントフロアパネル80の前方に配置されたサブフレーム(サスペンションメンバ)92を備えている。サブフレーム92は、それぞれ車体前後方向に長手とされ後端94Aが車幅方向中央に対し同じ側に位置するフロントサイドメンバ86のキック部86Cに固定された左右一対のサイドレール94と、車幅方向に長手とされ左右一対のサイドレール94の後端94A間を架け渡したエンジンリヤマウントサポートメンバ(リヤクロスメンバ)96と、車幅方向に長手とされ左右一対のサイドレール94の前端94B間を架け渡したフロントクロスメンバ98とで、平面視で略矩形枠状に形成されている。
この実施形態では、サブフレーム92は、上記した排気ガスを排出するエンジン20、左右の前輪を支持するためのフロントサスペンション等が取り付けられるようになっている。より具体的には、エンジンリヤマウントサポートメンバ96には、内燃機関エンジンの後部を支持するための図示しないエンジンリヤマウントが固定されるリヤマウント支持部96Aが設けられている。また、左右一対のサイドレール94にそれぞれフロントサスペンションを構成するロアアームを支持するための前後一対のロアアーム支持部94C、94Dが形成されている。さらに、左右一対のサイドレール94のロアアーム支持部94C、94D間には、フロントサイドメンバ86の前部86Eに接続されるサイドメンバ結合部94Eが設けられている。
以上説明したサブフレーム92のエンジンリヤマウントサポートメンバ96は、図1に示される如く、フロアトンネル82の下向きの開口端82Aからさらに下方に突出した左右のトンネルサイドリインフォースメント88に対し、車体上下方向の下側に位置している。
また、図1に示される如く、車体Bでは、フロアトンネル82の後部をブラケット97が上部から覆っている。ブラケット97は、例えば図示しないシフトレバー装置等を支持するようになっており、フロアトンネル82の上壁82Bと離間した状態で壁部82Cに接合されることで、図5(A)及び図5(B)にも示される如く、該上壁82Bの上側に空間を形成している。これにより、トンネル内の空間Tと車室Cとの間には、ボディクロスメンバ90がフロアトンネル82とで形成する閉断面の空間R1と、ブラケット97がフロアトンネル82とで形成する空間R2とが介在している。
(排気系熱交換器の搭載構造)
図1に示される如く、車両用排気系搭載構造10では、内燃機関エンジンに接続された排気系11の触媒コンバータ12、14は、エンジンルームE内に配置され、触媒−熱交換器間排気管24がフロアトンネル82の前向き開口端82Dを通じてフロアトンネル82内に至っている。そして、上記の通り車体前後方向に長手とされた排気系熱交換器15は、その一部がフロアトンネル82内に配設されている。
この排気系熱交換器15は、図1に示される如く、車体前後方向の前端部15B側が後端部15C(熱交換器後部シェル50)側よりも車体上下方向の上側に位置する(路面Rから離間する)ように、車体前後方向(水平面)に対し若干傾斜して配置されており、主に上部がフロアトンネル82内に入り込んでいる。また、排気系熱交換器15の前端部15Bは、車体骨格としてのエンジンリヤマウントサポートメンバ96に対する車体上下方向の上側に位置し、後端部15Cは、クロスメンバとしてのボディクロスメンバ90に対する車体上下方向の下側に位置している。
具体的には、排気系熱交換器15の後端部15Cは、該排気系熱交換器15の長手方向における熱交換部15Aの範囲外である直後方部分がボディクロスメンバ90に対する車体上下方向の下方(正面視で下向き開口するフロアトンネル82の内面に倣った形状のボディクロスメンバ90の内側)に位置している。この実施形態では、隔壁パイプ30の排気ガス排出部30Dにおける露出部分(アウタパイプ36、熱交換器後部シェル50で被覆されていない部分、熱交換器後部シェル50の上流側開口端50A側の一部がボディクロスメンバ90の下方に位置している。
また、車両用排気系搭載構造10では、排気系11を構成するマフラ16は、一方のトンネルサイドリインフォースメント88に対し車幅方向外側に位置しており、底面視では熱交換器−マフラ間排気管26がトンネルサイドリインフォースメント88を横切っている。
さらに、図6及び図7に示される如く、車両用排気系搭載構造10では、第1触媒コンバータ12が上記の通りエンジン20の排気マニホルド20Aに直付けされると共に、排気系11における排気系熱交換器15を含む後部が懸架手段100によって車体Bに支持されている。この実施形態では、排気系11は、排気系熱交換器15がそれぞれ吊り支持手段としての2つのサポート部102、104にて車体Bに支持され、マフラ16が1つのサポート部106にて車体Bに支持され、下流側排気管28が1つのサポート部108にて車体Bに支持されている。以下、具体的に説明する。
図8に示される如く、排気系熱交換器15を構成する隔壁パイプ30における外部への露出部である排気ガス排出部30Dには、平面視で排気系熱交換器15の長手方向と略直角を成すように互いに反対向きに張り出した被支持部材としての被サポートロッド102A、104Aが固定されている。図9に示される如く、隔壁パイプ30の排気ガス排出部30Dは、排気系熱交換器15の外郭におけるアウタパイプ36とエンドパイプ44との間で露出する1枚板部分とされている。
図2及び図6に示される如く、サポート部102は、被サポートロッド102Aの先端部が、車体Bに固定されたサポートロッド102Bが差し込まれたサポートゴム102Cに長手方向の相対変位(熱伸びの吸収)が可能なように挿し込まれることで、排気系11において質量が最も大きい部品である排気系熱交換器15を車体Bに懸架(吊り支持)している。同様に、サポート部104は、被サポートロッド104Aの先端部が、車体Bに固定されたサポートロッド104Bが差し込まれたサポートゴム104Cに長手方向の相対変位が可能なように挿し込まれることで、排気系熱交換器15を車体に懸架している。この実施形態では、図2に示される如く、サポートロッド102B、104Bは、ボディクロスメンバ90に固定されている。
サポート部106は、マフラ16を構成するマフラシェル16Cの後端16Dに固定されて車幅方向外向きに張り出した被サポートロッド106Aを有する。被サポートロッド106Aは、車体Bに固定されたサポートロッド106Bが差し込まれたサポートゴム106Cに長手方向の相対変位(熱伸びの吸収)が可能なように挿し込まれることで、排気系11において質量が比較的大きい部品であるマフラ16を車体Bに懸架(吊り支持)している。また、図6に示される如く、サポート部108は、下流側排気管28における大気開放部18Aの近傍に固定されて車幅方向外向きに張り出した被サポートロッド108Aを有する。被サポートロッド108Aは、車体Bに固定されたサポートロッド108Bが差し込まれたサポートゴム108Cに長手方向の相対変位(熱伸びの吸収)が可能なように挿し込まれることで、排気管18を構成する下流側排気管28を車体Bに懸架(吊り支持)している。
図示は省略するが、4つのサポート部102、104、106、108(サポートゴム102C、104C、106C、108C)が形成する仮想四角形の内側に、排気系11の重心が位置する構成とされている。
図1及び図3からロッカ78及び燃料タンク29を取り除いてみた図4に示される如く、以上の如く懸架手段100にて車体Bに支持された排気系11は、その排気系熱交換器15の後端部15Cを除く部分(熱交換部15Aを略全長に亘り含む部分)が、左右のトンネルサイドリインフォースメント88の下縁88Aに対し車体上下方向の上側に位置している。一方、排気系熱交換器15の後端部15Cは、主に隔壁パイプ30の排気ガス排出部30D、熱交換器後部シェル50の下部が左右のトンネルサイドリインフォースメント88の下縁88Aよりも車体上下方向の下側に突出している。
そして、車両用排気系搭載構造10では、図1及び図3に示される如く、排気系熱交換器15の車体上下方向の最下部を成す熱交換器後部シェル50の後下角部50Bよりも車体上下方向の下側に、燃料タンク29の低部29Aが突出して位置している。燃料タンク29の低部29Aは、図1及び図2から判るように、熱交換器後部シェル50の後下角部50Bに対する車体前後方向の後側に近接して位置している。燃料タンク29は、燃料を貯留するためのタンク本体が樹脂材にて構成された樹脂製燃料タンクとされている。
これにより、車両用排気系搭載構造10では、排気系熱交換器15に対し、エンジンリヤマウントサポートメンバ96が車体前後方向の前側で、燃料タンク29が車体前後方向の後側で、左右のトンネルサイドリインフォースメント88が車幅方向の両側で、それぞれ車体上下方向の下側に突出する構成とされている。
また、この実施形態に係る車両用排気系搭載構造10では、排気系11の触媒間排気管22、触媒−熱交換器間排気管24にそれぞれボールジョイント110が設けられており、エンジン20の振動が排気系11に伝達されることを抑制するようになっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
上記構成の車両用排気系搭載構造10が適用された排気系11では、エンジン20の運転に伴って生じる排気ガスは、排気管18により連通された第1触媒コンバータ12、第2触媒コンバータ14、排気系熱交換器15、マフラ16を経由して、浄化・消音されて大気中に開放される。そして、排気系熱交換器15では、エンジン冷却水温が低い場合には、サーモアクチュエータ72に対しバルブ58がフリーとされ、バルブ装置54は自圧バルブとして作用する。このため、排気ガスの圧力が低い運転条件では、リターンスプリング66の付勢力によって排気ガス案内パイプ42すなわちバイパス流路40が閉止され、排気ガスは、熱交換部15Aの排気ガス流路34を流れ、エンジン冷却水流路38を流れるエンジン冷却水との熱交換が行われる。これにより、エンジン20の暖機促進や、低温始動時の暖房維持が果たされる。
例えば加速や登坂等のエンジン20の出力が増す運転条件で、排気ガスの圧力が上昇すると、この排気ガスの圧力を受けたバルブ58は、リターンスプリング66の付勢力に抗し矢印A方向に回動し、開放姿勢に至る。これにより、排気ガスは、主にバイパス流路40を流れ、排気ガス流路34を流れる場合と比較して背圧が低減される。すなわち、自圧バルブとして機能するバルブ装置54を備えた車両用排気系搭載構造10では、エンジン20の暖気等のための排気熱回収よりも出力確保のための背圧低減が優先される場合に、排気ガスが熱交換部15Aをバイパスしてバイパス流路40を流れることで、自動的に背圧の低減が果たされる。そして、エンジン20が最高出力を発生する際には、その排気ガスの圧力でバルブ58が図4に示す想像線にて示す開放姿勢(排気ガスの圧力による最大開度)となる。
また、車両用排気系搭載構造10では、エンジン冷却水温が80℃以上になると、サーモアクチュエータ72がリターンスプリング66の付勢力に抗するトルクを回動軸56に付与してバルブ58を全開位置に保持する。これにより、排気ガスは主にバイパス流路40を流れ、排気ガス案内パイプ42、熱交換器後部シェル50の排気ガス出口ヘッダ52を経由して熱交換器−マフラ間排気管26から排出される。すなわち、排気熱の回収が不要な運転状態では、排気ガス流路が自動的にバイパス流路40に切り替えられる。
ここで、車両用排気系搭載構造10では、排気系熱交換器15がボディクロスメンバ90の下方に位置し、該サポート部102、104を介してボディクロスメンバ90に支持されているため、排気系11における比較的質量が大きい排気系熱交換器15を短いサポートロッド102B、104Bで支持することができる。補足すると、排気系熱交換器15においては、溶接にて固定される被サポートロッド102A、104Aは、エンジン冷却水流路38の形成範囲すなわち熱交換部15Aの範囲外に設けることが望ましい。したがって、排気系熱交換器15を、被サポートロッド102A、104Aが固定された隔壁パイプ30の排気ガス排出部30Dがボディクロスメンバ90の下方に位置するように配置することで、サポートロッド102B、104Bを少なくとも車体前後方向に短く構成することができる。
そして、排気系熱交換器15に対し車体上下方向に下側に位置する車体部材、例えば左右のトンネルサイドリインフォースメント88等にサポートロッド102B、104Bを固定して排気系熱交換器15を吊り支持する構成では、サポートロッド102B、104Bに立ち上げ部を設ける等、該サポートロッド102B、104Bを長く構成することになるが、車両用排気系搭載構造10では、ボディクロスメンバ90に下側に主に隔壁パイプ30の排気ガス排出部30Dを配置したので、サポートロッド102B、104B上下方向の長さを短くすることができる。これらにより、排気系熱交換器15を支持するサポートロッド102B、104Bの曲げが抑制され、排気系熱交換器15を良好に支持することができる。
また、車両用排気系搭載構造10では、図1、図5(A)及び図5(B)に示される如く、排気系熱交換器15における高温になりやすい熱交換部15Aの範囲外、すなわち隔壁パイプ30の排気ガス排出部30D、熱交換器後部シェル50と車室Cとの間に、少なくともトンネル内の空間T、空間R2が断熱層として介在し、排気系熱交換器15から車室Cへの熱供給(伝熱、輻射、これらの組み合わせ)が抑制される。特に、ボディクロスメンバ90が形成する空間R1が断熱層として排気系熱交換器15における排気ガス排出部30D、熱交換器後部シェル50と車室Cとの間に介在する部分は、より効果的に排気系熱交換器15から車室Cへの熱供給が抑制される。これにより、車両用排気系搭載構造10が適用された車体Bでは、排気系熱交換器15から車室Cへの遮熱対策を簡素化したり不要にしたりすることが可能になる。
さらに、車両用排気系搭載構造10では、エンジンリヤマウントサポートメンバ96が前側で、燃料タンク29が後側で、左右のトンネルサイドリインフォースメント88が車幅方向の両側で、それぞれ排気系熱交換器15に対する車体上下方向の下方に突出しているので、排気系熱交換器15が路面干渉に対し保護される。特に、車両用排気系搭載構造10では、排気系熱交換器15におけるエンジン冷却水が流れるエンジン冷却水流路38を構成するアウタパイプ36が、左右のトンネルサイドリインフォースメント88、エンジンリヤマウントサポートメンバ96によって効果的に保護される。
しかも、排気系熱交換器15の最低所である熱交換器後部シェル50の後下角部50Bの後側近傍には、燃料タンク29の低部29Aが位置するため、排気系熱交換器15の最低所が左右のトンネルサイドリインフォースメント88よりも下方に突出した構成において、該排気系熱交換器15を路面干渉に対し効果的に保護することができる。特に、燃料タンク29が衝撃に強い樹脂製燃料タンクであるため、仮に燃料タンク29が路面干渉により変形した場合でも、該燃料タンク29は復元しやすく、この復元によって排気系熱交換器15の保護構造(機能)が維持されやすい。
なお、上記実施形態では、車両用排気系搭載構造10は、排気系熱交換器15における熱交換部15Aの設置範囲外である排気ガス排出部30Dをボディクロスメンバ90の下方に配置してサポート部102、104をコンパクトに構成し、排気系熱交換器15における熱交換部15Aの設置範囲外である排気ガス排出部30D、熱交換器後部シェル50との間に空間R1、R2を介在させ、かつ熱交換器後部シェル50の後下角部50Bの路面干渉を燃料タンク29にて防止する例を示したが、本発明はこれに限定されず、上記した3つの機能の少なくとも1つを果たすように構成すれば良い。
また、上記実施形態では、排気系熱交換器15が車体前後方向に対し傾斜(後傾)された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、排気系熱交換器15を水平に配置したり前傾姿勢で配置したりしても良い。
本発明の実施形態に係る排気系搭載構造の要部を示す側断面図である。 本発明の実施形態に係る排気系搭載構造を示す底面図である。 本発明の実施形態に係る排気系搭載構造を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る排気系搭載構造を、一方のロッカを取り除いて示す側面図である。 (A)は図1の5A―5A線に沿った断面図、(B)は図1の5B―5B線に沿った断面図である。 本発明の実施形態に係る排気系搭載構造が適用された排気系の平面図である。 本発明の実施形態に係る排気系搭載構造が適用された排気系の側面図である。 本発明の実施形態に係る排気系搭載構造を構成する排気系熱交換器の平面図である。 本発明の実施形態に係る排気系搭載構造を構成する排気系熱交換器を示す側断面図である。
符号の説明
10 車両用排気系搭載構造(排気系熱交換器の搭載構造)
15 排気系熱交換器
15A 熱交換部(冷媒流路の設置範囲)
29 燃料タンク
34 排気ガス流路
38 エンジン冷却水流路(冷媒流路)
82 フロアトンネル(トンネル部)
90 ボディクロスメンバ(クロスメンバ)
96 エンジンリヤマウントサポートメンバ(車体骨格)
102・104 サポート部(吊り支持手段)

Claims (4)

  1. 車体前後方向に長手とされ、排気ガス流路を流れる排気ガスと冷媒流路を流れる冷媒との熱交換を行うための排気系熱交換器と、
    車体上下方向の下向きに開口すると共に車体前後方向に延在し、前記排気系熱交換器の少なくとも一部が内部に入り込まされたトンネル部と、
    車幅方向に延在し、前記排気系熱交換器の長手方向における前記冷媒流路の設置範囲の外側部分に対する車体上下方向の上側で、前記トンネル部の車幅方向に対向する壁部間を架け渡したクロスメンバと、
    一端側が前記排気系熱交換器における前記クロスメンバの車体上下方向の下側部分に固定されると共に、他端側が前記クロスメンバに固定され、前記排気系熱交換器を前記クロスメンバに対し吊り支持するための吊り支持手段と、
    を備え、
    前記排気系熱交換器は、長手方向の一端側に車体上下方向の最下部が位置するように配置されており、
    前記排気系熱交換器の長手方向中央部よりも前記一端側に配置され、該排気系熱交換器の車体上下方向の最下部よりも該車体上下方向の下側に突出して位置する燃料タンクをさらに備えており、
    かつ、前記排気系熱交換器は、前記長手方向の一端側が他端側よりも車体上下方向の下側に位置するように車体前後方向に対し傾斜して配置されており、該長手方向の他端部が車幅方向に延在する車体骨格の上側に配置されている排気系熱交換器の車体搭載構造。
  2. 前記クロスメンバは、前記排気系熱交換器に対する車体上下方向の上側に位置する部分の少なくとも一部が閉断面構造を成している請求項1記載の排気系熱交換器の車体搭載構造。
  3. 車体前後方向に長手とされ、排気ガス流路を流れる排気ガスと冷媒流路を流れる冷媒との熱交換を行うための排気系熱交換器と、
    車体上下方向の下向きに開口すると共に車体前後方向に延在し、前記排気系熱交換器の少なくとも一部が内部に入り込まされたトンネル部と、
    車幅方向に延在し、前記トンネル部の車幅方向に対向する壁部間を架け渡すと共に、前記排気系熱交換器の長手方向における前記冷媒流路の設置範囲の外側部分に対する車体上下方向の上側で閉断面構造を形成したクロスメンバと、
    を備え、
    前記排気系熱交換器は、長手方向の一端側に車体上下方向の最下部が位置するように配置されており、
    前記排気系熱交換器の長手方向中央部よりも前記一端側に配置され、該排気系熱交換器の車体上下方向の最下部よりも該車体上下方向の下側に突出して位置する燃料タンクをさらに備えており、
    かつ、前記排気系熱交換器は、前記長手方向の一端側が他端側よりも車体上下方向の下側に位置するように車体前後方向に対し傾斜して配置されており、該長手方向の他端部が車幅方向に延在する車体骨格の上側に配置されている排気系熱交換器の車体搭載構造。
  4. 前記燃料タンクは、燃料を貯留するタンク本体が樹脂材を含んで構成されている請求項1〜請求項3の何れか1項記載の排気系熱交換器の車体搭載構造。
JP2007025950A 2007-02-05 2007-02-05 排気系熱交換器の車体搭載構造 Expired - Fee Related JP4363448B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007025950A JP4363448B2 (ja) 2007-02-05 2007-02-05 排気系熱交換器の車体搭載構造
US12/007,677 US8074762B2 (en) 2007-02-05 2008-01-14 Vehicle body mounting configuration including exhaust system heat exchanger
EP08000693A EP1953023B1 (en) 2007-02-05 2008-01-15 Mounting of exhaust system heat exchanger to vehicle body
DE602008004367T DE602008004367D1 (de) 2007-02-05 2008-01-15 Montage eines Abgasanlagewärmetauschers an der Fahrzeugkarosserie
CN200810008123.4A CN101239581B (zh) 2007-02-05 2008-02-04 包括排气系统热交换器的车身安装结构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007025950A JP4363448B2 (ja) 2007-02-05 2007-02-05 排気系熱交換器の車体搭載構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008189162A JP2008189162A (ja) 2008-08-21
JP4363448B2 true JP4363448B2 (ja) 2009-11-11

Family

ID=39425602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007025950A Expired - Fee Related JP4363448B2 (ja) 2007-02-05 2007-02-05 排気系熱交換器の車体搭載構造

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8074762B2 (ja)
EP (1) EP1953023B1 (ja)
JP (1) JP4363448B2 (ja)
CN (1) CN101239581B (ja)
DE (1) DE602008004367D1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101499221B1 (ko) * 2013-11-14 2015-03-05 현대자동차주식회사 밸브 액추에이터 내장형 배기열 회수장치

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7937936B2 (en) * 2007-01-16 2011-05-10 Deere & Company Vehicle exhaust component arrangement
JP2010133607A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Nissan Motor Co Ltd 車両の排熱回収構造
JP5291206B2 (ja) * 2009-02-27 2013-09-18 中国科学院声学研究所 音線偏向理論に基づく消音方法及び消音器
US20120318602A1 (en) * 2011-06-20 2012-12-20 Caterpillar Inc. Exhaust System for Machine
CN102358170B (zh) * 2011-07-31 2014-05-07 重庆长安汽车股份有限公司 一种汽车排气系统吊挂装置
DE102011080474A1 (de) * 2011-08-05 2013-02-07 Behr Gmbh & Co. Kg Wärmetauscheranordnung
KR101744996B1 (ko) * 2011-08-11 2017-06-08 현대자동차주식회사 차량의 센터 플로어 판넬 어셈블리
WO2013065798A1 (ja) * 2011-11-04 2013-05-10 三菱自動車工業株式会社 ハイブリット車の排気管構造
KR101340846B1 (ko) 2011-12-12 2013-12-12 현대자동차주식회사 차량용 열전 발전기
KR101401065B1 (ko) 2011-12-15 2014-05-30 현대자동차주식회사 차량용 열전 발전기
KR101340848B1 (ko) 2011-12-15 2013-12-12 현대자동차주식회사 차량용 열전 발전기
DE102014208253A1 (de) * 2014-04-30 2015-11-05 MAHLE Behr GmbH & Co. KG Abgasanlage für ein Kraftfahrzeug
US10156171B2 (en) 2015-08-07 2018-12-18 Cummins Emission Solutions Inc. Mounting aftertreatment systems from service joints
JP6508159B2 (ja) 2016-10-17 2019-05-08 トヨタ自動車株式会社 排気管構造
JP6834521B2 (ja) * 2017-01-23 2021-02-24 スズキ株式会社 排気熱回収装置
JP7069597B2 (ja) * 2017-08-10 2022-05-18 トヨタ自動車株式会社 高圧容器

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6419522U (ja) * 1987-07-28 1989-01-31
JPH0345416A (ja) 1989-07-13 1991-02-27 Nissan Motor Co Ltd 車両用暖房装置
JPH03103880A (ja) 1989-09-19 1991-04-30 Canon Inc 現像装置
US5195607A (en) * 1989-11-21 1993-03-23 Mazda Motor Corporation Exhaust system for automotive engine
JPH04215523A (ja) 1990-12-14 1992-08-06 Suzuki Motor Corp 自動車の車体下部構造
JP2521192B2 (ja) * 1991-01-28 1996-07-31 東海ゴム工業株式会社 車両用排気管の支持方法とそれを実施するための構造
US5560651A (en) * 1993-03-26 1996-10-01 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Subframe and subframe assembly
JPH0825981A (ja) 1994-07-13 1996-01-30 Toyota Motor Corp エンジン支持装置
JP3503243B2 (ja) * 1995-03-07 2004-03-02 日産自動車株式会社 車体下部構造
CH691459A5 (de) 1996-05-13 2001-07-31 Scambia Ind Dev Ag Abgasanlage für ein Kraftfahrzeug und Kraftfahrzeug.
DE19953995A1 (de) 1999-11-10 2001-05-17 Volkswagen Ag Abgasanlage mit Wärmeabschirmung
JP3531816B2 (ja) * 2001-06-06 2004-05-31 本田技研工業株式会社 車両フロアの遮熱装置
DE10147555B4 (de) 2001-09-26 2014-01-30 Behr Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zum Befestigen eines Abgas-Wärmeübertragers
JP2005155440A (ja) 2003-11-26 2005-06-16 Mazda Motor Corp 縦置搭載エンジンの排気系構造
JP2005329758A (ja) 2004-05-18 2005-12-02 Toyota Motor Corp 排気系構造
JP2006105464A (ja) 2004-10-04 2006-04-20 Toyota Motor Corp 熱交換器及び熱交換装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101499221B1 (ko) * 2013-11-14 2015-03-05 현대자동차주식회사 밸브 액추에이터 내장형 배기열 회수장치

Also Published As

Publication number Publication date
EP1953023A2 (en) 2008-08-06
EP1953023B1 (en) 2011-01-12
CN101239581B (zh) 2010-12-01
JP2008189162A (ja) 2008-08-21
EP1953023A3 (en) 2009-09-02
US8074762B2 (en) 2011-12-13
CN101239581A (zh) 2008-08-13
US20080185133A1 (en) 2008-08-07
DE602008004367D1 (de) 2011-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4363448B2 (ja) 排気系熱交換器の車体搭載構造
JP4238899B2 (ja) 排気系熱交換器の車体搭載構造
JP2008169710A (ja) 車両用排気系構造
EP1884634B1 (en) Support structure of exhaust system heat exchanger
JP5018961B2 (ja) 車両前部構造
JP4648790B2 (ja) 小型車両の排気装置
EP2682294B1 (en) Vehicle front portion structure
JP2014047762A (ja) 自動二輪車
JP4656014B2 (ja) 排気系構造
JP2009074552A (ja) 排気系熱交換器の車体搭載構造
JP2007285141A (ja) 排気熱回収装置の支持構造
JP2010241367A (ja) 車両の空気抵抗低減構造
JP3276117B2 (ja) 排気消音器
JP2009227132A (ja) 車体前部構造
JP5470732B2 (ja) 車両のパワートレイン配設構造
JP2009226968A (ja) 車体前部構造
JP5200612B2 (ja) 車両のパワートレイン配設構造
JP4038760B2 (ja) 床下エンジンの冷却構造
JP2009220769A (ja) 車体前部構造
JP2009234418A (ja) 車両のパワートレイン配設構造
JP2009220696A (ja) 車両のパワートレイン配設構造

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090728

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090810

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130828

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees