JP4656014B2 - 排気系構造 - Google Patents
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Description
また、本排気系構造では、排気ガス流出管部は、上流ガス流路の長手方向の延長線に対し90°未満の角度で排気ガス流れを曲げるように、シェルに対して配置されている。これにより、例えば燃料タンク等の車体下部に配置される部品を避けるために排気ガス流れ方向を変換しつつ、背圧の上昇を抑制することができる。そして、本排気系構造では、所定値以上の排気圧力を受けている弁がシェル内で排気ガス流入管部の開口端を開放している状態で、上記したような排気ガスの流れが生じる。この弁が排気ガス流入管部を所定の開度で開放した姿勢では、弁に設けられたガス誘導部が排気ガス流入管部からシェルに流入した排気ガスを排気ガス流出管部側に誘導する。これにより、排気ガス流入管部からシェルに流入した排気ガスは、一層スムースに排気ガス流出管部に流れ込み、シェル内での排気ガス流れの乱れが効果的に抑制される。
また、本排気系構造では、排気ガス流出管部は、上流ガス流路の長手方向の延長線に対し90°未満の角度で排気ガス流れを曲げるように、シェルに対して配置されている。これにより、例えば燃料タンク等の車体下部に配置される部品を避けるために排気ガス流れ方向を変換しつつ、背圧の上昇を抑制することができる。そして、本排気系構造では、所定値以上の排気圧力を受けている弁がシェル内で排気ガス流入管部の開口端を開放している状態で、上記したような排気ガスの流れが生じる。この弁が排気ガス流入管部を所定の開度で開放した姿勢では、弁に設けられたガス誘導部が排気ガス流入管部からシェルに流入した排気ガスを排気ガス流出管部側に誘導する。これにより、排気ガス流入管部からシェルに流入した排気ガスは、一層スムースに排気ガス流出管部に流れ込み、シェル内での排気ガス流れの乱れが効果的に抑制される。
図3には、車両用排気系構造10の概略全体構成が平面図にて示されている。この図に示される如く、車両用排気系構造10は、上流から順に、排気ガスを浄化するための触媒コンバータ12、エンジンの暖機促進や暖房維持のために排気ガスの熱回収する排気系熱交換器14、排気音を低減(消音)するためのマフラ16が設けられ、これらの機器が排気管18にて直列に連通されている。
排気系熱交換器14は、排気ガスの熱を冷媒としてのエンジン冷却水に回収する構成とされており、図2に示される如く該排気ガスの流路とエンジン冷却水の流路とを隔てる隔壁パイプ26を備えている。この実施形態では、隔壁パイプ26は、そのパイプ壁の内外に螺旋状に形成された螺旋溝26A、26Bが形成されている。螺旋溝26A、螺旋溝26Bは、排気ガスとエンジン冷却水との熱交換を行う熱交換部14Aの略全長に亘り形成されており、隔壁パイプ26の前後は、熱交換部14Aに対し前後にそれぞれ延設された排気ガス導入部26C、排気ガス排出部26Dとされている。
排気系熱交換器14から排気ガスを排出するための排気管18Cは、上流端が熱交換器後部シェル46に接続されたパイプ78にて構成されている。パイプ78すなわち排気管18Cは、上流側開口端78Aを熱交換器後部シェル46内の排気ガス出口ヘッダ48で開口させている。燃料タンク20との干渉を回避するために車体前後方向に対し傾斜している排気管18Cは、パイプ78の上流側開口端78A側端部を、熱交換器後部シェル46の後端及び車幅方向一端の角隅部46Bに接続させて構成されている。
14 排気系熱交換器
18C 排気管(排気ガス流出管部)
28 インナパイプ(バイパス管部)
36 バイパス流路(上流ガス流路)
38 排気ガス案内パイプ(排気ガス流入管部)
46 熱交換器後部シェル(シェル)
54 バルブ(弁)
54A 誘導板部(ガス誘導部)
78 パイプ(排気ガス流出管部)
78A 上流側開口端(排気ガス流出管部のシェル内での開口端)
80 湾曲部(排気ガス流入管部)
Claims (8)
- 排気ガスが流通可能に設けられたシェルと、
長手方向の一端が前記シェルの下流端側で開口され、該シェル内から排気ガスを流出させるための排気ガス流出管部と、
前記ガス流出管部の長手方向との交差方向に長手とされた上流ガス流路に連通されると共に、下流端が前記シェル内の上流端側で開口され、かつ少なくとも下流端側の一部が前記排気ガス流出管部の開口端側に向けて湾曲している排気ガス流入管部と、
前記上流ガス流路の排気ガスの圧力に応じて前記排気ガス流入管部の前記シェル内での開口端を開閉する弁と、
前記弁に設けられ、該弁が前記排気ガス流入管部を所定の開度とする姿勢で前記排気ガス流入管部から前記排気ガス流出管部に排気ガスを誘導するための誘導形状を有するガス誘導部と、
を備え、
前記ガス誘導部の一部は、前記弁が前記排気ガス流入管部を所定の開度とする姿勢で、前記排気ガス流入管部から前記排気ガス流出管部に向かう排気ガス流れの外周側流れに接するように位置する排気系構造。 - 前記排気ガス流出管部の前記シェル内での開口端は、該排気ガス流出管部の長手方向に対する任意の直交面からの距離が、排気ガス流の外周側において内周側よりも長く設定されている請求項1記載の排気系構造。
- 排気ガスが流通可能に設けられたシェルと、
所定方向に長手とされた上流ガス流路に連通されると共に、下流端が前記シェル内の上流端側で開口された排気ガス流入管部と、
前記上流ガス流路に対し鈍角を成すように前記上流ガス流路の長手方向との交差方向に長手とされると共に上流端が前記シェルの下流端側で開口され、かつ前記シェル内での開口端における前記長手方向に対する任意の直交面からの距離が、排気ガス流の外周側において内周側よりも長く設定されている排気ガス流出管部と、
前記上流ガス流路の排気ガスの圧力に応じて前記排気ガス流入管部の前記シェル内での開口端を開閉する弁と、
前記弁に設けられ、該弁が前記排気ガス流入管部を所定の開度とする姿勢で前記排気ガス流入管部から前記排気ガス流出管部に排気ガスを誘導するための誘導形状を有するガス誘導部と、
を備え、
前記ガス誘導部の一部は、前記弁が前記排気ガス流入管部を所定の開度とする姿勢で、前記排気ガス流入管部から前記排気ガス流出管部に向かう排気ガス流れの外周側流れに接するように位置する排気系構造。 - 排気ガスが流通可能に設けられたシェルと、
所定方向に長手とされた上流ガス流路に連通されると共に、下流端が前記シェル内の上流端側で開口された排気ガス流入管部と、
前記上流ガス流路に対し鈍角を成すように前記上流ガス流路の長手方向との交差方向に長手とされると共に該長手方向の上流端が前記シェルの下流端側で開口された排気ガス流出管部と、
前記上流ガス流路の排気ガスの圧力に応じて前記排気ガス流入管部の前記シェル内での開口端を開閉する弁と、
前記弁に設けられ、該弁が前記排気ガス流入管部を所定の開度とする姿勢で前記排気ガス流入管部から前記排気ガス流出管部に排気ガスを誘導するための誘導形状を有するガス誘導部と、
を備え、
前記ガス誘導部の一部は、前記弁が前記排気ガス流入管部を所定の開度とする姿勢で、前記排気ガス流入管部から前記排気ガス流出管部に向かう排気ガス流れの外周側流れに接するように位置する排気系構造。 - 前記弁は、前記上流ガス流路に排気ガスを排出する内燃機関エンジンが最高出力を発生する際に、前記排気ガス流入管部の開口端を所定の開度にするように設定されている請求項1〜請求項4の何れか1項記載の排気系構造。
- 前記排気ガス流出管部は、前記上流ガス流路に対し鈍角を成すように設定されている請求項1又は請求項2記載の排気系構造。
- 前記上流ガス流路は、排気ガスと冷媒との熱交換を行う排気系熱交換器をバイパスするためのバイパス管部内に形成されており、
前記シェルには、前記排気系熱交換器の排気ガス出口が連通されている請求項1〜請求項6の何れか1項記載の排気系構造。 - 前記バイパス管部は、前記排気系熱交換器の軸心部を直線状に貫通している請求項7記載の排気系構造。
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