JP4362209B2 - 道路橋伸縮継手 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、分割型車両走行用道路橋の、相対する一方の道路橋端部と他方の道路橋端部との継目部に遊間部を有し、該遊間部に止水用のゴム製樋を備える道路橋伸縮継手に関し、詳しくは、樋同士の継目部や樋の取付部からの漏水を防止した道路橋伸縮継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
長い車両走行用道路橋は必ず継目を有しており、また、その継目は昼夜や冬夏での気温の違い等から発生する道路橋の伸縮により、遊間部を設ける必要がある。かかる遊間部の構造としては、様々な構造のものが知られており、例えば、図10に示すように、道路橋の継目部に波形遊間部を介し対向して設置された波形型枠21に対し、この波形遊間部の波形状に応じて曲折した樋22を嵌め込んだ構造のものが知られている(特開平7−13306号公報)。また、図11に示すように、道路橋の継目部に遊間部を介し対向して設置された直線状型枠31に対し、同じく直線状の樋32を設置した後、直線状型枠の上端に歯形部33を設けて波形遊間部を形成した構造のものも知られている(特開平7−13306号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように従来の道路橋伸縮継手は止水用の樋を有し、水が道路の片側または両端に導かれるような構造になっているのが一般的である。しかし、樋同士の継目部や樋の取付部等からの漏水を完全に防止することはできなかった。特に、作業性を良くするために、道路橋伸縮継手を何分割かして現地組立てにすると、必ず継目部が形成され漏水の原因となっていた。
【0004】
また、樋の継目部の漏水を防ぐために一体成形で樋を構築することはできるが、橋梁の幅が長くなり樋の重量が重くなると現場施工が難しく、そのためにその取付部からの漏水が却って起こり易くなっていた。
【0005】
通常、樋の継目部は普通のゴムパッキンが使用され、締付け固定により繋がれていたが、長期間の経過によりゴムは老化し反発力を失い、また通過車両により継続して発生する振動により、如何にしても継目部に隙間が発生し、そこから水が漏洩していた。また、嵌込式の樋の場合も同様で、嵌込部の組立ミスやゴムの劣化で漏洩を起こしていた。
【0006】
そこで本発明の目的は、総ての橋梁、高架橋の伸縮継手の継目の止水を完全に行うことができ、長期間の振動にも耐え、しかも、現地で容易に施工ができ、目地幅、道路幅の伸縮目地構造にも対応可能な道路橋伸縮継手を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、分割型車両走行用道路橋遊間部に設けられた止水用のゴム製樋の適宜箇所にシール材として水膨張性止水材を使用することにより上記目的を達成し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
即ち、本発明の道路橋伸縮継手は、分割型車両走行用道路橋の、相対する一方の道路橋端部と他方の道路橋端部との継目部に遊間部を有し、該遊間部に止水用のゴム製樋を備える道路橋伸縮継手において、
前記ゴム製樋同士の接合面に水膨張性止水材を有し、
前記ゴム製樋同士の、少なくとも継目周辺部分が、不織布上に樹脂層を形成した片面接着離型紙で被覆されたことを特徴とするものである。これにより、水膨張性止水材が樋同士の継目部からの漏水を防止することができる。
【0009】
本発明の道路橋伸縮継手においては、前記ゴム製樋同士の接合面の一方に水膨張性止水材からなる凸部が該接合面の長手方向に沿って形成され、他方の接合面に該凸部に嵌合し得る凹部が形成されているか、あるいは、前記ゴム製樋同士の接合面の一方に凸部が該接合面の長手方向に沿って形成され、他方の接合面に該凸部に嵌合し得る凹部が形成され、該凸部および凹部のいずれか一方の接合面に塗布型水膨張性止水材が塗布されていることが好ましく、これにより、水膨張性止水材の接合面からのはみ出しを防ぎ、止水効果をより高めることができる。
【0010】
また、本発明の道路橋伸縮継手においては、前記ゴム製樋が、道路橋端部の型枠に加硫接着されていることが好ましい。このようにすることで、ゴム製樋と道路橋端部の型枠との間の漏水を完全に防ぐことができる。
【0011】
さらに、本発明の本発明の道路橋伸縮継手においては、前記ゴム製樋が装着される型枠同士の接合面の一方に水膨張性止水材が該接合面の幅方向に沿って接着されていることが好ましく、また、前記型枠の、コンクリート打設側の面、および/または前記道路橋端部のコンクリート面に、少なくとも1条の水膨張性止水材からなる止水板が樋と平行に設置されていることが好ましい。これにより、型枠の接合面、コンクリート打設面、前記道路橋端部のコンクリート面からの漏水を防ぐことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る道路橋伸縮継手の組み立て前におけるゴム製樋の接合面を示す。図示する好適例においては、相対する一方の道路橋端部と他方の道路橋端部との継目部に設置される鉄製の型枠1が、型枠と同時に通行車両の加重を支える波形形状の遊間部を形成し、この遊間部に止水用のゴム製樋2が型枠1の接着面7にて加硫接着により設置されている。型枠1には連結のためのフランジ5が取り付けてあり、また、打設コンクリートに固定するためのアンカー11が固設されている。
【0014】
図2にゴム製樋2の断面を、伸縮継手の組立前(イ)の状態と組立後(ロ)の状態とに分けて拡大して示す。ゴム製樋2同士の接合面の一方には水膨張性止水材からなる凸部3が該接合面の長手方向に沿って形成されている。他方の接合面にはこの凸部3に嵌合し得る凹部4が形成されている。型枠1を組み立てる際に、凸部3が凹部4と嵌合するようにして、型枠1に取り付けられたフランジ5にボルト6を通してナットで締め付ける。この凸部3のゴム質は、樋2に通常使われている汎用のゴム材とは違って、水膨張性止水材をゴム製樋2と同時に加硫して樋2本体のゴムと一体化しておくことが好ましい。
【0015】
かかる水膨張性止水材としては、例えば、永久的に反発力を失わない恒久水膨張ゴム(旭電化工業(株)製、ウルトラシールKAタイプ等)を好適に使用することができる。通常のゴムであると圧縮を継続している場合にゴム弾性を失い反発力が減退してシール性を失うのに対し、かかる水膨張ゴムは水を吸収しその分ボリュームが増えるために反発力が強化され、その結果、シール性が高まり、その効果が持続するためである。よって、継目からの漏水を長期にわたり防止することができる。
【0016】
また、ゴム製樋2のゴムは鉄型枠1に工場で加硫接着して剥離等を起こさないように加工しておくことで、接触面からの漏水を完全に防止することができる。さらに、この連結でできた樋の内面の繋ぎ目8の周辺、または樋2の内側のゴム表面9の全体に組立後可撓性ウレタン樹脂等を塗布して一体化した樹脂層(塗膜層)10を形成せしめて樋2の継目(繋ぎ目8)をなくした構造とすることで、ゴム製樋同士の接合面に設けた水膨張性止水材が膨張する前でも効果的に止水を行うことができる。
【0017】
かかる繋ぎ目8の周辺部分における可撓性樹脂層の形成方法としては、直接形成法の他に、例えば、繋ぎ目8の隙間に片面接着離形紙(テープ)を貼り、その上から樹脂を塗布する方法を用いることが好ましい。片面接着離形紙とは、離形紙上に粘着剤を塗布し、その上に不織布を積層したものである。繋ぎ目8の周辺部分のみに樹脂層を形成する場合およびゴム製樋2の内側のゴム表面9全体に塗膜層10を形成する場合の継目部分の処理の流れを図3の(イ)および(ロ)に示す。
【0018】
まず、離形紙を剥がして、この片面接着離形紙20の粘着面を、繋ぎ目8にまたがるように貼りつけて隙間を塞ぎ、その後、表側の不織布面上に樹脂層10を塗布等により形成して、継目を完全に被覆する。不織布は、樹脂が馴染み易い上に強度が高いため、ゴム製樋2の継目部分等のシール材として特に好適である。樹脂層10を形成する樹脂としては、噴霧型樹脂又は塗布型樹脂を用いることができる。噴霧型樹脂を用いる場合には、片面接着離形紙の不織布面上に連続噴霧樹脂加工を行って樹脂層10を形成できる。また、塗布型樹脂を用いる場合も同様に、片面接着離形型を繋ぎ目部分に貼って、その上に樹脂層を塗布形成すればよい。なお、この場合図3(ロ)に示すようにゴム表面全体に樹脂層10を形成する際には、繋ぎ目以外の部分については工場にて前もって樹脂層10の塗布を行っておけば、現地では繋ぎ目部分の塗布作業のみで済み、施工が容易である。
【0019】
塗布型樹脂としては、例えば、現地で容易に塗布でき、樋2のゴムにも強い接着性を示す可撓性樹脂として、旭電化工業(株)製、瞬間硬化型アデカコートR−120CC−12等を好適に使用することができる。なお、樹脂層10の形成は、上述の水膨張性止水材と併用して二重の止水構造とすることが理想的ではあるが、上述の水膨張性止水材だけの処置でも十分に止水効果を達成することができる。
【0020】
凸部3および凹部4の形状や大きさは特に制限されるものではなく、例えば、図4に示すようにその断面形状を半円形としてもよく、さらには図5に示すようにその断面形状を略円形としてもよい。いずれにしても、凸部3の膨張はあらゆる方向に働くために、膨張に方向性(シール面に膨張圧が掛かる方向)を持たせることが好ましい。即ち、周囲を膨張しないゴムでガードを固め、凹部に恒久水膨張ゴムが入り込む構造とすることが好ましい。よって、凹構造では通常の汎用ゴムを使用し、凸部のみに水膨張性ゴム材を使用して、水膨張性止水材が接合面からはみ出すことのないようにすることが、止水効果をより高める上で好ましい。
【0021】
あるいはまた、図6に示すように、ゴム製樋2同士の接合面の一方に、このゴム製樋2のゴムと同じゴムからなる凸部3aを該接合面の長手方向に沿って形成し、他方の接合面にはこの凸部3aに嵌合し得る凹部4aを形成し、これら凸部3aおよび凹部4aのいずれか一方(図4では凹部4a)の接合面に塗布型水膨張性止水材17(例えば、旭電化工業(株)製、ウルトラシールP−201等)を塗布しても、ゴム製樋2同士の接合面からの漏水を良好に防ぐことができる。
【0022】
また、図7に示すように、型枠1同士の接合面の一方に水膨張性止水材17(例えば、旭電化工業(株)製、ウルトラシールKAタイプ等)を接合面の幅方向に沿って加硫接着等により接着させることにより、型枠1の接合面からの漏水を防ぐことができる。かかる水膨張性止水材17を型枠1の接合面に接着させるにあたり、その接着面を図示するように窪み状にしておくことが、水膨張性止水材17の止水効果を高める上で好ましい。
【0023】
図8は、伸縮継手を固定するコンクリートが打たれた道路橋伸縮継手の完成図である。型枠に固定されたアンカー11は既設コンクリート橋桁12に埋め込まれて固定されているアンカー13と結束させ固定され、そこにコンクリート14が打設され、伸縮継手の工事が完了する。
【0024】
図8に示す好適例においては、ゴム製樋2が装着される型枠1の、コンクリート打設側の面と、道路橋端部のコンクリート面の双方に、1条の水膨張性止水材(例えば、旭電化工業(株)製、ウルトラシール等)からなる止水板15、16が樋2と平行に設置されている。これにより、型枠のコンクリート打設面および前記道路橋端部のコンクリート面からの漏水を防ぐことができる。即ち、型枠1と打設コンクリート14との隙間からの水の浸透漏洩は、水膨張性止水材の止水板15の膨張作用により完全に止水することができる。また、同様に既設橋桁コンクリート12との間も、既設コンクリート橋桁12に取り付けられた水膨張型止水板16の膨張作用により完全に止水することができる。以上の結果、樋2の繋ぎ目は、上述の本発明に係る構造とし、また型枠1と樋2とのゴムの間は加硫接着とすることにより、何処からも漏水することのない伸縮継手を構成することができる。
【0025】
本発明においては、橋梁等の型枠1の金具とゴム製樋2との接合部は工場で加硫接着して取付け、剥離を防ぎ、このようにして形成された伸縮継手本体(型枠金具とゴム製樋のセット品)とコンクリートとの間からの漏水は上述の止水板15、16を使用することにより行うことが望ましいが、型枠1の金具に突起を付けた従来型の止水板構造でもよい。
【0026】
本発明の他の道路橋伸縮継手の一実施の形態を示す図9では、ゴム製樋2を型枠1の接着面7に加硫接着せずに、嵌込式としたものである。樋2の嵌込部の先端には、塗布型の水膨張性ゴム18が塗布され、型枠1に設けられた差込口19に差し込まれている。型枠1と嵌め込まれた樋2との間の境目には型枠1の鉄と樋2のゴムに良好な接着性を示す、例えば、ウレタン等を現地組立後塗布し、連続した可撓性樹脂層10を形成せしめることが好ましい。尚、嵌込部のゴムの一部に水膨張性ゴムを組込み一体成形したものを使用するか、または、塗布接着型の水膨張性ゴム(例えば、旭電化工業(株)製、ウルトラシールP−201等)を差込口19の型枠側に塗布するか、あるいは嵌口部の先端に塗布した後、挿入し易くするために滑剤を使用して確実に嵌め込みが行われるようにしてもよい。これらの場合においても、型枠1と樋2の境目周辺から樋2全体に鉄にもゴムにも接着性のよい可撓性樹脂10を塗布して継目をなくし連続の止水層を構築することが好ましい。
【0027】
上述のようにゴム製樋を型枠への嵌込式とする場合には、橋梁等の型枠とゴム製樋との接合部を工場内で加硫接着しておかなくとも現場でゴム製樋を容易に装着することができるので、ゴム製樋を分割せずに1本にて構成することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明の道路橋伸縮継手においては、橋の伸縮目地の完全な漏水防止が可能であり、また、施工性も良好で、現地組立でも継目のない連続的な樋を形成した場合と同様の効果が得られる。よって、完全な漏水防止ができるために、漏水、氷柱落下等での苦情がなくなる。また、氷柱等での事故防止のための巡回監視、氷柱の撤去作業も回避できる。さらに、橋梁のメンテナンス、伸縮目地部の取替え工事等も軽減できる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る道路橋伸縮継手の組み立て前におけるゴム製樋の接合面を示す斜視図である。
【図2】ゴム製樋の断面を、伸縮継手の組立前(イ)の状態と組立後(ロ)の状態とに分けて示す拡大図である。
【図3】ゴム製樋の継目部分(繋ぎ目周辺)のにおける樹脂層形成処理の流れを示す模式図である。
【図4】他のタイプのゴム製樋の断面を、伸縮継手の組立前(イ)の状態と組立後(ロ)の状態とに分けて示す拡大図である。
【図5】さらに他のタイプのゴム製樋の断面を、伸縮継手の組立前(イ)の状態と組立後(ロ)の状態とに分けて示す拡大図である。
【図6】さらに他のタイプのゴム製樋の断面を、伸縮継手の組立前(イ)の状態と組立後(ロ)の状態とに分けて示す拡大図である。
【図7】型枠の側面を、伸縮継手の組立前(イ)の状態と組立後(ロ)の状態とに分けて示す拡大断面図である。
【図8】伸縮継手を固定するコンクリートが打設された本発明の道路橋伸縮継手の断面図である。
【図9】伸縮継手を固定するコンクリートが打設された本発明の他の、道路橋伸縮継手の断面図である。
【図10】従来の道路橋伸縮継手を示す分解図である。
【図11】従来の他の道路橋伸縮継手を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 型枠
2 樋(ゴム製樋)
3,3a 凸部
4,4a 凹部
5 フランジ
6 ボルト
7 接着面
8 繋ぎ目
9 ゴム表面
10 塗膜層(連続可撓性樹脂層)
11 アンカー
12 既設コンクリート橋桁
13 アンカー
14 コンクリート
15 止水板
16 止水板
17 水膨張性止水材
18 水膨張性ゴム
19 差込口
20 離形紙

Claims (6)

  1. 分割型車両走行用道路橋の、相対する一方の道路橋端部と他方の道路橋端部との継目部に遊間部を有し、該遊間部に止水用のゴム製樋を備える道路橋伸縮継手において、
    前記ゴム製樋同士の接合面に水膨張性止水材を有し、
    前記ゴム製樋同士の、少なくとも継目周辺部分が、不織布上に樹脂層を形成した片面接着離型紙で被覆されたことを特徴とする道路橋伸縮継手。
  2. 前記ゴム製樋同士の接合面の一方に水膨張性止水材からなる凸部が該接合面の長手方向に沿って形成され、他方の接合面に該凸部に嵌合し得る凹部が形成されている請求項1記載の道路橋伸縮継手。
  3. 前記ゴム製樋同士の接合面の一方に凸部が該接合面の長手方向に沿って形成され、他方の接合面に該凸部に嵌合し得る凹部が形成され、該凸部および凹部のいずれか一方の接合面に塗布型水膨張性止水材が塗布されている請求項1記載の道路橋伸縮継手。
  4. 前記ゴム製樋が、道路橋端部の型枠に加硫接着されている請求項1〜3のうちいずれか一項記載の道路橋伸縮継手。
  5. 前記ゴム製樋が装着される型枠同士の接合面の一方に水膨張性止水材が該接合面の幅方向に沿って接着されている請求項1記載の道路橋伸縮継手。
  6. 前記ゴム製樋が装着される型枠の、コンクリート打設側の面、および/または前記道路橋端部のコンクリート面に、少なくとも1条の水膨張性止水材からなる止水板が樋と平行に設置されている請求項1記載の道路橋伸縮継手。
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