JP4951541B2 - 橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置 - Google Patents

橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置 Download PDF

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Description

本発明は、橋梁同士もしくは橋梁と橋台間の遊間上に設置される伸縮装置に関する。特に本発明は、道路橋に用いられ、分割ブロックを連結して構成される簡易鋼製縦型伸縮装置に関する。
道路橋などの継目部に使用される簡易鋼製縦型伸縮装置は、道路幅が広い場合、道路幅方向に複数のブロックに分割され、分割ブロック同士は施工現場で連結される。各分割ブロックは、一対の対向する波状形の縦板を備え、縦板同士の間には、シート状のシールゴムがU字形に撓んだ状態で架設され、シール部を構成する。
分割ブロックの連結では、シール部同士も連結されることとなるので、シール部材同士の連結部における水漏れを防止する必要がある。シール部材同士の連結部における水漏れ防止策の1つとしては、例えば連結部を構成するシール部の両端に止水壁を設け、シール部を分割ブロック毎に独立させた構成が知られている(特許文献1)。ところで伸縮装置では縦板同士の間隔が変化するので、止水壁は縦板同士の間隔の変化に対応して変形する必要がある。したがって特許文献1では、連結される分割ブロックの一方の止水壁を溝の外側に円弧状に張り出して撓ませるとともに、分割ブロックの他方の止水壁を溝の内側に円弧状に凹ませて撓ませることにより伸縮に対応させている。また、張り出した止水壁と凹ませた止水壁の面同士を密着させることにより、止水壁同士の間からの水漏れも防止している。
また、シール部材同士の連結部における水漏れ防止策の他の例としては、連結される両シール部の端面の一方に、端面全体に沿った凹部を設け、他方にこの凹部に嵌合する凸部を設けて両端面を嵌合し、これにより隣り合うブロックのシール部同士で一体的な溝を構成する方法が知られている(特許文献2)。
特開平08−284104号公報 特開2001−342606号公報
しかし、特許文献1の構成において、張り出した止水壁と凹んだ止水壁の面同士を密着させるには、張り出した止水壁の半径を凹ませた止水壁の半径よりも止水壁の厚さ分小さくする必要がある。このため密着する2つの止水壁の長さが異なることとなり、伸縮時に両止水壁が異なる挙動を示し、密着面に隙間が生じて水漏れが発生する。また、縦板間の隙間は、最大圧縮時の隙間が略0となるように設定されることが好ましいが、特許文献1の構成では、折り畳まれた2枚の止水壁の厚さ分隙間を広げる必要があり、構造設計上不利である。
また、特許文献2の構成では、シールゴムを厚くする必要があるため、伸縮時におけるシールゴムの追従性を悪化させるとともに最大圧縮時の縦板間の距離を大きくする必要があるため構造設計上やはり不利である。更に、施工時には、縦板間の間隔は使用時における通常の間隔にまで圧縮されて取り付けが行なわれるので、シールゴムは変形された状態にあり、このような状態で端面全体渡って凸部と凹部とを嵌め合わせることは極めて手間が掛かり作業効率を悪化させる。また、特許文献1、2の構成では、縦板端部同士の接合面の隙間を通した水漏れを防止することはできない。
本発明は、分割ブロックを用いた簡易鋼製縦型伸縮装置において、分割ブロックの連結を容易にするとともに連結部における止水性を向上することを目的としている。
本発明の請求項1に記載の橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置は、橋幅方向に対して複数のブロックに分割され、複数のブロックを橋幅方向に連結して使用される橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置であって、各ブロックが橋幅方向に沿って相対するように配置される一対の縦板部材と、一対の縦板部材の間に縦板部材に沿って架設されるシート部材とを備え、ブロックの連結において、シート部材同士が、シート部材の端面に自然加硫ゴムもしくは自然加硫ゴム系の接着剤を塗布して端面同士を突き合わせ接着することにより一体的に連結されることを特徴としている。
シート部材の端面において、シート部材の底部の中央部が外側に張り出しており、これにより分割ブロック連結時、底部中央部における圧接力を維持または増大し、シート部材の接着性、一体性を高めることができる。底部中央部の張り出しは、例えば最大1mm〜5mmであり、張り出しは、例えば円弧状もしくは台形状である。
縦板部材の端面はゴム層によって被覆され留ことが好ましく、ブロックの連結において、縦板部材同士が、ゴム層に自然加硫ゴムもしくは自然加硫ゴム系の接着剤を塗布してゴム層同士を突き合わせ接着することにより一体的に連結される。これにより、鋼材などからなる縦板部材の接合面を通した水漏れを防止することができる。なお、このゴム層の厚さは、0.5mm〜5mmであることが好ましい。
本発明の請求項7に記載の橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置は、橋幅方向に対して複数のブロックに分割され、複数のブロックを橋幅方向に連結して使用される橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置であって、各ブロックが橋幅方向に沿って相対するように配置される一対の縦板部材と、前記一対の縦板部材の間に前記縦板部材に沿って架設されるシート部材とを備え、ブロックの連結において、シート部材の端面同士が突き合わせられるとともに、端面において、シート部材の底部の中央部が外側に張り出したことを特徴としている。
また請求項7に記載の橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置において、縦板部材の端面はゴム層によって被覆され、ブロックの連結において縦板部材同士が、ゴム層同士を突き合わせて連結されることが好ましい。
また本発明の請求項9に記載の橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置は、橋幅方向に対して複数のブロックに分割され、複数のブロックを橋幅方向に連結して使用される橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置であって、各ブロックが橋幅方向に沿って相対するように配置される一対の縦板部材と、一対の縦板部材の間に縦板部材に沿って架設されるシート部材とを備え、縦板部材の端面がゴム層によって被覆され、ブロックの連結において、縦板部材同士がゴム層同士を突き合わせて連結されたことを特徴としている。
本発明の請求項10に記載の橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置の分割ブロックは、橋幅方向に対して複数のブロックに分割され、複数のブロックを橋幅方向に連結して使用される橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置の分割ブロックであって、橋幅方向に沿って相対するように配置される一対の縦板部材と、一対の縦板部材の間に縦板部材に沿って架設されるシート部材とを備え、縦板部材の端面がゴム層によって被覆されたことを特徴としている。
請求項10に記載の橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置の分割ブロックにおいて、シート部材の端面は、シート部材の底部の中央部において外側に張り出すことが好ましい。
本発明の請求項12に記載の橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置の分割ブロックは、橋幅方向に対して複数のブロックに分割され、複数のブロックを橋幅方向に連結して使用される橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置の分割ブロックであって、橋幅方向に沿って相対するように配置される一対の縦板部材と、一対の縦板部材の間に縦板部材に沿って架設されるシート部材とを備え、シート部材の端面が、シート部材の底部の中央部において外側に張り出したことを特徴としている。
以上のように、本発明によれば、分割ブロックを用いた簡易鋼製縦型伸縮装置において、分割ブロックの連結を容易にするとともに連結部における止水性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態である分割型の簡易鋼製縦型伸縮装置に使用される分割ブロックの平面図であり、図2は、その側面図である。また、図3は、正面図である。なお、図1〜図3は、床版の箱抜き部への設置が行われる前における1つの分割ブロックの状態を示すものである。
本実施形態の簡易鋼製縦型伸縮装置は、複数の分割ブロック10を橋幅方向に連結して構成される。分割ブロック10は主に一対の縦板部材11と、縦板部材11、11の間に架設されるシート状のゴム材などからなるシール部材12と、縦板部材11を床版に固定するため複数のアンカー部材13と、縦板部材11の各々の張出部に設けられる底板部材14とを備える。
縦板部材11は、分割ブロック10の長手方向(橋幅方向に対応)に沿って所定の形状に曲げられた鋼板から構成され、板面は鉛直に配される。本実施形態では縦板部材の板面は波状形とされ、縦板部材11、11の板面同士は所定の距離を隔てて相対して配置される。また、縦板部材11、11の間には例えばシート状のシールゴムからなるシール部材12が架設され、縦板部材11の外側の面(互いに相対する面の反対側の面)からは、アンカー部材13が分割ブロック10の長手方向に直交する方向に延出する。
アンカー部材13は、床版端部に設けられた箱抜き部に縦板部材11を固定するための部材であり、後述するように縦板部材11は、その殆どが箱抜き部端部から張り出した形で箱抜き部に固定され、張出部分の底部にはそれぞれ底板部材14が設けられる。
本実施形態において、分割ブロック10は長手方向(橋幅方向)に波形の3周期分を含む。分割ブロック10の長手方向(橋幅方向)端部は、波形の凸部および凹部の頂点に対応し、隣接する分割ブロック同士は、縦板部材11の波形の頂点に対応する位置で連結される。また分割ブロック10同士が連結される各ブロックの端面は、分割ブロック10の長手方向に対して直交し、縦板部材11、11の両端部には、各々連結用の連結金具15が設けられる。連結金具15は、アンカー部材13と同様に縦板部材11から外側に延出し、隣接する分割ブロック10同士は、例えば両ブロックの連結金具15にボルト通し、これをナットで締結することにより相互に連結・固定される。
また、図1、図2に示されるように、シール部材12は、縦板部材11、11の間に沿って縦板部材11、11の間に張設される長尺状のシート部材からなる。シール部材12の縦板部材11に沿った両側の辺部12A、12Aは、それぞれ縦板部材11、11の内側の面(互いに相対する面)に接着される。シール部材12において辺部12A、12Aの間に挟まれる領域は、縦板部材11、11に沿って略水平に張設され底部12Bを構成する。すなわち、辺部12A、12Aおよび底部12Bは、略コの字状の断面形状を有する溝を形成する。
更に架設部12Bの中央部には、長手方向に沿って下向きに窪むV字形の窪み部12Cが設けられる。窪み部12Cは縦板部材11、11間の距離が狭くなった際に、底部12Bが撓み易くするとともに、底部12Bが下向きに変形するように設けたものである。また、縦板部材11において、シール部材12の底部12Bよりも下側の領域は薄いゴム素材により被覆され、この被覆ゴムはシール部材12と一体的なものとされる。これにより、辺部12Aの縦板部材11からの剥離が抑止される。更に、縦板部材11の上部の端面も、シール部材12と一体的な薄いゴム素材により被覆され、辺部12Aと縦板部材11の接着面との間への水の浸入が防止され剥離が抑止される。
次に図4、5を参照して、本実施形態における分割ブロック10の連結部のより詳細な構成について説明する。図4は、分割ブロック10の連結部を構成する分割ブロック10の端部の部分的な拡大図であり、図1の右側端部の拡大図と、図2の中央部の拡大図に対応する。
図4に示されるように、連結部においてシート部材12の底部12Bの端部は、辺部12Aや縦板部材11の端面が配置される位置よりも外側に張り出し、張出部12Dを構成する。図4の例では、張出部12Dは辺部12Aから徐々に円弧状に張り出し、張り出し量は中央において最大値tとなる。最大の張り出し量tの値は1mm〜5mmの範囲にあり、好ましくは約2mmとされる。また、本実施形態において、連結部における縦板部材11の端面11Aは、ゴム素材によって被覆され、そのゴム被覆は0.5mm〜5mmの厚さとされる。なお端面11Aのゴム被覆は、例えばシート部材12およびシール部材12の底部12Bよりも下側の縦板部材11の内側面を被覆するゴム被覆と一体的に構成される。
次に図6〜図8を参照して、分割ブロック10を複数連結して床版箱抜き部へ固定設置する工程について説明する。図6は、分割ブロック10を床版箱抜き部に配置し、ブロック同士を連結する際の連結部の様子を示すもので、分割ブロック10の長手方向端面と連結金具15のみが示されている。
分割ブロック10は、取り付け前には、図5に示されるように縦板部材11、11の間隔が最大幅となっているため、施工時には、分割ブロック10の各々において、縦板部材11、11同士の間隔が施工後における標準値となるまで圧縮され、図示しない締結手段により一次的に固定される。
図6の圧縮状態において、分割ブロック10の連結部の端面全体A、すなわちシール部材12の端面およびゴムに被覆された縦板部材11の端面に、自然加硫ゴムもしくは自然加硫ゴム系接着剤が塗られる。自然加硫ゴムもしくは自然加硫ゴム系接着剤が端面に塗布された分割ブロック10は、同様に処理された隣接する分割ブロック10’(図8参照)とその端面が突き合わせられ、各ブロックの連結金具15にボルトとナット(図示せず)などの締結手段を取り付け、これを締めることにより分割ブロック10、10’の端面同士が圧接される。自然加硫ゴムもしくは自然加硫系接着剤が融着すると、隣接する分割ブロック10、10’同士のシール部材12が一体的に連結される。また、このとき縦板部材11の端面も融着され、縦板部材11も一体的に連結される。
分割ブロック10、10’の連結において、リジッドな縦板部材11の端部では締結手段による締め付け力はそのまま連結部の端面の圧接力となるが、可撓性を備えるシール部材12の端面では、シール部材12の底部12Bの中央に近づくにしたがって互いに圧接する力が弱くなる。
したがって、本実施形態では、シール部材12の底部12Bの中央付近における圧接力を高め、連結部における接着性を高めるために、底部12Bの中央部付近を張り出している。これにより、分割ブロック10、10’の端面同士を突き合わせたときに、両分割ブロック10、10’の底部12Bの中央部は互いに張り出しているので圧縮され、中央部において圧接力が低下することを防止できる。なお、本実施形態では、張り出し部の形状として円弧を例に挙げたが形状はこれに限られず、突き合わせ時にシール部材12の底部12Bの中央部で圧接力が十分に維持または高められ、底部12Bの接着性が十分に確保できる形状であればどのような形状でもよく、例えば台形状であってもよい。
図7、図8には床版20の端部に設けられた箱抜き部21に、分割ブロック10(10’)が連結されて固定された状態が示され、図7は側断面図であり図8は平面図である。なお、図7の左側は箱抜き部21へのコンクリート打設前の状態が示され、右側にはコンクリート打設後の状態が示される。また、図8の左側には、箱抜き部21に固定された分割ブロック10が、コンクリート打設前の状態として示され、右側には、分割ブロック10に連結された分割ブロック10’が設置された箱抜き部にコンクリートが打設された状態が示される。
箱抜き部21には、埋込鉄筋もしくはコンクリートアンカー部材22が既設され、コンクリートアンカー部材22には、橋幅方向に延在する通し筋23が溶接される。縦板部材11に設けられたアンカー部材13は、コンクリートアンカー部材22や通し筋23に溶接され、これにより分割ブロック10は床版20の箱抜き部21に固定される。連結された各分割ロックが床版20に固定されると、箱抜き部21にコンクリート24が打設される。
以上のように、本実施形態によれば、分割ブロックのシール部材を突き合わせによって一体的に連結することが可能となり、簡略な作業でシール部材を連結することが可能となる。また、シールゴム材からなるシール部材を自然加硫ゴムもしくは自然加硫ゴム系接着剤により一体的に結合することから、連結部における水漏れが防止され、高い止水性を示す分割ブロックを用いた簡易鋼製縦型伸縮装置を得ることができる。
また、本実施形態では、シール部材の底部の中央部を張り出させることで、連結部時における中央部での圧接力を高め、シール部材同士の底部の中央における接着性、一体性を高めることにより、突き合わせによる連結における止水性を更に確実なものとしている。
また、本実施形態では、鋼材からなる縦板部材の他面をゴム被覆し、縦板部材の端部も自然加硫ゴムもしくは自然加硫ゴム系接着剤により接合しているため、従来のように鋼材同士の接合面の間からの水漏れの発生を防止することができる。
本発明の一実施形態である分割型の簡易鋼製縦型伸縮装置に使用される分割ブロックの平面図である。 図1に示される分割ブロックの側面図である。 図1に示される分割ブロックの正面図である。 分割ブロック端部の部分拡大平面図である。 分割ブロック端部の部分拡大側面図である。 分割ブロックを床版箱抜き部に配置し、ブロック同士を連結する際の圧縮された連結部の様子を示す側面図である。 床版の端部に設けられた箱抜き部に、分割ブロックが連結されて固定された状態を示す側断面図である。 床版の端部に設けられた箱抜き部に、分割ブロックが連結されて固定された状態を示す平面図である。
符号の説明
10 簡易鋼製縦型伸縮装置の分割ブロック
11 縦板部材
12 シール部材
12A 辺部
12B 底部
12D 張り出し部
13 アンカー部材
14 底板部材
15 連結金具
20 床版
21 箱抜き部
22 コンクリートアンカー部材
23 通し筋
24 コンクリート

Claims (12)

  1. 橋幅方向に対して複数のブロックに分割され、前記複数のブロックを前記橋幅方向に連結して構成した橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置であって、
    前記各ブロックが前記橋幅方向に沿って相対するように配置される一対の縦板部材と、 前記一対の縦板部材の間に前記縦板部材に沿って架設されるシート部材とを備え、
    前記ブロックの連結において、前記シート部材同士が、前記シート部材の端面に自然加硫ゴムもしくは自然加硫ゴム系の接着剤を塗布して前記端面同士を突き合わせ接着することにより一体的に連結され
    前記シート部材が相対する前記縦板部材の面にそれぞれ接着される辺部と、前記辺部の下辺同士の間に張設される底部から構成され、
    前記シート部材の前記端面において、前記シート部材の底部のみが前記縦板部材の端面よりも外側に張り出した
    ことを特徴とする橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置。
  2. 前記底部中央部の前記縦板部材の端面を基準とした前記橋幅方向への張り出しが最大1mm〜5mmであることを特徴とする請求項1に記載の橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置。
  3. 前記張り出しが、円弧状もしくは台形状であることを特徴とする請求項2に記載の橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置。
  4. 前記縦板部材の端面がゴム層によって被覆され、前記ブロックの連結において、前記縦板部材同士が、前記ゴム層に自然加硫ゴムもしくは自然加硫ゴム系の接着剤を塗布して前記ゴム層同士を突き合わせ接着することにより一体的に連結されることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置。
  5. 前記ゴム層の厚さが、0.5mm〜5mmであることを特徴とする請求項4に記載の橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置。
  6. 橋幅方向に対して複数のブロックに分割され、前記複数のブロックを前記橋幅方向に連結して構成した橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置であって、
    前記各ブロックが前記橋幅方向に沿って相対するように配置される一対の縦板部材と、 前記一対の縦板部材の間に前記縦板部材に沿って架設されるシート部材とを備え、
    前記シート部材が相対する前記縦板部材の面にそれぞれ接着される辺部と、前記辺部の下辺同士の間に張設される底部から構成され、
    前記ブロックの連結において、前記シート部材の端面同士が突き合わせられるとともに、前記端面において、前記シート部材の底部のみが前記縦板部材の端面よりも外側に張り出した
    ことを特徴とする橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置。
  7. 前記縦板部材の端面がゴム層によって被覆され、前記ブロックの連結において前記縦板部材同士が、前記ゴム層同士を突き合わせて連結されることを特徴とする請求項6に記載の橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置。
  8. 橋幅方向に対して複数のブロックに分割され、前記複数のブロックを前記橋幅方向に連結して構成した橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置であって、
    前記各ブロックが前記橋幅方向に沿って相対するように配置される一対の縦板部材と、 前記一対の縦板部材の間に前記縦板部材に沿って架設されるシート部材とを備え、
    前記縦板部材の端面がゴム層によって被覆され、前記ブロックの連結において、前記縦板部材同士が、前記ゴム層同士を突き合わせて連結される
    ことを特徴とする橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置。
  9. 橋幅方向に対して複数のブロックに分割され、前記複数のブロックを前記橋幅方向に連結して使用される橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置の分割ブロックであって、
    前記橋幅方向に沿って相対するように配置される一対の縦板部材と、
    前記一対の縦板部材の間に前記縦板部材に沿って架設されるシート部材とを備え、
    前記縦板部材の端面がゴム層によって被覆された
    ことを特徴とする橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置の分割ブロック。
  10. 前記シート部材が相対する前記縦板部材の面にそれぞれ接着される辺部と、前記辺部の下辺同士の間に張設される底部から構成され、前記シート部材の端面が、前記シート部材の底部のみが前記縦板部材の端面よりも外側に張り出したことを特徴とする請求項9に記載の橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置の分割ブロック。
  11. 橋幅方向に対して複数のブロックに分割され、前記複数のブロックを前記橋幅方向に連結して使用される橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置の分割ブロックであって、
    前記橋幅方向に沿って相対するように配置される一対の縦板部材と、
    前記一対の縦板部材の間に前記縦板部材に沿って架設されるシート部材とを備え、
    前記シート部材が相対する前記縦板部材の面にそれぞれ接着される辺部と、前記辺部の下辺同士の間に張設される底部から構成され、
    前記シート部材の端面において、前記シート部材の底部のみが前記縦板部材の端面よりも外側に張り出した
    ことを特徴とする橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置の分割ブロック。
  12. 連結された前記分割ブロックの前記張り出し同士が圧接されることを特徴とした請求項1〜請求項8の何れか一項に記載の橋梁用簡易鋼製縦型伸縮装置。
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