JP4361563B2 - 桑黄茸抽出物の製造方法、その製造方法による桑黄茸抽出物及びこれを含む食品組成物 - Google Patents

桑黄茸抽出物の製造方法、その製造方法による桑黄茸抽出物及びこれを含む食品組成物 Download PDF

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Description

本発明は抗酸化能に優れた桑黄茸(Phellinus linteus)抽出物の製造方法、前記製造方法による桑黄茸抽出物及びこれを含む食品組成物に関するものである。
桑黄茸とは、高山地帯に生息している山桑の古木で自生する繁殖力の弱い、非常に稀少な菌類の多年生茸で、木質泥(桑黄)と言う。最近まで桑黄茸は主に薬剤として利用されてきたが、韓国の食品医薬品安全庁により食品としての使用が許可されて以来、食品への活用用途に関心が高まっている。
桑黄茸は免疫能、抗がん効果など多様な薬理機能が科学的に立証され、健康食品及び医薬品の開発素材として多くの注目を集めている。また最近、機能性に対する関心が増大していることもあり、医薬品形態の機能性のみを追求するよりは、味と機能性とをあわせ持つ医薬健康食品(nutraceuticals)への要求がさらに高まりつつある。しかし、これまで食品への適用は極めて少なかったのが現状で、飲料として活用するためのいくつかの研究だけが行なわれてきた。このような例として、茸菌を摂取可能な色々な天然物基質の材料に接種した後培養し、摂取可能な機能性飲料に開発するための試みがあったが、大衆性に欠けている上、食味が考慮されず、商品化には多くの困難があった。また、前述の試みは桑黄茸自体ではなく茸菌糸体を活用するものなので、桑黄茸(子実体)の消費には貢献できない状況にある。従って、桑黄茸の消費を促し、消費者が簡単に活用できる食品の開発が求められている。
また、桑黄茸はそれ自体を食用するには困難な点が多く、抽出して使用する場合にも従来の技術は12時間以上の長時間抽出を必要とし、時間、エネルギー、労働力の面で不便な点が多かった。従って、桑黄茸を色々な食品用途に活用するためには、より効率的に桑黄茸抽出物を抽出できる方法が切実に要求されている。
このような問題点を解決するために、本発明は抗酸化能の高い桑黄茸抽出物を効率的に製造する方法を提供することにその目的がある。
前述の目的を達成するために、本発明は桑黄茸を乾燥、粉砕して桑黄茸粉末を得る段階と、前記桑黄茸粉末の重量対比で10倍ないし15倍の水を加える段階と、100℃の温度で5時間桑黄茸抽出物を抽出する段階と、を含むことを特徴とする桑黄茸抽出物の製造方法を提供する。
また、本発明は、桑黄茸を乾燥、粉砕して桑黄茸粉末を得る段階と、前記桑黄茸粉末の重量対比で10倍ないし15倍の水を加える段階と、15lbs(1kg/cm)の加圧下で121℃の沸点で、1時間桑黄茸抽出物を抽出する段階と、を含むことを特徴とする桑黄茸抽出物の製造方法を提供する。
さらに、本発明は、桑黄茸を乾燥、粉砕して桑黄茸粉末を得る段階と、前記桑黄茸粉末の重量対比で10倍ないし15倍の50〜75%エタノール水溶液またはメタノール水溶液を加える段階と、60℃の温度で5時間桑黄茸抽出物を抽出する段階と、を含むことを特徴とする桑黄茸抽出物の製造方法を提供する。
この際、本発明に係る桑黄茸抽出物の製造方法において、前述の乾燥、粉砕段階で桑黄茸を20メッシュに粉砕することが好ましい。
さらに、本発明は前述の製造方法で得られた桑黄茸抽出物及びこれを含む食品組成物を提供する。
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
まず、本発明は、桑黄茸を乾燥、粉砕して桑黄茸粉末を得る段階と、i)桑黄茸粉末の重量対比で10倍ないし15倍の水を加え、100℃の温度で5時間桑黄茸抽出物を抽出する段階;またはii)桑黄茸粉末の重量対比で10倍ないし15倍の水を加え、15lbs(1kg/cm)の加圧下で121℃の沸点で、1時間桑黄茸抽出物を抽出する段階;またはiii)桑黄茸粉末の重量対比で10倍ないし15倍の50〜75%エタノール水溶液またはメタノール水溶液を加え、60℃の温度で5時間桑黄茸抽出物を抽出する段階とを含む、桑黄茸抽出物の製造方法を提供する。
前述の方法において、抽出溶媒の量が桑黄茸粉末の重量比15倍を超える場合は、抽出される可溶性固形分量(Brix%)が少なくなり、抗酸化能もまた低くなる。このため、15倍以下の抽出溶媒を使用することが好ましい。
また、抽出時間において、5時間までは抽出物の抗酸化能が徐々に高くなる反面、5時間を超えて抽出した抽出物は、5時間抽出した抽出物と抗酸化能に差がほとんどない。このため、5時間抽出することが最も経済的かつ効率的である。圧力を加えて抽出する場合は、1時間抽出した抽出物の抗酸化能が最も高い。
また、前述の加圧抽出時、桑黄茸が有している一部有害微生物に対する滅菌効果をもたらすことができる。メタノールあるいはエタノールを抽出溶媒として利用する場合は、水を抽出溶媒として使用する場合に比べ、抗酸化能が1.5〜2倍高い抽出液を製造できる。
さらに、本発明は前記桑黄茸抽出物の製造方法で抽出された桑黄茸抽出物を提供し、さらに前記桑黄茸抽出物を含有する食品組成物を提供する。本発明によると、前記抽出物を必要な添加剤と一定比率で均一混合することで、用途に合う適合した食品組成物を提供できる。本発明により得られた前記桑黄茸抽出液を含む食品組成物は、飲料、茶類、麺類、菓子、製パン、飴及びガム類など多様な食品に利用できる。このような食品組成物は、本発明に係る桑黄茸抽出物を既存の前記食品組成物の製造方法にさらに添加して製造することができる。
特に、本発明は前記の製造方法で抽出された桑黄茸抽出物を含む麺類組成物を提供する。前記麺類はそうめん(vermicelli)またはラーメンなどを含む。この場合、前記桑黄茸抽出物は同一過程を3回繰り返して製造することが好ましい。また、桑黄茸抽出物を含有する麺類の製造時、桑黄茸抽出物を捏ね水として使用することが好ましい。
前述の麺類のうち、そうめんの組成物は、好ましくは小麦粉とジャガイモ澱粉とを80〜90:10〜20で混合した澱粉原料、塩(澱粉原料対比、w/w)1.5〜1.9%、アルカリ剤(NaCO:KCO=1:1、澱粉原料対比、w/w)0.15〜0.19%及び前記桑黄茸抽出物(澱粉原料対比、v/w)32〜36%を含むことができる。このように桑黄茸抽出物を含有するそうめん組成物で製造したそうめんの場合、張力が強く、調理時水分吸収率と体積増加率が低く、伸びにくいそうめんとなる。
前述の麺類のうち、ラーメンの組成物は、好ましくは小麦粉:ジャガイモ澱粉:酢酸澱粉を80〜86:9〜13:5〜7で混合した澱粉原料、塩(澱粉原料対比、w/w)1.00〜1.42%、アルカリ剤(NaCO:KCO=2:8、澱粉原料対比、w/w)0.14〜0.18%及び前記桑黄茸抽出物(澱粉原料対比、v/w)33〜37%を含むことができる。一般にラーメンはその製造過程において油揚げするのが通常であるが、本発明に係る桑黄茸抽出物を含有するラーメン組成物で製造したラーメンの場合は、油揚げしても桑黄茸の有する抗酸化能により油脂の酸敗が抑制できる。
したがって、本発明に係る桑黄茸抽出物を含有する食品組成物から容易に抗がん及び抗酸化能に優れた桑黄茸抽出物を摂取できると期待される。
以下、実施例及び試験例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例及び試験例に限定されるものではない。
実施例1
桑黄茸抽出物の製造
桑黄茸抽出物の製造(1)
桑黄茸5kgを乾燥した後、ミキサーで20メッシュに粉末化した。桑黄茸の粉末に水75Lを加え、100℃で5時間加熱抽出し、ろ過した。同じ過程を3回繰り返して桑黄茸抽出物を得た。
桑黄茸抽出物の製造(2)
桑黄茸5kgを乾燥した後、ミキサーで20メッシュに粉末化した。桑黄茸の粉末に水75Lを加え、15lbs(1kg/cm)の圧力を加えて沸点が121℃になるようにして1時間抽出し、ろ過した。同一過程を3回繰り返して桑黄茸抽出物を得た。
桑黄茸抽出物の製造(3)
桑黄茸5kgを乾燥した後、ミキサーで20メッシュに粉末化した。桑黄茸粉末にエタノール(50%)を75L添加して100℃で5時間加熱抽出し、ろ過した。同一過程を3回繰り返して桑黄茸抽出物を得た。
試験例1
桑黄茸熱水抽出時の可溶性固形分量(Brix%)の変化
桑黄茸の熱水抽出時、加水量による可溶性固形分量(Brix%)の変化を0〜20時間の抽出時間の変化によって測定した。そして測定結果を図1に示す。
その結果、図1で見られるように、桑黄茸の熱水抽出時の可溶性固形分量(Brix%)は、2時間から徐々に増加し始め、20時間まで増加する傾向にあったが、桑黄茸粉末の重量比で加水量15倍以下と20倍以上の場合、2時間から固形分含有量に差が見られた。従って、熱水抽出時の加水量は15倍までが桑黄茸抽出の最適加水量であることを確認することができた。
試験例2
桑黄茸抽出物の抗酸化能の測定
桑黄茸抽出物の抗酸化能を測定するため、抗酸化能の指標の一つである電子供与能を次のような方法で測定した。
桑黄茸抽出物試料1gに75%のメタノールを入れて恒温水槽でかき混ぜながら抽出し、ろ過液を得た。次いで、ろ過液2mlに1.6667×10−4MのDPPH(1、1−diphenyl−2−picryl hydrazyl)溶液0.5mlを添加し暗室で30分間反応させた後、517nmで吸光度を測定した。次の数学式1により対照群に対する吸光度の減少の程度から電子供与能を計算した。
前記結果は表1に示すと共に、図2にも図解した。
前記表1及び図2で見られるように、DPPHに対する電子供与能で示される抗酸化能(DPPHラジカル消去能実験)は、加水量10倍及び15倍、5時間の熱水抽出時、約60%の電子供与能を示し、加水量10倍及び15倍、20時間の水抽出時と大きな差は見られかった。また、20倍以上の加水量の場合、20時間までの50%以下の電子供与能を示した。
加圧熱水抽出時の桑黄茸抽出物の抗酸化能は図3に示している。図3で見られるように電子供与能は抽出1時間後に最も高く、加水量が高いほど電子供与能は低くなった。有機溶媒(エタノール50%、75%、メタノール50%、75%)を利用した抽出液の抗酸化能は、表2に示すように、すべて88%水準の電子供与能となった。
従って、前記試験結果から、本発明の抽出方法が桑黄茸抽出の最適条件であることを確認することができた。
実施例2
熱水抽出物を利用した桑黄茸そうめんの製造
製造レシピ:澱粉原料としての小麦粉90+ジャガイモ澱粉10、塩(澱粉原料対比、w/w)1.7%、アルカリ剤(NaCO:KCO=1:1、澱粉原料対比、w/w)0.17%、桑黄茸抽出液(澱粉原料対比、v/w)34%
製造方法:小麦粉、ジャガイモ澱粉、塩、アルカリ剤を5分間混合し、実施例1で得た熱水抽出物を徐々に加えて15分間混合した。丸く固めて麺ローラを通過させ、0.8cm厚さに麺帯を作った後、厚さが少しずつ薄くなるように調節しつつ、圧延ローラを15〜20回通過させて2mmの厚さに調節した。その後、2.0mm×1.2mmの麺線(四角形)規格に切り出した。
比較例1
桑黄茸粉末を利用したそうめんの製造
桑黄茸粉末を小麦粉に一部代替してそうめんを製造した。製造方法は実施例2と同様で、レシピは次の通りである。
製造レシピ:澱粉原料としての小麦粉88+ジャガイモ澱粉10+桑黄茸粉末2、塩(澱粉原料対比、w/w)1.7%、アルカリ剤(NaCO:KCO=1:1、澱粉原料対比、w/w)0.17%、水(澱粉原料対比、v/w)34%
比較例2
実施例2に比べて熱水抽出物を50%だけ使用した桑黄茸そうめんの製造
製造方法は実施例2と同様で、レシピは次の通りである。
製造レシピ:澱粉原料としての小麦粉90+ジャガイモ澱粉10、塩(澱粉原料対比、w/w)1.7%、アルカリ剤(NaCO:KCO=1:1、澱粉原料対比、w/w)0.17%、桑黄茸抽出液(澱粉原料対比、v/w)17%、水(澱粉原料対比、v/w)17%
実施例3
熱水抽出物を利用した桑黄茸ラーメンの製造
製造レシピ:澱粉原料としての小麦粉83+ジャガイモ澱粉11+酢酸澱粉6、塩(澱粉原料対比、w/w)1.22%、アルカリ剤(NaCO:KCO=2:8、澱粉原料対比、w/w)0.16%、桑黄茸抽出物(澱粉原料対比、v/w)35%
製造方法:小麦粉、澱粉、塩、アルカリ剤を5分間混合し、実施例1で得た熱水抽出物を徐々に加えて15分間混合した。丸く固めて麺ローラを通過させ、2cm厚さに麺帯を作った後、圧延7段ローラを通過させ1.8mm×1.2mm麺線(環状)規格に切り出した。直ちに100℃で150秒間蒸煮した後、蒸煮麺130gを直ちにパーム油で143〜145℃、90秒間で揚げた。
比較例3
実施例3に比べて熱水抽出物を50%だけ使用した桑黄茸ラーメンの製造
製造方法は実施例3と同様で、レシピは次の通りである。
製造レシピ:澱粉原料としての小麦粉83+ジャガイモ澱粉11+酢酸澱粉6、塩(澱粉原料対比、w/w)1.22%、アルカリ剤(NaCO:KCO=2:8、澱粉原料対比、w/w)0.16%、桑黄茸抽出物(澱粉原料対比、v/w)17.5%、水(澱粉原料対比、v/w)17.5%
試験例3
桑黄茸の熱水抽出物を利用したそうめん生麺の品質特性
機械的に麺類の質感を測定するための質感分析機(Texture analyser TA−XT2、イギリス)のXtradプログラムを利用し、張力測定にスパゲティ引張グリップ(spaghetti tensile grips)を利用して、麺線一本を両側のグリップに掛けた後、グリップを引っ張って切られる力(g)を測定した。TPAテストは8gの麺を円筒状セル(H5×D5)に入れて、直径2.5cmのプローブ(SMS P/25)で圧着した時、示される値を測定した。
色度は色差計(Color spectrophotometer、Macbeth Color−eye3100、米国)で測定し、ハンター(Hunter)方式であるL、a、b値で表示した。Lは明度(100=白(white)、0=黒(black))、aは赤色度(−=緑(green)、+=赤(red))、b:黄色度(−=青(blue)、+=黄(yellow))をそれぞれ表す。
前記実験結果で見られるように、桑黄茸粉末を添加した比較例1の生麺は、張力や硬度、弾性などが低いため、切れ易く、質感の悪いことが分かった。その反面に、桑黄茸の熱水抽出液で捏ねた実施例2の生麺は、桑黄茸無添加群、粉末を添加した比較例1及び熱水抽出物を50%だけ使用した比較例2に比べ、相対的に張力と弾性が高いのでコシがあり、付着性は低いなど、優れた製麺特性を示した。よって、麺線は、桑黄茸を使用しない群や、桑黄茸粉を加えた比較例1、桑黄茸の熱水抽出物を50%用いた比較例2に比べ、容易に外の麺線に付着しなかった。
試験例4
桑黄茸の熱水抽出物を利用したそうめんの調理後の品質特性
前記試験例3と同様の方法で調理麺の品質特性を調査した。結果を表4に示す。
調理麺の調理条件は、生麺50gを100mlの煮沸水に入れて10分間ゆでた後、冷水で30秒間冷却した。3分間水切りをし、調理麺表面の水分が除去された後、体積、水分吸収率、物性などを測定した。
前記実験結果で見られるように、桑黄茸粉末を添加した比較例1の調理麺は、桑黄茸無添加群に比べ、水分吸収率が高いので調理時に伸びやすく、汁の濁度が高いので汁が濁り、張力と硬度・弾性などが低いので切れ易く、質感の悪いことが分かった。その反面に、桑黄茸の熱水抽出液で捏ねた実施例2の調理麺は、桑黄茸無添加群、粉末を添加した比較例1及び熱水抽出物を50%だけ使用した比較例2に比べ、相対的に張力と弾性が高いのでコシがあり、調理時水分吸収率と体積増加率が低いので伸びにくくなるなど、優れた製麺特性を示した。
試験例5
桑黄茸の熱水抽出物を利用したそうめんの官能的特性
そうめんの官能検査は嗜好度を評価することにより行なった。そのために、麺をゆでた後の麺線自体に対する嗜好度と汁に入れた後の嗜好度とをそれぞれ評価した。この際、色、香味、組織感(質感)、味などの官能的特性を9点採点法で評価した。(9点採点法:9とても良い、7良い、5普通、3悪い、1とても悪い)
捏ね水を100%桑黄茸の熱水抽出液に代替した実施例2の場合、全体的な嗜好度において6.0程度の点数を得ており、特に組織感、味で桑黄茸無添加群や比較例1及び比較例2より優れることが分かった。また、汁に添加した後の調理麺の官能的特性も対照群より優れることが分かった。
試験例6
桑黄茸の熱水抽出物を利用したラーメンの官能的特性
試験例5と同様の方法でラーメンの官能的特性を調査した。
桑黄茸そうめんの製造を通じて粉末添加時には麺帯形成及び製麺性が悪いことを把握したので、ラーメンの場合は抽出液のみを添加して桑黄茸ラーメンを製造した。捏ね水を100%桑黄茸抽出液に代替した実施例3のゆでたラーメンが全体的な嗜好度で5.0以上の点数を取っており、特に組織感、味で桑黄茸無添加群や熱水抽出物を50%だけ使用した比較例3に比べて優れることが分かった。汁に添加した後の調理ラーメンの官能的特性は、実施例3及び比較例3ともに無添加群より優れていることがわかった。
試験例7
桑黄茸の抽出液添加ラーメンの抗酸化能(DPPHによる電子供与能)
抗酸化能の指標の一つである電子供与能を測定し、ラーメンの機能性を評価した。試験例2と同様の方法で吸光度を測定し、電子供与能を計算した。
前記表7で見られるように、桑黄茸の熱水抽出液を捏ね水として100%利用したラーメンは、無添加ラーメンや50%だけ使用した比較例3に比べ、抗酸化能が116%以上高くなった。このような結果から、桑黄茸の抽出液100%を捏ね水に代替して油揚げラーメンを製造する際、油揚げラーメンの脂肪酸敗を遅延させることが分かった。
実施例4
桑黄茸抽出物を含有する飲料
前記実施例1で製造した桑黄茸抽出物1−15質量%に、クエン酸0.01−2質量%、ビタミンC0.1−1質量%、蜂蜜1−5質量%、甘草抽出物0.5−3質量%、スパイス0.05−0.2質量%を秤量して混合した。精製水を最終量が100質量%になるように加え容器に充填し、桑黄茸抽出物を含有する飲料を製造した。
実施例5
桑黄茸抽出物を含有する飴
水飴30−55質量%、黒砂糖20−40質量%及び精製水5−10質量%を混合し、120℃で15分間煮沸する。その後、前記実施例1で製造した桑黄茸抽出物1−15質量%とスパイス0.01−0.05質量%とを添加して混合した後、150℃で10分間再加熱して飴液を製造する。製造された飴液を型に注いで急冷、凝固させ、桑黄茸抽出物を含有する飴を製造した。
以上のように、本発明によると、抗酸化能の高い桑黄茸抽出物を短時間で効率的に製造することができる。また、本発明は前述の製造方法で抽出した桑黄茸抽出物を含有する食品組成物を提供することで、生活の中で比較的容易に抗がん効果及び抗酸化能のある桑黄茸抽出物の摂取が可能になる。加えてこのような桑黄茸抽出物を含有する食品組成物は、製品の酸化が遅延され、特にラーメンなどのような油揚げ麺や油脂の含まれた麺類、菓子類などの場合は、油脂の酸敗を抑制することができる。
本発明の好ましい態様は、例示のために開示されたに過ぎず、当業者であれば、添付の特許請求の範囲に記載された本発明の範囲及び精神から離れることなく種々の改変、追加、置き換えが可能であることを認識しうるであろう。
桑黄茸の熱水抽出時、加熱時間及び加水量による可溶性固形分量の変化を示す図面である。 桑黄茸の熱水抽出時、加熱時間及び加水量による抗酸化能を表す指標であるDDPHによる電子供与能(EDA−%)を示す図面である。 桑黄茸の熱水抽出時、加圧加熱による場合の抗酸化能を表す指標であるDDPHによる電子供与能(EDA−%)を示す図面である。

Claims (6)

  1. 桑黄茸抽出物32〜37%(澱粉原料対比、v/w)を捏ね水として使用することを特徴とする桑黄茸抽出物を含む麺類の製造方法。
  2. 桑黄茸抽出物が、桑黄茸を乾燥して20メッシュ(mesh)に粉砕した桑黄茸粉末に、その重量対比で10倍ないし15倍の水を加え、100℃の温度で5時間抽出する方法もしくは前記桑黄茸粉末にその重量対比で10倍ないし15倍の水を加え、圧力を加えて沸点が121℃になるようにして1時間抽出する方法により得たものである請求項1に記載の桑黄茸抽出物を含む麺類の製造方法。
  3. 桑黄茸抽出物が、桑黄茸を乾燥して20メッシュ(mesh)に粉砕した桑黄茸粉末に、その重量対比で10倍ないし15倍の50〜75%エタノール水溶液またはメタノール水溶液を加え、60℃の温度で5時間抽出する方法により得たものである請求項1記載の桑黄茸抽出物を含む麺類の製造方法。
  4. 麺類は、そうめんまたはラーメンである請求項1ないし請求項3の何れかの項に記載の桑黄茸抽出物を含む麺類の製造方法。
  5. 麺類が、小麦粉とジャガイモ澱粉を80〜90:10〜20で混合した澱粉原料、塩(澱粉原料対比、w/w)1.5〜1.9%、アルカリ剤(NaCO:KCO=1:1、澱粉原料対比、w/w)0.15〜0.19%に、桑黄茸抽出液(澱粉原料対比、v/w)32〜36%を捏ね水として入れて捏ねることにより得られたそうめんである請求項4に記載の桑黄茸抽出物を含む麺類の製造方法。
  6. 麺類が、小麦粉:ジャガイモ澱粉:酢酸澱粉を80〜86:9〜13:5〜7で混合した澱粉原料、塩(澱粉原料対比、w/w)1.00〜1.42%、アルカリ剤(NaCO:KCO=2:8、澱粉原料対比、w/w)0.14〜0.18%に、桑黄茸抽出液(澱粉原料対比、v/w)33〜37%を捏ね水として入れて捏ねることにより麺を製造した後、蒸煮し、パーム油中で揚げることにより得られたラーメンである請求項4に記載の桑黄茸抽出物を含む麺類の製造方法。
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