JP4356276B2 - 画像形成システムにおけるメンテナンス方法、および当該画像形成システムにおける画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成システムにおけるメンテナンス方法および当該画像形成システムにおけるプリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、オフィスでは、複数のクライアント装置と複数のプリンタとをLAN(Local Area Network)に接続し、各クライアントが各プリンタを共有するシステムを導入しているところが多い。
また、従来のプリンタは、通常、メンテナンスとして操作パネルからのキー入力操作により画像品質を診断するためにテストプリントを出力したり、画像濃度や色合いなどを調整したりすること等ができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなシステムに接続されている各プリンタについて、例えばサービスマンが画像品質を診断するためテストプリントさせようとすれば、そのサービスマンは、個々のプリンタについてその出力のためのキー入力操作を行っていかなければならず、プリンタの台数が多いと、それだけで大変な手間がかかってしまう。また、当該システムの管理者からの希望により各プリンタについて、例えば画像濃度を通常よりも薄くする調整を行うような場合も、個々のプリンタについて調整をしていかねばならず、上記同様の手間が発生してしまう。
【0004】
本発明は、上述のような問題点に鑑みてなされたものであって、プリンタなどの画像形成装置がLANなどのネットワークを介して複数接続されてなる画像形成システムにおける画像形成装置をメンテナンスする場合に、サービスマン等の手間を極力少なくできるメンテナンス方法およびその画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、第1と第2の画像形成装置がネットワークを介して接続される画像形成システムにおけるメンテナンス方法であって、第1の画像形成装置において、メンテナンス担当者からのメンテナンスのための操作入力を受け付ける受付ステップと、受け付けた操作入力の内容に基づいて第1の画像形成装置に対するメンテナンスを実行する第1の実行ステップと、受け付けた操作入力の内容に基づくメンテナンスと同じ内容のメンテナンスを実行すべきことを示す命令を生成する生成ステップと、生成された命令を第2の画像形成装置に送信する送信ステップと、第2の画像形成装置において、第1の画像形成装置から送られて来る命令を受信すると、その命令に基づいて第1の画像形成装置と同じメンテナンスを実行する第2の実行ステップと、を含むことを特徴とする。
【0006】
また、前記第2の実行ステップは、当該メンテナンスを、画像形成装置が待機状態にあるときに実行することを特徴とする。
さらに、前記第2の実行ステップは、当該メンテナンスを、当該メンテナンスと関連する処理を行っていないときに実行することを特徴とする。
また、前記送信ステップは、第2の画像形成装置が送信先として設定された場合に、生成された命令を第2の画像形成装置に送信することを特徴とする。
【0007】
さらに、第1の画像形成装置における、今回とそれよりも前に行われたメンテナンスにおける各メンテナンス担当者の能力を取得する取得ステップと、今回のメンテナンス担当者の方が他の担当者よりも能力が高いか否かを判断する判断ステップと、を含み、前記送信ステップは、今回のメンテナンス担当者の方が能力が高いと判断された場合に、当該命令を第2の画像形成装置に送信することを特徴とする。
【0008】
本発明は、管理装置と第1と第2の画像形成装置とがネットワークを介して接続される画像形成システムにおけるメンテナンス方法であって、第1の画像形成装置において、メンテナンス担当者からのメンテナンスのための操作入力を受け付ける受付ステップと、受け付けた操作入力の内容に基づいて第1の画像形成装置に対するメンテナンスを実行する第1の実行ステップと、受け付けた操作入力の内容に基づくメンテナンスと同じ内容のメンテナンスを実行すべきことを示す命令を生成する生成ステップと、生成された命令を管理装置に送信する送信ステップと、管理装置において、第1の画像形成装置からの命令を受信すると、それを第2の画像形成装置に転送する転送ステップと、第2の画像形成装置において、管理装置からの命令を受信すると、その命令に基づいて第1の画像形成装置と同じメンテナンスを実行する第2の実行ステップと、を含むことを特徴とする。
【0009】
また、第1の画像形成装置において、メンテナンス担当者を識別するための操作者識別情報の入力を受け付ける識別情報受付ステップと、当該操作者識別情報を管理装置に送信する識別情報送信ステップと、前記第2の画像形成装置において、管理装置から送られて来る操作者識別情報の内容を出力する出力ステップとを、含み、前記転送ステップは、第1の画像形成装置からの命令に加えて操作者識別情報を第2の画像形成装置に転送することを特徴とする。
【0010】
さらに、管理装置において、第1および第2の画像形成装置における各メンテナンス担当者の能力を取得する取得ステップと、いずれの担当者の能力が高いかを判断する判断ステップと、を含み、前記転送ステップは、第1の画像形成装置におけるメンテナンス担当者の方が能力が高いと判断された場合に、当該命令を第2の画像形成装置に転送することを特徴とする。
【0011】
また、管理装置において、第1の画像形成装置におけるメンテナンス担当者の能力を取得する取得ステップと、その担当者の能力が所定のレベルよりも高いか否かを判断する判断ステップと、を含み、前記転送ステップは、その担当者の能力が所定のレベルよりも高いと判断された場合に、当該命令を第2の画像形成装置に転送することを特徴とする。
【0012】
本発明は、複数の画像形成装置がネットワークを介して接続されてなる画像形成システムにおける画像形成装置であって、メンテナンス担当者からのメンテナンスのための操作入力を受け付ける受付手段と、受け付けた内容に基づいてメンテナンスを実行する第1の実行手段と、受け付けた内容に基づくメンテナンスと同じ内容のメンテナンスを実行すべきことを示す命令を生成する生成手段と、生成された命令を他の画像形成装置に送信する送信手段と、他のいずれかの画像形成装置から送られて来る命令を受信すると、その内容に基づいてその画像形成装置と同じメンテナンスを実行する第2の実行手段と、を備えることを特徴とする。
また、自装置における、今回とそれよりも前に行われたメンテナンスにおける各メンテナンス担当者の能力を取得する取得手段と、今回のメンテナンス担当者の方が他の担当者よりも能力が高いか否かを判断する判断手段と、を備え、前記送信手段は、今回のメンテナンス担当者の方が能力が高いと判断された場合に、当該命令を前記他の画像形成装置に送信することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像形成装置としてプリンタを例にしたときの実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明に係るプリンタを含むシステム10の構成を示す図である。
【0014】
同図に示すように、このシステム10は、クライアント装置としてのPC(パーソナルコンピュータ)11、12と、プリンタ1、2、3とがネットワーク、ここではLAN(Local Area Network)5に接続されて構成されている。
プリンタ1は、公知の電子写真方式により、PC11もしくはPC12から送られて来る画像データに基づいて画像を形成する装置であり、この構成は、プリンタ2、3についても同様である。以下、プリンタ、PCの構成について説明するが、プリンタ1〜3は同じ構成なので、ここでは、プリンタ1について説明し、プリンタ2、3の説明を省略する。また、PC11と12は同じ構成なので、ここではPC11について説明し、PC12の説明を省略するものとする。なお、同図では、LAN5に3台のプリンタが接続されている例を示しているが、本発明はこれに限られず複数のプリンタが接続されていればよい。
【0015】
図2は、プリンタ1のハード構成例を示す図である。
同図に示すように、プリンタ1は、制御部20、操作パネル25、インターフェース(I/F)部26、画像メモリ27および画像形成部28を備える。
制御部20は、CPU21、ROM22、ワークエリアを提供するRAM23およびEEPROM24を備える。
【0016】
ROM22は、後述のスクリプト処理等のプログラムを格納しており、CPU21は、ROM22から各種プログラムを読み出して実行し、プリンタ1の画像形成動作全体を制御する。EEPROM24は、不揮発性メモリであって、後述の装置識別番号を格納する。
操作パネル25は、メンテナンスとしての診断調整を行うためのモードに移行するときに用いられるキー等を備える。
【0017】
I/F部26は、LAN5と接続するためのインターフェースであり、PC11等から送られて来る画像データをLAN5を介して受信し、それを画像メモリ27に格納させる。
画像形成部28は、CPU21からの指示を受けると、画像メモリ27から画像データを読み出して、プリントヘッド(不図示)により感光体ドラム(不図示)を露光走査する。そして、露光走査により感光体ドラム上に形成された静電潜像をトナーで現像し、そのトナー像を用紙上に転写することにより用紙上に画像を再現する。
【0018】
なお、画像形成部28は、用紙上に画像を定着させるための定着器(不図示)を備えており、プリンタ1は、この定着器の温度を定着時における定着温度に維持する待機状態から、定着温度よりも低い温度に維持して節電を図る、いわゆる節電状態に自動的に移行する機能を有している。ここでは、待機状態において印刷処理等の処理が予め設定された「節電移行時間」を経過するまでに行われないときに節電モードに移行するようになっている。
【0019】
図3は、操作パネル25の構成を示す図である。
同図に示すように、操作パネル25は、モードセレクトキー251、ストップキー252およびディスプレイ253を備えている。
モードセレクトキー251は、診断調整モードに移行するためのキーである。
ディスプレイ253は、LCDの表示画面上にタッチパネルを備えた表示装置である。
【0020】
CPU21は、モードセレクトキー251が押下されるごとに、プリンタ1を、プリントモード(通常の画像形成動作を行うモード)と診断調整モード(診断調整を行うモード)に切り換え、そしてディスプレイ253にそのモードに対応する画面を表示させる。
図4は、診断調整モードに入ったときに、ディスプレイ253に表示されるメニュー画面の例を示した図であり、「テストプリント」などの実行可能な各種診断調整項目がキー表示されるようになっている。メンテナンス担当者としてのサービスマンは、その内から実行したい項目、例えば「テストプリント」であれば、「テストプリント」キー254を指などでタッチすれば、その項目を実行することができる。CPU21は、「テストプリント」キー254が押下されると、所定の画像診断用のテストパターンを用紙上に印刷して出力する処理(テストプリント)を実行する。
【0021】
また、「転写電圧設定」キー256が押下されると、転写電圧の設定入力を受付ける画面を表示させ、サービスマンにより電圧値が設定されると、現在転写電圧値としてEEPROM24に記憶されている値をその設定された電圧値に書換えると共に、それ以降に印刷動作するときの転写工程ではその電圧値に基づいて転写が行われるように制御する。他の項目も同様であり、押下によりその内容を実行する。
【0022】
図3に戻って、ストップキー252は、実行中の、例えばテストプリントなどを停止させるために用いられる。
図5は、PC11のハード構成を示す図である。
同図に示すように、PC11は、CPU111、ROM112、各種ワークエリアを提供するRAM113、ハードディスクからなる固定記憶装置114およびインターフェース(I/F)部115を備えている。ROM112には、文書編集等のアプリケーションプログラムやプリンタドライバなどが格納されており、CPU111はそのプログラム等を実行する。I/F部115は、LAN5と接続するためのインターフェースであり、作成された文書などの画像データをプリンタ1等に送信する。
【0023】
図6は、プリンタ1の制御部20のCPU21が実行する処理の内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、CPU21は、電源が投入されると、RAM23を初期化すると共に各種レジスタの設定などの初期設定を行い(ステップS1)、プリンタ1をプリントモードに設定するモード初期化処理を行う(ステップS2)。
【0024】
そして、内蔵する内部タイマをスタートさせ(ステップS3)、操作パネル25のディスプレイ253の表示画面を制御する表示処理を実行する(ステップS4)。
続いて、操作パネル25のモードセレクトキー251等のキー入力およびディスプレイ253上のタッチパネルからの入力を受け付けるキー入力処理を行う(ステップS5)。なお、CPU21は、診断調整モードにおいてキー入力された内容(どのキーが押下されたかを示す情報。以下、「操作情報」という。)を一時的にRAM23の操作バッファに保存するようにしており、その内容は、ステップS6のスクリプト処理において読み出される。また、モードセレクトキー251が押下されることにより診断調整モードに入った場合には、そのことを示すスクリプト生成要求フラグをオンし、一方プリントモードに戻ると、そのフラグをオフするようにしている。
【0025】
そして、スクリプト処理を実行する(ステップS6)。この処理の詳細については、後述する。
CPU21は、スクリプト処理の後、ステップS5のキー入力処理で受け付けた内容に基づいて動作制御を行う。例えば、「テストプリント」キー254が押下された場合にテストプリントを実行する。また、PC11等から画像データを受信した場合には、その画像データに基づく画像形成動作を実行するなどの制御を行うシステム制御処理を実行する(ステップS7)。その後、その他の処理を行い(ステップS8)、内部タイマがカウントアップすると(ステップS9で「Y」)、ステップS3に戻って、ステップS3〜S9までの処理を繰り返し行う。
【0026】
図7は、ステップS6のスクリプト処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、スクリプト処理は、スクリプト生成処理(ステップS61)、スクリプト送信処理(ステップS62)およびスクリプト実行処理(ステップS63)を順次行うものである。
【0027】
ここで、スクリプト生成処理は、診断調整モードにおいてサービスマンによりキー入力された内容に基づく処理を実行すべきことを示す命令、例えば「テストプリント」キー254が押下された場合には、テストプリントという処理を実行すべきことを示す命令(以下、この命令が記述されたものを「スクリプト」という。)を生成する処理である。
【0028】
スクリプト送信処理は、生成されたスクリプトを指定された宛先に送信する処理である。
スクリプト実行処理は、他のプリンタから送られてきたスクリプトを受信して、そのスクリプトに示された内容を実行するものである。具体的には、例えばテストプリントの実行という内容が記述されていれば、「テストプリント」キー254が押下されたときに実行すべき処理、すなわちテストプリントを実行する。なお、スクリプト生成処理によりスクリプトが生成されるのは、診断調整モードの各項目の内、他のプリンタでも同じ処理を実行すべき項目に限られており、ここでは例えば「テストプリント」「動作確認」「ROMバージョン表示」「センサチェック」「転写電圧設定」「エレメントデータ表示」がスクリプト生成対象項目になる。
【0029】
以下、各処理の内容について説明していく。
図8は、ステップS61のスクリプト生成処理の内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、CPU21は、スクリプト生成要求があるか否かを判断する(ステップS611)。この判断は、上記スクリプト生成要求フラグがオンであるか、オフであるかにより行われる。すなわち、このフラグがオンされていれば診断調整モードであり、スクリプト生成要求があると判断する。一方、このフラグがオフされていればプリントモードであり、スクリプト生成要求がないと判断する。
【0030】
スクリプト生成要求があると判断した場合には(ステップS611で「Y」)、RAM23にスクリプト生成対象項目についての操作情報が格納されているか否かを判断する(ステップS612)。
操作情報が格納されていることを判断すると(ステップS612で「Y」)、その内容を示すスクリプトを生成する(ステップS613)。例えば、ステップS5のキー入力処理において、「テストプリント」キー254の入力を受け付けた場合には、操作バッファにテストプリントキーが押下されたことを示す内容が保存されているので、CPU21は、ステップS613において操作バッファからその内容を読み出して、テストプリントの実行命令を示すスクリプトを生成する。
【0031】
そして、生成したスクリプトをRAM23内に設けられたスクリプト保持用バッファに書き込んで保存すると共に(ステップS614)、スクリプトが保存されていることを示すスクリプト生成済みフラグをオンにして(ステップS615)、メインルーチンにリターンする。
このスクリプト生成処理は、スクリプト生成要求がある間、ルーチンが一巡するごとに繰り返し行われ、例えば、テストプリントが実行された後、続いて「転写電圧設定」キー256による転写電圧値の設定入力を受け付けた場合には、ステップS613、S614において、「転写電圧値を入力された値に書換えることを示す命令(転写電圧値の書換え命令)」が、上記スクリプト保持用バッファ内における「テストプリントの実行命令」が記述されている行の次の行に書き込まれる。
【0032】
すなわち、スクリプト生成要求がある間、キー入力を受け付けるごとに、当該スクリプト保持用バッファには、サービスマンによる操作内容に基づく命令が順に書き加えられていくことになる。このように、実際のメンテナンスで操作した内容に基づいてメンテナンスの診断調整や設定の手順がスクリプトとして生成されていく。したがって、サービスマンは、診断調整項目作業ごとにスクリプト作成用に特別の入力をすることなく、メンテナンス作業を続行できる。なお、サービスマンによりモードが診断調整モードからプリントモードに切り換えられると、上記したようにスクリプト要求フラグをオフするので、スクリプト生成要求がないと判断して(ステップS611で「N」)、スクリプトの生成を行わない。
【0033】
図9は、ステップS62のスクリプト送信処理の内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、まずスクリプト生成済みであるか否かを判断する(ステップS621)。この判断は、上記スクリプト生成済みフラグがオンであるかオフであるかを確認することにより行われる。
【0034】
ここで、スクリプト生成済みフラグがオンであると判断すると(ステップS621で「Y」)、スクリプト生成要求がある状態か、ない状態かを判断する(ステップS622)。この判断は、上記スクリプト要求フラグがオンされているか、オフされているかを確認することにより行われる。スクリプト要求フラグがオンされている、すなわち診断調整モードに入っていると判断した場合には(ステップS622で「N」)、現在診断調整を行っている段階であり、まだスクリプトの生成が終わっていないとして、メインルーチンにリターンする。
【0035】
一方、スクリプト要求フラグがオフされている、すなわちプリントモードに入っていると判断した場合には(ステップS622で「Y」)、スクリプトの生成が終わったと判断して、ステップS623に移る。
ステップS623では、生成されたスクリプトの送信先が設定されているか否かを判断する。この送信先の設定は、診断調整モードの「システム設定」キー255が押下されたときの設定メニュー(不図示)において行われ、その内容はEEPROM24に保存されるようになっており、ここでは、予めプリンタ2、3が送信先として設定されているものとする。送信先が設定されていると判断すると(ステップS623で「Y」)、ステップS624に移る。
【0036】
ステップS624では、ディスプレイ253にスクリプト送信許可画面を表示させる。
図10は、スクリプト送信許可画面の例を示す図である。同図に示すように、この画面は、スクリプトを生成した旨および設定されている送信先に当該スクリプトを送信してもよいか否かをサービスマンに問い合わせるための画面であり、「OK」キー2531と「NG」キー2532が合わせて表示される。CPU21は、サービスマンにより「OK」キー2531が押下されると、送信の許可を示す送信許可フラグをオンし、「NG」キー2532が押下されると、送信禁止を示す送信禁止フラグをオンする。なお、いずれのキーも押下されていない状態では、送信許可フラグおよび送信禁止フラグを双方共オフにしている。
【0037】
図9に戻って、ステップS625では、送信許可もしくは禁止の指示があったか否かを判断する。この判断は、送信許可フラグがオンされている、送信禁止フラグがオンされている、もしくは両フラグがオフされている、のいずれの状態であるかを確認することにより行われる。ここで、両フラグがオフされている状態では、サービスマンによりまだ「OK」キー2531と「NG」キー2532のいずれも押下されていないことになるので、送信許可/禁止の指示がないと判断して(ステップS625で「N」)、メインルーチンにリターンする。この場合、ルーチンが一巡して、ステップS5のキー入力処理において、例えば「OK」キー2531が押下された場合には、ステップS625で「Y」と判断すると共に、送信が許可されたと判断して(ステップS626で「Y」)、そのスクリプトを設定された宛先(ここでは、プリンタ2と3)に順次送信し(ステップS627)、ステップS628に移る。
【0038】
一方、例えば「NG」キー2532が押下された場合には、送信が禁止されたと判断して(ステップS626で「N」)、ステップS627のスクリプト送信処理に代えて、生成したスクリプトを廃棄(削除)する処理を行って(ステップS629)、ステップS628に移る。
ステップS628では、スクリプト生成済みフラグをオフすると共に送信許可フラグおよび送信禁止フラグをオフにした後、メインルーチンにリターンする。
【0039】
一方、ステップS623において、送信先が設定されていない場合には、送信できないので、ステップS629に移って、生成されたスクリプトを廃棄する。
なお、上記では、スクリプトの送信をサービスマンが許可した場合にだけ行うようにしたが、例えば送信先が設定されていればサービスマンの許可を得ずに自動的に当該スクリプトを送信する構成にすることもできる。このようにすれば、スクリプト送信許可画面において送信を許可するかしないかを入力する必要がなくなり、その分サービスマンの手間が少なくなる。
【0040】
また、スクリプト送信許可画面に送信先として表示されたプリンタ群の中から送信したいプリンタを選択する構成とすることもできる。さらに、スクリプト送信時に送信先を設定する構成としてもよい。
図11は、ステップS63のスクリプト実行処理の内容を示すフローチャートであり、この処理は、上記したようにスクリプトを受信した場合において実行される処理である。ここでは、例えばプリンタ2からスクリプトが送られてきた場合を例にとって説明することにする。
【0041】
同図に示すように、CPU21は、受信済みのスクリプトがあるか否かを判断する(ステップS631)。本実施の形態では、スクリプトを受信すると、それをEEPROM24内の所定の格納領域に保存するようにしており、ここにスクリプトが保存されているか否かで受信済みのスクリプトがあるか否かを判断する。
【0042】
受信済みのスクリプトがないと判断すると(ステップS631で「N」)、そのままメインルーチンにリターンする。
受信済みのスクリプトがあると判断すると(ステップS631で「Y」)、スクリプトに記述されている内容を確認し(ステップS632)、その処理を実行可能であるか否かを判断する(ステップS633)。例えば、テストプリントの実行命令を示す内容が記述されていた場合、テストプリントに関連する処理としての印刷処理が可能な状態であれば、テストプリントを直ちに実行できると判断して(ステップS633で「Y」)、ステップS634に移る。
【0043】
一方、現在、印刷処理中であればテストプリントを直ちに実行することが出来ないことから、実行できないと判断して(ステップS633で「N」)、メインルーチンにリターンする。この場合、ルーチンが一巡して、実行可能な状態になったと判断すると(ステップS633で「Y」)、ステップS634に移ることになる。このようにスクリプトの内容と関連する処理が現在なされており、そのスクリプトに基づいて実行すべき処理が実行できない状態にあるときには当該処理を実行させないようにすれば、現在実行中の別の処理が中断されるいったことがなくなる。
【0044】
ステップS634では、装置が待機中であるか否かを判断する。例えば、節電状態にあるような場合(待機中でない場合)には(ステップS634で「N」)、直ちに印刷処理を行えないと判断し、そのままメインルーチンにリターンする。このように待機中でない場合に処理を行わないようしたのは次の理由による。すなわち、例えば定着器の温度が定着温度よりも低い状態で強制的にテストプリントを行うと、定着不良のため印刷されるテストパターンの画質劣化が生じてしまい、テストプリントの用をなさなくなるからである。
【0045】
一方、待機状態にあると判断すると(ステップS634で「Y」)、受信したスクリプトに記述されている内容をメンテナンスとして自動実行して(ステップS635)、メインルーチンにリターンする。
例えば、プリンタ2から送られてきたスクリプトに「テストプリントの実行命令」に続いて「転写電圧値の書換え命令」が記述されていれば、まずテストプリントを実行する処理を行った後、現在転写電圧値としてEEPROM24に記憶されている値をその記述されている値に書換える処理を自動的に順次実行するものである。すなわち、プリンタ2で実行されたテストプリントと転写電圧設定という処理が、プリンタ1においてサービスマンのキー入力が行われなくても自動的に実行されることになる。続いて、そのスクリプトがプリンタ2からプリンタ3に送信されると、プリンタ2における処理と同じ処理が、プリンタ3において自動的に実行されることになる。
【0046】
このように本発明では、一人のサービスマンがプリンタ1〜3のメンテナンスを行う際に、例えば画質を確認するために各プリンタ1〜3においてテストプリントを実行する必要が生じた場合、そのサービスマンはそのためのキー入力操作を1台のプリンタだけに行えばよく、従来のように1台ずつ同じ入力操作を行っていかなければならない構成に比べて、その操作に要する手間および時間を省くことができるという効果がある。
【0047】
また、従来のようにプリンタ1台ずつについて診断調整を行っていく構成では、例えば実行すべき診断調整項目が多い場合、ある項目を実行し忘れてしまうこともあるが、本発明では一のプリンタで実行された処理と同じ処理が他のプリンタでも自動的に行われるので、そのような実行し忘れといったことが生じない。さらに、例えば複数の調整項目を決められた順に実行しなければならない場合、従来のような各プリンタについていちいち手入力する構成ではその順を誤ってしまうこともあったが、本発明ではそのような誤りが生ぜず、全プリンタについて適正な調整を行うことが可能となる。
【0048】
なお、上記スクリプト実行処理では、ステップS633において、受信したスクリプトに基づく処理が実行可能か否かの判断を行ったが、例えばサービスマンの作業効率を低下させないために当該処理を優先して実行させた方がよい場合もあり、そのような場合には当該判断を行わない構成にすることもできる。また、同様の理由から、ステップS634の待機中であるか否かの判断を行わない構成としてもよい。この場合には、例えば「テストプリント」などでは節電中であれば実行できないが、待機中でなくても実行できる項目、例えば「ROMバージョン表示」などが実行されることになる。
【0049】
(第2の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、一のプリンタが生成したスクリプトを他のプリンタに送信する場合の例について説明したが、本実施の形態では、PC11がシステム10の管理装置として用いられ、各プリンタは、生成したスクリプトをPC11に送信し、PC11は一のプリンタからスクリプトを受信すると、そのスクリプトをその他のプリンタに送信するという構成になっている点が第1の実施の形態と異なっている。以下、第1の実施の形態と異なる部分を中心に説明し、同じ内容についてはその説明を省略するものとする。
【0050】
1.プリンタ1の処理内容
プリンタ1の処理については、スクリプト処理の内、スクリプト送信処理が異なっている。
図12は、本実施の形態におけるスクリプト送信処理の内容を示すフローチャートである。
【0051】
同図に示すように、CPU21は、スクリプト生成済みであるか否かを判断すると共に、スクリプト生成要求がない状態であるか否かを判断する(ステップS701、S702)。これら処理は、第1の実施の形態のステップS621、S622の処理と同じである。
スクリプト生成要求がない状態であると判断すると(ステップS702で「Y」)、生成されたスクリプト、サービスマン識別情報および装置識別情報をPC11に送信する(ステップS703、S704、S705)。ここで、サービスマン識別情報は、サービスマンを識別するための番号のことである。本実施の形態では、診断調整モードに入ると、サービスマンが自身の識別番号として予め付与されている番号を入力するようにしており、その入力された番号が当該プリンタの担当サービスマンを示すサービスマン識別番号として送信される。また、装置識別情報は、プリンタを識別するための固有の識別番号(装置識別番号)として出荷時に予めEEPROM24に保存されているものである。以下、スクリプト、サービスマン識別情報および装置識別情報をまとめていうときは「スクリプト等」と省略することにする。
【0052】
CPU21は、スクリプト等の送信終了後、ステップS706においてスクリプト生成済みフラグをオフし、メインルーチンにリターンする。なお、このステップS706の処理は、上記S628の処理と同じである。
このように、本実施の形態では、スクリプト等を管理装置に送信するという構成であることから、第1の実施の形態での送信先設定確認(ステップS623)から送信許可判断(ステップS626)までの処理およびスクリプト廃棄処理(ステップS629)を行わない。
【0053】
2.PC11(管理装置)の処理内容
図13は、PC11において各プリンタからスクリプト等を受信したときに実行される処理の内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、まずPC11のCPU111は、いずれかのプリンタからスクリプト等を受信したか否かを判断する(ステップS710)。スクリプト等の受信を判断すると、そのスクリプト等がどのプリンタから送られてきたか(送信元のプリンタ)を装置識別情報を参照して判断する(ステップS711)。
【0054】
そして、受信したスクリプト等を送信元のプリンタ以外の各プリンタに転送する処理を行って(ステップS712)、ステップS710に戻る。
この場合、スクリプト等を受信した各プリンタは、上記実施の形態1と同様に、ステップS63のスクリプト実行処理においてそのスクリプトの内容に基づくメンテナンスを実行することになり、上記同様のメンテナンスの手間等を少なくできるという効果を得ることができる。
【0055】
また、本実施の形態では、スクリプト実行後、図14に示すように診断調整モードのメニュー画面の下段欄270に、その実行日271、実行された診断調整項目名272、サービスマン名273および装置識別番号274を表示させるようにしている。
診断調整項目名272は受信したスクリプトの内容から判定され、装置識別番号274は装置識別情報から判定される。
【0056】
また、サービスマン名273は、サービスマン識別情報から判定される。ここでは、PC11の固定記憶装置114内に、各プリンタ1〜3をメンテナンスする可能性がある全てのサービスマンについて、その名前と識別番号とが関連付けられたサービスマン管理テーブル(不図示)が予め記憶されており、CPU111は、サービスマン管理テーブルから、受信したサービスマン識別番号に対応するサービスマン名を読み出して表示させるものである。
【0057】
したがって、プリンタ1において、例えばスクリプト受信によるメンテナンスの自動実行がされた後に、別のサービスマンがプリンタ1をメンテナンスするべく診断調整モードのメニュー画面を表示させたとき、下段欄270に診断調整項目名272などが表示されていれば、そのサービスマンは、その項目については何らかの処理がすでに行われていることを判断できる。例えば、表示されているサービスマン名273が自身よりも経験豊富な人物であると判れば、自動実行された診断調整項目については、今回あえて確認もしくは実行する必要がないと判断することもできる。また、その逆に経験が極めて浅いサービスマンにより実行されたものであると判れば、再確認しておく必要があると判断できる。
【0058】
このように自動実行されたメンテナンスの状況を把握することができるので、メンテナンスをより適正に、そして効率よく行うことができるという効果がある。なお、ここでは実行された診断調整項目等をメニュー画面の下段欄270に表示する構成としたが、それらを出力する手段としては、例えばその内容を用紙に印刷する等の構成も考えられる。
【0059】
(第3の実施の形態)
上記実施の形態2では、管理装置としてのPC11は、一のプリンタからスクリプト等を受信すると、そのスクリプト等をその他のプリンタに転送するようにしたが、本実施の形態では、あるプリンタからスクリプト等を受信した際、そのプリンタのメンテナンスを担当したサービスマンの能力に応じてそのスクリプト等を他のプリンタに転送するか否かを決めるように構成しており、その点が第2の実施の形態と異なっている。以下、第2の実施の形態と異なる部分となるPC11の処理内容を中心に説明し、同じ内容についてはその説明を省略するものとする。
【0060】
図15は、本実施の形態のPC11における、各プリンタからスクリプト等を受信したときに実行される処理の内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、まずPC11のCPU111は、いずれかのプリンタからスクリプト等を受信したか否かを判断する(ステップS801)。以下、プリンタ2からスクリプト等が送られてきた場合を例に説明する。
【0061】
プリンタ2からのスクリプト等の受信を判断すると、そのスクリプト、サービスマン識別情報および装置識別情報を関連付けて固定記憶装置114内に設けられたスクリプト管理テーブル116に保存する(ステップS802)。
図16は、スクリプト管理テーブル116の内容を示す図である。
同図に示すように、スクリプト管理テーブル116は、発行元欄1161、担当者欄1162およびスクリプト内容欄1163からなり、発行元欄1161には、装置識別情報としてのプリンタの識別番号が、担当者欄1162にはサービスマン識別情報としてのサービスマン識別番号が、スクリプト内容欄1163にはスクリプトの内容がそれぞれ書き込まれて保存される。なお、このスクリプト管理テーブル116には、各プリンタからスクリプト等を受信する毎にそのプリンタについてのレコードが順次追加されていくようになっている。
【0062】
図15に戻って、CPU111は、受信したスクリプトの内容から、プリンタ2において今回どの診断調整項目が実行されたのかを判定し、その項目と同じ項目の診断調整が以前に行われたことがあるか否かを判断する(ステップS803)。この判断は、スクリプト管理テーブル116のスクリプト内容欄1163に書き込まれている内容を参照することで行われる。以前に同項目の診断調整が行われたプリンタがあると判断した場合には(ステップS803で「Y」)、ステップS804に移る。
【0063】
ステップS804では、プリンタ2の診断調整を行ったサービスマン(以下、「今回のサービスマン」という。)の能力と、それよりも前に他のプリンタにおいて同項目の診断調整を行ったサービスマン(以下、「別のサービスマン」という。)の能力とを取得する。ここでは、予めPC11の固定記憶装置114内に設けられた能力管理テーブル(不図示)に、プリンタ1〜3をメンテナンスする可能性がある全てのサービスマンそれぞれについて、その能力を示す数値(サービスマンとして活動している年数や実績、診断調整内容の知識度などを考慮して数値化したときの数値)がサービスマン識別番号と関連付けられて保存されている。CPU111は、今回および別のサービスマンをメンテナンス担当者欄1162を参照して特定し、各サービスマンの能力を能力管理テーブルを参照することによって取得する。
【0064】
そして、各サービスマンの能力を比較し、今回の(プリンタ2のメンテナンスを担当した)サービスマンの方が能力が高いと判断すると(ステップS805で「Y」)、プリンタ2からのスクリプト等を他の装置、すなわちプリンタ1と3に転送して(ステップS806)、ステップS801に戻る。
一方、今回のサービスマンの方が能力が低い(もしくは同一)と判断、すなわち別のサービスマンの方が能力が高い(もしくは同一)と判断した場合には(ステップS805で「N」)、当該別のサービスマンが以前に診断調整したときにそのプリンタから送られて来たスクリプトであって、現在、スクリプト管理テーブル116のスクリプト内容欄1163に書き込まれているスクリプトをプリンタ2に送信して(ステップS807)、ステップS801に移る。
【0065】
例えば、サービスマンAがプリンタ3の「転写電圧設定」を行った後に、別のサービスマンBがプリンタ2の「転写電圧設定」を行った場合では、▲1▼サービスマンBの方が能力が高いと判断すると、プリンタ2からの転写電圧値の書換え命令が記述されたスクリプトをプリンタ1、3に転送することになる。この場合、プリンタ1、3は、上記同様にPC11から当該スクリプトを受信すると、その内容に基づいて「転写電圧設定」を行うことになる。
【0066】
一方、▲1▼の例とは逆に、▲2▼サービスマンBの方が能力が低い(もしくは同一)と判断すると、プリンタ1と3には、受信したスクリプト等を転送せず、サービスマンAが前にプリンタ3で行った「転写電圧設定」により生成されたスクリプトをプリンタ2に送り返す。この場合、プリンタ2では、既にサービスマンBにより「転写電圧設定」が行われていることになるが、プリンタ2は、ステップS63のスクリプト実行処理において、PC11から当該プリンタ3で生成されたスクリプト(転写電圧値の書換え命令が記述されたもの)を受信すると、その内容に基づいて「転写電圧設定」をやり直すことになる。このように上記▲1▼▲2▼いずれの場合でも、プリンタ1、2、3は、「転写電圧設定」において同じ電圧値が設定されることになる。
【0067】
一方、同じ診断調整項目がそれまでに行われていないと判断した場合には(ステップS803で「N」)、ステップS808に移る。
ステップS808では、スクリプト等がどのプリンタから送られてきたかを判断し、ステップS809では当該プリンタ以外の他のプリンタ(上記例ではプリンタ1と3)にそのスクリプト等を送信する処理を行って、ステップS801に戻る。なお、ステップS808、S809の処理は、上記ステップS711、S712の処理内容と同じである。
【0068】
このように本実施の形態では、より能力の高いサービスマンにより行われたメンテナンス内容を示すスクリプトが各プリンタに送信され、そのサービスマンによるメンテナンスが各プリンタでも同様に行われる構成なので、各プリンタについて画像品質を高レベルに維持できるという効果を得ることができる。
なお、本実施の形態では、複数のサービスマンの能力を相対的に比較した結果に基づいて受信したスクリプト等を当該他のプリンタに転送するか否かを決定したが、例えば次のような構成にすることもできる。
【0069】
すなわち、他の装置へのスクリプトの転送を許可してもよいと考えられる能力レベルを予め所定レベルとして設定しておき、PC11は、ステップS805の処理の代わりに、メンテナンスを行ったサービスマンのレベルがその所定レベルよりも高い場合に、ステップS806に移る処理を実行する構成とすることもできる。このようにサービスマンの能力を絶対評価する構成にすれば、能力が所定レベル以上の経験豊富なサービスマンによるメンテナンスが他の装置でも同様に実行されることになる、いいかえればそれよりも低い能力のサービスマンによるメンテナンスは他の装置では絶対に実行されなくなるので、システム全体において画像品質を高いレベルに維持できるという効果を得られる。
【0070】
(第4の実施の形態)
本実施の形態では、第1の実施の形態におけるプリンタが、第3の実施の形態におけるPC11の処理(サービスマンの能力に応じてスクリプト等を転送するか否かを判断する処理)をスクリプト送信処理において実行する構成となっており、その点が第1の実施の形態と異なっている。以下、相違点を中心に説明し、同じ内容についてはその説明を省略する。なお、本実施の形態では、サービスマンは、診断調整モードに入ると自身の識別番号として予め付与されている番号を入力するようにしており、またプリンタのEEPROM24内には、上記スクリプト管理テーブル116(但し、発行元欄1161がないもの)および能力管理テーブルと同様の管理テーブルが設けられていることとする。
【0071】
図17は、本実施の形態のプリンタが実行するスクリプト送信処理の内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、この処理は、第1の実施の形態のスクリプト送信処理(図9)とほとんど同じであり、ステップS626とS627の間にステップS901とS902が挿入されている点が異なっている。このステップS901は、上記ステップS804と同じものであり、EEPROM24内に設けられた能力管理テーブルとスクリプト管理テーブル116の担当者欄1162とを参照することにより、当該プリンタにおいて今回およびそれよりも前に行われたメンテナンスを担当した各サービスマンの能力を取得するものである。
【0072】
そして、各サービスマンの内、今回のメンテナンス担当のサービスマンの能力が最も高いと判断すると(ステップS902で「Y」)、生成したスクリプトを他のプリンタに送信する(ステップS627)。一方、それよりも前に行われたメンテナンスを担当したサービスマンの方が能力が高いと判断すると(ステップS902で「N」)、そのスクリプトを廃棄して(ステップS629)、メインルーチンにリターンする。
【0073】
このように本実施の形態では、一のプリンタについて、今回のメンテナンス担当のサービスマンの方が、それよりも前に行われたメンテナンスを担当したサービスマンよりも能力が高い場合に限り、そのメンテナンス内容を示すスクリプトを他のプリンタに送信する構成にしている。したがって、上記第3の実施の形態と同様に、サービスマンのメンテナンスによる手間を従来よりも少なくできるという効果に加えて、システム全体の画像品質等を高レベルに維持できるという効果がある。
【0074】
また、他の装置へのスクリプトの送信を許可してもよいと考えられる能力レベルを予め設定しておけば、ステップS902の処理に代えて、そのレベルより高いサービスマンによりメンテナンスが行われたと判断した場合に、ステップS627に移り、そのレベル以下であると判断した場合に、ステップS629に移る処理を実行する構成とすることも可能である。
【0075】
(変形例)
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施の形態では、メンテナンスとして診断調整モードの各項目が実行された場合の例を説明したが、これに限られず、例えば上記節電移行時間の設定、印刷濃度の設定、文字画像優先にするか写真画像優先にするかの選択、セットされる用紙の種類の選択など、ユーザ等がメンテナンス担当者となってキー操作により設定もしくは選択する行為もメンテナンスとして捉えることができる。
【0076】
例えば、ユーザが節電移行時間の設定をプリンタ1において行った場合、プリンタ1がその移行時間の設定命令を記述したスクリプトを他のプリンタ2、3に送信し、当該スクリプトを受信したプリンタ2、3それぞれが、その命令に基づいて節電移行時間をプリンタ1と同一の時間に設定するようにすれば、一人のユーザが各プリンタ1台ずつについて節電移行時間の設定のためのキー入力操作を行っていくといった手間や時間を少なくできるという上記同様の効果を得られる。
【0077】
(2)上記実施の形態では、LAN5に複数のプリンタが接続されている構成例を説明したが、本発明はプリンタに限られず、複写機やスキャナなどの画像形成装置一般に適用することができる。また、同じ構成のプリンタが接続されている例を説明したが、受信したスクリプトに基づいてメンテナンスを実行できる装置であれば別の構成の装置であってもよい。
【0078】
(3)本発明は、上記プリンタ等の画像形成装置に限られず、複数の画像形成装置がLAN等のネットワークに接続されてなる画像形成システム、およびそのシステムにおける各画像形成装置が上記した処理を実行する方法であるとしてもよい。また、上記複数の画像形成装置と上記PC等からなる管理装置とがネットワークに接続されている画像形成システム、およびそのシステムにおける各画像形成装置と管理装置とが上記処理を実行する方法であるとすることもできる。さらに、その方法をコンピュータにより実現するプログラムであるとしてもよい。
【0079】
また、本発明は、前記プログラムをコンピュータで読取可能な記録媒体、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、半導体メモリなどに記録したものとしてもよい。さらに、上記の本発明のプログラムは、上記に説明した処理をコンピュータに実行させるための全てのモジュールを含んでいる必要はなく、例えば通信プログラムやOS(Operating System)に含まれるプログラムなど、別途にインストールすることができる各種汎用的なプログラムを利用して、本発明の各処理をコンピュータに実行させるようにしてもよい。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のメンテナンス方法によれば、第1の画像形成装置において、メンテナンス担当者からのメンテナンスのための操作入力を受け付ける受付ステップと、受け付けた操作入力の内容に基づいて第1の画像形成装置に対するメンテナンスを実行する第1の実行ステップと、受け付けた操作入力の内容に基づくメンテナンスと同じ内容のメンテナンスを実行すべきことを示す命令を生成する生成ステップと、生成された命令を第2の画像形成装置に送信する送信ステップと、第2の画像形成装置において、第1の画像形成装置から送られて来る命令を受信すると、その命令に基づいて第1の画像形成装置と同じメンテナンスを実行する第2の実行ステップと、を含んでいるので、一の画像形成装置で行われたメンテナンスが他の画像形成装置でも自動的に行われることになり、従来よりもキー入力の手間を少なくできると共にそれに要する時間を短縮できるという効果がある。
【0081】
また、本発明は、複数の画像形成装置がネットワークを介して接続されてなる画像形成システムにおける画像形成装置であって、メンテナンス担当者からのメンテナンスのための操作入力を受け付ける受付手段と、受け付けた内容に基づいてメンテナンスを実行する第1の実行手段と、受け付けた内容に基づくメンテナンスと同じ内容のメンテナンスを実行すべきことを示す命令を生成する生成手段と、生成された命令を他の画像形成装置に送信する送信手段と、他のいずれかの画像形成装置から送られて来る命令を受信すると、その内容に基づいてその画像形成装置と同じメンテナンスを実行する第2の実行手段と、を備えているので、一の画像形成装置で行われたメンテナンスが他の画像形成装置でも自動的に行われるようになり、従来よりもキー入力の手間を少なくできると共にそれに要する時間を短縮できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る、第1の実施の形態におけるプリンタを含むシステム10の構成を示す図である。
【図2】プリンタ1のハード構成例を示す図である。
【図3】上記プリンタ1の操作パネル25の構成を示す図である。
【図4】診断調整モードに入ったときに、操作パネル25のディスプレイ253に表示されるメニュー画面の例を示した図である。
【図5】PC11のハード構成を示す図である。
【図6】プリンタ1の制御部20のCPU21が実行する処理の内容を示すフローチャートである。
【図7】ステップS6のスクリプト処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。
【図8】ステップS61のスクリプト生成処理の内容を示すフローチャートである。
【図9】 ステップS62のスクリプト送信処理の内容を示すフローチャートである。
【図10】スクリプト送信許可画面の例を示す図である。
【図11】ステップS63のスクリプト実行処理の内容を示すフローチャートである。
【図12】第2の実施の形態におけるスクリプト送信処理の内容を示すフローチャートである。
【図13】PC11において各プリンタからスクリプト等を受信したときに実行される処理の内容を示すフローチャートである。
【図14】診断調整モードの別のメニュー画面の例を示す図である。
【図15】第3の実施の形態のPC11における、各プリンタからスクリプト等を受信したときに実行される処理の内容を示すフローチャートである。
【図16】スクリプト管理テーブル116の内容を示す図である。
【図17】第3の実施の形態のプリンタが実行するスクリプト送信処理の内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、2、3 プリンタ
5 LAN
10 システム
11、12 PC
20 制御部
21、111 CPU
22、112 ROM
23、113 RAM
24 EEPROM
25 操作パネル
114 固定記憶装置
116 スクリプト管理テーブル
251 モードセレクトキー
253 ディスプレイ
270 下段欄
272 診断調整項目名
273 サービスマン名
274 装置識別番号

Claims (11)

  1. 第1と第2の画像形成装置がネットワークを介して接続される画像形成システムにおけるメンテナンス方法であって、
    第1の画像形成装置において、メンテナンス担当者からのメンテナンスのための操作入力を受け付ける受付ステップと、
    受け付けた操作入力の内容に基づいて第1の画像形成装置に対するメンテナンスを実行する第1の実行ステップと、
    受け付けた操作入力の内容に基づくメンテナンスと同じ内容のメンテナンスを実行すべきことを示す命令を生成する生成ステップと、
    生成された命令を第2の画像形成装置に送信する送信ステップと、
    第2の画像形成装置において、第1の画像形成装置から送られて来る命令を受信すると、その命令に基づいて第1の画像形成装置と同じメンテナンスを実行する第2の実行ステップと、
    を含むことを特徴とするメンテナンス方法。
  2. 前記第2の実行ステップは、当該メンテナンスを、画像形成装置が待機状態にあるときに実行することを特徴とする請求項1に記載のメンテナンス方法。
  3. 前記第2の実行ステップは、当該メンテナンスを、当該メンテナンスと関連する処理を行っていないときに実行することを特徴とする請求項1に記載のメンテナンス方法。
  4. 前記送信ステップは、第2の画像形成装置が送信先として設定された場合に、生成された命令を第2の画像形成装置に送信することを特徴とする請求項1に記載のメンテナンス方法。
  5. 第1の画像形成装置における、今回とそれよりも前に行われたメンテナンスにおける各メンテナンス担当者の能力を取得する取得ステップと、
    今回のメンテナンス担当者の方が他の担当者よりも能力が高いか否かを判断する判断ステップと、を含み、
    前記送信ステップは、今回のメンテナンス担当者の方が能力が高いと判断された場合に、当該命令を第2の画像形成装置に送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のメンテナンス方法。
  6. 管理装置と第1と第2の画像形成装置とがネットワークを介して接続される画像形成システムにおけるメンテナンス方法であって、
    第1の画像形成装置において、メンテナンス担当者からのメンテナンスのための操作入力を受け付ける受付ステップと、
    受け付けた操作入力の内容に基づいて第1の画像形成装置に対するメンテナンスを実行する第1の実行ステップと、
    受け付けた操作入力の内容に基づくメンテナンスと同じ内容のメンテナンスを実行すべきことを示す命令を生成する生成ステップと、
    生成された命令を管理装置に送信する送信ステップと、
    管理装置において、第1の画像形成装置からの命令を受信すると、それを第2の画像形成装置に転送する転送ステップと、
    第2の画像形成装置において、管理装置からの命令を受信すると、その命令に基づいて第1の画像形成装置と同じメンテナンスを実行する第2の実行ステップと、
    を含むことを特徴とするメンテナンス方法。
  7. 第1の画像形成装置において、メンテナンス担当者を識別するための操作者識別情報の入力を受け付ける識別情報受付ステップと、
    当該操作者識別情報を管理装置に送信する識別情報送信ステップと、
    前記第2の画像形成装置において、管理装置から送られて来る操作者識別情報の内容を出力する出力ステップとを、含み、
    前記転送ステップは、第1の画像形成装置からの命令に加えて操作者識別情報を第2の画像形成装置に転送することを特徴とする請求項6に記載のメンテナンス方法。
  8. 管理装置において、第1および第2の画像形成装置における各メンテナンス担当者の能力を取得する取得ステップと、
    いずれの担当者の能力が高いかを判断する判断ステップと、を含み、
    前記転送ステップは、第1の画像形成装置におけるメンテナンス担当者の方が能力が高いと判断された場合に、当該命令を第2の画像形成装置に転送することを特徴とする請求項6に記載のメンテナンス方法。
  9. 管理装置において、第1の画像形成装置におけるメンテナンス担当者の能力を取得する取得ステップと、
    その担当者の能力が所定のレベルよりも高いか否かを判断する判断ステップと、を含み、
    前記転送ステップは、その担当者の能力が所定のレベルよりも高いと判断された場合に、当該命令を第2の画像形成装置に転送することを特徴とする請求項6に記載のメンテナンス方法。
  10. 複数の画像形成装置がネットワークを介して接続されてなる画像形成システムにおける画像形成装置であって、
    メンテナンス担当者からのメンテナンスのための操作入力を受け付ける受付手段と、
    受け付けた内容に基づいてメンテナンスを実行する第1の実行手段と、
    受け付けた内容に基づくメンテナンスと同じ内容のメンテナンスを実行すべきことを示す命令を生成する生成手段と、
    生成された命令を他の画像形成装置に送信する送信手段と、
    他のいずれかの画像形成装置から送られて来る命令を受信すると、その内容に基づいてその画像形成装置と同じメンテナンスを実行する第2の実行手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  11. 自装置における、今回とそれよりも前に行われたメンテナンスにおける各メンテナンス担当者の能力を取得する取得手段と、
    今回のメンテナンス担当者の方が他の担当者よりも能力が高いか否かを判断する判断手段と、を備え、
    前記送信手段は、
    今回のメンテナンス担当者の方が能力が高いと判断された場合に、当該命令を前記他の画像形成装置に送信することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
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