JPH05338321A - データ集計装置 - Google Patents

データ集計装置

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JPH05338321A
JPH05338321A JP4173771A JP17377192A JPH05338321A JP H05338321 A JPH05338321 A JP H05338321A JP 4173771 A JP4173771 A JP 4173771A JP 17377192 A JP17377192 A JP 17377192A JP H05338321 A JPH05338321 A JP H05338321A
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JP
Japan
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operator
time
data
human body
measurement
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JP4173771A
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English (en)
Inventor
Yutaka Hasegawa
裕 長谷川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実際に使用する場合に操作時間がかかるモー
ドや,判りにくいモード等の洗い出しが的確に行うこと
ができ,また,サービスマンのメンテナンスサービスの
一つとして,個々のユーザーのオペレータの習熟度や,
利用するモード範囲に応じて,必要とする操作方法の説
明を適切,且つ,効果的に提供する。 【構成】 オペレータの存在を検知する人体検知装置1
01と,各種データを記憶するための不揮発性RAM1
02と,時間を計測するための計測カウンタ103と,
各種キー入力及び表示を行うための操作表示部104
と,不揮発性RAM102の内容を出力するためのプリ
ンター105と,全体の制御を行うための制御部106
とを備えており,オペレータの存在が検知された場合
に,オペレータが所定の操作位置に居る時間を計測し,
計測時間を記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,複写装置,ファクシミ
リ装置等に使用されるデータ集計装置に関し,より詳細
には,操作性を向上させるためのデータを集計するデー
タ集計装置に関する。
【0002】
【従来の技術】装置本体の動作状態をデータとして集計
するデータ集計装置としては,例えば,複写装置のデー
タロギング機能を実現する装置があり,複写装置の使用
状況をメモリに記憶させておき,その内容をプリンター
等に出力したり,電話回線を利用して外部に出力するも
のが知られている。
【0003】具体的には,複写装置のコピー枚数をカウ
ントしたカウント情報や,複写装置の電源オン時間を計
数した稼働時間情報をデータとして集計し,メンテナン
ス等における情報として利用している。
【0004】一方,最近では複写装置の性能が向上し,
様々な機能を実行できるようになっている。従って,多
機能化によって便利になる反面,操作表示部に多くのキ
ーが配置される傾向があり,操作方法が複雑になってオ
ペレータが思い通りのコピーをすぐにとれなくなってき
ている。そのため,複写装置を使用したい人がモードを
設定するためだけに,長い時間を費やしてしまう場合も
起きている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
複写装置において,操作方法或いは操作モードを改善す
る場合には,設計・開発サイドにおける提案や,ユーザ
ーからの要望,或いは,アンケート調査等に基づいて,
操作性の良い操作モードの検討を行っているため,実際
に使用する場合に操作時間がかかるモードや,判りにく
いモード等の洗い出しが必ずしも充分にできないという
問題点があった。
【0006】また,個々のユーザーにおいては,オペレ
ータの習熟度や,利用するモード範囲の拡張によって,
その時々で操作時間がかかるモードや,判りにくいモー
ドが移り変わるため,サービスマンは,必ずしも適切,
且つ,効果的にオペレータに対して操作方法の説明等の
サービスを提供できないという問題点もあった。
【0007】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,実際に使用する場合に操作時間がかかるモードや,
判りにくいモード等の洗い出しが的確に行えることを第
1の目的とする。
【0008】また,本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって,サービスマンのメンテナンスサービスの一つ
として,個々のユーザーのオペレータの習熟度や,利用
するモード範囲に応じて,必要とする操作方法の説明を
適切,且つ,効果的に提供できることを第2の目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために,装置本体の動作状態をデータとして集計
するデータ集計装置において,時間を計測する計測手段
と,各種のデータを記憶するための記憶手段と,所定の
操作位置にオペレータが存在することを検知する人体検
知手段と,人体検知手段によってオペレータの存在が検
知された場合に,オペレータが所定の操作位置に居る時
間を計測手段によって計測し,計測時間を記憶手段に記
憶させる制御手段とを備えたデータ集計装置を提供する
ものである。尚,前述した構成に加えて,前記記憶手段
に記憶されている内容を出力するための出力手段を備え
ることが望ましい。
【0010】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,装置本体の動作状態をデータとして集計するデータ
集計装置において,時間を計測する計測手段と,各種の
データを記憶するための記憶手段と,所定の操作位置に
オペレータが存在することを検知する人体検知手段と,
人体検知手段によってオペレータの存在が検知された場
合に,オペレータが所定の操作位置に来てから装置本体
の動作開始を入力するまでの時間を計測手段によって計
測し,計測時間を記憶手段に記憶させる制御手段とを備
えたデータ集計装置を提供するものである。また,前述
した制御手段は,計測時間が一定時間以上の場合には,
その時に設定されたモードも同時に記憶手段に記憶させ
ることが望ましい。また,記憶手段に記憶されている内
容を出力するための出力手段を備えることが望ましい。
【0011】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,装置本体の動作状態をデータとして集計するデータ
集計装置において,各種のデータを記憶するための記憶
手段と,所定の操作位置にオペレータが存在することを
検知する人体検知手段と,人体検知手段によってオペレ
ータの存在が検知された場合に,オペレータが所定の操
作位置に居る間に操作したキーの種類及び順番を記憶手
段に記憶させる制御手段とを備えたデータ集計装置を提
供するものである。また,前述した構成に加えて,前記
記憶手段に記憶されている内容を出力するための出力手
段を備えることが望ましい。
【0012】
【作用】本発明のデータ集計装置(請求項1,2)は,
オペレータの存在が検知された場合に,オペレータが所
定の操作位置に居る時間を計測し,計測時間を記憶す
る。
【0013】また,本発明のデータ集計装置(請求項
3,4,5)は,オペレータの存在が検知された場合
に,オペレータが所定の操作位置に来てから装置本体の
動作開始を入力するまでの時間を計測し,計測時間を記
憶する。
【0014】また,本発明のデータ集計装置(請求項
6,7)は,オペレータの存在が検知された場合に,オ
ペレータが所定の操作位置に居る間に操作したキーの種
類及び順番を記憶する。
【0015】
【実施例】以下,本発明のデータ集計装置を複写装置に
適用した場合を例として,〔実施例1〕,〔実施例
2〕,〔実施例3〕の順に図面を参照して詳細に説明す
る。
【0016】〔実施例1〕図1は実施例1のデータ集計
装置の構成を示す概略ブロック図を示し,オペレータの
存在を検知する人体検知装置101と,各種データを記
憶するための不揮発性RAM102と,時間を計測する
ための計測カウンタ103と,各種キー入力及び表示を
行うための操作表示部104と,不揮発性RAM102
の内容を出力するためのプリンター105と,全体の制
御を行うための制御部106とから構成される。尚,実
施例1では,計測カウンタ103を不揮発性RAM10
2内部に設けるが特にこれに限定するものではない。ま
た,実施例1では,データ集計装置を複写装置に適用し
ているため,複写装置の操作表示部,及び,プリンター
を操作表示部104,プリンター105と兼用して利用
しており,また,制御部106も複写装置のメイン制御
部と兼用している。
【0017】図2(a),(b)は,人体検知装置10
1の配置図を示し,図において,201は複写装置本
体,202は原稿圧板,203はオペレータ,204は
人体検知装置101で使用する人体検知媒体である赤外
線ビームを示す。人体検知装置101は,図示の如く,
複写装置本体201前面側の操作表示部104上に配置
されており,人体検知媒体である赤外線ビーム204が
平均的なオペレータ203の胸のあたりに射出されるよ
うに配置されている。人体検知装置101は,オペレー
タ203に向かって距離測定用の赤外線ビーム204を
発射し,反射物体からの反射を受けて,反射物体までの
距離を測定し,その測定結果が所定の範囲にあり,且
つ,所定の時間継続して存在していることにより,オペ
レータの存在を検知するものである。
【0018】このような方式の人体検知装置101で
は,赤外線ビーム204を発光するLEDとその反射光
で位置を検知する受光素子が重要な役割を果たすので,
先ず,受光素子の構成,その後,人体検知装置101の
詳細な構成について示す。
【0019】図3は,受光素子の構成及び特性を示す説
明図である。受光素子は一次元ポジションセンサ(Posi
tion Sensitive Device 以下,PSDと記載する)を使
用する。PSD301は,共通電極302,出力30
3,出力304を持つ素子である。出力303,304
には,スポット光305が受光面306に当たる位置に
よって図示のような電流が流れる。即ち,スポット光3
05が受光面306の中央に当たっている場合には出力
303の電流I1 と出力304の電流I2 は等しく,右
にずれるとI1 <I2 となり,左にずれるとI1 >I2
となる。I1 ,I2 の増減の割合はスポット光305の
中心からのずれに比例する。従って,I2/I1 の関係
は一定の値で,スポット光305の強弱に無関係であ
る。換言すれば,電流の比を演算することにより,スポ
ット光305の位置を求めることができる。
【0020】図4は,人体検知装置101の構成を示
し,図において,401は赤外線を発光する投光LE
D,402は投光レンズ,403は受光レンズである。
人体検知装置101は,PSD301を用いてスポット
光305の位置を検出できることを利用して,発射した
赤外線ビーム204が当たる位置までの距離を三角測量
の方式で求め,距離測定の結果が予め設定した基準値a
より小さい場合にオペレータが存在すると検知する。
【0021】具体的には,投光LED401から投光さ
れた赤外線を投光レンズ402で細いビーム(赤外線ビ
ーム204)にして,検出対象であるオペレータ203
の立つ位置に向かって発射する。検出対象で反射される
スポット光は受光レンズ403でPSD301の受光面
に実像を結ぶようにする。受光面中心からのスポット光
のずれdは検出対象までの距離Lに反比例し,基線長
S,受光レンズ403とPSD301との距離fに対し
ては, f/L=d/S の関係が成り立つ。
【0022】図3に示したように,PSD301の出力
電流I1 ,I2 とには次のような関係がある。 I1 =c/2−d=c/2−fS/L ‥‥‥式 I2 =c/2−d=c/2+fS/L ‥‥‥式 従って,式,より, I2 /I1 =(cL/2+fS)/(cL/2−fS) ≒1+cfS/L となり,(I2 /I1 −1)は1/Lに比例する。ここ
で,c,F,Sは人体検知装置101固有の値を持つの
で,I2 /I1 からLを求めることができる。この方式
では,近距離ほどPSD301の長さを大きくする必要
があるが,精度は高くなり,オペレータの存在検知に適
している。
【0023】図5はオペレータの存在,非存在の判定を
示す説明図である。同図(a)に示すように,予め複写
装置本体201から所定距離以内(基準値a以内)で検
出対象までの距離が検出された場合に,オペレータが存
在する判定すると定義する。従って,オペレータの存
在,非存在の判定は,人体検知装置101による検出対
象までの検出距離と基準値aとを比較することにより,
検出距離<aならば,オペレータの存在を検知し,検出
距離<aでなければ,オペレータの非存在を検知する。
このオペレータ存在,非存在の判定は,人体検知装置1
01内に比較回路を設けることにより判定しても良い
が,実施例1では,人体検知装置101から検出距離を
制御部106へ送信し,制御部106内で同図(b)に
示すステップを実行することにより,判定するようにし
ている。
【0024】具体的には,制御部106は,人体検知装
置101から検出距離を入力すると,検出距離と基準値
aとを比較し(S501),検出距離<aならば,オペ
レータの存在を検知し,オペレータ存在FLAGに1を
設定する(S502)。一方,検出距離<aでなけれ
ば,オペレータの非存在を検知し,オペレータ存在FL
AGに0を設定する(S503)。ここでオペレータ存
在FLAGをセットするのは,オペレータ存在の情報を
種々の制御に応用するためである。
【0025】尚,詳細な説明は省略するが,複写装置本
体201を使用せずに,装置の前の通過するだけの人と
区別するため,基準値a以内にいる時間が所定時間継続
した場合にオペレータが存在すると判定するようにして
も良い。
【0026】図6は,不揮発性RAM102のメモリ配
置例を示す。不揮発性RAM102は,図示の如く,計
測時間の最大値と最小値を記憶するための最大時間用メ
モリ(DBTMAX)及び最小時間用メモリ(DBTM
IN)を持っており,更に,最新の計測時間データをN
個(ここでは,50個)記憶する計測データメモリ(D
BT01〜DBT50)を持っている。また,前述した
ように実施例1では,計測カウンタ103を不揮発性R
AM102内部に設けているため,毎回の計測時間をカ
ウントするための計測カウンタ用領域(CTTCNT)
も割り振られている。即ち,実施例1では計測カウンタ
用領域(CTTCNT)が計測カウンタ103となる。
【0027】以上の構成において,その動作を説明す
る。図7は,複写装置の全体制御を行っている制御部1
06において,10msec毎に処理される10mse
cタイマー処理サブルーチンを示す。実施例1では,オ
ペレータが複写装置の前に存在している時間の計測を,
この10msecタイマー処理サブルーチン内のタイマ
ー処理の一つとして実行している。尚,図7において
は,本発明に直接関係のない他のタイマー処理のステッ
プを省略する。
【0028】先ず,オペレータ存在FLAGが1にセッ
トさているか否かの判断を行う(S701)。オペレー
タ存在FLAGは,前述したようにオペレータが存在す
る場合に1にセットされ,オペレータが存在しない場合
に0にリセットされるフラグであり,オペレータ存在F
LAG=1の場合にはS702へ進み,オペレータ存在
FLAG=0の場合にはS706へ進む。
【0029】S702では,計測開始FLAGが1にセ
ットされているか否かの判断を行う。計測開始FLAG
は,0ならば計測カウントが開始されていないことを示
し,1ならば計測カウントを実行中であることを示す。
ここで,計測開始FLAG=0ならば,計測開始FLA
Gに1をセットし,計測カウンタ103に0をセットし
て(即ち,クリアーして),計測を開始するための準備
を行う(S703,S704)。一方,計測開始FLA
G=1ならば,計測カウンタ103を10msecカウ
ントアップさせる(S705)。
【0030】S706では,オペレータ存在FLAG=
0によってオペレータが装置の前からいなくなった時
に,計測開始FLAGが1であるか否かのチェックを行
い,計測開始FLAG=1ならば,今までオペレータが
装置の前に居る時間をカウントしていたことを示すの
で,計測カウンタ103のカウント値を不揮発性RAM
102に記憶させるためのステップ(S707〜S70
9)へ進む。一方,計測開始FLAG=0の場合には,
オペレータが装置の前にいる時間を計測するモードでは
ないので,処理を終了する。
【0031】S707〜S709では,先ず,計測を終
了させるために計測開始FLAGを0にリセットし(S
707),次に,図6に示したように不揮発性RAM1
02内の計測データメモリ(DBT01〜50)の内容
を,DBT49→DBT50,DBT48→DBT4
9,‥‥‥,DBT01→DBT02のように1つずつ
シフトさせて(S708),最新の内容(計測カウンタ
103のカウント値)をDBT01に登録する(S70
9)。
【0032】続いて,今回計測した時間が,今までの最
大時間よりも大きいかどうかの判断を行う(S71
0)。これは最大時間を記憶させるためのステップであ
り,計測カウンタ103と最大時間用メモリとを比較
し,計測カウンタ>最大時間用メモリならば,計測カウ
ンタ103の内容を最大時間用メモリに登録する(S7
11)。
【0033】一方,計測カウンタ≦最大時間用メモリな
らば,今回計測した時間が,今までの最小時間よりも小
さいかどうかの判断を行う(S712)。これは最小時
間を記憶させるためのステップであり,計測カウンタ1
03と最小時間用メモリとを比較し,計測カウンタ<最
小時間用メモリならば,計測カウンタ103の内容を最
大時間用メモリに登録し(S713),計測カウンタ≧
最小時間用メモリならば,処理を終了する。
【0034】尚,詳細な説明を省略するが,このように
して不揮発性RAM102内に記憶された計測データ
(DBT01〜50の内容)は,操作表示部104を介
して所定のプリントモードを指定することにより,プリ
ンター105を介して出力することができる。
【0035】前述したように実施例1のデータ集計装置
によれば,オペレータが複写装置の前に居る時間を計測
して,その時間をメモリに記憶させておくため,その時
間を後からチェックすることによってコピー枚数と複写
装置の前に居る時間との関係から,その複写装置の使用
上の問題(なかなかコピーが行えない等)を予測するこ
とができ,ユーザーに対して操作機能の指導を行う必要
があるか否か等の判断を迅速に行うことができる。ま
た,複写装置の使用状況等を判断して,次機種への展開
を図ることができる。
【0036】〔実施例2〕実施例2のデータ集計装置
は,オペレータの存在が検知された場合に,オペレータ
が所定の操作位置に来てから複写装置本体の動作開始を
入力するまでの時間を計測し,計測時間を記憶するもの
である。尚,実施例2の構成は,不揮発性RAM102
のメモリ構成のみが異なる以外は,実施例1と同様のた
め説明及び図示を省略する。
【0037】図8は,実施例2の不揮発性RAM102
のメモリ配置例を示す。不揮発性RAM102は,図示
の如く,計測時間の最大値と最小値を記憶するための最
大時間用メモリ(DBTMAX)及び最小時間用メモリ
(DBTMIN)を持っており,更に,最新の計測時間
データをN個(ここでは,50個)記憶する計測データ
メモリ(DBT01〜DBT50)を持っている。ま
た,計測カウンタ103を不揮発性RAM102内部に
設けているため,毎回の計測時間をカウントするための
計測カウンタ用領域(CTTCNT)も割り振られてい
る。即ち,計測カウンタ用領域(CTTCNT)が計測
カウンタ103となる。
【0038】また,計測時間が一定時間以上の場合にそ
のときの設定モードを記憶するための設定モードバッフ
ァがM個(ここでは,DBMODE01〜DBMODE
10の10個)設けられている。
【0039】以上の構成において,その動作を説明す
る。図9は,複写装置の全体制御を行っている制御部1
06において,10msec毎に処理される10mse
cタイマー処理サブルーチンを示し,基本的には図7の
フローチャートと同様であり,同一の処理を行うステッ
プは同一の符号で記載してある。
【0040】また,実施例2では,オペレータが所定の
操作位置に来てから複写装置本体の動作開始を入力する
までの時間を計測し,計測時間を記憶するため,以下の
条件によって処理を実行する。 複写装置が待機モードで,且つ,オペレータが存在
する場合,時間の計測を行う。 複写装置がコピーモードで,且つ,オペレータが存
在し,且つ,時間の計測中の場合,計測を終了して計測
時間を記憶する。
【0041】従って,図9のフローチャートでは,待機
モードであるか否かを判断するステップ(S901)
と,コピーモードであるか否かを判断するステップ(S
903)が追加されている。また,計測時間が一定時間
以上の場合にそのときの設定モードを記憶するためのス
テップ(S905,S906)が追加されている。
【0042】先ず,複写装置が待機モードあるか否か判
断し(S901),待機モードで,且つ,オペレータ存
在FLAG=1の場合,S702〜705の処理を実行
する。換言すれば,複写装置が待機モードで,且つ,オ
ペレータが存在する場合,時間の計測を行う。一方,待
機モードで,且つ,オペレータ存在FLAG=0の場合
には,計測開始FLAGを0にリセットする(S90
2)。
【0043】また,複写装置がコピーモードで,且つ,
オペレータ存在FLAG=1で,且つ,計測開始FLA
G=1の場合(S903,S904,S706),S7
07〜S713の処理を実行する。換言すれば,複写装
置がコピーモードで,且つ,オペレータが存在し,且
つ,時間の計測中の場合,計測を終了して計測時間を記
憶する。続いて,計測時間が予め設定した設定時間以上
であるか否か判断し(S905),計測カウンタ103
のカウント値>設定時間ならば,その時の複写装置の設
定モードを設定モードバッファに記憶する(S90
6)。この時,設定モードバッファには,対応する計測
時間のデータも同時に記憶される。
【0044】一方,複写装置がコピーモードで,且つ,
オペレータ存在FLAG=1で,且つ,計測開始FLA
G=1でない場合には,オペレータ存在FLAG=1な
らばそのまま処理を終了し,オペレータ存在FLAG=
0の場合には,計測開始FLAGを0にクリアーして処
理を終了する(S907,S908)。
【0045】尚,詳細な説明を省略するが,このように
して不揮発性RAM102内に記憶された計測データ
(DBT01〜50の内容)及び設定モード(DBMO
DE01〜10の内容)は,操作表示部104を介して
所定のプリントモードを指定することにより,プリンタ
ー105を介して出力することができる。
【0046】前述したように実施例2によれば,オペレ
ータが装置の前にきてから実際にコピーを開始するまで
に要した時間を計測しているので,後からその時間をチ
ェックすることによりコピーモードの設定にどのくらい
の時間がかかっているかが判り,その装置の使用上の問
題(実行したいコピーモードの設定ができない等)を予
測することができ,ユーザーに対して操作機能の指導を
行う必要があるか否か等の判断を迅速に行うことができ
る。また,複写装置の使用状況等を判断して,次機種へ
の展開を図ることができる。更に,そのときのコピーモ
ードも併せて記憶しているので,どの様なモードの場
合,設定に時間がかかるかが判るため,ユーザー指導に
おいて要点を絞った適切な指導を行うことができる。
【0047】〔実施例3〕実施例3のデータ集計装置
は,オペレータの存在が検知された場合に,オペレータ
が所定の操作位置に居る間に操作したキーの種類及び順
番を記憶するものである。尚,実施例3の構成は,図1
の構成から計測カウンタ103を省き,不揮発性RAM
102のメモリ構成が異なる以外は,実施例1と同様の
ため説明及び図示を省略する。
【0048】図10は,実施例3の不揮発性RAM10
2のメモリ配置例を示す。不揮発性RAM102は,図
示の如く,オペレータの入力したキーを操作順次に記憶
する操作バッファと,コピー開始が入力された場合に,
それまで入力された操作バッファの内容を記憶する登録
バッファとから構成される。尚,登録バッファの数は不
揮発性RAM102の余裕度に応じて多く取れば良く,
その分だけ情報を多く集計することができる。
【0049】以上の構成において,その動作を説明す
る。図11は,オペレータのキー入力の順番を記憶する
入力キーチェック処理のフローチャートを示す。先ず,
複写装置が待機モードで,且つ,オペレータ存在FLA
G=1で,且つ,操作開始FLAG=1の場合(S11
01〜S1103で全てYesの場合),キー入力があ
るか否か判断し(S1104),キー入力があれば,入
力キーの種類を入力ポインタで示された操作バッファの
位置へ記憶させ,入力ポインタに1を加算する(S11
05,S1106)。ここで,操作開始FLAGは,待
機モードの時にオペレータの存在が確認された時に設定
されるフラグであり,オペレータが非存在の場合,或い
は,コピーが開始された場合に0にクリアーされるフラ
グである。
【0050】一方,複写装置が待機モードで,且つ,オ
ペレータ存在FLAG=1で,且つ,操作開始FLAG
=0の場合(S1101,S1102がYes,S11
03がNoの場合),操作開始FLAGに1を設定し,
入力ポインタを操作バッファの先頭の位置に設定する
(S1107,S1108)。
【0051】また,複写装置が待機モードで,且つ,オ
ペレータ存在FLAG=0の場合には,操作開始FLA
Gが0にクリアーされる(S1101,S1102,S
1109)。
【0052】また,複写装置が待機モードでなく,且
つ,コピーモードの場合(S1101でNo,S111
0でYesの場合)には,オペレータ存在FLAG=1
で,且つ,操作開始FLAG=1であるか否か判断し
(S1111,S1112),条件を満足すれば,操作
開始FLAGを0にクリアーし,操作バッファの内容を
登録バッファに移動させて,記憶させる(S1113,
S1114)。
【0053】尚,詳細な説明を省略するが,このように
して不揮発性RAM102内に記憶された入力キーの順
番(登録バッファの内容)は,操作表示部104を介し
て所定のプリントモードを指定することにより,プリン
ター105を介して出力することができる。
【0054】前述したように実施例3によれば,オペレ
ータが装置の前にきてから実際にコピーを開始するまで
に行ったキー操作を記憶しているので,後からそのデー
タをチェックすることによりオペレータ(ユーザー)の
装置の使用状況が明確となり,その装置の使用上の問題
(実行したいコピーモードの設定ができない等)を予測
することができ,ユーザーに対して操作機能の指導を行
う必要があるか否か等の判断を迅速に行うことができ
る。また,複写装置の使用状況等を判断して,次機種へ
の展開を図ることができる。
【0055】尚,前述した実施例1〜実施例3では,デ
ータ集計装置を複写装置に適用した場合を例としたが,
特にこれに限定するものではなく,他の装置に適用可能
であるのは勿論である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明のデータ集計
装置は,時間を計測する計測手段と,各種のデータを記
憶するための記憶手段と,所定の操作位置にオペレータ
が存在することを検知する人体検知手段と,人体検知手
段によってオペレータの存在が検知された場合に,オペ
レータが所定の操作位置に居る時間を計測手段によって
計測し,計測時間を記憶手段に記憶させる制御手段とを
備えたため,実際に使用する場合に操作時間がかかるモ
ードや,判りにくいモード等の洗い出しが的確に行え,
また,サービスマンのメンテナンスサービスの一つとし
て,個々のユーザーのオペレータの習熟度や,利用する
モード範囲に応じて,必要とする操作方法の説明を適
切,且つ,効果的に提供することができる。
【0057】また,本発明のデータ集計装置は,時間を
計測する計測手段と,各種のデータを記憶するための記
憶手段と,所定の操作位置にオペレータが存在すること
を検知する人体検知手段と,人体検知手段によってオペ
レータの存在が検知された場合に,オペレータが所定の
操作位置に来てから装置本体の動作開始を入力するまで
の時間を計測手段によって計測し,計測時間を記憶手段
に記憶させる制御手段とを備えたため,実際に使用する
場合に操作時間がかかるモードや,判りにくいモード等
の洗い出しが的確に行え,また,サービスマンのメンテ
ナンスサービスの一つとして,個々のユーザーのオペレ
ータの習熟度や,利用するモード範囲に応じて,必要と
する操作方法の説明を適切,且つ,効果的に提供するこ
とができる。
【0058】また,本発明のデータ集計装置は,各種の
データを記憶するための記憶手段と,所定の操作位置に
オペレータが存在することを検知する人体検知手段と,
人体検知手段によってオペレータの存在が検知された場
合に,オペレータが所定の操作位置に居る間に操作した
キーの種類及び順番を記憶手段に記憶させる制御手段と
を備えたため,実際に使用する場合に操作時間がかかる
モードや,判りにくいモード等の洗い出しが的確に行
え,また,サービスマンのメンテナンスサービスの一つ
として,個々のユーザーのオペレータの習熟度や,利用
するモード範囲に応じて,必要とする操作方法の説明を
適切,且つ,効果的に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のデータ集計装置の構成を示す概略ブ
ロック図である。
【図2】人体検知装置の配置図を示す説明図である。
【図3】受光素子の構成及び特性を示す説明図である。
【図4】人体検知装置におけるPSDを用いた距離測定
方式を示す説明図である。
【図5】オペレータの存在,非存在の判定を示す説明図
である。
【図6】実施例1の不揮発性RAMのメモリ配置例を示
す説明図である。
【図7】実施例1の10msecタイマー処理サブルー
チンを示すフローチャートである。
【図8】実施例2の不揮発性RAMのメモリ配置例を示
す説明図である。
【図9】実施例2の10msecタイマー処理サブルー
チンを示すフローチャートである。
【図10】実施例3の不揮発性RAMのメモリ配置例を
示す説明図である。
【図11】実施例3の入力キーチェック処理のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
101 人体検知装置 102
不揮発性RAM 103 計測カウンタ 104
操作表示部 105 プリンター 106
制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の動作状態をデータとして集計
    するデータ集計装置において,時間を計測する計測手段
    と,各種のデータを記憶するための記憶手段と,所定の
    操作位置にオペレータが存在することを検知する人体検
    知手段と,前記人体検知手段によってオペレータの存在
    が検知された場合に,オペレータが所定の操作位置に居
    る時間を前記計測手段によって計測し,計測時間を前記
    記憶手段に記憶させる制御手段とを備えたことを特徴と
    するデータ集計装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に記憶されている内容を出
    力するための出力手段を備えたことを特徴とする請求項
    1記載のデータ集計装置。
  3. 【請求項3】 装置本体の動作状態をデータとして集計
    するデータ集計装置において,時間を計測する計測手段
    と,各種のデータを記憶するための記憶手段と,所定の
    操作位置にオペレータが存在することを検知する人体検
    知手段と,前記人体検知手段によってオペレータの存在
    が検知された場合に,オペレータが所定の操作位置に来
    てから装置本体の動作開始を入力するまでの時間を前記
    計測手段によって計測し,計測時間を前記記憶手段に記
    憶させる制御手段とを備えたことを特徴とするデータ集
    計装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は,前記計測時間が一定時
    間以上の場合には,その時に設定されたモードも同時に
    前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項3記
    載のデータ集計装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段に記憶されている内容を出
    力するための出力手段を備えたことを特徴とする請求項
    3または4記載のデータ集計装置。
  6. 【請求項6】 装置本体の動作状態をデータとして集計
    するデータ集計装置において,各種のデータを記憶する
    ための記憶手段と,所定の操作位置にオペレータが存在
    することを検知する人体検知手段と,前記人体検知手段
    によってオペレータの存在が検知された場合に,オペレ
    ータが所定の操作位置に居る間に操作したキーの種類及
    び順番を前記記憶手段に記憶させる制御手段とを備えた
    ことを特徴とするデータ集計装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段に記憶されている内容を出
    力するための出力手段を備えたことを特徴とする請求項
    6記載のデータ集計装置。
JP4173771A 1992-06-08 1992-06-08 データ集計装置 Pending JPH05338321A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6577822B2 (en) * 2001-09-10 2003-06-10 Minolta Co., Ltd. Maintenance method for image forming system and image forming apparatus employed in said image forming system
JP2004338135A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Kyocera Mita Corp 稼働状況管理システム、複合装置、稼働状況管理方法及び稼働状況管理プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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