JP4354085B2 - 車両用ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用ヘッドアップディスプレイ装置に係り、特に、表示する画像の輝度を制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば特開平9−226490号公報に開示された横断物の検出装置のように、車両に2つのカメラを搭載し、これらのカメラから得られる画像のずれ、すなわち視差に基づいて、対象物と車両との距離を検出して、車両前方の歩行者等を検出するようにした検出装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したような従来技術に係る検出装置においては、例えば車両に搭載された警報ブザーにより衝突の可能性が高い対象物に対して運転者に警報を告知するだけであるから、例えば運転者が衝突の可能性の高い対象物を誤って特定してしまう等によって、警報を正確に認識することが出来ない恐れがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、運転者を含む車両の搭乗者に対して警報を告知する際に、搭乗者の注意を喚起して確実に警報を認識させることが可能な車両用ヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決して係る目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の車両用ヘッドアップディスプレイ装置は、車両(例えば、後述する実施形態での車両1)に搭載された撮像手段(例えば、後述する実施形態での赤外線カメラ11R,11L)により得られる画像を表示する画像表示手段(例えば、後述する実施形態でのHUD制御部31及びHUD本体32)と、前記車両の周辺に存在する対象物を検出する検出手段(例えば、後述する実施形態でのナイトビジョン装置33及び周辺車両認識装置34)と、前記画像表示手段による前記画像の表示状態及び待機状態を手動により切り替える切替手段(例えば、後述する実施形態での表示開始/終了操作部12)と、前記検出手段による検出結果に基づいて警報情報を出力すると共に、前記画像表示手段に前記画像を表示させる警報手段(例えば、後述する実施形態ではナイトビジョン装置33が兼ねる)と、昼間時または夜間時かを検出する昼夜検出手段と、を備え、前記画像表示手段は、前記警報手段からの指令による画像表示を、前記切替手段からの指令による画像表示よりも高輝度で行うとともに、前記警報手段からの指令により前記画像表示を行なう場合に所定標準輝度よりも高輝度の状態を維持してから輝度を低減するまでに要する所定時間(例えば、後述する実施形態では(t2−t1)又は(t3−t1))を、前記昼夜検出手段が前記昼間時を検出した場合に比べて、前記夜間時を検出した場合をより長く設定することを特徴としている。
【0005】
上記構成の車両用ヘッドアップディスプレイ装置によれば、例えばイグニッションスイッチがオンとなる車両の始動時に車両用ヘッドアップディスプレイ装置が起動されて待機状態となり、この後、例えば撮像手段により得られる画像や周辺車両認識装置により衝突の可能性が高い対象物が検出された場合、或いは、運転者の判断により手動で操作された場合に、フロントウィンドウの画像表示領域等に撮像手段により得られる画像が表示される。この時、警報手段からの指令による画像表示を、切替手段からの指令による画像表示よりも高輝度で行うことで、運転者に対して確実に警報を告知することが出来る。
すなわち、運転者等が手動により画像表示を指示した時は、運転者が危険等を確認する意志がある場合であるのに対して、警報手段からの指令による画像表示が行なわれる時は、運転者が警報情報の出力を予期していない場合であり、より高輝度での画像表示が行なわれることで運転者の注意を確実に喚起することができると共に、運転者が警報の対象物を誤認識することを防止することができる。
なお、出力される警報情報の形式は特に限定されず、例えば警報音、音声、画像内での強調表示や適宜の画像データの表示、或いは、これらの適宜の組み合わせ等であっても良い。
【0006】
さらに、上記構成の車両用ヘッドアップディスプレイ装置によれば、画像の表示開始から所定時間後に輝度が低減されることから、新たな警報情報が出力された場合には再び輝度が増大させられて、運転者等に異なる警報情報の出力を確実に認識させることができる。
【0007】
また、請求項2に記載の本発明の車両用ヘッドアップディスプレイ装置は、車両(例えば、後述する実施形態での車両1)に搭載された撮像手段(例えば、後述する実施形態での赤外線カメラ11R,11L)により得られる画像を表示する画像表示手段(例えば、後述する実施形態でのHUD制御部31及びHUD本体32)と、前記車両の周辺に存在する対象物を検出する検出手段(例えば、後述する実施形態でのナイトビジョン装置33及び周辺車両認識装置34)と、前記画像表示手段による前記画像の表示状態及び待機状態を手動により切り替える切替手段(例えば、後述する実施形態での表示開始/終了操作部12)と、前記検出手段による検出結果に基づいて警報情報を出力すると共に、前記画像表示手段に前記画像を表示させる警報手段(例えば、後述する実施形態ではナイトビジョン装置33が兼ねる)とを備え、前記画像表示手段は、前記警報手段からの指令による画像表示を、前記切替手段からの指令による画像表示よりも高輝度で行い、前記待機状態は、前記画像表示手段に対して前記切替手段からの指令による画像表示のときよりも微弱な電圧を印加し、前記車両の搭乗者が認識できない程度に前記画像を表示する状態であって、前記画像表示手段は、前記画像の表示開始から所定の時間後(例えば、後述する実施形態では(t4−t1))に前記待機状態へ移行することを特徴としている。
上記構成の車両用ヘッドアップディスプレイ装置によれば、例えばイグニッションスイッチがオンとなる車両の始動時に車両用ヘッドアップディスプレイ装置が起動されて待機状態となり、この後、例えば撮像手段により得られる画像や周辺車両認識装置により衝突の可能性が高い対象物が検出された場合、或いは、運転者の判断により手動で操作された場合に、フロントウィンドウの画像表示領域等に撮像手段により得られる画像が表示される。この時、警報手段からの指令による画像表示を、切替手段からの指令による画像表示よりも高輝度で行うことで、運転者に対して確実に警報を告知することが出来る。
すなわち、運転者等が手動により画像表示を指示した時は、運転者が危険等を確認する意志がある場合であるのに対して、警報手段からの指令による画像表示が行なわれる時は、運転者が警報情報の出力を予期していない場合であり、より高輝度での画像表示が行なわれることで運転者の注意を確実に喚起することができると共に、運転者が警報の対象物を誤認識することを防止することができる。なお、出力される警報情報の形式は特に限定されず、例えば警報音、音声、画像内での強調表示や適宜の画像データの表示、或いは、これらの適宜の組み合わせ等であっても良い。
さらに、上記構成の車両用ヘッドアップディスプレイ装置によれば、通常の車両走行時においては、例えばフロントウィンドウ上に表示される画像により運転者の視界が妨げられることを防止することができ、警報情報の出力時等には迅速に画像の輝度が増大させられて、画像表示までの時間遅れを短縮して、確実に警報を認識させることができる。
【0008】
さらに、請求項3に記載の本発明の車両用ヘッドアップディスプレイ装置では、前記画像表示手段は、表示される前記画像の輝度を供給電圧の大きさに応じて変更する光源(例えば、後述する実施形態での光源21)を備えており、前記切替手段又は前記警報手段から前記画像の表示開始の指令を受信した場合に、所定時間(例えば、後述する実施形態での(tf−t1))に亘って前記光源に印加可能な最大電圧(例えば、後述する実施形態での印加電圧Vf)を供給することを特徴としている。
上記構成の車両用ヘッドアップディスプレイ装置によれば、例えば画像の表示開始が指示された際に、目標輝度に対応する供給電圧の大きさが光源に印加可能な最大電圧よりも小さい場合であっても、一時的に最大電圧を供給して、輝度が目標輝度に到達した時点で目標輝度に対応した供給電圧へと変更することで、目標輝度に到達するまでに要する時間を短縮することができる。これにより、画像表示の応答性を向上させることができ、運転者等に対して迅速に警報を認識させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の車両用ヘッドアップディスプレイ装置の一実施形態について添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態に係る車両用ヘッドアップディスプレイ装置10を搭載した車両1を示す斜視図であり、図2は車両用ヘッドアップディスプレイ装置10の画像表示領域10aを車両内部から見た図であり、図3は図2に示す車両用ヘッドアップディスプレイ装置10の表示開始/終了操作部12を示す図であり、図4は図2に示す車両用ヘッドアップディスプレイ装置10の調整操作部16を示す図であり、図5は車両用ヘッドアップディスプレイ装置10の構成を示す側断面図であり、図6は車両用ヘッドアップディスプレイ装置10のブロック構成図であり、図7は図6に示す表示部39に対する電源電圧供給部40Aを示すブロック構成図であり、図8(a)はスイッチング素子43を駆動制御するためのパルス列による駆動電圧の波形を示すグラフ図であり、図8(b)は光源21に供給される印加電圧の波形を示すグラフである。
【0010】
本実施形態の車両用ヘッドアップディスプレイ装置10は、図1に示すように、車両1の前部に取り付けられた、例えば遠赤外線を検出可能な2つの赤外線カメラ11R,11Lで撮像した画像を車両1のフロントウィンドウ2に投影するものである。
2つの赤外線カメラ11R,11Lは車両1の先端部において、車両1の横方向の中心軸に対してほぼ対称な位置に配置されると共に、路面からの高さが互いに等しくなるように固定され、各赤外線カメラ11R,11Lの光軸が互いに平行となるようにされている。
そして、各赤外線カメラ11R,11Lは、撮影対象物の温度が高いほど、その出力信号レベルが高くなるような、すなわち輝度が増加するような特性を有している。
【0011】
図2に示すように、車両用ヘッドアップディスプレイ装置10に対する表示開始及び表示終了を手動により操作するための表示開始/終了操作部12は、車両1のステアリングホイールに備えられており、例えば運転者により手動で押圧されてON/OFFが操作される表示開始ボタン13及び表示終了ボタン14を備えている。
なお、表示開始ボタン13と表示終了ボタン14との間には両ボタン13,14を区分するための突出部15が設けられており、表示開始及び終了の誤操作が発生することを抑制するように構成されている。
また、車両1の内部には、手動により車両用ヘッドアップディスプレイ装置10の動作状態を調整する調整操作部16が設けられており、調整操作部16は、フロントウィンドウ2上における画像表示領域10aの位置を手動により調整する表示位置調整スイッチ17と、画像表示領域10aにおける画像の輝度を手動により調整する輝度調整用ボリューム18とを備えて構成されている。
【0012】
車両用ヘッドアップディスプレイ装置10の光学系は、フロントウィンドウ2の下方に設けられており、図5に示すように、光源21と、光源21から出射される光線中の赤外線成分をカットする熱線カットガラス22と、液晶パネル24と、光を拡散させて液晶パネル24に照射するための拡散板23と、平面鏡25と、凹面鏡26とを備えており、光源21から出射される光が、表示すべき画像情報に応じて駆動される液晶パネル24に照射され、液晶パネル24上の画像が、平面鏡25及び凹面鏡26を介してフロントウィンドウ2の画像表示領域10aに拡大投影されるように構成されている。
【0013】
図6に示すように、車両用ヘッドアップディスプレイ装置10は、例えば、HUD制御部31と、HUD本体32と、ナイトビジョン装置33と、周辺車両認識装置34と、ヘッドライト−スモールライトスイッチ35とを備えて構成されている。
【0014】
HUD制御部31は、例えば、走行する車両1の周辺に存在する対象物の動きを検出して車両1に対する衝突の可能性等を判定し、この判定結果に基づいてHUD本体32を制御して、運転者への警報等をフロントウィンドウ2の画像表示領域10aに表示すると共に輝度の制御を行う。
このため、HUD制御部31には、例えば、ナイトビジョン装置33から出力される映像信号及び制御信号と、周辺車両認識装置34から出力される周辺車両に対する警報信号と、ヘッドライト−スモールライトスイッチ35から出力されるヘッドライト又はスモールライトライト(図示略)のON/OFF状態に関する信号と、調整操作部16から出力される画像表示領域10aの表示位置を調整するための信号と、画像表示領域10aにおける予め基準となる画像の輝度を調整するための信号とが入力されている。
【0015】
ナイトビジョン装置33は、赤外線カメラ11R,11Lから得られる画像のずれ、すなわち視差に基づいて対象物と車両1との距離を検出する。
このためナイトビジョン装置33は、例えば、赤外線カメラ11R,11Lにより得られる画像から車両1に対する対象物の相対位置を位置データとして検出する相対位置検出手段と、この相対位置検出手段により検出された時系列の複数の位置データに基づいて対象物の実空間での位置を算出し、この実空間での位置から対象物と車両1との相対的な移動ベクトルを算出する移動ベクトル算出手段と、この移動ベクトルに基づいて車両1と衝突する可能性の高い対象物を判別する判別手段とを備えて構成されている。
【0016】
そして、赤外線カメラ11R,11Lから得られた画像に対して、例えばA/D変換を含む所定の処理を施して、両画像の何れか一方、或いは、両画像に基づいて生成された画像データを映像信号としてHUD制御部31へ出力する。この場合、赤外線カメラ11R,11Lから得られる画像に対する所定の処理、すなわち変換や加工等は、特に限定されるものではなく、例えば映像信号において車両1と衝突する可能性の高い対象物の輝度を高めて強調表示されるようにしても良い。
さらに、判別手段での判別結果に応じて、例えば車両1と衝突する可能性の高い対象物が判別された場合には、警報信号を含む制御信号をHUD制御部31へ出力する。
なお、ナイトビジョン装置33には、表示開始/終了操作部12からのON/OFF信号が入力されており、HUD制御部31へ出力される制御信号には、警報信号に加えて表示開始及び表示終了を制御するための信号が含まれている。
【0017】
周辺車両認識装置34は、走行中の車両相互間で通信して走行状態等の車両の情報を交換する車両間無線通信装置34aを備えており、自車両(車両1)に関する情報信号を含む無線信号を車両1周辺の他車両へ送信すると共に、車両1周辺の他車両に関する情報信号を含む無線信号を受信し、受信した他車両の情報信号を解析して自車両の走行に必要な情報を車両1の搭乗者に告知する。
例えば、周辺車両認識装置34は、受信した他車両の情報信号に基づいて、自車両の走行予定軌跡と他車両の走行予定軌跡とが交差するか否かを判定して、両軌跡が交差予定であると判定した場合には、この他車両に対する警報信号をHUD制御部31へ出力する。
【0018】
ヘッドライト−スモールライトスイッチ35は、例えば運転者により手動で操作され、ヘッドライト又はスモールライトライト(図示略)のON/OFF状態に関する信号をHUD制御部31へ出力する。これにより、後述するように、昼間時と夜間時とを区別して、HUD制御部31が異なる制御を行うように設定されている。
【0019】
さらに、HUD制御部31は、演算部36と、表示制御部37と、警報用静止画データ記憶部38とを備えて構成されている。
演算部36は、ナイトビジョン装置33からの制御信号、及び、周辺車両認識装置34からの警報信号、及び、ヘッドライト−スモールライトスイッチ35からのヘッドライト又はスモールライトライトのON/OFF状態に関する信号に基づいて、ナイトビジョン装置33から出力された映像信号や警報用静止画データ記憶部38に格納されている警報用静止画データを画像表示領域10aに表示する際の、輝度を調整するための指令値を算出して表示制御部37へ出力する。
表示制御部37は、演算部36から供給された輝度に関する指令値、及び、調整操作部16から出力された手動による表示位置及び輝度調整用の信号に基づいて、映像信号及び警報用静止画データの表示に関する制御信号をHUD本体32に具備された表示部39へ出力する。
なお、警報用静止画データ記憶部38には、周辺車両認識装置34からの警報信号に応じて、表示制御部37により読み出される所定の警報用静止画データが格納されている。
【0020】
図7に示すように、HUD本体32の表示部39に備えられた光源21に対する電源電圧供給部40Aは、例えば、直流電源40と、例えばDC−DCコンバータ等からなる昇圧回路41とを備えて構成されており、直流電源40から供給された電源電圧VBは、昇圧回路41にて所定の印加電圧Vhに昇圧されて光源21へと供給されている。
また、表示制御部37は、例えばドライバー42と、スイッチング素子43とを備えて構成されている。
【0021】
ドライバー42は、演算部36から供給された輝度に関する指令値及び調整操作部16から出力された手動による輝度調整用の信号に基づいて、例えばMOSFETやIGBT等からなるスイッチング素子43をON/OFFさせる。
すなわち、表示制御部37は、例えばPWM方式によって、光源21に供給される印加電圧Vhを制御するものであって、ドライバー42は、例えば図8(a)に示すような、「ロー」及び「ハイ」からなる所定のパルス列による駆動電圧を出力してスイッチング素子43を制御する。これにより、光源21には、図8(b)に示すような、パルス列からなる印加電圧が供給され、ドライバー42から出力されるパルス列の変化に伴って印加電圧の実効値電圧が調整されることで、画像表示領域10aにおける表示画像の輝度が制御される。
【0022】
本実施の形態による車両用ヘッドアップディスプレイ装置10は上記構成を備えており、次に、この車両用ヘッドアップディスプレイ装置10の動作、特に、画像表示領域10aにおける表示画像の輝度を制御する処理の一実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図9は車両用ヘッドアップディスプレイ装置10の動作の一実施形態を示すフローチャートであり、図10は図9に示す輝度制御の処理の一実施形態を示すフローチャートであり、図11(a)〜(f)は、車両用ヘッドアップディスプレイ装置10の作動時におけるフロントウィンドウ2上での表示画像の変化を示す図であり、図12はHUD本体32の表示部39に備えられた光源21に対する印加電圧Vの変化を示すグラフ図であり、図13は昼間時の起動時における、表示制御部37でのPWM制御及び光源21に対する印加電圧Vの変化及び表示画像の輝度の変化を示すグラフ図であり、図14は夜間時の起動時における、表示制御部37でのPWM制御及び光源21に対する印加電圧Vの変化及び表示画像の輝度の変化を示すグラフ図であり、図15(a),(b)は警報用静止画データが表示された状態を示す図であり、図16(a)〜(c)は、映像信号及び警報用静止画データが表示される際の状態変化を示す図である。
【0023】
先ず、図9に示すスタートとして、例えばイグニッションスイッチがオンとなる車両1の始動時に車両用ヘッドアップディスプレイ装置10が起動されて、例えばHUD本体32の光源21に対して印加電圧Vの供給が開始される。
これにより、例えば図11(a)に示す車両用ヘッドアップディスプレイ装置10のOFF状態からプリヒート(待機)状態へと移行する。ただし、このプリヒート状態は、図11(b)に示すように、車両1の搭乗者が画像表示領域10aでの表示画像を認識することができないような状態とされており、図12に示す状態α1(図12での実線α1)のように、例えばHUD本体32の光源21に対して相対的に微弱な印加電圧V0が供給された状態とされている。
そして、図9に示すステップS01においては、例えば、車両1の搭乗者が手動により表示開始/終了操作部12の表示開始ボタン13をON状態に操作した場合の入力信号が読み込まれる。
さらに、ステップS02においては、例えば、車両1の搭乗者が手動によりヘッドライト又はスモールライトをON状態に操作した場合の入力信号が読み込まれる。
【0024】
次に、ステップS03において、ナイトビジョン装置33から警報信号を含む制御信号が出力されているか否か、或いは、周辺車両認識装置34から警報信号が出力されているか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合には、後述するステップS09以下の処理を行う。
一方、判定結果が「NO」の場合には、ステップS04に進み、車両1の搭乗者が手動により表示開始/終了操作部12の表示開始ボタン13をON状態に操作した場合に、このON状態が継続中であるか否かを判定する。
【0025】
ステップS04における判定結果が「NO」の場合には、ステップS05に進み、フロントウィンドウ2の画像表示領域10aを消灯状態、例えば図12に示す状態α1(図12における実線α1)のように、HUD本体32の光源21に対する印加電圧Vの実効値電圧値を相対的に微弱な値として、例えば図11(f)に示すように、車両1の搭乗者が画像表示領域10aでの表示画像を認識することができないようなプリヒート(待機)状態とする。
そして、ステップS06において、手動起動時タイマーのタイマー値taにゼロを設定してリセット処理を行い、一連の処理を終了する。
一方、ステップS04における判定結果が「YES」の場合には、ステップS07に進み、手動起動時タイマーのタイマー値taが所定のタイマー値Ta以上か否かを判定する。
ステップS07における判定結果が「YES」の場合には、ステップS05以下の処理を行う。一方、ステップS07における判定結果が「NO」の場合には、手動起動時タイマーのタイマー値taに「1」を加算して得た値を、新たなタイマー値taとして設定して、ステップS09に進む。
ステップS09においては、下記の輝度制御の処理を実施して、一連の処理を終了する。
【0026】
以下に、図9に示すステップS09での輝度制御の処理について、添付図面を参照しながら説明する。
先ず、図10に示すステップS11においては、ヘッドライト又はスモールライトがON状態であるか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合、つまり昼間時であると判定された場合には、ステップS12に進み、標準輝度Lに昼間時用の昼間輝度Ldをセットして、後述するステップS16に進む。
一方、判定結果が「YES」の場合、つまり夜間時であると判定された場合には、ステップS13に進み、標準輝度Lに夜間時用の夜間輝度Lnをセットして、ステップS14に進む。
ステップS14においては、待機モード、つまりプリヒート(待機)状態か否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、ステップS15に進み、一方、判定結果が「NO」の場合には、ステップS16以下の処理を行う。
ステップS15においては、後述するように、夜間時には夜間輝度Lnに必要な電圧を加えたのみではプリヒート状態から夜間輝度Lnに到達するまで時間が掛かる為、プリヒート状態からの点灯初期時に表示制御部37にてPWMのデューティーを100%として所定数のパルスを出力することで、HUD本体32の光源21に印加電圧Vpulseを供給して点灯時応答向上の処理を行う。そして、ステップS16に進む。
【0027】
ステップS16においては、ナイトビジョン装置33から警報信号を含む制御信号が出力されているか否か、或いは、周辺車両認識装置34から警報信号が出力されているか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、ステップS17に進み、標準輝度表示を実施して、一連の処理を終了する。すなわち、標準輝度表示用の所定係数をa1として、光源21に対して印加電圧V=a1×Lを供給し、フロントウィンドウ2の画像表示領域10aに、例えばナイトビジョン装置33から出力された映像信号を表示する。尚、後述するように、夜間ではステップS15にて起動された光源21の輝度が所定の目標輝度に到達するまで印加電圧Vpulseが加えられた後にステップS16以下での印加電圧Vが加えられることになる。
【0028】
一方、判定結果が「YES」の場合には、ステップS18に進み、高輝度表示を実施する。すなわち、高輝度表示用の所定係数をa2として、光源21に対して印加電圧V=a1×L×a2を供給する。
これにより、例えば図11(c)に示すように、相対的に高い輝度で、ナイトビジョン装置33から出力された映像信号をフロントウィンドウ2の画像表示領域10aに表示する。すなわち、昼間時においては、図12に示す状態β1(図12での実線β1)のように、相対的に高い昼間時用の印加電圧V4を光源21に供給する。
一方、夜間時においては、図12に示す状態γ1(図12での破線γ1)のように、相対的に高い夜間時用の印加電圧V2を光源21に供給する。
ただし、各印加電圧V2,V4は、例えばV2<V4に設定されており、昼間時には、例えば外光等の影響で不可視状態とならない程度の輝度を確保し、夜間時には、過剰の輝度によって眩しくならない程度に輝度を低減する。
【0029】
次に、ステップS19に進み、高輝度表示時タイマーのタイマー値tbに「1」を加算して得た値を、新たなタイマー値tbとして設定する。
そして、ステップS20に進み、高輝度表示時タイマーのタイマー値tbが所定のタイマー値Tb以上か否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、上述したステップS18に進む。
一方、判定結果が「YES」の場合には、ステップS21に進み、例えば図11(d)に示すように、光源21に対して印加電圧V=a1×Lを供給して標準(中間)輝度表示を実施する。
すなわち、昼間時においては、図12に示す状態β2(図12での実線β2)のように、例えば高輝度表示時よりも低い印加電圧V3(V3<V4)を光源21に供給する。一方、夜間時においては、図12に示す状態γ3(図12での破線γ3)のように、例えば高輝度表示時よりも低い印加電圧V1(V1<V2)を光源21に供給する。
なお、図12において、各印加電圧V1,…,V4は、例えばV0<V1<V2<V3<V4に設定されている。
【0030】
そして、ステップS22においては、割り込み警報や追加の表示指示、例えば周辺車両認識装置34から警報信号等が出力されているか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合には、ステップS18に進み、例えば図11(e)及び図12に示す状態β1(図12における一点破線β1)のように、高輝度表示を実施する。なお、追加の表示指示として、例えば周辺車両認識装置34からの警報信号等がある場合には、この警報信号に応じた警報用静止画データを映像信号に重ね合わせて表示する。
一方、判定結果が「NO」の場合には、一連の処理を終了する。
【0031】
以下に、上述したステップS15における点灯時応答向上の処理について、図13及び図14を参照しながら説明する。
先ず、例えば車両1の搭乗者によりイグニッションオンとなる車両1の始動時には、例えば図13に示す状態ρ1及び図14に示す状態φ1のように、表示制御部37でのPWMのデューティーを、所定の小さな値(例えば、2%程度)に設定してプリヒート状態とする。
これにより、光源21には相対的に微弱な印加電圧Vpが供給され、フロントウィンドウ2上の画像表示領域10aには相対的に小さな輝度L1で画像表示が行われる。なお、この輝度L1は、車両1の搭乗者が表示画像を認識することができない程度の値に設定されている。
【0032】
そして、車両1の搭乗者が手動により表示開始/終了操作部12の表示開始ボタン13をON状態に操作した場合、或いは、ナイトビジョン装置33から警報信号を含む制御信号又は周辺車両認識装置34から警報信号が出力された時刻t1時であって、昼間時においては、例えば図13に示す状態ρ2のように、表示制御部37でのPWMのデューティーを100%に設定して、いわゆるフル駆動状態とする。これにより、光源21には、出力可能な最大の印加電圧Vfが供給され、光源21が目標輝度に達する。
ここで、昼間時の目標輝度は、例えば光源21が出力可能な最大輝度L2に設定されており、光源21の輝度が目標輝度L2に到達した後であって、光源21の点灯開始から所定時間Nだけ経過した後には、例えば印加電圧をVfからVg(Vf>Vg)へと低減して、高輝度表示状態から標準輝度表示状態へと切替を行う。
【0033】
一方、車両1の搭乗者が手動により表示開始/終了操作部12の表示開始ボタン13をON状態に操作した場合、或いは、ナイトビジョン装置33から警報信号を含む制御信号又は周辺車両認識装置34から警報信号が出力された時刻t1時であって、夜間時においては、例えば図14に示す状態φ2のように、所定時間(tf−t1)の間だけ表示制御部37でのPWMのデューティーを100%に設定して、いわゆるフル駆動状態とする。これにより、光源21には、出力可能な最大の印加電圧Vfが供給され、所定の時間、Vfを印加する点灯時応答向上の制御(図10でのステップS15)により光源21の目標輝度L4に達する時間を短縮する。
なお、この所定時間(tf−t1)は、例えば光源21の特性に応じて予め設定されており、表示制御部37でのPWMのデューティーを100%に設定した状態で、光源21の輝度が夜間時の目標輝度L4に到達するまでに要する時間に等しくされている。
【0034】
そして、光源21の輝度が目標輝度L4に到達した時点で、例えば図14に示す状態φ3のように、印加電圧をVfからVmに低減する。ここで、印加電圧Vmは、光源21の輝度が標準輝度となる目標輝度L4に等しくなる際の印加電圧である。
さらに、警報情報がある場合には、印加電圧をVmからVn(Vn>Vm)へと変更して、標準輝度表示状態から高輝度表示状態へと切替を行う。
【0035】
以下に、ナイトビジョン装置33から出力された映像信号、又は/及び、警報用静止画データ記憶部38に格納されている警報用静止画データを、フロントウィンドウ2の画像表示領域10aに表示した状態について、図15及び図16を参照しながら説明する。
先ず、例えば昼間時に周辺車両認識装置34から警報信号が出力された場合には、例えば図15(a)に示すように、警報信号に応じて設定された警報用静止画データ(例えば、図15における感嘆詞)を所定時間だけ高輝度表示する。
そして、所定時間経過後には、図15(b)に示すように、警報用静止画データの輝度を低減させて所定の時間だけ標準輝度表示する。
【0036】
また、例えば夜間時にナイトビジョン装置33から警報信号を含む制御信号が出力された場合には、図16(a)に示すように、ナイトビジョン装置33から出力された映像信号が所定時間だけ高輝度表示される。
この場合、例えば図16(b)に示すように、周辺車両認識装置34からの警報信号によって警報用静止画データが表示された場合には、例えば図16(c)に示すように、映像信号及び警報用静止画データの両方を所定時間だけ高輝度表示する。
【0037】
上述したように、本実施の形態による車両用ヘッドアップディスプレイ装置10によれば、画像表示領域10aでの表示開始及び表示終了を手動により操作するための表示開始/終了操作部12が設けられており、例えば運転者の要望に応じて、ナイトビジョン装置33から出力される映像信号を表示させることができ、認識可能な車両1の前方領域を遠方に拡大することができるようにされている。
そして、手動による表示開始の操作が行われた場合には、運転者が表示画像を確認する意志があると判断して、警報信号に基づく画像表示に比べて相対的に低い輝度が設定されており、前方視界と画像表示の両方を考慮した運転をしやすくする。
【0038】
一方、ナイトビジョン装置33から警報信号を含む制御信号が出力された場合には、ナイトビジョン装置33から出力された映像信号が高輝度表示され、周辺車両認識装置34から警報信号が出力された場合には、警報信号に応じた警報用静止画データが高輝度表示されるため、運転者を含む車両1の搭乗者は、例えば警報を見逃したり、衝突の可能性の高い対象物等を誤って特定すること無しに、確実に警報を認識することができ、対象物に対して的確な回避動作を取ることが可能となる。
しかも、映像信号や警報用静止画データの高輝度表示及び標準輝度表示は、警報信号出力後の所定時間内に限定されているため、例えば常時、高輝度表示又は標準輝度表示している場合に比べて、警報告知時に運転者や搭乗者の注意を喚起しやすくなり、特に、夜間時においては、確実に警報を認識させることが可能となる。
【0039】
また、ヘッドライト又はスモールライトがON状態であるか否かに応じて、すなわち夜間時と昼間時とにおいて、画像表示領域10aでの表示画像の輝度設定を変更しており、昼間時には、例えば外光等の影響で表示画像が認識できなくならない程度の相対的に高い輝度を確保し、夜間時には、例えば過剰の輝度によって眩しくならない程度に輝度を低減しているため、運転者や搭乗者に対する警報の告知を確実に行うことができると共に、運転者の視覚を不必要に刺激することを防止することができる。
【0040】
また、警報信号の出力や手動による表示開始の操作等が無い場合には、光源21がプリヒート状態に維持されて、相対的に微弱な印加電圧が供給されているだけであるから、フロントウィンドウ2上に、例えば運転者の視界を妨げるような表示画像を認識することは防止されている。
しかも、プリヒート状態が持続されることで、警報信号の出力時や手動による表示開始の操作時には、表示画像の輝度を迅速に増大させることができ、光源21の応答性を向上させることができる。
さらに、例えば夜間時等のように、警報信号の出力時や手動による表示開始の操作時における表示画像の目標輝度が相対的に小さな値に設定されている場合であっても、光源21の輝度が目標輝度に到達するまでは、表示制御部37でのPWMのデューティーを100%に設定して、いわゆるフル駆動状態とするため、表示開始時における光源21の応答性をより一層向上させることができ、運転者や搭乗者が警報を認識するまでに要する時間を短縮することができる。
【0041】
なお、本実施の形態においては、高輝度状態から標準輝度状態へと移行するタイミングは、高輝度表示時タイマーのタイマー値tbが所定のタイマー値Tb以上になった時点としたが、これに限定されず、例えば図12に示すように、昼間時と夜間時とにおいて、異なるタイミングで高輝度状態から標準輝度状態へと移行しても良い。すなわち、図12においては、昼間時における高輝度状態の継続時間を(t2−t1)とし、夜間時における高輝度状態の継続時間を(t3−t1)に設定している。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の本発明の車両用ヘッドアップディスプレイ装置によれば、切替手段からの指令による画像表示に比べて、警報手段からの指令による画像表示がより高輝度で行なわれることで、運転者の注意を確実に喚起することができると共に、運転者が警報の対象物を誤認識することを防止することができる。
さらに、画像の表示開始から所定時間後に輝度が低減されることから、新たな警報情報が出力された場合には再び輝度が増大させられて、運転者等に異なる警報情報の出力を確実に認識させることができる。
また、請求項2に記載の車両用ヘッドアップディスプレイ装置によれば、切替手段からの指令による画像表示に比べて、警報手段からの指令による画像表示がより高輝度で行なわれることで、運転者の注意を確実に喚起することができると共に、運転者が警報の対象物を誤認識することを防止することができる。
さらに、通常の車両走行時においては、運転者の視界が妨げられることを防止することができ、警報情報の出力時等には迅速に画像の輝度が増大させられて、画像表示までの時間遅れを短縮して、確実に警報を認識させることができる。
さらに、請求項3に記載の車両用ヘッドアップディスプレイ装置によれば、目標輝度に到達するまでに要する時間を短縮して、画像表示の応答性を向上させることができ、運転者等に対して迅速に警報を認識させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る車両用ヘッドアップディスプレイ装置を搭載した車両を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す車両用ヘッドアップディスプレイ装置の画像表示領域を車両内部から見た図であ。
【図3】 図2に示す車両用ヘッドアップディスプレイ装置の表示開始/終了操作部を示す図である。
【図4】 図2に示す車両用ヘッドアップディスプレイ装置の調整操作部を示す図である。
【図5】 車両用ヘッドアップディスプレイ装置の構成を示す側断面図である。
【図6】 図5に示す車両用ヘッドアップディスプレイ装置の機能ブロック図である。
【図7】 図6に示す表示部に対する電源電圧供給部を示すブロック構成図である。
【図8】 図8(a)はスイッチング素子を駆動制御するためのパルス列による駆動電圧の波形を示すグラフ図であり、図8(b)は光源に供給される印加電圧の波形を示すグラフである。
【図9】 車両用ヘッドアップディスプレイ装置の動作の一実施形態を示すフローチャートである。
【図10】 図9に示す輝度制御の処理の一実施形態を示すフローチャートである。
【図11】 図11(a)〜(f)は、車両用ヘッドアップディスプレイ装置の作動時におけるフロントウィンドウ上での画像表示の変化を示す図である。
【図12】 HUD本体の表示部に備えられた光源に対する印加電圧Vの変化を示すグラフ図である。
【図13】 昼間時の起動時における、表示制御部でのPWM制御及び光源に対する印加電圧Vの変化及び表示画像の輝度の変化を示すグラフ図である。
【図14】 夜間時の起動時における、表示制御部でのPWM制御及び光源に対する印加電圧Vの変化及び表示画像の輝度の変化を示すグラフ図である。
【図15】 図15(a),(b)は、警報用静止画データが表示された状態を示す図である。
【図16】 図16(a)〜(c)は、映像信号及び警報用静止画データが表示される際の状態変化を示す図である。
【符号の説明】
1 車両
10 車両用ヘッドアップディスプレイ装置
11R,11L 赤外線カメラ
12 表示開始/終了操作部(切替手段)
21 光源
31 HUD制御部(画像表示手段)
32 HUD本体(画像表示手段)
33 ナイトビジョン装置(検出手段、警報手段)
34 周辺車両認識装置(検出手段)
Claims (3)
- 車両に搭載された撮像手段により得られる画像を表示する画像表示手段と、前記車両の周辺に存在する対象物を検出する検出手段と、
前記画像表示手段による前記画像の表示状態及び待機状態を手動により切り替える切替手段と、
前記検出手段による検出結果に基づいて警報情報を出力すると共に、前記画像表示手段に前記画像を表示させる警報手段と、
昼間時または夜間時かを検出する昼夜検出手段と、を備え、
前記画像表示手段は、前記警報手段からの指令による画像表示を、前記切替手段からの指令による画像表示よりも高輝度で行うとともに、前記警報手段からの指令により前記画像表示を行なう場合に所定標準輝度よりも高輝度の状態を維持してから輝度を低減するまでに要する所定時間を、前記昼夜検出手段が前記昼間時を検出した場合に比べて、前記夜間時を検出した場合をより長く設定することを特徴とする車両用ヘッドアップディスプレイ装置。 - 車両に搭載された撮像手段により得られる画像を表示する画像表示手段と、前記車両の周辺に存在する対象物を検出する検出手段と、
前記画像表示手段による前記画像の表示状態及び待機状態を手動により切り替える切替手段と、
前記検出手段による検出結果に基づいて警報情報を出力すると共に、前記画像表示手段に前記画像を表示させる警報手段とを備え、
前記画像表示手段は、前記警報手段からの指令による画像表示を、前記切替手段からの指令による画像表示よりも高輝度で行い、前記待機状態は、前記画像表示手段に対して前記切替手段からの指令による画像表示のときよりも微弱な電圧を印加し、前記車両の搭乗者が認識できない程度に前記画像を表示する状態であって、
前記画像表示手段は、前記画像の表示開始から所定の時間後に前記待機状態へ移行することを特徴とする車両用ヘッドアップディスプレイ装置。 - 前記画像表示手段は、表示される前記画像の輝度を供給電圧の大きさに応じて変更する光源を備えており、
前記切替手段又は前記警報手段から前記画像の表示開始の指令を受信した場合に、所定時間に亘って前記光源に印加可能な最大電圧を供給することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用ヘッドアップディスプレイ装置。
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