JP4353260B2 - 脱毛装置 - Google Patents

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Description

本発明は、肌から毛を引き抜く脱毛装置に関する。
従来、毛を挟んだ状態で肌面に対して移動することによって毛を肌から引き抜く引抜き手段を備えた脱毛装置が知られている(特許文献1参照)。
図12は、上記特許文献1の脱毛装置の構成を示した斜視図である。この脱毛装置は、毛を引き抜く複数の脱毛爪(引抜き手段)3を備えている。これらの脱毛爪3は、図略の回転板に支持されており、回転板の回転軸62の周りに放射状に配設されている。また、各脱毛爪3は、肌面に沿う軸を中心に自転するように構成されており、回転板の自転に伴って回転軸62を中心に公転することによって、肌面に対して移動して毛を肌から引き抜くように構成されている。
ところで、毛を挟んで引き抜く脱毛方法においては、引抜き手段が毛流れ方向に移動する、すなわち毛を寝かす方向に移動する場合よりも、引抜き手段が毛流れ方向に逆らって移動する、すなわち毛を起こす方向に移動する場合の方が、毛を挟みやすく、脱毛効率が高くなることが知られている。
特開平10−151020号公報
しかしながら、上記のような従来例では、肌面に対する引抜き手段の移動方向が常に一定となるため、引抜き手段が毛流れ方向に逆らって移動する箇所では、常に引抜き手段が毛流れ方向に逆らって移動する一方、引抜き手段が毛流れ方向に移動する箇所では、常に引抜き手段が毛流れ方向に移動する。これにより、脱毛効率の高い部分と低い部分とが存在することになり、脱毛効率にムラが発生するという問題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、引抜き手段の肌面との接触域全域の脱毛効率をムラ無く向上させることが可能な脱毛装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、毛を挟んで保持する挟持部を有し、肌面に略沿う第1の回転軸を中心に自転する引抜き手段と、この引抜き手段を肌面に略直交する第2の回転軸を中心に回転させる駆動手段とを備え、前記挟持部を肌に対して移動させて毛を肌から引き抜く脱毛装置であって、前記引抜き手段は、平面視で略正三角形の各頂点に位置するような相互位置関係で3箇所に近接配置されており、それら3つの引抜き手段は、第2の回転軸が引抜き手段の略中心をそれぞれ通るように、前記駆動手段により回転されることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の脱毛装置において、前記引抜き手段は、前記駆動手段からの駆動力により第1の回転軸を中心に自転するように構成されていることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の脱毛装置において、前記引抜き手段の周囲に、肌面に向けて突出するスリーブを設け、このスリーブの肌方向の端部が、引抜き手段の肌方向の頂部に面一、若しくは該頂部よりも僅かに肌方向に位置していることを特徴とするものである。
請求項の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の脱毛装置において、前記駆動手段は、駆動源に接続される第1駆動伝達機構と、この第1駆動伝達機構に接続されて第1駆動伝達機構からの駆動力を各引抜き手段に伝達する3組の第2駆動伝達機構とを含み、前記引抜き手段およびこの引抜き手段に対応する第2駆動伝達機構が、ユニット化された脱毛ユニットを構成していることを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、肌面に略沿う第1の回転軸を中心に自転する引抜き手段を、当該引抜き手段の略中心を通る肌面に略直交する第2の回転軸を中心に回転させることによって、肌面に対する挟持部の移動方向を、上記引抜き手段の第2の回転軸を中心とする回転に伴って変化させることができる。例えば、引抜き手段が第2の回転軸を中心に約180°回転した場合には、肌面に対する挟持部の移動方向がほぼ逆になる。ここで、挟持部が毛流れ方向に逆らって移動する場合には、挟持部が毛流れ方向に移動する場合に比べて、毛が挟持部に導入されやすく、したがって挟持部で容易に毛を挟むことができるので、毛を肌から引き抜きやすくなることが知られている。そして、上記構成によれば、挟持部が毛流れ方向に逆らって移動するタイミングが確実に存在するので、引抜き手段の肌面との接触部全体に亘って、脱毛処理に好適な状態を確保することができる。これにより、引抜き手段の肌との接触域全域の脱毛効率をムラ無く向上させることができる。
また、隣接する2つの引抜き手段の間の隙間にオーバーラップするように残り1つの引抜き手段が配置されることになるので、当該脱毛装置を肌面に沿って移動したときに、肌面に脱毛処理が施されていない領域が発生し難い。これにより、脱毛面積を増大したとしても、脱毛効率が低下することがない。
請求項2の発明によれば、駆動手段が、引抜き手段を第1の回転軸を中心に回転させるための機構を兼ねることになるので、引抜き手段を駆動するための機構が複雑化するのを抑えることができる。
請求項3の発明によれば、スリーブが引抜き手段とともに肌面に接触するので、肌面に対して回転する引抜き手段が単独で肌に強く接触することで当該脱毛装置が肌に弾かれるといった不都合の発生を防ぐことができる。これにより、脱毛処理を円滑に行うことができる。また、脱毛処理時に肌面をスリーブで押さえて引き伸ばすことができるので、毛を肌から引き抜く際の刺激感を軽減することができる。
請求項の発明によれば、設計段階で脱毛ユニットの数を変える場合に、駆動手段の構成を大幅に変更する必要がなくなる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2は、本発明の一実施形態による脱毛装置の平面図および側面図であり、図3は、図1に示した脱毛装置の分解斜視図である。また、図4および図5は、脱毛装置の断面図であり、図6は、脱毛ユニットの引抜きローラの斜視図である。また、図7および図8は、脱毛装置の駆動伝達方法を説明するための斜視図であり、図9および図10は、通常状態およびフロート状態の脱毛ユニットを示した側面図である。また、図11は、フロート状態の脱毛ユニットを示した図4に対応する断面図である。
本実施形態の脱毛装置100は、体毛、特に腕や脚、脇の毛を肌から引き抜くことが可能なように構成されている。この脱毛装置100は、図1〜図3に示すように、3つの脱毛ユニット1と、これらの脱毛ユニット1を支持するユニット支持基台2と、駆動源であるモータ3(図3参照)と、このモータ3の駆動力(回転運動)を脱毛ユニット1に伝達する第1駆動伝達機構4(図3参照)と、それらを内蔵するとともに手で把持可能な形状に形成された一対の本体カバー5,6とを備えている。本体カバー5,6は、ネジ7により互いに固定されており、本体カバー5には、3つの脱毛ユニット1を肌面S(図2参照)に向けて露出させるための開口5aが設けられている。また、モータ3は、電力供給源である電池9に接続されている。
3つの脱毛ユニット1は、図1に示すように、平面視で略正三角形の各頂点に位置するような相互位置関係で近接配置されている。また、3つの脱毛ユニット1の肌面S側への突出量は、図2に示すように、ほぼ等しくなっている。各脱毛ユニット1は、図3〜図5に示すように、回転部11と、スリーブ12と、揺動支点としての一対のピン13(図5参照)とを含んでいる。
回転部11は、第1駆動伝達機構4からの駆動力によって肌面Sに略直交する軸(図4参照)Rを中心に回転するように構成されている。そして、本実施形態では、上記軸Rが引抜きローラ21の略中心を通るように、回転部11が回転される。この回転部11は、引抜きローラ21と、ローラ軸22と、ローラ基台23と、保護プレート24と、第2駆動伝達機構25とを含んでいる。なお、軸Rは、本発明の「第2の回転軸」に相当し、引抜きローラ21は、本発明の「引抜き手段」に相当し、ローラ軸22は、本発明の「第1の回転軸」に相当している。
引抜きローラ21は、ローラ軸22により自転可能に軸支されており、図6に示すように、その周面に複数の挟持部21aを有している。各挟持部21aは、引抜きローラ21の自転方向に延在する一対の板状部材を対向配置して構成されており、毛を導入するための隙間21bを有している。そして、挟持部21aは、肌面Sに対向する位置まで移動したときに、隙間21bが閉じるように構成されており、これによって隙間21bに導入された毛を挟持するようになっている。
ローラ軸22は、肌面Sに沿う方向に延在している。引抜きローラ21は、このローラ軸22を中心に自転して前記挟持部21aを肌面Sに対して移動させることで毛を肌から引き抜くように構成されている。
ローラ基台23は、図5に示すように、ローラ軸22を支持するとともに、後述するローラケース32にネジ27により取り付けられている。
保護プレート24は、引抜きローラ21の肌面Sとの対向部位に被さるように設けられており、挟持部21aが肌面Sに強く接触するのを抑え、これによって肌面Sを保護している。この保護プレート24は、ネジ28によりローラ基台23に取り付けられている。
第2駆動伝達機構25は、第1駆動伝達機構4に連結されており、当該第1駆動伝達機構4からの駆動力を引抜きローラ21に伝達して引抜きローラ21を回転させるための機能を有している。この第2駆動伝達機構25は、図4に示すように、入力部材31と、ローラケース32と、クラウンギア33と、ユニット側ギア34,35とを含んでいる。
入力部材31は、脱毛ユニット1において第1駆動伝達機構4の駆動力が最初に伝達される部位であり、第1駆動伝達機構4の後述する円筒部材52の突起部52bに対してフレキシブルに係合可能な凹状の係合部31aを有している。この入力部材31は、第1駆動伝達機構4からの駆動力によって、軸Rを中心に回転するようになっている。
ローラケース32は、入力部材31とネジ26により締結されており、入力部材31とともに回転するようになっている。また、このローラケース32には、上述のように、ネジ27によりローラ基台23が取り付けられているため、入力部材31、ローラケース32、ローラ基台23および引抜きローラ21が軸R周りに一体的に回転するように構成されている。
クラウンギア33には、一対のピン13が取り付けられている。これらのピン13は、スリーブ12のピン挿入孔12aに挿入されるとともに、後述するユニット支持基台2の長孔2aに嵌合されるようになっている。このため、クラウンギア33は非回転部材である。また、クラウンギア33は、フェイスギア部33aを有している。このフェイスギア部33aは、ユニット側ギア34と噛合している。そして、ユニット側ギア34は、ローラケース32の側部とギアカバー38とに挟持されたギア軸36に回転可能に軸支されている。上記構成によって、入力部材31とともにローラケース32が回転すれば、ユニット側ギア34がフェイスギア部33a上を転動することになる。
また、ユニット側ギア35は、前記ユニット側ギア34と噛合しており、ローラ基台23の側部に設けたギア軸37に回転可能に軸支されている。このユニット側ギア35は、引抜きローラ21の端部に形成された図略のギア部とも噛合しており、ローラ軸22を中心に自転するための駆動力を引抜きローラ21に伝達する機能を有している。
スリーブ12は、回転部11の引抜きローラ21を囲むようにその周囲に設けられており、肌面Sに向けて突出している。本実施形態では、図4に示すように、スリーブ12の肌方向の端部12bが、引抜きローラ21の肌方向の頂部(肌面Sとの接触部分)に面一となるように構成されており、スリーブ12が引抜きローラ21とともに肌面Sに接触するようになっている。なお、スリーブ12の端部12bが、引抜きローラ21の頂部よりも僅かに肌方向に突出するように構成されていてもよい。
ユニット支持基台2は、3つの脱毛ユニット1を収容可能な椀形状に形成されている。また、ユニット支持基台2には、各脱毛ユニット1の一対のピン13に対する受け部として機能する長孔2aが適所に設けられている。これによって、脱毛ユニット1は、図9および図10に示すように、ユニット支持基台2に対してA方向にスイング(揺動)可能となっている。また、ユニット支持基台2の長孔2aは、脱毛ユニット1のピン13に対してB方向にクリアランスを有するように形成されており、これによって脱毛ユニット1が、ユニット支持基台2に対してB方向にフロート(昇降)可能となっている。上記構成は、各脱毛ユニット1に用いられており、各々の脱毛ユニット1が互いに独立してスイングおよびフロート(揺動しながら昇降)することが可能となっている。
第1駆動伝達機構4は、駆動伝達の上流から順次配される駆動側ギア41〜45と、駆動側ギア42〜45を各々軸支するギア軸46〜49と、ギアカバー51と、円筒部材52と、圧縮コイルバネ53とにより構成されている。
駆動側ギア41は、モータ3の駆動軸3aに取り付けられている。また、駆動側ギア42〜44は、ユニット支持基台2とギアカバー51とに両端を支持されたギア軸46〜48により回転可能に軸支されており、駆動側ギア41の駆動力を3つの駆動側ギア45に伝達するように構成されている。なお、ギアカバー51は、ネジ8により本体カバー6の凹部6a内に固定されている。
各駆動側ギア45は、ユニット支持基台2に設けたギア軸49に軸支された状態で、円筒部材52と噛合している。すなわち、図5に示すように、駆動側ギア45の凸状の筒部45aの外周に形成されたギアと、円筒部材52の筒部52aの内周に形成されたギアとが噛み合うことにより、駆動側ギア45から円筒部材52に駆動力が伝達されるようになっている。そして、この円筒部材52の筒部52a内には、圧縮コイルバネ53が配されており、駆動側ギア45と円筒部材52とが互いに離間する方向に付勢力が作用している。これにより、ユニット支持基台2に対して沈み込むように移動した脱毛ユニット1を、容易に元の位置に戻すことができる。
円筒部材52は、前記入力部材31の凹状の係合部31aと係合する突起部52bを有している。この突起部52bは、平面視で略三角形状を呈しており、入力部材31の係合部31aも図示しないが平面視略三角形の凹形状となっている。これによって、脱毛ユニット1がユニット支持基台2に対してフロートおよびスイングしたとしても(図11参照)、両者の係合状態が容易に解除されることがないようになっている。
以上のように構成された脱毛装置100では、モータ3で発生した駆動力(回転運動)は、第1駆動伝達機構4の駆動側ギア41〜44を介して3つの駆動側ギア45に伝達され(図7参照)、さらに、各円筒部材52を介して、各脱毛ユニット1の入力部材31へと伝達される(図8参照)。そして、回転部11が軸Rを中心に回転する。
ここで、第1駆動伝達機構4の円筒部材52が、脱毛ユニット1の回転部11の入力部材31と連結されており、突起部52bと係合部31aとがフレキシブルに係合することで、脱毛ユニット1のユニット支持基台2に対するスイング時にも確実に連結状態を維持可能となっている。また、円筒部材52は、当該円筒部材52を入力部材31の方向に付勢するための圧縮コイルバネ53が内蔵されることによって、駆動側ギア45に対してフロート自在となっている。したがって、脱毛ユニット1がユニット支持基台2に対して大きくスイングおよびフロートしたとしても、脱毛ユニット1に確実に駆動力(回転運動)が伝達される構造となっている。
また、回転部11に内蔵されるユニット側ギア34は、クラウンギア33に設けられたフェイスギア部33aと噛み合っており、回転部11の軸Rを中心とする回転に伴ってユニット側ギア34が自転する。そして、第1駆動伝達機構4の駆動力が、ユニット側ギア34,35を介して引抜きローラ21に伝達されることによって、引抜きローラ21がローラ軸22を中心に自転する。
このように、互いに独立してスイングおよびフロート可能な各脱毛ユニット1が、引抜きローラ21の中心を通る軸Rを中心として回転し、かつ、当該回転運動中に引抜きローラ21がローラ軸22を中心にして自転運動を行うことによって、肌面Sに対する挟持部21aの移動方向を、上記引抜きローラ21の軸Rを中心とする回転に伴って変化させながら、肌から毛を引き抜くことが可能となっている。
本実施形態では、上記のように、肌面Sに略沿うローラ軸22を中心に自転する引抜きローラ21を、当該引抜きローラ21の略中心を通る肌面Sに略直交する軸Rを中心に回転させることによって、肌面Sに対する挟持部21aの移動方向を、上記引抜きローラ21の軸Rを中心とする回転に伴って変化させることができる。例えば、引抜きローラ21が軸Rを中心に約180°回転した場合には、肌面Sに対する挟持部21aの移動方向がほぼ逆になる。ここで、挟持部21aが毛流れ方向に逆らって移動する場合には、挟持部21aが毛流れ方向に移動する場合に比べて、毛が隙間21bに導入されやすく、したがって挟持部21aで容易に毛を挟むことができるので、毛を肌から引き抜きやすくなることが知られている。そして、上記構成によれば、挟持部21aが、毛流れ方向に逆らって移動するタイミングが確実に存在するので、引抜きローラ21の肌面Sとの接触部全体に亘って、脱毛処理に好適な状態を確保することができる。これにより、引抜きローラ21の肌面Sとの接触域全域の脱毛効率をムラ無く向上させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、脱毛ユニット1を軸Rを中心に回転させるための駆動手段が、引抜きローラ21をローラ軸22を中心に自転させるための機構を兼ねることになるので、引抜きローラ21を駆動するための機構が複雑化するのを抑えることができる。
また、本実施形態では、上記のように、3つの引抜きローラ21が、平面視で略正三角形の各頂点に位置するような相互位置関係で近接配置されることによって、隣接する2つの引抜きローラ21の間の隙間にオーバーラップするように残り1つの引抜きローラ21が配置されることになるので、当該脱毛装置100を肌面Sに沿って移動したときに、肌面Sに脱毛処理が施されていない領域が発生し難い。これにより、脱毛面積を増大したとしても、脱毛効率が低下することがない。
また、本実施形態では、上記のように、スリーブ12の肌方向の端部12bが、引抜きローラ21の肌方向の頂部に面一となるように構成することによって、スリーブ12が引抜きローラ21とともに肌面Sに接触するので、肌面Sに対して回転する引抜きローラ21が単独で肌に強く接触することで当該脱毛装置100が肌に弾かれるといった不都合の発生を防ぐことができる。これにより、脱毛処理を円滑に行うことができる。また、脱毛処理時に肌面Sをスリーブ12で押さえて引き伸ばすことができるので、毛を肌から引き抜く際の刺激感を軽減することができる。
また、本実施形態では、上記のように、引抜きローラ21およびこの引抜きローラ21に対応する第2駆動伝達機構25が、ユニット化された脱毛ユニット1を構成することによって、設計段階で脱毛ユニット1の数を変える場合に、駆動手段の構成を大幅に変更する必要がなくなる。
なお、上記実施形態では、3つの脱毛ユニットを備えた脱毛装置について示したが、これに限らず、脱毛ユニットを1つ、2つ、あるいは4つ以上備えた脱毛装置にも本発明を適用可能である。
また、引抜きローラ21を、第1駆動伝達機構4からの駆動力によってローラ軸22を中心に自転するように構成したが、これに限らず、引抜きローラ21のローラ軸22を中心とする自転運動が他の駆動機構系によって行われる構成であってもよい。
本発明の一実施形態による脱毛装置の平面図である。 図1に示した脱毛装置の側面図である。 図1に示した脱毛装置の分解斜視図である。 図1中のIV−IV線に沿った断面図である。 図4中のV−V線に沿った断面図である。 図4に示した脱毛ユニットの引抜きローラの斜視図である。 脱毛装置の第1駆動伝達機構による駆動伝達方法を説明するための斜視図である。 脱毛装置の第2駆動伝達機構による駆動伝達方法を説明するための斜視図である。 通常状態の脱毛ユニットを示した側面図である。 フロート状態の脱毛ユニットを示した側面図である。 フロート状態の脱毛ユニットを示した図4に対応する断面図である。 従来の脱毛装置の構成を示した斜視図である。
1 脱毛ユニット
3 モータ(駆動源)
4 第1駆動伝達機構(駆動手段)
12 スリーブ
12b 端部
21 引抜きローラ(引抜き手段)
21a 挟持部
22 ローラ軸(第1の回転軸)
25 第2駆動伝達機構(駆動手段)
100 脱毛装置
R 軸(第2の回転軸)
S 肌面

Claims (4)

  1. 毛を挟んで保持する挟持部を有し、肌面に略沿う第1の回転軸を中心に自転する引抜き手段と、この引抜き手段を肌面に略直交する第2の回転軸を中心に回転させる駆動手段とを備え、前記挟持部を肌に対して移動させて毛を肌から引き抜く脱毛装置であって、
    前記引抜き手段は、平面視で略正三角形の各頂点に位置するような相互位置関係で3箇所に近接配置されており、
    それら3つの引抜き手段は、第2の回転軸が引抜き手段の略中心をそれぞれ通るように、前記駆動手段により回転されることを特徴とする脱毛装置。
  2. 前記引抜き手段は、前記駆動手段からの駆動力により第1の回転軸を中心に自転するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の脱毛装置。
  3. 前記引抜き手段の周囲に、肌面に向けて突出するスリーブを設け、
    このスリーブの肌方向の端部が、引抜き手段の肌方向の頂部に面一、若しくは該頂部よりも僅かに肌方向に位置していることを特徴とする請求項1または2に記載の脱毛装置。
  4. 前記駆動手段は、駆動源に接続される第1駆動伝達機構と、この第1駆動伝達機構に接続されて第1駆動伝達機構からの駆動力を各引抜き手段に伝達する3組の第2駆動伝達機構とを含み、
    前記引抜き手段およびこの引抜き手段に対応する第2駆動伝達機構が、ユニット化された脱毛ユニットを構成していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の脱毛装置。
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