JP4613948B2 - 電動除毛器 - Google Patents

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Description

本発明は、体毛を除去するための電動除毛器に関する。
従来、電気カミソリなどの電動除毛器では、把持部も兼ねる本体部の先端部に体毛をカットする刃ブロック部を設けてある。本体部の内部には、刃を駆動させるためのモータ、モータの駆動を伝達するための駆動子、ならびにモータを駆動させるための電池ブロック等が収容されており、スイッチをON操作することでモータを駆動させ、刃を動かして除毛できるようになっている。
一方、手動式の安全カミソリには、本体部を屈曲可能に構成したり、伸縮可能に構成したりすることで、使用時においては利用者が使いやすい形状になり、使用後にはコンパクトに収納できるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−105077号公報
しかしながら、上記従来の電動除毛器では、本体部の内部にモータや、駆動子、電池ブロック等を収納する関係上、把持部を兼ねる本体部を伸縮自在に構成することが困難であった。すなわち、従来の電動除毛器の本体部は比較的短い長さで固定されているため、手の届かないあるいは届きにくい場所での体毛の除去は行い難くなっていた。
そこで、本発明は、より使い勝手を向上させることが可能な電動除毛器を得ることを目的とする。
請求項1の発明にあっては、体毛をカットする刃部を長手方向の先端部に設けた本体部と、上記本体部に、当該本体部の長手方向に沿ってスライド可能、かつ回動可能に装着された把持部と、上記本体部と上記把持部とを多段階の角度で相互に係合して各角度で保持可能とする角度調整機構とを備え、上記角度調節機構は、外周に歯車状の凹凸部を形成したクリックギアと、上記凹凸部の凹部に係合する凸部を有したクリック板とを有し、上記クリックの凸部を上記凹凸部のいずれかの凹部に係合させることで、上記本体部と上記把持部とを最大保持角度から最小保持角度に亘って段階的に保持可能としており、且つ、上記クリックギアの凹凸部を所定範囲に亘って切除することによって荷重逃がし部を形成し、上記角度調節機構により上記本体部と上記把持部とを最大保持角度で保持した状態で上記本体部および上記把持部に相対回動方向に荷重が作用した際に、上記角度調節機構の回動軸から相互に係合する部分までの間の少なくとも一部が弾性変形して、上記クリック板の凸部が上記荷重逃がし部に移動し、上記本体部と上記把持部とが相対的に開く方向に上記角度調節機構による係合状態を解除できるようにしたことを特徴とする。
請求項の発明にあっては、上記把持部の上記本体部に対する回動を、本体部および把持部が最も伸長した状態でのみ許容するように構成したことを特徴とする。
請求項の発明にあっては、上記本体部のうち上記先端部に対して長手方向他方側となる部分の表面に略平面状の載置面を形成するとともに、上記本体部と上記把持部とを所定角度回動させた状態で、当該把持部の回動軸から離間した部分の表面を上記載置面に沿う位置に配置して接触部を形成し、上記載置面および上記接触部を台座となる平坦面上に接触させて、上記本体部を立てた姿勢で、当該平坦面上に載置できるようにしたことを特徴とする。
請求項の発明にあっては、上記把持部は、上記本体部の短手方向両側に配置される両側部と、それら両側部の引き出し方向先端側を連結する連結部とを有し、それら両側部と連結部とが、本体部の外周に沿う略U字状に形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、利用者が本体部および把持部を適宜な長さや角度に変化させることができて、電動除毛器の使い勝手を向上させることができる。また、相対角度を多段階に可変設定できるようになる分、使い勝手をより一層向上することができる。また、荷重が作用したときに角度調整機構によって相互に係合する部分が壊れるのを抑制することができる。
請求項の発明によれば、刃部を把持部から離隔した状態で本体部と把持部との相対角度を可変設定することができる。
請求項の発明によれば、本体部と把持部とを相対的に屈曲させた状態で、電動除毛器を平坦面上に載置することができる。
請求項の発明によれば、把持部のU字状に形成した部分を、フックとして利用できるようになる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1〜図15は本発明にかかる電動除毛器の一実施形態を示している。このうち、図1は、電動除毛器の正面図、図2は、電動除毛器の側面図、図3は、図1中III−III線に沿った断面図、図4は、把持部と正面カバーを外した電動除毛器の正面図、図5は、把持部と正面カバーを外した電動除毛器の側面図である。
また、図6は、把持部を最も大きく引き出した状態での電動除毛器の正面図、図7は、把持部を最も大きく引き出した状態での電動除毛器の側面図、図8は、図7中VIII−VIII線に沿った断面図、図9は、把持部の正面図、図10は、図9中X−X線に沿った断面図、図11は、角度調整機構の断面図である。
さらに、図12は、把持部を最も大きく回動させた状態での電動除毛器の斜視図、図13は、把持部を最も大きく回動させた状態での電動除毛器の側面図、図14は、荷重逃がし部の作動状態での電動除毛器の側面図、図15は、荷重逃がし部の作動状態を示す角度調整機構の断面図である。
図1および図2に示すように、本実施形態にかかる電動除毛器1は、体毛をカットする刃部としての刃ブロック2を長手方向(図中上下方向)の先端部に設けた本体部3を備えている。本体部3は長手方向に緩やかに略一定の円弧上に沿って湾曲形成してあり、これに伴って本体部3の両側に配置した把持部4も同方向に湾曲している。なお、便宜上、本実施形態では、湾曲形成した本体部3の径内側を正面側、径外側を背面側と規定する。
刃ブロック2は、長い毛をカットするための櫛状のトリマー刃2Tと、このトリマー刃2Tで短くした毛を仕上げるためのネット刃2Nと、を有している。ネット刃2Nは刃ブロック2の先端に固定的に突出している。一方、トリマー刃2Tは、刃ブロック2の正面側に配置したトリマーハンドル2Hを上下操作することにより、刃ブロック2の先端から出没するようになっている。
本体部3の内部には、図3に示すように、トリマー刃2Tおよびネット刃2Nを駆動させるためのモータ5を設置してある。モータ5の先端には偏芯カム5aを介して駆動子5bを偏心状態で取り付けて、モータ5の回転運動を駆動子5bを往復運動に変換するようになっている。また、本体部3の内部には、モータ5を駆動するための電池ブロックBも収容されている。
そして、駆動子5bの先端に、ネット刃2Nの内刃2Naを取り付け、この内刃2Naがネット刃2Nと摺動して毛をカットするようになっている。また、駆動子5bの途中には、トリマー刃2Tに駆動力を伝達する為のトリマー駆動子2Taを配置してある。
本体部3の正面側のほぼ中央部にはスイッチハンドル6を設けてある。このスイッチハンドル6は本体部3の正面カバー3Cにフックにて係合して長手方向に往復移動し、電気的にオン・オフを切り換えるようになっている。
ここで、本実施形態にかかる電動除毛器1では、本体部3に対して把持部4を別体に設け、その把持部4を本体部3に対して長手方向に沿って伸縮するようにスライド可能、かつ回動可能に装着してある。
把持部4は、図9に示すように、本体部3の短手方向両側(短手方向両端側、正面視で左右両側)となる両側部4S1,4S2と、それら両側部4S1,4S2の引き出し方向の先端側を連結した連結部4Cと、によって本体部3の外周に沿ったほぼU字状に形成してある。
図4および図5に示すように、本体部3の図中下方に位置する底部3Bの両側には、スライドロック釦7を中心として回動する回動基台9を設けてある。また、本体部3の側面には、把持部4をスライドさせるためにレール溝10を設置してあるとともに、回動基台9にもレール溝10の延長上にレール溝10Aを設置してある。
一方、把持部4の両側部4S1,4S2の内面には、図10に示すように上述したレール溝10,10Aにスライド自在に係合するレール11を形成してある。このレール11をレール溝10,10Aに挿入することにより、図1および図2に示すように把持部4が本体部3の両側に配置され、レール溝10,10Aに沿ってレール11をスライドさせることで、把持部4が本体部3の長手方向に沿って移動できるようになっている。かくして、本体部3と把持部4とが全体的に伸縮する構成が得られる。なお、図1および図2は短縮状態を示し、図6および図7は伸長状態を示している。
また、図10に示すように、レール11の内側には、スライドロック釦7に係脱自在に嵌合する複数のレール凹部11a、11b、11cを長手方向に適宜間隔をもって設けてある。図8に示すように、スライドロック釦7は内面にコイルばね7aを有しており、スライドロック釦7を常に外側に押し出す(付勢する)ように設定されている。これにより、スライドロック釦7はその先端部分を回動基台9に設けたレール溝10Aに開けた穴から常に突出させてある。そして、スライドロック釦7の先端突出部7bは、把持部4のスライド位置に応じてレール凹部11a,11b,11cに順次嵌合するようになっている。
つまり、本体部3および把持部4が最も縮んだ状態では、スライドロック釦7の先端突出部7bがレール凹部11aと嵌合した状態になる。この状態で把持部4を伸長方向に引っ張ると、スライドロック釦7の先端突出部7bとレール凹部11aとの係合が外れて、スライドロック釦7の先端突出部7bを押し込みつつ把持部4のスライドが可能となる。
そして、把持部4のスライドに伴って次のレール凹部11bがスライドロック釦7に位置すると、コイルばね7aの付勢力でスライドロック釦7の先端突出部7bが突出してレール凹部11bに嵌合し、把持部4を固定することができる。さらに、同様にして把持部4が本体部3から最も引き出されたでは、スライドロック釦7の先端突出部7bがレール凹部11cに嵌合して把持部4を固定することができる。
レール11は本体部3側のレール溝10および回動基台9側のレール溝10Aの双方に嵌合されているが、図6および図7に示すように、本体部3および把持部4が最も長く伸長した状態(把持部4が本体部3から最も大きく引き出された状態)、つまり、スライドロック釦7とレール凹部11bとが係合した状態では、レール11がレール溝10から外れてレール溝10Aのみに係合した状態となる。
したがって、本体部3および把持部4が最も長く伸長した状態でのみ回動基台9の回動が可能となり、図12および図13に示すように、本体部3と把持部4とをV字状に屈曲させることができる。このときの回動の中心を、図中、回動軸Axと記す。
そして、図11に示すように、把持部4の回動部となる回動基台9には、把持部4の回動可能範囲内において多段階の回動固定を可能とする角度調整機構12を設けてある。この角度調整機構12は、回動基台9と一体に回転して外周に歯車状の凹凸部13aを形成したクリックギア13と、本体部3側に設けられてクリックギア13の凹凸部13aに回転抵抗を付加する板ばね状のクリック板14と、を有している。クリック板14の中央部にはクリックギア13の凹凸部13aに係合する凸部14aを形成し、この凸部14aが凹凸部13aの1つに係合することにより、所定の抵抗力をもって回動基台9の回転を阻止できるようになっている。
そして、把持部4に所定の抵抗力以上の回転力を回動基台9に付加することにより、凹凸部13aからクリック板14の凸部14aを押し出しつつクリックギア13の回転が許容され、これにより把持部4の回動角を変化させることができる。
凹凸部13aは把持部4の回動許容範囲に対応して形成してあり、クリックギア13には凹凸部13aの両端部に形成した段差部13b,13cが、本体部3側に形成したストッパー部3p1,3p2に当接することにより把持部4の回動が停止し、それ以上の回動ができないようになっている。
また、本実施形態では、本体部3は長手方向に緩やかに湾曲しており、図7に示すように、回動基台9の角度調整機構12には、把持部4が本体部3の長手方向にスライドして全体として湾曲状に伸長した状態にあるときに、回動基台9に作用する一定以上の荷重に対して、本体部3と把持部4とを開く方向に固定解除する荷重逃がし部15を設定してある。
すなわち、この荷重逃がし部15は、図11に示すように、クリックギア13の凹凸部13aを所定範囲に亘って切除することによって設定してある。つまり、荷重逃がし部15は、把持部4が伸長した状態(図7参照)から把持部4が開き方向に回動させた状態(図14参照)までの範囲で、クリック板14の凸部14aに対応した凹凸部13aを切除して形成されている。
このような構成により、通常に把持部4を伸ばした状態でクリック板14の凸部14aが係合する凹凸部13aの山を乗り越えた後は把持部4がフリーとなり、図15に示すように、クリックギア13の他方の段差部13cがストッパー部3p2に当接するまでは、把持部4が抵抗無く屈曲できることになる。
本体部3および把持部4が最も大きく伸長して略アーチ状となった状態、つまり、図7中左側が下に配置される状態で電動除毛器1を台座となる平坦面(棚などの上面)上に置いてあるときに、不意にアーチの中央部に荷重が掛かると、荷重の全てを把持部4の先端P1と刃ブロック2の先端P2との2点で荷重を受けることになる。このとき、本実施形態では、回動基台9に荷重逃がし部15を設けてあるため、図14に示すように本体部3と把持部4とが逆折れ状に開いて、本体部3の底部3Bの角部が平面台に接触して荷重を受けることができる。
さらに、本実施形態では、図13に示すように、本体部3のうち先端部(すなわち刃ブロック2を設けた部分)に対して長手方向他方側となる底部3Bの表面に略平面状の載置面3Fを形成し、把持部4の回動状態で当該載置面3Fに沿った延長面E上に把持部4の回動軸Axから離間した部分(本実施形態では先端部4T)の1点を配置し、これを接触部4Pとしてある。なお、本実施形態では、本体部3および把持部4を最も大きく回動させた状態で、上述した載置面3Fの延長面E上に把持部4の先端部4Tを配置してある。
したがって、電動除毛器1で背中などのむだ毛処理を行う際などに、把持部4を最も大きく回動させた状態で使用する姿勢のまま、台座となる平坦面上に、本体部3を立てた姿勢で、電動除毛器1を載置することができる。
ところで、図9に示すように、把持部4は、両側部4S1,4S2と連結部4CとによってU字状に形成されている。このようにU字状を成すことによって、把持部4を本体部3から引き出した状態では、その把持部4の引き出し部分をフックなどに引っ掛けておくことができる。
利用者が体毛を除去する場合には、風呂場等で立ちながら行うこともあるが、このような場合に、体に付着した体毛を払い落として仕上がりを確認するとき等には、一旦、電動除毛器1を手から離すことになる。このような場合に、上記引き出した把持部4をフックなどの突出部に引っ掛けておくで、床面などに放置すること無く、より速やかに作業を再開することができる。
以上、説明したように、本実施形態にかかる電動除毛器1では、本体部3と別体に設けた把持部4を、本体部3に対して長手方向に沿って伸縮するようにスライド可能、かつ回動可能に構成した。このため、利用者が刃ブロック2を皮膚に当てるときに、本体部3および把持部4を使いやすい長さや角度に変化させることができ、電動除毛器1の使い勝手を向上させることができる。
したがって、従来の固定的な電動除毛器では刃ブロック2を当て難かった足先端部や、ふくらはぎ、背中といった部分に対しても、容易に先端部の刃ブロック2を当てることができるようになり、特に、把持部4を伸長させた状態で回動させることによって、背中などの手から遠い部位にあっても刃ブロック2を当てることが可能となる。
また、本実施形態では、把持部4の本体部3に対する回動を、本体部3および把持部4が最も長く伸長した状態でのみ許容するように構成した。このため、刃ブロック2を把持部4から離隔した状態で本体部3と把持部4との相対角度を可変設定することができ、背中等の手から遠い部位にあっても、刃ブロック2を当てて剃毛することが可能となる。また、使用中に把持部4が本体部3に対して相対移動する等の不具合を抑制しやすくなるという利点もある。
また、本実施形態では、本体部3と把持部4とを多段階の角度で相互に係合して各角度で保持可能とする角度調整機構12を設けた。このため、相対角度を多段階に可変設定できるようになる分、使い勝手をより一層向上することができる。すなわち、利用者の体格や体の柔軟性等に応じて、より使いやすく設定することが可能となる。
また、本実施形態では、本体部3および把持部4に相対回動方向に荷重を作用させることで、相対回動の回動軸Axから相互に係合する部分までの間の少なくとも一部(本実施形態では、クリック板14)を弾性変形させ、本体部3と把持部4とが相対的に開く方向に角度調整機構12による係合状態を解除できるようにした。このため、荷重が作用したことにより角度調整機構によって相互に係合する部分が壊れるのを抑制することができる。
特に、本実施形態では、本体部3および把持部4を長手方向に沿って湾曲させて略アーチ状に形成するとともに、その長手方向略中央部に配置される回動基台9に荷重逃がし部15を設定して、本体部3および把持部4が逆折れ状に相対回動できるようにしたため、この状態で中央部に不意に荷重が作用した場合にあっても、本体部3や把持部4が破壊されるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、本体部3のうち先端部に対して長手方向他方側となる部分である底部3Bの表面に略平面状の載置面3Fを形成するとともに、本体部3と把持部4とを所定角度回動させた状態で当該把持部4の回動軸Axから離間した部分(本実施形態では先端部4T)の表面を載置面3Fに沿う位置に配置して接触部4Pを形成し、載置面3Fおよび接触部4Pを台座となる平坦面上に接触させることで、当該平坦面上に刃ブロック2を上にして本体部3を立てて載置できるようにした。このため、本体部3と把持部4とを相対的に屈曲させた状態で、電動除毛器1を平坦面上に載置することができ、使い勝手がより一層向上することになる。
また、本実施形態では、把持部4は、本体部3の短手方向両側に配置される両側部4S1,4S2と、それら両側部4S1,4S2の引き出し方向先端側を連結する連結部4Cとを有し、それら両側部4S1,4S2と連結部4Cとが、本体部3の外周に沿う略U字状に形成されている。このため、把持部4のU字状に形成した部分を、フックとして利用できるようになり、使い勝手がより一層向上することになる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。例えば、載置面3Fや接触部4Pの形状は配置等は、適宜に変更することができる。また、刃ブロック2にはトリマー刃2Tとネット刃2Nを設けたが、これに限ることなく、1つの刃のみを設けたものであっても良く、また、その他の刃を設けたものでもよい。
本発明の一実施形態にかかる電動除毛器の正面図である。 本発明の一実施形態にかかる電動除毛器の側面図である。 図1中III−III線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態にかかる電動除毛器の把持部と正面カバーを外した状態を示す正面図である。 本発明の一実施形態にかかる電動除毛器の把持部と正面カバーを外した状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態にかかる電動除毛器の把持部を最も大きく引き出した状態を示す正面図である。 本発明の一実施形態にかかる電動除毛器の把持部を最も大きく引き出した状態を示す側面図である。 図7中VIII−VIII線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態にかかる電動除毛器の把持部の正面図である。 図9中X−X線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態にかかる電動除毛器の角度調整機構の断面図である。 本発明の一実施形態にかかる電動除毛器の把持部を最も大きく回動させた状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる電動除毛器の把持部を最も大きく回動させた状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態にかかる電動除毛器の荷重逃がし部の作動状態での側面図である。 本発明の一実施形態にかかる電動除毛器の荷重逃がし部の作動状態での角度調整機構の断面図である。
符号の説明
1 電動除毛器
2 刃ブロック(刃部)
3 本体部
3B 底部
3F 載置面
4 把持部
4S1,4S2 側部
4C 連結部
4P 接触部
4T 先端部
12 角度調整機構

Claims (5)

  1. 体毛をカットする刃部を長手方向の先端部に設けた本体部と、
    前記本体部に、当該本体部の長手方向に沿ってスライド可能、かつ回動可能に装着された把持部と、
    前記本体部と前記把持部とを多段階の角度で相互に係合して各角度で保持可能とする角度調整機構とを備え、
    前記角度調節機構は、外周に歯車状の凹凸部を形成したクリックギアと、前記凹凸部の凹部に係合する凸部を有したクリック板とを有し、前記クリックの凸部を前記凹凸部のいずれかの凹部に係合させることで、前記本体部と前記把持部とを最大保持角度から最小保持角度に亘って段階的に保持可能としており、且つ、
    前記クリックギアの凹凸部を所定範囲に亘って切除することによって荷重逃がし部を形成し、
    前記角度調節機構により前記本体部と前記把持部とを最大保持角度で保持した状態で前記本体部および前記把持部に相対回動方向に荷重が作用した際に、前記角度調節機構の回動軸から相互に係合する部分までの間の少なくとも一部が弾性変形して、前記クリック板の凸部が前記荷重逃がし部に移動し、前記本体部と前記把持部とが相対的に開く方向に前記角度調節機構による係合状態を解除できるようにしたことを特徴とする電動除毛器。
  2. 前記本体部と前記把持部とは、当該本体部および把持部の装着状態で長手方向に沿って湾曲した略アーチ状に形成されるとともに、
    前記荷重逃がし部により、前記本体部と前記把持部とを逆折れ状に相対回動できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電動除毛器。
  3. 前記把持部の前記本体部に対する回動を、本体部および把持部が最も伸長した状態でのみ許容するように構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の電動除毛器。
  4. 前記本体部のうち前記先端部に対して長手方向他方側となる部分の表面に略平面状の載置面を形成するとともに、
    前記本体部と前記把持部とを所定角度回動させた状態で、当該把持部の回動軸から離間した部分の表面を前記載置面に沿う位置に配置して接触部を形成し、
    前記載置面および前記接触部を台座となる平坦面上に接触させて、前記本体部を立てた姿勢で、当該平坦面上に載置できるようにしたことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一つに記載の電動除毛器。
  5. 前記把持部は、前記本体部の短手方向両側に配置される両側部と、それら両側部の引き出し方向先端側を連結する連結部とを有し、それら両側部と連結部とが、本体部の外周に沿う略U字状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一つに記載の電動除毛器。
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