JP6357282B2 - 切断ヘッド及び毛切断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、毛切断器具(hair cutting appliance)、特に、電動式ヘッド(electrically operated head)又はボディーグルーミング器具(body grooming appliance)のための切断ヘッド(cutting head)に関し、切断ヘッドは、静止ブレードとカッタブレードとを含むブレードセットを含み、静止ブレード及びカッタブレードは、静止ブレード及びカッタブレードのそれぞれの歯によって定められる少なくとも1つの歯付き前縁を含み、カッタブレードを静止ブレードに対して往復移動させて毛を切断し得る。本開示は、それぞれの切断ヘッドを備える、毛切断器具、特に、電動式ヘッド又はボディーグルーミング器具に更に関する。
毛切断器具は概ね知られており、ヘアトリマ(hair trimmers)、ヘアクリッパ(hair clippers)及びシェーバ(shavers)を含むことがある。電気式の毛切断器具は、本線供給される電気及び/又は電池によって給電されてよい。一般的に、毛切断器具は、人が手入れの行き届いた外観を有するのを可能にするよう、顔の毛及び頭の毛(頭髪)をトリミングする(trim)ために使用される。この目的を達成するために、単一目的の毛切断器具、例えば、カミソリ(razors)、シェーバ及びヘアクリッパが広く知られている。
この脈絡において、米国特許第3,149,418A号は、複数の平行な離間した固定ブレードと固定ブレードと協働する複数の可動ブレードとを有する種類のヘアクリッパのための、調節可能なコーム(櫛)及びゲージアタッチメントを開示しており、アタッチメントは、少なくともクリッパの複数のブレード全体の幅の平面的な部材を有し、平面的な部材は、固定ブレードの最後方端と係合するためにその第1の端にクリップを有し、平面的な部材は、平面的な部材の第2の端に平行に固定される複数の固定歯を有し、固定歯は、アタッチメントがヘアクリッパに固定されるときに、ヘアクリッパの固定ブレードと平行になるように方向付けられ、固定歯の各々は、それに固定される一体的な垂直部分を有し、一体的な垂直部分の各々は、アタッチメントがヘアクリッパに固定されるときに固定ブレードに面する垂直部分の垂直エッジに沿って垂直部分に固定される弾力性材料を有し、それにより、固定ブレードの前方端は、垂直部分に沿って離間させられる地点で弾力性材料と係合して、平面的な部材及び固定歯が固定ブレードから異なる距離で離間させられるのを可能にする。
特許出願WO2007/132385A1は、毛切断システムと共に使用するコームデバイスを開示しているのに留意のこと。WO2007/132385A1が開示するコームは、デバイスの使用中に切断ブレードに対して固定的な位置にある第1の部分と、デバイスの使用中に切断ブレードに対して可動である第2の部分とを含む。WO2007/132385A1に従ったコームデバイスの第1の部分は、一定の切断長を保証するのに対し、コームデバイスの第2の部分は、コームデバイスの使い勝手を向上させる。
米国特許第2,013,279号は、デバイスの使用中に皮膚に対してヘアクリッピングデバイスを押し付けるために使用者が利用する力に依存して動くように構成される、ヘアクリッパアタッチメントを開示していることに更に留意のこと。アタッチメントは、デバイスの切断長が変えられるように、ヘアクリッパデバイスの切断プレートに対して動く。
更に、近年、いわゆるボディーグルーマについての需要の増加が観察されている。ボディーグルーマ又はボディーグルーミング器具を、使用者の首、顔又は頭部を含まない身体領域の体毛を除去し、トリミングし或いは切断するために使用されてよい特殊毛切断器具と呼んでよい。換言すると、ボディーグルーミング器具を、全身ヘア切断器具及び/又はトリミング器具と呼んでもよい。従って、ボディーグルーミング器具は、使用者の敏感な皮膚領域における、例えば、生殖領域(親密な毛の切断)、手が届きにくい領域等における、毛切断作業に特に適していなければならない。ボディーグルーミング器具の更なる用途は、脚のシェービング及び/又は脇の下のシェービングである場合がある。しかしながら、前述のことは限定的に理解されるべきでなく、従って、本開示は、顔の毛を切断し或いはトリミングするよう主に構成される毛グルーミング器具にも関する。トータルボディグルーミング器具は、ある程度、顔の毛を切断するのにも適するが、標準的なヘアトリマ/クリッパは、ある程度、ボディーグルーミングにも適用可能である。
電動器具を利用する大部分の毛切断及び/又はトリミング作業のために、傷つきやすい皮膚領域の保護は、使用者受容(user acceptance)を達成するために非常に重要である。幾つかの身体領域における使用者の皮膚は、従来的なシェーバ及び/又はトリマでの処理に対して特に敏感であることが観察されている。従って、従来的な市販のシェービングヘッド及び/又は頭髪切断器具の使用は、これらの敏感な領域において有意な皮膚刺激を引き起こすことがある。
その上、切断性能は、ある程度、現在処置されている皮膚領域の柔らかさに依存することが観察されている。例えば、容易にアクセス可能な比較的硬い皮膚領域で毛を除去するとき、幾らかの使用者は、典型的には、切断操作を素早く終了させるために切断動作を加速させる傾向がある。他方、なおさら、殆どアクセス可能でないことがある比較的柔らかい皮膚領域において毛を除去するとき、使用者は、典型的には、皮膚への損傷を避けるために器具の切断動作を減速させる傾向がある。両方の用途タイプにおいて十分な性能を示し、安全に毛を切断し且つ/或いはトリミングする際に使用者をサポートする、ヘアグルーミング器具の必要がある。
結果的に、ヘアグルーミング器具には依然として改良の余地がある。
従って、本発明の目的は、上述の欠点及び問題の少なくとも一部に取り組むことがある毛切断器具のための、特に電動グルーミング器具のための、切断ヘッドを提供することである。特に、本開示の目的は、敏感な皮膚領域における毛切断及び/又は毛除去(脱毛)に特に適すると同時に、然程敏感でない皮膚領域における効率的且つ強力な毛切断及び/又は毛除去作業に特に適する、切断ヘッドを提供することである。敏感な皮膚領域で毛を切断するときの皮膚刺激のリスクを減少させる切断ヘッドを提供することは更に有利である。皮膚損傷及び/又は皮膚切傷のリスクを有意に減少させ得るのが好ましい。一般的な切断性能に悪影響を及ぼすことなく、費用効果的な方法において、切断ヘッドを敏感な皮膚領域における特定のグルーミング用途に設定し得ることが更に好ましい。それぞれの切断ヘッドを備える毛切断器具、特にグルーミング器具を提供することが本開示の他の目的である。
本開示の第1の特徴において、毛切断器具、特に電動グルーミング器具のための、切断ヘッドが提示され、切断ヘッドは、
− 静止ブレードとカッタブレードとを含むブレードセットであって、静止ブレード及びカッタブレードは、静止ブレード及びカッタブレードのそれぞれの歯によって共同して定められる少なくとも1つの歯付き前縁を含み、静止ブレード及びカッタブレードの歯は、基本的に長手方向に延び、静止ブレードは、具体的にはその歯にある、前面を更に含み、前面は、作動時に、使用者の皮膚に面するように配置される、ブレードセットと、
− 切断ヘッドのハウジング部分に連結される皮膚プロテクタ(スキンプロテクタ)とを含み、皮膚プロテクタは、前面少なくとも部分的にを覆い、皮膚プロテクタは、本体を含み、
皮膚プロテクタは、作動時に、皮膚に接触するように配置され、
皮膚プロテクタは、皮膚プロテクタに加えられる外力に応答して、ブレードセットに対して第1の状態と第2の状態との間で移動可能であり、
皮膚プロテクタは、第1の状態において前進させられた位置に配置され、
皮膚プロテクタは、第2の状態において後退させられた位置に配置され
皮膚プロテクタの本体は、皮膚プロテクタが第1の状態に位置付けられるときに、静止ブレードの前面に対して傾斜させられる
上記の特徴は、使用者の皮膚が典型的には異なる特性を示すという洞察に基づいている。具体的には、比較的柔らかい皮膚部分及び比較的硬い皮膚部分が生じることがある。柔らかい皮膚部分又はそれぞれの軟組織部分は、毛切断器具が接触するときに膨らみ(bulge)或いはドーム形成する(dome)傾向を有することがある。結果的に、柔らかい皮膚部分は、ある場合には、器具の歯付き前縁と係合することがある。従って、これは皮膚損傷及び/又は皮膚刺激を引き起こすことがある。予防策として、毛切断器具は、皮膚ガード又はコーム(櫛)と呼ぶこともある皮膚プロテクタを備えてよい。皮膚プロテクタを備える切断ヘッドは、後続の切断作業のために皮膚を整えるために、皮膚プロテクタで処理されるべき皮膚と接触することがある。典型的には、ブレードセットが皮膚に沿って移動させられるときに、いわゆる皮膚隆起(skin bulges)が形成されることがあり、それはブレードセットの切断ゾーンに入る可能性が非常に高いことがある。皮膚がより敏感でより柔らかいほど、皮膚隆起(skin bulging)又は皮膚ドーム形成(skin doming)のリスクがより高いことがある。結果的に、皮膚隆起及び/又は皮膚ドームの形成を回避し或いは少なくとも減少させるために、或いは、皮膚を切断ゾーンから離間させるために、皮膚プロテクタを用いて皮膚を滑らかにしてよい。結果的に、皮膚刺激は有意に低減されることがある。
しかしながら、典型的には、比較的硬い及び/又は比較的不浸透性の皮膚領域が存在することもある。これらの皮膚領域では、ブレードセットと処理されるべき皮膚との間に皮膚プロテクタが配置されないならば、切断性能は一層更に増大させられる。従来的な毛切断器具において、これは基本的に皮膚プロテクタの取外し必要とする。結果的に、場合によっては、ユーザは、所望の切断性能又は皮膚保護のいずれかを達成するために、皮膚プロテクタを選択的に取り付け且つ/或いは取り外さなければならない。
上記の特徴によれば、皮膚プロテクタは自己調節可能であるので、皮膚保護及び切断性能の両方が満足される。換言すると、皮膚プロテクタを自動調節可能な皮膚プロテクタと呼ぶことがあり、或いは、より具体的に、連続的又は無段階的に自動調節可能な皮膚プロテクタと呼ぶことがある。換言すると、皮膚プロテクタ自体は、使用者の接触力及び/又は皮膚の現在の柔らかさの程度に起因する皮膚プロテクタに加えられる外力によって、所望の状態又は構成に自動的に設定されてよい。典型的には、使用者は、毛を切断し且つ/或いはトリミングするときに、毛切断器具に一定の接触力を加える。更に、比較的硬い皮膚領域を処理するとき、使用者は、切断ヘッドを処理されるべき皮膚部分に接触させるのに十分な増大させられた接触力を加える可能性が高い。対照的に、比較的柔らかい皮膚部分を処理するとき、使用者は、典型的には、皮膚刺激及び/又は皮膚損傷を避けるために、より低い接触力を毛切断器具に加える。結果的に、皮膚プロテクタは、毛切断器具に加えられる接触力のレベルに依存して作動させられてよい。
皮膚プロテクタの第1の状態は、比較的柔らかい皮膚部分を処理するのに特に適している。皮膚プロテクタの第2の状態は、比較的硬い皮膚部分を処理するのに特に適している。第1の状態では、特に少なくとも1つの歯付き前縁での、ブレードセットのより大きな部分が、皮膚プロテクタによって覆われ或いは保護される。第2の状態では、第1の状態におけるよりも大きな、ブレードセットの、特に少なくとも1つの歯付き前縁の部分が、露出させられる。結果的に、第2の状態では、第1の状態におけるよりも、静止ブレードの前面が実際に皮膚に実際に接触する可能性はより高い。これは、一方では、比較的固体の皮膚部分で作動するときの切断性能を向上させることがある。他方、第2の状態において、皮膚損傷のリスクを有意に減少させることができる。
これに関連して、皮膚プロテクタ及び移動機構によって分離して形成されるシステムは、本開示の別個の独立した特徴を形成することがあることは、注目に値する。皮膚プロテクタ及び移動機構は、切断ヘッドに取り付け得るシステムを形成し、切断ヘッドに改良された皮膚保護構成を提供することがある。結果的に、それぞれの皮膚プロテクタを備える切断ヘッドが、毛切断及び/又はシェービング作業に特に適している。
更に、少なくとも第1の状態において、皮膚プロテクタは、切断されるべき毛のためのガイドとして作用することがある。一般的に、皮膚プロテクタは、静止ブレードの歯の一般的な向きと整列させられる複数の案内歯又は案内タブを含んでよい。結果的に、静止ブレードに対するカッタブレードの往復移動の後に、毛を静止ブレードに案内して鋏のような切断作業において切断し得る。
一般的に、皮膚プロテクタを皮膚保護コームと呼んでよい。即ち、それぞれの実施形態において、皮膚プロテクタは、ブレードセットの歯と整列させられる複数の歯を含む。しかしながら、それぞれの案内歯を利用しない皮膚プロテクタの代替的な実施形態も想定されてよい。そのような装置を皮膚保護バー又は皮膚保護プレートと呼ぶことがある。
上述のように、皮膚プロテクタは、皮膚プロテクタに加えられる外力に応じて移動させられ或いは調節される。結果的に、皮膚プロテクタは、第1の状態と第2の状態との間の中間状態又は中間位置を取ってもよい。従って、第1の状態は、外力が皮膚プロテクタに加えられない或いは相当に低い外力が皮膚プロテクタに加えられる切断ヘッドの状態と考えられてよい。結果的に、皮膚プロテクタの第2の状態は、相当に大きな外力が皮膚プロテクタに加えられる状態と呼ばれてよい。結果的に、使用者は、毛切断器具の切断ヘッドを処理されるべき皮膚領域に対して押し付ける毛切断器具を通じて加えられる実際の接触力を調節し或いは変更することによって、皮膚プロテクタを制御し得る。
1つの例示的な実施態様において、切断ヘッドは、皮膚プロテクタとハウジング部分との間に介装される移動機構を更に含み、移動機構は、ハウジング部分及び皮膚プロテクタを可動に接続する。結果的に、皮膚プロテクタは、可動な又は調節可能な態様(fashion)でハウジング部分に取り付けられる。移動機構は、第1の状態と第2の状態との間の皮膚プロテクタの所定の動きを保証する。換言すると、移動機構は、作動力をそれぞれの応答に、即ち、皮膚プロテクタのそれぞれの調節に伝達し或いは変換するように構成されてよい。
この実施態様の更なる改良において、移動機構は、好ましくは皮膚プロテクタの側端に配置される少なくとも1つの走行案内要素を含み、少なくとも1つの走行案内要素は、ハウジング部分に設けられる案内スロットに配置され、案内スロットは、ハウジング部分に対する走行案内要素のための直線運動の許容方向を定める。一例として、少なくとも1つの走行案内要素は、それぞれの案内スロットと係合する横方向に突出するピン又はタブとして構成されてよい。
好ましくは、移動機構は、皮膚プロテクタの対向する側端に配置される2つの走行案内要素を含み、走行案内要素は、損失防止(loss-preventing)の態様で切断ヘッドに皮膚プロテクタを固定する。走行案内要素は、それらのそれぞれの案内スロットと確動係止(positive locking)の態様で係合してよい。結果的に、切断ヘッドのハウジング部分に対して調節可能及び/又は移動可能であるが、皮膚プロテクタはハウジング部分に安全に保持されることがある。
切断ヘッドの更に他の改良において、移動機構は、好ましくは少なくとも1つの走行案内要素に隣接して配置される少なくとも1つの配向案内要素を更に含み、少なくとも1つの配向案内要素は、第1の状態において皮膚プロテクタの第1の向きを定め且つ第2の状態において皮膚プロテクタの第2の向きを定めるハウジング部分に設けられる案内ブロックで受けられる。好ましくは、配向案内要素は、皮膚プロテクタの第1の向き及び第2の向きのみならず、皮膚プロテクタの第1の状態における第1の位置及び第2の状態における第2の位置も定めるように、構成される。
更なる改良において、皮膚プロテクタの対向する側端に配置される2つのそれぞれの配向案内要素が利用される。少なくとも1つの配向案内要素は、第1の状態及び第2の状態のそれぞれにおける皮膚プロテクタのそれぞれの端位置及び/又は端向きを定める。
移動機構の更なる改良において、案内ブロックは、第1の状態において配向案内要素の第1の接触面と接触する第1の当接面を定め、案内ブロックは、第2の状態において配向案内要素の第2の接触面と接触する第2の当接面を定める。幾つかの実施態様において、配向案内要素は、好ましくは横方向に、皮膚プロテクタの本体から突出する。結果的に、案内ブロックは、ハウジング部分で横方向に延びる凹部として配置されてよい。逆に、代替的な実施態様において、配向案内要素は、皮膚プロテクタに横方向に延びる凹部として配置されてよいのに対し、案内ブロックは、ハウジング部分の横方向に延びる突起として配置される。
言うまでもなく、幾つかの実施態様において、少なくとも配向要素又は案内ブロックは、2つの別個の実体(要素)を実施してよく或いは2つの別個の実体(要素)で構成されてよい。そのような場合、それらの実体の一方は、第1の状態における皮膚プロテクタの向きを定め、他方は、第2の状態における皮膚プロテクタの向きを定める。結果的に、第1の当接面、第2の当接面及び/又は第1の当接面又は第2の当接面は、それぞれ異なる実体に割り当てられる。
好ましくは、第1の当接面及び第1の接触面並びに第2の当接面及び第2の接触面は、それぞれの要素が互いに係合し合うときに、皮膚プロテクタのそれぞれの向きが空間内の少なくとも2つの方向で定められるような方法において互いに協働する。
更に他の例示的な実施態様において、皮膚プロテクタは、皮膚プロテクタが、第1の状態と第2の状態との間で移動するときに、組み合わされた動きにおいてブレードセットに対して旋回させられ且つ変位させられるように、切断ヘッドに可動に配置される。従って、この実施形態によれば、第1の前進させられた位置と第2の後退させられた位置との間で移動するとき、皮膚プロテクタは、直線的に移動させられるのみならず、旋回させられる。それぞれの組み合わされた動きは、回転(揺動)成分と直線的な変位成分とを含む。これは、皮膚プロテクタを、第1の状態及び第2の状態のそれぞれにおいてその所定の機能により一層良好に適合させ得るという利点を有することがある。皮膚プロテクタの本体は、第1の状態において静止ブレードの前面に対して少なくとも僅かに傾斜させられ
第2の状態において、皮膚プロテクタの本体は、実質的に平坦な態様又は平行な態様で、静止ブレードのフロントページに対して位置付けられてよい。これは、皮膚プロテクタを第1の状態と第2の状態との間で移動させるときに、皮膚プロテクタを回転させるか或いは旋回させることによって達成されることがある。更に、皮膚プロテクタのそれぞれの先端、具体的には、その案内歯の先端は、静止ブレードのそれぞれの歯の先端と長手方向において実質的に整列させられてよい。しかしながら、皮膚プロテクタの第2の状態において、その先端は、長手方向において静止ブレードの歯の先端に対してシフトさせられてよい。結果的に、静止ブレードの歯のより大きな部分が、第2の状態において露出させられる。皮膚プロテクタのそれぞれの長手方向の変位は、皮膚プロテクタを(直線的に)変位させることによって達成されるのみならず、皮膚プロテクタの組み合わせられた旋回/変位運動を適用することによっても達成されることがある。
更に他の例示的な実施態様では、少なくとも1つのリミットストップがハウジング部分に設けられ、皮膚プロテクタは、第1の状態において少なくとも1つのリミットストップと接触する当接要素を含む。少なくとも1つのリミットストップは、もし存在するならば走行案内要素のための案内スロット又は配向案内要素のための案内ブロックによって具現されるか或いは形成されてよい。
更に他の実施形態において、皮膚プロテクタは、第2の状態において、その前面で静止ブレードと(面的に)接触する。結果的に、静止ブレード、具体的には、その前面は、第2の状態において皮膚プロテクタのためのそれぞれのリミットストップを定めてよい。
更に他の例示的な実施態様において、切断ヘッドは、皮膚プロテクタを第1の状態に付勢するように配置される、少なくとも1つの付勢要素、具体的には、少なくとも1つのバネ要素を更に含む。好ましくは、移動機構は、少なくとも1つの付勢要素を備える。一例として、付勢要素は、圧縮バネ、引っ張りバネ、つる巻きバネ、螺旋バネ等によって具現されてよい。好ましくは、その側端で皮膚プロテクタと接触するように配置される2つの付勢要素が設けられ、接触面は、少なくとも1つの配向案内要素に又はそれに隣接して配置される。付勢要素は、皮膚プロテクタを第1の状態と第2の状態との間で移動させるために皮膚プロテクタに加えられる必要のある力を定める所定の剛性特性を含んでよい。
切断ヘッドの他の改良において、少なくとも1つの付勢要素は、直線スラスト成分と、皮膚プロテクタを第1の状態に押す揺動成分とを生成する。結果的に、皮膚プロテクタの組み合わせられた動きを誘発するのに、単一の種類の弾力性要素で十分なことがある。これはそのような移動機構がほんの僅かの構成部品で構成されることがあるという利点を有することがある。好ましくは、それぞれのリンケージ部分がそのような皮膚プロテクタで並びにそのようなハウジング部分で一体的に形成されてよいので、移動可能な皮膚プロテクタを実施するのに必要とされる追加的な構成要素は極僅かである。好ましくは、そのような皮膚プロテクタ及び1つ又は2つの付勢要素のみが、切断ヘッドで自動調節可能な皮膚プロテクタを実施する追加的な部品を形成する。
上述のように、幾つかの実施態様では、ブレードセットが第1の状態と第2の状態との間で移動させられるときに、ブレードセットに対する皮膚プロテクタの少なくとも位置又は向きが変更されるのが好ましいことがある。
切断ヘッドの更に他の実施態様において、皮膚プロテクタが第1の状態と第2の状態との間で移動させられるときに、静止ブレードの少なくとも1つの歯付き前縁及び皮膚プロテクタの対応する前縁は実質的に平行な向きを維持する。好ましくは、静止ブレードの歯付き前縁及び皮膚プロテクタの前縁は、第1の状態において整列させられる。第2の状態において、前縁は平行な態様で互いに離間させられてよい。
切断ヘッドの更に他の実施態様において、切断ヘッドが皮膚に沿って動かされるとき、皮膚プロテクタは、毛切断器具に接触力を加えることによって第1の状態から第2の状態に移される。結果的に、皮膚と皮膚プロテクタとの間には、加えられる接触力のレベルに依存するそれぞれの反力が存在することがある。上述のように、使用者は、典型的には、接触力のレベルを現在知覚されている皮膚の柔らかさの程度に変え、そして、調節することを促されてよい。
更に他の例示的な実施態様において、皮膚プロテクタは、第1の状態において、隆起した柔らかい皮膚部分が静止ブレード及びカッタブレードの歯の切断エッジと接触するのを防止するように構成され、皮膚プロテクタは、第2の状態において、切断能力を増大させるよう静止ブレードの前面の増大させられた部分を露出させるように構成される。
更に他の実施態様において、皮膚プロテクタは、静止ブレードの歯に適合される複数の案内歯を含み、案内歯は、ブレードセットの横方向の伸延に亘って延びる本体から延びる。本体を、支持板、支持片、支持棒など呼んでもよい。一般的に、皮膚プロテクタの案内歯及び静止ブレードの歯は、互いに対して少なくとも類似の向きを取ってよい。これは、平面図で見るときに、即ち、投影面が長手方向及び横方向と平行であるときに、特に当て嵌まることがある。対照的に、側面から見るとき、即ち、突出面が長手方向及び垂直方向と平行であるときに、第1の状態及び第2の状態のうちの少なくとも1つにおいて、皮膚プロテクタの案内歯は、静止ブレードの歯に対して少なくとも僅かに傾斜させられてよい。
切断ヘッドの他の実施態様において、静止ブレードでの歯の数は、皮膚プロテクタでの案内歯の数と同じ又はそれよりも多く、皮膚プロテクタでの案内歯の数に対する静止ブレードの歯の数の比は、好ましくは、整数(integer number)である。換言すると、比率は、全数(whole number)、例えば、1:1、2:1、3:1、4:1等であってよい。
結果的に、静止ブレードの各歯が、皮膚プロテクタのそれぞれのタブに必ず割り当てられなければならないわけでない。しかしながら、各場合において、各案内歯は、それぞれの歯と整列させられてよい。例えば、上記比が2:1であるならば、皮膚プロテクタの案内歯の間の空間は、静止ブレードで2つの間隔スロット及びそれらの間に配置される歯に割り当てられてよく或いは整列させられてよい。
更に他の実施態様において、ブレードセット、具体的には、その静的ブレードは、旋回不能な態様でハウジング部分に連結される。結果的に、典型的には、皮膚プロテクタが第1の状態と第2の状態との間で動かされるときに、ハウジング部分に対するブレードセット(具体的にはその静的ブレード)の位置及び/又は向きの変化は起こらない。
更に他の実施態様において、スキンプロテクタは、取り外し可能な態様でハウジング部分に連結される。これはスキンプロテクタが切断ヘッドから意図的に取り外されてよいことを含んでよい。一例として、皮膚プロテクタの側端に配置されてよい走行案内要素は、最終的に皮膚プロテクタが切断ヘッドから取り外されることがあるよう、走行案内要素が案内スロットとの係合から外されてよいように、撓み可能(deflectable)であってよい。これは精密な切断及び/又はトリミング作業、特にスタイリング作業を更に容易にすることがある。
更に他の例示的な実施態様において、皮膚プロテクタは、切断ヘッドに解放可能に取り付け可能なアタッチメント皮膚プロテクタとして構成され、皮膚プロテクタは、好ましくは、弾力性材料、具体的にはプラスチック材料で作られる一体形成部品である。一例として、静止ブレード及びカッタブレードは、少なくとも部分的に金属材料、具体的にはシートメタル材料で形成されてよい。皮膚プロテクタは切断作業に直接的に関与しないので、プラスチック材料のようなより柔らかい材料が利用されてよい。これは皮膚プロテクタの熱伝導率が比較的低いという更なる利点を有することがある。結果的に、切断作業の過程においてカッタブレードと静止ブレードとの間で生成され得る熱は、基本的に皮膚プロテクタを著しく加熱し得ない。
上の実施態様は、皮膚プロテクタが切断ヘッドのハウジング部分の対応する嵌合部分に適合させられる少なくとも1つのスナップオン要素を含む点で更に発展させられ得る。結果的に、皮膚プロテクタの取付け及び/又は取外しを更に容易にすることができる。従って、切断ヘッドは、1つよりも多くの皮膚プロテクタを備えることができ、それぞれの皮膚プロテクタは、例えば、それらの案内歯の数及び形状において異なってよいことが、想定されてよい。
更に他の実施態様において、切断ヘッドのブレードセットは、好ましくは、平行な対向する態様において互いに離間して配置される2つの前縁を含む。更に、皮膚プロテクタ、具体的には、その本体は、2つの前縁のうちの1つが皮膚プロテクタによって完全に覆われるように、成形されてよい。
従って、ブレードセットを両刃ブレードセットと呼んでよく、静止ブレード及びカッタブレードは、第1の歯付き前縁と、第1の歯付き前縁から見て外方を向く第2の歯付き前縁とを定め、第1の歯付き前縁及び第2の歯付き前縁は、互いに長手方向に離間し、皮膚プロテクタは、第1の歯付き前縁と関連付けられる案内歯の第1の配列と、第2の歯付き前縁と関連付けられる案内歯の第2の配列とを含む。
両面又は両面構成は、切断ヘッドが、基本的に細長いが少なくとも僅かに湾曲させられたハウジングを含む毛切断器具に取り付けられるときに、切断ヘッドがより多くの身体領域に到達することがある、という利点を有することがある。更に、使用者は毛切断器具を押し(push)且つドラグ(drag)してよく、いずれの場合においても、2つの歯付き前縁のうちの歯付き前縁は毛を切断してよい。結果的に、毛を切断するために、ストロークの押し段階及びドラグ段階の両方を使用することができ、アクティブでない運転(inactive run)を減少させ得る。よって、切断性能を増大させ得る。
本開示の他の特徴によれば、毛切断器具、具体的には、電動グルーミング器具が提示され、毛切断器具は、本明細書で開示する少なくとも幾つかの実施態様に従った切断ヘッド及び皮膚プロテクタを含む。一般的に、毛切断器具は、電動毛切断器具と考えられてよい。結果的に、ブレードセットを駆動するためのモータを設けられてよい。典型的には、可動ブレードと呼んでもよいカッタブレードは、静止ブレードに対して可動である。カッタブレードは、具体的には、振動又は往復の態様で、静止ブレードに対して駆動させられてよい。
一般的に、毛切断器具は、少なくとも僅かに湾曲させられてよい細長いハウジングを含んでよい。ハウジングは、第1の端と、第1の端と反対の第2の端とをさらに含んでよい。ハウジングの第1の端に、皮膚プロテクタを取り付けてよい切断ヘッドを配置してよい。毛切断器具のハウジングの第2の端をハンドル端と呼んでよい。毛切断器具をヘアトリマ又はクリッパと呼んでよい。
本発明のこれらの及び他の特徴は、以下に記載する実施態様から明らかであり、それらを参照して解明される。
電気毛切断器具、特に、電動グルーミング器具の例示的な実施態様の概略的な斜視図を示している。 駆動機構によって駆動し得る毛切断器具のためのブレードセットの斜視図を示している。 図2に従ったブレードセットの縦側面図を示している。 図3中の線IV−IVに沿う図2及び図3に従ったブレードセットの部分断面横側面図を示している。 ブレードセットの静止ブレード及びカッタブレードの斜視図を示しており、静止ブレード及びカッタブレードは分解状態で示されている。 毛切断器具のための切断ヘッドの実施態様の斜視図を示しており、切断ヘッドは皮膚プロテクタを備え、皮膚プロテクタは第1の状態において示されている。 図6に例示する切断ヘッドの構成の他の図を示しており、皮膚プロテクタは取り外された状態において示されている。 図6に例示する切断ヘッドの構成の中央領域の部分断面横側面図を示しており、皮膚プロテクタは第1の状態において示されている。 図8に例示する構成の他の断面横側面図を示しており、皮膚プロテクタは第2の状態において示されている。 図6に例示する切断ヘッドの構成の側端領域の他の部分断面横側面図を示しており、皮膚プロテクタは第1の状態において示されている。 図10に例示する構成の他の断面側面図を示しており、皮膚プロテクタは第2の状態において示されている。 図6に例示する切断ヘッドの構成の側端領域の斜視断面横側面図を示しており、皮膚プロテクタは第1の状態において示されている。 図12に例示する構成の他の斜視断面側面図を示しており、皮膚プロテクタは第2の状態において示されている。 図6に例示する切断ヘッドの構成の側端領域の部分断面斜視縦側面図であり、皮膚プロテクタは第1の状態において示されている。 図14に例示する構成の他の部分断面斜視縦側面図であり、皮膚プロテクタは第2の状態において示されている。 図6に例示する切断ヘッドのハウジング部分の側端領域の斜視頂面図であり、ブレードセット及び皮膚プロテクタは例示の目的のために示されていない。 図16に例示するハウジング部分の他の斜視頂面図であり、図17の図面の向きは図16の図面の向きと僅かに異なる。
図1は、毛切断器具10(hair cutting appliance)、特にグルーミング器具10(grooming appliance)の例示的な実施態様を簡略化した斜視図で概略的に例示している。毛切断器具10は、主に顔の毛及び/又は頭の毛(頭髪)を切断することが意図されてよい。代替的に、毛切断器具10は、親密領域、生殖領域、脇の下領域等のような、敏感な身体領域の毛を切断するのに適することがある。しかしながら、顔の毛及び/又は頭の毛を切断し且つ/或いはトリミングする作業もそのような器具について想定されてよく、その逆も同様である。
毛切断器具10は、細長いハウジング12を含む。ハウジング12は、第1の端と、第1の端と反対の第2の端とを含む。ハウジング12の第2の端をハンドル端とも呼ぶ。一般的に、ハウジング12は、使用者がハウジング12を掴むことがあるハンドル部分14を含んでよい。一般的に、ハウジング12は、管状又はシャフト状に形成されてよい。その上、ハウジング12は、その長手方向に伸長した伸延において、少なくとも僅かに湾曲させられ或いはバナナ形状にされてよい。
ハウジング12は、更に、操作者制御装置16、例えば、オン/オフボタン等を含んでよい。ハウジング12の第1の端に、切断ヘッド18が設けられてよい。従って、ハウジング12の第1の端をネック部分と呼ぶこともある。図1に示すように、切断ヘッド18は、ブレードセット20を含んでよい。ブレードセット20は、少なくとも1つの歯付き前縁22,24を定めてよい。図1において、ブレードセット20は、第1の歯付き前縁22と、第1の歯付き前縁22から見て外方に面する第2の歯付き前縁24とを定める。
毛を切断する目的のために、使用者は、ハンドル部分14で毛切断器具10を把持し、参照番号28によって示される移動方向において毛を通じて切断ヘッド18を移動させてよい。理想的な移動方向28は、ブレードセット20の切断動作の方向と呼ぶこともある(参照符号30によって指し示す)横方向に対して概ね垂直であってよい。切断ヘッド18のハウジング部分は、参照番号32によって図1に指し示されている。その上、参照番号34によって指し示される破線は、切断ヘッド18をハウジング12に取り付けてよい取付けインターフェース34を例示している。幾つかの実施態様において、切断ヘッド18は、ハウジング12に解放可能に取り付けられてよい。しかしながら、代替的な実施態様において、切断ヘッド18は、ハウジング12に恒久的且つ固定的に取り付けられてよい。結果的に、これらの実施態様では、取付けインターフェース34は設けられなくてよい。
図1において、ハウジング12の長手方向の/伸長された伸延の主方向は、参照番号26によって指し示されている。ハウジング12は、少なくとも僅かに傾斜させられ且つ/或いは湾曲させられてよい。結果的に、切断ヘッド18及びブレードセット20は、伸長方向26に対して垂直な平面に対して少なくとも僅かに傾斜させられてよい。従って、ブレードセット20が第1の歯付き前縁22及び第2の歯付き前縁24を定めることを考慮に入れると、毛切断器具10の使用者又は操作者は、少なくとも2つの別個の操作向きにおいて毛切断器具10を操作することがある。これは遠隔の手の届きにくい皮膚領域に到達するのを更に容易にすることがある。
ハウジング12は、ブレードセット20のための駆動機構を更に収容してよい。駆動機構(図1には示されていない)は、モータと、モータ及びブレードセット20を結合させてよい力伝達ユニットとを含んでよい。その上、内部制御ユニットが設けられてよい。毛切断器具10は、電池給電され(battery powered)且つ/或いは本線操作され(mains-operated)/電線給電され(line-powered)てよい。結果的に、少なくとも幾つかの実施態様において、ハウジング12は、バッテリユニット(電池ユニット)を更に収容してよい。好ましくは、毛切断器具10は、防水式に設計される。これは、使用者が基本的に湿った又は湿っぽい環境において、例えば、浴槽又はシャワーにおいて毛切断器具10を操作する場合があることを含んでよい。
参照の容易さのために、ここでは、座標系が幾つかの図面に示されている。一例として、デカルト(右手)座標系X−Y−Zが図2に示されている。それぞれの座標系の軸Xは、この開示の目的のために長さと概ね関連付けられる概ね長手方向に延びる。座標系の軸Yは、少なくとも幾つかの実施態様において例示的な目的のために概ね垂直方向と呼ぶことがある高さ(又は垂直)方向に延びる。座標系の軸Zは、この開示の目的のために幅と関連付けられる横(又は横断)方向に延びる。言うまでもなく、毛切断器具10の特徴的な構成及び/又は実施態様への座標系X−Y−Zの関連付けは、例示の目的のために主に提供されており、制限的に解釈されてならない。代替的な実施態様、それぞれの図及び異なる向きを含む例示に直面するとき、当業者は本明細書で提供される座標系を容易に変換し且つ/或いは移転してよいことが理解されるべきである。本開示の目的のために、更に言及するに値することは、座標系X−Y−Zがブレードセット20を含む切断ヘッド18の主な方向及び向きと概ね整列させられることである。
図2乃至5を更に参照すると、図2は、図1に例示する切断ヘッド18に実装されてよいブレードセット20の斜視図である。ブレードセット20は、毛を切断するために基本的に横方向Zと平行な切断方向30において互いに対して移動させられて良い静止ブレード36及びカッタブレード38を含む。静止ブレード36及びカッタブレード38は、より詳細に分解状態において図5に例示されている。
図2を再び参照し、図3を参照する。ブレードセット20は、受入れフレーム40を更に含み、受入れフレーム40は、静止ブレード36のためのベースを形成してよい。受入れフレーム40は、切断ヘッド18のハウジング部分32に連結されて良い支持弓又は支持ブラケット44を含んでよい。図6も参照のこと。支持ブラケット44は、一方では、直接的に又は仲介式に静止ブレード36を受け入れてよい。静止ブレード36は、支持ブラケット44に固定されるように構成されてよい。結果的に、ブレードセット20を作動させるときに、支持ブラケット44と静止ブレード36との間の相対的な運動は意図されない。
図3及び図4から最良に見ることができるように、カッタブレード38も受入れフレーム40に配置されてよい。しかしながら、カッタブレード38は、移動可能な方法において、特に滑動可能に移動可能な方法において、受け入れられてよい。カッタブレード38は、切断方向30において静止ブレード36に対して移動させられて良い。この目的を達成するために、カッタブレード39は、駆動機構の駆動体48(driver)と係合してよい伝達装置46(トランスミッタ)に取り付けられてよい。一例として、駆動体48は、ハウジング12(図2には示されていない)に取り付けられてよい或いは結合されてよい旋回軸50に取り付け得る旋回可能な駆動レバーとして構成されてよい。軸50についての駆動体48の駆動旋回運動が、参照番号52によって図4に指し示されている。結果的に、駆動体48の往復式の揺動運動を、静止ブレード36に対するカッタブレード38の往復式のスライド運動に移行させ得る。伝達装置46に連結される出力端と反対の駆動体48の入力端で、モータ、具体的には、その出力シャフトの偏心部分が、駆動体48と係合してよい。図2に最良に見ることができるように、駆動体48は、少なくとも僅かに湾曲させられてよい。結果的に、ブレードセット20は、それぞれの電気モータの出力シャフトの向きに対して少なくとも僅かに傾斜させられてよい。
その上、少なくとも1つの付勢要素42が、支持ブラケット44とカッタブレード38との間に配置されてよい。付勢要素42、具体的には、第1及び第2の付勢要素42は、カッタブレード38を静止ブレード36と実際に接触させて、切断性能を向上させる。その上、付勢要素42は、カッタブレード38にリセット力を加えてよく、更に、カッタブレード38の動きを和らげ或いは減衰させてよい。これは切断性能及びブレードセット20の運転ノイズに対して肯定的な影響を有することがある。
ブレードセット20の側端に、支持ブラケット44及び静止ブレード36を接続する横方向コネクタ56が設けられてよい。ブレードセット20の第1の歯付き前縁22及び第2の歯付き前縁24は、横方向Zに概ね延びてよい。第1の歯付き前縁22及び第2の歯付き前縁24は、長手方向Xにおいて互いに離間してよい。
図4から最良に見ることができるように、静止ブレード36及びカッタブレード38は、垂直又は高さ方向Yに積み重ねられている(積層されている)。静止ブレード36の前面58は、参照番号58によって図3に指し示されている。ブレードセット20が作動しているときに典型的に皮膚に面する静止ブレード36の側面又は表面である。典型的には前面58から見て外方を向く後面が、参照番号60によって図5に指し示されている。カッタブレード38は、その後面60で静止ブレード36と接触している。
図4から見ることができるように、第1の歯付き前縁22及び第2の歯付き前縁24と関連付けられる静止ブレード36のそれぞれの部分は、少なくとも僅かに傾斜させられ且つ/或いは湾曲させられてよい。故に、前面58及び後面60は、互いに並びに/或いは長手方向X及び横方向Zによって定められる平面に対して必ずしも完全に平行である必要はない。しかしながら、前面58及び後面60は前述の平面X−Zと実質的に平行であると想定されてよい。
図4及び図5を特に参照すると、ブレードセット20の例示的な実施態様が更に詳述されている。ブレードセット20の歯付き前縁22,24は、静止ブレードの一連の歯62及びカッタブレードの対応する一連の歯64によって形成されてよい。歯62,64は、長手方向Xに基本的に延びてよい。歯62,64の列又は連続は、横方向Zに基本的に延びて、対応する前縁22,24を形成してよい。歯62,64の間には、それぞれの歯空間又はスロットが設けられてよい。毛はスロットに入り、次に、静止ブレード36に対するカッタブレード38の相対的な運動の故に切断されてよい。静止ブレード36の歯62の先端が、図4及び図5の参照番号66によって指し示されている。カッタブレード38の歯64の先端が、参照番号72によって図4及び図5に指し示されてよい。静止ブレード36の歯62及びカッタブレード38の歯64の両方は、少なくともそれらの側面に、互いに向い合う切断エッジを含んでよく、カッタブレード38が静止ブレード36に対して移動させられるときに、接触するようになって、鋏切断(scissoring)又は剪断作用(shearing action)において毛を切断してよい。
図4及び図5から見ることができるように、カッタブレード38は、ガイド又はスライドスロット68を形成する基本的にU形状のフレーム本体を含んでよい。U形状プロファイルの両端に、静止ブレード36のそれぞれの歯と前縁22,24を形成する歯付き部分が設けられてよい。一般的に、カッタブレード38は、相応して形成され且つ処理されてよいシートメタルブランク(sheet metal blank)から得られてよい。
静止ブレード36は、鳥の翼のように成形され且つ接続され或いは接合される2つの部分で構成されてよい。構成部品(コンポーネント)の各々は、それぞれの第1の歯付き前縁22及び第2の歯付き前縁24の一方の歯62を最終的に形成してよい。翼形状の構成部品の各々は、基本的にL形状の区画(セクション)を含んでよい。両方の構成部品は、例えば、ボンディング、溶接等を介して、互いに十分に取り付けられてよい。結果的に、静止ブレード36は、横方向Zに延びる基本的にT形状プロファイルを含んでよい。T形状プロファイルの茎部(ステム)が、カッタブレード38のガイド又はスライドスロット68と協働するように構成されるガイド支持体70を定めてよい。組み立てられた状態において、ガイド支持体70は、スライドスロット68内に挿入されてよい。結果的に、静止ブレード36は、対応するスロットに係合するカッタブレード38のための突出ガイドを提供してよい。カッタブレード38は、横方向Zにおいて往復式に静止ブレード36に対して移動させられてよい。長手方向X及び垂直方向Yにおけるガイド支持体が、静止ブレード36によって提供される。付勢要素42は、カッタブレード38を静止ブレード36に対して付勢して当接させてよい。結果的に、カッタブレード38の長手方向及び垂直方向位置が十分に定められることがある。
図1乃至5に示すようなブレードセット20の例示的な実施態様は、2つの歯付き前縁22,24を実施している。しかしながら、これは限定的な意味で理解されてならない。単一の歯付き前縁を実施する代替的な例示的な実施態様があってよい。
図6乃至17を更に参照する。図6及び図7は、図2乃至5に例示する構成に従って配置されてよい切断ヘッド18の例示的な実施態様の部分斜視図を例示している。具体的には、切断ヘッド18は、ブレードセット20と、上で既に説明したような駆動機構48が係合してよい受入れフレーム40とを利用してよい。
図6及び図7は、同じ向きにある切断ヘッド18の図を基本的に例示している。図6では、皮膚プロテクタ76が、切断ヘッド18、具体的には、そのハウジング又はハウジング部分32に取り付けられている。皮膚プロテクタ76は、例示的な目的のために、図7において取り外された又は解放された状態で示されている。本明細書で説明し且つ議論するような図6乃至17の(複数の)実施形態において、切断ヘッド18のブレードセット20は、基本的に、切断ヘッド18に旋回不能に配置されている。換言すると、この実施態様において、切断ヘッド18は、いわゆる輪郭追従能力を提供しない。むしろ、ブレードセット20、具体的には、その静止ブレード38は、比較的固定的な方法においてハウジング部分32に取り付けられ或いは連結されてよい。
皮膚プロテクタ76は、単一の(一体的に形成された)構成部品として構成されてよい。皮膚プロテクタ76は、基本的にブレードセット20の横方向の伸延(Z方向の伸延)に亘って延在してよい本体78を含んでよい。図6に示すように、皮膚プロテクタ76、具体的には、その本体78は、静止ブレード36の少なくとも部分、具体的には、その前面58を覆ってよい。皮膚プロテクタ76は、本体78から延びてよい複数のガイド歯82を含んでよい。具体的には、ガイド歯82は、基本的に長手方向Xに延びてよい。換言すると、ガイド歯82は、静止ブレード36の歯62と基本的に整列させられてよい。図5も参照のこと。しかしながら、ガイド歯82の数は、歯62の数に必ずしも対応しなくてよい。換言すると、静止ブレード36の歯62の数は、ガイド歯82の数の倍数であってよい。結果的に、例えば、静止ブレード36の各第2、第3、第4又は第5の歯62は、皮膚プロテクタ76のそれぞれのガイド歯82と関連付けられてよい。
頂面図において見るとき、少なくとも図6に示す第1の状態において、ガイド歯82の(横方向)位置又はZ位置は、静止ブレード36でのそれらのそれぞれの関連付けられる歯62の(横方向)位置又はZ位置に対応するのが好ましい。ハウジング部分32の前端に、皮膚プロテクタ76を受け入れて係合するように構成される少なくとも1つの受入れ部分86、好ましくは、2つの対向する受入れ部分86が設けられてよい。図7から最良に見ることができるように、皮膚プロテクタ76は、本体78のそれぞれの側端80に、ハウジング部分32の受け部分86と係合するように構成される少なくとも1つのそれぞれの係合部分88を含んでよい。
幾つかの実施態様において、皮膚プロテクタ76は、ハウジング部分32に恒久的に取り付けられてよい。換言すると、皮膚プロテクタ76は、ハウジング部分32に固定されてよい。これは毛切断器具10の通常動作モードにおいて使用者が皮膚プロテクタ76を意図的に取り外したり或いは切り離したりし得ないことを含む。しかしながら、幾つかの代替的な実施態様において、皮膚プロテクタ76は、ハウジング部分32に解放可能に取り付けられてよい。結果的に、実際の用途の種類に依存して、使用者は皮膚プロテクタ76を選択的にハウジング部分32に取り付け、然る後、切断ヘッド18に取り付けられてよい。しかしながら、それぞれの装備される切断ヘッド18の皮膚保護能力が全く役に立たないか或いは僅かに役立つにすぎない場合、使用者は皮膚プロテクタ76を取り外して、改良された切断性能を達成する。
皮膚プロテクタ76が可動な及び/又は調節可能な皮膚プロテクタ76として構成されるとき、皮膚プロテクタ76は比較的柔らかい又は比較的硬い皮膚部分に合わせて自己調整可能であるので、使用者は用途の殆どの場合に皮膚プロテクタ76から利益を享受することがある。
図8乃至17は、皮膚プロテクタ76の自己調整又は自己設定を可能にする皮膚プロテクタ76の及びそれぞれの移動機構100の例示的な実施態様及び更なる特徴を例示している。図8及び図9は、図6に示す線VIII−VIIIに沿って取られたそれぞれの側断面図を示している。図10及び図11は、図6の線X−Xに沿って取られたそれぞれの側断面図を例示している。図12及び図13は、図6の線XII−XIIに沿って取られた側断面図のそれぞれの斜視図を例示している。言うまでもなく、当業者は、図6の斜視図に示すそれぞれの断面の位置が、長手軸Z及び高さ又は垂直軸Yによって定められる平面と基本的に平行であることを直ちに認識する。図7の座標系X,Y,Zも参照のこと。しかしながら、図6及び図7は切断ヘッド18の部分斜視図を例示しているので、表示線VIII−VIII、X−X及びXII−XIIは、それらの斜視図の故に幾分歪められている。
図8及び図9の断面図は、図4に例示するブレードセット20の図に基本的に対応している。図8及び図9において、ブレードセット20及び皮膚プロテクタ76は、ハウジング部分32に取り付けられ、組み立てられた状態で示されている。皮膚プロテクタ76は、前進させられた位置において第1の位置において図8に示されている。皮膚プロテクタ76は、後退させられた位置において第2の状態において図9に示されている。また、図10、図12及び図14は、第1の状態を示している。従って、図11、図13及び図15は、第2の状態を示している。
再び、図8及び図9を参照する。皮膚プロテクタ76の本体78は、前方部分92と、そこから延びる脚部94とを含む。図9に示すような第2の状態において、前方部分92は、静止ブレード36の前面58と基本的に平行に配置されている。その後面又は底面で、本体78、具体的には、その前方部分92は、後面96を含む。後面96は、第2の状態において前面58と接触してよい。図9から更に見ることができるように、前方部分92及び脚部分94は、第2の状態において前縁22,24のうちの1つを完全に覆ってよい。
上述のように、皮膚プロテクタ76を第1の状態と第2の状態との間で移動させ或いは作動させる移動機構100が設けられる。皮膚プロテクタ76に力Fを加えることによって、具体的には、皮膚プロテクタ76の本体78に垂直方向Zに作用する力Fを加えることによって、皮膚プロテクタ76を付勢して第2の状態にしてよい。しかしながら、作動力Fは、必ずしも垂直方向Yと完全に平行でなくてよい。典型的には、作動力Fは、毛切断器具10に接触力を加えてブレードセット20を皮膚に押し付けることによって、間接的に引き起こされる。それぞれの反力は、自己調節皮膚プロテクタ76を動かし或いは作動させる。
幾つかの例示的な実施態様において、皮膚プロテクタ76は、第1の状態と第2の状態との間で移送されるときに、(直線的に)変位させられるか或いは旋回させられるだけでない。むしろ、二重矢印102,104によって図2に指し示すように、皮膚プロテクタ76の動きは、直線成分(linear component)(矢印102)と揺動成分(swiveling component)(矢印104)とを含む、組み合わせ動作と考えられてよい。この目的を達成するために、皮膚プロテクタ76についての移動の範囲及び経路を定めるように構成される移動機構100が設けられる。
移動機構100の例示的な実施態様が、図10乃至17を参照して以下に解明される。言うまでもなく、この実施態様の幾つかの特徴のみを用いることがある更なる代替的な実施態様が想定されてよい。一般的に、移動機構100は、第1の状態における並びに第2の状態における皮膚プロテクタ76の所望の向きを定める連結機構として構成されてよい。好ましくは、移動機構100は、第1の状態と第2の状態との間を走行するときに、皮膚プロテクタ76のそれぞれの中間位置を更に定める。一例として、移動機構100は、リンケージ機構、具体的には、4ジョイント機構として構成されてよい。代替では、移動機構100が第1及び第2の状態における皮膚プロテクタ76のそれぞれの位置及び/又は向きを定めるそれぞれの接触面又は当接面を提供することで十分なことがある。第1の状態と第2の状態との間を走行するときに、走行経路を少なくとも近似的に定めれば十分なことがある。結果的に、ある程度、走行経路は確定されてなくてよい。
図10乃至17に更に例示する移動機構100の実施態様は、皮膚プロテクタ76の本体78の側端に配置される少なくとも1つの配向案内要素110(orientation guiding element)を活用する。好ましくは、2つのそれぞれの配向案内要素110が、皮膚プロテクタ76の2つの対向する側端に設けられる。配向案内要素110の各々は、切断ヘッド18のハウジング部分32に配置される案内ブロック112と協働するように配置されてよい。より一般的には、案内ブロック112は、ブレードセット20の静止ブレード36に直接的に又は間接的に連結されてよい。案内ブロック112を介して、皮膚プロテクタ76は、ブレードセット20に対して(第1の状態及び第2の状態において)定められる位置を取ってよい。
図10及び図11に示すように、配向案内要素110は、本体78から延びてよく、基本的にL形状又はZ形状の側断面を含んでよい。第1の脚114が、本体78から、具体的には、本体78に対して垂直に延びてよい。第2の脚116が、第1の脚114から、具体的には、第1の脚114に対して垂直に又は所定の角度に延びてよい。好ましくは、第1の脚114及び第2の脚116は、互いにある角度に配置される。結果的に、第1の状態における並びに第2の状態における皮膚プロテクタ76の位置及び向きが精密に定められることがある。
図11から最良に見られるように、案内ブロック112に、第1の当接面120が設けられてよい。図16も参照のこと。第1の当接面120は、配向案内要素110の第1の脚114及び第2の脚116によって共同で定められる第1の接触面122に基本的に対応する。第1の当接面120及び第1の接触面122は互いに係合し合って、第1の状態における皮膚プロテクタ76の位置及び向きを定めてよい。その上、第2の当接面124が、案内ブロック112に設けられてよい。第2の当接面124は、配向案内要素110の第1の脚114によって並びに皮膚プロテクタ76の後面96(又は前方部分92)によって共同して定められる第2の接触面126に基本的に対応してよい(図8も参照)。第2の当接面124及び第2の接触面126は互いに係合し合って、第2の状態における皮膚プロテクタ76の位置及び向きを定めてよい。
更に、少なくとも1つの付勢要素130、好ましくは、皮膚プロテクタ76の両側端に配置された2つの付勢要素130が設けられてよい。少なくとも1つの付勢要素130は、皮膚プロテクタ76を第2の状態から第1の状態に付勢する。それぞれの作動力Fを加えることによって、付勢要素130は変形させられることがある。結果的に、皮膚プロテクタ76を第1の状態から第2の状態に完全に移動させるために、所定のレベルの作動用が皮膚プロテクタ76に加えられる必要がある。幾つかの種類の付勢要素130が想定される。図10、11、14及び15から最良に見られるように、付勢要素はつる巻バネとして構成されてよい。付勢要素130は、配向案内要素110に配置されてよい荷重受け部分132で皮膚プロテクタ76と接触してよい。更に、付勢要素130の反対端を受けるために、ハウジング部分32に、受け支持体134が設けられてよい。図14及び図15も参照のこと。外部作動力Fが皮膚プロテクタ76に加えられない場合、付勢要素130は、皮膚プロテクタ76が第1の状態において位置付けられ且つ方向付けられることを保証する。一例として、付勢要素130は、第1の状態において少なくとも僅かに付勢され或いは圧縮されてよい。結果的に、皮膚プロテクタ76に加えられる作動力Fは、皮膚プロテクタ76を移動させるために閾値レベルを超えなければならない。
付勢要素130の特徴及び特性を適合させることによって、皮膚プロテクタ76の移動機構100についての応答特性が正確に定められることがある。
移動機構100の更なる改良が、図12及び図13を更に参照して解明される。配向案内要素110に隣接して、少なくとも1つの走行案内要素140(travel guiding element)が設けられてよい。好ましくは、皮膚プロテクタ76の側端で配向案内要素110から横方向に延びる2つの走行案内要素140が設けられる。走行案内要素140は、ピン状に配置されてよい。図12及び図13から最良に見られるように、走行案内要素140は、皮膚プロテクタ76の取り付けられた状態において、それぞれの案内スロット142で受けられてよい。案内スロット142は、図12で二重矢印144によって指し示す走行案内要素140のための走行方向を定める。図12に示すような皮膚プロテクタ76の第1の状態は、案内スロット142内の走行案内要素140の頂部位置に対応する。図13に例示する皮膚プロテクタ76の第2の状態は、案内スロット142内の走行案内要素140の低い位置又は後方の位置に対応する。また、皮膚プロテクタ76の組み合わされた動きの成分を示す矢印102,104は、図12に示されている。この脈絡において、図9も参照のこと。
図10及び図11に示すような配向案内要素110及び案内ブロック112と図12及び図13に示すような走行案内要素140及び案内スロット142との組み合わせは、特に有益な実施態様と考えられてよい。共同して、案内要素110,112及び140,142のそれぞれのペア(対)は、皮膚プロテクタ76の所望の位置及び方向並びに所望の走行経路を正確に定める。
しかしながら、移動機構100の過剰に決定された状態を回避するためには、配向案内要素110が第1の状態及び第2の状態のそれぞれにおいてそれぞれの当接面120,124と接触するときに、走行案内要素140がそのそれぞれの前端又は後端と接触しないような方法において、案内スロット142を定めるのが更に好ましいことがある。
図14及び図15から最良に見られるように、付勢要素130は、それぞれの荷重受け部分132を提供してよい配向案内要素110で皮膚プロテクタ76と係合してよい。従って、荷重受け部分132は、走行案内要素140から横方向にオフセットさせられてよい。
図14及び図15から最良に見られるように、皮膚プロテクタ76は、ハウジング部分32で損失防止(loss-preventing)の態様で固定され或いは配置されてよい。これは、例えば、それらの対応する案内スロット142に確動係止(positive-locking)の態様で配置されてよい走行案内要素140によって達成されることがある。結果的に、皮膚プロテクタ76をハウジング部分32から持ち上げることができず、或いはハウジング部分32との係合から外すことができない。
しかしながら、更に上で示したように、皮膚プロテクタ76は、代替的に、解放可能な方法においてハウジング部分32に取り付けられるように構成されてよい。例えば、最終的に皮膚プロテクタ76がハウジング部分32から取り外されてよいように、走行案内要素140を案内スロット142との係合から意図的に且つ反復的に外し得るよう、皮膚プロテクタ76は、十分に撓み可能(deflectable)又は変形可能(deformable)であってよい。
ハウジング部分32のそれぞれの斜視内部図を例示する図16及び図17を更に参照すると、ブレードセット20及び皮膚プロテクタ76は、例示の目的のために取り外されている。図12及び図12に既に示したように、ハウジング部分32は、例えば、案内スロット142を共同して定めてよい第1のハウジング構成部品148及び第2のハウジング構成部品150を含んでよい。代替的な実施態様において、第1のハウジング構成部品148及び第2のハウジング構成部品150は、案内ブロック112、具体的には、第1の当接面120及び第2の当接面124を共同して定めてよい。図16及び図17から最良に見られるように、案内ブロック112及び案内スロット142は、横方向に変位させられた(ずらされた)方法において互いに隣接して配置されてよい。図14及び図15に例示するような配向案内要素110及び走行案内要素140の横方向に変位させられた(ずらされた)配置も参照のこと。
本発明を図面及び前述の既述中に例示し且つ詳細に記載したが、そのような例示及び既述は、例示的又は例証的と考えられるべきであり、制限的であると考えられるべきでない。本発明は開示の実施態様に限定されない。開示の実施態様に対する他の変形は、図面、本開示、及び付属の特許請求の範囲の研究から、請求する発明を実施する際に、当業者によって理解され且つ達成され得る。
請求項において、「含む」という用語は、他の要素又はステップを排除せず、単数形の表現は、複数を排除しない。単一の要素又は他のユニットが、請求項において引用される幾つかの品目の機能を充足することがある。特定の手段が相互に異なる従属項において列挙されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせを有利に用い得ないことを示さない。
請求項中のいかなる参照符号も、その範囲を限定するものと解釈されてならない。

Claims (15)

  1. 毛切断器具のための切断ヘッドであって、
    − 静止ブレードとカッタブレードとを含むブレードセットであって、前記静止ブレード及び前記カッタブレードは、前記静止ブレード及び前記カッタブレードのそれぞれの歯によって共同して定められる少なくとも1つの歯付き前縁を含み、前記静止ブレード及び前記カッタブレードの前記歯は、手方向に延び、前記静止ブレードは、面を更に含み、該前面は、作動時に、使用者の皮膚に面するように配置される、ブレードセットと、
    − 当該切断ヘッドのハウジング部分に連結される皮膚プロテクタとを含み、該皮膚プロテクタは、前記前面を少なくとも部分的に覆い、該皮膚プロテクタは、本体を含み、
    前記皮膚プロテクタは、作動時に、前記皮膚に接触するように配置され、
    前記皮膚プロテクタは、前記皮膚プロテクタに加えられる外力に応答して、前記ブレードセットに対して第1の状態と第2の状態との間で移動可能であり、
    前記第1の状態において、前記第2の状態に比べて、前記ブレードセットのより大きな部分が、前記皮膚プロテクタによって覆われ、前記第2の状態において、前記第1の状態に比べて、前記ブレードセットのより大きな部分が、露出させられるように、
    前記皮膚プロテクタは、前記第1の状態において前進させられた位置に配置され、
    前記皮膚プロテクタは、前記第2の状態において後退させられた位置に配置され、
    前記皮膚プロテクタの前記本体は、前記皮膚プロテクタが前記第1の状態に位置付けられるときに、前記静止ブレードの前記前面に対して傾斜させられる、
    切断ヘッド。
  2. 前記皮膚プロテクタと前記ハウジング部分との間に介装される移動機構を更に含み、該移動機構は、前記ハウジング部分及び前記皮膚プロテクタを可動に接続する、請求項1に記載の切断ヘッド。
  3. 前記移動機構は、前記皮膚プロテクタの側端に配置される少なくとも1つの走行案内要素を含み、該少なくとも1つの走行案内要素は、前記ハウジング部分に対する前記走行案内要素のための直線運動の許容方向を定める、前記ハウジング部分に設けられる案内スロットに配置される、請求項2に記載の切断ヘッド。
  4. 前記移動機構は、前記皮膚プロテクタの対向する側端に配置される2つの走行案内要素を含み、該走行案内要素は、損失防止の態様で当該切断ヘッドに前記皮膚プロテクタを固定する、請求項3に記載の切断ヘッド。
  5. 前記移動機構は、前記少なくとも1つの走行案内要素に隣接して配置される少なくとも1つの配向案内要素を更に含み、該少なくとも1つの配向案内要素は、前記第1の状態において前記皮膚プロテクタの第1の向きを定め、前記第2の状態において前記皮膚プロテクタの第2の向きを定める、前記ハウジング部分に設けられる案内ブロックで受けられる、請求項3又は4に記載の切断ヘッド。
  6. 前記案内ブロックは、前記第1の状態において前記配向案内要素の第1の接触面と接触する第1の当接面を定め、前記案内ブロックは、前記第2の状態において前記配向案内要素の第2の接触面と接触する第2の当接面を定める、請求項5に記載の切断ヘッド。
  7. 前記皮膚プロテクタは、前記皮膚プロテクタが、前記第1の状態と前記第2の状態との間で移動するときに、組み合わされた動きにおいて前記ブレードセットに対して旋回させられ且つ変位させられるように、当該切断ヘッドに可動に配置される、請求項1乃至6のうちのいずれか1項に記載の切断ヘッド。
  8. 前記皮膚プロテクタを前記第1の状態に推進するように配置される、少なくとも1つの付勢要素を更に含む、請求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載の切断ヘッド。
  9. 前記少なくとも1つの付勢要素は、前記皮膚プロテクタを前記第1の状態に推進する直線スラスト成分及び揺動成分を生成する、請求項8に記載の切断ヘッド。
  10. 前記第1の状態と前記第2の状態との間で移動するときに、前記ブレードセットに対する前記皮膚プロテクタの少なくとも位置又は向きが変更される、請求項1乃至9のうちのいずれか1項に記載の切断ヘッド。
  11. 前記第1の状態と前記第2の状態との間で移動するときに、前記静止ブレードの前記少なくとも1つの歯付き前縁及び前記皮膚プロテクタの対応する前縁が実質的に平行な向きを維持する、請求項1乃至10のうちのいずれか1項に記載の切断ヘッド。
  12. 前記皮膚プロテクタは、当該切断ヘッドが皮膚に沿って移動させられるときに、前記毛切断器具に対して接触力を加えることによって前記第1の状態から前記第2の状態に移される、請求項1乃至11のうちのいずれか1項に記載の切断ヘッド。
  13. 前記皮膚プロテクタは、前記第1の状態において、隆起した柔らかい皮膚部分が前記静止ブレード及び前記カッタブレードの前記歯の切断エッジと接触するのを防止するように構成され、前記皮膚プロテクタは、前記第2の状態において、切断能力を増大させるよう前記静止ブレードの前記前面の増大させられた部分を露出させるように構成される、請求項1乃至12のうちのいずれか1項に記載の切断ヘッド。
  14. 前記皮膚プロテクタは、前記静止ブレードの前記歯に適合される複数の案内歯を含み、該案内歯は、前記ブレードセットの横方向の伸延に亘って延びる本体から延びる、請求項1乃至13のうちのいずれか1項に記載の切断ヘッド。
  15. 毛切断器具であって、請求項1乃至14のうちのいずれか1項に記載の切断ヘッド及び皮膚プロテクタを含む、毛切断器具。
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