JP4348050B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、中央装飾部材及び右装飾部材が設けられた弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、弾球遊技機の遊技盤の遊技領域には、遊技中の視覚向上のため、種々の装飾部材が設けられている。図7は、従来の弾球遊技機の遊技盤1を示す正面図である。遊技盤1の遊技領域2内において、略中央部には図柄変動表示装置3が設けられているとともに、この図柄変動表示装置3の周囲部には、装飾部材4が設けられている。この装飾部材4は、図柄変動表示装置3を含む遊技盤1全体を装飾する視覚効果を有するとともに、その上面、左右側面又は下面に遊技球が接触することにより、遊技球の流下方向を変化させる遊技効果を有している。
【0003】
また、図示しないが、装飾部材4の背面側には、ランプ(電球やLED等)を実装したランプ基板が設けられており、種々のパターンでランプが点灯、点滅等することにより、遊技中における演出効果を高めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述の従来の技術において、装飾部材4に遊技球が直撃すると、装飾部材4が破損してしまうおそれがあるという問題がある。
また、ランプ基板が装飾部材4に取り付けられている場合には、遊技球の接触時の衝撃や振動がランプ基板に伝わり、ランプの寿命を縮めてしまうという問題も生じる。特に、近年では、超高輝度LEDのような高価で衝撃や振動に比較的弱いランプが用いられる場合があるので、この問題は深刻である。
【0005】
さらに、近年では、図柄変動表示装置3の大型化により、遊技領域2が狭まる傾向があるので、遊技球の流下方向の変化が乏しくなったり、遊技球が通過可能な球通路が減少し、弾球遊技機本来の遊技性が損なわれる傾向があるという問題がある。
【0006】
したがって、本発明が解決しようとする課題は、遊技球の接触時の衝撃や振動を軽減して装飾部材の破損を防止するとともに、ランプ等の電子機器が取り付けられている装飾部材にあっては、その電子機器を保護することである。また、装飾部材を利用して、遊技球の流下方向に変化を与えることができるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。
(請求項1)
請求項1の発明は、遊技球を案内するレールにより区画された遊技盤の遊技領域に中央装飾部材及び右装飾部材を設けた弾球遊技機であって、前記レールの終端位置に第1緩衝部材を設け、前記第1緩衝部材には穴が形成されているとともに、前記第1緩衝部材の前記穴内に、立設されたボスが入り込むように前記第1緩衝部材が取り付けられており、前記第1緩衝部材の左下側に前記中央装飾部材の右上端部が位置し、その右上端部には、前記第1緩衝部材に対向して配置されるとともに前記第1緩衝部材に衝突して跳ね返った遊技球を衝突させるための第2緩衝部材が取り付けられており、かつ前記第2緩衝部材には前記第1緩衝部材と同様に穴が形成されているがその穴は空洞のまま用いられており、前記中央装飾部材と前記右装飾部材とを所定間隔を隔てて配置することで、前記中央装飾部材の右側外周面と前記右装飾部材の左側外周面とにより球通路を形成し、前記第1緩衝部材に衝突した遊技球が前記第1緩衝部材と前記第2緩衝部材との間から前記球通路内に入り込んで前記球通路内を流下するように形成したことを特徴とする。
【0008】
請求項1の発明においては、発射された遊技球は、先ず、第1緩衝部材に衝突する。そして、跳ね返った遊技球は、中央装飾部材の右上端部に設けられた第2緩衝部材に衝突するとともに、中央装飾部材の右側外周面と右装飾部材の左側外周面とからなる球通路内に入り込み、球通路内を流下する。
したがって、遊技球が第1緩衝部材及び第2緩衝部材に接触した後に中央装飾部材と右装飾部材との間の球通路内に入り込むので、装飾部材の破損を防止することができる。また、ランプ等の電子機器が取り付けられた装飾部材にあっては、遊技球の接触時の衝撃や振動がその電子機器に伝わることを抑制することができる。
さらに、中央装飾部材及び右装飾部材の側面を利用して球通路が形成されているので、遊技領域内に設けられた装飾部材を有効利用した球通路を形成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明による装飾部材(中央装飾部材20等)を備える弾球遊技機の遊技盤10を示す正面図である。
図1において、遊技盤10には、図示しない発射装置から発射された遊技球を、遊技領域11に誘導するレール12(外レール12a及び内レール12b)が設けられ、その内側に、図柄変動表示装置13、特定入賞口14、大入賞口15、及び一般入賞口16等が配置されている。また、遊技領域11内には、複数の釘Pが設けられており、この釘Pによって遊技球の流下方向が変化するように構成されている。
【0013】
特定入賞口14は、図柄変動表示装置13の図柄の変動開始条件となる入賞口である。この特定入賞口14への遊技球の入賞によって、弾球遊技機内部で抽選が行われるとともに、その抽選結果に基づいて、図柄変動表示装置13の図柄への変動表示が行われる。
大入賞口15は、図柄変動表示装置13により表示された図柄の組合せが所定の停止態様となった場合、例えばA−A−AのようにAの図柄が揃った場合に開放して打球が入賞可能となる入賞口である。
【0014】
また、図柄変動表示装置13を囲むように、中央装飾部材(エスカッション)20が設けられている。さらにまた、遊技領域11の右側であって、中央装飾部材20と所定の間隔を隔てて右装飾部材40が設けられている。さらに、レール12の外側であって、遊技盤10の左上側、右上側、及び右下側には、それぞれレール装飾部材61、62及び63が設けられている。
これらの中央装飾部材20、右装飾部材40、並びにレール装飾部材61、62及び63は、遊技盤10を装飾する視覚効果を有するとともに、その内部にランプ(後述)が設けられており、そのランプが遊技の進行に合わせて点灯、点滅、又は消灯するように構成されている。
【0015】
なお、上述した各種の入賞口(特定入賞口14、大入賞口15及び一般入賞口16)もまた、本発明における装飾部材の概念に含まれるものである。また、本実施形態では図示しないが、遊技球の落下方向を変化させる風車もまた、本発明における装飾部材の概念に含まれるものである。
【0016】
さらにまた、遊技領域11の右上部であって、外レール12aの終端位置には、緩衝部材18が設けられている。緩衝部材18は、本実施形態ではゴム弾性体からなり、レール12に沿って発射された遊技球が外レール12aの終端位置まで到達したときに、遊技領域11内の部材への遊技球の直撃を避けて、その衝撃を緩和するためのものであり、その遊技球を遊技領域11の中央側に戻すか、又は後述する球通路50内に送り込むためのものである。
なお、遊技領域11の緩衝部材18が取り付けられる位置には、図5に示すように、立設された円筒状のボス71と、緩衝部材18の一部を支持する凹状の支持部72とを備える。一方、緩衝部材18の略中央には、ボス71が入り込む大きさに形成された穴18aが形成されている。そして、緩衝部材18の穴18a内にボス71が入り込むとともに、緩衝部材18の外縁の一部が支持部72によって支持されることで、緩衝部材18が固定されている。
【0017】
ここで、本実施形態の弾球遊技機の遊技概要について簡単に説明する。先ず、遊技者の操作により発射装置が駆動されて遊技球が遊技領域11内に進入すると、この遊技球は、中央装飾部材20や釘P等に接触して落下方向を変えながら、上記入賞口(特定入賞口14等)に入り込むか、又はアウト口17に送られる。そして、入賞口に遊技球が入賞した場合には、所定個数の賞球が図示しない払出し装置から払い出されることとなる。
【0018】
また、特定入賞口14に入賞した場合には、賞球の払出しに加えて、図柄変動表示装置13に表示された図柄が所定の変動表示をした後に停止表示する遊技が行われる。そして、この遊技の結果、すなわち停止表示した図柄の組合せが予め定められた図柄の組合せとなった場合に、大入賞口15が開放して、遊技者に利益を与えやすくなる大当たり遊技が行われる。
【0019】
次に、中央装飾部材20及び右装飾部材40について説明する。図2は、中央装飾部材20をより詳細に示す斜視図であり、一部(緩衝部材取付部26)を破断して図示している。
中央装飾部材20は、ベース部材21、上飾り23、中央飾り24及び左飾り25等を備える。
【0020】
ベース部材21は、ABSやPC等の硬質樹脂により略枠状に形成されており、その内部には、図柄変動表示装置13の前面を覆う透明な窓22が取り付けられている。また、ベース部材21には、図示しないが、それぞれ上飾り23、中央飾り24及び左飾り25を取り付けるための取付部が形成されている。
【0021】
また、上飾り23、中央飾り24及び左飾り25は、それぞれ透光性を有する樹脂(例えば透明又は半透明の樹脂)から、図示のようなデザイン形状に形成されている。上飾り23及び中央飾り24は、それぞれ視覚効果を高めるためのものであって、その背後にランプ(後述)を備えており、そのランプが遊技の進行に合わせて点灯等されるように構成されている。また、左飾り25は、上飾り23及び中央飾り24と同様にその背後にランプ(後述)を備えており、図柄変動表示装置13の図柄の変動表示中に、特定入賞口14に遊技球が入賞したときに、そのランプの点灯又は消灯によって入賞球の保留球数を表示するものであり、本実施形態では4つの保留球数まで表示できるように構成されている。
【0022】
図3は、中央装飾部材20の側面図であって、一部を破断して示す図である。図3中、左側が前面側(遊技者側)である。
図3に示すように、中央装飾部材20は、遊技領域11を形成する基板となるベニヤ板19の開口領域に入り込むように取り付けられている。
また、上飾り23、中央飾り24及び左飾り25の背面側には、全体で1つのランプ基板28が取り付けられている。ランプ基板28は、基板上に複数のランプ(LED)を実装したものであり、上飾り23、中央飾り24及び左飾り25の背面側にそれぞれ所定数のランプが配置されるように構成されている。
【0023】
そして、上述したように、上飾り23及び中央飾り24の背面側に配置されたランプ基板28のランプは、遊技効果を高めるために、遊技状態に応じて所定のパターンで点灯、点滅又は消灯するように構成されている。また、左飾り25の背面側に配置されたランプ基板28のランプは、保留球数に対応して、左飾り25の前面に表示された「1」〜「4」の数字の部分が点灯又は消灯するように構成されている。
【0024】
図2において、中央装飾部材20の外周面は、遊技領域11内に発射された遊技球が接触可能な接触面であり、それぞれ上接触面20A、左接触面20B、右接触面20C、及び下接触面20Dを備える。なお、下接触面20Dは、ステージ形状をなし、この下接触面20Dに接触した遊技球は、特定入賞口14の上部に案内される。
【0025】
また、中央装飾部材20の右接触面20Cの上端部には、緩衝部材27の形状に整合するように形成された凹状の緩衝部材取付部26が設けられている。そして、この緩衝部材取付部26内に緩衝部材27が配置されている。緩衝部材27は、本実施形態では、ゴム弾性体からなり、緩衝部材取付部26に配置されたときに外部に露出する露出面27aを有する。ここで、緩衝部材27は、緩衝部材18と対向する位置に配置される。
なお、この緩衝部材27は、上述した緩衝部材18と同一のものである。そして、緩衝部材18と27とは、それぞれ同一のものが表裏逆に取り付けられている。このように緩衝部材18と27とを同一物とすることにより、それぞれ専用の成型品とする必要がないので、製造コストを削減することができる。
【0026】
なお、図2において、緩衝部材取付部26の前面部(ベース部材21)の破断面をハッチングで図示しているが、緩衝部材取付部26内に緩衝部材27が配置されると、その前面側(遊技者側)は、ベース部材21により押さえられ、後面側は遊技盤10により押さえられる。
また、この緩衝部材27の下側に右接触面20Cが連続しており、本実施形態では、右接触面20Cは、流線形状に形成されている。
【0027】
図4は、中央装飾部材20の右側部分と、右装飾部材40とを示す正面図である。右装飾部材40の中央部には、透光性を有する樹脂(例えば透明又は半透明の樹脂)から形成された飾り41が設けられている。この飾り41の背面側には、中央装飾部材20の各飾り(上飾り23等)と同様に、ランプ基板(図示せず)が設けられ、飾り41は、遊技の進行等に応じて点灯、点滅、又は消灯するように構成されている。
【0028】
また、右装飾部材40の上面及び左面には、それぞれ遊技球が接触可能な上接触面40A及び左接触面40Bを備える。そして、中央装飾部材20の右接触面20Cと、右装飾部材40の上接触面40A及び左接触面40Bとで、球通路50を形成している。すなわち、球通路50の片側壁が中央装飾部材20の右接触面20Cにより形成され、他方側壁が右装飾部材40の上接触面40A及び左接触面40Bにより形成されている。
【0029】
以上の構成からなる遊技盤10において、遊技領域11に発射された遊技球は、中央装飾部材20の左接触面25等に接触して中央装飾部材20の左側を流下するか、中央装飾部材20の上接触面20Aに接触した後に左側に戻されて中央装飾部材20の左側を流下するか、あるいは球通路50内に入り込んで球通路50内を流下する。
【0030】
図5は、発射された遊技球がレール12に沿って外レール12aの終端位置に到達したときの様子を示す正面図(一部破断図)である。図5では、遊技球の流れをB1〜B4によって示している。
図5に示すように、外レール12aの終端近傍に到達した遊技球B1は、最後は、外レール12aの終端位置に設けられている緩衝部材18に衝突(接触)する(遊技球B2)。
【0031】
この衝突により、遊技球B2は、減速されて、図5中、左下方向に跳ね返り、緩衝部材27の露出面27aに衝突する(遊技球B3)。この衝突により、遊技球B3は、さらに減速されて、下方に落下し、右装飾部材40の上接触面40Aに接触する(遊技球B4)。そして、球通路50の形状に沿って球通路50内を流下する。
【0032】
図4は、球通路50内を流下する遊技球Bの様子を点線及び矢印で示している。また、図6は、図4中、A−A断面を示す断面図であって、球通路50内を流下している遊技球Bを併せて図示したものである。
遊技球Bは、球通路50内に入り込むと、中央装飾部材20の右接触面20C(片側壁)及び右装飾部材40の上接触面40A及び左接触面40B(他方側壁)に接触しつつ流下する。
さらに、球通路50の出口近傍には、釘Pが設けられており、この釘Pにより、遊技球Bは、大入賞口15の上部に案内される。
【0033】
したがって、遊技者は、大当たり遊技中の大入賞口15が開放しているときには、遊技球を外レール12aの終端位置に到達するように強めに発射させれば、球通路50内に送り込むことができる。そして、球通路50に入り込んだ遊技球は、球通路50を経て、釘Pによって誘導されることにより、大入賞口15の上部に集中して送られるので、大入賞口15に入賞させやすくなる。また、緩衝部材18や27に接触することなく、球通路50内に直接入り込むことはほとんどなく、緩衝部材18と27との双方に少なくとも1回接触してから球通路50内に遊技球が案内されるようにしたので、ある一定の時間間隔で遊技球を流下させることができる。
【0034】
なお、上記のように遊技球を発射させることなく、大当たり遊技中に、例えば中央装飾部材20の左接触面20Bに接触するように発射させることも可能である。この場合には、遊技球は、中央装飾部材20の左接触面20Bに接触した後、釘P等に接触しつつ流下する。
【0035】
以上説明したように、本実施形態では、遊技球が緩衝部材18に衝突した後、最初に中央装飾部材20に衝突する箇所に緩衝部材27を設けたので、中央装飾部材20への遊技球の直撃を避けることができる。これにより、中央装飾部材20のひび割れ等を防止することができるとともに、ランプ基板28等の電子機器の損傷を防止することができる。また、中央装飾部材20の塗装落ちや剥げを防止することができる。さらにまた、遊技球の直撃を回避するための釘Pを設けることが不要となるので、釘Pの本数を削減することができ、コストを低減することができる。さらには、遊技領域11内の釘Pを打つことができない領域においても、遊技球を減速させることができる。
【0036】
さらに、外レール12aの終端位置まで到達した遊技球は、緩衝部材18及び27の双方にそれぞれ少なくとも1回は接触し、この接触によって減速されるので、右装飾部材40の上接触面40Aに接触するときの衝撃が小さくなる。これにより、右装飾部材40の損傷の可能性を低くすることができる。
【0037】
また、中央装飾部材20の右接触面20Cと、右装飾部材40の上接触面40A及び左接触面40Bとにより球通路50の両側壁を構成したので、釘Pや風車等を用いずに、装飾部材のみで遊技球の新たな通路を形成することがきる。さらに、大当たり遊技時に大入賞口15へ遊技球を案内しやすくなり、遊技者間の技量や釘Pの調整ばらつき等による、大当たり遊技時の入賞球数のばらつきを少なくすることができる。
【0038】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、以下のような種々の変形が可能である。
(1)本実施形態では、中央装飾部材20と右装飾部材40とにより、球通路50を形成したが、これに限らず、例えば左装飾部材を設けて、この左装飾部材と中央装飾部材20とで球通路50を形成しても良い。あるいは、中央装飾部材20のみ、右装飾部材40のみ、又は左装飾部材のみで、球通路50を形成することも可能である。
【0039】
(2)本実施形態では、緩衝部材27は、緩衝部材18と同一物としたが、これに限らず、緩衝部材18と別個のものから形成したも良い。また、緩衝部材27の形状は、緩衝部材27の装着箇所や取付位置等に応じて異なるものであり、本実施形態で示したものに限定されるものではない。
【0040】
(3)本実施形態では、緩衝部材27をゴム弾性体から形成したが、これに限らず、スポンジや、ゴムと樹脂との複合体等、種々のものが挙げられる。
ただし、ゴム弾性体から形成した場合には、軟質樹脂(ポリウレタン、ポリスチレン等)と比較して、型代が安価になり、型合わせ等が不要となるので、製造コストを低減することができる。また、ヒケや反り等もなく、長期間の使用による白化や傷付き等を防止することもできる。
【0041】
【発明の効果】
(請求項1)
請求項1の発明によれば、遊技球を第1緩衝部材及び第2緩衝部材に接触させた後に中央装飾部材と右装飾部材との間の球通路内に入り込むようにしたので、装飾部材の破損を防止することができる。また、ランプ等の電子機器が取り付けられた装飾部材にあっては、遊技球の接触時の衝撃や振動がその電子機器に伝わることを抑制することができる。さらに、装飾部材の側面を利用して球通路を形成したので、遊技領域内に設けられた装飾部材を有効利用した球通路を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装飾部材(中央装飾部材等)を備える弾球遊技機の遊技盤を示す正面図である。
【図2】中央装飾部材をより詳細に示す斜視図(一部破断図)である。
【図3】中央装飾部材の側面図(一部破断図)である。
【図4】中央装飾部材の右側部分と、右装飾部材とを示す正面図である。
【図5】発射された遊技球が外レールの終端位置に到達したときの様子を示す正面図(一部破断図)である。
【図6】図4中、A−A断面を示す断面図であって、球通路内を流下している遊技球を併せて図示したものである。
【図7】従来の弾球遊技機の遊技盤を示す正面図である。
【符号の説明】
10 遊技盤
11 遊技領域
12 レール
12a 外レール
12b 内レール
13 図柄変動表示装置
14 特定入賞口
15 大入賞口
16 一般入賞口
17 アウト口
18 緩衝部材
18a 穴
19 ベニヤ板
20 中央装飾部材
20A 上接触面
20B 左接触面
20C 右接触面
20D 下接触面
21 ベース部材
22 窓
23 上飾り
24 中央飾り
25 左飾り
26 緩衝部材取付部
27 緩衝部材
27a 露出面
28 ランプ基板
40 右装飾部材
40A 上接触面
40B 左接触面
41 飾り
50 球通路
61、62、63 レール装飾部材
71 ボス
72 支持部
B(B1〜B4) 遊技球
P 釘

Claims (1)

  1. 遊技球を案内するレールにより区画された遊技盤の遊技領域に中央装飾部材及び右装飾部材を設けた弾球遊技機であって、
    前記レールの終端位置に第1緩衝部材を設け、
    前記第1緩衝部材には穴が形成されているとともに、前記第1緩衝部材の前記穴内に、立設されたボスが入り込むように前記第1緩衝部材が取り付けられており、
    前記第1緩衝部材の左下側に前記中央装飾部材の右上端部が位置し、その右上端部には、前記第1緩衝部材に対向して配置されるとともに前記第1緩衝部材に衝突して跳ね返った遊技球を衝突させるための第2緩衝部材が取り付けられており、かつ前記第2緩衝部材には前記第1緩衝部材と同様に穴が形成されているがその穴は空洞のまま用いられており、
    前記中央装飾部材と前記右装飾部材とを所定間隔を隔てて配置することで、前記中央装飾部材の右側外周面と前記右装飾部材の左側外周面とにより球通路を形成し、
    前記第1緩衝部材に衝突した遊技球が前記第1緩衝部材と前記第2緩衝部材との間から前記球通路内に入り込んで前記球通路内を流下するように形成した
    ことを特徴とする弾球遊技機。
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