JP2001087470A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001087470A
JP2001087470A JP2000268244A JP2000268244A JP2001087470A JP 2001087470 A JP2001087470 A JP 2001087470A JP 2000268244 A JP2000268244 A JP 2000268244A JP 2000268244 A JP2000268244 A JP 2000268244A JP 2001087470 A JP2001087470 A JP 2001087470A
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Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技領域の側方部を装飾する側部表示装置が
設けられる遊技機で、遊技領域の下方部における装飾表
示機能を高める。 【解決手段】 発光源29を発光させることにより装飾
表示を行う装飾発光部と、遊技球が流下し得る流下部が
両側方に設けられた第1入賞口34と、アウト口11の
上方に開閉扉を位置させた変動入賞装置44と、を取付
基板28′を介して一体化して側部表示装置ユニット4
3を構成し、この側部表示装置ユニット43を遊技領域
9aの両側方部から下方部に配設することで、変動入賞
装置44の両側方部から取付基板28′の両側端部に及
ぶ広範囲が各々装飾発光部となるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤前面側にガ
イドレールで囲われるように形成された遊技領域を有す
る遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機に代表される遊技機は、実際
に遊技に供される遊技盤に遊技領域を形成し、この遊技
領域内で遊技媒体としての遊技球が流下してゆく過程で
入賞領域に入賞すると、遊技者が遊技利益を獲得できる
ようになっている。そして、遊技領域内には、遊技者に
とって不利な第1状態と遊技者にとって有利な第2状態
とに変動可能な変動入賞装置や複数種類の識別記号を視
認不能な状態で可変表示する可変表示装置等の遊技装置
を設け、これらの遊技装置の作動状態や作動条件等を適
宜に設定することで遊技内容に変化を与え、遊技内容の
多様化を図っている。
【0003】また、遊技球が比較的飛来し難い遊技領域
の左右両側方部には、当該遊技機の遊技状態を遊技者に
報知したり装飾的効果を高めたりする側部表示装置(所
謂サイドランプ)が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近来の
遊技機においては、遊技盤の遊技領域中央に配設される
遊技装置が大型化する傾向にあり、比較的狭小な遊技盤
内に各種の遊技装置を如何に効率良く配設するかが設計
上の大きな問題点となっていた。また、遊技の視覚効果
を高めるために、遊技盤の上方部における非遊技領域に
は、広域に亘って一体的に装飾表示を行う装飾装置が配
設されているが、遊技盤の下方部は発射装置から発射さ
れた球をガイドレールへ導く機構部と接続されるため、
遊技盤下方部における非遊技領域に装飾装置等を設ける
ことはできない。かといって、遊技領域下方部を広域に
亘って装飾表示できるような装飾装置を遊技領域下方部
に設けるとすると、実際に遊技に供しうる遊技領域の実
効面積を狭めてしまうこととなる。そのため、旧来の遊
技盤においては、遊技領域の下方部に遊技装置が点在し
ている程度の装飾性しかなく、装飾性豊かな遊技盤の上
方部に対して遊技盤の下方部は装飾性が乏しく、効果的
な装飾表示を行っていないという印象を遊技者に与えて
いた。
【0005】そこで、本発明は、比較的狭小な遊技盤に
おける遊技領域の下方部で効果的な装飾表示を行える遊
技機の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、遊技盤前面側にガイドレー
ルで囲われるように形成された遊技領域を有する遊技機
において、発光源を発光させることにより装飾表示を行
う装飾発光部と、前記遊技盤前面側を流下する遊技球を
受け入れ可能な入賞口と、ガイドレール下部のアウト口
の上方に形成された入賞領域に対して可動部材を遊技者
に不利な第1状態と遊技者に有利な第2状態とに変動可
能な変動入賞装置と、を取付基板を介して一体化してな
る遊技装置ユニットを、前記遊技領域の両側方部から下
方部に配設し、遊技領域下部のアウト口の近辺となる前
記変動入賞装置の両側方部から遊技領域中央の両側方近
辺となる取付基板の両側端部に及ぶ広範囲を各々装飾発
光部とすると共に、前記入賞口の両側方には、遊技球が
流下し得る流下部を設けたことを特徴とする。
【0007】また、請求項2に係る発明は、前記請求項
1に記載の遊技機において、前記装飾発光部には、複数
の発光源を分散配置させるようにしたことを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、パチンコ遊技の可能な遊技
機とした本発明の実施形態につき、添付図面に基づいて
詳細に説明する。なお、本発明の説明に先立って、図1
〜図5により、遊技領域の側方部および下方部を効率良
く装飾表示する機能を実現するための基本構造を説明す
る。
【0009】遊技機1は図1に示すように、主枠2と補
助枠3とから構成してあり、主枠2には遊技に関連した
各種機能(後に詳述)を付加し、補助枠3にはプリペイ
ドカード(所定の金額で予め販売されるパチンコ遊技用
のカードであって、通貨と等価な有価データを磁気記録
部に記憶させたものをいう)の使用を可能ならしめるカ
ード制御機能や球貸制御機能等を付加してある。
【0010】上記主枠2は、中空箱枠状の機枠4の前面
側へ額縁状の前面枠5を回動可能に設けることで構成し
てある。上記前面枠5に開設した窓部5aにはガラス枠
6および前面パネル7を回動可能に設けてあり、透明な
ガラスが配設されるガラス枠6の後方には、ガイドレー
ル8で囲われるように形成された遊技領域9aとガイド
レール8の外側たる非遊技領域9bとを有する遊技盤1
0を配設してある。上記遊技盤10はパチンコ遊技の主
体となるもので、ソレノイド等の電気的駆動源によって
遊技球を弾発する打球発射機構(図示省略)から発射さ
れた球が上記ガイドレール8を介して遊技領域9a内へ
供給されると、該遊技領域9a内に設けた各種入賞領域
(後に詳述)の何れかに入賞すると、賞品球としての賞
球が遊技者に与えられ、何れの入賞領域にも入賞しなか
った球は、アウト口11より外れ球として回収される。
【0011】一方、上記ガラス枠6の下方に位置する前
面パネル7には、賞球(遊技領域9a内の何れかの入賞
領域に入賞することに基づいて遊技者が獲得する球)や
貸球(当該遊技店から遊技者に貸し出された球)を貯留
する球供給皿12を設けてあり、この球供給皿12より
発射球待機部(図示省略)へ球を供給し、供給された遊
技球を上記打球発射機構によって弾発するのである。ま
た、前面枠5の下部適所には打球発射機構を操作するた
めの操作ハンドル13や、上記球供給皿12に貯留でき
ない球を受け入れる球受皿14等を適宜に設けてある。
【0012】上記補助枠3内に収納される球貸制御装置
15は、カード挿排口16より挿入されたプリペイドカ
ードの有価データを読み取ると共に、例えば上記球供給
皿12の適所に設けた球貸ボタン17を遊技客が操作す
ることに応じて所定数の遊技球を貸し出し、貸し出した
遊技球に相当する通貨を減算した値にプリペイドカード
の有価データを書き換え、返却ボタン18を遊技客が操
作するか、もしくはプリペイドカードの有価データの残
数が“0”になった場合に、内部に取り込んでいたプリ
ペイドカードをカード挿排口16より排出するのであ
る。なお、図面に示す例においては、単一の球貸ボタン
17の操作回数を調整することで必要な数の球を貸し出
すように構成したので、球貸数に関する表示は行わず、
当該遊技機1において球貸動作が可能な状態(球貸ボタ
ン17および返却ボタン18の操作が可能な状態)を点
灯表示する球貸ボタン有効表示器19を球供給皿12の
適所に設けるものとしてある。
【0013】また、上記補助枠3のカード挿排口16の
近傍(図1においては直上方)には、球貸制御装置15
内にプリペイドカードが挿入された状態であることを表
示するためのカード保持表示部20を設け、該カード保
持表示部20の直上方と球供給皿12の適所には、球貸
制御装置15内に保持中のプリペイドカードで使用可能
な有価データたる残度数を表示するためのカード残度数
表示器21を設けてある。なお、カード残度数表示器2
1とは別途に、プリペイドカードを球貸制御装置15へ
挿入した際の度数を表示するための度数表示器を設ける
ようにしておけば、遊技者が当該遊技機1においてどの
程度の球を借りたかの目安となり、遊技者の便に供する
ことができる。
【0014】次に、遊技盤10の構成につき詳述する。
遊技機1用の遊技盤10の遊技領域9a内には、図2に
示すように、打球の流下方向に変化を与える遊技釘(図
示省略)を所要位置に植設してあると共に、補助始動入
賞領域(後に詳述)を備える補助始動入賞具22等を適
所に配設してある。また、遊技領域9aの略々中央部に
は比較的大型に構成されて、遊技者にとって不利な第1
状態と遊技者にとって有利な第2状態とに変換可能な主
変動入賞装置23を設けてあり、この主変動入賞装置2
3は、例えば左右一対の可動片24,24を備えるもの
で、これら可動片24,24が内部入賞領域への球流路
を閉塞することで第1状態を、可動片24,24が左右
方向へ回動して内部入賞領域への球流路が開成されるこ
とで第2状態を夫々現出させるものとしてある。
【0015】遊技領域9aの側方部(図2においては左
下部および右下部)には、第1側部表示装置ユニット2
5aと第2側部表示装置ユニット25bとを備えるもの
とし、これら第1,第2側部表示装置ユニット25a,
25bとの間であって、アウト口11の適宜上方に補助
変動入賞装置26を設けてある。なお、第1側部表示装
置ユニット25aと第2側部表示装置ユニット25bと
は左右対称な形状である。また、上記補助変動入賞装置
26は、左右一対の翼片27,27を起立させることで
内部の入賞領域へ球を受け入れ難い第1状態を、左右一
対の翼片26,26を傾動させることで内部の入賞領域
へ球を受け入れやすい第2状態を夫々生ぜしめるものと
し、第1状態においても球を受け入れ可能な構成であ
る。また、この補助変動入賞装置26は、上記補助始動
入賞具22,22の補助始動入賞領域へ遊技球が入賞す
ることを条件として、所定時間(例えば5秒間)だけ第
1状態から第2状態に変換する。
【0016】ここで、側部表示装置ユニット25は、図
3〜図5に示すように、遊技盤10に取り付けるための
取付基板28の一側方(図面に示す第1側部表示装置ユ
ニット25aにおいては左側)が遊技領域9aの外側縁
に沿うような曲縁形状となるように設定してある。ま
た、取付基板28の中央部は後方へ膨出するような前面
開成の箱枠状としてあり、複数のランプ等よりなる発光
源29…を収納する発光源収納空部30が形成されるも
のとしてある。なお、各発光源29…は、発光源保持基
板31に固定されて発光源収納空部30内に分散配置さ
れた状態で上記発光源収納空部30内へ着脱自在に(例
えば取り付けネジで)固定するものとしてある。
【0017】上記発光源収納空部30の前面側開口部は
透光性の合成樹脂等よりなる第1前面板32によって遮
蔽することで側部表示装置を構成すると共に、該第1前
面板32から適宜離隔させた状態で(少なくとも遊技球
が1個通過し得る程度の間隔を隔てて)第2前面板33
を配設し、第1前面板32と第2前面板33との間に遊
技球流下空部が形成されるようにしてある。なお、上記
第1前面板32は透光性であることを要するが、第2前
面板33は不透光性であっても透光性であっても良い
し、側部表示機能を高めるような図柄等を描くようにし
ても良い。また、これら第1前面板32と第2前面板3
3との間には、遊技盤面を流下する遊技媒体たる遊技球
を受け入れ可能な例えば2つの入賞口たる第1入賞口3
4と第2入賞口35とが形成されるようにしてある。
【0018】上記第1入賞口34は、取付基板28に形
成した略U字状の第1球受け突壁部36を第1前面板3
2よりも前面側へ延出させ、その前面側開成部を第2前
面板33および前面遮蔽部材37で遮蔽することによっ
て形成するものとしてあり、上記第1球受け突壁部36
によって形成された球流路を介して遊技盤の裏面側へ導
出され、入賞球集合樋(図示省略)で集められてセーフ
センサによって検出される。上記前面遮蔽部材37には
第1入賞口用開口部37aの左右両側方部より夫々張り
出す状態となる右球受け片37b、左球受け片37cを
備え、第1入賞口34に受け入れられなかった球を左右
何れかへ受け流すものとしてある。なお、図に示す右球
受け片37bは、該右球受け片37bに当接した流下球
を比較的高い確率で第2入賞口35へ誘導するような曲
面形状としてある。
【0019】また、第2入賞口35は、第1前面板32
に形成した略U字状の第2球受け突壁部38を第2前面
板33の裏面側まで延在させることによって形成するも
のとしてあり、該第2入賞口35に受け入れられた球
は、取付基板28に形成した略U字状の球流路用壁部3
9を介して遊技盤の裏面側へ導出され、上記第1入賞口
34への入賞球と同様にセーフセンサで検出される。な
お、第1前面板32に第2球受け突壁部38を一体成型
することによって、若干ながら第1前面板32の補強効
果を期せるので、一定しない流下勢で遊技球が頻繁に第
1前面板32に衝接しても損傷し難くなる。
【0020】而して、上記第2入賞口35内には、当該
第2入賞口35へ入賞した遊技球を検出する遊技媒体検
出手段として、例えば非接触式の球センサ40を設けて
あり、第2入賞口35へ入賞した球を独自に検出できる
ものとしてある。この球センサ40は、入賞球を通過さ
せ得る球通過口40aを備えるものとし、金属製の遊技
球が通過したことを磁気的に検出できる構造としてあ
る。なお、第2入賞口35への入賞球を検出するための
検出手段はこれに限定されるものではなく、公知既存の
接触式センサ等を用いても良い。
【0021】上記のようにして側部表示装置と第1,第
2入賞口34,35と球センサ40を集約状に一体化し
た側部表示装置ユニット25においては、各発光源31
…からの接続配線と球センサ40からの接続配線とを、
例えば取付基板28の背面側に設けた中継基板41へ一
旦接続し、該中継基板41からコネクタ42を介して電
気的制御装置(当該遊技機1の遊技制御等を統括的に行
う装置)等と接続するようにしてある。
【0022】以上説明したように、側部表示装置ユニッ
ト25においては、複数の発光源29…により遊技状態
に関連した情報表示を行うと共に装飾的効果を高める側
部表示装置に、例えば2つの入賞口たる第1,第2入賞
口34,35を集約状に一体化するものとしたので、側
部表示装置としての外観を大型化できると共に、側部表
示装置と入賞口を備える入賞具とを個別に設けるよりも
遥かに少ないスペースで両機能を遊技盤10に付加する
ことができる。従って、側部表示装置による装飾機能お
よび表示機能を高めることが可能となる。
【0023】さらに、側部表示装置と入賞口の機能を一
体化することによって、遊技盤面における側部表示装置
や入賞口の配置レイアウトの自由度が高まると共に、接
続配線も簡素化できる。従って、比較的狭小な遊技盤1
0へ各種の側部表示装置や入賞口を効率よく配置するた
めの設計が容易になると共に、遊技盤10の製造作業や
修理作業も容易となる。
【0024】また、第1前面板32と第2前面板33と
の間に遊技媒体流下空部たる遊技球流下空部を形成する
ものとすれば、比較的狭小な遊技盤10の遊技領域9a
に対して側部表示装置ユニット25が占める面積を大な
らしめても、遊技領域9aの実質有効面積(実質的に遊
技に供し得る面積)を著しく狭めることがないので、遊
技領域9aを有効に用いた遊技が行えると共に、表示機
能を高めることが可能となる。
【0025】なお、本例のように発光源29…を遊技盤
10へ埋設状に設けることで、遊技盤10の表面から第
2前面板33の裏面までが遊技球流下空部となるように
すれば、遊技盤10の表面から発光源29…が突出しな
いので、発光源29…の配設数を増やしても、側部表示
装置ユニット25が遊技球の流下に対して大きな障害と
なることはない。また、発光源29…を埋設状にしてお
けば、第2前面板33を設けるまでもなく第1前面板3
2の前面側に遊技球流下空部が形成できるが、第2前面
板33を設けることによって、側部表示装置ユニット2
5に形成した遊技球流下空部へ到達する前に第2前面板
33に衝接した遊技球の流下勢は減衰されるので、遊技
球の流下勢によって第1前面板32等が破損する危険性
を良好に防止できる。
【0026】次に、側部表示装置ユニット25を備える
遊技機1の遊技内容の一例につき説明する。
【0027】遊技盤10の遊技領域9a内に到達した遊
技球は盤面を流下する間に何れかの入賞口(例えば第1
入賞口34)へ入賞するか、遊技領域9aの最下部に位
置するアウト口11へ入って外れ球となる。ここで、遊
技球が補助始動入賞具22,22の補助始動入賞領域へ
入賞すると、補助変動入賞装置26が所定時間(例えば
5秒間)第2状態に変換して遊技球を受け入れやすくな
る。また、上記補助変動入賞装置26および第1,第2
側部表示装置ユニット25a,25bの第2入賞口3
5,35の内部には始動入賞領域を形成してあり、遊技
球が上記補助変動入賞装置26もしくは第2入賞口3
5,35へ入賞すると、この始動入賞球の検出に伴って
主変動入賞装置23が遊技者にとって不利な第1状態か
ら遊技者にとって有利な第2状態に変換する補助遊技を
行う。なお、第2入賞口に入賞した場合には、主変動入
賞装置23が例えば0.5秒間の開放(第2状態への変
換)を1回行うものとし、第2入賞口35,35に入賞
した場合には、主変動入賞装置23が例えば0.8秒間
の開放を2回行うものとしてある。
【0028】上記のような主変動入賞装置23内には一
般入賞口と特別入賞口とを設けてあり(図示省略)、主
変動入賞装置23内に受け入れられた球は一般入賞口若
しくは特別入賞口の何れかに入賞する。そして、上記の
ようにして開始された補助遊技において、主変動入賞装
置23内の特別入賞口へ入賞した球が無ければ再び通常
の遊技に戻り、1個でも特別入賞口へ入賞した場合に
は、遊技者が大きな遊技利益を獲得できる可能性の高い
特別遊技が開始される。なお、特別遊技においては、主
変動入賞装置23が間欠的に第2状態に変換されて多数
の遊技球を受け入れ可能となり、この主変動入賞装置2
3の第2状態変換回数が所定回(例えば18回)に達す
るか、変動入賞装置内へ受け入れた球が所定数(例えば
10個)に達するか、何れか最先の条件が満たされるま
でを1サイクルとし、このサイクル終了条件が達成され
るまでに主変動入賞装置23内の特別入賞口へ遊技球が
入賞すると、その時点で当該サイクルを終了し、次のサ
イクルを改めて開始する。そして、この特別遊技におけ
るサイクル更新回数が所定数(例えば16)に達する
か、サイクル終了条件が達成されると特別遊技を終了し
て通常の遊技状態に復帰するのである。
【0029】なお、側部表示装置ユニット25を用いた
遊技機1の遊技内容は上記のものに限定されず、球セン
サ40を備える第2入賞口35を用いた遊技であれば、
何でも良い。また、側部表示装置ユニット25に一体化
するのは遊技媒体検出手段を備える入賞口のみに限ら
ず、遊技内容に応じて必要な遊技装置を適宜に選定すれ
ばよい。
【0030】ここで、図6に示す遊技装置ユニット43
は、本発明に係る遊技機の遊技盤に装着するもので、上
述した第1,第2側部表示装置ユニット25a,25b
と同様な第1,第2入賞口34,35を備える左右一対
の側部表示装置を一体にすると共に、これら側部表示装
置の間に開閉扉を有する変動入賞装置44と複数の識別
記号を変換表示可能な可変表示器45を設けたものであ
る。すなわち、発光源29を発光させることにより装飾
表示を行う装飾発光部と、遊技盤10の前面側を流下す
る遊技球を受け入れ可能な入賞口である第1入賞口34
と、ガイドレール8の下部のアウト口11の上方に形成
された入賞領域に対して可動部材である開閉扉を遊技者
に不利な第1状態と遊技者に有利な第2状態とに変動可
能な変動入賞装置44と、を取付基板28′を介して一
体化してなる遊技装置ユニット43を、遊技領域9aの
両側方部から下方部に配設し、遊技領域9a下部のアウ
ト口11の近辺となる変動入賞装置44の両側方部から
遊技領域9a中央の両側方近辺となる取付基板28′の
両側端部に及ぶ広範囲を各々装飾発光部とすると共に、
各第1入賞口34,34の両側方には、遊技球が流下し
得る流下部を設けたのである。
【0031】斯くすれば、遊技領域9aの下方部で効果
的な装飾表示を行うことが可能となる。また、遊技盤1
0への組み付け部品の数をより少なくでき、製造工程に
おける省力化を期せるし、比較的配線の数が多くなる変
動入賞装置44や可変表示器45等の接続を集約できる
ことから、製造作業はもとより保守作業も一層容易とな
る。
【0032】更に、取付基板28′の左右2箇所に発光
源収納空部(図示省略)を設けて第1前面板(図示省
略)で塞ぎ、更にその前面側に第2前面板33a,33
bを各々配設する構成としたが、発光源収納空部を1つ
或いは3つ以上に分割しても良いし、発光源収納空部の
数と第2前面板の数を異ならしめる(例えば2つの発光
源収納空部に対して1枚の第2前面板を設ける)ように
しても良い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る遊
技機によれば、装飾発光部と入賞口と変動入賞装置とを
取付基板を介して一体化した遊技装置ユニットは、アウ
ト口上方に入賞領域が位置する変動入賞装置の両側方部
から遊技領域の両側方近辺となる取付基板の両側端部に
及ぶ広範囲を各々装飾発光部としたので、遊技領域の下
方部で効果的な装飾表示を行うことが可能となる。しか
も、各入賞口の両側方には遊技球が流下し得る流下部を
設けたので、変動入賞装置と左右対となる入賞口を一体
化した取付基板を遊技領域の下方部に配設することによ
って遊技領域の実効面積が減少してしまうことを効果的
に回避できる。
【0034】また、請求項2に係る遊技機によれば、装
飾発光部に複数の発光源を分散配置させるものとしたの
で、発光表示部における各発光源の発光タイミングや発
光領域の設定の自由度を高くでき、より効果的な装飾表
示を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の斜視図である。
【図2】遊技盤の遊技領域の正面図である。
【図3】側部表示装置ユニットの前面側斜視図である。
【図4】側部表示装置ユニットの裏面側斜視図である。
【図5】側部表示装置ユニットの分解斜視図である。
【図6】本発明に係る遊技機の遊技盤に配設される遊技
装置ユニットの正面図である。
【符号の説明】
1 遊技機 8 ガイドレール 9a 遊技領域 10 遊技盤 11 アウト口 28′ 取付基板 29 発光源 34 第1入賞口 43 遊技装置ユニット 44 変動入賞装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤前面側にガイドレールで囲われる
    ように形成された遊技領域を有する遊技機において、 発光源を発光させることにより装飾表示を行う装飾発光
    部と、前記遊技盤前面側を流下する遊技球を受け入れ可
    能な入賞口と、ガイドレール下部のアウト口の上方に形
    成された入賞領域に対して可動部材を遊技者に不利な第
    1状態と遊技者に有利な第2状態とに変動可能な変動入
    賞装置と、を取付基板を介して一体化してなる遊技装置
    ユニットを、前記遊技領域の両側方部から下方部に配設
    し、 遊技領域下部のアウト口の近辺となる前記変動入賞装置
    の両側方部から遊技領域中央の両側方近辺となる取付基
    板の両側端部に及ぶ広範囲を各々装飾発光部とすると共
    に、前記入賞口の両側方には、遊技球が流下し得る流下
    部を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記装飾発光部には、複数の発光源を分
    散配置させるようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載の遊技機。
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