JP2014176560A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】演出のバリエーションに富んだ電飾パネルを備えた遊技機を提供する。
【解決手段】電飾パネル(20)を前方に突出するように設けた遊技機(P)において、前記電飾パネルは、内部を視認可能なケース(21)と、このケースに内装される情報表示器(28)と、を有している。
【選択図】図2
【解決手段】電飾パネル(20)を前方に突出するように設けた遊技機(P)において、前記電飾パネルは、内部を視認可能なケース(21)と、このケースに内装される情報表示器(28)と、を有している。
【選択図】図2
Description
本発明は、パチンコ機やスロットマシン等に代表される遊技機に関し、特に遊技機の電飾パネルに関する。
遊技機の代表例であるパチンコ機は、遊技場の島設備に設置される縦長方形状の外枠と、この外枠に開閉自在に取り付けられる本体枠と、この本体枠に取り付けられる遊技盤と、本体枠に開閉自在に取り付けられると共に遊技盤を視認可能に覆うガラス扉と、を備えて構成される。また、ガラス扉の上部および左右の側部には様々な装飾部材が設けられている。
装飾部材の一例として、特許文献1には、ガラス扉の右側部に、前方(遊技者側)へ突出する突出部を設けたパチンコ機が開示されている。この突出部には、左右方向に沿って貫通する窓部が設けられ、この窓部には、ドットパターンが形成された導光板と、LEDとを有する表示装置(電飾パネル)が嵌め込まれている。特許文献1によれば、LEDが点灯することで導光板がドットパターンに応じた文字や模様を表示するため、装飾効果を高めることができる。
しかしながら、特許文献1では、表示装置に表示される情報が導光板のトレッドパターンに限定されるため、演出のバリエーションに乏しいという課題がある。
本発明は、上記した実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、演出のバリエーションに富んだ電飾パネルを備えた遊技機を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、電飾パネルを前方に突出するように設けた遊技機において、前記電飾パネルは、内部を視認可能なケースと、このケースに内装される情報表示器(例えば、液晶パネル、有機ELパネル、電子ペーパー等)と、を有することを特徴としている。
本発明によれば、情報表示器を用いて様々な電子情報を表示することができるから、演出のバリエーションが増える。
また、上記構成において、前記電飾パネルは、前記情報表示器としての液晶ディスプレイと、装飾が施された装飾シートと、前記液晶ディスプレイと前記装飾シートとの間に挟まれるように配置される導光板と、光が前方を向くようにして前記導光板の後方に配置される光源と、を有して構成されると共に、前記液晶ディスプレイ、前記装飾シート、および前記導光板が起立した状態で前記遊技機の側部に取り付けられるように構成されるのが好ましい。
この構成によれば、装飾シートと液晶ディスプレイの両方を用いることで、多彩な演出が可能となる。さらに、装飾シートを光らせるための導光板を液晶ディスプレイのバックライトとしても使用できるため、部品点数の削減にも寄与する。また、液晶ディスプレイ、装飾シート、および導光板が起立した状態で遊技機の側部に取り付けられているため、遊技者のみならず遊技機の周囲にいる者に対しても電飾パネルの演出をアピールすることができる。
本発明によれば、電飾パネルを用いた演出がバリエーションに富んだものとなり、遊技性が向上する。
以下、本発明をパチンコ機に採用した場合の実施の形態例について、図面を用いて説明する。なお、以下の説明において、前後、上下、左右の各方向は、何れもパチンコ機の前に着席した遊技者から見た方向を指すものとする。
図1および図2に示すように、本発明の実施の形態例に係るパチンコ機Pは、遊技場の島設備に設置される縦長方形状の機枠1と、機枠1に扉状に開閉自在に取り付けられた本体枠2と、本体枠2の内側に収容される遊技盤(図示せず)と、本体枠2の前面に扉状に開閉自在に取り付けられ、中央に大きく開口部9が形成されたガラス扉4と、このガラス扉4の開口部9に取り付けられた透明なガラス板10と、遊技球を収容する受皿5と、ハンドル7と、を主に備えて構成される。遊技者は、パチンコ機Pと対面するように座り、ハンドル7を回して遊技盤に遊技球を発射させることによって、遊技を行うことができる。このとき、遊技者は、ガラス板10を介して遊技盤を視認可能である。
また、図示しないが、遊技盤は、その表面側に始動口、一般入賞口、スルーチャッカ、風車、釘、ステージ、液晶表示器、可動役物、アタッカー、アウト口などが設けられ、裏面側に各種制御基板などが設けられている。
ガラス扉4は、本体枠2の前側をほぼ全体に亘って覆う構造体であって、左側部が本体枠2と一対のヒンジ14を介して取り付けられることにより、これら一対のヒンジ14を中心に前後方向に開閉する。なお、通常、ガラス扉4は施錠装置13によって閉じられた状態にロックされている。ガラス扉4は、上部に設けられる一対のスピーカ6と、上部中央に設けられるランプ役物11と、上部右角部から左側部の下部にかけて設けられる装飾レンズ12と、上部右角に設けられる回転灯ユニット50と、この回転灯ユニット50の直下であって右側部に設けられるサイドパネル(電飾パネル)20と、を有しており、これらが取り付けられた状態での開閉が可能に構成される。なお、受皿5はガラス扉4の下部に一体的に設けられる。また、符号8は演出用のタッチボタンである。
ランプ役物11および装飾レンズ12の内部には、図示しないLEDが複数設けられており、遊技の進行に伴ってLEDの点灯制御を行うことにより、ランプ役物11や装飾レンズ12を用いた様々な演出が行われる。また、回転灯ユニット50は、図示しないが、環状に整列した複数のLEDを有している。各LEDが整列した順序に点灯と消灯を複数回繰り返すことにより擬似的に回転灯のような演出を行うことができる。例えば、本実施形態では、この回転灯ユニット50を大当たりの確定的な報知や大当たり遊技中の演出に用いている。
なお、回転灯ユニット50は、ガラス扉4に対して上下方向にスライド可能に取り付けられており、詳しくは後述するが、回転灯ユニット50を上方向に少しスライドさせることにより、サイドパネル20の意匠替え(デザインシート27の交換)を行うことができる構成となっている。
サイドパネル20は、図2に示すようにガラス扉4の右側部から前方へ突出するように形成された装飾用の装置であり、奥行きがおよそ100mm、厚さがおよそ15mm程度、高さがおよそ300mm程度の縦長で薄いケース21と、このケース21に内装される装飾用の各種部品(図5等参照)とを有して構成される。
ケース21は、樹脂材料から成る成形部品であり、図9に示すように上方と後方が開放され、断面が略コ字状に形成された構造体であって、その上部に開口21aが形成されている。そして、後述するデザインシート27、液晶ディスプレイ28、導光板22、LED基板26等(図4等参照)を前方からケース21で覆うことにより、図2に示すサイドパネル20が完成する。なお、ケース21は透明であり、デザインシート27に印刷された意匠(後述)および液晶ディスプレイ28に表示される各種情報(図12参照)を、遊技者等は外側から視認できるようになっている。
また、図2から明らかなように、パチンコ機Pの右側部の大半はサイドパネル20が占めており、隣り合うパチンコ機は、サイドパネル20によって仕切られた格好となる。即ち、サイドパネル20は、装飾用に設けられているものであるが、一種の仕切り壁としても機能する。なお、遊技者がパチンコ機Pの前に座った状態において、遊技者はサイドパネル20の左側面を見ることができるが、右側面を見ることは困難である。その一方で、パチンコ機Pの周囲を歩いている人にとっては、サイドパネル20の右側面が際立って見えることになる。
次に、サイドパネル20の詳細構造について図3〜図8を用いて説明する。サイドパネル20は、図5等に示すように、導光板22と、デザインシート(装飾シート)27と、液晶ディスプレイ(情報表示器)28と、LED基板26と、シート押え部材30と、液晶押え部材31と、ベース35と、これらを内装する透明なケース21(図9参照)と、を備えている。このサイドパネル20は、起立した状態でパチンコ機Pのガラス扉4の右側部に一体的に取り付けられている(図2参照)。
LED基板26は、図5に示すように、細長い基板であって、その表面に複数のLED25a,25b,・・・から成るLED群(光源)25が設けられている。LED基板26は、LED群25の光の向きが前方(正面側)を向くようにして、導光板22の後方に配置される。なお、LED基板26は、パチンコ機Pの遊技と連動してLED群25の点灯制御を行うように構成されており、例えば、スタンバイ中と、通常の遊技中と、大当たり遊技中とで異なる点灯制御を行っている。より具体的には、スタンバイ中は遊技者を惹き付けるために明るく点灯し、通常の遊技中は遊技盤に設けられた液晶表示器での演出との兼ね合いで明るさをやや抑えて点灯し、大当たり遊技中は派手に点灯するといった点灯制御を行っている。
導光板22は、図3〜図5に示すように、縦長な薄板状に形成され、LED群25からの光を後面22dの側から受けることにより、左側面22aおよび右側面22bが面発光して、デザインシート27および液晶ディスプレイ28を照らすよう構成される。即ち、導光板22は、デザインシート27を照らす光源としての機能と、液晶ディスプレイ28のバックライトとしての機能との両方を備えている。勿論、前面22cもLED群25の光によって発光する。よって、外観上、サイドパネル20は、その左側面、右側面、および前面が光って見えることになる。これにより、演出効果が向上する。
さらに、導光板22の左側面22aの表面には無数の溝24が形成されている。この溝24の形状を図10に示す。図10に示すように、溝24は断面が略三角形状を成している。この溝24によって、後方から前方に向かって入射する光が屈折する。その結果、左側面22aより右側面22bの方が明るく発光する。即ち、本実施形態では、無数の溝24によって、サイドパネル20の左側が暗く、右側が明るく光る構成となっているのである。
左側面22aを暗くした理由は、遊技者の興味をなるべく遊技盤に設けられた液晶表示器の画面に集中させるためである。より詳細に言えば、遊技中は液晶表示器に様々な演出が表示されるため、遊技者はその演出に集中したいが、仮にサイドパネル20の左側面があまりに明るく光っているとすると、遊技者の気が散ってしまい、せっかくの演出に興味を持てなくなってしまうなどの悪影響があるからである。その点、導光板22の右側面22bは、パチンコ機Pを遊技している遊技者にとって視認困難であるため、暗くしなくても良い。このような理由から、導光板22の左側面22aと右側面22bとで明暗を分けるような構成としているのである。
また、図3に示すように、導光板22の左側面22aの下部には次に述べるデザインシート27の突起27bが入り込むための凹部23が設けられている。この凹部23に突起27bが入り込むことによって、デザインシート27が所定の取付け位置に納まる。即ち、凹部23はデザインシート27の位置決め用の凹部である。
上記したデザインシート(装飾シート)27は、樹脂製材料から成り、可撓性を有する薄いシート状に形成され、表面にパチンコ機Pのモチーフとなっているキャラクタや遊技ルールの説明などが印刷されている。このデザインシート27は、図5に示すように、導光板22の左側面22aと対向するように配置される。なお、デザインシート27の上部には、手指でデザインシート27を容易に掴むことができるようにするためのツマミ片27aが設けられている。また、デザインシート27の下部には、デザインシート27の位置決めのための突起27b(図3参照)が設けられている。
液晶ディスプレイ28は、図5に示すように、導光板22の右側面22bと略同じ大きさの形状から成り、導光板22の右側面22bから発せされる光によって、画面に各種情報が表示されるようになっている。図12に液晶ディスプレイ28の表示画面の一例を示す。図12(a)に示すように、液晶ディスプレイ28は、その画面上に、本日の大当たり回数を表示する領域28a、機種名を表示する領域28b、当選確率を表示する領域28c、本日の遊技回数を表示する領域28d、その他の情報を表示する領域28eが形成されている。そして、例えば、領域28aには「大当たり回数:10回」、領域28bには「機種名:あいうえお」、領域28cには「当選確率:1/300」、領域28dには「遊技回数:256回」、領域28eには「その他の情報:最新台」といった各種情報が表示される。よって、これらの情報を知りたい者は、サイドパネル20を右側から覗けば、いつでも確認することができる。
また、本実施形態では、設定を変えることにより、例えば、図12(b)に示すように、サイドパネル28の中央に広告を表示する領域28fを設けることができる構成となっている。なお、この領域28fには、SDカードのデータが表示されるが、予めパチンコ機Pが広告画像等を記憶しておき、それを表示するようにしても良い。
シート押え部材30は、図3および図5に示すように、デザインシート27を導光板22の左側面22aに対向した状態に保持するためのものであり、デザインシート27の高さと略同一なバー30aと、このバー30aの上端から前方に折れ曲がる係止部30bとにより形成され、デザインシート27の一方(後側)の側縁部を全体的に押えている。
また、液晶押え部材31は、図4および図5に示すように、液晶ディスプレイ28を導光板22の右側面22bに対向した状態に保持するためのものであり、液晶ディスプレイ28の高さと略同一なバー31aと、このバー31aの上端から前方に折れ曲がる係止部31bとにより形成され、液晶ディスプレイ28の一方(後側)の側縁部を全体的に押えている。
ベース35は、図5に示すように、導光板22の上方に位置して、LED基板26、シート押え部材30、および液晶押え部材31が取り付けられた導光板22を保持するためのものである。そして、図6および図7に示すように、ベース35には、デザインシート27、液晶ディスプレイ28をそれぞれ挿入するための挿入口37,38が設けられている。具体的には、立板36と仕切板40との間の隙間が挿入口37となり、仕切板40とガイド板45との間の隙間が挿入口38となる。
ガイド板45には、R形状をした3つの屈曲部46a,46b,46cと、2つの切欠き47a,47bが設けられている。屈曲部46cは、図8に示すように、挿入口38の一部を上方から覆うように先端がR形状に屈曲して形成される。他の2つの屈曲部46a,46bの形状も同様である。そのため、挿入口38は、図8に示す通り、屈曲部46a,46b,46cによって右側が開放された状態となっている。そして、デザインシート27を右側からガイド板45に突き当てるようにして差し込むことにより、デザインシート27は、ガイド板45の屈曲部46a,46b,46cに沿って撓みながら挿入口38へと案内されるようになっている。
一方、切欠き部47aは、図4に示すように、デザインシート27のツマミ片27aが露呈する程度の深さで切欠かれた凹部として形成される。この切欠き47aが設けられていることにより、ツマミ片27aを手指で掴んで容易に引き抜くことができる。なお、切欠き47bの形状も同様である。
ここで、屈曲部46cを例に挙げて、屈曲部46a,46b,46cと挿入口38との位置関係について説明を補足する。図8に示すように、屈曲部46cは、挿入口38の幅方向(図8の左右方向)の半分を超える程度の範囲で、上方から挿入口38を覆うように屈曲している。別言すれば、屈曲部46cの上端部が挿入口38の上方にせり出している。この構成により、例えば、ゴミ等が挿入口38に落下することを防止することができる。即ち、屈曲部46cは、デザインシート27を挿入口38へ案内する機能だけでなく、挿入口38にゴミ等が入ることを防止するための屋根としても機能するのである。
また、いったん挿入口38からケース21内に挿入されたデザインシート27は、まっすぐ上方に引き抜こうとしても屈曲部46cが邪魔をして容易に外れない。即ち、屈曲部46cは、デザインシート27が簡単に引き抜かれないようにストッパーとしても機能している。
続いて、パチンコ機Pの電気的構成について説明する。図11は、パチンコ機Pの電気的構成の概略を示すブロック図である。図11に示すように、パチンコ機Pは、主にメイン制御処理部100と、サブ制御処理部200とを備えて構成される。
メイン制御処理部100は、図示しないが、CPU(Central Processing Unit)、予め定められた制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)、生成された処理情報の一時記憶及び記憶した情報の削除を行うRAM(Random Access Memory)等により構成されている。このCPUがROMに格納された各種プログラムやデータを読み込んで実行することにより、遊技に関する主要な処理が行われる。具体的には、メイン制御処理部100は、各種センサからの入力に基づいて、大当たりの当否、種類を抽選で決定したり、大当たり遊技を提供したり、遊技状態を変更したりといった遊技処理を実行している。
一方、サブ制御処理部200は、CPU、ROM、RAM等により構成され、メイン制御処理部100からの遊技コマンド等を入力として、演出に関する処理を実行している。具体的には、サブ制御処理部200は、遊技毎に遊技盤に設けられた液晶表示器に様々な演出図柄を変動表示したり、スピーカ6の出力制御を行ったりするほか、ランプ役物11の作動制御、装飾レンズ12の点灯制御、回転灯ユニット50の作動制御なども行っている。
さらに、サブ制御処理部200は、図12に示すような情報をサイドパネル20の液晶ディスプレイ28に表示するという制御も担当している。なお、図12(a)の液晶ディスプレイ28に表示される情報のうち、機種名、当選確率、その他の情報は、サブ制御処理部200に予め記憶されている情報に基づいて表示されるが、大当たり回数と遊技回数に関する情報は、メイン制御処理部100から送られてくるコマンドに従って表示される。
また、サブ制御処理部200は、遊技者が演出用のタッチボタン8を押下操作したことに基づいて、図12(a)の領域28aの表示を本日だけでなく、過去分(例えば、前日、前々日)のデータを表示するように構成されている。即ち、サブ制御処理部200は、過去分の遊技履歴を記憶するための記憶部を有している。そのため、遊技者は、スタンバイ中にタッチボタン8を押下操作すれば、過去の大当たり回数の履歴を、液晶ディスプレイ28を介して確認することができる。
さらに、本実施形態では、SDカードのデータを読み込むことによって、サブ制御処理部200は、図12(b)に示すように領域28fに広告用の画像などを表示することもできるようになっている。よって、例えば、遊技場と提携している飲食店の宣伝等の画像を液晶ディスプレイ28に表示して、顧客獲得のためにパチンコ機Pを利用することもできる。
次に、サイドパネル20の意匠替えを行う手順について、図13を用いて説明する。まず、意匠替えを行いたい作業者は、回転灯ユニット50を図13に示すように上方にスライドさせる。そうすると、ケース21の開口21aが現われると共に、挿入口38が露呈される。なお、図示しないが、回転灯ユニット50は、図13に示す位置にて仮固定される構成となっている。次に、作業者がデザインシート27のツマミ片27aを手指で掴んで右上方向に引っ張ると、デザインシート27は、ガイド板45の屈曲部46a,46b,46cによって撓みながら、最終的に挿入口38から取り出される。
次に、予め用意しておいた新しいデザインシートをサイドパネル20の右側からガイド板45に突き当てるようにしながら差し込む。すると、デザインシートは撓みながら挿入口38に挿入される。そのままデザインシートを押し込んでいくと、最終的には、デザインシートの下部の突起27bが凹部23に当接する位置で止まる。これにより、挿入口38から挿入された新しいデザインシートは、導光板22の左側面22aに対向する位置に配置される。そして、新しいデザインシートの挿入が完了したら、回転灯ユニット50を元の位置までスライドさせて固定すれば、デザインシートの交換が完了する。
以上説明したように、本実施形態に係るパチンコ機Pによれば、デザインシートを交換するだけでサイドパネル20の意匠替えを行うことができるため、汎用性が高い。また、デザインシートをサイドパネル20の右側から挿入できるため、回転灯ユニット50を完全に取り外す必要がない。よって、作業効率が高まる。しかも、回転灯ユニット50を取り外した後で、回転灯ユニット50を落として壊すといったトラブルを防止することができる。
また、サイドパネル20の左側が明るく光っていると、遊技者が液晶表示器に表示される演出に集中できないという状況も考えられるところ、本実施形態では、導光板22の表面加工(溝24)によってサイドパネル20の左側を右側に比べて暗くなるように工夫しているので、遊技者が遊技中にサイドパネル20からの光に気を取られることがなくなる。よって、遊技に集中することができる。その一方で、サイドパネル20の右側は明るく光るため、液晶ディスプレイ28の表示に悪影響を及ぼすことはない。
そして、液晶ディスプレイ28によって各種情報が表示されるため、パチンコ機Pの周辺を通りがかった者に対して訴求効果を発揮することができる。特に、液晶ディスプレイ28の表示面は右側なので、周囲の人々は、パチンコ機Pの正面まで来なくても各種情報を知ることができるという利点がある。また、液晶ディスプレイ28のバックライトを、デザインシート27を照らす導光板22で兼用することができるため、部品点数を削減することができる。また、その結果、サイドパネル20の薄型化、低コスト化を図ることができる。さらに、図12(b)に示すように、液晶ディスプレイ28に広告を表示するようにすれば、様々な宣伝が可能となり、パチンコ機Pの利用範囲が大きく広がることになる。
なお、本発明は、パチンコ機に限らず、スロットマシン、その他の遊技機に採用しても良い。また、液晶ディスプレイ28の代わりに、有機ELパネルや電子ペーパー等のデバイスを用いてサイドパネル20を構成するようにしても良い。
20 サイドパネル(電飾パネル)
21 ケース
22 導光板
25 LED群(光源)
27 デザインシート(装飾シート)
28 液晶ディスプレイ(情報表示器)
P パチンコ機(遊技機)
21 ケース
22 導光板
25 LED群(光源)
27 デザインシート(装飾シート)
28 液晶ディスプレイ(情報表示器)
P パチンコ機(遊技機)
Claims (2)
- 電飾パネルを前方に突出するように設けた遊技機において、
前記電飾パネルは、内部を視認可能なケースと、このケースに内装される情報表示器と、を有する
ことを特徴とする遊技機。 - 請求項1において、
前記電飾パネルは、前記情報表示器としての液晶ディスプレイと、装飾が施された装飾シートと、前記液晶ディスプレイと前記装飾シートとの間に挟まれるように配置される導光板と、光が前方を向くようにして前記導光板の後方に配置される光源と、を有して構成されると共に、前記液晶ディスプレイ、前記装飾シート、および前記導光板が起立した状態で前記遊技機の側部に取り付けられる
ことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013053517A JP2014176560A (ja) | 2013-03-15 | 2013-03-15 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013053517A JP2014176560A (ja) | 2013-03-15 | 2013-03-15 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014176560A true JP2014176560A (ja) | 2014-09-25 |
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ID=51697219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013053517A Pending JP2014176560A (ja) | 2013-03-15 | 2013-03-15 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2013
- 2013-03-15 JP JP2013053517A patent/JP2014176560A/ja active Pending
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