JP3118618B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP3118618B2
JP3118618B2 JP04112423A JP11242392A JP3118618B2 JP 3118618 B2 JP3118618 B2 JP 3118618B2 JP 04112423 A JP04112423 A JP 04112423A JP 11242392 A JP11242392 A JP 11242392A JP 3118618 B2 JP3118618 B2 JP 3118618B2
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吉平 新山
広司 伊東
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株式会社ソフィア
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本体盤の前面側に薄膜
状のシート材を貼付して構成される遊技盤を備え、該遊
技盤におけるシート材の前面側に複数の遊技釘が設けら
れた遊技部を形成するようにした遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機に代表される遊技機において
は、前面側に複数の障害釘が配設された遊技部が形成さ
れるとともに、始動入賞口、可変表示装置、変動入賞装
置等の役物装置が配設された遊技盤が備えられ、上記遊
技部に遊技球を打ち込んで遊技が行われるようになって
いる。そして、始動入賞口への遊技球の入賞に基づい
て、可変表示装置で可変表示ゲームが行われ、該可変表
示ゲームの結果態様が特別の結果態様となった場合に、
変動入賞装置を開放制御する特別遊技状態が発生するよ
うになっている遊技機がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の遊技機における可変表示ゲームは、特別遊技状態
の発生に関わる遊技状態であるため、より多彩で認識し
易くすることが望まれているにも拘わらず、可変表示ゲ
ームを認識し易いようにするためには、可変表示装置を
大型化しなければならないため、その分だけ遊技部が狭
められて遊技球が流下する領域が規制されてしまい、流
下する遊技球が始動入賞口や変動入賞装置へスムーズに
入賞し難くなって、入賞領域への遊技球の入賞といった
遊技機がもつ基本的な遊技内容に影響を与えてしまう可
能性がある。
【0004】また、遊技内容をより多彩なものにするた
めに、可変表示装置を複数、例えば2つ設けて、2つの
可変表示装置の各々により可変表示ゲームが行われるよ
うにした遊技機も考えられているが、上述したように限
られたスペースの遊技部に対して、比較的大型で視認性
の良好な興趣の高い可変表示装置を2つ設けることは物
理的に困難であるため、何れか一方の可変表示装置を非
常に小型のものしなければならないといった制約があっ
た。
【0005】そこで、本発明は、遊技部における可変表
示装置の配置に関わる問題点を解決するとともに、従来
にない斬新かつ興趣の高い表示ゲームを実行できるよう
な遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、本体盤(45)の前面側に
薄膜状のシート材(セル46)を貼付して構成される遊
技盤(10)を備え、該遊技盤におけるシート材の前面
側に複数の遊技釘(34)が設けられた遊技部(9)を
形成するようにした遊技機(1)において、上記本体盤
は透光性の合成樹脂により成型されて、裏面側に開口し
た函枠状に形成されるとともに遊技釘を保持するための
遊技釘保持部(52)が裏面側に突出して複数形成さ
れ、上記シート材に複数の識別図柄(第1〜第5発光表
示部53a〜53e)を設けるとともに、電気的な作用
に基づき該複数の識別図柄を個別に発光させることが可
能な発光手段(第1〜第5図柄表示ランプ54a〜54
e、集光ガイド部材55)を備え、所定遊技条件の成立
に基づき、上記複数の識別図柄における発光態様の変化
により所要の表示ゲームが行われるように上記発光手段
を発光制御する発光制御手段(電気的制御装置25)を
備えたことを特徴とする。また、請求項2に係る発明
は、上記請求項1に記載の遊技機において、上記所要の
表示ゲームの結果態様が、予め定められた特定の識別
柄を発光させる態様となった場合に、所定の変動入賞装
置(補助変動入賞装置43)を遊技者にとって不利な第
1状態から遊技者にとって有利な第2状態に変換するよ
うにしたことを特徴とする
【0007】
【作用】従って、請求項1に係る遊技機においては、所
定遊技条件が成立すると、発光制御手段によって発光手
段の発光制御が行われ、その光が透光性を有する合成樹
脂製の本体盤を透過して、その前面側のシート材に設け
られた複数の識別図柄の発光態様が変化して所要の表示
ゲームが行われる。しかも、合成樹脂製の本体盤は裏面
側に開口した函枠状に形成されているので表面部の肉厚
を比較的薄くすることができ、光を良好に透過すること
ができるし、遊技釘の保持もその裏面側に突出して形成
された遊技釘保持部で頑丈に保持することができる。
た、請求項2に係る遊技機においては、所要の表示ゲー
ムの結果態様が、予め定められた特定の識別図柄を発光
させる態様となった場合に、所定の変動入賞装置が遊技
者にとって不利な第1状態から遊技者にとって有利な第
2状態に変換されることで、遊技者の表示ゲームに対す
る興趣が高まる
【0008】
【実施例】次に、遊技媒体に小球を用いるパチンコ遊技
の可能な遊技機における遊技盤に本発明を適用した実施
例につき、添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】遊技機1は図1に示すように、主枠2と補
助枠3とから構成してあり、主枠2には遊技に関連した
各種機能(後に詳述)を付加し、補助枠3にはプリペイ
ドカード(所定の金額で予め販売されるパチンコ遊技用
のカードであって、通貨と等価な有価データを磁気記録
部に記憶させたものをいう)の使用を可能ならしめるカ
ード制御機能や球貸制御機能等を付加してある。
【0010】上記主枠2は、中空箱枠状の機枠4の前面
側へ額縁状の前面枠5を回動可能に設けることで構成し
てある。上記前面枠5に開設した窓部5aにはガラス枠
6および前面パネル7を回動可能に設けてあり、透明な
ガラスが配設されるガラス枠6の後方には、ガイドレー
ル8で囲まれた遊技部9を有する遊技盤10を配設して
ある。上記遊技盤10はパチンコ遊技の主体となるもの
で、ソレノイド等の電気的駆動源によって遊技球を弾発
する打球発射機構11から発射された球が上記ガイドレ
ール8を介して遊技部9内へ供給されると、該遊技部9
内に設けた各種入賞領域(後に詳述)の何れかに入賞す
ると、賞品球としての賞球が遊技者に与えられ、何れの
入賞領域にも入賞しなかった球は、アウト口12より外
れ球として回収される。
【0011】一方、上記ガラス枠6の下方に位置する前
面パネル7には、賞球(遊技部9内の何れかの入賞領域
に入賞することに基づいて遊技者が獲得する球)や貸球
(当該遊技店から遊技者に貸し出された球)を貯留する
球供給皿13を設けてあり、この球供給皿13より発射
球待機部14へ球を供給し、供給された遊技球を上記打
球発射機構11によって弾発するのである。また、前面
枠5の下部適所には打球発射機構11を操作するための
操作ハンドル15や、上記球供給皿13に貯留できない
球を受け入れる球受皿16等を適宜に設けてある。
【0012】上記補助枠3内に収納される球貸制御装置
17は、カード挿排口18より挿入されたプリペイドカ
ードの有価データを読み取ると共に、例えば補助枠3の
前面側適所に設けた球貸ボタン19を遊技客が操作する
ことに応じて所定数の遊技球を貸し出し、貸し出した遊
技球に相当する通貨を減算した値にプリペイドカードの
有価データを書き換え、返却ボタン20を遊技客が操作
するか、もしくはプリペイドカードの有価データの残数
が“0”になった場合に、内部に取り込んでいたプリペ
イドカードをカード挿排口18より排出するのである。
なお、カード挿排口18の適宜上方には、例えば3桁の
数字を表示可能な球貸要求表示器21を設けてあり、遊
技者が行った球貸要求の内容(球貸数やプリペイドカー
ドで消費される有価データとしての度数)が可視表示さ
れるようにしてある。
【0013】また、上記補助枠3のカード挿排口18の
近傍(図1においては直下方)には、球貸制御装置17
内にプリペイドカードが挿入された状態であることを表
示するためのカード保持表示部22を設けてあり、上記
球貸要求表示器21の近傍(図1においては直上方)に
は、球貸制御装置17内に保持中のプリペイドカードで
使用可能な有価データたる残度数を表示するためのカー
ド残度数表示器23を補助枠3の適所に設けてある。な
お、カード残度数表示器23とは別途に、プリペイドカ
ードを球貸制御装置17へ挿入した際の度数を表示する
ための度数表示器を設けるようにしておけば、遊技者が
当該遊技機1においてどの程度の球を借りたかの目安と
なり、遊技者の便に供することができる。
【0014】一方、遊技機1の裏面側(図3に示す)に
は、上記遊技盤10の遊技部9内へ弾球された球(セー
フ球およびアウト球)を回収して、適宜に処理すると共
に、各入賞球に応じた賞球の排出制御、プリペイドカー
ドの使用に基づいた遊技者の選択による球貸排出制御を
行えるように、各種の機能を備えた裏機構盤24を設け
てあり、該裏機構盤24の背面適所には、遊技盤10を
制御するための電気的制御装置25、賞球排出動作およ
び貸球排出動作を併せて制御する排出制御装置26が着
脱可能に取り付けてある。そして、上記球貸制御装置1
7と電気的制御装置25と排出制御装置26とは相互に
接続され、制御信号や各種データの授受を行い得るよう
に構成してある。
【0015】次に、上記裏機構盤24に設けた主な機能
の概略構成にき、図3に基づいて説明する。
【0016】上記遊技盤10の裏面には、当該遊技盤1
0の各種入賞領域に入賞した遊技球を招じ入れる入賞球
集合樋27を設けてあり、該入賞球集合樋27から流下
してきた入賞球を受け得る所要位置において上面が開成
する入賞球案内樋28によって、遊技盤10からの入賞
球を集め、磁気センサ等よりなる入賞球検出手段へ入賞
球を整列状態で供給し、この入賞球検出手段で1個宛検
出された入賞球は、遊技機1外へ排出される。尚、流下
する球を一旦停留させるセーフ球払出機構を設けてお
き、各入賞球に基づく賞球排出動作が完了するまでセー
フ球を排出させないように構成する場合もある。
【0017】一方、アウト口12より遊技盤10の裏面
側へ導かれたアウト球は、アウト球導出路等を経て、遊
技機1外へ排出されるものとしてある。尚、アウト球を
排出する流路には適宜な凹凸を設けることで、アウト球
の落下する勢いを減殺し、該アウト球が落下する回収樋
への衝撃を軽減するようにしてある。また、アウト球を
導出する流路の適所にアウト球検出手段を設けておき、
アウト球として回収された球数を計数可能なように構成
する場合もある。
【0018】裏機構盤24の上部には遊技媒体たる球を
貯留するための球貯留タンク29を設けてあり、該球貯
留タンク29内の球は誘導樋30を経て、遊技媒体たる
球を排出する遊技媒体排出装置31へ供給される。上記
球貯留タンク29へは遊技機列より構成された島設備の
球供給樋より球供給されるものとしてあり、例えば各遊
技機1…を総括的に管理する管理装置の制御によって、
球が適宜に補給されるようにしてある。また、この球貯
留タンク29内の球数が不足したことを検出するための
補給センサを誘導樋30の球流入部等の適所に配設して
あり、この補給センサが球不足状態を検出し、該検出情
報を管理装置が受信することによって、当該遊技機1の
球貯留タンク29への球補給が為されるのである。
【0019】遊技媒体排出装置31の内部には、図示を
省略したが、上記誘導樋30の球流路と連通する流入
樋、該流入樋に続く調流樋を形成してあり、調流樋には
排出ストッパ機構及び排出球の検出手段を適所に設けて
ある。そして、上記排出制御装置26の制御に基づい
て、各種入賞領域への入賞に基づく賞球排出動作とプリ
ペイドカードの使用に基づく貸球排出動作とを、この遊
技媒体排出装置31によって行うようにしてある。な
お、遊技媒体排出装置31に2条以上の球通路を設ける
と共に、各球通路に排出ストッパ機構および排出センサ
を設けておくことで2つの遊技媒体排出機構を構成する
ようにしておけば、遊技媒体排出能力を向上させること
が可能となる。
【0020】上記遊技媒体排出装置31の調流樋の下端
に続く球排出樋32は、例えば、流入部と、前面パネル
7前面の球供給皿13につながる流下樋を設けた排球部
と、から形成してあり、遊技媒体排出装置31の調流樋
から流入したパチンコ球を突壁等に当てながら流下樋上
に落とし、遊技媒体供給樋へ球が供給されるようにして
ある。斯くして、遊技媒体供給樋へ到達した球は、遊技
媒体供給樋内を経て遊技機1の前面側へ至り、前面パネ
ル7の前面側に設けた球供給皿13に排出されるのであ
る。
【0021】一方、上記流下樋の下部につながる分配樋
は、前面枠5の前面下部の球受皿16に連通させてあ
り、球供給皿13が遊技球で一杯になった場合には、前
記流下樋から溢れた遊技球を球受皿16へと導いて排出
するものとしてある。また、分配樋には、例えば上記流
下樋の直下方にて樋壁を兼ねる検知片に連動するオーバ
ーフロースイッチ等を設けてあり、分配樋内が遊技球で
一杯になった場合には、その溢れた遊技球の押圧力で検
知片が押圧されて、オーバーフロースイッチがオン信号
を出力する。該出力信号を上記電気的制御装置25や排
出制御装置26等へ供給し、遊技制御や遊技媒体の排出
制御等に供することが可能となる。
【0022】また、球排出樋32の途中から分岐するよ
うに球抜き樋を形成してあり、該球抜き樋の流入部に
は、例えば板状の球抜ゲートを回動自由に配設してあ
り、この球抜ゲートを回動させることによって、球抜き
樋への分岐路を適宜開閉できるようにしてある。この球
抜ゲートは、樋壁の外部において球抜ソレノイド等の駆
動源と適宜なリンク機構を介して接続し、上記球抜ソレ
ノイドをオン・オフさせることによって、球抜ゲートを
所望角度回動可能なようにしてある。したがって、上記
球抜ゲートを球排出樋32内に臨ませることにより、球
抜き樋への球流入を可能にした状態で、遊技媒体排出装
置31を作動させると、排出される球を球抜ゲートから
抜き出すことができるのである。
【0023】なお、図1に示す実施例においては、球貸
に関連した操作部や表示部を補助枠3の前面側へ設ける
ものとしたが、これらの配設位置は特に限定されるもの
ではな。例えば、図4に示す如く、球貸操作の比較的容
易な球供給皿13に球貸ボタン19や返却ボタン20を
設けるようにしても良い。この図4に示す実施例におい
ては、球貸数が予め定められた単一の球貸ボタン19を
1〜数回操作することで、必要な数の球貸を受けられる
ようにしてある。したがって、選択した球貸数を表示す
るための球貸要求表示器21は必要なく、補助枠3と球
供給皿13に夫々カード残度数表示器23を設けて、遊
技者の便を図るものとしてある。また、球供給皿13に
は球貸ボタン有効表示器21aを設けてあり、球貸ボタ
ン19の操作が可能な場合には当該球貸ボタン有効表示
器21aを点灯させて、当該遊技機1における球貸が可
能な状態であることを遊技者に可視表示するのである。
【0024】次に、遊技盤10の構成につき詳述する。
遊技機1用の遊技盤10は、図5に示すように、略四角
形の遊技用基盤33の前面側に設けた所要形状のガイド
レール8によって遊技部9が形成されるものとしてあ
り、該遊技部9内には、打球の流下方向に変化を与える
遊技釘34…や風車35…を適宜に設けてあると共に、
一般の入賞領域としての一般入賞口36…や電気的に制
御される遊技装置としての可変表示装置37および変動
入賞装置38を適所に配設してある。また、遊技盤10
の前面における左右上部には、透光性のプラスチック等
で形成したサイドケース39を取り付けてあり、該サイ
ドケース39の裏面側に設けた発光源(後に詳述)を適
宜に点灯させることで、サイドケース39のレンズ的効
果により、当該遊技機の遊技状態等を適宜に表示させる
ものとしてある。
【0025】また、上記可変表示器37の左右両側部に
は、特定の入賞領域として機能する始動チャッカ40,
40を設けてあり、該始動チャッカ40へ通過入賞する
ことによって点灯・消灯の変換動作を開始する普通図柄
表示部41を、第1表示図柄42a,第2表示図柄42
b,第3表示図柄42c,第4表示図柄42d,第5表
示図柄42eより構成してある。すなわち、上記始動チ
ャッカ40への通過入賞を条件として、通常遊技状態か
ら別遊技としての第1補助遊技状態へ移行し、該第1補
助遊技においては、第1〜第5表示図柄42a〜42e
を順次点灯させてゆく変換表示を行い、予め定めた特定
の表示図柄(例えば第3表示図柄42c)で変換表示が
停止したことを条件として、更に他の別遊技たる第2補
助遊技へ遊技状態が移行するものとしてある。なお、始
動チャッカ40へ打球が通過入賞することでオンした始
動スイッチ40aの始動記憶は所定回数(例えば4回)
まで記憶保持されるものとしてある。
【0026】上記変動入賞装置38には、補助変動入賞
装置43を一体的に設けてあり、上記普通図柄表示部4
1を用いて行う第1補助遊技において、第2補助遊技へ
の移行条件が満たされた場合にのみ、打球の入賞し難い
(遊技者に不利な)第1状態から打球の入賞し易い(遊
技者に有利な)第状態に一定時間だけ変換するのであ
る。そして、この第1補助変動入賞装置43へ打球が入
賞することを条件として、複数図柄を短時間に変換表示
する可変表示装置37による第4補助遊技が開始される
のである。なお、上記補助変動入賞装置43への入賞球
についても、所定数まで記憶保持されるものとしてあ
る。
【0027】上記の如く、補助変動入賞装置43へ打球
が入賞することで開始される第4補助遊技は、可変表示
装置37に設けた3つの可変表示器の表示図柄を変換表
示させた後、例えば所定時間が経過したことを条件とし
て、各可変表示器の変換表示を順次停止させてゆくもの
であり、各可変表示器に表示されている表示図柄が予め
定めた特定の態様を形成していた場合(例えば、3つの
表示図柄が「7」「7」「7」や「3」「3」「3」に
揃った場合)には、変動入賞装置38による特別遊技が
開始されるのである。この特別遊技においては、変動入
賞装置38の球受扉44が下縁部を支軸として前面側に
回動することで、特別入賞口を開成させると共に、上方
から流下してきた球を上記球受扉44で一旦受けて、特
別入賞口へ招じ入れるので、遊技者は比較的短時間に多
量の賞球を獲得することができる。しかも、この球受扉
44を回動させる変換動作を所定条件の元で所定回数
(例えば最高16回)まで継続させることができる。
【0028】上記した各種入賞装置等が設けられる遊技
用基盤33は、透光性の合成樹脂盤よりなる本体盤45
の前面側に、各種図柄が印刷形成された薄膜状のシート
材たるセル46を貼着すると共に、上記本体盤45の裏
面側には裏面盤47を着脱自在に取り付けることで構成
するものとしてあり、該裏面盤47にはランプ等の発光
源(図示省略)を本体盤45の裏面側に臨むように適宜
配設するものとしてある。そして、この遊技用基盤33
には、可変表示装置挿通孔48や変動入賞装置挿通孔4
9のほか、風車35…や一般入賞具を取り付けるための
通孔50…を開設してある。また、図5に示す遊技盤1
0の実施例においては、サイドケース39を設けるもの
としたので、該サイドケース39の裏面側に発光源を臨
ませるための発光源挿通孔51,51を、遊技用基盤3
3の左右上部に設けてある。
【0029】本体盤45は、図7に示すように、裏面側
に開口する函枠状で、可変表示装置挿通孔48aや変動
入賞装置挿通孔49aのほか、風車35…や一般入賞具
を取り付けるための通孔50a…、裏面盤47に設けた
発光源を挿通するための発光源挿通孔51a,51aを
開設してあると共に、前面側から植設された遊技釘34
…を保持するための遊技釘保持体52…を遊技釘34の
配設位置に適合させて設けてある。なお、図5〜図7に
示す実施例においては、遊技盤10にサイドケース39
を設け、該サイドケースの裏面側に発光源を臨ませるた
めの発光源挿通孔51を形成するものとしたが、本体盤
45は透光性であることから、敢えて発光源挿通孔51
を設けて、該発光源挿通孔51の前面側をサイドケース
39で遮蔽する必要はない。
【0030】図8に示すのは、簡略化した遊技用基盤3
3の分解斜視図であり、本体盤45には、可変表示装置
挿通孔48aおよび変動入賞装置挿通孔49aを開設し
てあり、本体盤45の前面側に貼着される薄膜状(図8
中は、肉厚な板状に描いたが、本来は0.1ミリ程度の
厚さである。)のシート材としてのセル46には、可変
表示装置挿通孔48bおよび変動入賞装置挿通孔49b
のほか、5つの透光性良好部よりなる識別図柄としての
第1発光表示部53a,第2発光表示部53b,第3発
光表示部53c,第4発光表示部53d,第5発光表示
部53eを略々円形状に設けてあり、上記本体盤45の
背面に配設されて、本体盤45の裏面側開口部を閉塞す
るように構成した裏面盤47には、可変表示装置挿通孔
48cおよび変動入賞装置挿通孔49cのほか、本体盤
45の裏面側に臨む5つの発光源としての第1図柄表示
ランプ54a,第2図柄表示ランプ54b,第3図柄表
示ランプ54c,第4図柄表示ランプ54d,第5図柄
表示ランプ54eを設けてある。
【0031】上記セル46に形成する第1〜第5発光表
示部53a〜53eは、例えば第1〜第5発光表示部5
3a〜53e以外の部分に遮光性の高い(或いは透光性
の低い)インク等で表示図柄を印刷成形することによ
り、上記第1〜第5発光表示部53a〜53eを透光性
良好部とするのである。なお、第1〜第5発光表示部5
3a〜53eは無色透明に限らず、透光性の良好なイン
ク等で着色して形成する場合もある。また、本実施例に
おける第1〜第5発光表示部53a〜53eには、
「1」,「2」,「3」,「4」,「5」の数字を描い
てあり、第1〜第5発光表示部53a〜53eの何れか
の裏面側から光が発された場合には、これら「1」〜
「5」の数字が明瞭に視認できるものとしてある。
【0032】上記裏面盤47に配設される第1〜第5図
柄表示ランプ54a〜54eは、上記セル46の第1〜
第5発光表示部53a〜53eの裏面側へ夫々臨むよう
な所定位置に配設してあり、第1図柄表示ランプ54a
が発光した際には第1発光表示部53aが、第2図柄表
示ランプ54bが発光した際には第2発光表示部53b
が、第3図柄表示ランプ54cが発光した際には第3発
光表示部53cが、第4図柄表示ランプ54dが発光し
た際には第4発光表示部53dが、第5図柄表示ランプ
54eが発光した際には第5発光表示部53eが、夫々
発光表示状態となるのである。すなわち、第1〜第5発
光表示部53a〜53eおよび第1〜第5図柄表示ラン
プ54a〜54eよりなる普通図柄表示部41において
は、発光させる図柄表示ランプを順次変えてゆくことに
よって、発光表示される図柄を順次変換させることが可
能となるのである。
【0033】なお、第1〜第5発光表示部53a〜53
eが近接している場合には、例えば第2図柄表示ランプ
54bが点灯することで、第2発光表示部53bのみで
なく、第1発光表示部53aと第3発光表示部53cが
淡く点灯する可能性もある。斯かる不具合を防ぐため、
図面に示す実施例においては、発光源より発された光を
絞り込んで前面側へ放出する円筒状の集光ガイド部材5
5…を各図柄表示ランプ54a〜54eの配設位置に形
成してある。すなわち、第1〜第5発光表示部53a〜
53eの裏面側に各々臨む第1〜第5図柄表示ランプ5
4a〜54eと集光ガイド部材55…によって、電気的
な作用に基づき複数の識別図柄を個別に発光させること
が可能な発光手段を構成するのである。また、本体盤4
5を屈折率の低い素材で形成すれば、第1〜第5図柄表
示ランプ54a〜54eから本体盤45内部に入射した
光が内部で乱反射することを防止し、第1〜第5発光表
示部53a〜53eの何れかのみを良好に発光表示させ
ることができる。
【0034】上記第1〜第5図柄表示ランプ54a〜5
4eは、夫々ランプ基盤56…に直接取り付けられた状
態で、裏面盤47内に固定収納され、各ランプ基盤56
…より引き出されたリード線57…は、例えば裏面盤4
7の背面側に設けたコネクタ58と接続してあり、該コ
ネクタ58を介して、第1〜第5図柄表示ランプ54a
〜54eの点灯・消灯を制御して所要の表示ゲームを行
う発光制御手段としての機能を含む電気的制御装置25
と着脱可能に接続されるものとしてある。
【0035】次に、第1〜第5図柄表示ランプ54a〜
54eの点灯・消灯を制御する電気的制御装置25の概
略構成について、図11のブロック図に基づいて説明す
る。なお、図11におけるブロック構成の実施例におい
ては、通常遊技から第1補助遊技へ移行し、該第1補助
遊技から第2補助遊技へ移行するまでの制御動作に関連
した構成のみ示し、通常遊技における遊技制御や第2補
助遊技〜第4補助遊技および特別遊技の制御に関連した
部分は省略した。
【0036】先ず、始動チャッカ40へ通過入賞した球
を始動スイッチ40aが検出することに基づいて、該始
動スイッチ40aより始動入賞検出信号が電気的制御装
置25内の乱数抽出・記憶手段59へ入力され、該始動
入賞検出信号が入力されることにより、乱数抽出・記憶
手段59は乱数生成手段60へ乱数抽出指令を発する一
方、表示図柄制御・判定手段61へ図柄変換開始指令を
発し、該表示図柄制御・判定手段61による第1〜第5
図柄表示ランプ54a〜54eの点灯・消灯制御が開始
されるのである。また、表示図柄制御・判定手段61が
第1〜第5図柄表示ランプ54a〜54eの点灯・消灯
制御を開始すると、タイマ62により所定時間の計時を
開始する。なお、表示図柄制御・判定手段61が行う第
1〜第5図柄表示ランプ54a〜54eの点灯・消灯制
御の内容は、特に限定されるものではないが、例えば、
第1図柄表示ランプ54a→第2図柄表示ランプ54b
→第3図柄表示ランプ54c→…→第5図柄表示ランプ
54e→第1図柄表示ランプ54a…の順で規則的に点
灯させる発光源を変えてゆくようにしても良い。
【0037】一方、乱数抽出指令を受けた乱数生成手段
60は適宜な乱数を生成し、該乱数を乱数抽出・記憶手
段59へ供給し、該供給された乱数を乱数抽出・記憶手
段59は一時的に記憶保持しておく。そして、上記タイ
マ62が計時する所定時間が経過すると、表示図柄制御
・判定手段61は図柄の変換動作を停止する旨の信号を
乱数抽出・記憶手段59へ出力し、該信号の入力に伴っ
て、乱数抽出・記憶手段59は記憶していた乱数を表示
図柄制御・判定手段61へ供給し、該乱数に応じた表示
図柄を停止表示させるべく、第1〜第5図柄表示ランプ
54a〜54eの何れかのランプを固定的に点灯表示さ
せる。
【0038】上記のようにして行った表示ゲームにおい
て、点灯表示された図柄が“当り図柄”に該当するか否
かを表示図柄制御・判定手段61が判定し、停止図柄が
“外れ図柄”であった場合には、再び通常遊技状態に復
帰する。一方、停止図柄が“当り図柄”に該当していた
場合(表ゲームの結果態様が予め定められた特定の識別
図柄を発行させる態様となった場合)には、当り図柄が
発生した旨の信号をソレノイド駆動手段63へ出力し、
該信号を受けたソレノイド駆動手段63が補助変動入賞
装置43のソレノイド64を一定時間だけオンさせて、
所定の遊技価値を付与する。すなわち、補助変動入賞装
置43のソレノイド64がオンすることによって、補助
変動入賞装置43の入賞口左右両側部に設けた羽根部材
が左右に回動させられて、補助変動入賞装置43は打球
を受け入れ易い第2状態に変換されるのである。
【0039】以上説明したように、本発明に係る遊技機
1においては、複数の透光性良好部としての第1〜第5
発光表示部53a〜53eを遊技用基盤33のシート材
たるセル46に形成すると共に、該第1〜第5発光表示
部53a〜53eへ光を照射するための発光源たる第1
〜第5図柄表示ランプ54a〜54eを裏面盤47に設
けるものとしたので、第1〜第5発光表示部53a〜5
3eの形成位置と第1〜第5図柄表示ランプ54a〜5
4eの配設位置とは、共に各種入賞領域としての一般入
賞口36や遊技釘34等の配設位置による影響を受け難
い。すなわち、第1〜第5発光表示部53a〜53eと
第1〜第5図柄表示部54a〜54eとから構成した普
通図柄表示部41は、遊技盤10の前面側に対してフラ
ットとなるので、例えば入賞口の開設された入賞具の直
上部に普通図柄表示部41を形成したとしても、当該入
賞口への打球入賞に対して何等影響を与えることがな
く、遊技盤10の遊技部9内へ自在に配置することがで
きる。
【0040】したがって、遊技盤10の遊技部9内へ球
が弾発されてくる遊技部9の上部へ横一列状に配置した
第1〜第5発光表示部53a〜53eと、各発光表示部
53a〜53eの裏面側に夫々位置させた第1〜第5図
柄表示ランプ54a〜54eとを普通図柄表示部41と
して、第2補助遊技への移行条件判定を行うための第1
補助遊技に用いることにより、第1補助遊技が開始され
ると第1〜第5発光表示部53a〜53eが発光するこ
ととなるので、従来の如く、遊技状態を移行するための
条件となる別遊技を単体の可変表示器等で行う場合に比
べて、可変表示を明瞭に行うことができ、別遊技におけ
る視覚的効果を著しく高めることができる。したがっ
て、通常遊技から特別遊技へ至る過程で行われる別遊技
としての第1補助遊技を、遊技者に十分な興趣を与えつ
つ進行させることが可能になると共に、比較的頻繁に行
われる第1補助遊技においても遊技者は遊技を楽しめる
ので、当該遊技店における遊技機1…の稼働率も高ま
り、極めて実用的価値の大なる遊技機1とすることがで
きるのである。
【0041】次に、通常遊技状態から第1補助遊技が行
われるまでの遊技の流れを図12〜図17のフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0042】第1補助遊技処理においては、先ず普通図
柄表示スイッチ(普図SW)としての始動スイッチ40
aへの入賞記憶があるか否かを判定し、入賞記憶がなか
った場合には、分枝処理として、第1補助遊技処理中で
の動作処理種別(例えば、図柄変動動作処理、はずれ動
作処理、当り動作処理)に応じた処理へ移行する。な
お、何れの動作処理種別も設定されていない場合(第1
補助遊技処理開始直後など)には、平常動作処理を行う
ものとしてある。
【0043】また、第1補助遊技処理において、始動チ
ャッカ40へ通過入賞することに基づいて始動スイッチ
40aより発された始動信号を検出した場合には、普図
SW入力有りと判定して、この始動スイッチ40aの始
動信号の記憶数が「4個」以上か否かを判定し、4個に
満たなければ、始動スイッチ40のオン記憶を蓄積する
普図メモリの記憶数に“1”加算し、後に詳述する図柄
変動動作処理において停止図柄の決定に用いるための
「乱数」を取り込む。一方、普図メモリの記憶数が
“4”であった場合には、それ以上のオン記憶を普図メ
モリに蓄積させないで、分枝処理へ移行する。
【0044】上記平常動作処理においては、始動スイッ
チ40aより発された始動信号の検出記憶たる始動SW
のオン記憶があるか否かを判定し、始動記憶があれば、
“図柄変動動作処理”に動作処理種別を移行する。斯く
して、この後に行われる第1補助遊技の分枝処理におい
ては、図柄変動動作処理が行われることとなるのであ
る。なお、普図SWメモリに始動記憶がなかった場合に
は、そのまま平常動作処理を終了し、上記同様な第1補
助遊技処理を繰り返すのである。
【0045】始動スイッチ40aの始動信号を検出し、
平常動作処理において動作処理種別が図柄変動動作処理
に移行されることで行われる図柄変動動作処理において
は、先ず図柄変動処理を行う。この図柄変動動作処理に
おいては、普通図柄表示部41を構成する第1〜第5表
示図柄42a〜40eの何れかを点灯表示させるものと
してあり、この点灯させる第1〜第5表示図柄42a〜
42eの点灯表示を切り替えるタイミングか否かを判定
し、未だ切替タイミングでなければ、そのまま図柄変動
処理を終了し、切替タイミング条件が満たされていれ
ば、第1〜第5表示図柄42a〜42eの点灯表示を切
り替える。
【0046】上記のようにして図柄変動処理を行った
後、第1〜第5表示図柄42a〜42eの何れかを継続
点灯させる図柄停止タイミングか否かを判定し、未だ所
定時間が経過しておらず、停止タイミングでなければ、
再び図柄変動処理を繰り返す。そして、変動停止タイミ
ング条件が満たされると、普図SWメモリに記憶を追加
した際に取り込んだ乱数をチェックし、等が乱数が当り
値に該当する数であるか否かを判定する。
【0047】ここで、乱数が当り値に該当しなかった場
合には、外れ図柄に該当する第1〜第5表示図柄42a
〜42eの何れかの図柄に停止表示すべく、第1〜第5
図柄表示ランプ54a〜54eの何れかを継続点灯さ
せ、動作処理種別をはずれ動作処理に変換するのであ
る。斯くして、次に開始される第1補助遊技処理におけ
る分枝処理で行われる“はずれ動作処理”では、先ず予
め定めた音声を出力させたり各種発光源を点灯させる外
れ動作を行い、この外れ動作を終了するタイミングにな
ると、普図SWメモリから“1”減ずると共に、平常動
作処理に動作処理種別を移行させる。
【0048】一方、乱数が当り値に該当した場合には、
当り図柄に該当する第1〜第5表示図柄42a〜42e
の何れかの図柄に停止表示すべく、第1〜第5図柄表示
ランプ54a〜54eの何れかを継続点灯させ、動作処
理種別を当り動作処理に変換するのである。斯くして、
次に開始される第1補助遊技処理における分枝処理で行
われる“当り動作処理”では、先ず予め定めた音声を出
力させたり各種発光源を点灯させる当り動作を行い、こ
の当り動作を終了するタイミングになると、普図SWメ
モリから“1”減ずると共に、平常動作処理に動作処理
種別を移行させる。なお、この当り動作の終了によっ
て、第1補助遊技処理から別の遊技状態(例えば第2補
助遊技処理)へ移行してゆくのである。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る遊
技機によれば、所定遊技条件が成立すると、発光制御手
段によって発光手段の発光制御が行われ、その光が透光
性を有する合成樹脂製の本体盤を透過して、その前面側
シート材に設けられた複数の識別図柄の発光態様が変
化して所要の表示ゲームが行われるので、遊技盤の遊技
部、即ち、遊技球が流下する部分において、従来にない
斬新で興趣の高い表示ゲームを行うことが可能となる。
しかも、遊技部を狭めずに、遊技部の広範囲において表
示ゲームを行うようなインパクトのある視認性の高い表
示ゲームを行うように構成することもできる。また、複
数の表示ゲームを並行して実行するような遊技内容を有
する遊技機においても、表示ゲーム用の表示装置を複数
設けるために遊技部を狭める必要がないので、遊技部が
狭められて遊技球が流下する領域が規制されてしまう等
して、遊技機が持つ基本的な遊技内容に影響を与えるこ
とを回避できる点でも有用である。しかも、合成樹脂製
の本体盤は裏面側に開口した函枠状に形成されているの
で、遊技盤自体の軽量化を期せるだけでなく、その表面
部の肉厚を比較的薄くすることができ、裏面側の発光手
段からの光を前面側へ良好に透過させることができ、装
飾或いは報知効果を高めることが可能となる。加えて、
遊技釘の保持は、その裏面側に突出して形成された遊技
釘保持部で行うものとしたので、本体盤の表面部を比較
的薄くしても遊技釘を頑丈に保持することができる。
【0050】また、請求項2に係る遊技機によれば、所
要の表示ゲームの結果態様が、予め定められた特定の識
図柄を発光させる態様となった場合に、所定の変動入
賞装置が遊技者にとって不利な第1状態から遊技者にと
って有利な第2状態に変換されることで、遊技者の表示
ゲームに対する興趣が高まり、しかも、所定の変動入賞
装置の遊技者にとって有利な第2状態への変換に関わる
ような遊技者の興味を引く表示ゲームを、より斬新で視
認性を高めた状態で行うことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の斜視図である。
【図2】ガラス枠および前面パネルを開成した状態にお
ける遊技機の正面図である。
【図3】遊技機の裏面図である。
【図4】他の遊技機の実施例の斜視図である。
【図5】遊技盤の正面図である。
【図6】遊技用基盤の斜視図である。
【図7】本体盤の裏面側斜視図である。
【図8】遊技用基盤の分解斜視図である。
【図9】普通図柄表示部の拡大縦断面図である。
【図10】裏面盤の裏面側斜視図である。
【図11】普通図図柄表示部の変換動作に関連した機能
についての電気的制御装置のブロック図である。
【図12】第1補助遊技処理を示すフローチャートであ
る。
【図13】平常動作処理を示すフローチャートである。
【図14】図柄変動動作処理を示すフローチャートであ
る。
【図15】図柄変動処理を示すフローチャートである。
【図16】はずれ動作処理を示すフローチャートであ
る。
【図17】当り動作処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 遊技機 9 遊技部 10 遊技盤 33 遊技用基盤 34 遊技釘 36 一般入賞口 37 可変表示装置 38 変動入賞装置 45 本体盤 46 セル 47 裏面盤 53a 第1発光表示部 53b 第2発光表示部 53c 第3発光表示部 53d 第4発光表示部 53e 第5発光表示部 54a 第1図柄表示ランプ 54b 第2図柄表示ランプ 54c 第3図柄表示ランプ 54d 第4図柄表示ランプ 54e 第5図柄表示ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体盤の前面側に薄膜状のシート材を貼
    付して構成される遊技盤を備え、該遊技盤におけるシー
    ト材の前面側に複数の遊技釘が設けられた遊技部を形成
    するようにした遊技機において、上記本体盤は透光性の合成樹脂により成型されて、裏面
    側に開口した函枠状に形成されるとともに遊技釘を保持
    するための遊技釘保持部が裏面側に突出して複数形成さ
    れ、 上記シート材に複数の識別図柄を設けるとともに、電気
    的な作用に基づき該複数の識別図柄を個別に発光させる
    ことが可能な発光手段を備え、 所定遊技条件の成立に基づき、上記複数の識別図柄にお
    ける発光態様の変化により所要の表示ゲームが行われる
    ように上記発光手段を発光制御する発光制御手段を備え
    たことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 上記所要の表示ゲームの結果態様が、予
    め定められた特定の識別図柄を発光させる態様となった
    場合に、所定の変動入賞装置を遊技者にとって不利な第
    1状態から遊技者にとって有利な第2状態に変換するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機
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