JP2007089801A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技進行に則した表示演出とは別の表示演出を付加し、かつ遊技盤全面に対して表示領域を持つ場合に、遊技球の流下動作と表示演出とを対応することで、演出効果を高める。
【解決手段】透明遊技盤100と液晶表示装置200との組み合わせによって、遊技領域101の前面に対して表示領域を対向させ、遊技領域101に衝撃センサ202を備えた形状体208を配設し、この形状体208に遊技球PBが当接したときに、対向している表示領域を基準として演出画像を表示することで物理的な動作(遊技球PBの形状体208への衝突)と、バーチャル画像(液晶表示装置200への表示演出)と、を関連付けることができ、主となる遊技仕様に加え、新たな遊技趣向性を持たせることができる。また、衝撃センサ202から制御系への配線を、透明導電膜製をフラットケーブルを用いたため、電気配線が液晶表示装置200の表示画像の妨げになることがない。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、始動口に遊技球が入賞することによって抽選が行われ、その抽選結果に応じて多くの遊技球の獲得を可能とする遊技機に関するものである。
従来、大型表示器を備えた全面表示パチンコ機が提案されている。この全面表示パチンコ機は、遊技盤を構成する部材が透明であり、当該透明の遊技盤の裏面側に遊技盤とほぼ同一外形の表示器を配設することで、遊技を進行している遊技者から見ると、遊技盤全体が表示画面となり、これにオーバラップするようにパチンコ球が複数の遊技釘や風車等に跳ね返りながら落下していく。
このような大型表示器を搭載したパチンコ機では、演出表示のスケールが拡大し、より一層の演出効果を期待することができる。
一方、一般のパチンコ機、すなわち、遊技盤の中央近傍にセンター役物が配設され、当該センター役物内にLDC等の表示器を備えたパチンコ機において、パチンコ機が当接するときの衝撃を衝撃センサで検出し、この衝撃センサによる衝撃検出を契機として、遊技盤や表示器とは別構成で、遊技盤の周縁等に設けた基板上のLED群を発光させることが提案されている(特許文献1参照)。なお、特許文献1の目的は、多様化される役物に関する構成部材の設置スペースの確保にある。
上記特許文献1によれば、パチンコ球が特定の障害物(風車)に衝突すると、これを衝撃センサで検出し、LED等の発光手段を所定の発光態様で発光させる(併せて、スピーカ等による発音態様も変更)ことで、演出効果を高めることができる。
特開2004−136080公報
しかしながら上記特許文献1では、発光手段のLED群が、遊技盤とは別構成の基板にそれぞれ取り付けられて一体化された構成となっており、発光エリアを増加させる場合には、部材の点数が増加し、さらに増加に伴う電気配線の引き回し作業、発光制御が煩雑となる。また、配線のチェックや発光制御のチェックに多くの手間を陽子、開発期間の冗長、組み付け工数の増加、保守の煩雑化等の問題が発生する。
特に、前述した全面表示パチンコ機においては、特許文献1に記載の発光手段を設けた基板の配設スペースがほとんどなく、演出効果を高めるための適用な困難となっている。
本発明は上記事実を考慮し、視覚的な遊技の進行に伴って、遊技仕様に基づく遊技進行に則した表示演出とは別の表示演出を付加することができる遊技機を得ることが目的である。
また、上記目的に加え、遊技盤全面に対して表示領域を持つ場合に、遊技球の流下動作と表示演出とを対応することで、演出効果を高めることができる遊技機を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明は、表面側が遊技球を案内しながら流下させると共に、当該遊技領域は前記遊技球の流下を制限する障害物を設けた透明の遊技盤と、前記遊技盤の裏面側に配設され、少なくとも前記遊技盤の前記遊技領域に対向配置する表示面を備えた表示装置と、前記障害物の内、特定の障害物に関与したことを検出する関与検出センサと、前記関与検出センサでの関与検出時に、前記特定の障害物の近傍に対応する前記表示装置の表示領域を用いて、所定の表示演出を実行する演出実行手段と、を有している。
請求項1記載の発明によれば、特定の障害物に遊技球が関与(例えば、衝突、接触、通過等)すると、関与検出センサがこれを検出し、当該障害物の位置の近傍の表示領域を用いて、所定の表示演出を行う。
一般に、遊技領域での障害物は、遊技球の落下を制限する役目を有しており、表示装置の表示領域に表示される演出とは、基本的に無関係である。これに対して、請求項1では、特定の障害物の近傍に対応する前記表示装置の表示領域を用いて、所定の表示演出を実行するため、表示装置の表示内容(平面画像)と、実際の障害物とを互いに関連付けて組み合わせることにより、例えば、立体感のある表示演出が可能であったり、障害物への遊技球の関与の表現にバリエーションを持たせることができるといった、両者のそれぞれ独立の作用、効果以上の作用、効果をもたらすことができる。
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記表示装置の表示面の面積が、前記遊技盤の遊技領域に対して所定の許容範囲を持って全面全面に亘り対向する大きさであることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、所謂全面表示遊技機としての構成(表示面の面積が、前記遊技盤の遊技領域に対して所定の許容範囲を持って全面全面に亘り対向している構成)を持たせることで、障害物の位置と、この障害物に遊技球が関与したときの表示位置とを、ほぼ1:1で対応付けることができ、遊技盤と表示装置との一体感をさらに増すことができる。
請求項3に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2記載の発明において、前記関与検出センサが、衝撃センサであることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、関与検出センサとして衝撃センサを用いる。衝撃センサは、ピエゾ抵抗素子(圧電素子)のような、機械エネルギーと電気エネルギーを交互に変換する能力を利用して構成することができる。一般には、振動センサとして様々な分野で適用されているが、遊技盤上の障害物への、遊技球の衝突を検出するといった特異な分野での適用はなく、この障害物への適用により、表示装置での表示演出との間での一体感が生まれ、また、立体的な演出として遊技者に提供することができる。
請求項4に記載の発明は、前記請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の発明において、前記関与検出センサは、透明導電性部材によって、電気的配線が施されていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、関与検出センサは透明な遊技盤に設けられた障害物に設けられることで、その電気配線は遊技盤とは異なる部位に取り回す必要がある。このとき、透明導電性部材によって電気的配線を施すことで、遊技盤の透明感を維持することができる。
請求項5に記載の発明は、前記請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の発明において、前記特定の障害物の形状が表現する概念と、前記演出実行手段による表示演出が表現する概念とを一致させることを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、例えば、障害物が風船の形状としており、遊技球が衝突することで、この風船が割れるときの状況を表示装置に表示する、といった両者の概念を一致させることで、従来映像の中だけでしか表現できなかった動作を遊技球に関連付けて表示演出することができるため、本来の遊技仕様による遊技に加え、表示装置の表示演出への趣向性を向上することができる。
以上説明した如く本発明では、視覚的な遊技の進行に伴って、遊技仕様に基づく遊技進行に則した表示演出とは別の表示演出を付加することができるという優れた効果を有する。
また、上記効果に加え、遊技盤全面に対して表示領域を持つ場合に、遊技球の流下動作と表示演出とを対応することで、演出効果を高めることができるという効果を有する。
(パチンコ機の構成)
図1に示されるように、パチンコ機10は、パチンコ機10の外郭を構成するとともにホールの島設備に設置される矩形状の外枠12を備えている。外枠12の前面には矩形額縁状の内枠14が配置されており、内枠14は、外枠12に設けられた一対のヒンジ部16、18に左側端部が軸支されて開閉可能に取り付けられている。また外枠12の前面下部には、化粧パネルとなる下飾り20が取り付けられている。
内枠14の前面上部には、ガラス板22を装着したガラスフレーム24を窓部25に備えるガラス枠26が配置されており、ガラス枠26は左側端部が内枠14に軸支されて開閉可能に取り付けられている。また、ガラスフレーム24に装着されたガラス板22は、図1の紙面奥行き方向に所定の間隔で互いに平行に配置された一対のガラス板からなる二重構造となっている。このガラス枠26の裏面側となる内枠14の上部には、矩形状の開口部28が設けられている。開口部28には、交換可能とされた遊技盤100(図2参照)がセットされており、遊技盤100は、ガラス枠26を内枠14に閉塞した状態でガラス枠26(ガラス板22)に覆われるようになっている。
ガラス枠26の前面には、遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅し照明による演出効果を生み出す照明演出用の表示灯142がガラス板22を取り囲むように配置されており、さらに左上隅及び右上隅には、賞球払出エラー及び払出状態エラー等の各種エラーを報知するエラー用の表示灯144が配置されている。また、各エラー用の表示灯144の内側には、遊技の効果音をステレオ出力するスピーカ146L、146Rが配設されている。
内枠14の前面下部には、一般的な上皿及び下皿の機能を兼ね備える打球供給皿としての一体皿30が配置されている。一体皿30は、パネル部材32の左側端部が内枠14に軸支されて開閉可能に取り付けられており、パネル部材32の前面には、上部に遊技球を貯える球皿部34が形成された球皿本体36が突設されている。
図示を省略するが、球皿部34の底面は双方向に傾斜しており、一方は図1の正面視にて左側から右側に下る傾斜を手前側に配置し、他方は右側から左側に下る傾斜を奥側に配置し、両傾斜は正面視にて右側で円滑に連続形成されている。
手前側の傾斜は遊技機間に設けられた現金用遊技球貸出機(図示省略)を球皿部34の正面視、左側から受け入れて、右側に転動案内する一方、奥側の傾斜は球皿部34に受け入れた遊技球、後述する賞品球、あるいはカード式貸出機を介した貸出球などを球排出口46から受け入れて正面視、右側から左側に向かって転動案内する。
この奥側の傾斜は、当該傾斜に沿って幅寸法を漸次、狭く形成されており、これにより、球皿部34にある遊技球がパネル部材32の裏面に配置された球送り装置(図示省略)に一列に整列させながら送り込まれる。
パネル部材32の前面の右側上部には、パチンコ機10内に設けられた払出装置(図示省略)から払い出された賞球が排出される球排出口46が形成されている。この球排出口46から排出された賞球は球皿部34に貯留され、球皿部34内を左方向へ流下し整列通路により1列に整列されて球送り装置に送り込まれる。
また、パネル部材32の前面における左側下部には灰皿38が設けられ、右側下部には打球の発射力(飛距離)を調整するための発射ハンドル39が取り付けられている。
(遊技盤の構成)
図2には本実施の形態に係る遊技盤100が示されている。
遊技盤100は、基板として透明の平板状合成樹脂材が適用されている(以下、透明遊技盤100という)。
透明遊技盤100は、その表面が盤面100Aとなっており、盤面100Aの外周端部付近に、円弧状の外レール102及び内レール104が取り付けられている。これらの外レール102及び内レール104によって囲まれた円形状の領域は、発射装置(図示省略)から発射されて打ち込まれた遊技球PBが自重落下により移動可能とされ、この領域が遊技を行う遊技領域101とされている。
前記透明遊技盤100の裏面側には、少なくとも遊技領域101のほぼ全域に亘って表示面が対向する大型の液晶表示装置200が配設されている。すなわち、遊技領域101が、液晶表示装置200の表示領域201となっていて、遊技者の視野のほぼ全域が覆われる。なお、図2の「777」は、表示領域201に表示される画像(演出図柄変動パターン)201Aである。
遊技領域101には、遊技領域101の中心部を基準として図2の左右側に、普通図柄始動入賞口としての通過ゲート(スルー・チャッカー)118L、118Rが配置されている。また、図2の下部には、特別図柄始動入賞口(スタート・チャッカー)108が配設され、その開口部には、電動チューリップ110が取り付けられている。この特別図柄始動入賞口108のさらにその下方には、遊技領域101の下端部付近に位置してアタッカー112が配置されている。
アタッカー112には、開閉扉116が開放又は閉塞することによって開口又は閉口するようになっており、開閉扉116の開放時には、開閉扉116上に落下した遊技球が開閉扉116に案内されてアタッカー112へ入賞する。
また、遊技領域101には、風車122や、遊技領域101内を自重落下する遊技球を所定の経路に誘導する多数の遊技釘123(図4参照)が設けられており、最下位置に、外れ球を遊技盤100の裏側へ排出するアウト口124が設けられている。
(遊技仕様の一例)
上記構成のパチンコ機10において、遊技球PBが特別図柄始動入賞口108に入賞すると、特別図柄の当たり/外れの抽選(以下「特図抽選」と呼ぶ場合がある)が実行され、この特図抽選の結果が当たりとなった場合は、通常遊技状態から特別遊技状態へ遊技状態が移行する。
上記特図抽選の結果は、特別図柄表示装置106の表示画面の大部分において、演出図柄変動パターンを表示し、表示画面における四隅の何れかの小さい領域に特別図柄変動パターンを表示するようにしている。
ここで、特図抽選の結果が「大当たり」となり、特別図柄表示装置106における図柄変動パターン演出並びにスピーカ146L、146RからのBGM出力によって、そのことを報知し終えると、特別遊技状態である大当たり処理が実行される。
この大当たり処理は、アタッカー112が所定回数(ラウンド)開放するものであり、1ラウンドの開放時間は約30秒とされ、この間に最大10個の遊技球が入賞可能となる。すなわち、時間制限である30秒、或いは数制限である10個の何れか一方が先に満足されると、そのラウンドは終了となり、次ラウンドに移行する。
このため、特別遊技状態では、通常遊技状態よりも短期間で多くの入賞が期待され、遊技者にとって有利な遊技状態とすることができる。
なお、上記遊技仕様は一例であり、本発明に必須の遊技仕様に限定されるものではない。
上記構成のパチンコ機10において、本実施の形態では、図3に示される如く、遊技領域の一部に遊技球PBが当接(衝突)することで、その衝撃力を電気信号に変換する衝撃センサ202を配設している。
衝撃センサ202は、棒状で、その外周が遊技球PBの通過領域内に配設されており、遊技球PBが当接することで、その衝撃を電気的に信号に変換する役目を有している。
また、衝撃センサ202は、円筒状の基部204に挿嵌されている。この基部204は、前述した透明遊技盤100に設けられた円孔206に挿入されている。
基部204には、軸線方向の透明遊技盤100の表面側一端面にフランジ204Aが一体的に形成され、このフランジ204Aが透明遊技盤100の表面側に密着されて、基部204並びに衝撃センサ202の位置決めがなされている。なお、基部204の固定は、フランジ204Aを透明遊技盤100にビス止めしてもよいし、前記円孔206に圧入してもよい。
前記衝撃センサ202の突出先端部には、当該パチンコ機10のテーマ(コンセプト)に順じて、合成樹脂製のキャラクタ等の形状体208が取り付けられている。この形状体208は、少なくとも前記フランジ204Aの外径よりも大きい外形寸法となっており、遊技者からは、衝撃センサ202、基部204(フランジ204Aを含む)が見えないように工夫されている。
前記基部204には、透明導電性膜で形成されたフラットケーブル210が電気的に配線されている。このフラットケーブル210は、透明遊技盤100の裏面側に沿って最も近い周縁へ取り回されている。
この透明のフラットケーブル210、並びに最短の取り回しによって、衝撃センサ202の電気的配線が、液晶表示装置200の表示を妨げることがない構成となっている。
上記構成により、透明遊技盤100上を遊技球PBが自然落下し、遊技釘や風車と同様にこの衝撃センサ202に当接すると、この衝撃に基づく電気信号を図示しない制御系へ送出することができるようになっている。
ところで、衝撃センサ202の配設位置は、前記液晶表示装置の座標として特定することができる。すなわち、透明遊技盤100の遊技領域101と液晶表示装置200とは互いに対向しているため、衝撃センサ202の位置に対応する液晶表示装置200が必ず存在することになる。
そこで、この衝撃センサ202が取り付けられた位置に対応する液晶表示装置200の表示画面の座標を基準として、衝撃センサ202への遊技球PBの衝突に応じた演出を実行している(図4参照)。
本実施の形態では、衝撃センサ202に被覆された形状体208が、所謂「爆弾」形状であり、遊技球PBが衝突した時点で、液晶表示装置200では、当該「爆弾」が爆発したかのような演出(爆発、発火、爆風、噴煙等)を実行することで、物理的な遊技球PBの動きと、バーチャル的な液晶表示装置200の演出画面との一体感を図ることができる。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
(パチンコ機10の遊技の流れ)
パチンコ機10による遊技では、遊技者が発射ハンドル39を操作すると、一体皿30の球皿部34に貯えられている遊技球は球送り装置により一球づつ発射装置40に供給され、発射装置40によって上方へ発射される。発射された遊技球PBは、外レール102に沿って透明遊技盤100の遊技領域101に打ち込まれ、遊技釘に当たり方向を変えながら遊技領域101内を落下する。そして、入賞せずに遊技領域101の下端部に至った遊技球はアウト口124からパチンコ機10内に回収される。
遊技球PBが通過ゲート118を通過すると、主制御部150において普通図柄の当たり/外れの抽選処理が実行される。図示は省略したが、その抽選結果は、普通図柄表示装置に、2桁の普通図柄が変動されその変動後に停止図柄の組み合わせによって表示される。この普通図柄の抽選結果が「当たり」となった場合は、電動チューリップ110が所定時間開放され、遊技球PBが特別図柄始動入賞口108に入賞しやすい状態となる。
また、遊技球PBが特別図柄始動入賞口108へ入賞すると、特別図柄の当たり/外れの抽選処理が実行され、その抽選結果は、液晶表示装置200の下部の一部の領域では、2個の特別図柄が所定のパターンで変動されその変動パターンを経た停止図柄の組み合わせによって表示される。また、この表示に伴い、液晶表示装置200のほぼ全域では、演出図柄が所定のパターンで変動されその変動パターンを経て停止表示される。この演出図柄変動パターンの演出映像には、例えば、リーチを経た当たり図柄の表示又は外れ図柄の表示、あるいはリーチなしの外れ図柄表示など、様々な演出や趣向を加味した数多くのパターンが用意されており、遊技者は、それらの演出を受け特別図柄の抽選結果を期待感も持って観察する。
ここで、特図抽選の結果を報知し終えると、大当たりの場合には、特別遊技状態である大当たり処理が実行される。
この大当たり処理は、アタッカー112が所定回数(ラウンド)、所定時間、開放する。一般的には、1ラウンドの開放時間は約30秒、この間に最大10個の遊技球が入賞、或いは30秒経過、何れか一方が先に満足されると、そのラウンドは終了となり、次ラウンドに移行する。これが、約15ラウンド継続されるため、特別遊技状態では、通常遊技状態よりも短期間で多くの入賞が期待され、遊技者にとって有利な遊技状態とすることができる。
上記のような基本となる遊技仕様とは別に、本実施の形態では、遊技球PBが遊技盤面101を自然落下する領域に、衝撃センサ202を配設し、この衝撃センサ202に遊技球PBが衝突することに連動して、液晶表示装置200に所定の画像を表示するようにした。
すなわち、遊技球PBが打ち出されると、遊技領域101内で遊技釘123や風車122に当接して跳ね返るのと同じように、衝撃センサ202が組み込まれた形状体208に当接する。この形状体208(衝撃センサ202)の位置は、液晶表示装置200の表示画面の座標として特定とすることができ、予め液晶表示画面200上の座標を記憶しておく。
形状体208に遊技球PBが当接すると、これを衝撃センサ202によって検出する。衝撃センサ202では、衝撃エネルギーを電気エネルギーに変換するため、当該衝撃は電気信号となって透明導電性膜で形成されたフラットケーブル210を介して、制御系へ送出される。
制御系は、液晶表示装置200の表示も制御しており、前記衝撃センサ202からの電気信号が入力されると、予め特定しておいた液晶表示装置200の座標を基準として、画像演出を実行する。例えば、本実施の形態では、形状体が「爆弾」であり、画像演出は、「(爆発、発火、爆風、噴煙等」である。
このように、遊技球PBの自然落下という物理的な動作と、液晶表示装置200の表示演出というバーチャル画像と、を関連付けすることで、遊技者は、特別図柄始動入賞口108への入賞を目的とする本来の遊技仕様に加え、遊技球PBの動作のみによる演出を楽しむことができ、遊技の趣向性を高めることができる。
以上説明したように本実施の形態では、透明遊技盤100と液晶表示装置200との組み合わせによって、遊技領域101の前面に対して表示領域を対向させ、遊技領域101に衝撃センサ202を備えた形状体208を配設し、この形状体208に遊技球PBが当接したときに、対向している表示領域を基準として演出画像を表示することで物理的な動作(遊技球PBの形状体208への衝突)と、バーチャル画像(液晶表示装置200への表示演出)と、を関連付けることができ、主となる遊技仕様に加え、新たな遊技趣向性を持たせることができる。
また、衝撃センサ202から制御系への配線を、透明導電膜製をフラットケーブル210を用いたため、電気配線が液晶表示装置200の表示画像の妨げになることがない。
さらに、形状体208の外形寸法を、衝撃センサ202を支持する基部204の外径よりも大きくしたため、遊技者からは、基部204が見えにくく、違和感を感じることがない。
なお、本実施の形態では、単純に遊技領域101に衝撃センサ202を備えた形状体208を配設し、遊技球PBが当接した時点で、液晶表示装置200の対向位置を基準として演出画像を表示するようにしたが、以下の態様が考え得る。
(1) 衝撃センサ202の有効期間を、演出図柄変動パターンの演出期間中のみとし、抽選の結果を予告する場合に適用(当選の場合のみ、液晶表示装置との連動による演出実行(所謂「ガセ」を含む等)
(2) 衝撃センサ202への衝突回数をカウントして、所定カウントになった時点で、普通図柄の当選と同等の権利、あるいは、特別図柄抽選の権利等の特典を付与
(3) 衝撃センサ202を備えた形状体208を複数配設し、指定通り(例えば、指定した順番の通り)に遊技球PBを衝突させることで、普通図柄の当選と同等の権利、あるいは、特別図柄抽選の権利等の特典を付与
なお、上記(2)及び(3)で示した特典は、上記の他、確変、時短等の遊技に関係する特典や、飲料水サービス等、ホール特有の特典であってもよい。
また、本実施の形態では、関与検出センサとしての衝撃センサ202を備えた形状体208を遊技領域101の一部に遊技釘と同様に障害物として配設したが、図5に示される如く、遊技領域101の周縁に、関与検出センサとしてリミットスイッチ212を弾力性、或いは可撓性の箱体214で囲み、遊技球PBの衝突に合わせて液晶表示装置200の画像演出を実行するようにしてもよい。
また、図6に示される如く、関与検出センサとして、隣接する一対の遊技釘123A、123Bを適用してもよい。すなわち、一対の遊技釘123A、123Bを電極として電気的配線を施し、遊技球PBがこの一対の遊技釘にまたがった時点で、電極間を導通させ、電気信号を制御系を送出する構成としてもよい。
本実施の形態に係るパチンコ機を示す正面図である。 本実施の形態に係る遊技盤を示す正面図である。 本実施の形態に係り、関与検出センサとして適用した衝撃センサ配設位置及びその周辺を示す図2のIII−III線断面図である。 本実施の形態に係る、衝撃センサ(形状体)に遊技球が衝突したときの演出画像表示状態を示す正面図である。 変形例に係り、関与検出センサとしてリミットスイッチを用いた場合の正面図である。 変形例に係り、関与検出センサとして一対の遊戯釘を用いた場合の正面図である。
符号の説明
PB 遊技球
10 パチンコ機(遊技機)
100 透明遊技盤
101 遊技領域
200 液晶表示装置(表示装置、演出実行手段)
202 衝撃センサ(関与検出センサ)
204 基部
206 円孔
204A フランジ
208 形状体
210 フラットケーブル

Claims (5)

  1. 表面側が遊技球を案内しながら流下させると共に、当該遊技領域は前記遊技球の流下を制限する障害物を設けた透明の遊技盤と、
    前記遊技盤の裏面側に配設され、少なくとも前記遊技盤の前記遊技領域に対向配置する表示面を備えた表示装置と、
    前記障害物の内、特定の障害物に関与したことを検出する関与検出センサと、
    前記関与検出センサでの関与検出時に、前記特定の障害物の近傍に対応する前記表示装置の表示領域を用いて、所定の表示演出を実行する演出実行手段と、
    を有する遊技機。
  2. 前記表示装置の表示面の面積が、前記遊技盤の遊技領域に対して所定の許容範囲を持って全面に亘り対向する大きさであることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記関与検出センサが、衝撃センサであることを特徴とする請求項1又は請求項2の何れか1項記載の遊技機。
  4. 前記関与検出センサは、透明導電性部材によって、電気的配線が施されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の遊技機。
  5. 前記特定の障害物の形状が表現する概念と、前記演出実行手段による表示演出が表現する概念とを一致させることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の遊技機。
JP2005282670A 2005-09-28 2005-09-28 遊技機 Pending JP2007089801A (ja)

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